「仕事の優先順位」の悩みをスパッと解決。カギはスピード重視

仕事が山積みで悩む人への上司の常套句に「優先順位をつけてやれ」というものがあります。しかし、何かを優先しても仕事そのものは溜まる一方で、根本的な解決にはならないというケースはよくあります。メルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』著者で、世界的なコンサルティング会社で14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんは、様々な種類の仕事をこなし、多忙を極めるなかで見つけた本当に効率的な仕事術は「優先順位よりスピード重視」と回答。その上で、後回しにする仕事か否かを判断する極意も伝えています。

 

やることが山積して、仕事の優先順位をつけることできません

Question

shitumon

設計管理の仕事をしています。設計部門の各所からの要求と、購買、生産、品質管理、マーケティングなどからの要求などで仕事が増えるいっぽうです。

仕事には優先順位をつけて取り組むよう言われるのですが、どれひとつ省略できないし、なんだかんだでやるしかない状況です。どうすればいいでしょうか。皆さん、どうされているのでしょうか。

赤羽さんからの回答

ご質問どうもありがとうございます。設計管理部門におられたら、無数の調整業務と連絡業務、フォロー業務があるのではと思います。優先順位をつけるよう上司は言うかも知れませんが、実際はむずかしいですよね。

私自身、多数の企業の支援に加え、講演や執筆などもしており、避けようとしても重なります。やるべきことが多く優先順位をつけようと何度もチャレンジしましたが、必ずしもうまくできませんでした。うまくいかない理由は、優先順位をつけても、結局全部やるしかないからです。削れるものは全部削っていますし、やるべきこともこれ以上は速くできないというほど効率化しています。

そうなると、時間をかけて優先順位をつけたり進捗管理したりするだけ時間がもったいないと思い始めました。その代わり、スピードアップを徹底することにしました。その業務に関して誰よりも速いことには自信がありますし、やるたびにPDCAを回して、加速していきます。

担当業務に関して、PDCAを徹底的に回し、不断の改善をすることが鍵です。そうやって優先順位よりスピードを意識してみてください。1ヶ月もしないうちに、別次元の仕事のしかたになっていることを気づかれると思います。

なお、優先順位をつけないとはいえ、今日やれば仕込みができて物事が早くうまく回る、というタイプの仕事があります。そういう仕事は早めにやったほうが生産性が上がります。

また、今日やる必要のない仕事、今日やっても何も変わらない仕事もあります。それは遠慮なく翌日以降に回します。良心の呵責を感じて無理して終わらせようとする場合があるかも知れませんが、意味があればそうする、本当は意味がなければ無視する、という図太さも必要です。

 

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なぜデキる人から回ってくる仕事は、こんなにもやりやすいのか?

仕事ができる人とできない人、あるいはどんな部署でも受け入れられる人とそうでない人。その違いを決定づけているものは、一体何なのでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、仕事のセンスがあり、どこの会社に行っても重宝がられる人が常日頃、「ほとんど意識することなくやっていること」を紹介しています。

相手の事情を察するスキル

仕事というのは、ベルトコンベヤを使って流れ作業をするのに似たようなところがありまして、必ず入り口と出口があるんです。入り口というのは、あなたにその仕事を依頼してくるところです。会社というのは様々な機能が組み合わさって、全体を作りあげているわけで、お客様となる人に何らかの成果物を提供するという目的の為に、有機的に機能を組み合わせ、しかし作業は分担して行うことを仕事と呼んでいるわけです。

つまり会社に於ける仕事というのは、あなたが一人で産みだして、一人でそれを行い、完結させ、誰にもその成果物を提供しない、なんてことはなくて、必ず

 ▼ 誰かから依頼を受けて
 ▼ あなたがそこに何らかの成果を付加して
 ▼ 次のステージで待っている人に受け渡しをする

ようにデザインされているんですね。つまりこの結節点では、人と人との関わりが発生するということです。

ここで仕事ができる人は、自分がやるべき仕事つまり何らかの成果を付加するためのアクションを主体に考えるのではなく、自分が付加した成果を受け取る人を主体に考えるんです。

