トランプvsバイデンのTV討論会は「非言語の闘い」プロが徹底分析

アメリカの現地時間9月29日午後9時に始まった米大統領選の第一回テレビ討論会。トランプ大統領とバイデン候補が初めて激突した世界最大の政治ショーは、「話し方のプロ」の目にはどのように映ったのでしょうか。経営者やトップアスリートにスピーチトレーニングをおこなっている「スピーチのプロ」森裕喜子さんは、自身のメルマガ『スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」』の中で、今回の米大統領選のテレビ討論会について大統領候補者がどんな風に何を話したのか、「話し方」「言葉」「場の雰囲気」などの視点から徹底分析。二人のスピーチによって、どのような人柄とリーダーとしての資質が垣間見えたのか詳しく解説しています。

米大統領選テレビ討論会トランプVSバイデン、どちらに軍配?

このメルマガでは「大統領候補者がどんな風に何を話したか」、記憶に残った「話し方」「言葉」「場の雰囲気」等について考察します。

立候補されるすべての方に敬意を払いながら「伝わるリーダーとは」の視点で書くものです。

アメリカ大統領選討論会は2020年9月29日(火)夜9:00(米国オハイオ現地時間、日本時間9月30日午前10時)から行われましたBS1NHKの生放送で観ました(同時通訳版)。

アメリカの有権者は、1億人以上の人がこの番組を見るそうです。ものすごい数の視聴者たちが、エンターテイメントのように楽しむといいます。

「この人、どんな人?」を有権者は知りたい。

政策も大事だけれど、候補者の表情や話し方、声の調子、服選び、相手の話を聞く態度などを見るわけです。

何を言うか「言語メッセージ」も大切ですが、どう言うか「非言語メッセージ」も大いに影響するのが大統領選。

大統領選はちょっと遠い世界のようですが、我らビジネスに活きる者としては、トップリーダーの言語・非言語メッセージを見る絶好の機会。ご自身のスピーチやプレゼン画面でも参考にしていただけるよう、スピーチコーチの視点でのレビューをお届けします。

ニュース番組の予習?のような感じでお読みいただけたら幸いです。

米大統領選の行方を決める討論会の1回目

場所は、選挙戦の鍵を握るオハイオ州。初めての直接対決、90分の勝負、テーマ6つについて討論。現状を簡単にまとめました。

※見所:予測不可能なトランプさんに、バイデンさんがどう反応するか?

※直近の両者支持率(日本時間9/30 AM7時):トランプ氏43.2%、バイデン氏49.3%

その差6.1%でバイデンさんがリード。前回大統領選同時点でヒラリー氏がトランプ氏に2.3ポイント、リード。バイデンさんの優勢さがわかりますね。

トランプ氏情報:
この討論会直前には、納税疑惑や不規則発言が懸念。最高裁判事指名の件でも話題になりました。支持率で少し負けているトランプさん、今回の討論でどんな作戦に出るか?

バイデン氏情報:
現在77歳。就任すれば米大統領史上最高齢、年齢的に健康不安などが懸念材料? この討論会はそれらを払拭するチャンス。

思わぬ効果。「声が大きい」だけの人がオンライン会議を嫌がる訳

今やミーティングの有力な選択肢の一つとなったオンライン会議ですが、強い拒否反応を示す人間もいるようです。どんなタイプの人が、どのような理由でオンラインでのやり取りを嫌うのでしょうか。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』でマンション管理士の廣田信子さんが、事例を上げつつ解説しています。

「声の大きい人」がオンライン会議を嫌がる訳は…

こんにちは!廣田信子です。

今後、企業が生き残るためには、リアルからオンラインへのシフトが何より重要だと言われます。コロナ禍以前から言われていたことですが、コロナ禍でそれが加速しました。

同時に、ビジネスの世界では、今までリアルでやっていたことを、単純にオンライン化するだけではうまくいかないと言います。コロナ禍で、リアルがだめだから、仕方がなくその代わりにオンラインで同じことをしている…というのでは通用しないというのです。

例えば、個別に面談で営業していたやり方を、そのままオンラインで行っても思ったようにうまくいかないのです。なぜなら、リアルとオンラインではお客が購入する時の決め手が大きく違うからだと言います。

