信じがたい暴挙。卒業文集から一方的に削除された女子生徒の作文

入学して間もなくいじめの対象となり、卒業まで学校に通えなかった女子生徒の作文を、意味不明な理由で卒業文集から削除するという暴挙に出た名古屋市立中学。2018年に発覚した信じ難い「事件」ですが、当時の管理職や教職員たちは揃って出世、もしくは天下り先で安穏な生活を送っているようです。今回のメルマガ『伝説の探偵』ではこれまで数々のいじめ事件を解決してきた現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、削除された女子生徒の作文を公開。さらに当案件で学校側が被害者に対して行った仕打ちの数々を改めて紹介し、彼らの「嘘」や「隠蔽」を白日の下に晒しています。

 

消された卒業文集

これは幻の作文となった。

なぜなら、この中学校の校長ら(主に教頭が主導)が、彼女(被害女子生徒Xさん)の作文を卒業文集に載せず、他の生徒のイラストをそのスペースに載せたからである。

この中学校の卒業文集は2冊ある。

他の生徒に配布された卒業文集は、上の作文の代わりにイラストが載った。そして、彼女の保護者には、作文を切り取って貼り付けた卒業文集と他の生徒が持っている卒業文集の2つが提示されたのである。

「どちらを買いますか?」と担当者は質問したのだ。

ふざけた質問である。

個人情報については黒塗りをしたが、この作文を読んで不快に思う人はいるであろうか?いじめの加害者は不快に思うであろう、この件を隠ぺいしようとした教職員も不快に思うかもしれない。

卒業文集に彼女の作文を載せなかった理由、それは「不快に思うから」であった。

これを世間一般では、いじめ行為推進校による専制政治が引き起こした横暴というのである。

いじめ事件

愛知県名古屋市、いじめによる被害やその隠ぺいが激しく起きている地域である。

2015年6月23日、校外学習でイルカショーを見に行った際、いじめの被害者であるXさん(当時中学1年生、女子生徒)は、友人のHさん(同級生)からそれ以前にもらった某キャラクターのタオルを使った。

このタオルを見た同級生のCさんが以前Aさんにあげて、なくなったものと同じタオルだと騒ぎだした。

つまり、被害者Xさんは、友人のタオルを盗んだ窃盗犯として吊るしあげられたのである。

それ以前、Xさんは別の同級生(Xさん不登校の後にターゲットとなり卒業まで不登校となった)に対する嫌がらせを強要されており、これを断ったことで、いじめのターゲットにされた可能性が高い。

Xさんは、この冤罪事件を機に学校にいけない状態になってしまった。

いじめ防止対策推進法第2条、いじめの定義から、これは「いじめ」であったと認定できる。いじめの定義は勝手な解釈をするなという通達が何度も出ている。つまり、それだけ勝手な解釈が多く、特に似非第三者委員会による横暴な解釈で、いじめ認定が進まず、再調査委員会でいじめが認められるケースが多数見受けられるようになった。

正当かつ公式な解釈は、方程式のごとくハッキリしているのである。

  1. 一定の関係性があり
  2. 何らかの行為があって
  3. 被害者が心身の苦痛を感じている

という3つの条件がそろえば、「いじめ」なのである。つまり、本件で言えば、

  1. 同級生もしくは同学年での出来事
  2. タオルが盗まれたものだという言いがかりをつけられ、犯罪者扱いをされる
  3. この出来事によってXさんは心身の苦痛を強く感じ登校できなくなってしまった

というように3条件がそろっているのである。

 

武田教授が激怒。NHKが使う「観測史上、最高の雨量」という脅し

7月に九州をはじめ、日本各地を襲った集中豪雨。しかし、その報道で「観測史上最高の雨量」という言葉を何度も耳にしたという方は多いのではないでしょうか。主にNHKの災害情報やニュースで使われているというこの言葉に、「故意の騙し」があると指摘するのは、中部大学教授の武田邦彦さんです。今回のメルマガ『武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』』で武田教授は、「観測史上最高」の本当の意味と、それを使って視聴者を脅すNHKや気象庁の姿勢に対して怒りの声をあげています。

分かっていても言わないNHK。「観測史上最高雨量」の本当の意味

最近のコロナウィルスは別格だが、日常的にも同じ「脅し」がつづいている。

そのひとつが「観測史上、最高の雨量」なる表現だ。雨量はアメダスと呼ばれる観測所で測定されているが、全国のアメダスの設置数は約1300である。

「常識的」には「観測史上、最高」というと日本でもっとも多い雨量を超えたということだが、それより狭い地域で表現することもある。たとえば「7月の九州では最大」というように地域と時期を特定する場合もある。

