ウクライナ支援を無言で訴求。米アップルが発表会で見せた「立ち位置」

毎回注目されるアップルの新製品発表イベント。3月8日に実施されたティム・クックCEOによるプレゼンは、製品の内容とは別に、世界を代表する企業が社会的責任をどうアピールするかという問題において、手本となるものだったようです。今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』では、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんが、アップルが見せた無言のウクライナ支援や女性活用、環境への配慮の姿勢について紹介しています。

 

バンドとニットでウクライナ支援を訴求するティム・クックCEO──発表会のプレゼンに垣間見える企業のスタンス

今回のアップルスペシャルイベントは新製品の発表がてんこ盛りだったにも関わらず、時間的には1時間弱で収まっていた。深夜3時から視聴となる日本にとってはありがたい時間配分であった。

コロナ禍で事前収録したビデオを配信するいまのスタイルになってからというもの、冒頭だけでなく、途中にユーモアたっぷりの映像が流れるというのがお決まりになっていたが、今回の配信は淡々と新製品紹介が続くという、面白みには欠けた内容となっていた。やはり、いまの世界情勢を意識して、過剰な演出は控えたのか。

特に冒頭にウクライナ情勢に対してティム・クックからコメントがあるかと思いきや、一切スルーで、いきなりイベントの本題に入ったのも意外な感じがした。ただ、ティム・クックCEOが妙に黄色が印象的なAppleWatchのバンドを装着していたり、いつものとは異なるブルーのニットを着ていたことから、無言でウクライナの支援を表明していたのではないかと推測される。

確かにアップルだけでなく、国際的な企業とすればロシアは重要な市場であるのは間違いない。戦争には反対し、事業を一時休止するのは当然なものの、平和が訪れれば、また事業を再開する流れになるだろう。ロシアを刺激することなく、ウクライナを支援するにはティム・クックCEOがとったような無言の表明が最も適しているのかも知れない。

また、スペシャルイベントでは、製品の紹介において、数多くの女性が登場していたのが印象的であった。アプリの開発者でも女性ばかりが出演。折しも、3月8日(現地時間)は「国際女性デー」でもあったが、それとは関係なく、ここ数年、アップルのイベントは女性の活躍が目立っている。

また、製品が発表されるごとに「いかに環境に配慮して製造しているか」をアピールするのも、もはや定番となっている。アップルは昔から、環境に配慮しているというのを紹介しているが、このやり方が、他のメーカーにもきっちりと波及している。

世界的に注目される新製品発表会だけに、様々な方面への配慮が行き届いているように感じた。単なる新製品紹介では終わることなく、いかに世界を代表する企業として、社会的責任をさりげなくアピールするか。アップルのスペシャルイベントはまさに、そのお手本のような仕上がりとなっていた。他社がここまで真似するのは難しいが、今後のトレンドになりそうな発表会の姿勢であったことは間違いないだろう。

 

image by:John Gress Media Inc/Shutterstock.com

他人の感染対策が気になるのは自分がおかしい?公認心理師からの回答は

マスク、手洗い、消毒、黙食…新型コロナの感染対策が当たり前になってくると、他人の行動まで気になって腹を立てたりイライラしてしまう人がいるようです。「自分が厳しすぎるのか?」との質問に答えるのは、メルマガ『公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」―それってアドラー的にどうなのよ―』著者で公認心理師の永藤かおるさん。「もしあなたより厳しい基準を持つ人がいたら」と例を上げ「価値観の違い」についてわかりやすく伝えます。そのうえで、身につけるべき力があるとアドバイスしています。

 

ちょっと御相談がありまして:「私が厳しすぎるの?」

40代、女性。子どもの頃から正義感が強く、曲がったことが嫌いで、嘘をついたりズルをしたりする人が許せません。コロナ禍になってから、この傾向がどんどん強くなってきたような気がします。マスクをしていない人を見たりすると、それが気になって仕方ありません。あと、スーパーなどで、マスクをしていてもぺちゃくちゃしゃべっている人が気になります。

先日も、テイクアウトを買いに入ったドーナツ店で、イートインしていた学生たちが大きな声でしゃべっているのを見て、にらみつけてしまいました。

夫には、「そんなに目くじら立てなくてもいいじゃない」とあきれられています。でも、そんな人たちがいるから、コロナ禍は終わらないんだと思いますし、市中感染も収まらないんだと思います。

私だって家族や友人とマスクなしでおしゃべりしたり笑い合いたいのを我慢しているのに。私が厳しすぎるんでしょうか?私がおかしいんでしょうか?

