原爆資料館だけじゃなかった。岸田総理のG7サミット「真の目的」とは

広島で開催されたG7サミット。この本当の目的は「グローバルサウスを巻き込んだ結束強化」だったと、メルマガ『j-fashion journal』の著者でファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんは見ています。今回のメルマガでは、 グローバルサウスとは何か、日本が目指すべき支援の内容について語っています。

日本が目指すべきグローバルサウス支援

こんにちは。

広島で開催されたG7サミットは、各国首脳を広島の原爆資料館に案内するのが目的だと思っていましたが、実は、グローバルサウスを巻き込んだ結束強化が目的だったようです。日本のテレビを見る限り、岸田さんが世界の指導者を自分の選挙区に招待した意義ばかり強調されていたように思います。

そこで、グローバルサウスについて考えてみました。

1.G7とグローバルサウス

西側先進国と呼ばれるG7(カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国)に将来性はあるのでしょうか。高齢化と人口減少。経済は成熟し、成長は鈍化しています。

一方で、グローバルサウスと呼ばれるアフリカ、中東、中央アジア、南アジア、東南アジア、中央アメリカ、カリブ海地域、南アメリカの一部などに位置する発展途上国は、人口は増加し、経済は成長しています。豊富な天然資源を持つ国も多く、資源国としても注目されています。

更に、国際的な政治課題である、「持続可能な開発と国際協力」の中心に位置しており、先進国も無視できない存在となっています。

G7諸国は中国、ロシアと対立し、様々な経済制裁を課しています。グローバルサウス諸国にも制裁を呼びかけていますが、反応は冷やかです。食糧や兵器をロシアに頼る国が多く、産油国の連帯もあります。

中国も一体一路でグローバルサウス諸国に対して積極的な支援を行っています。「債務の罠」があったとしても、何もしない西側先進国よりは頼りになると思われています。

2.中東で高まる中国の存在感

サウジアラビアは、長年、米国と有効な関係を築いてきましたが、現在は距離が拡大しています。

バイデン大統領は、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子に対して、ジャマル・カショギ氏殺害の容疑があると非難していましたが、22年6月に原油価格が上がると、サウジに飛び、原油増産を依頼しました。しかし、サルマン皇太子は、原油価格上昇につながる原油減産を決定。バイデン大統領は、これをロシアに肩入れしていると非難しました。

22年12月、中国とサウジアラビアが人民元によるクロスボーダー取引を行ったことが発表されました。これまで原油取引は米ドルで行うことがルールであり、それがドルの基軸通貨として裏付けでした。

更に、23年3月、中国の仲介でサウジアラビアとイランが外交関係の正常化で合意しました。また、中国とサウジは初の人民元建て融資協力を実施しました。

明らかに世界に対する米国と米ドルの影響力は低下しているのです。

この記事の著者・坂口昌章さんのメルマガ

誰のための法律?今こそ日本古来の究極の民主主義を見直すべき理由

日本国憲法は政治の三権を分離させ成り立っています。この三権分立について、「嘘がある」と語るのは、作家でユーチューバーの顔も持つ、ねずさんこと小名木善行さん。自身のメルマガ『ねずさんのひとりごとメールマガジン』の中で、その理由を詳しく語っています。

三権分立の嘘

日本国憲法は、権力の暴走を抑えるために、政治の三権を分離させている。だから日本国憲法は、戦争放棄をうたい、主権在民としている世界に誇る憲法である…と、これは日本人なら誰でも学校で教わることです。

ところが戦争放棄に関して言うならば、戦争は自分の国がいくら戦争を放棄したといっても、他所の国に攻めて来られたら、国民を護るために国は戦争をせざるを得ない。これを自衛戦争と言いますが、自衛戦争は認めるというならば、まったく戦争放棄にはならないし、認めないなら、それは国家生存権自体を否定したことになり、憲法自体への否定につながることになってしまいます。

