商品を宣伝せず「語りかけ」で売上を伸ばすメルマガ活用術とは?発行歴14年コンサルが指南

今や多くの企業やショップが発行しているメールマガジンですが、ちょっとした工夫を加えるだけさらに売上に貢献してくれる大きな存在になってくれるかもしれません。2007年の創刊以来、14年に渡り無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』を発行し続けてきた経営コンサルタントの梅本泰則さんは今回、メルマガでファンを増やす方法をレクチャー。そのために発行者が決めておくべきことや書くべき内容を伝授しています。

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メルマガでECショップの売上を伸ばす

私のメルマガについて話をして欲しいというので、コンサル仲間の人たちにノウハウを披露しました。皆さん、私がどうして14年間も毎週違ったテーマで発行し続けられるのか、興味があったようです。それなりのコツはありますが、今回はあなたのお店の役に立つお話をしましょう。

コロナ禍の影響もあってでしょうか、スポーツショップもECでの売上が増えているという話をよく聞きます。ところが、そんなお店も、メルマガを出しているところはそれほど多くはありません。仮に出していても、商品紹介だけのメルマガになってしまっています。これでは、勿体ないです。

あなたのお店もメルマガを出しています。そこで、今一度メルマガについて整理をしておきましょう。

メルマガは、もちろんその内容や文章の書き方も大切です。しかし、最も大切なのは、メルマガを発行する目的をはっきりとすることです。

以前、このメルマガ596号で、「ヤッホーブルーイング」の話をしました。

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ヤッホーブルーイングの業績が悪化して窮地に陥った時、助けてくれたのがメルマガでした。そのヤッホーブルーイングのメルマガの目的は、会社や商品のファンを増やすことにありました。しかも、メルマガでヤミクモに商品を宣伝することはありません。いかにお客様と親しい関係になるかに、力を置いています。そんなメルマガを通じてファンが急増し、業績も急回復していきました。

このように、メルマガはファンをつかむことができるツールです。ですから、あなたのメルマガも「ファンを増やす」ことを目的にしてはどうでしょう。

ファンを増やす

では、どんな内容にしたら、お客様をファンにすることができるでしょうか。

実は、内容を決める前にしておくことがあります。それは、「読み手」を決めることです。あなたのお店のメルマガは、どんな人に読んで欲しいと思っていますか。まさか、誰でもよいとは考えていませんよね。例えば、こんな「読み手」が考えられます。

  • 少しでもうまくなりたいと思っている部活の少年少女
  • 健康や体力増強のためにスポーツをしている愛好者
  • 全国レベルの大会に出場したいと思っているアスリート

いずれにしても、誰か一人をイメージして、決めることです。そうすると、メルマガが書きやすくなります。いつもその人に向かって語り続けることができるからです。

そして、メルマガを書く担当者を一人に決める必要はありません。何人かの人たちが交代で書いていけば、より多くのファンをつかむことができます。

また、書き手に何かニックネームをつけると、より親しみが感じられるでしょう。例えば、

  • 店長の座を狙っている○○
  • カラオケ大好き○○
  • 鉄道マニアの○○

といったように。そうすれば、メルマガの最初のあいさつに、

「こんにちは、店長の座を狙っている○○で~す」

とかなんとか書けば、親しみを持ってもらえます。

さて、読み手が決まれば書く各内容が決まると言いました。私は、次の3つの内容に絞ることを勧めます。

  1. 読み手の役に立つ情報
  2. お店に関する情報
  3. 書き手に関する情報

これならば、メルマガのテーマに悩むことはありません。

米学会が発表。糖尿病の基礎疾患ありでもコロナが重症化しにくい人の特徴

新型コロナウイルスによる感染症が重症化するか否かに大きく関わるとされる、基礎疾患の有無。心臓病や腎臓病等と並んで高リスクとされている糖尿病ですが、その患者が重症化を防ぐため打てる手はないものでしょうか。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では糖尿病専門医で糖質制限の提唱者としても知られる江部康二先生が、米国糖尿病学会が年次学術集会で発表した、糖尿病であっても新型コロナが重症化しにくく重篤な合併症も少なく済んでいる患者の特徴を紹介。カギとなるのはやはり「血糖値」でした。

