小泉悠氏が懸念、西側の軍事援助増強でプーチンが失う「自己制御」

予想を遥かに超えるウクライナ軍の抗戦に、大きな人的被害を受けたとされるロシア軍。首都キーウ攻略に失敗し周辺から撤退した彼らの動向に注目が集まる中、西側諸国はウクライナに対する軍事援助増強を決定するなど、ロシアに対する圧力をさらに強めています。この動きにプーチン大統領はどのような反応を見せるのでしょうか。今回のメルマガ『小泉悠と読む軍事大国ロシアの世界戦略』ではロシアの軍事・安全保障政策が専門の軍事評論家・小泉悠さんが、論点を3つに絞りロシアの出方を予想。「デモンストレーション的な限定核使用」も否定できないとの見立てを記しています。

 

※ 本記事は有料メルマガ『小泉悠と読む軍事大国ロシアの世界戦略』2022年4月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール小泉悠こいずみゆう
千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了(政治学修士)。外務省国際情報統括官組織で専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMO RAN)客員研究員、公益財団法人未来工学研究所特別研究員などを務めたのち、現在は東京大学先端科学技術研究センター特任助教。

キエフを守り切ったウクライナとロシアの出方

キエフ周辺から消えたロシア軍

この一週間で、ウクライナをめぐる戦況に重大な変化があったことは既に広く報じられているとおりです。

都合4回目となる対面での停戦交渉(於トルコ)後、ロシア国防省のフォミン国防次官が「作戦の第一段階は完了したのでキーウとチェルニヒウ周辺での軍事作戦を大幅に縮小する」と発表したのが3月29日のこと。

ロシア軍「キエフ近郊の活動縮小へ」、ウクライナは安保体制提案

この直後からロシア軍は実際に一定の兵力をベラルーシやロシア本土に向けて後退させ始め、ウクライナ軍もキーウ周辺で反攻を開始してかなりの領域を奪還しました(例えば米戦争研究所(ISW)の3月31日の戦況アップデートを参照されたい)。

RUSSIAN OFFENSIVE CAMPAIGN ASSESSMENT, MARCH 31

4月に入ってからもこの動きは続いており、4月2日までにウクライナ軍はキーウの東西でさらに反攻を行なってロシア軍をより遠くへ押し戻すことに成功したようです。

RUSSIAN OFFENSIVE CAMPAIGN ASSESSMENT, APRIL 2

特に著しいのが西部での状況で、ウクライナ軍はイルピン、ブチャ、ホストメリ空港などを奪還したとされています。これを受けて同日、ウクライナのマリャル国防次官は「キーウ周辺の全域が解放された」と宣言しました。

首都周辺の全域「侵略者から解放」、ゼレンスキー氏は「ロシアによる東部占領」警告

ホストメリ空港からロシア軍が撤退したことは衛星画像でも確認されています。

ロシア軍、キエフ近郊アントノフ空港から撤退 新たな衛星画像で確認

 さらに4月3日のISWのアップデートでは、もはやキエフ西部からはロシア軍の支配領域が消え、北部および東部でもロシア軍は急速に後退中とされています。

RUSSIAN OFFENSIVE CAMPAIGN ASSESSMENT, APRIL 3

まとめると、ロシア軍は今回、キーウ攻略に失敗した可能性が非常に高いということです。西側からの軍事援助に支えられたとはいえ、ウクライナ軍がこれだけの持久力を発揮してロシアの首都攻略を撃退するというシナリオは(少なくとも私には)全くの予想外であり、その実力を大きく見誤っていたと結論せざるを得ないでしょう。

なお、ウクライナがこれだけ善戦できた理由については、暫定的な考察を第167号「ウクライナ軍は何故善戦できているのか」で行なっているので、こちらも参照してみてください。

 