これを相手の事情を推測する、理解するといっても良いでしょう。

自分が依頼を受けてから、何をどの順番でどうやって、その結果成果物が出来上がるということを一義的考えるのではなく、私から仕事を受け取る人は、この後に何をどうして、どんな形の成果にして次のステージにいる人にパスするのだろうか?ということを考えるのです。

自分がやるべきことをどうやるかというのは、とどのつまり自分事ですから、そんなのは後で自分で考えれば良いことなんですよ。会社全体がひとつの機能体としてやるべきことを各人に分担させているのですから、自分が関わる人が何をどうしているのかということを、思考の中心に据えるのが仕事ができる人の特徴なんです。

私からこの仕事を受け取った人は、この後にこういう作業をするのか、こういう付加を与えるのかということが分かったら、

 ● その人の仕事がもっとスムーズに行くために、自分はどう振る舞うべきなのか

を考えるのです。

つまり相手の事情を理解して、それに合わせる形で自分の納品物、成果物を微調整するということです。このことに思考が向く人が、仕事にセンスがある人で、どこの会社に行っても重宝されて、受け入れられる人なんです。

この逆のパターンは、自分の仕事の在り方を、相手に押しつけて強要する人です。私はこうやりたいから、だからあなたの方がやり方を変更して、私の都合に合わせて欲しいと主張する人です。

こういう人は、自分事だけにフォーカスして、他の人の事情を斟酌しません。私がやりたいことはこうで、こういうやり方でやりたいので、あなたの方が私に合わせてくださいって言ったら、そりゃ嫌われるでしょ。

軍事アナリストが論破。教訓は「SNSに振り回されてはなりません」

今年8月、タリバンが制圧したアフガニスタンから大使館やNGOなどに協力していたアフガニスタン人を脱出させようとして失敗した日本政府。この失敗に学ぶべきことについて新聞に寄稿した軍事アナリストの小川和久さんは、SNSで思わぬ反論にあって面食らったようです。今回、主宰するメルマガ『NEWSを疑え!』の編集後記でその件を取り上げ、改めてなぜアフガニスタン人協力者を一時日本に待避させるべきなのかを解説。反論一つ一つに丁寧な説明を加え、アフガンの現状を伝えています。

 

危険だからアフガンから退避するのに…

10月20日付の毎日新聞政治プレミアに「『決心』できなければ危機管理ではない アフガン待避『出遅れ』の教訓」という原稿を書いたあと、これに対する次のようなツイートを発見しました。

小川和久さんですが、私はよっぽどの事情がない限り、アフガン人を日本へ連れてくるべきではないと思う。アフガンと日本は違いすぎる。中村哲さんなど日本人がアフガンでうまくやっていたのは、日本人がアフガンへ合わせたからで、その中村さんでも殺害されてしまった。

例えば、日本大使館の警護を10年以上していたというアフガン人のインタビューを見たが、日本語が話せず、英語で応答している。では、日本で暮らしていくには、まず、日本語を話すところから始めることになる。これが米国なら話は違う。もともと米国の責任が大きい上に、移民慣れしているが、

英語を話す人は多いから、とりあえずの意志疎通はできる。自立するのも日本よりはるかに容易。タリバンとは日本は敵対しておらず、中国やロシアは大使館員を退避させていない。タリバンも日本と安定した関係を望んでいるわけだから、アフガンにおいて日本の関係者の保護をタリバンに要求する方が良い。

このツイートの主は、一定の見識の持ち主だとかねてから思っていたのですが、今回は少し考えを整理してもらう必要があると思いました。

まず、アフガンから日本の活動に関わったアフガン人を退避させ、日本に入国させるのは「外国への協力者」として身の危険が迫っているという「よほどの事情」があるからです。それに、日本に定住させることを目的としたものではありません。あたかも難民が日本に押し寄せてくるかのように考えるのは間違いです。