【永藤より愛をこめて】

そうですか。しんどいですね。自分ばっかり我慢しているような気になってしまいますよね。「あんたたちみたいな人がいるからこんなことになったのよ」そう思ってしまうわけですよね。

私たちはみんな、一人ひとりユニークな存在であり、考え方や捉え方が異なるのは当たり前です。そして、一人ひとりが、生まれたときから今まで遭遇した出来事や人々から影響を受けて、「これが正しい」「これが間違っている」「これは好ましい」「これは好ましくない」などの判断を日々重ねて……それはランチに何を食べるかとか、点滅している青信号の横断歩道を渡るべきか否か、みたいな小さなことから、「この人と結婚する!」とか「転職する!」みたいな人生の岐路にどうするかという重大なものまで、すべての判断をしてきて、今ここに存在しているのです。

「そんなことは言われなくてもわかっている」。そうですよね。でも、どうしても人間は、「私の基準が正しい基準」と思ってしまいがちなのです。だからこそ「私の基準に合う行動をしている人はOK」「私の基準に合わない行動をしている人はダメ!」と思ってしまいがちなのですが、それ、「真実」でしょうか?

 

辛口評論家が問う、“自民党と連合した”連合に存在意義はあるのか?

連合は1月5日の新年交歓会に岸田首相を招いてスピーチさせ、立憲民主の泉代表を壇上にも上げませんでした。初の女性会長となった芳野友子氏は、いったい誰と“連合”しているのでしょうか。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、評論家の佐高信さんが、東京新聞のインタビューに答えた自身の言葉「芳野氏の頭には反共しかない」を補足しつつ紹介。女優の山田五十鈴さんの言葉を引き、「アカ(共産主義者)と呼ばれることを恐れて組合活動はできない」と厳しく批判しています。

 

連合は自民党と連合した

「連合」について『東京新聞』特報部からインタビューされ、それが5日付朝刊に載った。

ロシアがウクライナに侵攻し、原発を狙って爆撃したことがわかったこともあって、大阪府高槻市に住む86歳の水戸喜世子が「プーチンよ!トルストイが泣いている」というプラカードを掲げて抗議している写真も載っている。

冒頭に私と同じ学年の元連合会長、高木剛の私も納得できる次の発言を掲載。

「戦争が誰に一番響くかというと労働者、女性、子どもだ。連合で一番大事なのは戦争はしたらあかんということ。核兵器に担保された平和を是とするのか。核廃絶に一歩一歩行くしかない。力を持てば使いたくなる。プーチンのように」

しかし、残念ながら現連合会長の芳野友子にはそうした問題意識はまったくない。自民党に近づき、新年会には岸田文雄を招いてスピーチをさせ、野党の立憲民主党の党首たちは壇上にもあげなかった。さらに芳野はその後、お礼に首相官邸を訪れている。

それを批判した私の発言として、「これでは自民党連合だ。賃上げ要求など労働運動で権利を勝ち取るのではなく、強者におねだりして獲得しているだけだ。アカ(共産主義者)と呼ばれることを恐れて組合活動はできないのに、芳野会長の頭には反共しかない」が載っている。

さすがに少しやわらかくなっているが、私は「連合は自民党と連合した」と批判した。そして、“おねだり連合”あるいは“物乞い連合”だと言ったのだが、そうは書けなかったのだろう。

連合はかつて労働組合が戦争に協力した道を歩き始めている。1936年に発足した「全日本労働総同盟(全総)」がたどった道を繰り返すことになるのだろう。それを強調して憤る私の発言は、「2・26事件の年にできた全総の旗印は反共。現状と同じだ。自民が戦争を始めようとしても、今の連合は歯止めにならないだろう。翼賛体制の始まりだ」と紹介されている。

芳野を見ていると、明らかに自民党より共産党の方が遠い。遠いというより、自民党には親しみを感じ、共産党には憎しみをつのらせている感じである。しかし、労働組合のトップがそれでいいのか。私は往年の名女優、山田五十鈴の吐いた言葉を思い出す。

「貧乏を憎み、だれでも誠実に働きさえすれば幸福になれる世の中をのぞむことがアカなら、私は生まれたときから赤も赤、目のさめるような真紅である」

反骨のルポライター、竹中労によってすくいとられた山田の言葉だが珠玉のようなきらめきを放っている。しかし、芳野にはまったく理解できないだろう。

 

image by: Shutterstock.com

韓国大物議員「ミスター苦言」が語る、文在寅の後継者が落選した“真の理由”

