死ぬ前に柿を食べてはいけない理由

あなたは人生最後の食事に何を食べますか? 最後ぐらい好きなモノを食べたいと思うのが人間ですが、大和まや・ゆうきゆうによるメルマガ『セクシー心理学!』では、「態度にも価値はある」という精神医学者フランクル氏の考えを紹介しています。

「死ぬ前に、柿を食べてはいけない理由~石田三成の話」

「セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術」 第497色より一部抜粋

「死ぬ前に柿を食べてはいけない理由」について話しましょう。

死ぬ前の、柿。

あなたは「石田三成」という人物をご存じでしょうか。

かの豊臣秀吉の家来で、「関ヶ原の合戦」で、徳川家康と戦った武将です。

この関ヶ原の合戦で、結局、家康に負けてしまい、そして最終的には捕まり、処刑されることになってしまいます。

この処刑される直前のことです。

三成は「ノドが渇いた。水が飲みたい」と言いました。

すると周囲の人は、言ったのです。

「残念ながら、今は水がない。しかしかわりに、柿がある。かわりにこれを食べてはどうか?」

あなたなら、どうしますか?

おそらく大半の方が「そっちがいい! 食べる!」と言うはずです。

しかし、石田三成は、こう答えたのです。

「柿は、体を冷やし、お腹を壊すことがあるから、いらない」

もちろん、そんなことはないと思いますが、当時はそう考えられていました。とはいえ、当時であっても「そんなこともありえる」くらいで、大半の人が気にせず食べていたでしょう。

ただ少なくとも三成は「体に悪い可能性がある」と考え、そして断ったわけです。

これを聞いて、柿を渡そうとした男は、笑いながら言いました。

「お前は今から首を切られるのだぞ? それなのに、その後の体調のことなんか心配してどうするんだ?」

すると三成はこう言ったのです。

「立派な人間たるもの、たとえ眼前に死刑を控えていたとしても、その最期の瞬間まで体を大切にし、一生懸命生きるべきなのだ」

いかがでしょうか。

最期の最期まで。

これ「石田三成の往生際の悪さ」として語られるエピソードでもあるのですが、個人的に本当に素晴らしいと思います。

たとえばこんな考え方ができます。

それこそ死刑の直前で、誰かが助けてくれるかもしれない。

家康が急病で死ぬかもしれない。

大地震などが起こって、処刑どころでなくなるかもしれない。

そのときに、もし柿を食べて体調を悪くしていたら、うまく逃げることができないかもしれない…。

もちろんそんな確率は、少なすぎるかもしれません。

しかし、たとえそれが「起こらなかった」としても。

それでも最期の瞬間まで、「その最期がない」かのように振る舞い、最大限生きていく…。

これは本当に大切なことだと思います。

態度にも、価値はある。

精神医学者フランクルは「人間は、たとえ何もできない状態であったとしても、自分のその瞬間の命に『意味がある』と考えることが大切」と言いました。(参照

これをフランクルは『態度価値』と呼んでいます。

たとえば、大ケガをして動けなくなっても、牢屋に入れられて、あらゆる行動を制限されても、

「治ったら○○してやる」
「ここを出たら△△してやる」

と考えたりできるはずです。

または「その状態でも立派に前向きに生きる」ことを、医療者や牢屋の看守に見せて、彼らに感銘を与えたりすることだってできます。

これらは一例ですが、結局

「どんな瞬間、どんな状況であろうとも、自分の命には価値があると考える」

ことが何よりも大切だというわけです。

人生、結局いつかは終わり。

また先ほどの話は「その日のうちに処刑される」という状況でしたが。

もし「今日死ぬのだからしょうがない」と考えるなら、その線引きはどこにあるのでしょうか。

「三日後に死ぬ」のだから、適当に生きてもいいのでしょうか。

一週間後なら? 一年後なら? 10年後なら?

結局人間、言うまでもなく「いつかは死ぬ」のです。

「ここから短い、ここから長い」なんて決めてもしょうがありません。

どの瞬間であっても。

たとえ死ぬまで数秒であっても、数十年であっても…。

等しくこの瞬間に、全力を尽くさなければいけないのです。

100歳まで生きるんです。

自分はあえて言います。

すべての人は「100歳まで生きる」と想像して、その上で毎日を生きていくべきです。

今のあなたが、20歳でも30歳でも40歳でも50歳でも60歳でも70歳でも、

「もう人生、そんなに長くないし、何か始めてもしょうがない」

なんて考えていたら間違いです。

100歳まで生きると考えて、その上で、何かをしてみてください。

新たなスキルをマスターしたり、新ビジネスを開始したら、その恩恵を40年50年と受けていくことができます。

自分自身、ここ一二年で新たにギターを始めてみましたが、これも「ギターが弾けたら、残りの人生ずっと楽しいのでは?」

という気持ちがありました。今から「ゆうスキンクリニック」を開いたのも同じです。

人生、どの瞬間でも「もう遅い」なんてことはないのです。

もちろんですが、あなたが100歳になったとしたら、今度は「200歳まで生きる」と考えて、何かを始めてみてください。

今回のまとめ

・死ぬ間際でも、柿を食べるな。

・死ぬまであと数秒であったとしても、人は全力で生きるべき。

・100歳まで生きるという前提で、何かを始めてみよう。

こんな言葉があります。

「人生は、何かをするにはあまりに短く、何もしないには、あまりに長い」

この「短い」というのは、「それだけ濃密で、あっという間に感じる」ということではないでしょうか。

結局、「何かをする」と考えた瞬間、残りの寿命なんて、なんの関係もなくなるんですよ。

ちなみに自分自身がバスト道を突き進むのも、同じ理由です。

死ぬ直前までバストバスト言うと思います。

ゆう「バストバストバストバストバス…」

医者「…ご臨乳です」

こんな状況になったらどうしよう。

そんなことを妄想しつつ、200歳まで生きようと頑張ります。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

「セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術」 第497色より一部抜粋

 

