Amazon創業者も。米富裕層がこぞって「不老長寿」の研究企業に出資している現状

秦の始皇帝をはじめ、多くの権力者たちが求め続けてきた不老長寿の霊薬。そんな薬の研究開発が今、アメリカで盛んになされていることをご存知でしょうか。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では健康社会学者の河合薫さんが、アマゾンの創業者ら富裕層がこぞって投資する米国の老化研究の現状を紹介。その上で、かような取り組みの是非について自身が思うところを記しています。

プロフィール河合薫かわいかおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

何歳まで生きたいですか?米で関心が高まる不老長寿研究

今回は近年、アメリカで関心が高まっている不老長寿研究を取り上げます。

日本は世界で最も早く「超高齢社会」に突入しましたが、米国でも高齢化率は急速に高まっていて、2035年までに65歳以上の年齢層が初めて未成年者(18歳未満)を上回ると予測されています。

日本の総人口の約0.06%が100歳以上とされていますが、米国では0.03%。日本の100歳以上の人数は、9万2,139人。米国は9万7,914人。日本の2.6倍の人口を誇るとはいえ、高齢化対策は急務になっているのです。

そんな中、2021年にNature Aging誌に、老化そのものをターゲットにした薬を用い、老化を遅らせることで、経済に大きなプラスの影響を与える可能性があるとの論文が掲載されました。

つまり、ポイントはただ単に寿命を伸ばすだけではないってこと。認知症などを伴う老化のプロセスそのものを遅らせることで、長く働く人が増え、長く消費する人々も増える。いい薬が見つかれば、経済は回る!100歳過ぎても元気でいられる!もっともっと経済は回る!120歳まで生きられちゃう!バンザイ!!!というのです。

注目を集めているのが、糖尿病の治療薬として1995年に承認されている「メトホルミン」です。メトホルミンに抗老化作用があるとされ、マウスを使った実験では、寿命を延ばすことが確認されています。

また、糖尿病患者=メトホルミンを服用するグループと、糖尿病ではない人=メトホルミンを服用してないグループとの比較では、生存率が向上することが観察研究で確認されています。これはメトホルミンが人間の老化を遅らせる役割を果たしている裏付けになるそうです。

たった一回の、しかも観察実験で?との疑念もありますが、歳をとっても老いないという摩訶不思議が近い将来実現するかも…しれません。

もちろん薬を用いるわけですから、本当に効果があるかどうかは臨床実験を繰り返し行うことが不可欠です。それでも不老長寿を願う人は多く、金のある富裕層ほど「早く薬を!」とスタートアップ企業に投資しているとかで、「長生きする金持ちが増える!」との懸念も出てきているとか。…アメリカっぽいですよね。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

87歳の現役医師がたどり着いた「医師と患者は戦友」という考え方

87歳でいまだ現役という医師の帯津良一さんは、日本におけるホリスティック医学の第一人者です。今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、ホリスティック医学とはどういうものなのか、長年人の生死に関わり続けた帯津医師がどうやってその考えに至ったのかについて紹介しています。

幸福な生き方と死に方。87歳の現在も医療現場に立ち続ける帯津三敬病院名誉院長・帯津良一氏の言葉

日本におけるホリスティック医学の第一人者であり、87歳の現在も医療現場に立ち続ける帯津三敬病院名誉院長・帯津良一氏。

ホスピス医としてこれまで約4000名の患者を看取る一方、病に拘らず支援を必要とする人々の担い手の育成に尽力するめぐみ在宅クリニック院長・小澤竹俊氏。

長年、人間の生と死を見つめ続けてきた医師お二人は人生の幸福についてどのように考えておられるのでしょうか?
『致知』最新号に掲載されている「幸福な生き方と死に方」より、帯津氏のお話の一部をご紹介します。

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お恥ずかしい話ですが、外科医時代の私は、患者さんは壊れた機械、医師は優秀な修理工という感覚でした。