 

米国糖尿病学会が糖質制限食を容認、エビデンスが最も豊富

こちらのメルマガですが、今回で800号となります。800号とはよく続いたものだと思います。読者の皆様のおかげです。ありがとうございます。

この間、糖質制限食関連のいろんな出来事がありましたが、めでたい800号記念ということで、今までで一番嬉しかった記事を取り上げて、文章を追加してまとめてみました。

<米国糖尿病学会(ADA)の糖質制限食に対する見解の変遷>

  1. ADAは、2007年まで糖尿病の食事療法において糖質制限食は推奨しないとしていた
  2. 2008年、「食事療法に関する声明2008」において、「減量が望まれる糖尿病患者には低カロリー食、もしくは低炭水化物食によるダイエットが推奨される」と、1年の期限付きで、糖質制限食の有効性を認める見解を記載
  3. 2011年、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限付きで糖質制限食の有効性を容認
  4. 2013年10月、「食事療法に関する声明2013」において期限や限定なしで、糖質制限食を容認
  5. 2019年4月、「コンセンサス・レポート」で糖質制限食が、エビデンスも最も豊富と記載
  6. 2020年4月、「栄養療法」
    地中海式、低炭水化物、およびベジタリアン食事パターンは、いずれも研究で良好な結果が示されている健康的な食事パターンの例である
    個別の食事計画は、個人の好み、ニーズ、および目標に焦点を当てるべきである
    糖尿病患者の全体的な炭水化物摂取量を減らすことは、血糖値を改善するために最も多くのエビデンスが示されているので、個人のニーズや好みに応じた様々な食事パターンに適用することができる

米国糖尿病学会(ADA)は、蓄積したエビデンスに基づき、見解を発表しています。

2007年までは、エビデンスが不足しているとして、糖質制限食を否定しています。これは、全面的な否定ということで、糖質制限食は無視されていたと言っても過言ではありません。

2008年には、1年間の期限付きではありますが、初めて糖質制限食を容認しました。これは糖質制限食賛成派にとっては画期的な出来事であったと言えます。

2011年には、2年間の期限まで延長されましたが、3年間の月日のエビデンスの蓄積をもっても、やっと1年間が2年間に延長されたということです。

これは随分時間がかかっていると感じますが、米国糖尿病学会の極めて慎重な姿勢が伺え、望ましいと言えます。

その後、更なるエビデンスの蓄積により、2013年10月にはガイドラインにおいて、糖質制限食を、正式に容認するに到りました。

糖質制限食賛成派にとって、やっと米国糖尿病学会のお墨付きがでたという意味で、おおいに安堵できる声明でした。

さらに、2019年4月には、「コンセンサス・レポート」において、糖質制限食が最もエビデンスが豊富と明言しました。糖質制限食に関しては、

Low-Carbohydrate or Very Low-Carbohydrate Eating Patterns
(低炭水化物食、超低炭水化物食)

と記載してあります。

タンパク質の摂取比率は、一定なので、超低炭水化物食は、間違いなく高脂肪食です。

高雄病院のスーパー糖質制限食はこの米国糖尿病学会の言う「超低炭水化物食」に相当し、脂質摂取比率は56%です。

 

綾瀬はるかを誰より心配する木村拓哉の想い。「肺に白い影」でコロナ緊急入院、ワクチン接種が遅れた深い事情とは?