また主権在民だとは言っても、本来主権者というのは、休戦協定や平和条約を結ぶ際の名宛人のことを言うのであって、その名宛人がいないということは、全社員が代表権を持つ会社のようなもので、これでは大企業は運営できないし、大企業よりもさらに大きな組織である国家の運営もできません。

そして三権分立も、実は、そこに大きな嘘がある…というのが本日のお題です。

三権分立の考え方は、西洋の民主主義の発展と深い関わりがあります。

もともと古代ローマの時代を除き、大航海時代から植民地時代にかけてヨーロッパの諸国は、いずれも王権社会でした。国王というのは、その国の所有者です。

そして所有者であるということは、その国にある土の一粒、草木の一本から、あらゆる生命体のすべてが国王のもの、というのが基本的考え方です。つまり、民衆は、単に国王の所有物に他ならないわけです。

この記事の著者・小名木善行さんのメルマガ

「日本人は来なくても良い」客単価2500円のラーメン屋が考えていること

コロナが5類に移行し、インバウンド需要の復活に期待できるようになった現在。飲食店でも、さまざまなインバウンドの成功事例があるようです。今回、メルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』の著者で外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、客単価2500円のラーメン店など、実際の事例を紹介しています。

日販300万円や客単価2.5倍や社員2名で月商3000円などインバウンドの事例あれこれ

2019年までのインバウンドに関しては、ご支援先で積極的なところは少数派で、最低限の対策というケースが多かったです。

しかし今年は違った流れもあり、「依存はしないがインバウンドで成り立つ柱は一つ作っておこうと思う」というケースが多々。

やはり日本の人口推移を考えても、今後「誰の胃袋を狙うのか」の視点で立地によっては重要なテーマです。

そのため今回はインバウンドの事例あれこれ!

色んなケースを書いてみたので、その中で参考になるものがあれば幸いです。

日販300万円のテイクアウト業態

売上=客数×客単価

これで考えた時に強いのが、

  • ご馳走食材のカジュアル化
  • テイクアウトで高回転
  • 最終調理以外は外注

このパターンです。

ここは組単価で1200円。

日販300万円=2500組×1200円

1時間辺りで680組の来店なので、厨房実働4時間程度という効率性の良さです。

さて、1時間で680組の捌きですが、To orderはまずもって不可能。

注文&決済とお渡しは完全に分類し、後で取りに来てもらうスタイルです。

最終調理以外は外注なので、店舗でやるのは最終加熱(魅せる用)のみ。

これがかなり効率的なんですよね。

ただ大変なのが「仕入れ力」だったりします。

やはり「ご馳走食材」がキーワードなので、それを加工含めて安定してくれる企業を探して詳細まで詰めていく事。

オープンまでに一番大変なのがここだったりします。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

くだらない掛け算論争を半世紀も続ける「決断できない教育現場」の正体

前回掲載し好評だった記事『5×3か、3×5か。「くだらない」掛け算論争を半世紀続ける教育現場』に続き「決断できない教育現場」に言及している、無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者で現役小学校教諭の松尾英明さん。松尾さんは、教育現場の「入れ子構造」に苦言を呈しつつ、「自分の考える正しさを主張する」ことの重要性を語っています。

主張と正しさと多様性の尊重

前号で『くだらない「かけ算論争」と決断できない教育現場』という記事を書いた。

これがまぐまぐニュースになり、ドコモのニュースサイトでも紹介されていた。

● 5×3か、3×5か。「くだらない」掛け算論争を半世紀続ける教育現場
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mag2/business/mag2-577875?return=feature_pneumonia&redirect=1

くだらないようで結構、人々の興味の対象ということである。

最近はまた「筆算で定規を使わないと×」とか「絶対に下敷きを使わないとダメ」とか、何十年前にも喧々諤々の論争があったのものが、再燃して色々騒がれる。ネットやSNSの作用である。それら全ては「謎ルール」とラベリングされることで思考停止し批判の的になり、一緒くたに処理される。