著者/大和まや・ゆうきゆう
精神科医・心理研究家。あらゆるジャンルの心理学を極めた、セクシーな精神科医たち。あやつる心理学のスキルは1000を超える。「ゾクゾクしなければ人生じゃない!」がモットー。趣味は瞑想と妄想。特技はスノーボード。 
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人は何を持って前向きになれるのか? 震災復興の鍵を握る「希望オペレーション」

震災から4年、思うように進まない復興に、被災地には失望感が広がっています。そんな中、危機管理のプロ・小川和久さんがメルマガでも提唱しているのが『オペレーション希望』というもの。「子どもたちの未来は、大人の精神的安定で決まる」。これなら確実に復興できる具体策です。

 

いまこそ『オペレーション希望』を

『NEWSを疑え!』第378号より一部抜粋

4年前の2011年3月11日午後2時46分、私は連続4年目となるI(部内選抜)課程の卒業記念講演のため、福岡県久留米市の陸上自衛隊幹部候補生学校の大講堂の壇上にいました。

話し始めて30分あまり。学校長の森山尚直陸将補(現・防衛大学校幹事)が壇上に駆け上がってきて、大判のスケッチブックを頭上に掲げました。そこには、にわかには信じがたい文字が躍っていました。

「東北地方で地震。震度7」

講演を聴いている卒業生の中には、東北地方出身者や東北の部隊で勤務している人も少なくありません。みな沈痛な面持ちです。私は、新しい情報が入り次第伝えると前置きし、講演を続けました。

講演が終わった午後4時15分、学校長室には自衛隊の部隊が続々と東北地方を目指して前進し始めている様子が、次々に伝えられていました。

それからの18時間ほど、東京に戻ろうにも空の便は止まり、電話も通じないなかで、かろうじてTwitterで連絡を取りながら、テレビの画面で押し寄せる大津波や炎上する気仙沼の街の様子などを、それこそ歯ぎしりしながら眺めるしかありませんでした。

それから2週間後、私はメルマガ『NEWSを疑え!』を創刊し、そこに次の内容を記しました。

◎頭脳なき国家・日本──司令塔不在が天災を人災にする
・官僚丸投げが司令塔の不在を生んだ
・地震発生後3時間で実行すべき危機管理はこれだ
・危機管理の要諦は「拙速」。人災は「巧遅」から生まれる

それから4年たって、危機管理のスピードは少しは上がっていると思いますが、まだまだ十分とは言えないレベルに終始しています。

創刊第2号(2011年4月1日号)では、私は復興に向けての提言を行いました。
◎政府は認識すべし──『希望』の創出こそ復興の原動力だ
・自衛隊、消防、警察、海保の第一線──心のケアが必要な段階に
・見捨てられた避難所
・子どもたちの未来は、大人の精神的安定で決まる

3月31日には、ほぼ同じ内容で、政府の復興構想会議の議長代理に就任した御厨貴東大教授と1時間半にわたってテレビ対談を行いました。

震災4年のマスコミの特集から思い知らされたのは、被災地から希望が失われつつあるという懸念したとおりの展開でした。これからでも有効だと思いますし、今後の大災害時には必ず実行に移してもらうために、創刊第2号のうち「子どもたちの未来は、大人の精神的安定で決まる」の部分をご紹介しておきたいと思います。

銀行の時間外手数料に108円払い続けるあなたに教えたい「おカネ」の歴史

消費してないのに消費税とられるなんて……。一体「おカネ」って何なんでしょうか。『本当はヤバイ!韓国経済』でお馴染み、三橋貴明さんのメルマガではおカネは価値ではなく、単なる「債務と債権」だと伝えてます。

「おカネ」の正体

 

我々が日常的に使っている「おカネ」とは、何なのだろうか。現金紙幣は、単なる紙切れだ。銀行預金はデジタルデータで、硬貨は金属片に過ぎない。

それにも関わらず、我々は紙きれやデジタルデータの増減に一喜一憂し、時には犯罪すら犯す。

当たり前だが、一万円紙幣に「一万円の財」としての価値があるわけではない。福沢諭吉の肖像が描かれていない一万円札の「紙」としての価値は、数円といったところだろう。

銀行預金というデジタルデータは、世界中のコンピュータが破壊された場合、消滅することになる。

政府が発行する硬貨は、金属片に刻印が押されているものだ。ジョン・ロックの時代とは異なり、100円玉に「100円としての金属価値」があるわけではない。

実は、おカネとは、媒体の種類に限らず、単なる「債務と債権」の組み合わせなのである。

と書いても、よく分からないだろうから、まずは「おカネの誕生」について考えてみよう。

おカネとは、
「当初、物々交換で財やサービスを交換していた人類が、互いの需要のミスマッチを調整するために生み出した」
と言われたりするわけだが、実はこれは「俗説」である。何しろ人類の歴史上、「物々交換」の経済が存在した事実は、確認されていないのだ。

無論、太古の昔から、人類は「贈り物」や「分配」は頻繁に行っていた。ところが、社会構造に「物々交換」が含まれていたケースは皆無なのである。

物々交換の「不便」を解消するためではないとして、それではおカネはなぜ生まれたのか。

簡単だ。互いの債務と債権を、明確化させるためである。

読者の多くは、おカネとは「政府(または中央銀行)が発行するもの」と考えているかも知れない。現金紙幣や硬貨については、確かにその通りだ。

とはいえ、我々は「銀行振り込み」により、自分の債務を帳消しにできる。すなわち、
「モノやサービスの購入代金を、銀行預金というおカネの一部を渡すことで支払う」
ことが可能なのである。