女優の綾瀬はるか(36)が新型コロナウイルスに感染し、入院していたことがわかった。所属事務所が31日、ホームページで発表した。26日の検査で陽性が確認され自宅療養していたが、肺炎の症状が出たため入院。現在は回復に向かっているという。ワクチンは未接種だったというが、そこには深い事情があったようだ。

綾瀬はるかが4回目の検査でコロナ陽性判明し緊急入院

公式サイトによると、20日夜に微熱があったため抗原検査を行ったところ、結果は陰性。翌21日に念のため都内のクリニックでPCR検査を受けたが、またも陰性。その後も発熱が続き、再び抗原検査をしたがこれも陰性となった。

さらに26日にクリニックを再診し、抗原検査を受けたところ陽性反応が確認された。「自宅療養をしていましたが、肺炎の症状が見られたため都内病院に入院。現在は回復に向かっております」と報告している。

当初は肺に白い影ができるほどで呼吸もしづらかったといい、関係者から心配する声が上がっていた。濃厚接触者に当たると思われる人には個別に連絡を取っているという。

所属事務所は「今後とも医療機関・保健所の指示を仰ぎながら、回復に専念するとともに、私どもとしましては、より一層感染拡大防止に努めてまいります」としている。

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毎年出席していたイベントに不参加で疑われた前兆

綾瀬の新型コロナ感染に芸能界からは体調を心配する声が上がっているが、実はその前から「おや?」と思われる前触れのようなものがあった。

綾瀬の陽性が確認されたのは8月26日。事務所が感染を発表したのは31日で5日間の空白があるが、その間に気になる出来事があったのだ。

芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「綾瀬さんは毎年9月に福島県会津若松市で行われる『会津まつり』に参加しています。これはNHK大河ドラマ『八重の桜』で主演を務めた縁で毎年招待されているのですが、今年は参加しないことが26日に明らかになっていました」

昨年はコロナ禍ということでメイン行事の会津藩公行列が中止となったものの、綾瀬はトークショーに参加。「小さなことでも大きく笑って、日々一緒に頑張りましょう!」と市民にエールを送っていた。

今年のまつりは規模は縮小されるものの、綾瀬がいつも参加していた会津藩公行列も実施予定。市民は綾瀬の参加を待ち望んでいた。

「しかし、会津若松市長が新型コロナウイルスの感染状況を受けて、今年は綾瀬さんの招待はないと26日に表明しました。この日は綾瀬さんに陽性反応が出た日でもあり、事前に市側へ何かしらの連絡があったのかもしれません」(前出・芸能記者)

さすがにこの時は綾瀬のコロナ感染を疑う人物はいなかったという。

「ただ、義理堅い綾瀬さんですから、この報道があった際に『あれ?』と思った記者はいました。同様にコロナ禍だった昨年は参加していましたからね。何かあったのかなと推測する声があったのは事実です」(同・芸能記者)

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お世話になった人たちに余計な心配や迷惑をかけたくない、綾瀬のそんな思いがあったのかもしれない。

電気自動車はエコじゃない?渋沢栄一の子孫が説く、EVが環境対策にならないワケ

カーボンニュートラルに向けた課題と取り組みが世界中で議論されています。そんな中、電気自動車(EV)ファーストという流れが確立しつつありますが、EVは環境対策の切り札となるのでしょうか?現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一の子孫で、世界の金融の舞台で活躍する渋澤健さんはある疑問を投げかけています。

プロフィール:渋澤 健(しぶさわ・けん)
国際関係の財団法人から米国でMBAを得て金融業界へ転身。外資系金融機関で日本国債や為替オプションのディーリング、株式デリバティブのセールズ業務に携わり、米大手ヘッジファンドの日本代表を務める。2001年に独立。2007年にコモンズ(株)を設立し、2008年にコモンズ投信会長に着任。日本の資本主義の父・渋沢栄一5代目子孫。

オリンピックはダイバーシティを活かしたエコシステム

謹啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

良くも悪くも、今回の東京オリンピックは歴史に名を残すことになるでしょう。新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染が世界で広まる中、オリンピック開催中に東京で感染者が更に増えるのは不可避であり、東京オリンピック開催は見送った方が無難であると私は思っていました。

一方で、重症者や死者数を抑えることは可能との判断での決断だったと思いますので、賛否両論がある中、関係者のご心労はいかばかりかとお察します。多大なご尽力に心より敬意を表します。

