ナイツ塙が大炎上。若手芸人ミーナに「M-1決勝の進出枠を確約」ドッキリにSNSに溢れる「パワハラ」「審査員やめろ」の猛批判

日本中のすべてのお笑いファンが心待ちにしていると言っても過言ではないM-1グランプリ。そんな年末恒例の漫才頂上決戦をめぐり、前代未聞の炎上騒動が勃発した。ことの発端は、グランプリの審査員を務める「ナイツ」の塙宣之が、ホリプロコム所属の若手お笑いコンビ「ミーナ」に対して仕掛けた「M-1決勝に確実に進める権利を確約」するというドッキリ。これがあまりに悪質だとネット上で大炎上しているのだ。今のところ塙に向けられた批判は高まるばかりで、収まる気配はない。舞台裏でいったい何が起きていたのだろうか。

番組サイドが「漫才協会vs吉本興業という構図を作りたがっている」という巧妙なストーリー

ナイツがパーソナリティを務めるニッポン放送の『ザ・ラジオショー』で11月14日に塙が語ったところによると、件のドッキリが企画されたのは塙のユーチューブチャンネル『ナイツ塙会長の自由時間』。そのストーリーは「漫才協会vs吉本興業」という構図を作りたい番組サイドが、今年からM-1決勝戦進出枠に「漫才協会枠」を設定したのだが、その出場枠をミーナに確約するという手の込んだもので、所属事務所のホリプロコム全面協力のもと企画がスタートしたという。

そんな「ありえない話」を受け入れたミーナの2人、予選1回戦は難なく突破したものの、2回戦までの数ヶ月の間をかなりの重圧を感じながら過ごしていたらしく、塙のもとにはドッキリ仕掛け人の一人であるミーナの先輩お笑いコンビ「オキシジェン」の三好博道から、「早くネタばらししてあげてください、(ミーナは)プレッシャーで押しつぶされています」との連絡も入ったという。

それでも彼らを「泳がせて」いた塙だが、ある時ミーナのツッコミ担当・喜助から「2回戦のネタを見てほしい」との電話を受けた際、そのタイミングですべてを話そうと決意。しかし約束当日に現れたのは喜助一人だったため、ネタばらしを回避したと語っている。

「ドッキリではなくつぶし」と吐き捨てたミーナ

結局ミーナはドッキリを仕掛けられたまま2回戦に臨むもあっけなく敗退した上に、「決勝進出」を約束されていたはずが追加合格もなく、2人は激しく動揺。本来は敗退した時点でドッキリの趣旨を打ち明ける予定だった塙だが、この時も「ネタばらしするタイミングがなくて(塙談)」、その後しばらくしてミーナを呼び真相を洗いざらい話したところ、ブチ切れられたという。

その一部始終を11月14日に塙が『ザ・ラジオショー』で語ったことを受け、ミーナも同22日配信の『ミーナのラジオ聴いてミーナ』で偽らざる心情を吐露。「ドッキリではなくつぶし」と吐き捨てた。

ミーナに平身低頭の塙

仕掛け人の塙は12月21日、自身のユーチューブチャンネルを更新。ゲストとして招いたミーナの2人に平身低頭の詫びを入れた。その中でドッキリ企画のお蔵入りを知った2人は、「お蔵かい…」と絶句。塙は「最低の人間です。そして(お蔵入りは)最悪の結果です」と頭を下げ続けた。さらに全面的に自身の非を詫び続ける塙に対し2人が、「2回戦敗退は単に力不足が原因」と大人の対応を見せていたのが印象的だ。

ネット上には塙にM-1グランプリ審査員の辞任を求めるポストも

当人同士は一応の「手打ち」となった今回の騒動だが、ネットユーザーからは批判の声が殺到。YouTubeのコメント欄やX(旧Twitter)上で大炎上となっている。



中には、「M-1グランプリの審査員を辞任しろ」との声も。


業界関係者はこの騒動をどう見ているのだろうか。元テレビマンの男性に聞いた。

「『洒落になれば何でもアリ』というのが芸人さんの世界だとは思うのですが、さすがに舞台がM-1、しかも八百長となると洒落にならないですよね。ミーナのお二人が実力で決勝進出して初めて今回の件が『洒落』になるのではないでしょうか」

お笑いの世界に身を置く人間が命をかけるショーレース「M-1グランプリ」を弄ぶとは、慢心以外の何ものでもない。桂ざこば師匠の言葉を借りれば、塙は「“信心”が足らんかった」ということか?