3月9日に行われた韓国大統領選で、野党候補の尹錫悦(ユン・ソンヨル)氏に僅差で破れた与党「民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補。なぜ文在寅大統領の後継者は落選の憂き目に遭うこととなってしまったのでしょうか。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年を超える日本人著者が、自党に対する辛辣な意見をいとわないベテラン議員による「敗因分析」を紹介。その与党にとって耳の痛い「正論」を堂々と語る姿勢を高く評価しています。

ミスター苦言・李相珉

民主党に1958年生まれ(64歳)の当選5回李相珉という議員がいる。自分の党に対しても辛口の言舌を吐くことで有名で「ミスター苦言」などと呼ばれている。車椅子を使う障害者でもある。大統領選挙期間にも党内の過度な「文在寅・李在明聖域化」を批判してメール爆弾に苦しんだりもした。

大統領選挙から2日後、民主党の敗北について、「ネーロナンブル」「偽善」「傲慢?独善」「徒党意識」などの修飾語を使い、「前代未聞の現職大統領を糾弾し、政権を直ちに明け渡すことになったことに対する切実な反省がなければならない」と語った。特に尹錫悦(ユン・ソンヨル)次期大統領と「国民の力」は「現在の勝利」に、民主党は「2年前の総選挙勝利」に埋没してはならないと言う。

尹次期大統領は民主化以降、最小票差(0.73%ポイント・24万7,077票)の「辛勝」で大統領府と行政府の権力を握ることになった。しかし172議席という強大な議会権力を持つ民主党が存在するわけだから、自分の立場を直視するようなガバナンスを行うしかないだろうと語る。朝鮮日報の記事を土台に、第20代の韓国大統領選の結果の総括をご紹介したい。

――民主党の敗北の最大の理由は何か

「民主党に対しては誰でも、ネーロナンブル(自分がやればロマンス、他人がやれば不倫という原義で、自分さえよければいいという破廉恥な態度)、偽善、傲慢、独善、盲従、徒党意識などがすぐに思い浮かぶ。パク・クネという当時の現職大統領を弾劾で追い出し、文在寅という人を立てたが、民主党はどのような行動をしたのか。我を張り、無理強いして、相手にはがまんしないと言ったり押し付けたりした。それでもだめだと最後は『李明博・朴槿恵の時よりはましではないか』と言っていた。国民は『民主党さんよ、あなたたちは違うだろう』という期待があったのに、それを満たしてあげられなかったばかりか完全に逆を行くようなことばかりしていたから失望感が大きいのは当然だ」

――選挙過程で最も残念な場面があるとしたら

「ネガティブ攻勢だ。なぜネガティブではなく人間的礼儀をもって紳士的に、政策アジェンダをより面白く解けなかったのかということだ。相手候補をゾンビや悪魔でもあるかのように追い詰めて、強引な主張をして食おうとした。寛容・配慮・許し・連帯・共存といった価値は見られなくなった。原則を最低限でも守った上での敗北だったらもっと良かったのに」

――最悪のネガティブキャンペーンは何だったのか

「(尹次期大統領の妻の)金ゴンヒ氏に対する攻撃は非常に卑劣で汚かった。キムさんの私生活関連のうわさを公の場で何気なく騒いだり、いくら表現の自由だとしても、いわゆる『ジュリー壁画(金ゴンヒ氏のことを飲み屋のママみたいなコンセプトで町の壁にでかでかと絵に描いた。飲み屋のママを愚弄するわけではなくて金ゴンヒ氏のことをありもしないまったくデタラメに表現した悪意ある壁画。これが問題)』に対する批判的認識もなかった。与党のある関係者は、『尹次期大統領がアッパーカットセレモニーをした時、お腹が出てワイシャツが出てる』と言って容貌を非難した。出身・容姿・背景で差別・嫌悪してはならないというのは、民主党の基本的な価値・志向点であり、国民が自負心を感じる部分だ。そのようなわが党(民主党)の伝統はもはやなくなったようだ。本当に残念だった」

食品ロス大国の汚名返上へ。画期的なバウムクーヘン「淡路島ばぁむ」は何がスゴいのか?