今回のオリンピックではさまざまなドラマがありました。競技中の本編はもちろんのこと、競技場外の逸話も少なくありません。例えば、メッセージ性がちぐはぐで一般的には評価が高いとは言えなかった開会式でも、シリアの紛争下で生き別れになっていた兄弟が、一人はシリア代表選手として、もう一人は難民選手団として再会できたという感動的なシーンがありました。

長年の政治的な事情で、国際大会では「チャイニーズタイペイ」という名でしか出場できなかった台湾が、「チ」ではなく、「タ」の国々に挟まれて出場した計らいにも感銘を受けました。敢えてアルファベット順で入場させないことは「ガラパゴス化」なのでは、と当初腑に落ちなかった自分の気持ちが晴れていくのを感じました。

このようにオリンピックで様々なドラマが生まれてくるのは、オリンピック自体が世界中から多種多様な人々が集まる、ダイバーシティを活かしたエコシステムであるからではないでしょうか。

スポーツですから、そこには画一的なルールが定められています。しかし、オリンピックの精神であるダイバーシティを活かせるルールがある。だからこそ、そこにドラマを生むエコシステムが生じるのでしょう。

電気自動車は本当にエコなのか?モノづくりのジレンマ

一般的に、欧州勢はルール作りの匠です。恐らく、遠い国の植民地を統治していた歴史的背景もあるのかと想像しています。人類共通の目標を掲げながらも、自国ファーストをしっかりとルールづくりに織り込むしたたかさがあります。

例えば、カーボンニュートラル社会に向けてのルールづくりで欧州委員会が4月に公表した「タクソノミー」では、企業が手がける事業の持続可能性を判別する基準が設けられています。

このカーボンニュートラル社会を目指す基準では、日本の自動車メーカーが強みを持つプラグインハイブリッド車(PHV)が2026年以降は「持続可能」などの分類から外れる可能性があり、世の中では電気自動車(EV)ファーストという流れが確立しつつあるのです。

しかし、EV単体で見れば「グリーン」かもしれないものの、EVを製造する工程のバリューチェーンを考慮するとどうなのか、以前から気になっておりました。先日、SNSでギル・プラットという科学者がサイエンス・ベースでの観点から同様な意見を発信していることに目が留まりました。

ご自身はEVを愛用しながらも、電池製造には多大な資金、自然資源、そして、温暖化ガスを排出しているという現実を指摘されています。また、多様な人々には多様なニーズがあり、世界の人々が同じ社会的環境に置かれているわけではありません。EVの電池を充電する電力が従来の火力発電でしか供給できない社会の場合、全体ではより多くの温暖化ガスを排出しているかもしれないというご指摘です。

プラット氏は、トヨタ・リサーチ・インスティテュートアドバンスト・デベロップメントの会長であり、トヨタ本社のChief Scientist and Executive Fellow for Researchであるというバイアスがかかっているかもしれません。ただ、サイエンス・ベースでEVがカーボンニュートラル社会の実現に万能ではないというご指摘は、その通りだと思います。

私はサイエンティストではありません。でも健全な生態にはダイバーシティが重要であることぐらいは知っています。カーボンニュートラル社会のエコシステムでもソリューションのダイバーシティが重要でありましょう。

私は経済学者でもありません。経済学者は外部要因を排除してセオリーをきれいに見せる傾向がありますが、現実社会は外部要因だらけです。

トヨタ車のみならず、日本企業はカーボンニュートラルという世界のグレート・リセットにおいて、もっとサイエンス・ベースのナラティブで世界へ積極的に訴えるべきです。ルールづくりの匠は日本の長所ではないかもしれませんが、モノづくりは長所であるはず。その匠の日本人が、カーボンニュートラル社会のエコシステムにおいて役割が無いとは考えられません。

□ ■ 付録:「渋沢栄一の『論語と算盤』を今、考える」■ □

『論語と算盤』経営塾オンライン 

『道徳経済合一説』

目的が利潤の追求にあるとしても、
その根底には道徳が必要であり、
国ないしは人類全体の繁栄に対して
責任を持たなければならない。

渋沢栄一の時代ではオリンピックはアマチュアのスポーツ世界大会であり、現在のように商業化された大イベントではありませんでした。また、栄一がオリンピック大会に対してどのような意思を表明していたのかわかりません。ただ、経済的な観点、政治的な観点からオリンピックを開催したとしても、全体への責任を持たなければならないと渋沢栄一は考えたでしょう。

