韓国で「クーデター」の声も。朝鮮半島を襲う「End Games」の結末

物別れに終わった第2回米朝首脳会談以降、在韓米軍では編成の大転換が静かに進んでいるようです。その意味を「朝鮮半島を舞台にしたEnd games」だと読み解くのは、メルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』の著者であり、数々の国際舞台で交渉人を務めた島田久仁彦さんです。島田さんは軍事面だけでなく、経済面でも始まった「韓国からの撤退」は、噂される「クーデター」への備えでもあると指摘。北朝鮮も含む朝鮮半島の動向を注視しています。

アメリカと周辺国が仕掛ける朝鮮半島を襲う“End Games”

国際的な時事問題を見る際、面白いことにどこの大陸のニュースでも、必ずアメリカが何らかの形で絡んでいます。それは、世界全ての大陸に展開し、そしてすべての海に軍事的な拠点を持つアメリカ軍のグローバルパワーとしての証なのですが、最近、その展開にも変化の兆しが見えてきました。

例えば、あまり日本では報道されないリビアでのトリポリの暫定政府とベンガジの軍事勢力との直接対決のニュースでは、直接その“闘い”に関連しているわけではないですが、【アフリカに駐留するアメリカ軍関係者】の存在が明らかになりました。

このケースでは「事態は非常に危険を極めているので、リビアおよび周辺からの撤退を始めた」という内容ですが、「彼らは一体、リビアで何をしているのか?」という疑問を抱きました。結局は、ISISが北アフリカ地域で展開する企みに対する“重し”だそうですが、確実に米軍の世界展開のバランスが変わってきている一例です。

そして、そのバランスの変化が最近、静かに進められているのが、朝鮮半島での米軍に関わる事態の変化です。在韓米軍の存在は広く知られていますが(とはいえ、実は、ソウルの地図には基地の存在は記されていませんが)、アメリカの対北朝鮮戦略の変化と、アジア太平洋地域におけるプレゼンスに占める沖縄米軍基地の戦略的重要性が高まっていることなどを受け、在韓米軍の“中身(構成)”が変えられてきています。その一例は、最新鋭の無人偵察機が沖縄および日本の基地に移動していることでしょうか。そして戦略を担う本部機能も厚木に移されています。

なぜ、今、このような大転換が行われているのでしょうか。関係者に理由を聞いても、うまく答えを濁すのですが、ニュアンス的には「アメリカの韓国離れ」、「朝鮮半島の重要性のグレードダウン」というように読みとけます。同時にある友人の表現を借りれば、朝鮮半島を舞台にしたEnd gamesということです。

中国に愛想よくする時間など日本には無い。今すべき事は何か?

主義主張をすぐに変える人はあまり信用されなくなりますが、国家の付き合いの場合、それは許されることなのでしょうか。世界情勢や経済戦争でも、常に勝利できる側を見極め俊敏に渡り歩くことが、国の繁栄に繋がることもままあります。国際ジャーナリストの北野幸伯さんは、自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、世界最悪の独裁者の1人、旧ソ連のスターリンの戦略・戦術を分析しながら、「勝ち組」の思考・行動パターンを解説しています。

スターリンはなぜ勝てたのか?

皆さん、「世界最悪の独裁者をあげろ」といわれたら、誰をあげますか?結構悩むと思いますが、だいたい出てくる面子は同じでしょう。

ヒトラースターリン毛沢東

この3人は、「自国民を大量虐殺した」という特徴があります。だから、「善悪論」で、「彼らは最悪の独裁者」ということで、評価が定まっている。

ちなみに毛沢東は、「チャイナマネー」に遠慮してか、あまり批判されませんね。今の習近平さんは、「毛沢東にあこがれて彼のようになりたい」と考えているそうです。恐ろしいことです。

ちなみに「善悪論」ではなく、「勝敗論で見るとこの3人は違います

  • ヒトラー=負け組(第2次大戦で負けた
  • スターリン=勝ち組(第2次大戦で勝った。東欧、中国、北朝鮮を共産化させた)
  • 毛沢東=勝ち組(国共内戦に勝利して、中華人民共和国を建国した)

まあ、スターリン、毛沢東が勝ち組であること、日本にとってうれしいことではありません。しかし、今回は、「善悪論」「道徳論とは別の話です。

スターリンが勝てた理由は?

スターリンが勝てた理由はなんでしょうか?「戦略的に物事を考えることができたから」です。どういうこと?