ロシア軍は本当に劣勢か?“アメリカ脳”に支配された空想記事を「鵜呑み」する危険

さまざまなメディアで、国際政治や軍事の専門家たちによる解説を交え報じられているウクライナ情勢。その多くがロシア軍の「思わぬ苦戦」を伝えていますが、果たしてそれは全面的な信用に値するものなのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、単純極まりないというウクライナ情勢の「事態の本筋」を記すとともに、散見される予断と偏見に満ちた記事やニュース報道を批判。さらに読者に対しては、それらに触れる際の注意点を提示しています。

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2022年4月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

空想力だけで言葉遊びをする記事を見抜け/ウクライナ情勢を理解するための頭の体操

大前研一が「ウクライナ情勢は“アメリカ脳”と“ロシア脳”の両方を併せ持っていなければ、的確な判断はできない」と言い、その“ロシア脳”で考えるとプーチンは「最終的にウクライナを併合しようとしているわけではないと思う」と結論づけているのは、正しい。本稿が「対自化」と言ってきたのと同じことで、平たく言えば複眼的思考ということである。

ところが“アメリカ脳”しか持たない日本のマスコミは、プーチンはヒトラー同様の狂気の侵略者なのであるから、キエフを攻略し、ゼレンスキー政権を崩壊させ、ウクライナを占領してロシアに併合しようとしているに決まっているという思い込みから状況認識を出発させる。「本当にそうかな?」とチェックする“ロシア脳”が働かないから、単純素朴にそう信じ込み、自分が“アメリカ脳”の虜になってしまっていること自体に気がつくことがない。これが「即自化」の罠である。

キエフ制圧を諦めた?

最近の興味深い実例は、3月27日に日本のマスコミが一斉に報じた、ロシア軍がキエフ制圧に失敗して東部のドネツク地方の掌握に兵力を集中すべく戦略の転換を余儀なくされているという現地情勢の分析である。同日の日経の見出しで言うと「ロシア、焦りの戦略修正」「各地で苦戦、東部掌握を優先」「首都制圧の目標後退」で、“焦り”“修正”苦戦“後退”などロシア軍が劣勢にあることを印象付ける言葉が並んでいる。

この報道の発端は、ロシアのルドスコイ第1参謀次長が25日にモスクワで記者会見し、ウクライナ侵攻から1カ月が作戦の「第一段階」はほぼ完了し、今後は東部ドンバスの「完全解放」に注力していくと述べたことにある。これに対し米ペンタゴン高官は直ちに反応し、

▼ロシア軍がキエフ地上侵攻を少なくとも今は停止したように見える。

▼ロシア軍がいったん制圧した南部ヘルソンはウクライナ軍の奪還作戦によって再び係争中の地域となった。

と述べた。この記事を書いた日経の2人の記者はワルシャワ支局にいて、たぶんモスクワとワシントンで行われた記者会見には出ていないと思われるが、その分、“アメリカ脳”だけを思い切り膨らませて空想力を拡張した。

情勢分析に想像力は大いに駆使しなければならないが、空想力に逃れてはいけない。想像力には「地に足が着いている」が空想力には足がないからである。

日経の空想的な記事は言う。

▼▼キエフを早期に制圧し、親欧米派のゼレンスキー大統領を退陣させ、キエフを含む主要地域でかいらい政権の樹立を目指していた当初のシナリオの変更を迫られている可能性がある。

▼▼一部の部隊はキエフから後退を強いられている。

 

8カ月間に100回もコロナワクチンを接種した男性はどうなったのか?

第7波到来の懸念が指摘されている中、伸び悩みを見せている新型コロナワクチンの3回目接種。岸田首相は先日、4回目の接種分確保の見通しが立ったとしましたが、重症化リスクが低い人間であっても4回目を打つ必要はあるのでしょうか。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、ワクチン接種を重要視していないことが明白な岸田首相が、3回目の接種率が上がらない中でなぜその先のワクチン確保に走ったかを推測。さらに海外から飛び込んできた、ワクチン接種に関わる驚きのニュースを紹介しています。

 

下手なワクチンも数打ちゃ当たる?