あるいは、小口の買い物について考えてみよう。最も分かりやすいのが、デビッドカードだ。

読者が銀行預金を100万円、保有していたとする。すなわち、読者が銀行に対し100万円の債権を持ち、銀行が読者に対し100万円の債務を負っているわけである。

スーパーマーケットで、読者は1万円分の財を購入した。

すなわち、その時点で読者はスーパーマーケットに対し、1万円の債務を負ったことになる。逆に、スーパーマーケットは読者に対し、1万円の債権を保有した。

読者がデビッドカードで買い物の支払いをした場合、
「読者が銀行に持つ債権のうち、1万円分をスーパーマーケットに対し負った債務を消滅させるために振り替えた」
という話になるわけだ。あるいは、
「銀行が読者に持つ債務が、1万円分、スーパーマーケットに移った」
という話でもある。銀行にとって、債権者が(1万円分)読者からスーパーマーケットに変わってしまったわけである。

実は、おカネとは当初の段階から、個人間の債務、債権の記録として誕生した可能性が高いのだ。何しろ、古代メソポタミア文明の遺跡からは、債務・債権を意味する楔形文字が刻まれた粘土板が大量に発見されている。

また、メソポタミアのハンムラビ法典には、債務、債権に関する複数の記述が残されている。それにも関わらず、メソポタミアでは硬貨も紙幣も使われていなかった。

メソポタミアのA氏が、市場でB氏から麦を買った。すなわち、A氏は麦の代金分、B氏に債務を負ったことになる。粘土板に、その旨を示す楔形文字が刻まれる。

B氏は、別の市場でC氏から果物を買った。B氏は代金を、自分がC氏に債務を負うのではなく、A氏の債務(B氏にとっては債権)で支払う。A氏の債務の債権者は、B氏からC氏に変わる。

上記の通り、債務・債権が正確に記録され、かつ譲渡可能であるならば、別に紙幣や硬貨すら必要にはならないのだ。

おカネの正体とは、紙幣でも硬貨でも、デジタルデータですらなく、債務・債権の組み合わせなのである。すなわち「信用」だ。

 

『週刊三橋貴明 ~新世紀のビッグブラザーへ~』 Vol.302より一部抜粋

著者/三橋貴明
中小企業診断士。07年頃、「2ちゃんねる」上での韓国経済に対する分析、予測が反響を呼ぶ。『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)など著書多数。メルマガでも小気味良い文体と正確な数値データに基づく的確な論理展開で日本経済を“コンサルティング”。
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知らない番号でもすぐに発信元表示。GoogleのCEOも感嘆した電話アプリを試す

登録されていない番号からかかってきた着信って出るのに勇気いりますよね。そんな時に使えそうなアプリがあるんです。女性コラムニストによる『トコのマルハダカ』では、世界中6億件以上の電話番号データベースから瞬時に発信元を通知するAndroidアプリ「Whoscall」を紹介しています。

 

ひとりでできるもん Whoscall

『トコのマルハダカ』 118号より一部抜粋

 

日経PCオンラインの「アンドロイドで行こう」の連載にも最後に書いたのですが。

誰から来た電話かわからない電話って、ウッカリ出たら。
勧誘電話だったり、迷惑電話だったりして、いやよね。
時間がないのに、「お得な利率の預金があります」とか、「フレッツ光のなんちゃら」とか。
出て損した─、と思うことがしばしば。
でも、トコのような、フリーの自由業は、見知らぬいろんな人から電話が来るんです。
例えば、「プレゼンに名前を乗せていいでしょうか」とか、
「○○さんから番号を聞きました。講演をお願いしたいのですが」などなど。
知らない番号だなぁ、と、出なかったら、それっきりになってしまう場合もあり。
ビジネスチャンスを失うこともあるのよ。
なので、恐る恐る、出ますが。勧誘電話には、ガッカリします。

Whoscallはなんと、見知らぬ電話番号の着信を誰からか、表示してくれる、というもの。
スゴイねー。
GoogleのCEOも感嘆したというアプリですって。

ほんとかよっ、とおもって、インストールしました。
が、あいにく、トコには、2日に一回くらいしか電話がかかってこないのよね。
これじゃ検証できないね、と、連載に書いたのですが。

なんと、先ほど、着信がありました。
テレビのオンエア中で出られなかったのですが。
日本通運福岡航空支店国内貨物・・・という履歴がありました。
おおっ!!留守電が残っていたので聞いたら、
「日通航空です、お荷物が、云々~」と、メッセージが。
わあ、すごいっ!!

ネットで、電話番号を検索して、会社を表示したりできるらしい。
さすがに個人までは、まだ検証できていませんが。
数日前に、(トコの電話帳に登録していない)西日本新聞にかけた電話の履歴が、このWhoscallのアプリを開いたら、「西日本新聞社」として残っていましたよ。
スゴイねー。
フリーの方、ぜひ使ってみて!!
電話受ける時、感じ悪い声ださなくてすみますよ。

 

『トコのマルハダカ』 118号より一部抜粋

【118号の目次】
1 今週のトコ。新コメンテーター登場らしいですよ。
2 《ひとりでできるもん》
3 自腹リスト
4 近況
5 《トコのカサブタ》・・・絶版の著書や終了連載を再録
6 出演・連載・著書のお知らせ

著者/トコ

女性のための女性の団体一般社団法人「ピュアウーマン」代表、「アサデス」「めんたいワイド」コメンテーター。おひとりさまライフを書いた「おひとりサマンサ」(西日本新聞)が大人気。
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【意外な事実】2015年は13日の金曜日が最も多くやってくる!

気が付くと今日は13日の金曜日だった! なんてことありませんか? なんとなく不吉なイメージが植え付けられているこの日、いつもよりソワソワしてしまう人も多いのではないでしょうか。

ちなみに皆さんは、13日の金曜日がくる月に法則があるのをご存じでしょうか。言われてみれば当たり前だけど意外と気づいていない不吉な日の法則から、どうして不吉と言われているのか、その由来までおさらいしてみましょう。

●月の1日目が日曜日だと13日は金曜日になる

カレンダーを見てみると一目瞭然のこの法則、意外と気づいていなかった方も多いはず。今の時代、多くの国で使われているグレゴリオ暦(うるう年を除き、1年を365日とする歴)では1年に必ず1回以上、最大でも年に3回、13日の金曜日がやってきます。

2015年は運の悪いことに(?)この日が3回やってくる年。先月2月13日、3月13日と2か月連続で出現し、後半11月にもういちど出現します。もちろん11月1日も法則通り日曜日です。

●不吉なイメージの元ネタって?