JICA(国際協力機構)などの関係組織が「功労者」として、まずは日本国内に安全で落ち着いた環境を提供し、そのうえで行く末を選択してもらうのだと考えるべきなのです。米国に出国することを望む人もいるでしょうし、JICAなどが雇用関係を継続して、日本国内や海外の活動に従事してもらうこともあるでしょう。そういう話なのです。

 

小室圭さん、NYではヒモ生活!?眞子さんの“稼ぎ”だけが頼りか、2月再受験は問題山積み、警備費2000万円垂れ流しの日々

今年7月に受験した米ニューヨーク州の司法試験の結果が、まさかの不合格だったことが判明した小室圭さん(30)。しかし、一番驚いたのは先日婚姻届を提出したばかりの眞子さんだったかもしれない。「負けるな!」「もう一度頑張れ」などエールを送る声が多い中、2月に再び試験に挑むことになる小室さん。しかし、本当に厳しいのは再受験よりニューヨークでの新生活になるかもしれない。

NYでは“ヒモ生活”!?小室圭さんに待ち受ける本当の試練

10月29日、司法試験の主催者が公表した合格者の名簿に、「Kei Komuro」の名はなかった。9227人が受験した司法試験の合格者は5791人で、合格率は63%。初受験での合格率は78%だった。

「アメリカの司法試験は日本と違って落とすための試験ではありません。普通に勉強していれば受かる試験です。とはいえ、英語が母国語でない人にとってはハンデですし、当日の体調などもある。今回はさまざまな条件が上手く嚙み合わなかったということでしょう」(皇室担当記者)

NHKによると、小室さんが日本で勤務していた弁護士事務所の所長に、「今回の試験の結果は不合格でした。大変申し訳ございません。来年2月の試験に再びチャレンジします。努力を積み重ねていきます」と電話で伝えたという。

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また、眞子さんとも言葉を交わしたといい、「小室さんの勉強を支えていきたい」といった話があったとしている。

司法試験に合格し、晴れて弁護士となれば年収2000万円はくだらないとされていたが、助手のままだと年収は500~600万円ほどといわれていて、物価の高いニューヨークで夫婦2人が生活するのは厳しくなる。

となれば、眞子さんも仕事をする「共働き」が現実的な路線となり、小室さんは眞子さんの“稼ぎ”をあてにせざるを得ない。

「眞子さんはニューヨークにあるメトロポリタン美術館で働くという話が出ていて、学芸員の年収は1500万円ほどだといわれています。2人合わせた収入は2000万円を超えるくらいになりますが、これでもニューヨークではギリギリ。しかし、眞子さんの収入がなければ生活できず、いわば小室さんは“ヒモ男”状態のようになってしまいそうです」(前出・皇室記者)

小室さんの勉強を支えると語った眞子さん、ニューヨークで働くことは間違いないとみられる。新天地では甘い新婚生活とはいかず、厳しい船出となりそうだ。

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仕事と勉強をどう両立?2月の再受験は高いハードル

2月の再受験まであと3カ月あまり。そもそも2度目の試験で受かる可能性はどれくらいあるのだろうか。

ニューヨーク州の弁護士資格を持つ清原博氏は1日、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)に出演し、「2月の試験はハードルが高い」と指摘した。

その理由について清原氏は、小室さんがすでに弁護士事務所への就職が決まっていることから「仕事と勉強の両立は難しい」と主張。事務所によって違いがあるとしたうえで、「一般的に給料に見合った仕事が要求される」という見解を示した。

さらに、2月の試験は毎年合格率が50%以下と、7月の合格率60%より難易度が高くなるという。

通常業務をこなしながら勉強をするということは並大抵のことではない。そのハードルを小室さんは乗り越えることができるのだろうか。

1日放送の情報番組『ゴゴスマ』(TBS系)に出演した、ニューヨーク州弁護士資格を持つ山口真由氏は「1回落ちると言うのは、さほど問題じゃない。見たことあるレベル」と語ったものの、「1回落ちるのは問題ないけど、2回落ちたら人生設計を変えなきゃいけないという大きな問題」と指摘。