ある調査によると、「オンラインで商談した場合」と「リアルで商談した場合」では、成約するときに伝えていた情報量に大きな違いがあるとわかりました。オンラインの場合、成功した商談は失敗した商談の「7倍」情報量が多かったのに対して、リアルの場合は、成功した商談は失敗した商談の「6分の1」しか情報量を伝えていなかったというのです。何だか不思議な数字ですね。

つまり、オンラインの場合は、データや証拠など情報が多いほど売れて、リアルの場合は、情報より、その場の雰囲気や営業マンの人柄で売れるということです。だから、リアルの方法をそのままオンラインに持ち込んでも売れないケースが多いというのです。

この話を聞いて、私は、なるほど…と思いました。

管理組合でもオンライン導入が進みつつあります。管理組合の会議は、モノを売るわけでも、商談を成功させるわけもないけど、主張を相手に認めさせることができるか…という点は共通していて、そのために効果がある手法が、リアルとオンラインでは違う…というところは同じなんだろうと思いました。

オンライン会議を経験して、強い拒否反応を示す方がいます。その拒否反応の理由の一端が論理的にわかる気がしました。リアルでは、「声の大きい人」に引きずられるということがよく起こります。「声の大きい人」、すなわち、高圧的な言い方で周りを黙らせるタイプの人は、リアルでは通用したことが、オンラインでは通用せずに調子が狂うのだと思います。

オンラインで理事会に参加した場合は、先日の記事(「オンライン理事会は役員のなり手不足を解決できる?」)で書いたように、声高に意味不明な主張が始まったら、聞かないで席を離れるということが簡単にできてしまいます。同じ空間に拘束して、自分の主張を繰り返すことで、うんざりして周りが黙る…という法則が、オンラインだと通用しないのです。

リアルだと、高圧的な言い方とか、その場の空気に押されて、みんなが黙ってしまうことで、結果、「声の大きい人」の主張が通る…ということが起こってしまいますが、オンラインだとそんなことは起こりません。これでは調子が狂うでしょう。

オンラインでは、きちんと判断の材料となる情報を示すことが賛同を得るために重要になってきます。ですから、事前の準備が重要で、資料も示さず、口頭で自己主張するようなことが通りにくくなります。その雰囲気を感じるので、オンラインでは自分の意見が言えないと、反対する方がいるのではないかと思います。直接会っていれば伝えられる「圧」をオンラインで伝えるのは難しいのです。

後藤真希がAKBセンターで圧巻オーラ、夢企画の背景に”不倫”の二文字?

タレントの後藤真希(35)が、30日に放送されたテレビ東京音楽特番『テレ東音楽祭2020秋』に出演。AKB48とコラボレーションし、AKBの代表曲をメドレーで披露した。さすがはモーニング娘。の元エース。歌もダンスもパーフェクトにこなし、一回り下のメンバーたちを圧倒するかのようなかわいさにファンも歓喜したようだ。しかし、なぜゴマキは突然AKB48とコラボしたのか?そこには世間から大バッシングを受けた、1年半前の“アパホテル不倫”が関係しているのでは?との見方が広がっている。

ゴマキのAKB48センターにファン興奮

AKB48とのステージでセンターを務め、共演したメンバーの柏木由紀(29)に「憧れの後藤真希さんとパフォーマンスできて震えが止まらない」とまで言わしめた後藤真希。

わずか14歳で当時人気絶頂だったモーニング娘。に彗星のごとく加入。直後に発売されたシングル「LOVEマシーン」では、いきなりグループのセンターポジションを務めた。

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その美貌は35歳となった今も衰えていない。ネット上でも「相変わらず美人」「かわいさが突き抜けている」など称賛の声が上がっている。

久しぶりにテレビの前で元気な姿を見せたゴマキ。これだけ歌って踊れるのであれば、もっとテレビで見かけても良さそうなものだが、それが叶わないのはどうやらあの不倫騒動が関係しているようだ。

文春砲で元彼との不倫が発覚

昨年3月に「後藤真希がアパホテルで不倫」という文春砲を食らったゴマキ。2015年に一般人の男性と結婚。2人の子宝に恵まれ、幸せなママタレとして活動していただけに、その衝撃は相当大きなものだった。

相手は5歳も年下の元彼。ららぽーとで映画鑑賞をした後、男性が宿泊をしていたアパホテルで関係を持ったという。不倫場所がアパホテルだったことから、袴田吉彦に次ぐ第2の“アパ不倫”として世間を賑わせてしまった。