ただ前回「くだらない」と批判した先の中心は、論争自体の方ではない。後半の「決断できない教育現場」の在り方そのものである。

正直、どんな議論でもそうだが、どちらの立場の意見にも、それぞれ理は存在するのである。三分の理すら存在しないということはない。

ただし、全ての「正しさ」は、場が決める。時代や文化によっても変わる。時の為政者が決めることもある。それは即ち、宇宙の真理とも言えるような絶対的な正しさは存在しないとうことの裏返しでもある。

では、そんな中で、現在の日本の学校教育の指導内容の正しさは、誰が規定しているのか。教育基本法であり、それを受けた学習指導要領であり、つまりは文部科学省が決めているのである。そこに決断して欲しいのであるが「現場の主体性の尊重」というような言葉でうやむやにされてしまう。

では、現場が主体的に判断しよういうことでいざ決断すると、ここに批判がくる。もっというと、裁判沙汰である。そうなるのは嫌なので、「主体性を尊重」された現場の方も、やはりうやむやにする、ということになる。

いわゆる上から下まで全てが「入れ子構造」である。誰も責任を取ろうとしないのだから、結局決断しようがない。本来指導すべき内容も「どちらでもいい」となるのである。

ここに関連して、次の「みんなの教育技術」(小学館)の記事は示唆に富んでいる。

● ボツになった三つの原稿 ―上司、上役の判断、決断の「気がかり」―【野口芳宏「本音・実感の教育不易論」第59回】
https://kyoiku.sho.jp/237242/

以下、記事中より引用する。(メルマガの読みやすさの都合上、句点毎に改行)

<「最も気がかり」なことを述べたい。

上司、上役、責任者の「判断」や「決断」が、「善」や「正義」を貫くことよりも自分の立場や責任上、現在の「平穏、無事」を保つための「保身」に傾くことである。

それは、「公」よりも「私」を重んずることである。

漱石は晩年「則天去私」の境地に到達したとされる。見事である。

 

W不倫疑惑、広末涼子の夫「けじめをつける」発言が物議。キャンドル・ジュンが「怒り」の火を灯す“5秒前”

8日発売の「週刊文春」で、フレンチレストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)とのW不倫疑惑が報じられた女優・広末涼子(42)。双方疑惑を否定しているものの、広末が出演中の「本麒麟」のCM動画が公式サイトから削除されるなど影響が出ている。

そんな中、新たな動きが。広末の夫でキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)が「自分自身の家族はいま、大変なことになってます。しっかりとこの後、けじめをつけますので、皆さんお楽しみに」と発言したのだ。この、穏やかではないキャンドル氏の言葉に「離婚以上のことが起こるかも」と囁く関係者もいる。

2度目の疑惑で夫は我慢の限界?

11日行われた東日本大震災の復興支援イベントにて、前出の発言をしたキャンドル氏。週刊誌のデスクは語る。

「不倫疑惑の報道当初、キャンドルさんはこの件についてノーコメントを貫いていた。それが一転、〈けじめをつける〉〈お楽しみ〉と言及したもんだからこっちは大騒ぎですよ」

このデスクは「以前の疑惑の際は見られなかった不穏な空気だ」と続ける。

「2014年に『女性セブン』が、広末と佐藤健の不倫疑惑を報じた際は、キャンドルさんからの言及はなかった。芸能関係者の間では〈離婚秒読み〉との話も出ていましたが、その後は夫婦円満な様子も見られていました。今回もまだ疑惑とはいえ、2度目の裏切りが発覚したことで、キャンドルさんも我慢の限界なんじゃないかな……」

育児放棄とも取れる発言が?