さらに、もし次回も落ちるようなことがあれば「事務所はクビになる可能性が高いと思います」と警告した。

現在は東京・渋谷区内にあるサービスアパートを仮住まいとして新婚生活を送っている小室さん夫妻。1カ月80万円といわれる家賃は2人が支払っているものの、警備費用は別。SPたちが24時間体制で警護を続けて、1日にのべ30人ほどが担当することから、警備費は1カ月で約2000万円になると女性自身は報じている。

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小室さんが先にアメリカへ出発するとみられ、眞子さんの渡米は11月中旬以降になるというのが現在の見方だ。

やや人生設計が狂ってしまった小室さん夫妻だが、動き出した以上、引き返すことはできない。確かに厳しい道のりかもしれないが、愛し合う2人ならきっと乗り越えられるはず。小室さんの再受験の吉報を期待したい。

泥沼の事態に発展か?スーダン軍部クーデターに見え隠れする中露の“意図”

先日掲載の「性暴力や拷問、虐殺も。タリバン報道の裏で進行するアフガン以上の悲劇」では内戦状態にあるエチオピアの状況をお伝えしましたが、その隣国・スーダンも25日に勃発した軍部によるクーデターにより大混乱に陥っています。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、混迷を極める東アフリカで現在起きている事態を詳細に解説。さらにその裏にある米中ロといった大国の意図を解き明かすとともに、スーダン情勢の「飛び火」が招きかねない泥沼の事態への懸念を記しています。

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動き出した東アフリカ再編の波―スーダンでのクーデターとエチオピア情勢

「ああ、やっぱりそうなってしまったか…」

10月25日の夜にスーダンで非常事態宣言が発出されたとの第1報を受けた際、思わずそう、ため息交じりにそう呟きました。

2019年に約30年間に及んだバシル長期独裁政権にピリオドが打たれ、軍民共同統治の下、一日も早い民政移管を目指していましたが、10月25日にスーダンのブルハン統治評議会議長(軍出身)が、ハムドク首相をヘッドとする暫定政権と、統治評議会を解散して、スーダン全土に非常事態宣言を発出しました。

それは、軍民で共同統治してきた体制の解体を意味します。

その際、ハムドク首相および数人の閣僚が軍によって拘束され、27日までの間、行方が分からなくなっており、首相府は「軍によるクーデターである」と宣言し、それを受けて民主化へ期待を寄せていた民衆が暴徒化し、一気にデモが全土に広がりました。

情報省によると、抗議する市民に軍部が発砲し、多数の死傷者がでたとの発表もあり、事態は一気に緊迫しているようです。

ハムドク首相および閣僚は27日には解放され、ハムドク首相はアメリカのブリンケン国務長官と直接電話で会話をしたとのことで、状況は沈静化したかのように見えますが、今後のスーダンの行く末については大変懸念が残ります。

その理由は、クーデター後、ブルハン氏がテレビ演説を通じて2023年7月に総選挙を実施し、民政移管すると発表しましたが、実際には軍が全権を掌握する事態になっており、2019年から続いた民主化の取り組みが挫折し、すべてが振出しに戻ったと解釈することができます。

ここまでの状況は、地域こそ違いますが、2月1日にミャンマーで実施された国軍によるクーデターとその後の状況に似ているように思われます。

ミャンマーも、ミン・アウン・フライン総司令官を暫定首相とする体制が出来ており、同じく2023年頃の総選挙実施を宣言していますが、軍主導で統治が進められていることから、スーダンも同様の道を進むように思えます。

ミャンマーとの違いがあるとすれば、民主化勢力の間であまりいざこざがなく、すべてがNLDの旗印のもとに集っていたミャンマーとは違い、スーダンでは、このところの高インフレによる経済危機とコロナ対策の失敗、そして、隣国エチオピアからのティグレイ難民受け入れによる緊張と、エチオピア政府および国軍によるスーダン内政への干渉が噂されていることなどが重なり、市民の間にも、ハムドク首相の政権への不満が募り、緊張が高まっていたことでしょう。