橋本環奈が「大阪・関西万博」のために政治利用されている?困ったときの“はしかん頼み”は業界内で定着か

大阪万博のPRドラマに、あの“はしかん”こと橋本環奈が起用されることが発表されました。一部では「万博のプロパガンダ?」との声も聞こえているようですが、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、また違った見方をしているようです。

“困ったときの橋本環奈”…大阪・関西万博プロモーションドラマ出演の裏事情

橋本環奈が来年3月放送予定のテレビ朝日開局65周年記念ドラマ『万博の太陽』に出演することが発表されました。

私の近くの外野席からは「はしかんは大阪府(大阪市)のプロパガンダか?」という声が数多く上がっていますが、皆さんはどう思われますか?

皆さんも「はしかんが政治利用されている」と思われますか?

確かにこの企画を見たとき、私の頭の中に真っ先に浮かんだのは、万博開催に湯水の如く投入されている税金の額と、全く売れていない前売り券の情報でした。

この企画に関し、水面下でテレビ朝日と大阪府、大阪市、日本維新の会がすり合わせしたのかどうかは知る由もありませんが、『千と千尋の神隠し』の千尋が無防備に叩かれまくる姿は、何となくですが釈然としません。

個人的には、はしかんの風貌から想像するに、とても良く似合うであろう昭和の時代のコスプレや万博の制服姿を楽しみにしている私ですが、はしかん本人はこの“史上最低に興味を抱かれない万博”開催のタイミングでのドラマ出演をどう思っているのか、本音を聞いてみたいものです。

テレビ朝日は年明け早々、同じく開局65周年記念ドラマとして、3日に武井咲と後藤久美子の『顔』、4日に波瑠と木村佳乃の『ガラスの城』(原作はいずれも松本清張)をオンエアする予定ですが、開局記念ドラマとしてのそれぞれの視聴率も気になるところです。

しかし本人の意思は置いておいても、今、何か大きなプロジェクトが動き始めると真っ先に名前が挙がるのがはしかんだと言われています。

それだけ好感度が高いという証拠です。

分かり易い例を挙げれば『NHK紅白歌合戦』のMCでしょう。

朝ドラや大河への貢献度から、二階堂ふみや川口春奈をキャスティングしたものの、視聴率回復には成功しなかったNHKが、あらゆるアンテナを立て情報収集した結果、昨年白羽の矢を立てたのが、それまでのNHKには全く貢献度がなかったはしかんでした。

この抜擢に業界内では様々な憶測が飛び交いましたが、結局来年後期の朝ドラ『おむすび』の主演がはしかんに決まる手打ちとなりました。

昨年のMC決定から1年以上にもなりますが、業界内では“困ったときのはしかん頼み”という名言が定着しつつあるようです。

ドラマや音楽番組、CMを観ていていつも感じるのはキャスティングの難しさやマネージメントの奥深さです。

ドラマで高い視聴率を残す女優がイコールCM女王となっても何ら不思議はないはずです。

ところが現実は、視聴率とCM契約が反比例していたりするタレントもいたりするわけです。

ある塾講師が教えてくれた「学習のための4つのステップ」を活かして社会人として成功する方法

学生時代は勉強したけど、社会人になってから「勉強」する人は少ないのかもしれません。しかし、成功する人になるためには、何かしらの方法で学びを実践する必要があります。以前、塾の講師から「学習には4つのステップがある」という話を聞いたことがあるというメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』の著者で経営コンサルタント、関東学園大学で教鞭を執る菊原さんは、そのステップを紹介しながら、社会人に役立つ「習慣」を勧めています。

