“増税●●メガネ”と言われたくないだけ。岸田文雄が「所得減税」をわざわざ実施するワケ

23日の臨時国会で所信表明演説に臨み、「何よりも経済に重点を置く」とした岸田首相。しかしその内容は、多くの国民が首を傾げざるを得ないものでした。そんな演説を取り上げているのは、人気ブロガーのきっこさん。きっこさんは『きっこのメルマガ』で、今回の所信表明を「絵に描いた餅ですらない」と厳しく批判するとともに、岸田首相がわざわざ面倒な所得減税を実施する理由を、経済評論家の解説を引用する形で明らかにしています。

国民など見てはいない。岸田が自分のあだ名を変えたいだけの経済対策

10月23日(月)午後、岸田文雄首相が臨時国会の開会にあたり、所信表明演説を行ないました。そして、冒頭から噴飯物の大嘘を連発しました。

「内閣総理大臣として、私の頭に今あるもの、それは『変化の流れを絶対に逃さない、つかみ取る』の一点です。岸田内閣は、防衛力の抜本的強化、エネルギー政策の転換、次元の異なるこども・子育て政策をはじめ、時代の変化に応じた先送りできない課題に一つ一つ挑戦し、結果をお示ししてきました。今後も、物価高をはじめ国民が直面する課題に、『先送りせず、必ず答えを出す』との不撓不屈の覚悟をもって取り組んでいきます。」

今年の通常国会で、岸田首相は、米国の命令による「防衛費増額」も、絵に描いた餅の「異次元の少子化対策」も、どちらも財源を明示できずに、ボンヤリさせたまま先送りしましたよね。その上「エネルギー政策」に関しては、中国への根回しもせずに自称処理水を海洋放出したことで、福島以外の漁業にも大打撃を与え、ひとまず国民の血税で穴埋めしつつ、抜本的解決は先送りという無責任極まりない無能ぶりをいかんなく発揮中ですよね。

それなのに、一体どこをどうしたら「先送りできない課題に一つ一つ挑戦し、結果をお示ししてきました」なんて大嘘を涼しい顔で抜かせるのですか?もしかして、これって「先送りできない課題に一つ一つ挑戦し、すべてを先送りしちゃいました~!テヘペロ♪」っていう本音を内蔵させた一世一代のクソメガネギャグですか?

つーか、最後の「不撓不屈の覚悟をもって取り組んでいきます」って、お前は大関に昇進した時の貴花田かよ!…なんて細かいツッパリ…じゃなくて、細かいツッコミも入れつつ、さらに多くの皆さんが呆れ果てたのが、次のフレーズでした。

「経済!経済!経済!私は何よりも経済に重点を置いていきます!」

サスガは財務官僚が書いた原稿ですね。昭和のおじさんなら「権藤!権藤!雨!権藤!」を思い出したかもしれませんし、吉田照美さんのファンなら「物販!物販!また物販!」を思い出したかもしれません。しかし、岸田首相が語気を強めて「経済!経済!経済!」と連呼した瞬間、野党席から飛んだのは「増税!増税!増税!」というヤジと失笑でした(笑)。

それにしても、あたしが驚いたのは、何よりも一番先に言及すると思っていた、イスラエルとハマスの問題について、完全スルーでただの一言も触れなかったことです。そして、全国の数えきれないほどの人たちに大迷惑を掛けているマイナ保険証の問題についても、ただの一言も触れなかったことです。その上、全国が注目していた「増税」という言葉も「減税」という言葉も、ただの一度も使わなかったことです。

前日まで大騒ぎしていた「所得減税」について、岸田首相は「税収の増収分の一部を公正かつ適正に国民へ還元する」という遠回しな言い方をしただけで、「減税」という言葉は使いませんでした。スピーチライターが党内からの反発や財務省に配慮したのか、あまりにも具体性に欠けた演説内容は、もはや「絵に描いた餅」ですらありませんでした。まるで、何も絵の描いていない白紙の画用紙を掲げて、「これが私のビジョンです」と言っているような演説でした。

