バイデンが阻止「日本製鉄のUSスチール買収」をトランプが認める可能性は?海外紙で報じられていること

任期わずかとなったバイデン大統領が、日本製鉄によるUSスチール買収を阻止しました。この問題は日本でも大きく報じられましたが、現地アメリカではどう報じられているのでしょうか? 今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、ニューヨークタイムズの記事を引用しながら、トランプ次期大統領の動きについても予測しています。

日本製鉄のUSスチール買収阻止は現地アメリカでどう報じられているか?

日本製鉄のUSスチール買収、バイデン大統領に止められました。

国家安全保障上の問題あるというのです。

これは現地ではどのように報道されているのでしょうか?

ニューヨークタイムズ1月9日の記事をみてみましょう。

記事抜粋

日本製鉄のUSスチール買収はバイデン大統領が国家安全保障上の理由から阻止した。

ドナルド・J・トランプ次期大統領も反対を表明している。

しかしU.S.スチールは日本製鉄による買収を諦めていない。両社は連邦政府を相手取り、政治が審査プロセスを腐敗させたとして訴訟を起こしている。

「日本製鉄とU.S.スチールは、この取引がU.S.スチールの将来を確保するための最善の道であるという確信を維持しており、この目的を達成するための権利を断固として守っていく」と、U.S.スチールの広報担当は述べた。

高額な製鉄所の近代化資金の必要性に言及し、U.S.スチールは、この取引が失敗に終われば、工場を閉鎖し、従業員を解雇せざるを得ないと警告した。

U.S.スチールは、複数の製鉄所に多額の投資を行い、雇用を守る意思と能力のある唯一の買い手は日本であると主張してきた。

「この取引を阻止することは、老朽化したU.S.スチールの施設の延命のために数十億ドルの投資を否定し、高給で家族を養える組合員の職を数千件も危険にさらすことを意味する」と、両社は先週発表した。

解説

ニューヨークタイムズは、USスチールは日本製鉄に買収にされた方よいという論調です。

引き続き記事をみましょう。

記事抜粋

U.S.スチールの従業員11,000人を代表する強力な労働組合である全米鉄鋼労働組合は、日本企業との合併に強く反対している。

同労組は、日本企業が組合との取引において違法な取引慣行と不誠実な対応を行っていると非難している。

同労組は以前にU.S.スチールへの買収を提案したが、日本製鉄との入札合戦に敗れた米国企業、クリーブランド・クリフス社との合併を働きかけていた。

同労組は、日本企業とは異なり、労働組合が組織されている。

月曜日、U.S. スチールと日本製鉄は、クリーブランド・クリフ社を提訴し、同社が鉄鋼労働組合の代表と共謀して取引を妨害したと非難した。

解説

全米鉄鋼労働組合はアメリカ合衆国において鉄鋼他に従事する労働者による労働組合、ロビー活動団体です。本部はピッツバーグです。

まさにUSスチールが組合母体とってよいでしょう。

日本企業の労働組合の力が弱い事は周知の事実です。

全米鉄鋼労働組合としては、自分たちの影響力が減る結果になる日本製鉄のUSスチール買収を阻止したかったのでしょう。

それで政治家にも圧力をかけているのでしょう。

バイデン大統領はこの買収阻止を国家安全保障上の問題としています。

日本人としては「同盟国である日本を信用できないのか?」と思うかもしれません。

しかし、これは米国の国内政治の問題ととらえる方がよいです。

トランプ次期大統領がこの買収を認めるならば、それは全米鉄鋼労働組合の力を削ぎたいと思った時でしょう。

日本製鉄は米国の政治状況に翻弄されている脇役なのです。

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(『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』2025年1月12日号より。この続きをお読みになりたい方は初月無料のお試し購読をご登録ください)

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探偵が定期的にやっている「モノの軽量化」にはどんなメリットがあるのか?

みなさんは持ち歩いているものの軽量化を考えたことはありますか? 今回のメルマガ『探偵の視点』では現役探偵の後藤啓佑さんが、自身が定期的に行っているという“軽量化”の重要性について語っています。

現役探偵が語る「軽量化」の重要性

財布やデバイス、カバンなど、日々持ち歩くモノの軽量化を考えたことはありますか?

僕は年に何回か、立ち止まって軽量化を考えることがあります。

特に今回のお正月は、おそらく10時間以上はこれに費やしました。持ち歩くものはもちろん、部屋の中のモノまで軽量化!

1日の行動の中で最低限必要なものを、最も軽いモノに置き替える。これをするとかなり移動が楽になります。

移動が楽になると何がいいのか?