しかし、今のNHKの「観測史上最高」というのは、ある一か所のアメダスで観測し始めてからもっとも多い雨量を示した時間や日にちを言う。アメダスの観測網が整備されたのが1979年だから、「観測の歴史」は40年ほどである。つまり、まず「観測史上」というのは40年間で最大ということだから、テレビのアナウンサーは「観測史上最高」と言いつつ、並行して「数十年に一度の豪雨」と言ったりしている。

さらに奇妙なのは、一か所のアメダスごとに「新記録」と言うので、1300か所あるアメダスのどこかが「最高値」を示すと、40年にわたって毎年「観測史上最高記録」が出る。事実、ここ10年ばかり毎年「観測史上最高記録」 を出しているので、聞いている方は「なにか最近、気象が荒れてきたのかな?」と錯覚する。

「どこのアメダスが1時間100ミリを観測した」と言うか、「その地方では40年の観測では初めて」と表現するのが良心的だろう。

さらに故意の騙しがある。それは多くの人が聞いているセリフ「1か月分の雨が1日で降った」という表現が定着していること。実に不誠実な人が気象庁やNHKにいるものである。雨というのは、毎日毎日降っているものではない。降ったり止んだりの日もある。1か月に雨が降っている時間を合計すると平均で3日になる。つまり「1か月分の雨」というのは「3日分の雨」ということであり、「普通の雨の3倍」とも言える。でもそう言うと国民が驚かないので、 大げさに言う。

私がテレビのニュース番組に出ている時によく気象予報士に「それは不誠実な言い方だ」と注意をするので、やがて降板させられた。なぜ、正直に言わないのだろうか?

ホッキョクグマといい、雨量といい、脅すだけ脅すということだが、昔の気象のような「理科的な現象」はお父さんが知っていて、「そんなことはないよ」という時代ではない。誰もが知ることのできる時代になったのは良いことだが、それを逆手にとって子供らを脅すのはよくないと私は思う。

テレビの人、科学の教育を受けた人が早く誠実になることを期待する。(メルマガより一部抜粋)

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日本の国際競争力を地の底に落とす「ゼネコン企業」と政府の癒着

電通と国との癒着が表沙汰になった、持続化給付金をめぐる一連の騒動も収束を見せていますが、このような政府と特定の企業との癒着は「氷山の一角」のようです。メルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で世界的エンジニアの中島聡さんは、自身のメルマガの「私の目に止まった記事」というコーナーで、大手広告代理店出身の作家による記事を紹介しながら、日本経済と政府の歪んだ一面について疑問を投げかけています。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

私の目に止まった記事

電通と政府・官僚が癒着した理由とは? 博報堂出身の作家が解説

国の持続化給付金支援事業を引き受けた社団法人「サービスデザイン推進協議会」が実はペーパーカンパニーで、全ては電通に丸投げされ、さらに電通はそこから子会社や関係会社に丸投げするだけで莫大な手数料を取っていた件が明らかになり、マスコミや野党が大騒ぎをしましたが、上記の記事によると、この件は氷山の一角でしかなく、数多くの政府の事業を電通が仕切っているそうです。

そのために、

  • 「サービスデザイン推進協議会」のようなトンネル団体を数多く作る
  • 常日頃から官僚を接待して気脈を通じておく
  • 財務省、総務省、経産省、国土交通省、警察庁などから幅広く天下りを受け入れる

などのことを行なっているとのことです。

トンネル会社こそ作っていませんが、NECや富士通などのいわゆる「ITゼネコン」も、全く同じようなことをして収益を上げている会社であることは、このメルマガでも何度も指摘しています。

そして、当然ですが「ゼネコン」という言葉のルーツでもある大手の土木建設業も、高速道路、トンネル、橋、空港、原発、ダムなどの公共事業を受注し、それを下請け、孫請けに流すことにより莫大な売り上げをあげています。

そう考えると、日本経済のかなり大きな部分は、政府もしくは政府に近い公共性の高い法人(NHK、JR、NTT、ドコモ、電力会社、銀行、道路公団、農協など)から、様々な事業を各種ゼネコン(広告代理店、ITゼネコン、土木建設業者)が受けることにより、成り立っているのが日本だとつくづく感じます。

これこそがまさに、「日本的社会主義経済」の実態ですが、必ずしも政府の予算が直接使われるわけでなく、旧民主党の石井紘基氏が暴こうとして命を奪われた「特別予算」が使われたり(詳しくは石井紘基刺殺事件参照)、電気ガス水道・受信料・電話料金・通信料金なども流れるため、全体を把握するのはとても困難です。