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

たった6千円の賃上げ。労働に見合わぬ待遇で施設を去る職員たちの現実

高齢化が進む我が国にとって、なくてはならない介護職員。しかしその待遇はあまりに低く、離職者が後を絶ちません。このような状況に有効な打ち手はあるのでしょうか。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では健康社会学者の河合薫さんが、介護職員の賃上げ額について「6,000円が妥当」とした厚労相を「現場を知らなすぎる」と批判。さらに「今すぐできる策も取り入れるべき」として、仕事の分業化など具体案を提示しています。

プロフィール河合薫かわいかおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

介護職員の離職者が急増。「スズメの涙」賃上げと“壁の向こう側”で起きていること

「介護職員の賃上げを実施するぞ!」と、武見敬三厚生労働相が明言しました。

その額は「月6,000円程度が妥当」(by 武見大臣)

その目的は「賃上げによって他産業への人材流出を防ぎ、人手不足を緩和する狙い」(by武見大臣)だとか。

確かに介護職員の賃上げは必要です。しかし、たったの6,000円引き上げたところで、どうなるというのでしょうか。スズメの涙…。ないよりマシですが、問題解決にいたるわけがありません。

介護職員の平均給与は22年に月29.3万円で、全産業の36.1万円より6万円以上少なくなっていました。「23年は賃上げの年!」と年明け早々メディアも経済界も盛り上がっていましたが、介護事業所の賃上げ率は1.42%で、全産業の平均3.58%を大幅に下回ります。

おそらくそういった事情も大きく影響しているのでしょう。介護職員の離職者が増え、サービス業などに転職するケースが増えているのです。

厚労省によると、2022年は離職した人が新たに働き始めた人を上回り、就労者が前年より1.6%減少していました。若い人だけでなくベテランの離職も深刻で、全国老人保健施設協会など介護団体による調査では、10年以上の経験がある正社員の23年の月平均離職率は21年の1.45倍に上り、このうち13%が他業種に転職していることがわかりました。

武見大臣は、川崎市内の介護施設を視察し「人材不足でサービス提供が危機的事態になっている」との認識を示した上で、「6,000円が妥当」と答えてようですが、この国はいったいいつになったら、介護問題の深刻さを「自分ごと」として考えてくれるのでしょうか。壁の向こうの人たちは介護の現場のことを知らなすぎる。知ってるつもりになってるだけ。上から見下ろしてるだけです。

これまでも、それロボットだ、Iotだ!やれ外国人だ!と問題が起こるたびに夢の対策花火を打ち上げてきました。

しかし、いわずもがな介護施設は「人」です。「人」なんですよ。見守りセンサー一つとっても、「どうすれは拘束にならないか?」「どうすればプライバシーの侵害にならないか?」の議論が不可欠です。

どんな便利な機器であれ、そこに「人」がいる以上、人の尊厳を最大限に守る必要があるので、「はいはい、使いましょ!」とはなりづらい。ちゃんとやってる施設であればあるほど、利用者さんの尊厳と自由を最優先に考えます。

6,000円?一桁間違えているのでしょうか?それだったらわかります。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

猿之助初公判で蘇った原宿界隈“星野源の張り込み”と「彼は上級国民ですから」の一言

両親の自殺幇助という容疑で逮捕された、歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者。そんな猿之助の初公判が開かれ、職業名として「歌舞伎役者です」と答えたと報じられました。そんな復帰する気マンマンの猿之助容疑者に関するニュースを見て 過去の記憶が蘇ったと語るのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さん。原宿署で張り込みをしていた当時の有名人に関するエピソードを明かしながら、猿之助の未来について持論を展開しています。