習慣化の4つのステップで自動的に成功する

この季節にカフェに行くと勉強している学生が目につく。これから本格的な受験シーズン。追い込みの時期。

1分1秒を無駄にせずに勉強する。内容はともかく、こういった“何かに集中する”といった時期は必要なこと。将来、必ず活きてくる。

しかし、「学生の頃は勉強したが社会人になってからは全くしていない」という人が少なくない。

私自身もずっとそうだった。営業スタッフ時代は強制されない限り自ら学ぶことはない。本もほぼ読んだことがなかった。

売れない時期が長くなると“営業の研修センター”に送り込まれた。

その時は「また、あそこへ行かされるのかぁ」とため息をついていた。

よく考えれば無料で研修が受けられる。しかも交通費まで出してもらった。非常にありがたいとこだ。

それをロクに感謝もしない。それどころか“あたかも罰ゲーム”のように考えていた。

これでは何も身につかない。全く成長せず、ずっと苦しい状態が続いた。自業自得だ。

これは私だけではない。ほとんどの営業スタッフは「忙しくて学んでいる時間がありませんね」といった話をする。

そんな中、「少しでも進化したい」と思って学ぶ。なかなかできることではない。

この記事を読んでいるあなたも「何かヒントを得たい」と思っているに違いない。これは素晴らしいこと。

これだけでも“その他大勢”から抜け出している。

このように向上心が旺盛なあなたには、ぜひ“次のステージ”に進んで欲しい。

そのためにはこれから紹介する“習慣化のための4ステップ”をぜひ学んで頂きたい。

これを知って実行すれば“ダントツの結果”を出せるようになる。

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

顔、ヒジ、スネ、髪、爪…。お肌の「乾燥サイン」を見逃していませんか?

冬は乾燥の季節。こんなとき、お肌のケアを怠ると後で大変なことになりますよ。今回の無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、身体のあちこちであらわれる「乾燥のサイン」をご紹介しています。

「乾燥のサイン」見逃すな!

自分で思っているよりも、肌は乾燥しているのにそのことに気づいてない方が多いそうです。例えば、皮脂量が多めの人は、年齢と共に肌の水分量や水分保持力は低下していくのに、皮脂量は30代あたりでもう一度高くなるので、水分不足なのに皮脂量が増えるので見た目はテカリが気になり、水分不足の乾燥がおこっていることに気付かず見逃しやすい場合があるらしいです。

乾燥のサインは、顔だけでなく、ヒジや踵が白くなる、スネがカサカサで皮がむける、髪がパサつく、爪が割れやすくなる、こんな乾燥のサインを身体で感じたら、要注意だそう。

また、洗顔後やお風呂上りにはできるだけ早くお手入れをスタートし、スタートしてからは急がずに、ゆっくりと、慌てて適当に次から次へとつけても肌になじみきらず、効果も半減してもったいないとか。

特に乾燥がひどければひどい分なじみが悪くなりがちだそうですので、テレビを見ながら、お茶を飲みながら、雑誌を見ながら、“ながらケア”がお勧めだそうです。

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2024年度からの新しい「賃上げ税制」いったい税金がどうなるのか?

2024年度の税制改正で企業の賃上げ税制が改定されることとなりました。今回の無料メルマガ『税金を払う人・もらう人』では著者で現役税理士の今村仁さんが、その詳しい内容を紹介しています。

賃上げ税制(大企業含む全企業向け)~2024年度税制改正

■2024年度税制改正大綱

2024年度(令和6年度)税制改正大綱が、2023年12月14日に与党より発表されました。

政治の激震もあり最後まで修正が続いたようで、どうなることかという部分もありましたが、結果的には例年通りの日程で発表されることになりました。

来年6月の給与等における所得税及び住民税から減税となる「1人4万円の定額減税」が目玉となっていますが、法人税においても大きな改正が予定されていますので、今回はそのご紹介となります。

■賃上げ税制(大企業含む全企業向け)

給与等の支給額が増加した場合の税額控除制度について、次の措置を講ずる(所得税についても同様とする)。

全法人向けの措置について、次の見直しを行った上、その適用期限を3年延長する。

イ 原則の税額控除率を 10%(現行:15%)に引き下げる。

ロ 税額控除率の上乗せ措置を次の場合の区分に応じそれぞれ次のとおりと
する。
(イ)継続雇用者給与等支給額の継続雇用者比較給与等支給額に対する増加割合が4%以上である場合・・・税額控除率に5%(その増加割合が5%以上である場合には 10%とし、その増加割合が7%以上である場合には15%とする)を加算する。

(ロ)教育訓練費の額の比較教育訓練費の額に対する増加割合が10%以上であり、かつ、教育訓練費の額が雇用者給与等支給額の 0.05%以上である場合・・・税額控除率に5%を加算する。

(ハ)プラチナくるみん認定又はプラチナえるぼし認定を受けている場合・・・税額控除率に5%を加算する。

ハ 本措置の適用を受けるために「給与等の支給額の引上げの方針、取引先との適切な関係の構築の方針その他の事項」を公表しなければならない者に、常時使用する従業員の数が2,000人を超えるものを加える。

ニ 本措置の適用を受けるために公表すべき「給与等の支給額の引上げの方針、取引先との適切な関係の構築の方針その他の事項」における取引先に消費税の免税事業者が含まれることを明確化する。

徳川幕府もお釈迦様も。共通点が多く“聖なる数字”と呼ばれる三桁「358」とは?