『青淵百話』元気振興の急務

我国の有様は、是迄やり来た仕事を大切に守って、
間違いなくやつて出るといふよりも、
更に大に計画もし、発展もして、
盛んに世界列強と競争しなければならむのである

カーボンニュートラルを目指す世界大会において日本がメダルを数多く獲得するには、確かに栄一が指摘するように、今までの成功体験の延長線上だけでは無理です。国内目線に視野が狭まっていることもダメです。

まず、今回の東京オリンピックの代表選手のようにメダルを取りに行くという心構えや気迫、そして、日本が持つ技術の可能性をフルに活かせる世界の強豪が集合している競技場に参加していることが不可欠です。

謹白

image by: 公益財団法人渋沢栄一記念財団 - Home | Facebook

アフガン米軍撤退はトランプが仕掛けた巧妙な「時限爆弾」説の根拠

現地時間8月30日午後11時59分、アフガニスタンから完全撤退を完了したアメリカ軍。国外退避を求める人々が殺到する空港付近で自爆テロが起きるなど、アフガンに大混乱を招いたこの撤退劇に対しては各所から批判の声が上がっていますが、今後の情勢はどう動いていくのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、現状は最悪のシナリオを辿っているとは言えないとしてその理由を解説。さらに米軍撤退以降焦点となる2つのポイントを挙げ、自身の見通しを記しています。

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※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2021年8月31日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

緊急告知・LIVE配信のお知らせ

 

政治経済からエンタメ、スポーツ、コミュニケーション論まで多角的な情報を届けしている冷泉彰彦さんが、メルマガ読者を対象にライブ配信を行います。この機会にぜひ初月無料のメルマガお試し購読をどうぞ。

 

テーマ:911の20周年と、政局の最新状況を語りつくす
日時:2021/9/10(金)21:00~ ※90分程度を予定

 

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アフガン情勢、現状は最悪のシナリオではない

8月15日にタリバン勢力が電撃的に首都カブールに無血入城して、ガニ政権は崩壊、事実上アメリカはこれを追認する形で、8月31日を期限として、撤兵を加速、そんな中で8月26日にはカブール空港の近辺で、自爆テロが発生して米兵13名を含む170名(最低でも90名)という犠牲者が出ました。

こうした現状については、バイデン政権の危機管理能力がダメだというニュアンスで報じられることが、アメリカの国内でも国外でも多いわけですが、私は、この現状というのは最悪のシナリオを辿っているとは言えないと思います。

まず、改めて今回の経緯ですが、当初の「アメリカとタリバンの合意」における撤兵時期は5月1日でした。これは、トランプが設定したもので、もしかしたら就任から「最初の100日」が終わるあたりのバイデン大統領に対して「時限爆弾」として仕掛けたのかもしれません。これを8月31日に伸ばしたのは賢明でした。

それから、ガニ政権の崩壊ですが、これもトランプの2020年2月の撤兵合意というものが、「アメリカとタリバン」で結ばれているように、トランプ時代からガニ政権をアメリカは見放していたわけです。ですから、バイデンが、「ガニ政権が数年は持つと考えた」のは「甘い」などと言われていますが、バイデンとしては最初からガニ政権など計算外だったはずです。

そのガニ大統領は、6月末に訪米してホワイトハウスにバイデンを訪ねています。このガニ訪米ですが、この時点ではどう考えても統治能力は喪失に近い状態だったので、そのままガニがアメリカに亡命する可能性もあったわけです。ですが、おそらくバイデンはその申し出を拒否し、一旦カブールに戻して米軍によって警護させ、その上でタリバンが入城するようなら第三国に逃すというシナリオを押し付けたと考えられます。