歌舞伎役者・市川猿之助被告初公判で蘇った、定番の張り込みスポット

職業を問われた喜熨斗孝彦被告は「歌舞伎役者です」と答えました。

市川猿之助にとっての歌舞伎は「存在そのもの」とも証言しー

「僕にしかできないことをさせていただき、生きる希望とさせていただきたい」
「許されるのであれば歌舞伎の舞台に立ちたい。歌舞伎で償いたい」

初公判から5日、この証言は本人の周辺はもちろん、各方面へ物議を醸し出しています。

この事件を担当している記者に話を聞くとー

「舞台復帰は先月亡くなった市川猿翁さんとの追善公演になるのでは…」
「公演の仕切りは市川中車こと香川照之の『澤瀉屋』と『松竹』」

と、既に猿之助被告の舞台復帰のお膳立てが着々と進んでいるような気配を感じます。

どうやら勧進元は、判決の11月17日を待たず、先行きの行動を示しているようです。

私の予想に反して、芸能関係者の反応も、総じて猿之助被告に好意的であるように映っています。

象徴的だったのは役者としての猿之助被告を絶賛している、演出・脚本家の三谷幸喜でした。

初公判翌日の情報番組内で「彼が「歌舞伎俳優です」と答えたのが嬉しかった」とコメントし、両親を殺めたことを肯定するわけではないのでしょうが、それよりも被告の才能の方がプライオリティを持っていることがわかりました。

いわゆるテレビのコメンテーターの中には「これって同情案件なの?」と茶化す輩もいますが、芸能関係者の多くは猿之助被告の現場復帰に前のめりのようです。

この状況は、私には少々意外にも思えました。

芸能記者の習性として、有名芸能人の初公判等がある場合、事件発生から現在までの資料や映像を再確認するという作業があります。

今回も検証してみた中で、猿之助被告の事件についてではないのですが、私の頭の中が思考停止状態に陥り難儀したシーンがありました。

それは猿之助被告が東京・原宿署から仮釈放され車に乗り込み、署を後にする映像でした。

明治通りに面した原宿署横の通用口は、記者としての私の重要な張り込みスポットのひとつでした。

週刊誌を離れる直前の今から7年程前には、当時はまだ独身だった星野源と、共演からマジの交際、結婚へと噂されていた新垣結衣との決定的瞬間を狙い、連日連夜この通用口付近で張り込みを続けていたものでした。

近所の弁当屋の“看板娘”とはすっかり顔見知りになり、いつも私とカメラマンの弁当のご飯は大盛りにしてくれていたものでした。

ただ場所柄、この張り込み取材で少々面倒だったのは、何度か顔を見合わせた原宿署の刑事が私に声を掛けてくるようになったことでした。

「あれっ、芋ちゃん、こんなところで何をしてるの?」
「今度は誰を狙ってるの?」

さすがに「今回は星野源で…」と説明するわけにもいかず、あたふたと何とか誤魔化していたことを昨日のことのように憶えています。

私が原宿署後方に視線を送り「ちょっとね…」と答えると、この刑事は星野とは別の有名芸能人の情報を、小声で教えてくれたりもしたものでした。

なぜ安倍元首相はノーギャラなのか。旧統一教会系団体がトランプに出演料3億円、信者から巻き上げたカネで買った「韓鶴子マンセー」メッセージ

自民党を追い詰める「切り札」となるのか。アメリカのトランプ元大統領が2021年から2022年にかけて、旧統一教会の関連団体「UPF」(天宙平和連合)から、ビデオ出演3回の講演料として計250万ドル(当時の為替レートで約3億円)を受領、ペンス前副大統領も1回の講演でで55万ドル(約6,000万円)を受け取っていたことが判った。毎日新聞がスクープとして報じた。


トランプ登場のイベントにビデオ出演していた安倍氏への報酬は?

UPFといえば、安倍晋三元首相も2021年9月12日、トランプ氏がビデオメッセージを送った同じイベントにビデオ出演していたことも大きく報じられた。

【関連】安倍晋三、統一教会との蜜月を笑顔でカミングアウト。イベント登壇&韓鶴子総裁を称賛で本性あらわ、「票とカネ」目的の歪な関係

UPFは安倍氏への報酬支払を否定しているという。仮にUPFサイドの言い分が事実であっても、一国の首相を務めたほどの人物がそれ相応の「見返り」がない限り、特定の宗教団体が主催するイベントのためのビデオに出演するとは考えにくい。この件をもってしてますます「選挙応援」や「ネット操作」等々、旧統一教会による数々の「協力」があったという疑惑が深まってしまった形だ。