ですから、実際に日本のGDPのどのくらいがこの「特殊経済圏」に絡んでいるのかは、概算を見積もることすら難しいのですが、日本の国際競争力が落ちている一方で、政府の支出は増え続けているので、すでに30%は越えているのではないかと私は見ています。

ちなみに、この件に関しては、現代ビジネスに「安倍政権下でなぜ日本は『縁故資本主義』になったのか、その本質的理由」という素晴らしい記事が書かれているので、こちらも是非とも読んでいただきたいと思います。

この著者はこれを「縁故資本主義」と呼び、「当局者の事後的な裁量判断」が蔓延する結果、「自らリスクを負ってものごとの決定をした人が経済的に報われる」という自由主義経済の本来あるべき姿から、「官僚や政治家が裁量でものごとを決め、リスクは全て国民が負う」形に変わってしまったと厳しく批判しています。

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インドはすでに禁止。TikTok利用禁止を検討する米国の懸念点とは

日本では中高生などの若年層を中心に人気の短編動画アプリ「TikTok(ティックトック)」。中国企業による運営であることから、インドではアプリの利用が禁止されました。さらに、アメリカやオーストラリアなどでも利用禁止が検討されているとの報道があり、動向が注目されています。今回の『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』では、著者でニューヨーク在住のりばてぃさんが、アメリカ国内でのTikTok事情について、何が警戒され、どんな使われ方をしているのか、詳しく伝えてくれています。

最近、日本でもTikTok利用者が増えているようだけど…

新しいことをはじめると、これまで興味を持たなかったものにも目がいったりするが、ふと、TikTokの今のトレンドって何だろう?と気になった。

本題に入る前にTikTokについて整理しておくと、TikTokはモバイル向けのショートムービープラットフォームで、YouTubeのように動画を配信したり、視聴ができる。動画は長くても1分ほどとなっており、次の動画をみたいときは、画面を下から上にスワイプするだけ。

主に若い世代を中心に人気のアプリなのでダンス動画やおもしろ動画クリエイティブ系などが中心だったが、最近ではビジネス利用も進んでいるようで、ビジネス系もあったりする。

そんなTikTokのアメリカへの本格進出は、TikTokを運営するバイトダンス・テクノロジーが2017年12月に約10億ドルで欧米で人気があったモバイル向け動画配信プラットフォームのミュージカリーを買収したのがきっかけ。その後、同アプリを閉鎖しTikTokに統合して今に至る。

中国企業が運営するアプリということで、アメリカよりも日本のほうがTikTok利用は早かったのだけど、上述したようにすでに人気のあった同じようなアプリをアメリカで買収し統合したことで、アメリカでもTikTokは一気に馴染み人気となった。

また、動画にはたいがい音楽をつけることができることで、新たな音楽発掘の場にもなっていたりする。これについては日本でも同様の現象があり、これまでもTikTokで有名になった曲は多数ある。
How TikTok became the music discovery platform for the smartphone generation

そんなTikTok、買収後の2018年や2019年初期頃は、ダンス系動画の他にやたら多かったのが米軍の運動神経能力を生かしたアクロバティク動画。特に陸軍が迷彩柄ユニフォームを着たまま人間離れしたジャンプ力などを見せたり、ユニフォームから普段着、ばっちりメイクでパーティ用のお洒落着などに着替える七変化のような動画などでギャップ萌えを狙ったりなどなどの動画がめちゃくちゃ多かった。はっきりと、これは流行っているなというのを実感するレベルでの多さなのだ。

それが、昨年あたりから中国政府がTikTokのデータにアクセスできることが国家安全保障上で問題視されるようになり、2019年12月には米軍のTikTok利用が全面的に禁止。あれだけあった米軍による動画は一切なくなった。
Army Follows Pentagon Guidance, Bans Chinese-Owned TikTok App

また、保護者の同意なく未成年の個人情報をTikTokが収集したとして訴訟が起きており、2020年にはTikTokは閉鎖されてしまうのでは?なんて噂も出ているほどとなっている。
TikTok’s parent company sued for collecting data on kids
TikTok Accused Of Secretly Storing Biometric Data In Lawsuit

コロナは東京に蔓延しているのか?都内で新たに243人の感染確認

東京都で10日、新たに243人の感染が確認されたことがわかり、新型コロナウイルスの「第2波」が懸念されています。前日の9日は224人と過去最多を記録しましたが、これを上回り、過去最多を更新したことになります。増え続ける東京のコロナ感染者、新聞各紙はどう報じたのでしょうか? メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』の著者で、ジャーナリストの内田誠さんが各紙をウォッチ。私たちの生活を守るために、今どんな対策が必要なのでしょうか? 