不吉なイメージの由来で象徴的なのがアメリカのホラー映画『13日の金曜日』ではないでしょうか。

ジェイソンといえば白いマスクとチェーンソーがおなじみかと思いきや、実はジェイソンは映画のパート1では後半の一瞬にしか登場しないレアキャラだっただけでなくマスクも被っておらず、そもそもチェーンソーを持って登場することはありません。ジェイソンの使用する武器はマチェット(鉈)とパワープレイなのですが、どこからチェーンソーのイメージがやってきたのでしょうか。

●チェーンソーが登場するホラー・スプラッタ映画

『悪魔のいけにえ』悪魔のいけにえ

1974年公開のアメリカ映画。5人の男女が人皮で作られた仮面をかぶった大男(レザーフェイス)に殺害されていくホラー映画です。原題『The Texas Chain Saw Massacre』を直訳すると「テキサスチェーンソー殺戮」。

『地獄のモーテル』地獄のモーテル

1980年公開のアメリカ映画。兄妹の経営するモーテルでは「防腐剤を使っていない」という自慢のソーセージが大人気だが、その美味しさの秘密にあるのはなんと人肉。兄妹はその人肉を狩るために殺戮を繰り返していたという猟奇的映画。豚の頭をかぶりチェーンソーを持つ姿が印象的。

『死霊のはらわた』死霊のはらわた1981年公開のアメリカ映画。別荘で見つけた死者の書とテープレコーダーがきっかけで悪霊が蘇る。悪霊に憑依された仲間に主人公アッシュはチェーンソーを使い果敢に立ち向かう。1980年代のスプラッタ・ブームの発端ともいわれる作品。

特に『悪魔のいけにえ』は仮面の男がチェーンソーで殺戮するということで、混同の元はここにありそうですね。ちなみにジェイソンはチェーンソーを使っているどころか、被害者からチェーンソーで攻撃されています。

●映画『13日の金曜日』での“13日の金曜日”とは

映画『13日の金曜日』における“13日の金曜日”とはどういう日だったのか。ここには2つの“13日の金曜日”が影響しています。

幼少期のジェイソンは身体がちいさく貧相で、先天的な病が原因で顔が人と少し異なっていました。それが原因でいじめに遭い、顔に布を被せられたまま湖に突き落とされ消息不明となったこの日が第1の“13日の金曜日”。さらに、息子の行方不明が原因で殺人鬼となった母親が、その被害者に殺害された日が第2の“13日の金曜日”。
この2つの“13日の金曜日”がタイトルの題材となっているようです。

宗教・神話から伝わるの“13日の金曜日”の俗説

13日の金曜日の不吉なイメージはジェイソンの影響度が高いですが、そもそもの起源はイエス・キリストの時代まで遡るという俗説も有名です。

●「キリストの処刑日」説

「イエス・キリストが磔刑につけられたのが13日の金曜日とされ、キリスト教徒は忌むべき日であると考えている」というのは有名な俗説。ですが実際には聖書に処刑日を特定できる情報はなく、当時はローマの歴とユダヤの歴が併用されているため正しい処刑日を判断することはできないのです。また、キリストを裏切ったユダが13人目の弟子だったという俗説もありますが、実際は12人目の弟子という記述ががあるのでこれも間違いです。

●「13という数字そのものが不吉」説

「最後の晩餐」に13人の人がいることだけでなく、北欧神話では祝宴の際にやってきた招かれざる客ロキ(悪戯好きの神でその名は「終わらせるもの」の意)は13番目の客人だったなど様々な“13を忌み嫌う”説がある。

有力な「12進法起源」説

結局のところ13日の金曜日が不吉とされる決定打は明らかでないですが、13という数字が古より不自然もしくは未知なる数だったのではないかという説があります。

●13は身体で数えられない未知なる数字

そもそも数字というものがなかった時代、人間が計算できた数は、手指の10と両足の2の合計12までであり、それを上回る数字は未知なる数字として本能的に恐れ受け入れられなかったという説。

●13は調和を乱す数字

古代より時間や方位には六十進法が使われているが、60の約数のひとつである12は60の中で基準点となる数として用いられてきました。生活に根付いてきた12という数字よりひとつ多く、素数でもある13はあらゆるものの調和を乱すものとして不吉とされたという説。

現在でも1ダース(12)、1フィート(12インチ)など12進法利用されています。日本でも十分すぎるというのを「十二分」と表現するように、人間にとって最も自然で最も満たされた状態の数が12であり、それを超える13という数字は人間にとっておさまりの悪い数字なのかもしれません。

ちなみに、1年を365日とするグレゴリオ暦の置閏法(4年に1回うるう年をおく方法)では400年を歴としています。つまりグレゴリオ暦では2015年と2415年は同じカレンダーを使えることになるのですが、ここで400年間の13日の曜日分布を見てみると意外な事実が。結果がこちら。

日 687回
月 685回
火 685回
水 687回
木 684回
688
土 684回

なんと13日の金曜日が一番多くなることが判明。意外な事実を知ってしまうと13日の金曜日が不吉なんて言ってられなくなりますね。

 

Youtube:The Texas Chainsaw Massacre – Original Trailer 1974
Youtube;Motel Hell (1980) trailer
Youtube:『死霊のはらわた』予告編

(まぐまぐ編集部/まつこ)

 

ステーキけんの社長が「Taco Bell」再上陸に物申す!