山上容疑者を「凶行」に駆り立てた安倍氏のメッセージ

上記のイベントでトランプ氏は「韓鶴子総裁が世界平和に果たしてきた功績に感謝する」と、旧統一教会創始者・文鮮明氏の妻で現総裁の韓鶴子氏を称賛。続いて登場した安倍元首相は、「今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁を始め皆様に敬意を表します」と、やはり韓総裁を持ち上げたという。

この動画を見た山上徹也容疑者が、安倍氏と旧統一教会との深い関わりを確信し、白昼の銃撃を実行に移したのはこれまで報じられているとおりだ。

「見返り出演」と考えるしかない安倍氏のビデオ出演

毎日新聞の執念により明らかになった、トランプ、ペンス両氏の高額出演料。同紙には最大限の賛辞が送られてしかるべきだろう。問題は安倍元首相だ。

繰り返しとなってしまうが、彼ほどの有力政治家が、無償で一宗教団体にメッセージを送るなどということがありうるだろうか。やはり「大いなる裏事情」が存在すると見るのが自然だろう。旧統一教会に働きに対する「見返り出演」の可能性が高いと考えるのが妥当な線ではないか。

数々の証言からも明らかになっている、旧統一教会信者による自民党候補への選挙応援は確定事項として、例えばSNS上での自民党への不都合な書き込みに可能なまでの攻撃性を見せる「似非ウヨ」や「ネット工作員」と呼ばれる面々が、旧統一教会の関係者ではないとは言い切れない。

山上容疑者の行いは、断じて認められるものではない。しかし、ビデオ出演がトリガーとなってしまった安倍氏殺害事件で、旧統一教会の悪行が明るみに出たのは、動かしようのない事実だ。

韓国に流れていた6,900億円ものカネ

今回の毎日新聞の報道を受けて、旧統一教会の元信者でジャーナリストの多田文明氏は、次のようにコメントしている。

「UPFは『安倍元首相に報酬は払っていない』と主張していますが、では報酬以外何かの見返りがなかったのかなど、この辺りの真偽についての国民の疑念は増したかと思います」

「(トランプ氏らに支払われたのが)これだけの金額です。当時を含めて、多くの被害者のお金があてられていないのかの心配も出てきます。この問題に対しても国民の疑念は深まったと思いますので、徹底した調査が必要になってきます」

ぜひ知っておいていただきたいのが、旧統一教会が日本人信者たちから巻き上げたカネの額と流れだ。元国会議員でジャーナリストの有田芳生さんによると、少なくとも6,900億円が韓国に送金されているという。

【関連】暴露されただけで約6900億円。有田芳生氏、旧統一教会「韓国送金極秘資料」を公開する

この中からトランプ元大統領らの出演料、そして安倍元首相らへの「協力工作金」が支出されていたのでは、と考えるのは穿ちすぎだろうか。

いずれにしても、かような団体と蜜月関係を築いていた自民党は「売国奴」と呼ばれても返す言葉はないだろう。さらに旧統一教会に関して言えば、解散命令ではまだまだ手ぬるい。これまで信者たちから搾り取ったカネを、韓鶴子総裁に全額返済させてこその「統一教会対策」ではないか。

減税ももちろん重要。だが、岸田首相には韓国政府に働きかけて旧統一教会を解体に追い込むほどの気概、さらにこれ以上逃げることなく、自民党と旧統一教会との不都合な関係を徹底調査する姿勢を見せてほしいところだ。

ハマスのイスラエル攻撃に“一枚噛んでいた”北朝鮮。砲弾に書かれたハングルの文字

イスラム原理主義の武装組織ハマスがイスラエルを奇襲攻撃したことで始まったガザ危機。その攻撃に「北朝鮮」が一枚噛んでいたことがわかり、何やら“きな臭い雰囲気”が漂ってきています。今回のメルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』では宮塚コリア研究所副代表の宮塚寿美子さんが、北の武器供与疑惑を含め、一連の韓国での現地報道を詳しく解説しています。

北朝鮮、敵の敵は味方。ハマスに武器提供か!?