岸田文雄が首相になったとたん、急に鈍化した新型コロナのワクチン接種ですが、首相官邸の公式HPに公開されているデータによると、2022年3月末の時点で、ワクチンを1回以上接種した人が全人口の80.9%、2回以上接種した人が79.4%、3回接種した人が39.8%となりました。ま、3回目の接種の途中でワクチン担当相の堀内詔子を退任させたのですから、岸田文雄がワクチン接種を重要視していないことは明白ですね。

安倍晋三が「言うだけ番長」なら、岸田文雄は「聞くだけ番長」、両者に共通するのは「やってる感」の演出なので、結果など二の次なのです。まだ3回目の接種が約40%なのですから、本来ならワクチン担当相を留任させて、3回目の接種を加速させるのが筋でしょう。それなのに「聞くだけ番長」は、一番忙しい官房長官の松野博一にワクチン相を兼任させた上、4回目の接種のためのワクチン確保を進め始めたのです。

鳴り止まない「後手後手」との批判にそうとう焦っているのか、3回目の接種が予定より大幅に遅れているのにも関わらず、まだ承認申請も行なわれていない4回目の接種をアピールすることで、あたかも先手先手で対策しているかのような「やってる感」の演出、本当にご苦労様です。

それに、そもそも「4回目の接種は必要なのか?」という声もあります。イスラエル、イギリス、フランスなどでは、医療従事者や高齢者などを対象に4回目の接種を始めましたし、感染者数が急増している韓国でも、重症化リスクの高い人を対象に4回目の接種を始めました。このように対象者を絞っての接種なら分かりますが、ウイルスが変異して感染予防効果がほとんど期待できない従来型ワクチンの全員接種、本当に必要なのでしょうか?

結局のところ、新たな変異株の特性に合わせた対策など何ひとつ打ち出せずにいる「聞くだけ番長」ですから、たとえ効果など期待できないワクチンであっても、3回目の次は4回目、4回目の次は5回目、5回目の次は6回目…と、マシンガンのように連射し続けなければ「やってる感」が途切れてしまうのでしょう。

でも、こんなに何度もワクチンを接種して、大丈夫なのでしょうか?国内のワクチン接種後の死亡者は先月までに1,571人、1日当たり約4人が亡くなっている計算ですが、厚労省は1,571人全員を「因果関係なし」「原因不明」として、国の予防接種健康被害救済制度の一時金4,420万円を誰にも支払っていません。しかし、個別の報告を見ると、明らかに副反応が原因と思われる事例が散見されますし、今も接種後の死亡者は増え続けています。

そんな中、4月1日付でドイツから「エイプリルフールのジョークか?」と疑ってしまうほど驚くべきニュースが飛び込んで来ました。ドイツの主要各紙の報道によると、ドイツのプライバシー規則に従って名前は公表されていませんが、ドイツ東部のマクデブルク出身の60歳の男が、昨年の夏から今年4月1日に警察に逮捕されるまでの約8カ月間に、少なくとも87回以上、新型コロナのワクチン接種を受けていたというのです。

 

韓国ですら危険。日本にとってウクライナ侵攻が「他人事」ではない訳

誰しもが「あり得ない」と信じて疑わなかったロシアによる軍事侵攻。しかしそんな思い込みはいとも簡単に覆され、ウクライナでは深刻な人道危機が今この瞬間も続いています。我が国が同様な事態に襲われた際、国民の命は守られるのでしょうか。今回のメルマガ『宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話』では著者でジャーナリスト・作家として活躍中の宇田川敬介さんが、ウクライナと日本それぞれの状況を比較しシミュレーション。そこから見えてきたのは、あまりに戦争に対して無防備な日本の真の姿と、他国の侵攻を受けた際に逃げ場がないという絶望的な現実でした。

 

ウクライナ情勢を見て思う「我が国は生きのこれるのか?」

まずは日本の備えをウクライナの例から比較してみよう。

2月3月と、このメールマガジンでは「第52話 緊迫するウクライナ情勢に見るロシアと中国と北朝鮮」と題して行ってきました。

【関連】プーチンすら策に嵌めるか習近平。中国「ウクライナ戦争」を利用した債務の罠

実際に、現時点でまだロシアのウクライナ侵攻は終わっていません。

この話をオンラインサロンの方と合わせてこのように文章化してみると、やはり考えなければならないと思いますのが「日本にウクライナと同じようなことがあった場合。どのようになるのか」というような心配が先に立ってしまうのです。