Taco Bell日本再上陸

『<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ』 184号店より一部抜粋

関西エリアで『牛角』のエリア本部などを展開する「アスラポートダイニング」社が、アメリカで6000店舗以上展開している『Taco Bell』を、日本でフランチャイジーとして展開するそうです。

『Taco Bell』は、1980年代に日本に進出したそうですが、すぐに撤退したとのこと。僕、その頃まだ小学生にもなってないから知らないんだよね。今言えばさすがにその時代じゃ早過ぎるでしょ。と思うのですが、その後訪れるバブル景気に向けてまっしぐらの環境で、キレッキレの商社マンとかが日本でも絶対にイケる!とか言って持って来たのでしょうかね。あくまでも想像ですが。

さて今回、日本での『Taco Bell』の再来でありますが、果たしてどうなりますでしょうか。

海外から有名ブランドを持ってくる際に、一号店をどこでどんな形で出店するかが一番重要であります。『マック』や『スタバ』に倣って銀座4丁目至近の路面店のような超一等立地に出店するのか?はたまた丸ビルのような首都圏の商業ビルに出店するのか?新しくできたアリオの武蔵小杉みたいな話題の郊外の商業施設に出店するのか?はたまた普通に渋谷の宮益坂の上の方にしっぽり出店するのか?これによって展開における成否が決まります。

最近でいうと、『ブルーボトル』が清澄白河という立地を選んで一号店を出店しました。

「ってか清澄白河ってどこやねん??」って話なのですが、地下鉄大江戸線が開業するまでは、このエリアは陸の孤島でありました。距離的には東京駅とそんなに離れていないながらも電車がなく、公共交通機関はバスに頼るしかない不便なエリアでした。その後、大江戸線開業後は少し便利になり、その後、水天宮止まりだった半蔵門線が延伸して半蔵門線清澄白河駅ができ、錦糸町・押上と繋がった結果、ここ数年人気になりつつなったエリアでありますが、「よくぞここで一号店を決めたよね」という感想です。普通に考えれば代官山か表参道に出店するもんね。それを一号店をどうしてここ?って場所にしたことに意味があるのかなぁ。

なんて書いてたら表参道と代官山に2号店と3号店が開くことを知りました。いやー、凄い。狙ってたのか。

『Taco Bell』の話に戻りますが、まずどこにあってどんなシーンだったら利用するかなぁ、と考えました。

……。

…………。

タブンイカナイ……。

別にタコスが嫌いな訳じゃ無いですが、特段好きでもないんですよね。大川さんは大のタコス好きとのことなので、渋谷から天現寺の間ぐらいの明治通り沿いで車が目の前につけやすそうなところに『Taco Bell』を出せば高い頻度で出没すると思いますが。

ファーストフードの中でもハンバーガータコスの場合、夕方まではそれなりに売れるイメージがあっても、夜売れるイメージが湧かないんだよな。まぁファーストフード全体がそうなんだけど、『Taco Bell』の場合は、夜アルコールが出るような形にしたら可能性あるかなぁ。アメリカだとハードリカーを売るのがとてもハードルが高いのですが、日本だとゆるゆるなので、アルコールメニューをしっかり作り込んで、夜はファーストフード×バルみたいな形にできたら面白いんじゃないかな?なんて。それじゃ『Taco Bell』じゃねーか(笑)。

「スターバックスジャパン」を売却した「サザビー」が、今度は『シェイクシャック』を日本に持ってくる予定とのことで、アメリカ発のファーストフード業態が熱いですね。

僕はファーストフード業態にはあまり興味が無いのですが、日本に持って来てやりたいアメリカの業態は『Chili’s』です。

一般の人は入れないのですが、日本では沖縄の嘉手納基地の中に『Chili’s』が出店しています。米軍がFC加盟して経営しているんだとか。グアム行ってもシンガポールのセントーサに行ってもなぜか『Chili’s』に行っちゃうんですよね。勝手に『Cholii’s』とか作っちゃおうかなー。なんて。

 

『<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ』 184号店より一部抜粋

【184号店の目次】
★ご挨拶
★レストラン訪問記
★井戸実コンシェルジュ
★『イヌオク』コラボ今週の物件!
★新コーナー!! 失敗の軌跡
★アーリーの失敗例から学ぶ Mr.Idoの成功哲学
★Q&Aコーナー
★物語 「チバカラス」
★最後に

著者/井戸実

神奈川県川崎市出身。寿司職人の修業を経て数社の会社を渡り歩く。2006年7月にステーキハンバーグ&サラダバーけんを開業。レストラン訪問記やQ&Aが充実のメルマガは毎週水曜配信。
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黒幕は北朝鮮!? いや韓国サイドが仕掛けた? 米国大使襲撃事件の闇

米国のシャーマン国務次官の発言が遠因?

『山口敏太郎のサイバーアトランティア ~世界の陰謀・オカルトの真実』第229号より一部抜粋

3月5日午前7時40分ごろ、マーク・リッパート駐韓米国大使への襲撃事件が起きた。ソウル市内にあるイベント施設のホールにて開催されていた「南北朝鮮の統一などをテーマにした講演会」の会場にて、果物ナイフを持った男から切りつけられたのだ。

取り押さえられた男の名は金基宗(キム・ギジョン)であり、北朝鮮シンパの活動家として知られており、金正日(キム・ジョンイル)氏が亡くなった時には、ソウルに焼香用の香炉を設置しようとしたほどであった。

その犯行動機は韓米合同軍事演習への反対にあるというが、この男は過去にも日本の大使に向かってブロック片を投げつけるなどテロ行為に及んでいる危険人物であった。

韓国政府は北朝鮮に追従する「従北勢力」によるテロ事件と喧伝し、米国との連携を超え高々に叫んでいるが、このテロ事件の背景を巡り、様々な仮説が唱えられている。

一部の海外ジャーナリストは、この襲撃事件のタイミングから米国のシャーマン国務次官の発言に遠因があると指摘している。

日韓の歴史問題に対して、シャーマン国務次官はその対立は韓国にも責任があるという趣旨の発言を行っており、在韓米国人の身辺に危害が及ぶ可能性があったにも関わらず、警備が手ぬるかった点である。