東京の感染者数「再び200人超え」の衝撃を各紙はどう報じたか?

【ラインナップ】

◆1面トップの見出しから……。
《朝日》…東京224人感染 過去最多
《読売》…都内感染最多224人
《毎日》…東京 新規感染最多224人
《東京》…都内感染 最多224人

◆解説面の見出しから……。
《朝日》…東京再燃
《読売》…家族・職場でも感染
《毎日》…医療・集客 高まる緊張
《東京》…病床 十分か

【プロフィール】

■感染を抑え込む必要■《朝日》
■病床確保を■《読売》
■再び外出自粛を■《毎日》
■病床確保が手遅れにならぬように■《東京》

感染を抑え込む必要

【朝日】は2面の解説記事「時時刻刻」。とりあえず、見出しから。
東京再燃
会食や高齢者施設 40代でも感染増加
都「潜在的に感染者、証左」
医療現場への影響 懸念も
政府、きょうイベント緩和
地方「往来に細心の注意」
経路追えず「新宿は蔓延」忽那医師に聞く

《朝日》は国立国際医療研究センターの国際感染症対策室医長・忽那賢志医師に聞いている。対応する見出しは「経路追えず『新宿は蔓延』」。

忽那医師によれば、経路不明の感染者が6月下旬から新宿区内で増えているという。いわゆる「夜の街」クラスターに留まらず、若者に蔓延している印象があると。接待を伴う飲食店関連の人から家族へ感染した例、「居酒屋や喫茶店で感染したとみられる人もいる」という。行動制限がなくなったために、「都内の感染者がほかの地域で、新たなクラスターを生んでいる可能性がある。ウイルスが高齢者施設や病院に持ち込まれ広がると、重症化する人が増えて一気に深刻化する」とも。

今のうちに「感染を抑え込む」必要があり、「3密を避けて手洗い、マスク装着などの基本対策をすべての人が徹底して欲しい」としている。

uttiiの眼

蔓延している地域が少なくとも1つ特定されており、「居酒屋や喫茶店」での感染という、限りなく「空気感染」に近い状況が推察され、さらに行動制限がなくなった状況下で政府は何をすべきか。

こう考えてくれば、新宿区内でPCR検査による感染の悉皆調査を行う以外に、あり得ないのではないかと思う。忽那医師は「感染を抑え込む」必要を口にしていながら、最後に「3密を避けて手洗い、マスク装着などの基本対策」を求めているが、これでは「課題」と「対策」のバランスが取れない。忽那医師の「認識」は、これまでとは全く別次元の「対策」を当然に要求するものだと思えるのに、立場上言えないのか、苦しそうだ。

新宿に続いて、都内全域でPCR検査の悉皆調査を実施すれば、膨大な数の無症状感染者が見つかるだろうが、その人たちを医療施設やホテルなどで隔離し、必要な治療を行えば、問題は劇的に解決に向かうはず。来年に五輪を是か非でも開催したい安倍政権は、予測される感染者数の数字の大きさに耐えられず、これまでもPCR検査数の飛躍的拡大に踏み切れなかったと想像するが、実は、徹底した検査の実行だけが、五輪開催を可能にするものだということに、早く気付くべきだ。

黒人殺害抗議デモの裏で暗躍。謎の武装集団「ブーガルー」とは

あまり日本では報道されなくなりましたが、アメリカで6月に広まったデモは今も各地で続いています。暴徒化して大荒れとはならないものの、激しい抗議行動がなくなることはありません。そんなアメリカで、新たな過激な武装集団「ブーガルー(Boogaloo)」の存在が注目されていると語るのは、『未来を見る! 「ヤスの備忘録」連動メルマガ』の著者・高島康司さん。ブーガルーがどんな集団なのか解説すると同時に、その背後にある勢力についても迫っています。

抗議運動の隠されたアジェンダと壮大な計画

「ブーガルー」に隠されたアジェンダはあるのか?