ウクライナのことが、とても他人事には見えないというような状況になります。
日本人の多くはそのような感覚はなく、ウクライナ侵攻に関して「他人事」「対岸の火事」としか見ていません。

その為に、ウクライナ侵攻に対するテレビのコメンテーターのコメントなども、何とも無責任なもので、驚くことばかりではないかと思います。

あのような事件に対して、日本人は根本的に「自分の所に他国が攻めてくる」というようなことを想定していることは全くないのですから、大変困ったものです。

戦争を「する」「しない」ではなく、攻めてきたらということと同じで「備える」ということを考えなければならないのではないかと思うのです。

そのような観点から考えると、今の日本はあまりにも「防衛」が出来ていないのではないかと思います。

今回の連載で、まずは今の日本がどのようになっているのか、日本の防衛を考えるということで、見ていきたいと思います。

実際に「危機」というと、日本の場合は「災害」ばかりになってしまっていて話になりません。

地震に備えるとか、津波に備えるというようなことは、様々な人が積極的に行っていますが、例えば「北朝鮮のミサイルが落ちてきた場合に備える」とか、「大規模なテロが発生した場合に自分のみを守る」というような「人為的な危機」に対する警戒が出来ていないということになります。

日本は、自然災害に関しては、様々なことが起き、なおかつ毎年のように報道されている尾で身近なものとして認識しているのではないかと思います。

また自然災害に関しては「いつ起きるかわからない」と同時に、「自分に災害の影響がある」という認識があるので、様々な意味でこれ等の災害に備えるということになります。

しかし、ロシアのウクライナ侵攻のような内容に関しては、全く備えていません。

もちろん、このようにかけば「どのように備えて良いのかわからない」などということが声が上がり、初めから、思考を停止してしまい、備えることに関して考えることすら拒否してしまうということになっているのではないでしょうか。

同時に、「攻めてくるはずがない」などというようなことをいう人も少なくありません。

北朝鮮は、今年に入ってからミサイルの発射をどれくらいしているのでしょうか。

ニュースになっているだけでも既に6回、つまり平均すれば1ヶ月に2回のペースでミサイルの実験を行っています。

その中には日本のEEZ内に落下したものもあります。

 

「反日感情を政治利用しない」韓国ユン新大統領の発言に期待するワケ

5年ぶりに保守派の新大統領が誕生する韓国。ユン・ソギョル次期大統領が、首脳同士によるシャトル外交の復活の意向を示し、「反日感情を政治利用しない」と方向転換を印象付ける発言をしたことに注目するのは、メルマガ『石川ともひろの永田町早読み!』著者で、小沢一郎氏の秘書を長く務めた元衆議院議員の石川知裕さん。嫌韓の声が大きくなり、経済面でも傷んでしまった両国関係を改善する好機が来ていると、岸田政権の積極的な対話を求めています。

 

日韓関係を改善する好機がやってきた/日韓W杯は遠い昔…

韓国で新大統領が誕生した。新しい大統領が日本との関係をどうしたいのか気になるところだ。日韓関係は戦後、最悪の状況になっている。2002年の日韓ワールドカップ共催が遠い昔のようだ。やはり、徴用工問題や慰安婦問題で、韓国側の対応が変化した影響が大きい。

韓国大統領は支持率が下がると日本たたきを行う癖がある。日本との歴史問題を持ち出し、自分への憎悪を日本に転換させる作戦だ。植民地として屈服させられた旧宗主国に対して「闘う指導者」「民族の誇り」というイメージを作り上げるのだ。

日本でも、韓国の強硬姿勢に嫌気が差して韓国叩きをする政治家が増えている。国民の中でも、韓国との友好を主張する政治家に対して冷ややかな視線が送られる風潮が出てきた。先の総選挙で引退した河村建夫元官房長官は日韓議員連盟会長ということだけで、ネトウヨからの攻撃を受けていた。