666は悪魔の数字というのは有名ですが、聖なる数字というものも存在するのを知っていますか?今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、心学研究家の小林正観さんが語る数字のパワーについて紹介しています。

幸運を呼び込む!? 聖なる数字「358」のパワー

心学研究家として多くの人々の運を高め、人生を好転させてきた小林正観さん。

小林正観さんの代表的著書『宇宙を味方にする方程式』の中から、幸運を呼び込むとされる聖なる数字「358」の謎についてご紹介します。

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〈小林〉 
お金にまつわる話です。

聖書の中に666は悪魔の数字。358は聖なる数字という記述があるのだそうです。

そして、この話を聞いたある50代の人が新しい口座を翌日つくって暗証番号を「0358」にしたところ、20個ぐらいある口座の中で、その口座だけが一度も金額が減らないで増えていくだけだったという報告を半年後ぐらいにしました。

それを聞いたその場にいた20人ぐらいの人たちは全員、翌日口座番号を「0358」に変えました。また車のナンバーを358にすると、突然に燃費が30%ぐらい上がって、私の車は300%燃費がアップしました。

車の設計燃費がリッター3キロなのですが、現在9.9キロで走っています。それもハイオク仕様でリッター3キロのはずなのに、レギュラーを使って9.9キロです。

私の周りの人は何十台もナンバーを358に変えていますが、どの車も燃費がよくなって、さらにはエンジン音が静かになって、ものすごく快適によく走るという報告ばかりが来ています。

358にしたことで悪くなったという例は一件もありません。

人生は一度きり。彼女が女性第一号の大統領警護官から俳優に転向した理由

韓国の女性第一号大統領警護官が俳優に転向しました。彼女は、なぜ警護の経験を経て俳優になろうとしたのでしょうか。その理由を今回、無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が紹介しています。

女性1号大統領警護官、現在は俳優

女性第1号大統領警護官出身の俳優李秀連(イ・スリョン、42)が「どうせ一度生きるなら価値があって、かっこよく、ドキドキした人生を生きたい」と人生のモットーを語った。

李秀連(イ・スリョン)は20日、YTNラジオ「イ・ソンギュの幸せな憩いの場、ちょっと待ってください」に出演し、大統領警護官に挑戦することになった契機、俳優に転向した理由など自身の話を伝えた。

李秀連は梨花(イファ)女子大学英語英文科を卒業した後、04年に大統領警護官の公開募集に志願し、女性公開採用1期目として警護室で10年間勤めた人物だ。

彼女は盧武鉉、李明博、朴槿恵元大統領まで3人の大統領のそばで働いた。そして勤務10年目だった2013年、33歳で辞表を提出し芸能界に足を踏み入れた。現在まで俳優として活動しており最近はネットフリックス芸能「サイレンの火の島」に出演してその名前が広く知られるようになった。

李秀連は生まれた時から「右心房中隔缺損」という病気を患ったという。これは先天性心臓病で、右心房と左心房の間の壁の欠損を通じて血流が漏れる奇形をいう。彼女は「幼い頃、多くの方々から受けた血で生きてきたので、私も同じように多くの人を助けたい」とし「献血を着実にしており、臓器寄贈誓約もしている」と話した。

李秀連は「警護官として仕事をする時に死ぬ訓練をたくさんした」として「死ぬということは人間の本能に反することだが、それに反対する訓練を繰り返しすること」と話した。続けて「ある状況が来た時、私の命で他人の命を救う訓練をたくさんした」とし「(そのようなことが土台になって)人々を助けたり助けになる時、迷わず飛び込むようになるようだ」と話した。それと共に「私がすごいことをしているという感覚はほとんどない。いつでも機会があれば高い価値のために、他の人のために私を使ってしまおうと考えているようだ」と付け加えた。

忖度から“解放”されて嬉し泣き?岸田文雄が「安倍派バッサリ会見」で涙を見せた理由

13日に行われた記者会見で、国民の政治不信払拭に「火の玉」となって取り組むとの決意を語った岸田首相。その目には光るものがありましたが、なぜ首相はあの場で涙を見せたのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、首相の涙がするところを考察。さらに事ここに及んでも政権をあきらめない我慢強さと鈍感力を「岸田首相の真骨頂」と皮肉っています。