1939年8月、スターリンは、ヒトラーと独ソ不可侵条約」を結びました。ヒトラーは、「ソ連共産主義を根絶する」ことを目標にしていた。だから(不可侵条約締結は)驚くべきことです。

ヒトラーはなぜ、ソ連と「不可侵条約」を結びたがったのか?彼は、ポーランドに侵攻しようとしていた。すると、イギリス、フランスがだまっていないでしょう。西からイギリス、フランスが攻めてくる。東からソ連が攻めてくる。そうなると、ドイツは困ってしまう。だからソ連と和解して、西、つまりイギリスフランスとの戦いに専念できるようにした。

新元号「令和」の元ネタが中国でも「盗用」には当たらない理由

新元号が「令和」になることが発表されて10日ほど経過しました。出典は日本の万葉集と発表されましたが、実はさらにその元ネタが中国古典にあることにSNSなどでは賛否両論でした。無料メルマガ『古代史探求レポート』では、この中国古典の内容と、万葉集に収められている歌を綴った当時の人々の思いを、詳しい歴史的背景とともに紹介。さらに、実は「令和」は厳しい始まりという意味である、と解説されています。

いまや元号使用は日本独自の文化に

新しい元号が「令和」に決まりました。

元号の存続には様々な意見があるようですし、合理性から言えば西暦に統一して他の表現を使わないことが最も便利なのでしょうが、文化や精神世界というのは合理性だけで決めてしまって良いものではありません。現在は、本家本元の中国さえ元号は使わなくなりました。日本だけしか使われていないようですが、それだけに独自の文化として守って行ってもらいたいと願います。

新しい時代を再定義して始めるというは、非常に良い習慣だと思います。人々が期待を膨らませるとともに、古い慣習にとらわれずに新しい制度や考え方を取り込むための一つの契機となるからです。こういう時代の区切りというのは大切なことだと思います。この制度は是非とも廃止せず、続けて行ってもらいたいと思います。

元号の制定には、「国民の理想としてふさわしいよい意味を持つ」「漢字2文字である」「書きやすい」「読みやすい」「これまでに元号として用いられたものではない」「俗用されているものではないという条件があるようです。国民の理想としてふさわしいよい意味を持つというのは、漢字の各文字がそうである必要があるということでしょうか。2つの漢字の組み合わせで、俗用されていないとすると、新たな造語になりますから、国民の理想としてふさわしいよい意味を持つというのは判断のしようがないようにも思います。

新元号「令話」=管理社会の標語のよう

安倍総理は談話の中で、「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、令和に決定致しました」と言われていました。SMAPの「世界に一つだけの花の様なコメントに少し驚いてしまいました。現代という時代を見据えて、日本が進むべき方向への指針となるような言葉であって欲しかったとも感じました。

「令和」を、そのまま読むと命令や法令を遵守し、調和の社会を壊さないようにという、管理社会の標語のような言葉に感じてしまいます。命令の令ではなく、令嬢の令であり、調和の和ではなく、平和の和という意味だそうです。実際は、万葉集の中にある梅花三十二首の序文から令月の「令」と、風和ぐの「和」を取られたとのことです。安倍総理は、談話の冒頭に「令和には人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められております」と言われていました。

そういう意味を込めたと捉えるのは安倍総理だけなのではないかとも思いますが、今回は今少し、万葉集の中の世界、言葉の元になった「梅花の宴」について考察して見たいと思います。

サンゴ礁の北上と死滅が、なぜ「沖縄の海の青さ」を奪うのか?

数ある沖縄の魅力の中でも、国内でほかに代わる場所のないものとして、青く透明な海と白い砂浜、きれいなサンゴ礁を挙げる人は多いのではないでしょうか。しかし、この数年、サンゴ礁の北上や白化現象が伝えられ、このままでは沖縄のサンゴ礁は失われてしまうと、メルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』の著者で現役医師の徳田先生は訴えます。そして、サンゴ礁の死滅は、沖縄の海の色をも奪ってしまうと、その理由を説明しています。

サンゴ礁壊滅と日本の責任

世界でサンゴ礁が危機に瀕しています。原因は地球温暖化、海洋酸性化と汚染、そして魚の乱獲です。過去70年間で世界のサンゴの20%が死滅しました。現在、サンゴ礁が存在するのは、世界の海洋の1%未満のみとなっています。

オーストラリアのグレートバリアリーフが世界最大のサンゴ礁ですが、日本にも沖縄から九州にかけてサンゴ礁が広く分布し、沖縄の石垣島と西表島の間には日本最大のサンゴ礁「石西礁湖」があります。

しかし、この石西礁湖では、最近の数年間で白化現象が何度もみられています。海水の温度上昇や酸性化によって、サンゴと共生しているプランクトンが死滅し、サンゴが白くみえる現象です。白化したサンゴはしばらくすると死んでしまいます。

サンゴ礁壊滅の原因

サンゴ礁は生物多様性の宝庫といわれています。サンゴ礁とその周辺には何百種類もの海洋生物がいるのです。これらには多種類の魚介類が含まれており、ビタミンやミネラルなど人類の貴重な栄養素となっています。その意味で、人類もサンゴ礁に共生しているのです。

沖縄のサンゴ礁が死んでいる最大の原因は地球温暖化です。海水温の上昇は共生しているプランクトンを減らし、サンゴを白化させます。日本周辺の海水温は上昇しているので、サンゴ礁の分布は年間で約10キロメートルも北上しています。

しかし、海洋酸性化の影響で、北上しているサンゴ礁も死滅し始めています。酸性化の原因は大気中の二酸化炭素の増加です。二酸化炭素が海に溶け込んで水素イオンを増加させ、海の酸度を高めるのです。つまり、地球温暖化の最大原因である二酸化炭素増加が共通原因なのです。

【動画】ツルツル滑って出られない『氷のクレーター』に苦悶!