いやそもそも、日本大使に向かってテロ攻撃をした前科のある金基宗容疑者が周囲にSPがいるにも関わらず、米国大使の近くに接近することが出来た点も不審である。

しかも、襲撃した金基宗容疑者は、昨年12月18日、野党・新政治民主連合のキム・ギョンヒョプ議員の協力のもと国会図書館の講堂で「ウリマダン(私たちの庭の意)統一文化研究所」の第9回学術大会を開催している。

つまり、明らかなテロリストである金基宗容疑者という危険人物に国会関連の施設を使用させ、外国要人への接近を許した韓国政府の警備体制は批判されてしかるべきである。

通常国際的な要人を警備する専門のSPならば、このような安直な襲撃行為を許すはずもなく、何故ガードできなかったのか、疑問が残る。さらに、要人テロの前科のある金基宗容疑者の顔を現場にいたSPたちが何故、認識できなかったのか。彼らSPは警備上、過去に起きたテロ事件の容疑者や犯人の顔を、完全に記憶しているはずである。

口の悪い一部のジャーナリストは、北朝鮮が黒幕のように言われているが、実は黒幕は韓国内部にいるのではないかと指摘している。

あくまで推論と前置きするが、日本よりの動きを見せた米国に関して韓国国内の一部の勢力がけん制するために、米国大使を襲わせたとも、現政権を倒したい野党勢力の一部が米国との関係を悪化させるために謀略を仕掛けたのではないかと推測されているのだ。

 

『山口敏太郎のサイバーアトランティア ~世界の陰謀・オカルトの真実』第229号より一部抜粋

著者/山口敏太郎
徳島県出身、神奈川大学卒。放送大学院にて修士号取得。作家・漫画原作者・ライター・オカルト研究家としてテレビや雑誌等で活躍。そんな山口さんが毎週様々なオカルト現象や陰謀論、都市伝説などを紹介・解説してくださるメルマガはネタ拾いに最適です!
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これをたった1時間で?映画を見たくさせる『細かすぎるボールペン画』

“劇場で映画を見ること”でしか得られないものを「あなた」に伝えるためにボールペン画を描く

人気メルマガはいかにして作られるのか。王道は1人の筆者が毎号原稿を書き、配信する「単行本」スタイルだ。しかし、中には何人かの執筆陣で1つのメルマガを作る、「雑誌スタイル」もある。その好例が『入江悠presents「僕らのモテるための映画聖典」』だろう。このメルマガは放送作家、俳優、女優、ラッパーなど、映画を愛すその道のプロたちによる映画レビューが読めるのが特徴。その道のプロならではの独自視点が面白いと評判を集めている。
そこで、まぐまぐニュース編集部では今回、執筆陣の一人に名を連ね、毎週自分が見たオススメ映画をボールペン画で紹介する人気コーナー「映画・狂人画報」を連載するラインプロデューサー佐藤圭一朗さんを取材。メルマガへの関わりや、自身のコーナーに対する思いや、映画の楽しみ方などを聞いた。

--本日はお忙しい所ありがとうございます。

とんでもありません。よろしくお願いいたします。

--佐藤さんは『入江悠presents「僕らのモテるための映画聖典」』では、執筆陣が一週間で観た映画を採点する「みんなの☆映画レビュー」コーナーと、超細密ボールペンイラストで新作映画をヒトコマレビューする「映画・狂人画報」をご担当なさってるんですよね?

そうですね。「みんなの☆映画レビュー」に関しては毎回寄稿している訳ではありませんが、その両方で原稿を書いています。

--佐藤さんがそもそも入江悠監督のメルマガに寄稿されることになったきっかけから伺いたいのですが。

入江監督とは『ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー』というドラマ作品で始めて一緒にプロとして仕事をしました。元々、漫画家を目指していたこともあるくらい画は好きだったんですよ。映画も死ぬほど大好きだったので、映画のワンシーンをボールペン画で描いたものを趣味としてSNSに投稿していたんです。それが入江監督の目にとまり、そこまで映画が好きならメルマガにも寄稿して欲しいと言われ執筆に参加することになりました。

--なるほど、そういう経緯だったんですね。確かにボールペン画からは並々ならぬ映画愛が伝わってきます。

ありがとうございます。

--本業はラインプロデューサーということですが、それはどのようなお仕事なんでしょうか?

ラインプロデューサーとは作品の進行管理を担当する仕事です。映画制作の行程は非常に楽しいもので、制作している最中にもどんどんアイデアは膨らんでいく。時間も予算もたっぷりかけて最高のものを作りたいという気持ちもあるんですが、予算内に抑え、納期を守らなければならない。そうした中でも、監督のクリエイティビティを発揮できる制作環境を整えるということが仕事です。

--そうなんですね。

ただ、使える予算と時間を守って仕事をしてもらうためには時として監督の演出に対し、NOを言わなければいけない時もあります。

--それはイヤな役回りというか……非常に大変そうですね。

監督とはある意味ピリピリとした関係性はあるかもしれません。監督と仲が良いとか思われがちですが、決してそんなに甘いものじゃありませんよ。しかし、作品から離れれば監督もラインプロデューサーもないそれぞれ1人の映画好きに変わるんです。言ってみれば本業が学校の授業だとしたら、メルマガは放課後の部活といった感じでしょうか。そういう意味では1人の映画好きとして、見た映画作品に対する思いを語れるメルマガという場があるのは嬉しいですね。

--「映画を語る場」ですか?

そうですね、映画関係者とオフに見た新作映画について話すこともあるんですが、あの映画が数字的に当たった当たってない、あの俳優が主演じゃ地味とか、そういった話をする場合が多いんです。僕はそういう話を聞くとすごく寂しくなるんですよ。映画が好きでその仕事に就いているはずの同業者なのに映画を語る言葉が乏しすぎるんです。

--そういう思いを共有したいというお気持ちは分かる気がします。先ほどからお話を伺っていると本当に映画に対する深い愛情を持っているんですね。その分、現状の映画が置かれている状況、同業者の映画に対するスタンスについて憤っているようにも感じられますがいかがでしょうか?