自らの決断に酔ったのか。岸田首相が安倍派切りの会見で涙を見せた訳

「国民の信頼回復のために火の玉となって自民党の先頭に立ち、取り組んでまいります」

12月13日、臨時国会が閉会した後の記者会見。テレビ映像は、派閥パーティーをめぐる裏金問題について語る岸田首相の目に、涙が光っているのをとらえていた。

公式の場で、これほど岸田首相が感情を素直に吐露したのは初めてではないだろうか。補正予算が成立し国会が閉幕してほっとしたからではあるまい。「火の玉」となって先頭に立つというのは、どういうことなのか。

ハンパな減税策が国民にそっぽを向かれ、内閣支持率は出るたびに最低を更新、おまけに自民党の政治資金パーティーに組織的裏金作りの疑いがかけられ、党内は特捜検察の足音におびえきっている。

この悪循環を断ち切り、支持率を反転させるため、岸田首相は戦時中のスローガンを思い起こさせる「火の玉」なる呪文を唱え、「生贄」となるものを用意した。

「これから年末に向けて、国民の生活や国の基本政策に関わる重要な決定がめじろ押しで、遅滞を来すことがないよう全力を挙げなければなりません。こういった考え方の下、国会終了を待って、明日、速やかに人事を行うことが適切であると判断いたしました」

翌14日に発表されたのは、東京地検特捜部が全国からベテラン検事をかき集めて強制捜査をしようとしている最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)を内閣から追放する人事だった。安倍派所属の4閣僚、副大臣5人、政務官1人を一斉に交代させた。やがて、安倍派所属の党役員も党本部から消える。

来年1月の通常国会をひかえ、捜査による政権内の混乱を避ける体制にしておきたいということが第一の目的なのだろうが、別の意図も透けて見える。安倍派に全ての責任をなすりつけて、重要ポストから一掃する。それにより、安倍派の弱体化が加速するのは間違いない。

これまで岸田首相の権力基盤は、岸田派、麻生派、茂木派に加えて、最大派閥である安倍派の支持により、しっかりと固められていた。安倍派の“5人衆”といわれる松野官房長官、西村経産相、萩生田政調会長、高木国対委員長、世耕参院幹事長を政権中枢に配置したのは、そのための布陣だった。

この“5人衆”を政権から外すことは、安倍派との決別に等しい。最大派閥のまとまった支援を失い、来年秋の総裁選で再選されることは難しくなるかもしれない。それも覚悟のうえで断行したのが今回の人事だ。

国民の間ですっかり評判の悪くなった岸田首相だが、今のところ党内から表立って「岸田降ろし」の動きは出ていない。衆議院の任期は2025年10月30日まである。衆議院を解散しない限り、総選挙はまだ先になるからだ。「岸田降ろし」を封じるためにも、岸田首相が衆院解散に動くことはないだろう。

しかし、総裁選が近づくにつれ、“選挙の顔”が岸田首相のままでいいのかということになる。来年の春か、遅くとも夏までに、岸田首相は進退を迫られるに違いない。

この記事の著者・新恭さんのメルマガ

言えば言うほど逆効果。中国のイチャモンが「日本と台湾の絆」をますます深めるワケ

何かにつけて日台の間を引き裂き、台湾の孤立を企てる中国。しかしそのような試みは、二国の絆をますます強めることにしかならないようです。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、日台の地方議員たちによる交流サミットに対する中国の「いつもながらの反応」と、恫喝まがいの抗議を受けた県議らが語った内容を紹介。さらに中国が国際社会から信用されない理由を解説しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2023年12月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

隣国に学習能力はないのか。中国の恫喝でますます強まる日台の絆

台湾との友好の絆に中国が横やり 仙台で開催の交流サミットに「一つの中国」と抗議

このメルマガでも以前取り上げましたが、毎年、日本と台湾の地方議員による「交流サミット」が行われています。

【関連】台湾の危機は日本の危機。「日台交流基本法」制定で中国に対抗せよ

今年は11月18日に仙台で開催されました。このサミットは、2015年に金沢で第1回目が開催され、以後、和歌山、熊本、台湾の高雄、富山、加賀、神戸、高知と毎年さまざまな都市で行われ、今回で9回目でした。同サミットは日本と台湾の地方議員が連携を強め、地方レベルから日台の友好を促進し、さらには同サミットで決議された宣言書は国会に提出されます。