移動のハードルが下がると、より遠くへ行くことができ、より多くの会いたい人や会うべき人に出会えるのです。

重いリュックサックを背負って、毎日アクティブに動き回ることはできません。重さを感じない‘’必要なモノ‘’をサッと取り出すことができれば、気持ちも足取りも軽く、最短で移動が可能です。

その状態になると、不思議と重たいオーラを持った人には出会いません(笑)

同じくフットワークが軽く、経験値が多い人と出会える確率が高まるように感じます。

では、その状態(モノを軽量化できる状態)になるにはどうすればいいのか?

やるべきことは、いきなり‘’モノ‘’の最新版を買うことではありません。まずは自分の生活を見つめ直す必要が出てくるのです。

自分に本当に必要なものはなにか?

出先で持っていると何故いいのか?

ひとつひとつ向き合い、取捨選択を行う。

その作業の次に、残ったモノたちの軽量化、すなわちグレードを上げたり、性能をまとめたり、出先での供給を用意したり、と進めていきます。それらが完成すると、間違いなく外に出かけたくなるでしょう。

都市を動き回りながら仕事ができるようになるはずです。

もしくは、そのような生活に向けて準備したくなるはず。

モノが軽くなれば、本当に色んな人に出会える確率があがりますよ!

そしてカバンの中の軽量化が完成したら、次は部屋の中も軽量化! いつでも飛び出せるようになるはずです!

ということで、今月は僕も月の半分は出張になりそうです!

様々な場所で、様々な人に出会っていきましょう!

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生成AIであっという間に報告書を書く同期。高く評価されていることに納得がいきません

「同期が生成AIに強く、報告書をすぐに仕上げて上司に高く評価されています。自分ではろくに書いていないのに評価されるのは問題がないのでしょうか?」世界的なコンサルティング会社マッキンゼーで14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんは、今回のメルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』に送られてきた、そんな読者からの相談に答えています。赤羽さんはどんな回答をしているのでしょうか?

同期の一人が生成AIに強く、報告書をあっという間に仕上げて上司にも高く評価されています。彼がろくに自分では書いていないのを知っています。

Question

shitumon

電子部品メーカーの調査部でいろいろな視点から調査をし、報告書を書いています。米国、欧州、韓国、中国、インドなどの状況を調査し、まとめる仕事です。

調査と言っても99%は公開されたウェブ情報や統計資料に基づきます。作業量が膨大なため、1つの報告書をまとめるのに3~4週間は優にかかります。英語の資料も読み込まないといけません。

新しく設置された部署で、同じ部署に同期が3人いるのですが、そのうちの一人が生成AIを徹底的に活用し、報告書をあっという間に仕上げて上司にも高く評価されています。

だいたい4,5日で一つの報告書をまとめているので、私の3~4倍のスピードです。最初は似たり寄ったりだったのですが、1年くらい前から速くなってきました。同期なので、彼がろくに自分では書いていないのを知っています。彼自身も自慢していますので。ずるをしているとは言いませんが、これで問題ないのかとも思います。今後どう取り組んでいけばいいでしょうか。

赤羽さんからの回答

ご相談どうもありがとうございます。最近よくあることだと思います。

結論からいうと、同期の方は生成AIを大変うまく活用しておられるので、相談者さんも大急ぎで学んで同じように活用していかれるのがベストです。

本来、上司がその同期の方の使い方を他の人にも共有させ、皆で切磋琢磨して使いこなすようにすべきなのですが、理解が乏しいのか、彼一人使うままに放置しているということだと思います。仕事なのにおかしな話です。
まずは、「生成AIを使った情報収集」「生成AIによる報告書作成」などで検索してください。YouTube動画が多数あるので、最新状況を頭にいれます。

同時に、同じような質問をGemini、Claude 3.5 Sonnet、ChatGPT、Feloなどに投げて5,6回質問を掘り下げ、理解します。PCのブラウザにはこの4つを立ち上げておき、最初の質問をGeminiにしたら、他の3つにもコピペでさっと質問をするのがいいです。そうすればそれぞれの違い、よさ、弱さなどが見えてきます。

その後、Gemini Deep Researchに最近取り組まれた調査を依頼してください。15~20ページの報告書がさっとできますので、どのくらい使えるものか、あやしいところはどこかを把握します。

理解している分野だと、意外に微妙な部分があることもわかると思います。依頼のしかたも文章を少し工夫して何度かやってみると、回答の癖なども見えてきます。

その上で同期の方に使い方を詳しく教えてほしいとお願いします。

プライドなど横において、先生・先輩のつもりで全部聞いてください。わかった振りをしなくていいです。付け焼き刃な状況だし、その方が明らかにうまいやり方をしている状況なので、「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ということで聞いていきます。

それでバカにしてくるような同期の方なら、むしろこわくないです。人としてどうなのか、という疑問が残りますよね。

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雇用統計は“失業率”に注目。投資家たちに今月の「フィリップス曲線」が注目されるワケ