朝鮮半島の緊張が続く中、2023年10月7日、中東のイスラエルは、ガザ地区においてパレスチナのスンニ派のイスラム原理主義のハマスの奇襲を受け、大量の非人道的な殺人が起きてしまった。

現在に至るまで、双方の攻撃が続き戦争になってしまった。

同じユーラシア大陸の反対側で起きていて、対岸の火事かと思いきや、北朝鮮が一枚かんでいることがわかった。

韓国軍合同参謀本部は10月17日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスが北朝鮮製武器を使っているとし、ハマスと北朝鮮が武器取引で「直接・間接的に連携している」とする分析を発表した。韓国軍によると、ハマスが使っているロケット弾は北朝鮮が輸出したロケット弾「RPG7」だとみられる。ハマス傘下の武装組織が使ったとみられる砲弾にはハングルが書かれていた。

北朝鮮が別の国や武装組織に輸出した武器が間接的にハマスに渡った可能性もあるという。今回のハマスの攻撃について、休日早朝の奇襲や多数のロケット弾発射など、韓国軍が想定している北朝鮮の攻撃と類似しているといい、「北朝鮮が戦術を伝えたり訓練を支援したりした可能性がある」と指摘した。北朝鮮が今後、ハマスの攻撃を分析し、韓国への攻撃に活用する可能性があるとして警戒感を示した。こうした週末の早朝の奇襲に関して、国連の安全保障理事会が開きにくい状況を把握して意図的に狙っているという見解もできる。人々が1週間の中で最も緊張感のない平和な時間帯を一気に暗黒の現実に落とすやり方だ。

北朝鮮はこの韓国軍の分析について、10月13日、朝鮮中央通信で「根拠のないデマだ」と否定している。ロシアにも武器提供をしているとされており、北朝鮮の茶番のようにも見える。

北朝鮮は過去に、シリアに作った核施設をイスラエル軍によって破壊されたことがあり、敵の敵は味方の論理で、イスラルの敵国などとは積極的に接近している。

一方、アメリカのバイデン大統領は18日にイスラエルの現地入りし、イスラエルのネタニヤフ大統領と会談し軍事支援を約束した。また、19日に米国に戻り、ホワイトハウスで、国民向けに演説し、イスラエルとウクライナに対する多額の追加支援の重要性を訴えた。

「世界をまとめるのは米国のリーダーシップだ。米国の安全を守るのは米国の同盟関係だ」と強調した。また、「(イスラム組織)ハマスと(ロシア大統領の)プーチンは異なる脅威だが、共通しているのは両者が隣国の民主主義を滅ぼしたい点だ」とも述べた。ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの病院で起きた爆発について、イスラエルの責任ではないとしつつ、「平和に暮らし、機会を得たいと願うだけの罪のないパレスチナ人の人間性を無視できない」と語った。

韓国と北朝鮮のような朝鮮半島を巡る問題と異なり、中東地域の問題は、宗教・民族と言うより深いところに問題の根底がある。その分人々の悲しみや憎しみは果てしないだろう。

(宮塚コリア研究所副代表・國學院大學栃木短期大學兼任講師 宮塚寿美子)

※本記事は有料メルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』2023年10月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料お試し購読をどうぞ。各月550円です。

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1日1hで終業も夢じゃない。時代はクリエイティブに「減らす」生活へ

生み出すことに目が行きがちな「クリエイティブ」のイメージ。しかし、今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者、土井さんが紹介するのはクリエイティブな思考を「減らす」ことに目を向けた画期的な一冊です。