ところがホリスティック医学は医師と患者さんが二人で戦略を練り上げるので対等な関係になる。

戦友ですから凶弾に倒れた時には必ず見送りました。

患者さんが亡くなると、病棟から私に連絡が入る。枕元に座ってしばらく旅立ちを見送るわけですが、不思議なことに患者さんの顔が皆よくなるんですよ。

早い人で一、二分、遅い人でも一時間くらいすると素晴らしい顔になる。

なぜだろうと考えていて、やはりこの世でのお務めが終わって故郷に帰る安堵の表情だと思ったんです。

そのように考えると、人間を丸ごと見るホリスティック医学は少し狭すぎる。

免疫学の多田富雄先生は「自然界は場の階層から成る。素粒子から虚空までの階層を成している」

とおっしゃっていますが、人間という階層だけ見ていてはいけないんですね。

つまり、がんに対して人間より一つ下の階層である臓器のみを取り扱う西洋医学では手を焼くことが多い。

そうすると人間という階層を取り扱うホリスティック医学が重要になるわけですが、階層は上下全部繋がっているわけだから、空間的、時間的に人間だけ、この世だけを見ていてはいけない、死後の世界をも視野に入れた医療でなくてはいけない。そのことに気づかされたんです。

ある講演で「医療は治したり癒やしたりするのは方便で、患者さんに寄り添うことが何よりも大事です」

という話をしたところ、あるお坊さんからこう言われました。

「先生、その話はよく分かります。ただ、私が見ているとドクターやナースで患者さんの命に寄り添っている方はいません。

死を命の終わりではなく命のプロセスの一つとして考えると、死の向こう側が見えてくる。
その時に命に寄り添うことができるのではないでしょうか」と。

患者さんに本当に寄り添うとはどういうことかを模索していましたから、このひと言にはドキッとしましたね。

以来、死後の世界を含めて人間を丸ごと見る「大ホリスティック医学」を提唱するようになりました。

私はこれがホリスティック医学の究極だと思っています。

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饅頭が美味しい有名和菓子店が「二度目の復活」を果たした画期的な“秘策”

個人商店の閉店、その大きな原因に「店主の高齢化」、そして「後継者の不在」があります。しかし、そんな宿命ともいえる問題に対して、光明となるかもしれない「ひとつの取り組み」が話題となっています。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者、佐藤きよあきさんが、老舗の事業継承の画期的な事例を紹介しています。

企業が個人商店の事業を継承した「片原饅頭志満屋本店」の事例は老舗復活の秘策となるか?

日本全国、いろんな地域に、いろんな名物があり、人びとに愛され続けているお店があります。

しかし、老舗と呼ばれるお店であっても、店主の高齢化や後継者不在の問題は避けることができず、惜しまれながらも閉店してしまうことはあります。

これは宿命とも言えることなので、どうすることもできません。

と、誰もが思っているのですが、いま、ひと筋の光が見えてきました。

「事業継承」への取り組みです。

支援団体が各地に設立され、意欲ある人と会社・お店の仲介を行っています。

非常に有意義な活動なのですが、ある程度の規模がある中小企業が中心であって、個人商店の参加は皆無だと言っても良いでしょう。

「閉店させるのは寂しいけど、わざわざ継いでもらうほどの店ではない」と考える店主が多いからです。

しかし、地域の人びとにとっては、財産と言っても良いお店であり、できることなら、存続して欲しいと願っています。

そんな寂しい状況を解決する手法の事例が現れました。

群馬県前橋市。1832年創業の和菓子店「片原饅頭志満屋本店」。

イースト菌を使わず、温度管理に手間が掛かる、生きた菌「米麹」を使った酒種饅頭「片原饅頭」を製造・販売していました。

しかし、長年地域の人に愛されてきましたが、1996年、164年続いた歴史に幕を下ろしました。

過酷な労働や職人の高齢化により、事業継承が困難となり、やむなく閉店することとなったのです。

ところが数年後、片原饅頭をぜひ復活させたいと名乗り出た人がおり、元職人頭の助けを借りて、饅頭の製造・販売を開始しました。

ただし、当初は片原饅頭を名乗らず、「ふくまんじゅう」という名で販売しました、

これは、誰もが知る昔の味になっていない、という思いがあったからです。

そこから研究を重ね、2010年、復活できたことを確信し、「片原饅頭復元」と名づけ、販売を開始しました。

地元の人も喜び、これからも食べられると安心しました。

しかし、またもや2020年、閉店を余儀なくされたのです。

なぜ、株式投資に勝てる人は「株価」だけ見ることをしないのか?