第9回日台交流サミットin仙台(日本中華聯合總會)

今回のサミットでは日本側は仙台市の郡和子市長をはじめとする県内の首長や、地元選出の小野寺五典元防衛相、台湾からは台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の謝長廷代表など、約300人が出席し、盛況のうちに終わりました。

ところがこのサミットに対して、中国から地元自治体に抗議が入り、波紋を広げています。このことは台湾でも大きく報じられています。

「自由時報」によれば、今年のサミットで発表された「仙台宣言」は、台湾を国際社会から排除しないという第26回国連総会決議第2758号に基づき、台湾の国連制度下の国際機関への早期加盟を実現するため、日本はあらゆるチャンネルを駆使して一刻も早くさらなる努力を行うべきであると強調しています。また、台湾の世界保健機関(WHO)加盟を支持する文言において、これまでの「台湾のオブザーバー参加を支持する」という文言が削除されました。これは台湾をさらに独立国として扱うことに等しく、サミット史上最大の突破点になったと記事は述べています。

仙台舉辦台日交流峰會遭中國抗議 日議員:暴露中國霸權本性

ところが、このサミットの6日後、在新潟中国総領事館が仙台市の担当部署に電話をかけ、日本側は「一つの中国の原則」に反していると抗議し、日台お互いに手を出さないほうがいいと警告。さらにはサミットに関するいかなる情報も公表せず、ルールに反する発言や行動をとらないよう要求してきたといいます。また、宮城県庁にも総領事館から同様の連絡があり、今後サミットに出席しないよう警告したとのことです。

この記事の著者・黄文雄さんのメルマガ

欲しいのは日本のカネと技術。プーチンは「北方領土」を返す気など1ミリも無い

プーチン大統領にいいように弄ばれ、カネを失っただけだと批判されることが多い安倍政権の北方領土返還交渉。しかしこのような見方に否定的な意見もあるようです。今回のメルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、安倍元首相がロシアに北方領土返還の意思がないことを見抜いていながら、プーチン大統領に接近した理由を解説。さらに今後の「返還の可能性」についても言及しています。

ロシア・ラブロフ外相「領土をめぐる論争は終わった!」の意味

全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!北野です。

ロシアのラブロフ外相が「領土をめぐる論争は終わった」と断言しました。『共同』12月18日。

ロシアのラブロフ外相は18日の政府系テレビ「第1チャンネル」のインタビューで、ロシアにとって日本も含めた他国との「すべての領土を巡る論争は終わった」と述べた。ロシア外務省が映像を公開した。

 

日ロ関係最大の懸案である北方領土問題をこれ以上交渉する考えがないとの姿勢を示したと受け取れ、日本側の反発を招くとみられる。

この発言、皆さんどうでしょうか?「北方領土問題をこれ以上交渉する考えがないとの姿勢を示した」とのことです。

しかし、28年間モスクワに住んでいた私が思うに、「プーチンは、そもそも北方領土を返還する気がなかった」のです。では、安倍総理時代の「日ロ蜜月時代」は何だったのでしょうか?

プーチンの作戦は、以下のようなものでした。

  • ロシアが日本から欲しいのは、技術と金だけ
  • 北方領土返還をほのめかすことで、日本から技術と金をもらう
  • でも、結局北方領土は返さない

ということは、安倍さんは、だまされつづけたのでしょうか?そうは思いません。安倍さんも、北方領土返還が不可能に近いことは知っていたでしょう。

しかし、安倍さんは、「別の大きな理由」でプーチンに接近していたのです。なんでしょうか?中国の、「反日統一共同戦線戦略」を「無力化すること」です。

2012年11月、中国は、ロシアと韓国に、「反日統一共同戦線創設」を提案しました。

【必読証拠】反日統一共同戦線を呼びかける中国

を読んでいただければわかりますが、中国の戦略の骨子は、「日米関係」「日ロ関係」「日韓関係」を破壊することで、「反日統一共同戦線」を創り、日本を孤立させ、破滅させることでした。

安倍総理は、逆に、「日米関係」「日ロ関係」「日韓関係」を改善させることで、反日統一共同戦線を「無力化」させたかったのです。だから安倍さんは、「希望の同盟演説」でアメリカとの関係を最高にした。「慰安婦合意」で韓国と和解した。プーチンの不誠実さ、狡猾さを見抜きながら、ロシアと和解した。