余った食材が大量に廃棄されている飽食国家、食品ロス大国、ニッポン。世界中で食糧難が叫ばれて久しい中、我が国でも何か良い改善策はないのでしょうか? 今回、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、自身のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の中で紹介するのは、日本中の「ご当地廃棄食品」を使った淡路島の画期的な名物バウムクーヘン。こういった動きが加速すれば、ビジネスにもなり、消費者も喜び、まさに「一石二鳥」ですよね。

「廃棄物入りバウムクーヘン」。SDGsで大注目!

淡路島に新しい観光施設が誕生しました。

「淡路島ばぁむ工房 maaru factory」。

ご当地スイーツや食品、雑貨などを扱っています。

メインとなるのが、「淡路島ばぁむ」と名づけられたバウムクーヘン。淡路島の玉子と牛乳、うるち米粉、兵庫県産の小麦粉を使って、作られています。

特長は、味のバリエーション。基本となるバウムクーヘンは、地元産の食材を使っていますが、味の種類は、日本全国の特産品とのコラボとなっています。

しかし、ただのコラボではありません。特産品の中でも、B級品扱いされ、加工品になったものや廃棄されるものばかりを使っています。

野菜、果物、海産物などは、販売前の選別によって、加工品にまわされたり、廃棄されるものが多くあります。加工品として救い出されたものは良いのですが、問題は廃棄されるもの。食べられるのに、捨てられています。

規格外だからと流通に乗らず廃棄。加工する手間が掛かり過ぎるので廃棄。量が多過ぎるから廃棄。

こうした食品ロスが、驚愕と言って良いほどに増えています。SDGsが世界的潮流となっているいま、真剣に取り組まなければならない課題となっています。

これを実践しているのが、「淡路島ばぁむ」なのです。

たとえば、神奈川県の小松菜、富山県の白エビ、兵庫県の酒粕、高知県の生姜、徳島県の柚子、山形県の枝豆など。これらの加工品の残りや廃棄物を使って、ご当地バウムクーヘンを作っているのです。

現在までに開発されたのは、約30種類。この「maaru factory」では、常時15種類と季節限定品を販売してます。今後、47都道府県の特産品とのコラボを目指すと言います。

日本の食品ロスの量は、世界的にトップクラス。この恥ずべき状態から脱却するためにも、このfactoryのような取り組みをする企業を増やさなければなりません。

消費者の意識改革も必要です。食べられるものは捨てない。そんな材料を使っている商品は、積極的に購入する。そうした行動が、食品ロスを減らすのです。

image by: Shutterstock.com

これから受験生になる子の親が知っておくべき「テストで難しい問題が出た」時のスルー力

子供の受験がやっと終わったという方もいれば、今年から子供が受験生になる方も多いと思います。これから試験に向けてお子さんがぶち当たる壁、それは「模試などのテストで難しい問題が出た」時の対処法ではないでしょうか。メルマガ『成績がイイ子の親だけが知っている!新「勉強の常識」』の著者で受験指導のプロであるタイガー山中さんは、親として子にどのようなアドバイスをすべきかについて教えてくれています。

テストのとき、難しい問題はどうしてる?

年が明け、中学入試からはじまった受験シーズンですが、やっと高校入試も終わりました。

受験生だった親のみなさん、お疲れさまでした!

先日も会った方に「この時期、一番忙しいのでは?」と聞かれましたが、そうでもありません。私たちの出番は、受験の前までですから。

塾の先生たちと同じで、入試の直前に相談が集中することがあるので、そのときは対応でバタバタします。でも、いざ入試がはじまると相談は減りますから。

忙しいのは、親技の教材を実践してもらっている新しい受験生に向けてです。

特に、受験生になったとたん躓く人が増えます。でもこれははじまりであって、大変なのはまだまだこれからで、夏休み以降にドバァーとやってきます。

10月とかだとキツイです。何がキツイというと、この時期になるとちょっとやそっとでは好転しないから。それだけ苦しい戦いになります。

もし、受験生になったこのタイミングで、調子が悪いならまだいくつも手は残っています。だから、今からすぐに取り組んで欲しいのです。

例えば、テスト中の話なんですが、テストで難しい問題が出たらどうしていますか?

中学受験を目指している方であれば、公開テスト。高校受験であれば、実力テストを思ってください。以下の4択で答えてみてください。

テストで難しい問題が出たらどうしていますか?