難しいイメージのある「投資」。それに勝つためのメソッドを、行動科学の視点から見出した一冊を紹介するのは、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者、土井さんです。一体どんなことが書いてあるのでしょうか。

行動科学に基づく投資のルール⇒『富の法則』

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『富の法則

ダニエル・クロスビー・著 モーガン・ハウセル・序文 児島修・訳 徳間書店

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、株式投資で勝つための、行動科学のメソッドを紹介した一冊。

著者は、行動ファイナンスの専門家であり、「注目すべき12人の思想家」(Monster.com)、「読むべき金融ブロガー」(AARPに)に選出された、ダニエル・クロスビーです。

序文を世界的ベストセラー『サイコロジー・オブ・マネー』のモーガン・ハウセルが書いています。

サイコロジー・オブ・マネー

結局、行動科学の本なのかと思っていたら、予想以上に株式投資の実践的知識に触れていて、投資の良いヒントをいただきました。

ファイナンシャル・アドバイザーを付けることでリターンが高まることや、従来型の投資ポートフォリオよりもゴールベースの投資戦略を採用した方が長期投資に向く可能性、理論上、投資口座をチェックする頻度を12年に一度にすると、損失をまったく目にしなくなるなど、興味深い情報がいくつも紹介されています。

自身も資産運用をしている実践家のため、話が実践的で、あらゆるポイントについて、注意点やチェックリストがついています。

例えば、「資産バブル」かどうかを検証する場合については、こんな感じです。

1.バリュエーションが非常に高い
2.レバレッジが過剰である
3.貸出基準が緩い
4.ほぼ全世界で上げ相場である
5.ボラティリティが低い
6.リスク資産への参加率が高い

自分が今、しようとしている投資が正しいかどうか、見極めるためのあらゆる視点・チェックポイントが示されており、これは使える一冊だと思います。

また、著者の関心がよほど高いのでしょう、これまでに議論されてきたさまざまな投資法・理論の紹介と検証が行われており、これ一冊あれば、メジャーな投資本、投資理論のおさらいがほぼできてしまいます。

拝啓 国税庁長官殿。元国税調査官が怒りに身を震わせながら綴る「日本衰退の元凶」への手紙

これまで2回に渡り、立憲民主党議員による財務官僚に対する厳しい追求の様子を誌面で再現してきた、元国税調査官で作家の大村大次郎さん。今回も大村さんはメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、その模様を自身の解説を加える形で詳しく紹介しつつ、取り上げてきた答弁で財務省サイドの「主役」を務めた後に国税長官に栄転した人物への公開書簡を掲載し、その拡散を求めています。

拝啓 住沢国税庁長官殿「どうやって責任をとるおつもりでしょうか?」天下の悪税・消費税~財務省の苦しい言い訳

6月9日の国会答弁では衆議院議員の福田昭夫氏(立憲民主党)が、拙書の『消費税という巨大権益』を取り上げ、財務省を追及しました。

このメルマガでは前回、前々回と、その国会答弁の質疑内容と、著者の解説をしてきたわけですが、今回はその3回です。

【関連 第1回】元国税調査官が激怒。天下の悪税「消費税」の真実と、財務省がついた大嘘の数々

【関連 第2回】元国税もア然。消費税をめぐり財務省と増税クソメガネがついた嘘八百の数々

今回も、その国会答弁の質疑内容と、著者の解説をしたいと思います。

官僚制度を完全に壊さなければあり得ない日本の再生

福田議員

財務省もキャリア官僚も消費税の利権を持っている、消費税推進のラストボスは政治家ではない、財務省のキャリア官僚である。キャリア官僚が消費税の増税で利益を得るというのは(消費税増税が)彼らの天下り先に利するということ。