それでは今回のメインテーマを書く。前回は、「BLM」運動や「アンティファ」に資金支援をしている組織のことを書いたが、今回はその対極にあってこれらの勢力と鋭く対立している極右の武装勢力、「ブーガルー」についてである。

アメリカ国内の不安定な状態が落ち着く様子はまったくない。逆に新型コロナウイルスのパンデミックは、全米23州で再拡大しており、新たなロックダウンの必要性も叫ばれるようになっている。特に一日の感染者数が3000人を越えて拡大しているフロリダ州やアリゾナ州などは、早期にロックダウンを解除し、経済活動を再開した州だ。経済活動の再開が早すぎた結果、感染拡大につながったことが指摘されている。

また、「BLM」やロックダウン反対運動などの抗議デモが活発に行われている地域でも感染が拡大している。たとえばサウスカロライナ州などでは、抗議デモでクラスターが発生し、集団感染が拡大するケースが見られている。これは抗議運動が活発に行われている他の州でも同様の状況なので、感染を拡大させている大きな要因のひとつになっている可能性が高い。

いまワシントン州のシアトルでは街の中心部から警察が撤退し、抗議運動が地域を占拠する自治区が作られている。これと同じ動きが首都のワシントンでも進んでいる。自治区ができると、力による強制排除を明確にしているトランプと衝突する恐れも出てきている。

過激な武装集団、「ブーガルー」

このように、いまだにアメリカでは激しい抗議運動が続いており、それと同じタイミングで進められている経済活動の再開とあいまって、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらなくなっている。第1波が収束する前に第2波が始まるという状況になっている。感染の拡大と抗議運動の広がりとが一緒になり、社会的な混乱を一層強めている。

そうした状況で、新たな過激な武装集団の存在が注目されている。それは、「ブーガルー(Boogaloo)」だ。すでに日本でも一部で報道されているので、知っている読者もいるかもしれない。これは、極右の過激な武装勢力である。これまではほとんど知られていなかったが、注目されるようになったのは、5月29日に起こったある事件からだった。

5月29日、西部カリフォルニア州のオークランドで行われていたジョージ・フロイド氏の殺害に抗議するデモが過激化するなか、連邦裁判所の警備職員が銃撃され、殺害された。犯人は32歳の空軍下士官ら2人だった。6月6日、容疑者は逮捕された際、保安官代理らと銃撃戦となり、1人を殺害した。逃走中に強奪した車のボンネットには自分の血で「BOOG」などと書かてれいた。

これは、極右の過激な武装集団、「ブーガルー」のメンバーであることを示す合言葉である。この男はフェイスブックで共犯者に「抗議デモは法執行機関の職員を標的にする絶好の機会だ」と暴力を呼びかけていた。

また、西部ネバダ州のラスベガスや、南部サウスカロライナ州のコロンビアなどでも、「BLM」の抗議デモで火炎瓶を所持したり、略奪や破壊行為を起こしたりしたとして「ブーガルー」のメンバーとされる複数の男が逮捕され、起訴されている。

「ブーガルー」とはなにものか?

「アンティファ」は日本でも大分知らるようになっているが、「ブーガルー」は一部のメディアで取り上げられているものの、知られているとはいえない存在だ。闇のなかからいきなり現れた、得たいのしれない武装集団という印象だ。

「ブーガルー」の歴史は浅い。昨年の2019年にアメリカのアングラ系掲示板、「4Chan」の投稿から始まった。「Qアノン」とほぼ同時期に、同じ掲示板の投稿から始まったのが実に興味深い。

ちなみに「ブーガルー」という名称は、2014年に公開されたドキュメンタリー映画、「エレクトリック・ブーガルー」からとったものだ。このドキュメンタリーは1967年から1994年に白人のヒーローが銃で敵を殺しまくるB級映画を専用に製作していた映画プロダクション、「キャノン・フィルムズ」のドキュメンタリーである。「ブーガルー」とは、「キャノン・フィルムズ」が作る暴力的なB級映画のファンが集まって作った組織だ。アロハシャツに防弾チョッキ、そして自動小銃で武装しているのが彼らの共通の特徴だ。

しかし、「ブーガルー」の活動は映画ファンの集いのようなものではない。新型コロナウイルスの蔓延はエリート層がアメリカ国民を支配するために作り出したフェイクニュースだとし、反抗を呼びかけている。南北戦争のようなアメリカ第2内戦を引き起こすために、警察や政府機関を襲撃し、「アメリカ第2革命」を実現するのだとしている。

「アンティファ」のように「ブーガルー」にも統一した組織があるわけではない。「4Chan」や「Redit」、そして「8Kun」などの掲示板、そしてフェイスブックなどのSNSに集まったイデオロギーを共有する人々が「ブーガルー」を名乗り、任意で活動を行っている分散型の集団だ。

ここにも新型コロナの影響か。急増する電気コンロが火元の火災

「火を使わないため安全」という触れ込みで普及した電気コンロが原因となった火災が相次いで発生し、各メディアで報道されています。一体なぜそのような事態が起こるのでしょうか。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者でマンション管理士の廣田信子さんが、IHクッキングヒーターとは異なる電気コンロの構造的な特徴が火災を招きやすくしていると指摘した上で、その防止策を考察しています。