現状に対する不満は大いにありますよ。映画に関わる仕事をしているのにあまりにも劇場で映画を見ていない同業者は本当に多いんです。映画は映画館で見てこそ意味があります。公開したその時の空気感を肌で感じること、最新作をフレッシュな状態で味わうことで共有する楽しさが生まれると思うんです。それに映画を見ることは僕らの仕事だとおもいます。

--なるほど、確かに制作者側は映画を見るのも仕事かも知れませんね。

作り手側が最新映画を見ていないことは不勉強と言わざるを得ないと思っています。例えば、監督や演出家が頭をひねって考えた演出方法が数年前にすでにやられていた、アイデアが被ってしまうということは往々にしてあります。でも新作をしっかり映画館で見ていれば「これはあの映画に先にやられてしまっていたな」とかが分かりますし、回避できるんです。

--確かにそうですね。でも、忙しすぎて映画を見る時間がないという人もいるのではないでしょうか?

本当にそうでしょうか。見ない言い訳はいくらでもできますよ。「時間がない」「忙しい」でも時間なんか作ろうと思えば作れると思います。その時間を作らないということは言ってみれば怠慢ですよ。

--なるほど、そう言われると確かにそうかもしれませんね。佐藤さんはメルマガ内でどんな基準で作品を紹介するんですか?

僕は、誰もが見るような超大作は扱いません。どの映画を見るか悩んでいる人の背中を押してあげるような存在になりたいんです。

--なるほど、どの映画を見ようか迷うことってけっこうありますからね。

例えば、僕は東京と大阪と全国で2カ所でしか公開していないような作品でも紹介するんです。でも、映画館でその作品が公開されているということは、絶対に“誰か”にとっては見るべき映画なんです。「この映画を好きだろうな」という人を想像しながら、その人に伝えるつもりで紹介しています。なぜなら、その1本がその人の人生を変えてしまうこともあるからです。

--そうですね、1本の映画で人生観が変わってしまうかもというお気持ちはすごくわかります。そういうのを見逃さないようにしたいですよね。

あと、映画ってある種のバイアスをかけてしまって見逃していることはあると思うんです。

--バイアスですか。

ええ、「どうせ面白くない映画でしょ?見なくても分かるよ」と見る前からバイアスをかけてしまうということはあると思います。でも、例えばその映画には最新のVFXが使われているとか、それだけでも見る意味がある作品も存在すると思うんです。そんな“見る意味のある映画”を僕の文章や画を見てもらうことで背中を押せたら本当に嬉しいですね。

--なるほど、それが原動力になってるんですね。でも毎週映画を1本紹介するってけっこう大変じゃないですか?

毎週1本しか選べないというのはプレッシャーですね。本当は見た映画は全てボールペン画で書いて紹介したいくらいです。

--精密なボールペン画を描くのも大変ですよね。どれくらい時間をかけて描かれるんですか?

そうですね、でもだいたい1時間ぐらいで書いていますよ。あえて時間をかけないようにしています。先ほども言いましたが僕にとってメルマガは楽しい「部活」なんです。でもいくら楽しいからといって本業を逼迫してしまうのはちょっと違うように思うんですよね。

--なるほど、確かに本末転倒ですね。では最後にメルマガを購読しようか迷っている方へ何か伝えたいことはありますか。

映画はぜひ劇場で見て欲しいです。僕自身、本当に映画が大好きで、どこの劇場でどんなシチュエーションで見たといった経験を鮮明に覚えています。やっぱり大きなスクリーンで体感することで映画はその人の心に深く刻まれるのだと思います。僕が寄稿している『入江悠presents「僕らのモテるための映画聖典」』は各人がその道の第一線で仕事をするプロフェッショナルばかりです。その人たちが独自の視点でセレクトした映画の中には必ずや“あなた”が見るべき映画があります。その映画を見逃さないようにして欲しいです。

--本日はありがとうございました。佐藤さんの映画に対する深い愛情が伝わってきました。

どうもありがとうございます。ぜひ入江悠presents「僕らのモテるための映画聖典」もチェックして頂ければ幸いです。

 

佐藤圭一郎佐藤圭一朗
ラインプロデューサーとして『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』、『新宿スワン』などの作品に参加。入江悠presents「僕らのモテるための映画聖典」ではボールペン画伯・佐藤圭一朗の1コマ劇場「映画・狂人画報」を連載中。

 

 

気づいた人はうまくいく。年商300億円の社長が教えるビジネスチャンスの見つけ方

水ビジネスとボトリング

『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』 Vol.123より一部抜粋

僕の本とかメディアとかにちらっと出てくる会社でボトリング会社があります。

このボトリング会社、ある意味僕のビジネスに対する考えを端的に表しているんですよね。

日本に帰ってくると、「水ビジネスはやっていますか?」という質問を頂くことがあります。

この、水ビジネスに対する僕の答えは「水に関連したビジネスはやっています」という一言です。

ボトリング会社は水に関連しているので、水ビジネスのカテゴリーに入るかもしれないですね。

この質問をした方は、きっと、水ビジネスについて言及された書籍やメディアを目にしてアフリカでそのチャンスがあるのか気になっているといったところでしょうか。

実は、アフリカでも一時期、水に対する関心が高くなった時期がありました。

多くのビジネスマンがアフリカで今後水不足が顕著になると予想して水源を買い漁ったんですよね。

でも、僕たちの会社は水源を買いに行くことはしませんでした。

水源を買う代わりに、ボトリング会社を作ったんです。

水が今後不足するとなると、みんなが水源を買いに行くだろう。

そうなると、ボトリングの需要が増えるかもしれない。

そう考えてボトリング会社を興したのです。

みんなが殺到するところに進出するのではなく、殺到した人たちが必ず必要とするものを扱う会社を作る。

人が集まれば何かしらのマーケットが出来上がります。

そして、その集まった人たちが特定のものを目的として集まっているなら、マーケティングを行いやすいんですよね。

なので、本やメディアではちらっとしか出てこないボトリング会社ですが、このボトリング会社は僕の考えているビジネスモデルの特徴的な存在です。

ビジネスはみんなが殺到するところで行うのではなく、殺到した人たちをサポートするようなスキームにすると凄く上手く行きやすいですよ。

あ、誤解の内容に書いておきますと、水ビジネスについてもまだまだチャンスはあると思います。

もちろんやり方次第ですけど。

 