 

天下り先が潤うことで財務省のキャリア官僚たちは間接的に実利を得ることができる。キャリア官僚のほとんどは退職後、日本の超一流企業に天下っている。

 

キャリア官僚たちは将来必ず大企業の厄介になる。そのため大企業に利するのは結局自分たちに利するというこということなのである、と大村氏は指摘をしております。

 

この天下りについて立憲民主党が各省庁に調査を依頼しておりますのでその結果を待ちたいと思っております。

青木大臣官房長

国家公務員法で厳格な再就職規制が設けられています。

 

第3者機関である再就職等監視委員会がこれらの規制の遵守状況を監視しております。

 

財務省では国家公務員法に基づく再就職規制にのっとり適切に対応しているもの承知しております。

著者の見解

どんな規制やルールがあろうと、財務省のキャリア官僚たちが、退職後、こぞって一流企業に天下りをしているという歴然たる事実があります。

そして天下りは、官民の癒着を招き、日本の財政や経済政策を大きく歪めています。ひいて言えば、日本が衰退し、少子高齢化が加速し、格差社会となったのも、せんじ詰めればキャリア官僚の天下りが主原因といえるのです。

この答弁を見れば財務省のキャリア官僚は、この天下りについて、反省などはまったくなく、改善する気もまったくないということです。つまりは、現在の官僚制度は、完全にたたき壊さなければ日本の再生はあり得ないということです。

この記事の著者・大村大次郎さんのメルマガ

まだ福一原発事故は終わっていない。処理水よりも深刻な「使用済み核燃料プール」の中に残るヤバい物

福島第一原発で、あの未曾有の大事故が起きてしまってから今年で12年。日本国民の中には「すでに終わったこと」として捉えている向きも多いようですが、「未だ継続中」と考えるのが妥当なようです。今回のメルマガ『神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図──政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる!』では投資コンサルタント&マネーアナリストの神樹さんが、その根拠としてメディアが伝えることがない「使用済み核燃料プールの真実」を伝えるとともに、海洋放出が開始された「処理水の今後」について予測。さらに東電の危険な体質を知るために見ておくべき、海外の放送局制作の動画を紹介しています。

危ないのは日本の原発や処理水だけではない!使用済み核燃料プールの危険性について警鐘を鳴らさない、危険と隣り合わせの日本の現状!

ところで、前回のメルマガでは、処理水についてのマスメディア報道や東電のいい加減な対応について取り上げましたが、誤解してはいけない最重要な点は、福島の原発事故はまだまだけっして収束していない──ということなのです。

いまだ日本は、原発事故の渦中にあるのです。

福島第一原発にある1号機から6号機までの原子炉のうち、メルトダウンした1、2、3号機内には、1,496体もの溶け落ちてデブリになった燃料が残り、これが汚染水を生み出し続けています。

そして、これがどこまで処理されるか──でかまびすしい議論が巻き起こったのでしたが、もっと身近なところにある、私たち日本人が知るべき恐怖の実体があるのです。

今回はこのことについて、読者の皆様に考えていただきたいと思うのです。

原発建屋・上部の使用済み核燃料プールには「使用済み燃料」と「新燃料」の合計で4,000体(棒)以上が原発事故から12年経っても残されたまま!