9月下旬に、バシル前政権とつながりのあった軍将校がクーデターを企てた際には、ブルハン氏の統治評議会とも協力して、クーデターを阻止したばかりでしたが、今回は、スーダンの友人の表現を借りれば、盟友と思われていたブルハン氏の勢力に背後から刺された感じです。

残虐を極めた国内での紛争は、長年の悲劇的戦闘の後、国はスーダンと南スーダンに分断され、その後、それぞれに民主化への道を歩んできましたが、今回、またスーダンが混乱の坩堝に陥りました。

 

公明党との連立解消も?自民は40議席超えの維新と手を組むのか

甘利明幹事長や平井卓也前デジタル相が選挙区で敗れるという波乱はあったものの、単独で絶対安定多数を確保した自民党。一方の野党はと言えば、共闘から距離をおいた日本維新の会が41議席を獲得する大躍進となりました。この結果を受け、自民の「連立相手」変更の可能性を示唆するのは、日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さん。津田さんは自身のメルマガ『国際戦略コラム有料版』で今回、自民党内にくすぶっていた公明党に対するいらだちを紹介するとともに、自民が維新との連立を選択する見込みについて論じています。

 

自民“勝利”で景気の動向と株価はどうなる?

半導体不足などの供給不足から企業業績は、思ったほど良くない。今後の景気動向がを検討しよう。

選挙で、自公で過半数以上の議席数は確保されていて、自公の政権運営は変わりがない。

次の参議院選挙前に顔を変える必要が出てくる可能性はあるにしてもだ。

もう1つ、選挙後に公明党から連立相手を日本維新の会にすることになる可能性はある。

公明党は親中の党であるが、中国との関係が厳しくなると、自民党としても公明党との連立は難しくなる。安全保障問題では、公明党より維新の会の方が連立を組みやすいことになる。

しかも、維新の会が30議席以上を取ったので、公明党と組むより、議席数は多くなる。もしくは、親中色を薄めるために、自公維の3党連立でもよいかもしれない。中国と米国の対立が深まれば、日本も対応を変えざるを得ない。

自民党内の安全保障関係者は、ウイグルでの強制労働問題で非難決議ができないことで、公明党にいらだっていた。その公明党の意向を忖度した二階前幹事長をお辞めいただいた。次の関門である公明党との関係を切らないと、今後も非難決議はできないので、できるような対応を考えることである。

そして、神奈川13区の太さんのように、組織化を手伝った元民主党議員の元秘書として、地元の組織化を学んだ候補者が、自民党幹事長の甘利さんを追い詰めている。都市部でも地元の組織化がいかに重要かを自民党は、学ばないといけない。

それと、前回柿沼さんを無所属としたが、自民党の推薦をもらっていたようだ。この東京15区では、自民党は2人に推薦状を出している。今村さんと柿沼さんであり、小選挙区で2人を推薦するという奇妙なことをやっている。

この地区の町内会を抑えているのは、今村さんではなく、柿沼さんなので自民党の執行部は両方に推薦を出し、当選した人を自民党に入れることにしたのであろう。今村さんも比例重複にしていないので、選挙区で負けると議員にはなれない。勿論、柿沼さんも一緒ではある。

自民党の議員が地域活動をしないので地域活動を積極的にする柿沼さんに、期待したことの結果であろう。

どうして、自民党の国会議員は、地元の自民党員を中心にして、高齢者を組織化しないのであろうか、非常に疑問な点である。高齢者は暇で、ボランティア活動ができるのに、使わないようだ。

というように、自民党の都市の国会議員は、地元活動を一切行っていない。国会報告ぐらいしても良いのではないか。その時、真っ先に、退職した地元の高齢な自民党員に紹介状を出すべきだ。

自民党員になって、2年間本当に何もなかった。総裁選挙の投票以外、特典がない。よって、自民党の年会費4,000円は非常に高い。地元自民党国会議員とも会ったことがないのは、いかにもおかしい。

 