別の記者も、コメントからキャンドル氏の怒りを感じ取ったという。そして、「離婚は避けられないのでは?」と見解を口にする。

「キャンドル氏はイベントで〈長男が小さい子たち(次男と長女)の面倒を見ている〉と、19歳の長男に感謝の念を伝えたんです。ただ、広末が育児放棄しているのでは?と受け取る人が出てもおかしくない発言で驚きましたね。キャンドル氏が相当怒っていることは容易に想像することができます。騒動でCMは削除され、地元・高知県で撮影予定だった主演映画は延期との話も出ている。寛容な夫にも見放されて仕事も家族も失う……最悪の状況を迎えてしまうことも考えられます」

完全に孤立した独裁者プーチン。敗戦濃厚で加速する国際社会の“ロシア離れ”

ついに開始されたウクライナ軍による大規模な反転攻勢。西側諸国から大量の武器供与を受けたウクライナの優勢を予想する声もありましたが、想定を上回るロシア軍の抵抗に思わぬ苦戦を強いられていると伝えられています。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、最新の戦況を詳しく解説するとともに今後の展開を予測。さらにロシアの敗戦を見越した国際社会の動きを紹介しています。

ウクライナの本格攻勢に徹底攻勢の露軍。プーチンは核を使うのか

ウ軍は、形成作戦を終え、本格的な攻勢のフェーズに入ったようである。3つの地域で攻勢に転じている。バフムト、ドネツク西部、ザポリージャ東部であり、特にザポリージャ東部がメインのようである。

ハルキウ方面

ベルゴロド州ノバヤ・タボルジョンカとシェベキノに親ウ派軍団がウクライナ領に撤退した。

ロ軍は、大規模な増援部隊をシェベキノやノバヤ・タボルジョンカに送ってきたことを確認して、撤退した。

この侵攻目的がロ軍の分散を謀ることであり、目的は達したことになる。

バフムト方面

ウ軍はバフムト北西郊外で、M03号線を市内方向に進撃して、ロ軍は潰走して、市内に向かっている。M03号線の北側にもウ軍は攻撃して確保している。ウ軍戦車がバフムト方面への攻撃でロ軍を断ち切って前進を続けていると、シルスキー司令官は言う。

ベルキウカ貯水池に向けて攻撃してるウ軍は、ベルキウカ市内に到達して、市街戦になっている。一部ウ軍部隊は、パラスコビウカに向けて攻撃中である。

ロ軍はこの地域に増援を送っているが、ウ軍戦車の前進を止められないでいる。

トリボボバシュリフカにいるロ軍は孤立する危険性があり、撤退するべきであるが、オリホボバシュリフカに攻撃して、ウ軍に撃退されている。

ベルキウカに向かうウ軍の一部が、ヤヒドネに攻撃をしている。

バフムト市内のロ軍は攻撃なしで、防備を固めている。

バフムト南西のウ軍第24と第3突撃旅団はクリシチウカやアンドリウカ方向に攻撃しているが、とうとう、クリシチウカからバフムトの連絡道路を切断した。このため、ロ軍は、ウ軍攻撃部隊にテルミット焼夷弾を撃ってきたが、野原では効果が薄いようである。

毎日1km程度の前進をしているので、バフムト包囲が近いようである。

ボハレダラ方面

ボハレダラ南東のノボドネツクをウ軍は奪還して、オキチャブルスクに向けて攻撃をしている。もう1つがウ軍はブラホダトネを奪還している。

そして、ドネツク州の州境に近いヴェリカ・ノボシルカ付近のロ軍の防衛線が、およそ約20kmが後退したというが、攻撃開始は6月4日であり、1週間での成果である。しかし、今のところ、ここがメインではないようである。

しかし、まだ、メイン部隊が投入されていないことで、まだ、分からない。

ザポリージャ方面

ロ軍陣地が準備している3重構成防御網のザポリージャ東部にウ軍は攻撃した。このため、大きな損害を出している。ウ軍のザポリージヤ攻勢に伴い失った兵器は、現在のところ

  • 3x Leopard 2A6(破壊1,放棄2)
  • 4x M2 Bradley(放棄)
  • 1x VAB APC(放棄)
  • 1x Oshkosh M-ATV MRAP(放棄)