【仕事が短時間で終わる人のクリエイティブな思考法】⇒『仕事を減らす』

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仕事を減らす

田中猪夫・著 サンマーク出版

こんにちは、土井英司です。

「クリエイティブ」というと、つい何かを生み出すことばかりに意識が行きがちですが、何かを減らすことにも、クリエイティブな考え方が必要です。

本日ご紹介する一冊は、その「減らす」ためのクリエイティビティの技法を、「3つの思考習慣」としてまとめた内容。

◆3つの思考習慣
1.「引いて考える」
2.「組み合わせ」
3.「試す」

著者は、「ロケット開発の父」として知られる糸川英夫博士主催の「組織工学研究会」が閉鎖されるまでの10年間、同会を支え続けた事務局員。

Creative Organized Technologyを専門とし、本書では、その考え方と実践を説いています。

靴を脱ぎ散らかす子どもが一変した「小さなイノベーション」の例や線の引き方を変えるだけで駐車場の事故を減らした例、餃子の全国チェーンの作業改善の例など、具体例を交えながら、「3つの思考習慣」のパワフルさを伝えており、ビジネスパーソンはもちろん、子どものクリエイティビティを高めるのにも使える内容です。

「頑張る」だけでは、1日8時間の仕事を7時間に短縮することはできますが、著者のように、1日の仕事を1時間で終わらせることは難しい。

大胆に仕事を減らし、<できた時間で「人生を拡張する」>(著者の言葉)には、クリエイティブな思考習慣が必要なのです。

提唱されているメソッド自体はシンプルですが、実践すれば、仕事やプライベート、あらゆるところで差がつくと思います。

ぜひ試してみてください。

あのハイアットリージェンシーが弁当のおかずをタダで提供。小さな食堂に“賛同”したワケ

20歳以下の子供は無料、という驚きの飲食店。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者、佐藤きよあきさんが紹介するのは、生活困窮者の支援を含めた町の食堂です。そのお店の開店を決めた店主の経験とは?

生活困窮者を支援する、町の小さな食堂。満たされるのは、お腹と心。

大阪府豊中市。路地裏の小さな食堂「ごはん処・おかえり」。

女性店主とその母親、ボランティアの人によって、朝早くから夜遅くまで営業しています。

コロナによって食堂としては休業していますが、テイクアウト専門で頑張っています。

このお店でまず驚くのが、販売している惣菜すべてが100円(税込み)であること。

焼きサバ、ハンバーグ、揚げ餃子、鶏の唐揚げ、スモークチキン、まぜごはんなど。

とにかく安く提供することで、生活に困っている人の役に立ちたい、と考えています。

次に驚くのが、20歳以下の子どもは無料だということ。

お店で食べても良いし、持ち帰っても良し。

生活苦かどうかを確認することもなく、すべての子どもを無料にしています。

その理由は、「どんだけしんどいことがあっても、学校で嫌なことがあっても、ごはんを食べ終わった子どもは、みんなニコニコしている。お腹一杯になったら、何とかなる」という思いからです。

そんな店主の思いを知った子どもたちが、毎日のように学校帰りに立ち寄っています。

お腹を満たして、店主とおしゃべりして、笑顔で帰っていくのです。

さらに驚きが……。

夜になると、店先に数十食の弁当が並べられます。

そこに書かれた文字は、「ただ飯」。無料です。

生活困窮者に、ただで持って帰ってもらうためです。

残りものなどではなく、「ただ飯」用に作られたものです。

実は、この弁当の中には、一流ホテルである「ハイアットリージェンシー大阪」が作ったものもあります。

この店主の活動を知ったホテルが、協力を申し出たのです。

ハイアットも以前から、貧困層や西成あいりん地区への支援を行っており、同じ活動をする店主を手伝うことにしたのです。

他にも、このお店を支援する人たちがいます。

270~280人のサポーターです。食料やお金を寄付してくれる人たちです。

仕入れ先でも値引きしてくれています。

こうした支援が無ければ、毎月20~30万円は赤字になると言います。

支援のおかげで、毎月数万円の赤字で済んでいるということです。

これはもう商売ではなく、まったくのボランティアです。

店主は、どうしてここまでするのでしょうか。

本多忠勝ゆかりの地で歴史時代作家がバッタリ遭遇した「意外な史実」

千葉県で勇将・本多忠勝について講演をしてきたというメルマガ『歴史時代作家 早見俊の無料メルマガ』著者の早見俊さん。その講演後に案内された万喜城跡で、時代小説の名手として知られる早見さんでさえ知らなかった「史実」に遭遇した際の思いをつづっています。