例えばですが、米軍がいるのにガニが亡命したら、米軍の守るカブールをタリバンが攻めるという危険なシナリオになるし、ガニがいるのに米軍が先に撤退したら、ガニを見殺しにして、それこそカブールは今以上のカオスになります。少なくとも、ガニを見殺しにすることなく、しかし自国に直接亡命させるのでもなく、そして少なくともカブールは無血入城にするということで、全体的に上々のシナリオで来ていると思います。

ISの攻撃ですが、残念ながら想定内ですし、米兵の犠牲は痛ましいものの、アメリカにとっては最悪の事態ではありません。というのは、アメリカに取っての最悪というのは、ISとタリバンが「反米」で団結することです。そうなれば、現在のアフガンに残る軍と民間人への危険は遥かに増大しますし、それ以前に、全世界を舞台とした反米(反NATO)テロの危険が出てきます。日本もパラリンピックなどやっている場合ではなくなります。

 

韓国は嫌日から「嫌中」へ。若者たちに広がる高圧的な中国への反発

嫌日感情が高い韓国ですが、ここに来て嫌悪の矛先が他の国に向かい始めたようです。今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤先生が、韓国の若者たちの間で日本より中国に悪感情を抱く傾向が高まっている事実とその理由を、香港英字紙の記事を引く形で紹介。さらに韓国がひた隠しにしたい歴史上の真実を報じた記事を取り上げ、彼らがベトナム戦争中に働いた蛮行を白日の下に晒しています。

 

 

嫌日から嫌中に傾く韓国の若者

韓国の若者の間で、嫌日よりも嫌中が強まっているという報道があります。

8月20日、香港サウスチャイナモーニングポストの記事です。

2017年にアメリカ軍が強力な対ミサイルレーダーシステムを配備することを許可した韓国の決定は中国から度々批判の対象となった。その高圧的な中国に対して、反論できない韓国政府に若者を中心として反発が広かった。

ソウルの29歳の有権者であるチャン氏は、「北京がいじめっ子のように振る舞っているのに、我々の政府が無気力なのを見てフラストレーションを感じている」と述べた。

また中国が香港などで行っていることを見て、韓国人は中国の大きな影響下で生活するのはどうなのかと自問し始めた。

今、韓国では、若者を中心に反中感情が高まっている。保守系の政治家たちは、この反中感情を大統領選挙の争点にしようと躍起になっている。

これまで日本を嫌うことは、韓国人のアイデンティティの一部であり、「特に理由もなく日本を憎むことは、本当の韓国人であることを意味する」という言葉があるほどである。

40代以上の人は依然として中国よりも日本を嫌っている。しかし、今後数十年にわたって韓国をリードしていく20代、30代は、中国に対して反発している。

今年に入って反中感情が高まり、中国はかつての植民地支配国である日本に代わって、韓国で最も嫌われている国になったという。

他の先進国でも中国に対する否定的な見方は深まっているが、ピュー・リサーチ・センターが昨年調査した14カ国の中で、若い世代が前の世代よりも中国に対する嫌悪感を抱いていたのは韓国だけだったという。

3月には、韓国の古代王が中国の餃子を食べている様子を描いたドラマが放送され、多くの韓国の若者がテレビ局にドラマの中止を求めた。

以上、あくまで若者の間ですが、中国の方が日本より嫌悪度が高くなっているようです。

来年3月に次期大統領が選出されます。住宅価格の高騰、コロナ、北朝鮮、男女不平等などの争点があります。「反日」を争点にして国民にアピールするような大統領候補が当選しない事を祈ります。

また日本に関する間違った主張については適切な反論を日本からも発信せねばなりません。こういった間違った主張に目をつむってきた(知らなかった)つけが今、回ってきてるといえるからです。

 

小さなことでキレる大人が、幼児期に親から貰わなかったモノ

前回の記事『 必要以上に周囲の顔色をうかがってしまうことは決してマイナスではない』で、情緒的に未成熟な親に育てられる弊害について紹介した無料メルマガ『東北の人気メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』の著者・吉田こうじさん。今回は、情緒的に未成熟な人の特徴と、どうすれば情緒が安定するようになるのかについてお話ししています。