すべての責任は首都目線のTV局。東京一極集中がちっとも改善されない根本理由

問題視されてから久しい東京への一極集中ですが、是正されるどころかその加速度が増しているのが現状です。なぜ地方の衰退を招くばかりのこの問題は、一向に収まる気配がないのでしょうか。今回のメルマガ『テレビでもラジオでも言えないわたしの本音』では著者で現役医師の和田秀樹さんが、東京にしかキー局がない現行のテレビ局制度がその元凶であるとし理由を詳述。さらに解決法として地方局の活性化を挙げるとともに、政府が講じるべき対応策を提案しています。

 

東京一極集中の本当の解決策

前回、私が予想したように、中国や韓国、そしてロシアも日本でウヨク的な政権を望んでいるようだ。

選挙前にわざと中露でデモンストレーションの艦隊に日本を一周させた。

パンパカ右翼に勝たせた方が学力低下も進むし、ほかの産業の競争力もなくなる。もうしばらく、日本を落ち目にしたいという願いで、選挙前になると北朝鮮がミサイルを飛ばし、中国は軍事演習をする。

自民党が勝って、日本の落ち目は続く。国の首脳部が頭のいい国の情報操作に、マスコミは私立文系、国の首脳部は二世ばかりの国はいいように動かされる。

さて、日本では上昇志向という言葉が首都圏や京阪神の中学受験層やオリンピックを目指すスポーツ選手などを除けば死語になったようだが、最近のトレンドとしては、こういう激しい競争をするより地方移住をしてのんびり暮らすことになってきたとのことだ。

たまたまテレビの情報番組を見ていたら、そういう話になっていた。

そして、東京一極集中を批判していた。

しかし、私の見るところ東京一極集中の元凶は東京にしかキー局がないテレビの体制だ。

今回のコロナ禍でも、ほとんど感染者がいないような地域まで東京並みの自粛を求め続けたので、地方でも高齢者が自粛生活を送ることになった。

結果的に地方でも高齢者のフレイルや要介護高齢者が増えることだろう。

地方によっては、大丈夫だから健康やフレイル予防のために歩いた方がいいというアナウンスがあればこんなことにならないで済んではずだ。

基本的に東京のテレビ局は地方の人などどうでもいいようだ。

東京のテレビ局は東京の人が払った税金を地方に払うのが嫌なようで、国鉄も郵政も民営化の応援団のようになったが、ほとんどの地方でサービスの低下を実感しているはずだ。

現実には東京のJRだって金儲けに走って、東京駅は店だらけになったが、ほとんどエスカレーターなどは増設されておらず、高齢者には使いにくい駅になった。昔は、JRが真っ先に高架になっていたが、私の知る限り、高架化も民営化以降あまり進まず、あかずの踏切も放置されている。

東急電鉄などのほうがはるかに民間企業であるが公益事業だという意識があるようだ。

高齢者が事故を起こすと言えば、高齢者全員から免許を取り上げようとするし、泥酔運転の人間が事故を起こせば、欧米では許される食事のときにちょっとアルコール飲料を飲む程度の酒気帯び運転まで厳罰化するように仕向ける。

かくして、地方の高齢者は移動手段を奪われ要介護にまっしぐらになる。

あるいは、地方の飲食文化もつぶされ、警察の天下り先のパチンコ屋がその跡地に建つだけだ。

地方に移住したくても、ろくな飲食店が残っていなかったり、要介護高齢者ばかりが増え、保険料も高くなる。

これはすべて東京目線のテレビ局のせいと言っていい。

 

「NYコミコン」で話題。なぜNASAがイベント初参加を決めたのか?