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LINEでの生々しいメッセージのやり取りまで流出。言い逃れはできない状態となり、ゴマキは事実を認めて謝罪。夫が相手男性に対して、330万円の損害賠償を求めるなど泥沼化した。

しかし、その後裁判は和解となり、ゴマキも夫の信頼回復に努め、良き母に戻ろうとしていた。家族仲良く買い物をしている姿なども報道されている。

ゴマキのイメージ戦略としては、不倫のほとぼりが冷めた頃に少しずつ復活し、メディアの露出を増やそうとしていたはずだ。

だが、ゴマキの後に俳優・東出昌大のゲス不倫、アンジャッシュ・渡部建の多目的トイレ不倫などの報道が続き、もともと良くない不倫のイメージがさらに悪化。

当然、その中でゴマキの不倫も風化するどころか再び思い出されてしまい、ゴマキは復活するタイミングを失ってしまう。

【第8回】年齢を重ねると好みが変わる? 加齢に伴う「ココロの変化」春日武彦✕穂村弘対談

老いていくことは死に近づいていくと誰もが思うことですが、本当にそうなのでしょうか?老いと死は近いものではなく、実際には別物だと語るのは、精神科医の春日武彦さんと歌人の穂村弘さん。2人は「俺たちはどう死ぬか」をテーマにした対談の中で、老いの向こうに死があるのではなく、生の状態から死の状態へ、最後の瞬間一気に行ってしまうものだと説いています。

春日武彦✕穂村弘「俺たちはどう死ぬのか? 」

連載一覧はこちら↓

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 「老い」と「死」を隔てる、大いなる断絶

穂村 少し前に短歌界の重鎮、岡井隆さん(1928〜2020年)が亡くなったんだよね。

春日 塚本邦雄(1920〜2005年)、寺山修司(1935〜83年)と共に日本の前衛短歌運動を推し進めた人ね。

穂村 寺山は早くに死んじゃったし、塚本さんも00年代にこの世を去って、最後に岡井さんが1人残った。彼は結社「アララギ」出身なんだよね。お父さんが斎藤茂吉(1882〜1953年)の門下だったから。子どもの頃、家に帰ると、自分の部屋から「坊っちゃん、お部屋をお借りしましたよ」とか言いながら昼寝してた茂吉がのっそり出てきたりすることがあったらしい。そういう話を生前いろいろ聞かせてもらったな。

春日 それって、ほとんど「短歌の歴史」に触れる感覚だったんじゃない?

穂村 そうなんだよ。僕らの世代にとっては、近代の歌人なんて完全に教科書の中の人なんだよね。それが間に1人挟むことで繋がってしまうというのは、やっぱり驚きだったな。「ああ、この人は茂吉と喋ったことがあるんだ!」って。でも岡井さんが亡くなってしまったことで、近代の歌人たちとの縦の関係が失われてしまったように思う。早逝した寺山修司なんかも含めて、僕らと過去の人たちとを繋いでくれていた最後の生身の存在がいなくなってしまったことで、先人たちが歴史の額縁の中に吸い込まれてしまったような不思議な感覚があったな。まさに、「1つの時代が終わった」という慣用句の通りだね。

春日 岡井さんの最後の歌はどんなだったの?

穂村 印刷された最後の作品は、歌誌『未来』に発表した「死について」という、もう直球なタイトルの連作だった。そのうちの1首に〈ああこんなことつてあるか死はこちらむいててほしい阿婆世(あばな)といへど〉というのがあってね。「あばな」というのは、「あばよ」の方言らしいんだけど。死がもう間近に迫っているけど、それでもやはり死は自分に背を向けていて、その素顔を見せてくれない、みたいな歌だよね。僕らもそれなりの年月を生きてきて、若い頃には分からなかった「老い」というものが、5%、10%みたいな感じで徐々に、分かるようになってきたじゃない? それに従って、「死」というものの素顔が何%かずつでも見えるようになっていくのかなという予感があったんだけど、岡井さんのこの歌を読んで、必ずしもそういうものではないのかもしない、と思えてきた。老いと死は近いものだと思っていたけど、実際には別物なんじゃないかな、って。

春日 それは「老い」が、ある種「死の予行演習」みないなものになっているんじゃないか、という予想だよね。確かにそう思いがちではあるけど、実際のところ、たぶん似て非なるものだとは思うんだ。