ア)知らない
イ)解こうとして頑張る
ウ)時間を決めて解こうとして頑張る
エ)スルーする

ア)と答えた方は、親技失格です(>_<)

たぶん、このメルマガを読んでいる方には少ないと思います。

一番多いのは、イ)のはずなんですね。

解答用紙を見て、全ての回答欄を埋めているのはイ)になります。

親技でお勧めなのは、ウ)とエ)になります。

ウ)は偏差値65以上の子にお勧めです。

となると、ほとんどの方には「エ)スルーする」が正解となります。

親技を実践して受験を取りきった親の方であれば、

エ)印をつけてスルーする

と答えてくれるはずです。

簡単にいえば、「強い相手とは勝負するな!」なんですね。これを徹底しないと点数は伸びないです。

イ)と答えた人は、大損をしています。新しい受験生には、すぐに止めて欲しい。言い方を変えれば、「これだけでも変えれば、点数が伸びる余地はある」といえるので。点数が伸びる根拠は、時間を他の問題に使えるからです。

私の経験上、わからない問題は結果的に点数をもらえないどころか、テスト時間の10分以上を費やしていることがわかっています。中には、20分以上使うことも。いわゆる「ハマる」わけです。そんな無駄なこと、すぐにやめた方がいい!

でも、なかなかできないと思います。いくら答えがエ)だとわかったも、実践するのは難しいです。ましてや、親が言うだけでは無理です。

何度も何度も親が言っても、テスト中にできない問題をスルーすることができない子がいます。理由として考えられるものの1つに、

・できない問題かどうかの判断がつかない

があります。確かにそうだと思うのですが、これも練習すればどうにでもなります。

親が口で言うだけでは、無理ということを知ること。目の前で練習させて、スルーできるようにして、テストを受けさせる。テストが終わったら、ちゃんとスルーしたかを確認する。スルーすることで浮いた時間をどの問題に費やしたかを確認する。ここまでやるだけで、点数は上がります。

簡単ではない、はずです。徹底できるかどうか、これも親技ですから!

(※ 『成績がイイ子の親だけが知っている!新「勉強の常識」』2022年3月14日号より一部抜粋)

image by: Shutterstock.com

春財布は「張る財布」。お財布を買い換えると金運がUPする日はいつ?

連日のように暖かい日が続き、桜の開花日も近づくなど、すっかり春めいてきましたね。何でも「新しいことを始める」にはもってこいなこの季節に試してみたいのが、金運が上昇するという「お財布の買い替え」です。エステサロンや飲食店、書道教室を経営するメルマガ『文香’camarade』著者の文香さんが、金運がアップすると言われている「春のお財布購入日」について教えてくれています。モノは試し、そろそろお財布を買い替えてみてはいかがですか?

 

金運上昇!? この日に購入すれば金運上がる?モノは試しにやってみよう!

春財布、張る財布。

金運上昇は皆が興味津々なワード。

最近では、天赦日や一粒万倍日という言葉もご存知の方も増えたと思います。

天赦日とは、字が表わす通り天が赦(ゆる)す日=万物の罪を赦す日」という意味で、この日から始めたことは何事も成功すると言われています。

お財布の購入や使い始めはもちろん、新しい事をスタートするのに、これ以上ない最良の吉日で年に5、6日ほどしかない貴重な日。

一粒万倍日とは、一粒の籾(もみ)が育って万倍にも実り稲穂なるという意味がある。

わずかなものでも、大きく成長し何倍にもなるとされていて物事をスタートさせるのに縁起の良い日です。

お金が何倍にも膨らむとも言われ、お財布の購入や使い始め、宝くじを購入など金運に関わることにも最適の日。

一粒万倍日は万倍に増えるという意味から、他の吉日と重なると効果が倍増すると言われ、特に天赦日と一粒万倍日が重なる日は最強・最高の開運日とされています。

天赦日と一粒万倍日が重なる日が今年さっそくありました。1月11日でした。

お財布の新調などは昔からこの日にしていた文香でございます。

財布は毎年買うわけではないのですが、新調しようと思うと良い日を探す。

今の私のライフスタイルでは、現金を使うことはほとんど無くなっている。

キャッシュレス決済が使えるならば現金は使わない。仕事では現金も用意しておかないといけないので現金を入れるための財布。あとポイントカードとか?笑。

何となく財布自体が、昔のモノのように見えてきている私。古代の用具?!笑。

大昔は、貝殻や石が金の代用であった。物々交換から進化してきた貨幣。

それがとうとう姿を消すことになる。

もはや印字の中だけのモノとなる。

凄いなぁ~。

そして財布を買うのを躊躇った私は、前から買おうと思っていたApple Watchを購入!