昨年はオンラインでの開催となってしまったアニメ、コミック、コスプレなどの祭典「ニューヨーク コミコン」。今年は10月7日から10日の会期で2年ぶりにリアルイベントとして開催され、渡航制限などで世界中から人が訪れるのは難しかったものの、盛り上がりを見せたようです。中でも、話題となったNASAの初参加についてレポートを届けてくれるのは、『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』著者でNY在住人気ブロガーのりばてぃさん。NASAによる意欲的なグラフィック・ノベル『ファースト・ウーマン』の魅力と今後の可能性を伝えています。

 

NASAが史上初のコミコン参加

YouTubeとブログの方ではすでにいくつかNYコミコン関連の話題を取り上げていますが、このメルマガの方でも少しずつご紹介していこうと思います。いろいろ話題はありますが、まずは宇宙関連から。というのも、今年のNYコミコンには、史上初めてNASAが参加したのです。
NYコミコン初出展のNASA

ツイッター画像をみてもらうとブースにはNASAとロゴが大きく出ているのでとても目立ってました。また、ブースの壁にはロケット付きの発射台の模型、ブース内にも、例えば、静音超音速ジェット機X-59 QueSSTや電気飛行機のX-57マクスウェルなどの模型も飾られていました。

でも、今回、NASAが、史上初めてNYコミコンに参加したのは、ロケットや超音速機の模型を展示するためではないのです。あくまでも客寄せ的な意味やブースのデザイン性で置いたもののように感じました。なぜなら、今回、一押しで紹介していたのはNASA史上初のグラフィック・ノベルなのです。

グラフィック・ノベルは漫画、コミックのことで、タイトルは、『ファースト・ウーマン』(First Woman)。スタッフの方々がとても丁寧に漫画内容やそのインタラクティブ機能についてご案内してました。そしてグラフィック・ノベルは無料でもらえます。ちなみにNASA公式サイトからPDF形式で無料ダウンロードもできますのでご興味あるかたはどうぞ。
NASA – First Woman(ファースト・ウーマン)

さらに、視覚障害者の方でも楽しめる音声バージョンはSoundCloudから無料で提供。
First Woman Issue No. 1: Dream to Reality by NASA(音声バージョン)

このNASA史上初のグラフィック・ノベル、『ファースト・ウーマン』の最大の特徴は、キャラクターや物語自体はフィクションでも、そこに出てくる宇宙関連の科学技術とか最新テクノロジーはしっかりNASAが監修した本物であるところです。そのため、グラフィック・ノベルを読みながら、宇宙関連の科学技術や最新テクノロジーを勉強できてしまうというスグレモノなのです。

また、文字だけの本とは違って、グラフィック・ノベル(漫画)なら絵だけ見て楽しめますし、そもそも宇宙関連の科学技術や最新テクノロジーなどは、文字で説明されるよりも絵で描いた方がずっと分かりやすくなるでしょう。特に子供たちですが、子供たちだけでなく幅広い世代の興味や関心をひきつける可能性もあると思います。実際、ブースにはけっこう年上の方々も足を止めて説明を聞いてました。

 

症状のない人への健康診断は全くのムダ。日本医療の不都合な真実

従業員への健康診断が法律で義務付けられている日本では、毎年多くの人たちが指示された期間内にいそいそと受診しています。しかし、科学的な比較試験によって証明されているのは、症状のない人への健康診断は「全くの無駄」ということ。“健康診断産業”で働く人たちのために制度が続いていると呆れるのは、CX系「ホンマでっか!?TV」でもおなじみの池田清彦教授です。今回のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』で先生は、高血圧の基準値引き下げや前立腺がん検査推進などは、医療機関や製薬会社が儲けるためのものと主張。数値を見るのではなく「自分の体の声を聴く」のが長生きの秘訣と訴えています。

 

自分の体の声を聴く

会社の命令で健康診断を受けている人も多いと思う。症状がない人に対する健康診断は、総死亡率もがんや循環器疾患による死亡率も共に減らす効果がないことは、コクランビューと呼ばれるメタ解析によってずっと以前からはっきりしていた。

しかし、この解析は1980年以前のものであり、最近の医療の発展に伴って、健康診断にも一定の効果があるのではないかとの批判を受けて、2014年にデンマークで、虚血性心疾患の予防を目的に、大規模なランダム化比較試験が行われた。

5万9616人の健康な人を1万1629人の介入群と4万7987人の非介入群に分け、介入群には健康診断の受診案内を送り、それに応じた人には健康診断を行い、異常がある人には禁煙やダイエットや運動についてのアドバイスをして、場合によっては医療機関を紹介した。