穂村 死に、老いという形で徐々に肉薄していくわけじゃなくて、生の状態から死の状態へ、最後の瞬間一気に行ってしまうような感じなのかなあ。つまり、体が衰える感覚に馴染んでいって、最終的に「……98、99、100(死)」となるんじゃなくて、「0(生)→100(死)」といきなり飛んでしまうイメージ。

春日 俺はそっちに近いような気がする。根拠を問われても困るんだけどさ。

穂村 前にこの連載で、英語学者・評論家の渡部昇一の『95歳へ!』って本の説で、人は徐々に死に馴染んでいくという話をしたじゃない? 95歳になると、「95%の死」とまではいかなくても、だいぶそれに近いところまで行くんじゃないか、という考え方ね。「死の恐怖」を構成する成分は、未知性がそのほとんどを占めるだろうから、既知のものだと思えればそこまでは怖くなくなるんじゃないか、と。でも先生はそうじゃなくて、いくら体が老いて弱ってきても、死を既知なものとして認識し、それによって安心することはできないという考え方なんだね。

春日 そうだね。老いの向こうに死がある、というよりは、全然それとは異なる断絶があると思っているよ。

ある日、ネギが好きになっていた衝撃

穂村 前回は「晩節を汚す」というテーマで、人間の変化について話したけど、もうちょっとそこを掘り下げてみたいな。さっき「死」が未知だという話をしたけど、考えてみると「老い」に伴う人間の変化も、本人的にはけっこうな未知なる体験だと思うんだよね。例えば、歳を取ると味覚が変わるじゃない? 僕はこれがかなりショックだったのね。子どもの時は、料理の中のネギが単なる障害物にしか思えなかったけど、今はネギが大好きなんだよ。あんなに嫌いだったのに。

春日 ある時、気付いたら「あれ、美味しい……」ってなってた感じ?

穂村 あまりにショックだったから、「美味しい!」と思った瞬間のことをよく覚えてるよ。それは自分で気づいたパターンだけど、人から指摘されてハッとなったこともあるな。東直子さんという同世代の歌人がいるんだけど、ある日電話で短歌の連作について真面目に話していたんだけど、ある瞬間ごく短い間が生まれて、お互いふっと黙ったんだよね。そしたら、彼女が急に「ぽっちゃり型も好きになってきたとか?」って言うのよ。

春日 その時、別にそういう話をしてたわけじゃないんでしょ?(笑) 唐突に?

穂村 そうなの。それまでの文脈とまったく関係のない話だったから、「ん?」ってなったんだけど。でも僕は、確かにずっと、どちらかというと華奢で繊細なタイプの女性がいいなと思ってたんだよ。で、東さんも付き合い長いし親しいから、その好みを薄々感じ取っていたんだろうね。

春日 でも、なんで突然その話になったの?

穂村 たぶん、短歌の話をしている中で、非言語的な情報が徐々に彼女の中に蓄積されていったのかもね。彼女って、そういうタイプのクリエイターだから。それが猿酒みたいに、自然にだんだんと発酵していって、僕の短歌の話を聞いている時に突然「どうもこの人は今、ぽっちゃり型もいけるようになっているんじゃないか」と思うに至った、みたいな(笑)。で、そう言われた瞬間、僕は「え、いやいや!」って否定しかけたんだけど、気が付いたんだよね。いや待て、そういえば……確かに昔より、自分はぽっちゃり型も、大きくて強そうな人もいけそうだな、って。

春日 歳を取ると、ストライクゾーンは広がると思うよ(笑)。俺もそうだったもん。少なくとも年齢とかはあまり問わなくなった。

穂村 え、これはそういう話なの? 歳を取るとフォーカスが緩むみたいな? 会社員時代に18、19歳の男性新入社員と雑談してて、「年上の恋人はどう?」みたいな話になったのね。彼が「年上、大好きです」って答えるから、「ああそうなんだ。じゃあ25歳とか」って言ったら、いきなり真顔になって「それは無理」みたいな反応でさ(笑)。彼にとっての25歳はものすごく遠い星だったみたい。

春日 思い返せば、小学生時代の1、2歳差とかも、ものすごく大きかったじゃない。すっごく大人に感じられてさ。でもそういう感覚って、歳を取るとどんどん変わっていくし、ある程度まで行くと、もはや歳の差とかあまり関係なくなっていくからね。なんかこう、遠近法みたいな感じでさ(笑)。