情緒的に未成熟な人の特徴

前回、子供が情緒的に未成熟な親に育てられることの弊害についてお話ししましたが、情緒的に未成熟な人の特徴について、もう少し掘り下げてお話ししてみたいと思います。

前回の記事はこちら。

必要以上に周囲の顔色をうかがってしまうことは決してマイナスではない

親から十分に愛を与えられ、その愛を実感できている(愛着の定着)と、情緒が安定するので、結果として些細なことでブチ切れたり、失敗したときに過剰に落ち込んだりという「情緒の浮き沈み」が少なく安定します。

ですが、親に受け入れられてないと感じていたり、愛されていないと感じるどころか、むしろ、子供が親のご機嫌を取り続けさせられるような「ペット」のような状況では、情緒が適切に育まれにくいため、年齢を重ねて体が大きくなるにつれて「幼児的な依存心」も大きくなる傾向があります。

たとえば、

  • 自分が話題の中心になるのが当然だと思っている
  • 自分の主張は受け入れられて当然だと思っている

こうした、まるで赤子が考えているようなことを前提にして周りとコミュニケーションをするので、その前提が満たされていればご機嫌な日々を過ごしますが、その前提が満たされない場合…(むしろ満たされることの方が少ないはずですが…)途端に周りに憎しみをむき出しにします。

また、幼児的な依存心が強いと、自分で自分の気持ちをコントロールするという、いわゆるストレス耐性が低いので、些細なことでブチ切れたり、些細なミスも「人生の汚点」くらいに受け止め気落ちしてしまいます。

こんなふうに、幼児的な依存心が強い人は「情緒的な親離れ」ができていない状態なわけで、経済的には自活できていたとしても、心の奥底には「もっとちやほやして欲しい」という強い欲求不満を抱えているのです。

そういう意味で、一概に思春期に起こりやすい反抗期という現象についても、子供は親離れし、親は子離れするために互いの価値観をぶつけ合いながら、「愛の確認」をしているという反抗期もあれば、互いに「ただただ甘えを爆発させているだけ」という反抗期もあるわけです。

なので、目に見える反抗行為だけをみていても、その「動機」をみていかないと、実は「適切な反抗期」なのか、それとも「不適切な反抗期」なのかは、実は全くわからないわけです。

2年縛りを総務省に塞がれたauの囲い込み策「200倍金利優遇」のお得度

総務省により「2年縛り」に規制がかけられ、各キャリアがさまざまな囲い込み策で知恵を絞る中、auじぶん銀行が9月1日から「auまとめて金利優遇」の強化を発表しました。メルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』著者でケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんは、その仕組みとお得度について、auをメインに利用しているユーザーならではの目線で紹介。各キャリアが傘下の金融事業と連携した囲い込み策を強化していく流れを予測しています。

auじぶん銀行が通常の200倍となる金利優遇策──「2年縛り」を総務省に塞がれる中、金融商品で本格的囲い込み

KDDIとauフィナンシャルホールディングス、auじぶん銀行は8月26日、金融関連の新サービス発表会を実施した。

auじぶん銀行では9月1日から金利優遇施策「auまとめて金利優遇」を強化する。そもそも、普通口座の通常金利は年0.001%となっているが、すでにauカブコム証券の口座を連携させることで、年+0.099%、計0.1%となっていた。

今回からau PAYと口座を連携することで、円普通預金の金利が年+0.05%優遇される。さらにau PAYカードを口座から引き落とさせることで+0.05%となる。結果として、年0.20%(税引後年0.15%)の優遇金利になるというわけだ。ちなみに年0.20%はあおぞら銀行BANKと同じく業界最高金利となる。

この話を聞いて、3つの銀行に散らばっていた資金をできるだけauじぶん銀行の普通口座にまとめてしまった。もともと、仕事柄、株式取引はやらないのだが(経済新聞社系出版社に新入社員として入社したときに口酸っぱく言われた)、NISA口座で投資信託を購入するためにカブドットコム証券に口座を持っていたら、いつの間にかauカブコム証券になっていた。もちろん、auじぶん銀行もサブ的につかっていたので、一気にメイン口座的な扱いになってしまった。