であり、防御の厚い所を攻撃するので、損害は出る。まだ、初期段階で、この被害であるから、今後も大きな損失になることが確実である。

放棄車両は、砲撃でやられた車両のそばを通り、地雷でやられたが兵員装甲車は、対地雷対策があり、兵士は生存している。最初の部隊は、地雷原突破で地雷除去後で塊になって進撃中に砲撃を受けたことが原因である。しかし、レオパルド2の1両はロ軍戦闘ヘリの対戦車ミサイルを受けた可能性がある。

この記事の著者・津田慶治さんのメルマガ

いじめ隠蔽で謝罪なし。被害者側が静岡県湖西市に提出した「所見書」が綴る衝撃の真実

今年1月と2月に掲載した記事が大きな反響を呼んだ、静岡県湖西市いじめ隠ぺい事件。6月に入り同市の教育委員長がようやく被害者の両親に謝罪を行ったと報じられましたが、そこに至るまでの過程や湖西市側の対応は到底納得できるものではなかったようです。今回のメルマガ『伝説の探偵』では現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、被害者サイドがいじめ問題調査委員会の委員長、教育長、市長に宛てた「所見書」の全文を公開。湖西市の呆れ返らざるを得ない姿勢を白日の下に晒しています。

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とりあえず謝っとけ。湖西市いじめ隠蔽事件の呆れた役所側の態度

現役市長「大暴走」の異常事態。静岡県湖西市いじめ事件の被害児童保護者をSNSでブロックした証拠画像
学校も市長も腐り切った静岡県湖西市。重大事態いじめ事件の被害家族が晒した最悪の対応全貌

と2回に渡り湖西市いじめ隠ぺい事件を追ってきたが、報道によれば、2023年6月6日、湖西市教育委員会の渡辺教育長が2019年に当時中学2年生がいじめを受け、学校や市教委の対応が不適切だったと湖西市いじめ問題調査委員会の報告を受け、被害者の両親に謝罪したという。

そして、「再発防止」を誓ったというのだが、どうも雲行きがおかしいのだ。

2023年6月9日現在、湖西市はホームページ上で湖西市いじめ問題調査委員会の報告書を公開している。

報告書 湖西市

被害側の許諾を得ず湖西市HPに掲載された報告書

報告書自体の概略は、「全面的にいじめを認めた」「医師の診断書などを軽視し、校長などは、いじめはないという一方的な思い込みで問題に取り組まなかった」「湖西市教育委員会も校長任せで対応しなかった」「対応が遅れたことにより回復不能な状態に被害者が陥ってしまった」というものだ。

また、提言としては、迅速な対応を促すために常設の第三者委員会を形成し対応していくことが出されているが、被害側は、これに強く反対し、先に検証委員会を市長部局で設置し、問題検証から始めるように所見書を出している。

ちなみに、報告書のホームページ掲載については、被害側は明確に許諾を出していない。

真実の多くが隠されている被害側の所見書

多くいじめの第三者委員会を見てきているが、市区町村などのホームページに第三者委員会の調査報告書が載るケースがあっても、通常セットになっている被害側の所見書などは公開されることはまずない。

本来、調査報告書が学校の設置者等への報告の際、被害側からの所見を添えることになっているのだが、公開されることがまず無いことから、この存在自体を知らない方も多くいるだろう。

もしも、第三者委員会の調査を受けている被害者の方がいれば、所見をつけるということはほぼルールであると覚えておいて欲しいが、真実の多くはこの所見に隠されていることが多い。

今回は、湖西市いじめ隠ぺい事件の被害側が、湖西市いじめ問題調査委員会の委員長のみならず、教育長、市長に宛てた所見書の内容を公開することにした。

この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ

ホンマでっか池田教授も過去に書いていた「老化は病気」説は本当か

2020年9月に発売されベストセラーとなったデヴィッド・シンクレア&マシュー・ラプラント著『Life Span 老いなき世界』(梶山あゆみ訳、東洋経済新報社)に書かれている「老化は病気である」との説。これに驚いたと語るのは、CX系「ホンマでっか!?TV」でもおなじみの池田清彦教授です。今回のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』では、30年以上前に池田教授自身がほぼ同じ着想で書いたエッセイを紹介。そんな「老化は病気」説をいまはどう考えているかを理由とともに表明し、そのうえで、非常に専門的で難解でもベストセラーになるケースがある不思議についても綴っています。