韓国の親日仕草に騙されるな。対日融和にはしゃぐ文在寅の危険な本性

4月に行われた総選挙では、反日感情を煽り圧勝を収めた韓国の文在寅大統領。ここに来て「対日融和戦略」に取り組む姿勢を見せ始めていますが、自らが史上最悪にまで冷え込ませた日韓関係は、冷静な話し合いが再開できる地点まで戻ることは厳しいと言っても過言ではありません。なぜ文大統領は大局に立った日韓関係を築けなかったのでしょうか。その大きな理由として、文大統領の「原理主義者的な思考」を挙げるのは、ジャーナリストの勝又壽良さん。勝又さんは自身のメルマガ『勝又壽良の経済時評』で今回、文大統領が原理主義者故に執着し続けた歴史問題が日韓双方に不利益をもたらした事実を、批判的に記しています。

「原理主義者」文在寅、リアリストの金大中にならなければ日韓復縁は不可能

韓国は、菅首相就任への祝賀メッセージを送って、日本の反応を覗っていた。型どおりの日本側の返書に痺れを切らして、日韓首脳の電話協議を日本へ要請した。こうして、日韓首脳電話協議が9月24日、約20分間行われたのだ。

焦点は、むろん旧徴用工賠償問題である。菅義偉首相は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対して元徴用工問題が「非常に厳しい状況にある両国関係をこのまま放置してはいけない」と伝えた。文大統領は、「両国政府とすべての当事者が受け入れられる最適な解決方法をともに探したい」と提起したという。

このやり取りについて、韓国与党は日本に脈ありと踏み、乗り気になっている。自民党が無反応であるのと比べて、韓国側は積極的に対応する姿勢を見せている。韓国与党「共に民主党」の金太年(キム・テニョン)院内代表は9月25日、「韓日関係の未来志向的発展のために韓日首脳会談を含むハイレベル対話交流の活性化を提案する」と表明した。金氏はこの日、与党の最高委員会議で「(韓日)両国は歴史問題を解決し、未来に進まなければならない宿命的課題がある。この問題を解くためにハイレベル対話と意思疎通が必要だ」と述べたほどだ。

5ヶ月前の反日が友好論へ

4月の総選挙で、韓国与党は、「韓日決戦」を謳い文句に反日感情を煽ったが、もはや日韓関係がそういう感情論で対処できない局面にあることを物語っている。韓国が、日本との関係を正常化しなければならない段階に追い詰められているのだ。それは、中国からの恫喝をかわすには、日韓関係を改善して「アドバイス」を貰えるような状況に改善させなければならないからだ。そういう必要性に迫られているに違いない。

韓国の政権・与党が、挙げて対日融和戦略に取り組む姿は、おかしくもあるのだ。ついこの間まで、「反日」「克日」と賑やかだった韓国与党が、一転して「韓日関係の未来志向的発展の意志を確認した」という騒ぎだ。日本は、何も変わっていないが、韓国が「一人相撲」ではしゃいでいる格好である。

先の日韓首脳の電話協議で、文大統領は「両国政府とすべての当事者が受け入れられる最適な解決方法をともに探したい」としている。具体的には、昨年末に文・前国会議長が中心になった「日韓両国の民間寄付金を中心とする『代位弁済』(第三者が債務者に代わって弁済)方式」が再浮上するのであろう。当時、文大統領がこの提案に消極的であったことが、与党をまとめ切れず、廃案に追い込んだもの。

この裏には、日韓慰安婦合意の破棄でも「暗躍」した市民団体が、反対運動をリードしていたこともある。このリーダーの尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員は、補助金横領の罪で在宅起訴されている。もはや、目立った反対運動はできない立場である。だが、他にも豪腕の反日市民団体はゴマンと存在する。

文大統領は、旧徴用工賠償でも解決するチャンスをミスミス失い、先見の明がないことを証明した。現在のように追い込まれて、やむなく現実を追認せざるを得ない「無様さ」は、なぜ起こったのか。