さて、2011年の福島第一原発での未曽有の大事故ですが、まだまだ解決には程遠い現状にあることを知っておく必要があります。

2011年3月11日、東日本大地震が起きた際に、稼働していたのは1号機から3号機でした。

4号機から6号機は定期検査中でしたが、5号機と6号機の原子炉には核燃料が入っていました。

1号機から3号機までは津波などによる影響で冷却装置が停止して核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」を起こしています。

そして、発生した水素が建物上部にたまり、1号機と3号機、それに水素が3号機から流れ込んだ4号機でも水素爆発が起きました(2号機でも爆発が起こったものの、これは水素爆発ではなかったというのが東電の見解)。

これが当時の事故の概要だったのですが、あれから12年が経ちました。しかし、見るべき解決の糸口さえつかんでいないのが実情です。

驚くべきことに、なんと3号機と4号機(水素爆発のみ)を除く1、2、5、6号機の原子炉建屋の上部にある「使用済み核燃料プール」には、今でもヤバい燃料がタンマリ残されているのです。

ガレキなどが邪魔をしていて、いまだに取り出せない「使用済み燃料」と「新燃料」の合計で4,159体が、これらの使用済み核燃料プールに残されたままなのです。

いやはや、ものすごい量でしょう。

原発事故から、12年が経っても、いまだに核燃料が取り出せない状況なのです。

このことをどれだけ多くの日本人の方がご存じだったでしょうか。

危険なのは、大本の原子炉や汚染水だけではないのです。

いやもっと恐ろしい現実がそこには残されています。

福島の原発事故では、余震などの影響もあって、4号機プールが崩壊しそうになり、プールの下部を鉄骨やコンクリートで補強することによって、危機一髪での崩壊を免れています(4号機の使用済み核燃料などは、2014年12月に1,535体すべてが取り出し完了済で原発敷地内の共用プールに移されている)。

なぜ、使用済み核燃料プールが崩壊したら、ヤバいのでしょうか。

この記事の著者・神樹兵輔さんのメルマガ

また竹中平蔵が儲ける?増税●●メガネ「ベビーシッター割引券の配布再開」に浮上した“パソナ中抜き疑惑”

いかにも「裏」がありそうな話である。「増税●●メガネ」というニックネームがすっかり定着した岸田首相は16日、ベビーシッター使用料の一部を補助する「ベビーシッター割引券」の発行を17日から再開すると表明した。

この割引券は、ベビーシッターを利用した会社員に対し、子ども1人につき1日最大4400円が補助される仕組み。財源には企業から徴収した「子ども・子育て拠出金」が当てられ、こども家庭庁が支援事業として「全国保育サービス協会」を通じて行っている。今月2日に配布上限を超えたため発行を停止していた。

SNS上で上がる「パソナへの利益誘導」を疑う声

この割引券の再配布について、視察先の江東区で「働く親の皆さんが仕事と育児を両立できる環境を整えるためにしっかり取り組みたい」と語った岸田首相だが、年内とも囁かれる解散総選挙に向けた、主婦層や子育て世代に対する「支持率アップ策」との見方も多い。さらにX(旧ツイッター)には、竹中平蔵氏が昨年まで取締役会長を務めていた「パソナグループ」が展開するベビーシッター事業への便宜を疑うポストが溢れた。

 

その他、「「ベビーシッター割引券」のニュースを見て『どうせ自公維とズブズブの企業が優遇されるんだろ』と思っていたら、そのまんまパソナの中抜き事業じゃねーか」「パソナにカネが流れる仕組み?」「ベビーシッターの派遣まさかパソナ関係してないよね」……支持率アップどころか、ネット上に「パソナ中抜き疑惑」が溢れる結果となっている。

自民党埼玉県議団による「虐待禁止条例案」との関係性を疑う声も

さらには、先日当サイトでも取り上げた自民党埼玉県議団による「虐待禁止条例案」とベビーシッター割引券の関係性を疑う声までもがポストされた。

【関連】「虐待禁止条例案」は支持団体の意向を汲んだ?成立断念の自民埼玉県議団にチラつく“あの宗教”の影

選挙前の支持率アップ工作に加えてパソナへの便宜供与疑惑までもが浮上した増税●●メガネ政権。不足することになるであろうその財源は、すでに勝ちを見据えている選挙後にステルス増税もしくは消費増税でまかなうおつもりなのか。

報道によると、すでに配布された39万枚のうち19万枚が利用されていないというベビーシッター割引券。事実、預けることを躊躇する親も多いのが現状だ。そのような事業に財源を充てるのならば、いっそ所得減税をお願いできないものか。もちろん法人税アップでも大歓迎だ。

漫画やアニメに“消滅”危機。異常な「盗用」抗議や嫌がらせ、優秀なクリエイターを守る方法は?