イェーイ!

これも中々買うに至らなかったのは、Apple WatchのHERMESが欲しいなぁ~と、

ゴールドフェイスと、バンドの組み合わせが欲しいなぁ~

この二つが融合しなかった。笑

エルメスにゴールドフェイスがない!これで購入が踏み留まりまして、新作待っていたのですが結局出なかった。

で、どっちが欲しいのか自問自答。

自分の欲求には忠実な私。金遣いが荒いわけでも衝動買いが好きなわけでもない。

Appleストアでショッピングセッションも受けたし、電話でも色々聞いてを考えた結果やはり初志貫徹で、Apple Watchのseries7のゴールドフェイスとミラネーゼゴールドを購入致しました!

未知のモノを買うときは、レクチャー受けなきゃ何が良いのか判断できないからね。

とりあえず、これから機能を使いこなしていくのだろうけど、今はさっぱり!笑

運動量・アクティビティのセッティングもできて、クリアできたら褒めてもらえる。

それが何となく…嬉しい。笑。単純文香!

あと血中酸素濃度とかはコロナ対策にもなるんじゃないか?

心拍数とかも調べられるし、健康モードを気遣う私になった?

そのうち時計という形でもなくなっていくのかもしれないけれど進化はさらに加速していくんだろうと思います。

とりあえずマスクしててもフェイスIDが開けるようになっただけでもストレス軽減!

iPhoneの方はこれだけでも楽になる。笑

iPhoneやApple Watchに興味のない方でも金運上昇には興味ある?

今年の天赦日・一粒万倍日のダブル日をお教えいたします。

3月26日、この日はプラスに寅の日。

それと

6月10日となります。

そろそろ財布を新調しようかと思っている方は、どうせ買うならこの日にどうぞ!

それではまた来週メルマガにてお会いできる事を楽しみにしております。

Have a nice day!

 

image by: Shutterstock.com

『ポケモンユナイト』のアップデートがバグだらけ?“容量不足”に“無双キャラ”誕生…エラー多発でファン悲鳴

Android、iOSのアプリ及びNintendo Switch用としてポケットモンスターシリーズで初のチーム戦略バトルゲームとして人気の「ポケモンユナイト」が14日にアップデートを行った。「バトルバランスの調整」や「不具合修正」が目的だったがバグが頻発し、ネット上でファンの悲痛な声が飛び交っている。

アップデート版がダウンロードできない!

ポケモンユナイトSwitch版は2021年7月にリリースされて以来、度々細かなアップデートが行われているが、その度にバグがみつかり、ポケモンユナイトSwitch版のバグをまとめているサイトも複数存在している。

今回の不具合でもっとも声が大きかったのは、アップデート版をダウンロードするときに容量は十分にあるのに「デバイス容量不足」と表示されてダウンロードできないことだった。

これは設定画面の「データ管理」から一度ポケモンユナイトを削除して、再ダウンロードすることでアップデートされることが分かっており、現在は対処法が公開されている。

【関連】「すとぷり」ななもりの不倫疑惑を“内縁の妻”が暴露。隠し子まで発覚して大炎上、活動停止の危機

ポケモンたちが無双しすぎたり、弱くなったり…

ポケモンユナイトの公式サイトでは今回のアップデート内容を「不具合修正」「テキスト修正」「仕様変更」「ショップ更新」「イベント更新」と紹介し、その上で「ユナイトバトルのバランスを調整するため、ポケモンの能力やわざの内容を一部変更いたしました」と説明している。

つまり、能力がアップするポケモンや、逆にダウンするポケモンが出てくるということ。

特定のポケモンが強すぎたり弱すぎたりすると、一方的になりすぎてゲームとして成り立たなくなる。だからポケモンの能力を上方修正あるいは下方修正して、能力差の調整が必要となる。

ポケモンユナイトのアップデートまとめサイトでは、今回のアップデートで「カメックス」「アローラキュウコン」「ゲンガー」「オーロット」などが強化され、「バリヤード」「リカリオ」「フーパ」などの弱体化が報告されている。