女帝メルケルのドイツですら。「女性優遇は非生産的」論文が炎上した訳

ドイツの化学誌に掲載された「女性優遇は非生産的」なる論考に批判が殺到し、記事はその後削除、同誌の諮問委員が相次いで辞任するなど大きな波紋が広がっています。この件に関して、「古い価値観の根深さを物語るものなのかもしれない」とするのは、健康社会学者の河合薫さん。河合さんは自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、科学の世界ではこれまでも「女性」が「女性」というだけで能力が評価されてこなかった事実の存在を明らかにするとともに、女性問題で世界的に後れを取っている日本に対しても警告を発しています。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

あの「メルケルさん」の国で起きたこと

「研究の世界 女性優遇は非生産的」という、いかにも即炎上しそうなタイトルの記事が朝日新聞の28日付朝刊で報じられました。

記事によれば、ドイツの有力科学ジャーナル『アンゲバンデ・ケミー』に、「特定のグループ(=主に女性)を平等に扱うように勧めたり、義務付けたりする登用制度が台頭し、強制されることは、最も有能な候補者を逆差別することになるのであれば、非生産的だ」といった趣旨の論考が掲載されたそうです。

で、想像どおり件の論考は公開直後から炎上し、同誌の諮問委員が相次いで辞任する事態になってしまったとか。

実は、ドイツは日本同様、性役割を重んじる価値観が根強く、クオータ制導入にも一貫して反対の立場を取ってきました。

ところが、4年前の2016年1月。大手企業の100社を対象に、「監査役会の女性を3割以上にする。女性候補者がいない場合は空席とする」という、“フレキシブルクオータ制”を導入したところ、ほぼすべての会社が目標を達成したのです。

なんといってもメルケルさんがトップを務める国。「クオーター制をやります!」と号令がかかれば、対応できるだけの土壌はできあがっていたのです。

そもそもドイツでは、労働時間を徹底的に管理することで、「男性も仕事ばっかりしないで、さっさと家に帰って家事育児をしなさい!」と、ケア労働を重視してきました。

「1日10時間以上働くこと」を原則として禁止。抜き打ちの監査が入るほど厳重に徹底され、残業超過が発覚した場合には、雇用者(もしくは管理職)に最高1万5,000ユーロ(約180万円)の過料もしくは1年以下の懲役という罰則が課せられます。

有給休暇も年間で最低24日間と定め、100%近い消化率。さらに、残業した分は「労働時間口座」に貯蓄し、後日休暇などで相殺し、「自分時間」に転換することもできます。

いずれにせよ、今回の出来事は「古い価値観」の根深さを物語るものなのかもしれません。

悩んでいる部下が上司のあなたにだけちっとも相談してこない理由

迷いや悩みを抱えているように見える部下が、相談を持ちかけてこないことに歯がゆさを感じているという方、それはもしかしたらご自身に問題があるのかもしれません。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、かつて自身が経験してわかった「相談されない上司」が陥っている好ましくない状況と、そこから抜け出す方法を紹介しています。

双方向で相談する

私が以前、あるお店で店長になったばかりの頃、部下であるスタッフからの相談を受ける機会がほとんどありませんでした。スタッフたちの様子を見ていると、明らかに接客とか仕事のことで悩んでいる様子なのにも関わらず、一向に相談を持ちかけてはくれないのです。「わからないことがあったら聞いてね」と伝えているにも関わらず、その状態はしばらく続きました。

当然、店長としては、わからないことがあるのにそのままになっている状態は非常に困るので、こちらから積極的に声をかけてはいきます。しかし、それでも話をしてくれることはなかなかありません。

そんな私も、後にその理由を知ることとなります。その理由とは、信用が無かったことです。

私は店長として店を引っ張っていかなければいけないと強く思っていました。そのせいか、私が悩んでいたり、やり方に困っていた時にも、自分の上司に相談をすることはあっても、部下たちに相談を持ちかけることはまずありませんでした。部下には相談してねとか言いながらも、自分が部下に相談することがなかったのです。

相談もコミュニケーションの一つと言えますが、コミュニケーションというのは双方向で成り立つ話です。一方が一方的にするものではありません。その状態に気づかずに、コミュニケーションが成立していなかったため、信用してもらえていなかったのですね。なんとも情けない話です。

よくよく考えてみると、私が相談をしていた上司というのは、私にもよく相談をしてくれていました。「坂本はどう思う?」と聞いてくれていたのです。

当時の私はただ単に意見を求められていると思っていたのですが、それによって自然とコミュニケーションが成立していて、私もその上司への信頼が厚くなっていました。答えは目の前にあったのです。