火が出なくて安全のはずの電気コンロで火災が相次ぐ

こんにちは!廣田信子です。

新潟県湯沢町の高層マンションで、立て続けに3件、火災が発生している…との報道がありました。いずれも火元は電気コンロの可能性が高いといいます。

相次ぐ火災 旧式電気コンロ原因か 湯沢の高層マンション

マンションでの火災が続けて起こるのは例年にない傾向で、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で、自宅で料理をする機会が増え、コンロから目を離すなどの「うっかり火災」が頻発しているのではないか…と消防署はみています。

湯沢町のリゾートマンションはバブル期前後に建てられた築30年以上の建物が大半で、過熱を感知するセンサーが付いていない旧式の電気コンロ備え付けの物件もある。過熱防止などのセンサーが付いていれば、防げた可能性がある…として、できれば、センサー付きに取り換えてほしい…と。

バブルのころ建設されたリゾートマンションやワンルームマンションでは、電気コンロが組み込まれたキッチンユニットが数多く使われました。ガスコンロと違って火が出ないので、火災の心配が少なく安全と言われていたと思います。

「電気コンロ」といってもピンとこない方もいるかもしれません。今は、電気を使う調理機器と言えば、IHクッキングヒーターですから。機器に触っても熱くないIHクッキングヒーターとは違って、電気コンロは、電熱器が高温になって、その熱で調理する方式なので、触れば熱いです。

電気コンロには、

  • ヒーターのコイルがむき出しになったタイプ
  • 上部にトッププレートを取り付けたタイプ

の2種類があります。トッププレートでおおわれているものは、電熱コイルが直接見えないので、調理モードになっていることに気が付きにくいということがあります。キッチンユニットに組み込まれているのは、ほとんどがこのタイプだと思います。火が出ないから、火災になりにくい…はずが、火が出ないから、高温になっていることに気が付きにくく、火災になりすい…という面もあるという皮肉です。

このタイプは都心部にも多数存在するはずなので、気になって調べると、電気コンロの火災は、東京では毎年数十件以上発生しているといいます。キッチンユニットの電気コンロのスイッチに気が付かないうちに触れ、スイッチが入ってしまい、それを知らずに外出し、時間が経過して出火する…というパターンが多いといいます。

ワンルームマンション等では、玄関出入り口脇に備えられていますから、出がけに、手に持ったバックがスイッチに触れてしまうということもあり得ます。キッチンユニットの周りには、雑多なものが置かれていることが多く、普段、料理をしないと、電気ヒーターの上に物を置いていることもあります。

電気コンロのスイッチを、うっかり触ってONにしてしまわないように、メーカーがスイッチを改修するよう啓発活動をしているようですが、賃貸物件であることが多く、なかなか進んでいないようです。

電気コンロメーカーおよびキッチンユニットメーカーが協力して、2007年に、「小形キッチンユニット用電気こんろ協議会」を設立して、啓発活動をしているということです(初めて知りましたが…)。

都市部には、電気コンロを組み込んだキッチンユニットが使用されているワンルームマンションが多数あります。賃借人の方が、これまでは、あまり使用しないで物置になっていたけど、コロナ禍での外出自粛、経済困難等で、慣れない電気コンロを使用する機会が増えるかもしれません。高経年のワンルームマンションのオーナーの方は、組み込まれている電気コンロの仕様を確認し、賃借人の方に、注意を促された方がいいと思いました。

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水さえ包める物も。レジ袋有料なら風呂敷をオススメしたいワケ

レジ袋の有料化を受け、風呂敷がにわかに注目を集めています。以前と違い柄も豊富、中には水さえ包めるものもあるのだとか。そんな今どきの風呂敷事情を、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で著者の真井花さんが紹介しています。

私たちには風呂敷があったじゃないか

さて、本日は一枚の布のお話。

ビニール袋有料化にともなって、イイ感じのエコバッグを探していたんですが、早くも発見しました!それは

  • 風呂敷

です。……まあ、正直なところ、和装用の小物は、和風が強すぎてちょっとなあと思っていました。ほら、富士山をバックに鶴が数羽飛んでるヤツとか花の丸にサクラとか。それはそれでステキなんだろうけど、

  • 現代の日本の生活とは馴染みにくい

ように感じるんです。なので、風呂敷は候補にも入っていませんでした。

ところが、このサイトを見て認識を改めたんです。

京都のふろしきメーカー むすび

日本流 超撥水風呂敷『ながれ』
 オンラインショップ

まあ、伝統的な(もとい現代の生活に馴染みにくい)柄のものもありますが、そうでない柄のものもすごく多い。北欧柄やストライプなどがあって、ステキです。

もともと風呂敷で一枚の布なんですから

  • かさばらずコンパクト

ですよね。それゆえ

  • 洗濯がカンタン

です。しかも

  • 撥水性があって汚れにくい

んです。このサイトにある撥水風呂敷では、

  • 水さえ包める!