「老化は病気である」という説について

昔、老化はウイルスによる感染症かもしれないというエッセイを「現代思想」に書いたことがある。1990年だと記憶する。少し長いけれども引用する。

「もう十年以上前の、私が教師になりたての頃、私はなぜ老化が起こるかについて考えていたことがあった。私が考えた答えの一つは、それは老化ウイルスによる病気である、というものだった。このウイルスは地球上のほとんど動植物にとりついており、徐々に進行してホストを死に至らしめる恐るべき病原体である。すべての人が病気の世界では、病変は正常な生理的変化とみなされる。かつてどこかで全住民がすべてハンセン病に冒されている村があった、と聞いたことがある。当然ここではハンセン病の病変は老化現象とみなされ、人々は仕方ないとあきらめて暮らしていたわけだ。

 

老化は病気である。この素晴らしいアイデアは二週間ばかりの間私をとりこにした。老化ウイルスフリーの個体を作ってやれば、人類の究極の夢、不老不死は現実のものになるかもしれない。」(「原型という夢」『昆虫のパンセ』所収、青土社、1992)

最近、『Life Span 老いなき世界』(デヴィッド・シンクレア&マシュー・ラプラント著 梶山あゆみ訳、東洋経済新報社、2020)を読んでいたら、ほぼ同じアイデアが書いてあって、びっくりした。

「2028年、1人の科学者が新種のウイルスを発見しLINE-1と名づける。やがて、私たち全員がそのウイルスに感染していることや、それを両親から受け継いでいることが明らかになる。そのうえ、ほかの主だった病気のほとんど(糖尿病、心臓病、がん、認知症)についてもこのウイルスが原因だったと判明する。
 
LINE-1は、ゆっくりと進行する恐ろしい慢性疾患を引き起こし、軽度の感染であってもいずれは全人類がこのウイルスに斃れる。幸い、治療法を見出すべく世界中で膨大な額の予算が投入された結果、2033年にとある企業が感染予防ワクチンの開発に成功した。
 
新しい世代は出生時にワクチンを投与されるため、両親より50年長く生きる。のちにそれが人類本来の寿命だったと分かる。私たちは知らなかっただけなのだ。健康になった新世代の人類は、古い世代に憐れみの目を向ける。50歳で体が衰え始めるのが自然であり、80歳まで来られれば良い人生をまっとうしたなどと、なんでそんな考えをやみくもに信じていたのだろう、と。
 
もちろんこれは私が今こしらえたSF物語だ。しかし、読者が思う以上に真実をついているのかもしれない。」(同書161-162ページ、プルーフを読んでいるので、市販の本のページとは少しずれているかも)

この記事の著者・池田清彦さんのメルマガ

職場に「苦手な同僚」がいてツラい。プロが勧める“5つの対処”とは?

どうにも合わない人、苦手な人は誰にでもいるものですが、その苦手な人が同僚として同じ職場にいるとなれば、かなりのストレスです。「視界から消えてほしい」と願うほど深刻な悩みに答えるのは、メルマガ『公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」―それってアドラー的にどうなのよ―』著者で公認心理師の永藤さん。好きになろうとか仲良くなろうとする必要はないと前置きしたうえで、すぐできることから最終手段まで、5つの取り得る対策を注意点とともにアドバイスしています。

ちょっと御相談がありまして:苦手な同僚

皆様からお寄せいただいたご相談や質問にお答えしたり、一緒に考えたりしていきます。

Question

shitumon

40代会社員Aです。職場の隣の部署に、とても苦手な同僚Dがいます。彼は2年前に今の部署に異動してきました。悪い人間ではないと思うのですが、ものの言い方から態度から、私以外の人への接し方まで、すべてが苦手です。