しかし、経済界は決して対立を望んでいない。韓国の輸入相手国は1位が中国、2位が日本である。日本と韓国は経済上、切れない関係にあるのだ。観光業でも日韓関係が冷え込んだ影響で閉店を余儀なくされたお店を私は見てきている。また、くず鉄業界などもかなり影響を受けた。

現在の日韓関係について、ユン・ソギョル新大統領は「ムン・ジェイン政権が国益を優先するのではなく、外交に国内政治を持ち込んだため、国交正常化以降、最悪の状態に陥った」とムン政権の対日政策を批判し、首脳同士によるシャトル外交の復活などを行う姿勢を示している。そして「反日感情を政治利用しない」と発信し、「未来志向的な韓日関係をつくる」とかなり踏み込んでいる。

ムン政権は元従軍慰安婦に関し、「最終的かつ不可逆的な解決」が確認された2015年の日韓合意をひっくり返した。また、「佐渡島の金山」(新潟)の世界文化遺産推薦にも反発するなど反日姿勢が強かった。だから、ユン新大統領の発言は、大きな方向転換と言える。

5年ぶりの政権交代で冷え込んだ日韓関係をどうするか。双方が歩み寄らなければいけない。政権交代が行われた今こそが好機であり、岸田政権も対話を重ねるべきだ。

 

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お金のプロが指南。4月の値上げラッシュを心配する前にやるべきこと

光熱費に食料品、紙類から外食チェーンの定番メニューまで、4月になって多くのモノが値上がりし、今後もこの傾向は続くようです。こうなると心配なのは家計のこと。自衛のために何かできることはあるのでしょうか。今回のメルマガ『豊福公平の夢を叶えるハート&マネー』で、外資系生命保険出身の元ライフプランナー・豊福公平さんは、心配しすぎにより浪費を招くことがあると指摘。冷静になるためにやるべきことが1つあると伝えています。

 

4月から物価が値上がり。備えるべきは「日用品」ではなくお金への考え方

4月から生活雑貨の一部が値上がりします。それによってこれまで以上にお金のことを心配する人が出てくるでしょう。そんなときだからこそ1つ考えてほしいのが、今本当にお金が足りていないのか、ということです。

「物価が上がる」ときくと、多くの人は心配に思うでしょう。しかし、お金を扱う専門家としてこれまで多くの人のお金の使い方を見てきた私としては、正直、それほど心配することはないだろうと思います。

多くの人が必要以上に心配し、それによって自ら行動に制限をかけて、それによってストレスがたまり、発散するために散財してしまう、という悪循環に陥っています。

そうならないためにも、いまやることは1つ。今、自分が持っているお金や証券、不動産などすべてのものを書きだしてみることです。どこの銀行口座にお金がいくらあるのか、毎月の生活費はいくらかかっているのか。4月以降の値上げによってどれだけ影響を受けそうなのか。

計算してみればわかると思いますが、実際はそれほど変わらないでしょう。たとえば5000円から1万円ほど増えたとしても、その分外食や飲み会に行く回数を1回か2回減らすなどすれば問題ないのではないでしょうか。

値上げに対して、適度に節約することは必要かもしれませんが、必要以上に怖がることはないというのが私の考えです。

 

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“病院嫌い”の人を人間ドックに行かせるにはどうすればいいのか?

世の中は新型コロナウイルス蔓延の渦中にありますが、病気はコロナだけではありません。人間ドックなどの定期的な検診でわかることは多いですが、病院嫌いの方はあまり行きたがらないまま病気が進行してしまうことも…。そこで、今回のメルマガ『久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽」』の著者でiU情報経営イノベーション専門職大学教授を務める久米信行さんが、 病院嫌いの妻を持つ夫のお悩みに回答しています。

 