ですが、いざ自分の立場が変わると途端に見えなくなってしまっている。この状況の改善には結構な時間を要しました。

部下がなかなか相談を持ちかけてくれない、聞いて欲しいのに聞いてくれないという悩みを持っている上司の方もいるかも知れません。しかし、そういう場合、自分自身はどうでしょうか。部下に対して積極的に相談したり、意見を聞いてみたりできているでしょうか。

何度も言いますが、コミュニケーションはお互いにし合うものです。悩み相談もその一つ。部下からの相談を待つばかりではなくて、自分から相談できる関係性を築きましょう。

今日の質問です。

  • あなたが信頼する上司は、なぜ信頼できる上司なのでしょうか?
  • その理由を自分も部下や後輩に対して持つとしたら、どんなところを改善しますか?

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給与や賞与はあって当然。なぜ我が社の従業員はやる気を出さないのか?

企業で働く従業員たちのやる気を引き出し、積極的にがんがん動いてもらうためにはどうすればよいのか。これは、企業経営者や多くの部下を抱える上司たちの永遠の悩みなのかもしれません。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんが、経営者や上司の目線で、「従業員たちがどうしたら楽しく働いてくれるか?」を具体的に考察しています。

人に動いてもらう「経営」とは?

企業の組織を構成するのは人間です。人間は機械のようには動いてくれません。そのため、経営では「モチベーション(やる気)」の研究が盛んに行われています。今回は「やる気」の話です。

「経営とは何か?」という問いに、あなたはどう答えられますか。

「経営とは、企業を継続させることである」
「経営とは、時流に適応することである」
「経営とは、判断、決断することである」

いろいろな答えがあります。この3つの答えは、どれも正しいです。そして、東京理科大学院の佐々木圭吾教授はこう言っています。

「経営とは、いかに人間に動いてもらうかということである」

そうなんです。従業員はもとより、会社や商店に関わる人たちに動いてもらわなくては経営は出来ません。そして、経営者の望むように動いてくれてこそ、会社の継続や時流への適応につながっていきます。もちろん、動いてくれても思ったような成果があがらないこともありますが、それはそれでもっと別の原因があるはずです。

それはともかく、会社に関係する人、特に従業員に動いてもらわなくてはいけません。実は、これが難しいことなのです。

あなたのお店の従業員は、あなたの思い通りに動いてくれていますか。「指示をしておいたのに、少しもやってくれない」「伝えておいたのに、伝わっていない」といったようなことはないでしょうか。

中には、忠実に指示や命令をこなす優秀な従業員もいますが、そんな人ばかりではありません。ですから、経営の目的が「人に動いてもらう」ということに、納得がいきます。

では、どうしたら人に動いてもらえるのでしょう。

プロ直伝「後悔しない収納スペース」マイホームのドコに作るべき?

家の中がどうにも片付かないというお悩みを持たれている方、少なくないですよね。もしかしたらそれは「モノの収納場所」が原因になっているかもしれません。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、「家事動線」に注目した上で、理想の収納場所を考察・紹介しています。

収納場所を考える

さて、本日は収納場所のお話。

いや、今回はひきだしとかクローゼットのお話ではなく

  • 家の中に収納場所を配置するならドコ?

というお話です。つまり、新築や大規模リフォームの際に考えることです。その意味で、通常の家事の範囲ではありませんが、家事のしやすさに直結していますからね。そのうちリフォーム…と思っているなら是非少しずつでも考えてほしいと思います。

収納場所をどこに配置するのかは、

  • 家事を効率化する上でとても重要

です。モノを出し入れする場所と作業する場所は、

  • 近いほど効率がいい

からです。決まった間取りの中で家事をすることに慣れてしまっているとその間取り自体が家事の効率化を妨げていることに気がつきません。よくある

  • リビングのソファーに脱ぎっぱなしのコートが…
  • DMやチラシがいつまでも片付かない…

などは、実は間取り自体に、もうちょっと違う言い方をすれば家事動線自体に問題があることが多いんです。

なので、現実の間取りをちょっと忘れて、イチから考えてみましょう。日常の家事には、どんな家事があってどこで作業しているでしょうか?