もうひとつ、auじぶん銀行では8月30日から、au PAY残高からauじぶん銀行への自動払出機能をリリースする。これまでauじぶん銀行からau PAYへの残高移動はできていたが、8月30日以降は双方向での移動が可能となる。

この話を聞いて「au PAYなんて、払うのが多く、残高なんて減る一方なのではないか。au PAY残高からauじぶん銀行への自動払出機能なんて意味あるのか」なんて思っていたところ、質疑応答で「もらったポイントをau PAY残高にして、この残高を預金口座や証券口座に移して運用する」「月の予算を決めている人が、月初めに一定金額を口座からau PAY残高にチャージし、月末に余った残高をau PAY残高→口座に払い出すことで予算管理する」といった使い方ができるようだ。

確かにキャンペーンなどでポイントをもらえることも多い。au PAYの場合、特定のルートでチャージするだけで、多額のポイントがもらえるキャンペーンを仕掛けていたりもする。そう考えると「au PAY残高を現金に」という流れも理解できる。当然、毎月、継続的にもらえるのは通信料金を支払った際のポイントであり、これも、au PAYカードでauじぶん銀行での口座引き落としにすれば、ポイントがもらえるだけでなく金利優遇も受けられる。

通信プランや割賦販売での顧客囲い込みが総務省から塞がれつつある中、今後、金融商品での囲い込みがKDDI以外のキャリアに広まっていきそうだ。

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全国のご当地カレーを製造する「ベル食品工業」の優れたビジネスモデル

日本全国北から南、今やあらゆる土地で売られているご当地カレー。その多くが大阪のとある会社で作られていることをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、「ベル食品工業」がご当地カレーを手掛けるようになったきっかけを紹介するとともに、その優れたビジネスモデルを解説しています。

「おこもり需要」で売れる、全国ご当地カレー。実は大阪で製造されている!?

レトルトカレーが流行っています。特に、ご当地カレーと呼ばれるもの。全国各地の特産品を使った、個性際立つカレーに人気が集まっています。百貨店やスーパーには、ご当地カレーのコーナーが設けられているほど。ご当地カレーの専門店もできています。ネット販売も好調で、多くのマニアが誕生しています。

たとえば、「徳島・阿波尾鶏カレー」「北海道・いかめしカレー」。消費者が、地名を聞いて思い浮かべるような特産品を使っているものがあります。また、「山梨・青い富士山カレー」や「高知・日曜市カレー」など、観光資源をテーマにした商品もあります。こうしたレトルトカレーがたくさん並ぶ売り場を見てみると、面白い発見があります。というより、驚きかもしれません。

日本全国の楽しくユニークな商品を見つけることができるのですが、着目して欲しいのは、パッケージの裏面。生産者の名前です。販売者は、当然各地方の会社やお店なのですが、作っている会社名に驚くことになります。

その中の多くの商品に、「ベル食品工業」と書かれているはずです。

つまり、ひとつの会社が全国各地のレトルトカレーを作っているということなのです。大阪に本社を構えるこの会社は、1952年創業で、カレールゥを製造・販売することからスタートしています。後にレトルトカレーの製造がメインとなり、誰もが知る大手企業の商品を作っていました。事業としては安定しており、売り上げも伸びていました。

では、なぜそんな会社が、地方の企業や商店のご当地カレーを作ることになったのでしょうか。大手でなければ、発注も少なく、大きな利益も見込めません。手間ひまが掛かるだけです。

転換のキッカケは、大手企業からの「値下げ要求」です。大量受注で売り上げは伸びるのですが、必ず値下げを要求されるのです。大手の商品は、販売価格が安いので、当然下請けの価格も安くなっています。その上で、さらに値下げを求められると、元々薄利多売で成り立っていた事業なのに、厳しい状況に追い込まれます。

しかも、大量生産故に1社への依存度が高く、“もしも”のリスクもあります。これでは先行きが見通せないと判断し、多品種小ロット生産、完全オーダーメイドのレトルトカレーにシフトしたのです。