その中でも驚くほど強くなったのはカメックスで、操作が下手でも簡単に圧勝できてしまいバグではないかという声が相次いでいる。

下方修正は通常強すぎるポケモンの能力を下げるために行われるがウッウはもともと全体的に能力が低いのに、なぜ弱体化されたのかユーザーから疑問と怒りの声が上がった。

翌日に登場したジェラルドンに不具合が発生

アップデートで新たに人気ポケモン・ジェラルドンが実装された。

ジェラルドンは登場初日から既に攻撃力が段違いで、チームバトルなのに他の仲間が必要がないと言う声が相次いだ。またあまりにも強すぎるので、いずれ下方修正されるだろうとも指摘されていた。

【関連】YOASOBIにまたパクリ疑惑!?新曲『ミスター』ジャケットがSony「BRAVIA」の基板とそっくり、災難続きに同情の声

ジェラルドンを試用しているときに、音量が異様に上がったり、逆に音声が途絶えたり、複数のバグも発見されたていたようだ。

ユーザーの混乱を避けるためにも、事前にアップデートの内容のチェックはできないものか?人気のゲームだけに改善してほしいものだ。

失脚どころか死の危険。プーチンの生命はキエフ遠征部隊の勝敗が握る

ロシアの圧倒的な軍事力の前に、時間の問題と思われていた首都キエフの陥落ですが、侵攻から2週間以上が経った3月14日現在、未だロシアの手に落ちることなくウクライナ側の激しい抗戦が続いています。12日に行われた独仏首脳との電話会談でもプーチン大統領は戦争をやめる意志を示さなかったとのことですが、戦闘はさらに激しさを増すことになるのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、ロシア軍がここまで苦戦を強いられている原因を考察。さらにこの戦争に負ければ命がないプーチン大統領が、キエフの帰趨如何によっては停戦に動かざるを得ない状況に追い込まれるとの考えを示しています。

【関連】無理心中も同然。戦に負ければ殺されるプーチンが核ボタンを押す瞬間

 

キエフへのロシア遠征軍が窮地に

ロシアがウクライナに侵攻して、2週間以上がたち、南東部の侵攻は順調で中部に拡大しているが、ベラルーシからキエフを目指したロシア軍が、ドローン攻撃とウクライナ軍の善戦で、キエフ包囲の侵攻が遅れている。前回の「無理心中も同然。戦に負ければ殺されるプーチンが核ボタンを押す瞬間」に続き、この戦争と世界構図を検討しよう。

在米ウクライナ大使館へ外国人部隊志願の米国人は6,000人で、うち半数は兵役経験が無い等の理由で断念させ、およそ100名がポーランドに向かっているという。米国からの参加者は多くて1,000名程度になるようだ。

ウクライナ軍の練度が問題であるが、それをカーバーするほどの能力がある義勇兵は、多くは来ないかもしれない。

しかし、ウクライナ国民は、「ロシア撃退可能」が9割となり、それを裏付けているのが、現状の戦闘状況のようである。ゼレンスキー大統領も「われわれはすでに戦略的な転換点を迎え、目標に向かって、勝利に向かって進んでいる」という。そして、米傭兵会社は、すでに戦闘能力のある200人以上の傭兵をキエフに送っている。

プーチンは戦争に負けると命が危ないので、勝っている局面でキエフ遠征部隊の弾薬が尽きる前には戦争を止める必要がある。

また、露連邦保安庁(FSB)の情報機関のトップらを自宅軟禁処分として、ウクライナに関する誤った情報を報告した罪とした。そのほか、開戦に反対したロシア軍の将官8人前後がすでに解任されたようだ。政権の内部粛清が開始されて、この戦争の失敗を部下にかぶせている。

逆に、ナビウリーナ中央銀行総裁は辞表提出したが、受領拒否されている。中央銀行の外貨準備の多くをロンドンなどに保管していたが、その資産を凍結されてしまった。侵攻を事前にナビウリーナ氏に知らされずに、大失態になっている。

その心情をベラルーシのルカシェンコ大統領に、停戦は近くなったと話したような気がする。プーチンも自己の失敗を徐々に感じているようだ。

ベラルーシ軍は、ロシアの要請でもキエフ遠征軍の支援を拒否し、軍の300人がウクライナ義勇兵として、ロシアと戦うという。軍の拒否でベラルーシからの補給ができなくなっている。しかし、プーチンは、強引に補給やキエフ遠征部隊の援軍をルカシェンコ大統領に求めた。このため、ベラルーシの参戦も考えられる。