10年間の追跡調査の結果、虚血性心疾患や脳卒中の発生率のみならず、総死亡率も介入群と非介入群に有意の差は見られなかった。要するに、症状がない人に対する健康診断は全くの無駄なのである。

アメリカやEUは、企業に従業員の健康診断を義務付けておらず、必要と思えば個人が健診を受ければいいだけだ。独り日本だけが、健康診断を律儀に毎年行っているが、上記の通り、受診者にはメリットはなにもない。時間とカネの無駄である。日本では、健康診断で食っている医者や関連企業が沢山あり、やめると、これらの人が食えなくなるので、エビデンスを無視して、健康診断を強行しているのだろう。

インチキな人為的地球温暖化論を振りかざして、ソーラーパネルや電気自動車で食っている企業と選ぶところはない。エビデンスという事で言えば、健康診断は寿命を延ばす効果がないというのは、繰り返し行われたランダム化試験の結果、科学的に反論の余地がないわけだから、さらに質が悪い。

 

「ママ友が怖い」幼稚園を怖がる母親に育児のプロが与えた助言は?

子どもが成長し、幼稚園や小学校に入ると、いろいろと気になってくるのが「ママ友」の存在です。今回の無料メルマガ『幸せなお母さんになる為の子育て』では、「ママ友が怖い」というママさんからの相談に、著者であるパピーいしがみさんが親身になって回答しています。

ママともが怖い

こんばんは。パピーいしがみです。

今日は「ママともが怖い」とメールを下さった、ユーカリさんからのご相談です。ユーカリさんからはこんなメールを頂いていました。

ユーカリと申します。今日ご相談させて頂きたいのは、子供の問題ではなく、私の問題です。

私は子供のころから自分の意見が言えない子でした。運動も苦手でしたし、勉強だってそんなにできる方ではありません。特に体育の授業では、先生が「ハイ、2人一組になって~」と言われても、必ず1人余る子で、その時に先生が「〇〇さんはいつも1人だな~(笑)」と言われた一言がずっと胸に引っかかっています、小学校1年生でした。それからずっと人が怖いのです。

クラスメートが怖い、中学や高校では先輩が怖い、就職してからは同僚の女性。後輩でも強い口調の子が怖いし、いつもびくびく人の顔色ばかりうかがっていました。

それでも主人はとても優しい人で、私の事も理解してくれるし心配事も聞いてくれるので何の不満もなかったのですが、子供が生まれて公園デビューをするようになると、又「人が怖い」という気持ちが頭をもたげてきました。

特に子供をそっちのけで井戸端会議をしているお母さん。子供が砂場や遊具でトラブルになっても気づかない。私の子供も砂を掛けられたりして泣いても、見て見ぬふりだったり。と思いつつ私は文句も言えず「おうちで遊ぼう」と子供の手を引いて逃げる事しかできませんでした。来年から娘は幼稚園に入ります。はっきり言って「ママとも」や「先輩ママ」が怖いです。

娘も私と同じで、人との関りが上手ではないと思います。私が変わってもっと人とのコミュニケーションを取れるようになればいいのでしょうが「怖い」が先に立ちどうしていいかもわかりません。

嫌な事から避ける事ばかりしていたので、ここに来て、本当に不安です。子供が「幼稚園に行きたくない」はあるかもしれませんが、親が「幼稚園が怖い」「幼稚園行きたくない」という気持ち、今のうちに何とかしたいです。

今までこんな事を誰にも言えずにいました。もしかしたらパピーさんも相談されたことはなかったかもしれませんが、何とか力になる言葉を頂きたくよろしくお願いします。

人が怖い…ユーカリさんの場合、小学校の時の先生のなにげない言葉「君はいつも1人だな~」が今もずっと尾を引いているようです。

でも「人が怖い」というご相談、ユーカリさんが初めてではありません。

そして私たちが「怖い」と思う事って、実は共通点があるんです。ユーカリさんにはこんなお返事をしました。