んだそうです。うーん、防災グッズとしても有用かも。

私が必要としている機能のうち、備えていないのは保冷性くらいですね。これは仕方がない。我が家は、クルマで買い出しにいくので、保冷バックをクルマに常備しておくことにします。

風呂敷の場合、ひとつ欠点を挙げるなら、風呂敷が今の生活から消え失せているせいで、日本人が

  • 包み方や結び方を忘れてしまっている

ことでしょう。私も、良く知りませんし( ̄∇ ̄)

と思って、ググってみたところ、まあ、たっっくさんありました。こちらのサイトは種類も多いし、分かりやすいのではないかと思います。

風呂敷の使い方

買い物カゴに入れ込んでお会計をしてもらうのは、気分がイイですね。カゴに敷き込んでおいて、レジを通った商品をそのまま入れてもらって四隅をきゅっと結んで引き上げれば、オシマイです。

…ビニール袋の大きい方を1枚と中を1枚でいいかなあ、あ、入りきらない!みたいなストレスが一挙に解決ですから(*^ー゚)

早速購入して使ってみたところ、

  • 良いわ~(*^ー゚)

です。柄も可愛いし、カンタンに包めるし、お菓子の箱とかちょっと角が尖っているようなモノがあっても突き破らないし。帰宅したあと洗濯カゴにポイで済む(洗濯担当の義母は、ちょっと難しいものだと洗濯したがらない)。ラクだわ~。

風呂敷もエコバッグになる。包み方を覚えてしまえば、かなり機能性が高いですよ。

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コピー取りを頼めば判る、仕事を任せられる部下とダメな部下の差

例えば職場で、些細としか思えない仕事を依頼された時、どのように対応しているでしょうか。そんな頼まれ事を、「仕事」とするか「単純作業」にしてしまうかでその後に得られる信頼や評判が変わってくる、とするのは人気コンサルタントの中久保浩平さん。中久保さんは今回、自身の無料メルマガ『ビジネス真実践』にその納得の理由を記すとともに、仕事の「意図」を考える重要性を強調しています。

どんな意図があるのか?を汲み取ることが大事

どのような仕事でも大きい小さいなどにも関わらず、そこには明確な意図があるものです。その意図を考えながら仕事をする人とそうでない人。この差は大きく分かれていきます。いわゆるデキる人なのか、デキナイ人なのか。

たとえば…上司から会議資料のコピーを10部、頼まれたとします。

  • 言われたとおりに資料を10部、コピーをする人
  • 10部コピーをした後、ホッチキスで留めて会議で使いやすいようにする人
  • 会議で重要なポイントとなる部分に予めマーカーを引いておく人
  • 10部と言われたけど、余分に12部コピーしておく人

などなど、同じ1つのことを頼んでも色々なパターンに分かれます。別にどれが正解ということではありませんが、ただ言われたとおりにするのは、仕事というよりは単純作業です。単純作業なので、言われたことをやり遂げればそれで終わりです。相手もそれで満足はするでしょうが、作業をこなしただけの人に成長はありません。

一方、仕事のデキる人というのは、たとえコピーを頼まれただけであっても「その意図するところは?」を汲み取り、会議時間の効率化を考えて閲覧し易いようにまとめたり、配布しやすいように…など、ひと工夫しようという意識が働きます。こうした気遣いや心配りが、積もり積もって、周りから信頼される人材となっていきます。で、大きな仕事を任されるようになっていきます。

ただ言われたとおりにこなす単純作業は誰でもできますし、その仕事から自分自身で得られるもの、というものはほとんどありません。しかし、言われた仕事、頼まれた仕事に対して、「その意図する所は?」を汲み取り、それをどのように取り組めばいいか?ということまで落とし込むと得られるものがあったり、今まで見えていなかったことも見えるようになってきます。

その場は、たかがコピーを頼まれただけかも知れませんが、「こうした方が、配る相手の人はみやすいよな」なんて気配りが自然と出来るようになると、社内の信頼だけではなく、当然、顧客対応の質も上がるので、お客様からの信頼も今まで以上になること受け合いです。

「たかがコピーにそんなことイチイチ考えてられねぇよ!」なんて反発したくなる方もいるかもしれませんが、別に、じっくり時間を掛けて考えましょう、なんてことではなく、ただコピーをするにしても、その意図を少しでも感じ取ることが大切なのです。