何をするにも上から目線だし、彼には関係のないことにまで首を突っ込むし、自分を大きく見せようとするし、もういちいち気に障ります。後輩の女性に対して、なれなれしく「ちゃん」づけで呼ぶのもどうかと思いますし、品のない冗談を大声で言って一人で笑っているのもイライラします。

私以外の人たちは、「ああ、Dさんはああいう人だからね」とある意味諦めているようです。やり方は気に入らないですが、仕事ができないわけでもないですし、私が直接迷惑をかけられているわけでもないので黙っていますが、本当に不愉快です。私の視界から消えてほしいと願うばかりです。

【永藤より愛をこめて】

ああ、ババ抜きのジョーカーひいちゃった……という感じでしょうか。いますよね、「悪い人じゃないんだろうけど、虫が好かない」とか「そりが合わない」人って。そういう人を無理に好きになる必要や、仲良くなる必要は、私はないと思っています。そこで無理をしたら自分の精神状態がやられてしまう。

でも毎日会わなくてはならない。さてどうするか。相談者さんは「私の視界から消えてほしい」と願っていますが、イリュージョンじゃあるまいし、そうそう消えるものじゃないですよね。ただ取りうる手段はいくつかあると思います。

  1. 席替えをして、物理的に「視界から消える」ポジション取りをする
  2. 社会人としてのビジネスマナーである「挨拶、報告、連絡」を必要最小限し、それ以上は自分から関わりをもたない
  3. 自分に話しかけられているのではないのであれば、彼の声を必要以上に拾わない、反応しない
  4. Dさんを操作しようと思わない、変わってほしいと望まない
  5. どうしても同じ空間にいるのが耐えられないようであれば、異動願を出す(最終の最終手段)

この記事の著者・永藤かおるさんのメルマガ

アイドル並みの美貌を持つ皇族・佳子さまと氷川きよしの“意外な”共通点

秋篠宮家の次女・佳子さまにイケメン専属カメラマンがいることを、週刊誌が報じました。この報道に批判的な声も多いようですが、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは思うことがあるといいます。これまで、数多くの芸能人の撮影に立ち会ってきた芋澤さん。非常に美意識が高かったあのタレントのエピソードを紹介しつつ、何十年、何百年と写真が残る可能性のある立場の人間に理解を示しています。

秋篠宮家専属カメラマンの存在

芸能記者の集まりで、エンタメ界以外で必ず盛り上がるのが秋篠宮家次女、佳子さまの話題です。

特に最近の佳子さまの変貌ぶりには“美しさに一層磨きがかかった”とか“アイドルとしても十分やっていける程可愛い”なんて声も挙げる輩もいる程。

開かれてきた皇室とはいえ、まだまだ私たち一般人にはベールに包まれている私生活が“充実しているんだろうな…”と想像すること位しかできませんけれど。

6月3日に日本とベトナムの外交関係樹立50周年のイベント開会式に出席された佳子さまも、薄紫の総レース使いのワンピースで、季節に合わせた紫陽花の可憐な花の様でした。

そんな声が多い昨今、6月22日号の『女性セブン』が“佳子さま頼るイケメン専属カメラマン”という記事を掲載してきました。

記事には3年程前から、天皇御一家を撮影する宮内庁手配のカメラマンとは違う、秋篠宮家だけの民間専属カメラマンがキャスティングされていると書いてありました。

40代の、ライティングにこだわりを持つ優しく柔らかで可愛らしい写真を撮るフリーカメラマンで、撮影中も被写体がリラックスできるような言葉を掛けながら撮るらしく、それで佳子さまの表情も生き生きと愛らしくなっているのかもしれません。

物腰も柔らかく、何より信頼関係が築かれているカメラマンだからこそ出る表情が、例えば昨年12月末に宮内庁から提供された28歳の誕生日写真だったのでしょうね。