日本が世界に誇るべき産業の一角を占める、漫画アニメ産業。しかし現在までのところ、クリエイターたちがその身を自身で守ることができるほどの収益の分配はなされていない、というのが事実のようです。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉さんが、先日報じられた有名アニメ監督への迷惑行為等々を取り上げ、業界が抱える問題の本質を考察。その解決がなされなければ同産業自体が消滅しかねないとの見解を記しています。

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2023年10月17日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

アニメ産業は、異常な迷惑行為にどう対処したら良いのか?

京都アニメーション事件は、今も尚、被害者のご遺族をはじめとして、多くの人の心に傷を残しています。余りにも悲惨な事件であり、何としても加害者を真摯な謝罪に持ち込むとともに、再発の防止をしてゆかねばなりません。

そうした思いに反するように、アニメ産業では、クリエーターへの悪質な迷惑行為が急増しているという報道がありました。毎日新聞(電子版)によれば、有名なアニメ監督の元に、SNSのDMで「私の作品が盗用されています。深い傷を心に負いました」などという、全く心当たりのない「抗議」が寄せられたそうです。

相手は全く見ず知らずの女性で、同様の「抗議」は仕事仲間にも届き、監督が謝罪しないと、これを「名誉毀損(きそん)」「侮辱」だと主張したそうです。身勝手な「抗議」は、監督の仕事先である大手出版社やレコード会社、アニメ会社、芸能事務所、イラスト画家などにも次々と送られて、事態は関係するイベントの中止にまで発展したそうです。

監督によれば、この女性の主張は「自分が描いた画をトレースして盗用した」というのだそうですが、全く一致しない勝手な主張だったそうです。悪質な行動に対して、監督は警察に相談すると共に、相手を告訴して裁判にすることで、「同業者を守る」、つまり再発を減らしたいとしています。

監督が厳しい行動を選択したのは、このような行動が繰り返されたら、あるいは許容されたら、それこそ京アニ事件のような凶悪な事件が繰り返されるという危機感だと思います。

そう考えると、これはアニメではなく、漫画の世界ですが、2012年から13年にかけて発生した『黒子のバスケ脅迫事件』のことが思い起こされます。これは、漫画家とその周囲に対する毒ガスなどを使用した執拗なまでの攻撃が繰り返されたもので、犯人は逮捕されて実刑が確定しています。

この事件は、全く身勝手に「漫画家としての成功者と自分との格差」を動機とした「無敵の人」の攻撃だとして、話題になりました。事件としては少し異質ですが、今回のアニメ監督への身勝手な「抗議」や、同じように全く身勝手な京アニ事件とも共通する部分があるように思います。

共通する部分ということでは、例えばですが漫画やアニメの場合は、そのような危険な発想を持った人が、異常なあこがれと嫉妬などを持ちやすい、そんな印象があり得るかもしれません。ですが、これは、別のメディアや経済活動と比較して、特に漫画やアニメは危険だということは証明はできないと思います。

成功者をねたんで、好感が憎悪に変わるとか、勝手に自分のアイディアが盗用されたなどと思い込む、これは芸能や活字、実業などでもいくらでも可能性はあるからです。

この記事の著者・冷泉彰彦さんのメルマガ

あなたが今死んでしまったら家族に「遺族年金」は支給されるのか?