意図を感じ取ることが出来れば、頼まれた以上のことが出来るようになります。つまり、“相手の期待を超える満足を提供出来るようになる”ということです。

Aのことを頼まれれば、Aのこと以外にBやCのこともやっておく。で、いざBのことやCのことを頼まれても、「はい、これですね」とスグさま報告できる。それが、仕事のデキる人です。「今月中に頼むよ」と頼まれれば、期限の3日~1週間前には提出する。それが、仕事のデキる人です。このような人財がいる会社組織は仕事の効率がいいし、何より気転が利きますから、お客様や取引先にも評判がいいはずです。

目の前にある仕事を、仕事にするか?単純作業にしてしまうか?これは、ほんの少しの意識の違いだけです。そして、その意識だって、仕事の意図をちゃんと理解すれば即行動できるものばかりです。そんなスタッフが1人でも多くいる会社やお店は、益々信頼や評判を得られるでしょう。

御社ではスタッフが、それぞれ仕事の意図を十分理解していますか?そうでない場合、どのような工夫や取り組みが必要ですか?

■今日のまとめ

「仕事の意図を汲み取ることがデキる人」

  • 目の前の仕事の意図を十分に理解しているか?同僚と話し合ってみる。
  • 上記の話し合いを踏まえ、仕事を頼まれたときにその意図を汲み取り相手の満足を超えるものを提供できるようにするには?を社内で話し合う

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「間」がない。なぜ黙れぬ営業マンは揃いも揃って売れないのか?

製品やサービスの説明を誠意と熱意を持ってしているのに、まったく買っていただけない…。そんな悩みを抱えている方、もしかしたら「喋りすぎ」が問題なのかもしれません。今回の無料メルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』では著者で実務営業コンサルタントの島田基延さんが、「営業は会話である」とした上で、黙ることによって生まれる「間」の大切さを説いています。

黙る営業

売れない営業マンの特徴に、「黙れない」というのがあります。「話してないと怖いんだろうなぁ~」って感じです。「間」が一切ないんです。これってダメなんです!

営業って会話なんです。お客さんに話してもらうのが仕事ってぐらいに、話させる必要があります。隠れたニーズを探すためにも、お客様に理解してもらうためにも、お客様と仲良く成るためにも、話してもらわないと何も得られないし、契約は絶対に決まらないんです!

「間」を与えないと、お客様は話せないんです。

日本人ッて、会話をする時に、相手の話が終わってから話すように、まあ、礼儀正しくするものなんです。もちろん、普段の生活での話じゃなくて、ビジネスの会話の場合です。だから、「間」が無いと、話したくても話せないんです!にもかかわらず、黙らないんです。話し続けるんです!

これじゃ、売れる訳が無いのです。

この話し続けるタイプは、2つの恐怖で黙ることが出来ないんです。

  1. 断られる恐怖
  2. 理解不足という恐怖

どういうことか解説します。

1.断られる恐怖

これは、先ほど話したように、「間」を開けないとお客様は話せないのですが、この話す場合の多くが「断り文句」だったりします。だから、「間=断られる」なんて、思ってしまって、黙ると断られるから話し続けるようになるんです。実は、これは「間」の開け方が下手なだけです。説明をして間を開けると、「いらない」って断られます。だって、説明=売込ッて感じるから、断るのです!

「間」を開ける場合は、質問すればいいだけです。そうすると、多くの人はその質問に答えてくれるので、断り文句は出ないものです。

2.理解不足という恐怖

話し続けるタイプの営業マンって頭の良いタイプが多いです。まあ、連続して話すことが出来るって、それはそれで凄いんです。普通の人にはマネができない特徴なんです。だいたい、知的レベルが高い人に多く、この手のタイプって、相手が理解したかどうか?凄く気になるんです。理解してくれないことに恐怖心を抱くんです!

だから、もっと、これも話さなきゃ、あの話もしなきゃ!って、まあ、学校の先生なんかに多いんですが、こっちからすると、ゆっくり話してよ!そんなにいろいろ言われると、理解できないよ!って思うんですが、頭の回転がそういう人は早いから、「これでもか!」って、押し込んできます。まあ、余計に理解なんて出来ないんです。

「黙る=間を与える」

この「間」って非常に重要なんです!

  • 考えさせる
  • 話させる
  • 理解させる
  • 契約を迫る

など、実はいろいろな効力があります!

売れる営業マンは、「間」を楽しみながら活用します。「間」が使いこなせないと、なかなか安定して売れません。「黙る=間を与える」を覚えて活用ください。

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