砂漠の流砂に蟻地獄、もがけばもがくほど沈んでしまう沼など『落ちてしまったら出られない』という自然界のトラップは多々ある。通常人間がかかることはまずないが、もし落ちてしまったとなるとその絶望感は計り知れない。

こちらの動画はロシアで撮影されたものなのだが、思いもよらない『氷のトラップ』が作られていた・・・。

 

 

広い自然公園の、凍った池か湖だろうか。多くの人で賑わいを見せている。

そんな中に掘られた直径10メートルに満たないほどの大きさのクレーター。その中に大人や子どもが数名入っている。

大人の腰にも満たないであろう深さのクレーターなのに、なかなか出ることができない・・・!

滑る氷に足を取られ、斜面を登ろうとしてもツルツル滑って出られず・・・

滑るので助走も満足につけられず、外周に手を引っ掛けても滑るので上がれない!

2人以上で押し出そうとしたりと工夫を凝らすが、やはりなかなか出られない。

外の人の助けを借りてようやく脱出。自力での脱出はアイゼンなどの道具が要りそうだ。

自然の中でこのようなものができるとは考えづらいが、もし1人でいるときにハマってしまったら恐ろしい・・・。

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Daily Mail)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

【動画】自転車の積荷がデカすぎて倒れ、男性たちを直撃!

トラックや車、バイクなどに荷物を積みすぎた系の動画記事は過去にViRATESでも度々紹介してきた。日本ではあり得ないほどの積荷を運んでしまうのでヒヤヒヤしてしまう。

こちらの動画では、とある男性たちのところに荷物を積みすぎた自転車が通りかかるのだが・・・

 

 

とある店先らしき場所にてスマホをいじる男性2人。

すると右後方から自転車が通りかかるのだが、後ろに載せた荷物がこれまたデカい!!!笑

そしてよりによって男性たちの真後ろでバランスを崩して倒れてしまう・・・

布か何かだろうか、命に関わるほどの重さの荷物ではないようだが・・・それでも当たりどころによっては危ない。

男性は肩を押さえているものの重大なケガは負わなかったよう。とんだとばっちりを食らってしまった男性たちに幸あれ・・・!

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:LiveLeak(stainless)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

 

記事提供ViRATES

非正規より高給だけど「やる気は低い」正社員…満足度を徹底比較

4月から順次適用となる働き方改革法の一つに「同一労働・同一賃金の原則」(2020年4月より適用開始)があります。これにより、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の格差が解消されることが期待されますが、そもそも現在、正規と非正規の間でどのくらい満足度や待遇に差があるのでしょうか?

そこで就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」を運営する株式会社ヴォーカーズが、4月から施行される働き方改革法に関連して「同一労働・同一賃金 正規と非正規の働き方」を発表しました。

今回の調査レポートでは、Vorkersに投稿された約30万人のデータから「正規雇用労働者(正社員)」及び「非正規雇用労働者(契約社員)」のクチコミ評価をそれぞれ集計し、「格差」を分析しています。

同一労働・同一賃金とは?

同一労働・同一賃金とは、同じ仕事に就いている限り、正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者)であるか、非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)であるかを問わず、同一の賃金を支給するという考え方です。

同一労働・同一賃金の導入は、同一企業・団体における正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差の解消を目指すもので、どのような雇用形態を選択しても納得が得られる処遇を受けられ、多様な働き方を自由に選択できるようにします。

正規の方が満足度が高い、は固定概念!?「正規・非正規 満足度比較」

正規、非正規、満足度が高いのはどちらなのか。Vorkersに寄せられた「正規雇用労働者(正社員)」及び「非正規雇用労働者(契約社員)」の評価スコアを項目ごとに集計しました。

全体で見ると、総合評価では双方に差は無く、項目別では非正規の方が高評価のものも多くあります。その中でも特に差が大きかったのが「社員の士気」の項目です。Vorkersの過去の調査で、新入社員の「社員の士気」は最初の3年間で一気に低下することがわかっています。長期に勤める正規社員よりも、有期雇用である非正規社員の方がモチベーションをフレッシュに保ちやすいのかもしれません。また、正規社員は非正規と比較して、会社に不満がありながらも転職活動をせずに働き続ける社員の割合が高いことも影響していると考えられます。ワークライフバランスについては、残業時間と有休消化率の両方とも非正規の方が良い結果となりました。

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年収格差は大企業で拡大。非正規の平均年収は企業規模で変わらず。

満足度比較で、正規の方が高かった項目の一つが、「待遇の満足度」です。Vorkersに投稿された年収データから、平均年収を比較しました。全体では正規の方が187万円高いという結果になりましたが、会社規模別にみてみると、中小企業では102万円の差なのに対し、大企業ではその倍以上の216万円の差があります。待遇の満足度スコアの差が大企業で大きくなるのは、金額の差であると言えるでしょう。また、正規は企業規模で平均年収額が変わるのに対し、非正規は同額である点も興味深い結果となりました。

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就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」
https://www.vorkers.com/

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