『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』 Vol.123より一部抜粋

【Vol.123の目次】
1. 今週のアフリカ/2. 水ビジネスとボトリング/3. Q&Aコーナー/4. 編集後記

著者/石川直貴(金城拓真)

1981年、沖縄県生まれ。タンザニア、ベナン、マダガスカルなどを拠点に、41のアフリカ企業の経営に携わる(2012年1月現在)。メルマガにはビジネスヒントはもちろん、刑務所にぶち込まれたり、銃で撃たれたりといったアフリカでのびっくりエピソードもちりばめられている。
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さすがユニクロ。ジル・サンダーとコラボした「完璧とまで言われたシャツ」を復刻

ついに来た!!!3,990円でハイブランドのシャツが手に入る!!

『【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』2015/3/8号より一部抜粋

今回は緊急企画!!

3,990円でハイブランドのアイテムを楽しめる待望のシリーズが復刻となりました。

おそらくこの価格帯で手に入る最上位アイテムでしょう。

ただし残念なことに毎度品薄のこのシリーズ、発売前に特集レポートという形でお届けいたします!!

「あのシリーズ」とはそうです、ユニクロの人気シリーズ、ブランド「Jil Sander/ジルサンダー」とのコラボレーションライン「+J/プラスジェイ」シリーズです。

ちなみに少々難しい話なのですが・・・この「+J」シリーズはユニクロとジルサンダー本人とのコラボレーションラインであり、ユニクロと「ブランド:ジルサンダー」とのコラボではありません。

ブランドとしてのジルサンダーは99年にプラダグループに売却され、そこからジルサンダー本人の手では操れないものとなっています。
また会社の意向で、ジルサンダー本人はデザイナー辞任や復帰を繰り返しています。

「自分の名前を冠したブランド」にもかかわらず、自分がデザイナーだったり、違ったりとなかなかややこしい状態なわけです。

ジルサンダー本人は2004年にブランドのデザイナーを解任。
その後2009年にユニクロと初の「+J」コレクションを発表します。

これはユニクロはなかなか賢いやり方。
ブランド:ジルサンダーとのコラボはジルサンダー側のブランディングもあるためなかなか難しいでしょう。
単価数万円のブランドがおいそれとユニクロとコラボする訳ありません。

しかし既に表舞台から去った「ジルサンダー本人」となら簡単でしょう。
本人はもうブランド:ジルサンダーの展開や戦略を意識することもないでしょうから(ややこしい話ですが)。

・・・おそらくこの「+J」コレクション、ブランド:ジルサンダー側としては「できれば止めてほしい」というのが正直なところだったんじゃないでしょうか。

・・・わからないですけどね。
ただ「ユニクロでジルサンダーの服を買って良かったから、本家のジルサンダーも買おう!」とは普通ならないはずなので(値段が数十倍も違いますから・・・)。

そうなると「ジルサンダー」のネームを存分に使えて、かつジルサンダー特有の美しいシルエットを低価格で出せて、旨味があるのはユニクロ側だけの気がします・・・。
普通に考えてブランド:ジルサンダー側としては「+Jなんかで安売りしないでくれ!」というのが正直なところでしょう。

その証拠に2012年にジルサンダーはデザイナーに復帰するのですが、その間「+J」コレクションは行えていません。
ジルサンダー側はデザイナーに就任した以上、ブランドの戦略を重視せざるを得なくなったのでしょう。

・・・そして2014年 再びジルサンダーはデザイナー退任。
かくして今回3年ぶりの「+J」コレクション復活と相成った訳です。

そんな裏事情のある「+J」コレクション。
今回はジルサンダー得意のシャツに焦点を当てた内容となっています。

ズバリ!
買うべきは一つ。

スリムフィットシャツ(長袖)

です。この白を是が非でもGETしましょう。
前回の+Jコレクションでも私はスリムフィットの形を買いましたが、強烈に良いシルエットでした。

ジルサンダーらしい立体的な形作りで、無駄がなく、シワが少なく、体に綺麗にフィットします。

また小さめの襟で品良く作られており、一枚単体で着ても十分にオシャレに見えます。

この「+Jのスリムフィット白シャツ」はアパレル関係者でも着ている人が多く、私の周りでも何人も買っている人を見かけました。

「白シャツって消耗品だから、大量買いしといた」なんてバイヤーさんもいらっしゃいました(笑)

プロが見ても優れたシルエットです。絶対オススメのアイテムです。

ジャケットやスラックスも魅力的ですが・・・まずはジルサンダーの得意とするミニマルなシャツを狙いましょう。

3月9日一斉発売です。
買い逃しの無い様に!!!
この春一番のオススメアイテムかもしれません!!

 

『【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』2015/3/8号より一部抜粋

【2015/3/8号の目次】
<一通目>
1.今週の一言「3,990円で買える極上シャツ!!」
2.ファッションニュースぶった斬り
3.ファッション基礎講座「春の着こなしHOW TO?」
4.今週の気になるブランド「老舗デザイナーズ DISCOVERED」
5.企画「ファストファッションtheマストバイ!!(ニコ生連動企画)」
6.まぐまぐ限定コンテンツ「WEARで見つけたオシャレな着こなし」
7.企画「ついに来た!!!3,990円でハイブランドのシャツが手に入る!!」

<2通目>
8.MBの思考「川上量生氏に見る、”枠を作らない”姿勢」
9.Q&Aコーナー
10.編集後記
11.Knowerプロジェクトのご紹介

 

『【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』

著者/KnowerMag MB
現役メンズファッションバイヤーであり、月間60万PV以上を誇る人気サイトKnowerMag運営者。読んで実践すれば必ずオシャレになれるメルマガは読者急増中!
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