本多忠勝と土岐頼芸

先日、千葉県大多喜町で講演をしてきました。

拙著、「ふたりの本多 家康を支えた忠勝と正信」(新潮文庫)について話しました。戦国ファンならお馴染み、本多忠勝は家康股肱の臣、徳川四天王に数えられる勇将です。大多喜町は忠勝が領主となり、城と城下町を築いた地とあって、今でも忠勝への尊敬、愛情の念は強く、毎年十月には忠勝祭が催されています。

講演会場は忠勝愛を抱いた人々で満席、町長も来場してくださいました。講演内容は拙著に沿い、本多忠勝と正信を対比して語りました。

本多忠勝と正信、共に家康を支えた臣でありながら正反対、水と油のふたりです。忠勝は勇猛果敢、数々の合戦でスーパーマンのような大活躍をしました。武田勢から、「家康に過ぎたるものが二つあり。唐の頭と本多平八郎」と称えられた程です。

一方、正信は合戦での活躍は見られず、家康の側近くで様々な謀略を練り、政治面で貢献しました。家康の側近くに仕えることから自分を律し、禄高は一万石以上を望みませんでした。高い禄を得ては妬みを買う、権力と財力を持ち合わせてならじ、と自制したのです。

陽の忠勝、陰の正信、武の忠勝、智の正信といったところでしょうか。

講演は無事終了し、その後に思いがけない史実に遭遇しました。主催者の方に案内して頂き、万喜城跡を訪れたのです。万喜城は忠勝が大多喜城を築城する前に一時居城にしていました。忠勝以前の城主は土岐頼春、美濃源氏土岐氏の一族です。

土岐氏は摂津源氏源頼光(大江山の酒呑童子退治で有名)の末裔で鎌倉時代初期に美濃の土岐郡に土着、室町時代には歴代当主が美濃の守護を約二百年に亘って務めました。

日本は何もできない可能性大。“呪い”のフレーズ「台湾有事は日本有事」は本当か?

中国が悲願とする「台湾統一」のために、もし武力を行使したら、日本はどのような行動を取るのでしょうか。即アメリカとともに台湾側に立って中国と戦うことになるのでしょうか。メルマガ『j-fashion journal』著者で、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんは、選択するのは日本ではないと考えます。本当に台湾を守るのであれば、国家として承認し国交を結ぶ必要があり、日米ともに現実的にそれができない以上、選択権は中国が持っていると解説。あまりに多くの人が「台湾有事は日本有事」と考えていることを“呪いのフレーズ”と一蹴しています。

台湾有事で日本は何ができるのか?

1.戦争の善悪は結果で決まる

戦争もスポーツも勝負を競うが、両者には大きな違いがある。スポーツは勝者を決めることが目的だが、戦争は敗者を決めるのが目的だ。そして、勝者は善、敗者は悪と断定される。

スポーツでは敗者になっても、次の試合で勝者になることができる。スポーツの敗者は悪ではない。戦争において、敗者は悪であり、戦争の責任は敗者が負う。敗者は、資産や自由が奪われ、勝者となった国に管理されるのだ。

スポーツで勝つには、自分を鍛えることだ。相手を攻撃して、弱体化させることはルールに反する。しかし、戦争は相手を倒すことが目的だ。自分を鍛えるだけでなく、敵の内部を混乱させたり、相手を恫喝して、精神的に弱体化させることも有効である。

スポーツに善悪はないが、戦争は双方が正義を主張する。そうしないと、戦意が高揚しない。実際にどちらが善で、どちらが悪かは戦争の勝敗で決まる。日本人は勧善懲悪が好きなので、どちらが善でどちらが悪かを決めないと落ち着かない。しかし、善悪は立場で変わる。

日本に侵略する国があれば、文句なしの悪だ。しかし、ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナのどちらが悪かは判断できない。判断できるほどの情報もないし、判断できる知見もない。従って、日本は関わるべきではないと思っている。