オトナの放課後相談室:病院嫌いの妻の説得方法

Question

shitumon

私の妻は、病院嫌いで体調不良でも、滅多なことでは病院に行きません。基本的に健康かつ、体調不良に強いのだと思いますが、心配ごとがあるとすぐに病院に行く私とは大違いです。妻に言わせると「病は気からなんだから、病院に行くと気持ちが病人になっちゃう」とのこと。なので、体調不良でも、市販薬と睡眠で回復をはかっているのですが、40歳越え、回復のスピードが落ちつつあるところをみると、夫としては、心配なので病院に行って欲しいと思っています。

考え方の違いなのでなかなか難しい面はありますが、何か心変わりを促せるアプローチはないでしょうか?
(千葉県/48歳/男性)

久米さんからの回答

ご夫婦で人間ドックとジム通い。良い気で明るい病院と主治医探し。

実は、 私も本当は病院嫌い です。しかも、 祖父も父も病院嫌いでしたから、親子三代、筋金入りの病院嫌い と言っても良いでしょう。

ですから 「病院に行くと気持ちが病人になっちゃう」 という奥様のお気持ちもよくわかります。今は亡き私の父は、晩年、東大病院への通院や入院を繰り返し、その送り迎えやお見舞いをしておりましたが、 たしかに「病院内の気」は、体に良くないと感じました。 こう見えて、私は「 パワースポット」ハンター? なので、 その逆の悪い気にも敏感 なのです。

そんな 病院嫌いの私 でしたが、今では、 ちゃんと行くべき時に、行くべき病院に通う ようになりました。

それは、 病院嫌いで検査嫌いだった父が、前立腺がんという早期発見すれば治療可能だった病気を見過ごして命を無駄にしてしまった からです。 見つかった時には既に末期がんだったという悲劇 を目の当たりにしてしまったのす。

正確に言うなら、 ペースメーカーの電池交換手術を行う前の予備検査で、予期せぬ前立腺がんが見つかった のです。

実は 祖父も同じ でした。健康で病院嫌いだった祖父が、ある日、 大学病院の精密検査に出かけて帰ってくると生気がない別人になっていて、それから寝込んでしまいました。 そして、 数か月後に、そのまま天に召されました 。明治生まれの元近衛騎兵だった祖父は、 最後まで病名を口にしませんでしたが、おそらく、がんだった のでしょう。

つまり、 病院嫌いの祖父も父も、人間ドックなどの定期検査を怠ったため、自覚症状らしい自覚症状がないまま、気が付けば末期がんだった というわけです。

 

なぜ『鬼滅の刃』が興行収入歴代1位の日本映画産業の未来は暗いのか

「鬼滅の刃」の興行収入が歴代1位となり、映画市場が盛り上がるかと思いきや、そのことで逆に未来が不安視される声も出てきています。今回のメルマガ『モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)』では、世界の映画産業を細かく分析することで日本の映画産業の“弱点”を突いていきます。

 

映画版「鬼滅の刃」歴代興行収入1位の影で危惧される日本映画界の未来

世界の映画産業と比較すると、日本の映画産業の弱点が見えてくる。比較対象国として、北米(米国・カナダ)、韓国、フランス、ドイツ、英国、オーストラリア、韓国を挙げる。

2017年の映画観客数を、多い順番に比べると、北米、韓国、フランス、日本、英国、ドイツ、オーストラリアであった。

ところが、観客数を人口で割った国民1人当たりの映画館における年間の鑑賞本数は、韓国の4.3回が最も多く、次いで北米とオーストラリアが3.4回、フランス(3.2回)、英国(2.6回)、ドイツ(1.5回)と続き、日本は最下位の1.4回であった。

とくに日本は東日本大震災後、2011年にはこの数字が1.1回まで落ち込んだものの、他国と比べ、低い水準となっている。

ただ、2005年以降の数字を見ると、特に韓国市場の好調さは目立つ。2008年では、1億5083万人であった数字が、2017年には2億1987万人と、30%以上増加した。他方、日本を含め、他の国では、このような大幅に増えた動きは見えなかった。