主な家事である料理・掃除・洗濯のうち、実は間取りを変更する価値が高いのは

  • 洗濯

じゃないかなと思っているんです。

まず、料理は、キッチンで作業しますね。ここは結構完結しているんですよね。キッチンとダイニングはとても近く配置されていてそれほど問題がありません。

次に、掃除。これは汚れたところをキレイにするんですから、固定的な作業空間があるわけがないんですよね。なので、これも除外すると。

で、残る洗濯ですが、これは考えると面白い。

洗濯はどこで作業されるんでしょうか。まず、服を着るんですよね。多分自分の部屋で着替えるんだと思います。で、1日着た下着やらシャツやらは、ぬぎぬぎされます。さらに、その服が次にどうなるかと言えば、洗濯されてで、洗濯された服が次にどうなるかと言えば、各自の部屋に収納です。つまり、洗濯は

  • 着る→脱ぐ→洗濯→干す→たたむ→収納→着る…

の一部です。( ̄◆ ̄) 洗濯だけが家事の一部のような錯覚がありますがそれは、まさに錯覚にすぎません。

洗濯は、着るところから再び収納される一連の流れが長く、しかも、この作業場所を考えてみましょう。おそらく

  • 着る→各自の部屋
  • 脱ぐ→各自の部屋・脱衣所
  • 洗濯→洗濯機のあるとこと(フツー脱衣所)
  • 干す→ベランダ・外(あるいは乾燥機)
  • たたむ→リビングなどまちまち
  • 収納→各自の部屋

こんな感じじゃないでしょうか。そう、作業場所が

  • 家中に散らばっている…

んですよ。これだと、作業を完結させるために、家中を動き回らねばならず、

  • 作業…移動距離が増大

してしまうんです。その動線上にリビングやダイニングチェアがある場合にはそのままソコに脱ぎっぱなし置きっぱなしになって、散らかる原因になるんですね。

いや、そりゃもちろんすぐに片付ければそれがいいんでしょう。ですが、それは片付ける人の家事スキルと時間に頼っていますよね。それよりも片付けやすい間取りにしておく方が個人の負担が少ないと思うんです。

こういう観点から、ご自宅の収納場所を見直してみてください。結構、

  • こんなに離れている…

ところにあったりしますから。

瀬戸大也が「渡部越え」のゲスぶり。新たな不倫相手発覚でANA契約解除

航空会社に務めるキャビンアテンダントとの不倫を認め謝罪した、競泳男子の瀬戸大也(26)。さらに別の不倫相手がいることが発覚してしまった。相手は地方在住の20代女性。さわやかなイメージとは真逆なゲスぶりが次々と明らかになっていく。

瀬戸大也、新たな不倫相手発覚でANA契約解除

その性豪ぶり、瀬戸大也はまさに水泳界の渡部建だ。インスタグラムでダイレクトメッセージを送り、連絡を取り合ったという地方在住の20代女性との不倫の様子をデイリー新潮が報じている。

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自身のインスタグラムで獲物を狙い、東京では目立つからと、地方に住む女性を誘ったのだろうか。密会の場所は瀬戸が宿泊していたビジネスホテル。瀬戸は仕事で出向いているはずのため、場所代はタダだ。

先日報道されたキャビンアテンダントの密会は、「休憩4600円の古びたラブホテル」。年収1億円とも2億円とも言われる瀬戸だが、遊び相手にはとことんお金をかけたくないらしい。

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今回明らかになった女性と関係を持ったのは一度だけのようだが、瀬戸はその後もしつこく誘ってきたといい、「東京までの交通費を出すから会いたいと誘ってきた」と記事では伝えている。ドケチな瀬戸がお金まで払うというのだから、よほど性的欲求がたまっていたのだろう。

既に瀬戸は10月17、18日に出場する予定だった日本短水路選手権を白紙に戻し、東京五輪競泳日本代表の主将を辞退する意向を日本水連に伝えた。

夫婦で出演していた味の素のCM動画「勝ち飯」も同社公式サイトから削除されており、さらに、所属するANAと来年3月まであった所属契約を解除されたことも明らかになった。

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損害に伴う多額の賠償金を請求される恐れもあり、軽率な行為の数々で瀬戸は窮地に立たされている。自業自得とはいえ、この代償はあまりにも大きい。瀬戸はこのような状態で来年の東京五輪を迎えることはできるのか?

デイリー新潮は「六本木と銀座のホステスの影も…」と記していて、まだまだゲス不倫の事実は出てきそうだ。