年金の受給に際してはさまざまな制約があり、もちろん納付をしっかりとしていた人は問題はないのですが、未納が多い人は心配になることもあります。今回は人気メルマガ『事例と仕組みから学ぶ公的年金講座』の著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、未納が多すぎる人が亡くなったら遺族年金はどうなるのか?というお話を事例を用いて詳しく解説しています。

過去に未納があまりにも多かった人が亡くなっても、遺族年金が請求できたケース

自分が亡くなった場合の遺族年金は家族には支給されるのかと心配される事は多いですが、遺族年金は比較的貰えてる人が多いです。

病気や怪我で受給する障害年金はちょっと特殊なものであり壁は多いですけど、遺族年金はそこまで壁はないです。

まず遺族年金は本人死亡から始まりますが、死亡日がわからないという事はないし、その日が動いてしまう事は原則ありません。

死亡日を特定するのはそう難しくないとして、次に死亡日までの年金記録を見ます。

死亡日の前々月までの全体の年金記録の3分の1を超える未納があった場合は請求できない事はあります。

しかし、特例として65歳未満の死亡であれば死亡日の前々月までの1年間に未納がなければそれでも年金記録を満たす事はできます。

また、年金記録全体で25年以上ある人はそもそも上記の3分の1とか直近1年に未納がないという要件は見なくても構いません(年金が有利になる場合もあるので、過去の保険料納付要件を見る事もありますが)。

保険料の要件を満たしたら、後は請求できる遺族を特定すればいいです。

遺族の範囲は本人死亡当時生計を維持されていた遺族であり、その順位としては配偶者、子、父母、孫、祖父母の順で最も順位の高い人が請求者となります。

なお、生計維持されていたというのは遺族の前年収入が850万円未満(もしくは前年所得が655.5万円未満)であり、住民票が一緒のような場合(生計を同じくしていた)を言います。

別居の場合でも合理的な理由があればそれも生計維持がされていたとして認められます。

ちなみに、配偶者と子は同じ第1順位の人ですが、配偶者が優先されます。

場合によっては子が優先される事もありますが、基本的には配偶者が優先されます。

上の順位者が請求できるのであれば、下の順位者の請求権は消滅します。

請求者がいるなら請求して、遺族年金を受給するだけ。

ただし死亡者の年金保険料の納付要件を見る時に、あんまり未納が多いと請求不可の時もあります。

さて、死亡者に未納が多いと遺族年金が貰えない場合もあるのですが、未納が多すぎても貰える人もいます。

それが先ほどの直近1年以内に未納がなければという要件を満たしてる人などですね。

ちょっとどうなるか短めに簡単に見てみましょう。

この5年間で自分が努力して「結果が出ない事」があったらすべきこと

一生懸命努力したことを捨てるのは、とても難しいですよね。しかし、それをやれるかどうかがビジネスをするうえで重要になってくるそうです。今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、一生懸命やったことの結果が出なかったときの対処について語っています。

大事なのは「一生懸命やること」よりも「一生懸命やったことを捨てられるかどうか」

今の仕事をしてから初めて気づいたことでもあるのですが、一生懸命やったことでも報われないことはいくらでもあります。

「夢も何もないこと言うなよ」と思われるでしょうが、これは事実です。

どれだけ懸命になってやったとしても、実を結ばないことなんて腐るほどあるのです。

僕は独立して自分で仕事を始めてから、こういう経験をたくさんしてきました。

会社にいるわけではないので、給料が支払われることもありませんから、何とか自分で稼ぐしかありません。

そのために必死になって、

「こういうサービスをしてみようか」
「こんなのはどうだろうか」

と考え、それを実現するために時間やお金もかけて、準備をする。

でもいざやってみると全然結果が出ず、取引先からも次の依頼ももらえず、それで終わってしまうみたいなことを何回もやってきました。

どれだけ頑張っても結果にならない、報われないことってこんなにあるのかと思ったのです。

ただ僕がここで言いたいのは、「だから一生懸命になっても仕方ない」という話ではありません。

大事なのは、それだけ一生懸命になってやってきたことを捨てられるかどうかです。

これができる人は本当に強い。