一方で、これらの国の興行収入を見てみると、北米、日本、英国、韓国、フランス、ドイツ、オーストラリアとなり、観客数では下位に低迷する日本が興行収入ではアメリカ、比較対象となっていない中国に次ぐ世界第3位となった。

要因としては、日本の映画チケットの料金が平均1310円と、他国と比べ高いことが理由として挙げられる。

ところが、チケット料金の平均が1264円と日本とあまり変わらないオーストラリアの年間鑑賞回数は3.4回と高い数値を維持しており、日本社会における「映画館での映画体験」という文化が明らかに衰退しているといえるだろう。

各国における「スクリーン数」を比較しても、日本が他国と比べ少ないことが分かる。スクリーンの数は、米国が他国を圧倒、日本の10倍以上の40,393スクリーンとなっている。

ただ、どの国も2008年以降、スクリーン数は増加、とくに韓国は40%増を記録、英国も18%増、フランスとオーストラリアも10%増となった。

しかし、人口をスクリーンの数で割った「1スクリーン当たりの人口」で見ると、日本におけるスクリーンの数は他国と比べ、少ない。1スクリーン当たりの人口は、その数値が低いほど、身近にスクリーンが存在していることを意味する。

この数値を見ると、日本は35,894人に1スクリーンであった。最もスクリーンの数が多いのは米国で、8046人に1スクリーン、フランスは10.959人に1スクリーンであった。日本には、米国の4分の1、フランスの3分の1、韓国の半分しか映画スクリーンが存在しない。

 

「浮気に走る男性は本能が強い」動物と比べるとわかるその意味とは

動物的な本能で生きている男性は浮気に走りやすいとはよく聞く話ですが、では、そういった男性を繋ぎ止めるにはどういったパートナーでいるべきなのでしょうか。今回のメルマガ『不器用さんの為のパートナーシップマガジン』では、動物と人間の違いと共通点について語っています。

 

動物と人間の共通点と違い

動物との違いは第一に理性。そして人間には長い年月をかけて築きあげた感情・生活・法律があります。

雄の野生本能からすれば、一度交尾すれば雌が子を孕もうが孕むまいが関係ないのです。

雄は基本子育てに加担しませんからその後雌と我が子がどうなろうがどーでも良いのです。(交尾が終わった後一生を終える個体もありますし。私は賢者タイムはこの名残ではないかと考えています。)

ただ“自分の子を残した!!(だろう)(≧▽≦)”~と言う達成感で次の雌に関心が移ります。

一方雌は動物界では発情期と言うものがありますので確実に雄の子を孕む訳です。孕んでしまえば子を育てる必要があるので保守的になります。

人間の場合、発情期が無いので百歩譲って排卵日に情交しても孕む可能性が100%ではありません。

しかし不思議な事にここは本能が勝りカップルが成立(この場合情交)すると女はやはり保守的になり男は奔放主義になるのです。

だから女性は一度関係を持つとパートナーに甲斐甲斐しく世話を焼くようになり男は妻が妊娠中でも浮気が出来るのです。

ですが先ほど挙げた通り人間には理性・感情・生活・法律があります。

浮気に走る男性は本能の強いタイプです。ここはパートナーの感情やお互いの将来、法律を考えた上で理性でコントロールしていくしかありません。

女性が本能の強いパートナーを選んだ場合情交した後保守的になるのはまずいのです。男は狩人ですので苦労せずにあっさり手に入る女性に関心はありません。

保守的で甲斐甲斐しく自分の世話を焼いてくれる女性は放っておいても自分の傍に居てくれるので男は次の獲物を探しに行ってしまうのです…。

もしパートナーが本能の強いタイプだなと思われた方は情交した後、付き合う前に戻りましょう。

動物と人間の奔放主義の違いは人間男性の場合、情交してカップル成立すると男は女を手に入れたと安心しますので自分の巣を女に任せる安心感で奔放になれるのです。(浮気省の男性は次の女性を手に入れたと思えばその女性との住まいも自分の巣になってしまう訳ですが…(==;))