2.戦争を開始するにも理由が必要

戦争はどのように始まるのだろうか。ロシアとウクライナの場合、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナがNATOに加盟することはレッドラインを越えることだと宣言していた。ロシアと接するウクライナにNATOの軍事基地ができれば、いつでもモスクワに攻撃できるのだ。

また、ウクライナの親露派の大統領は、クーデターにより追放され、親米派の大統領に替わった。そして、アゾフ大隊などの民兵組織はウクライナ東部のロシア系住民を攻撃した。

プーチン大統領は、NATOが東進しないという約束を反故にしたこと、ウクライナがミンスク条約を守らなかったことなどを軍事侵攻の理由として表明した。また、その目的は、ロシア系住民の保護、ウクライナのNATO加盟阻止であることも表明している。もちろん、それでロシアの国際法の違反が許されるわけではないが、ロシアなりの論理は通っている。

この記事の著者・坂口昌章さんのメルマガ

ジャニーズ断罪も“大ブーメラン”が刺さったサントリー社長・新浪剛史氏の「呆れた人権感覚」

「45歳定年制」を口にしたり、国民皆保険制度の廃止を提唱するかのような発言で世間を騒がせた、経済同友会代表幹事でサントリー社長の新浪剛史氏。先日はジャニーズ事務所をバッサリ斬ってみせましたが、その新浪氏、いったいどのような人物なのでしょうか。今回のメルマガ『神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図──政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる!』では投資コンサルタント&マネーアナリストの神樹さんが、人権尊重を謳いながら中国進出には熱心なサントリーを批判。さらに「我が世の春」を謳歌するが如き新浪氏の言動を疑問視しています。

今さらジャニーズ事務所を批判する「意気軒昂」。サントリー社長の新浪剛史とは何者か

みなさま、こんにちは!

「衰退ニッポンの暗黒地図」をお届けするマネーアナリストの神樹兵輔(かみき・へいすけ)です。

今回は、「ジャニーズタレントCM起用問題にまで口を出す経済同友会代表幹事でサントリーHD社長の新浪剛史(にいなみ・たけし)氏とはいったい何者なのか?」」というテーマで、新浪氏のこれまでの特異な発言のあれこれを検証したいと思います。

新浪氏はこれまでも、会社員の「45歳定年制」を提唱したり、「結婚しないといけない制度でいいのか」などと結婚前提の社会制度に疑問を投げかけたりしてきました。

また、政府に来秋までに健康保険証を廃止しマイナンバーカードに健康保険証を紐づける期限についても、「納期を守れ!」などと呼びかけたりしてきました。

さらに、先月9月12日の会見では、ジャニーズ事務所を痛烈に批判した後、29日の会見では、国民皆保険の民営化推進ととられかねないような大胆な発言さえしています。

あとで誤解しないでほしい──と訂正したものの、国民皆保険の解体まで言い出しかねないほどの勇ましい勢いで、各方面への踏み込んだ発言が、とりわけ「目立つ経済人」の顔を見せまくっているのでした。

どうも、新浪氏は今年2023年4月、経済同友会代表幹事に就任したあたりから、ますます自分の発言が大きく取り上げられる反響のよさに快感を覚え、はしゃぎまくり、わざと際どい発言につながっているような危うささえ──も感じさせられるのです。

いったいこの人は何者なのか、はたまた何様なのかというのを探ってみたいと思うのです。

さて、男性アイドルプロデュース専門の芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」の名前を目にしない日はないほど、さまざまな形での報道がなされているのが現在です。

ジャニーズ事務所・創業者の故ジャニー喜多川氏(2019年7月・87歳で死去)による所属タレントたちへの性加害問題は、マスメディアにおいて、沸騰的な報道が繰り返されています。

これまで見て見ぬフリで、一切報道することもなく、沈黙を貫いてきたマスメディアだったのに、イギリスの公共放送BBCがこの3月に報じた長編ドキュメンタリー「J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル」の放映以降、いっせいにジャニーズ事務所の性加害問題を扱うようになったのですから驚かされます。

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