「人道回廊」で停戦したが、停戦時に補給路も安全になるので、補給が進むはずが、その後の戦闘でも激化していない。キエフ遠征軍の被害が大きく、補給もないようだ。

戦車と一緒に輸送隊も多くのトラックに食糧や弾薬を積み込んでいたので、この物資がいつ尽きるのかは分からないが、ドローン空爆や対戦車ジャベリンや多数の兵器で、破壊が進んでいるようだ。1日10台を破壊したとすると、10日で100台になり、遠征軍の多くを破壊できる。それが証拠に、車列がなくなり、攻撃を避けるために森に退避している。一部は泥濘に嵌り動けなくなり、放棄した車両もある。

 

米国は正義か?中国がロシアの行為を「侵略」と呼ばぬ正当な理由

主要国の多くがロシアのウクライナ侵攻を糾弾する中、批判的な立場を取ることのない中国。西側メディアは友好国の蛮行に非難の声を上げられない中国が、国際的にきわめて苦しい立場に追い込まれたと伝えていますが、果たしてそれは正しいのでしょうか。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、著者で多くの中国関連書籍を上梓している拓殖大学教授の富坂聰さんが、なぜ中国がロシアの行為を「侵略」と呼ぶことがないのかを、中ロ首脳会談後に出された声明を読み込みつつ解説。同時に、この件における中国の対応を一方的に責めることは、既存秩序への挑戦と破壊であるとの警告を記しています。

 

中国はなぜロシアの行為を「侵略」と呼ばないのか 共同声明から読む

3月11日、全国人民代表大会の閉幕を受け李克強総理が会見した。質疑ではロイター通信の記者が、ロシアの軍事侵攻を「非難しないのか」と質す場面が注目を浴びた。李総理はこれに正面から答えず、中国外交の原則を述べるにとどめた。同じようなことは3月1日、中国外交部の定例会見でもあった。汪文斌報道官がロシアのウクライナでの行いの「定義は何か?」と質されたのだ。

いずれも意図は同じで、中国にロシアの行いを「侵略」と非難させることだった。しかし中国は、「ウクライナ問題に中国の利害はない。中国はずっとウクライナ問題の是非曲直を見極めた上で立場を決めるとしている」と原則論で応じている。

こうしたやり取りを受け西側メディアは「(中国が)苦しい立場にある」と報じた。良好な中ロ関係に配慮するあまり、「ロシアをちゃんと批判できない国」だと。日本の読者が聞いても違和感はないニュースだろうが、正しい受け止め方とは言えない。

というのは報道官たちは苦しい言い訳をしたというよりも質問にうんざりしている様子がありありで、こう繰り返している。

共同声明を精読してくれ──。

ロシアの行動は侵略か否か。それも過不足なく書かれている。声明を読めば、侵略か否かを決められるのは「国連だけ」と中国が考えていることは明白だ。さらに踏み込めば、アメリカが自在に決める秩序には従えないということも理解できる。中国が対ロ経済制裁に歩調を合わせない理由も同じだ。そもそも中国は、制裁の効果を疑問視し続けてきた。

一方のロシアも、苦しいながらドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国の独立を承認し、彼らからの依頼を受けて平和維持のための軍事作戦を展開したという体裁を整えている。これが合法か違法かという論争は残るにしても、国連を意識した手続きは踏んでいるのだ。

アメリカの秩序に違和感のない日本からすれば、ロシアの暴挙に経済制裁を加えることは自然な話だ。しかし、世界は広いという視点に立てば、その考え方は通用しない。西側社会にも属さず、先進国でもなければ、アメリカとの相性が良くない国も数多く存在し、国際社会は形成されているからだ。

戦後の安全保障は、そうした国々を含めて国際連合が一つの秩序として機能することで平和を維持してきた。本来であれば、アメリカは国連の一員でしかない。それが中国やロシアの立場であり、理屈的にはむしろ筋が通っているのだ。

ロシアの暴挙を前に「侵略」という定義もできない中国は「間違っている」という西側メディアの圧力は、一見正しいようでいて明らかな既存秩序への挑戦と破壊なのである。

物足りないとはいえ機能していた一つの秩序を壊すリスクを世界は国際連盟で経験しているはずだ。

いま国連に代わり「アメリカがダメといえばダメ」という秩序をすべての国が受け入れられれば良いが、もしそうでなければ国際連合の権威は失墜──といってもすでにそうなっている面は否めないのだが──する。アメリカを正しい裁判官と認められない国々は、必然的に新たな秩序を確立しようと動き、対立軸を際立たせる。これこそ世界大戦へと向かわせる動力だ。