だからカップル成立後男の口数が少なくなったり素っ気なくなるのは安心してノーマルモードに戻っているだけなんです。

女性は基本誰かにいつもお姫様待遇して貰いたいと思っていますのでこの態度の急変は不安になりますが子供が出来たら自分がお姫様をしていてはいけません。

至れり尽くせりは赤ちゃんの権利になるのですから。

身体の関係を持った後子供が出来ようが出来まいが本能は母親になったんだと思ってくださいね。

 

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ウクライナ市民が“毒入りパイ”でロシア兵を殺害。空腹に耐えかねた30人を騙し討ち、交戦規定違反?ネットは賛否両論

ウクライナ市民に対する虐殺行為が発覚し、国際社会から大きな批難を浴びているロシア。そんな中、ウクライナ市民がロシア軍に驚くような反撃をしたようだ。なんとロシア兵30人に“毒入りパイ”を振る舞い、2人が死亡、28人を病院送りにしたという。

毒入りパイ&酒で“合法的”にロシア兵を殺害?

ウクライナ国防省情報総局によると、ロシア兵に対して思いも寄らぬ反撃を行ったのは、ウクライナ二番目の都市であるハルキウ(ハリコフ)から130Km南東にあるイジューム地区の住民だった。

ロシア陸軍第三自動車化狙撃師団に所属する兵士に毒入りパイやピロシキを振る舞うと、ほどなく2名が死亡。さらに28人が地元病院の集中治療室送りになったという。

イジューム地区住民が提供した料理には毒が入っていたとみられるが、今のところどのような毒物が混入されたかは分かっていない。

また同じイジューム地区のロシア陸軍第三自動車化狙撃師団500人が地元民からもらった毒酒を飲んだために、重度の中毒症状を起こして病院に運ばれた事例も報告されている。

ウクライナ国防省情報総局によると、ロシア軍司令部はこれらの事件を「ロシア軍の恥」とみるのか「非戦闘損失」扱いとして、もみ消しているという。

3月3日、ウクライナ政府はゼレンスキー大統領の署名つきで「民間人がウクライナに配備されたロシア兵を殺害しても罪に問わない」とする法案が可決されたことを発表している。

なぜロシア兵は疑うことなくパイを口にしたのか?

しかし、なぜロシア軍の兵士は敵国であるウクライナ市民から提供されたパイや酒を何の疑いもなく口にしたのだろうか?

何の落ち度もない母国に突如侵入し、殺戮と破壊の限りを尽くすロシア兵をウクライナ国民が憎く思わないはずがない。毒を盛られる危険があるのは重々分かっていたはずだ。

それでもなお、食べ物に食らいつかざるを得なかったのは、ロシア軍の深刻な“食糧不足”問題があるからだといえる。

ウクライナ侵攻が開始された当初から、ロシア軍の後方への軍需品・食料の供給は不十分で、ロシア兵の士気を損ねていると報じられてきた。

4月1日には人道回廊を進むバスに積んだ赤十字の人道支援物資をロシア軍に没収されたと報じられたが、ロシアのベレシュチュク副首相は国際赤十字の仕切りの悪さが原因だと言い逃れた。

さらに4月5日に共同通信はウクライナの情報機関が傍受した「食料不足のあまり犬を食べた」と家族に語るロシア兵の音声通話をTwitterに公開した。ロシア軍の食料不足の深刻さが窺える生々しい音声だ。

また「ブチャの虐殺」と呼ばれるキーフ(キエフ)近郊ブチャで犠牲になった殺戮も、元はロシア兵が食料を求めて民家に侵入したことが発端だと言われている。

長引く戦闘が食糧難をエスカレートさせ、それがロシア兵の民間人への略奪、さらには暴行・虐殺を招いているようだ。

今となっては貴重なロシア軍のレーション(戦闘糧食)だが、一時「ミリ飯(メシ)」と呼ばれ話題になり、メルカリやヤフオクでも出品されていたこともある。

長びく戦闘が士気の低かった兵士に虐殺を引き起こし、果てはウクライナ市民を復讐の鬼に変えてしまった。ウクライナの地獄絵図が収束する気配はない。