株やFXをトレードする際、ロジックではなく感覚でトレードをする人も多くいますよね。もちろんその感覚はとても大事なことですが、科学的に、そしてロジカルにデータから読み取れるともっと確実なものになっていくのではないでしょうか。今回は、株式やFXに科学的な視点を加えるメルマガ『角野實のファンダメンタルズのススメ』より、メルマガの一部をご紹介します。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:雇用統計は失業率に注目

 

フィリップス曲線

このメルマガではよくフィリップス曲線のことを取り上げると思います。なぜ、それを取り上げるのか、といえば、世界の中銀の中銀政策決定者は必ずこれを見るからです。

その理由は、金利の先行きに関してかなり正確にわかるからです。ほかの重要な金利の先行きがわかるものはいつもお話しているようにインフレ期待率になります。

この2つ、失業率、インフレ期待率の金利の先行き動向はかなりの確率で示すので、しめすので中銀は注目をしているのです。もちろん、パウエル議長や植田総裁もです。

フィリップス曲線を簡単におさらいをすると、失業率とインフレ率をグラフにプロットしたものになります。たとえば、失業率が増えると、インフレ率は下がりますし、反対も然りです。

今月のフィリップス曲線が注目されるワケ

本日は雇用統計になるのですが、米国での最大セールス時期、感謝祭終了から雇用は軟調になります。つまり就業者数が減少する傾向にあるのですが、ここ2年は感謝祭が終わっても就業者の減少がみられない傾向になっていることはお話しています。

就業者が減少ということは、失業率の増加になります、ひいては、お給料の所得がない人が増えますので、消費が減る、イコールとしてインフレ率が下がる、という構図になります。反対の場合は、就業者数が増える→失業率減少→インフレ率増加という循環になります。

なお、インフレ率が増加すれば金利は上昇し、減少すれば金利は下落するということが鮮明になります。その相関を株価で表現すると以下のようになります。

 


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(メルマガ『角野實のファンダメンタルズのススメ』2025年1月10日号より一部抜粋。全文をお読みになりたい方は初月無料のお試し購読をご登録ください)

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トランプ米新大統領の悲劇的宿命と「パンなきサーカス」の帰結点。日本は「USスチール買収妨害」の罠を回避できるか?

食糧と娯楽さえ与えておけば国民は政治的関心を失う、という愚民政策のたとえとして「パンとサーカス」という言葉がよく使われる。米国在住作家の冷泉彰彦氏によれば、トランプ新大統領が矢継ぎ早に繰り出そうとしている政策は、ほぼすべてがこの「サーカス」にあたるという。ただ、不幸なことに第二次トランプ政権は、米国民の最大の関心事である物価高への対策を持ちあわせていない。世界中を巻き込み、間もなく開幕するのは「パンなき空腹のサーカス」となりそうだ。(メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:就任直前、トランプ体制と日本外交を考える

トランプ新大統領が傾倒する「危険なサーカス」

まもなく米新大統領に就任するトランプですが、グリーンランド領有への野心、メキシコ湾の「アメリカ湾」への改名要求、パナマ運河支配権の奪還表明と、矢継ぎ早に「無茶振り」が繰り出されるのには驚きました。

カナダを「51番目の州にする」という話題もこれに連なります。こうした動きに対して「帝国主義的」だという批判はまあともかく、肯定的な観点から「汎アメリカ主義」などと評している向きもあるようですが、見当外れだと思います。

こうした「仕掛け花火」というのは、単なる「目くらまし」であり、もっと言えばローマ帝国末期の様相への批判として使われた「パンとサーカス」つまり民衆には「食わせて見世物を見せておけばいい」という種類の態度だと思います。

つまり、領土要求というのは「サーカスゲーム」であり、全体的にフェイク性も伴っていると考えるべきです。

大真面目に言うのであれば、アメリカの安全を保障するのは、周辺国との安定した関係のはずです。とりわけカナダとメキシコはどちらもアメリカと長大な国境を接しています。仮にトランプ次期政権が、麻薬の流入や不法移民、あるいはテロ容疑者の流入をコントロールしたいのであれば、カナダ、メキシコとの良好な関係は大前提になります。

今回の言動は、その反対方向を目指しているわけですから、どう考えてもアメリカの「安全」より「危険」を増大する話になります。またグリーンランドに関しては、デンマークだけでなくNATOの結束を根本から破壊する危険性を持っているとも言えます。

【関連】USスチール買収阻止の空騒ぎ、日鉄がんばれ!の勘違い。バイデンも日本もなぜ「国益と無関係の話」に熱くなれるのか?

「宿命」から逃れられないトランプ氏

この「デンマーク、カナダ、メキシコ、パナマ」をまとめて敵視して、一種の領土ナショナリズムの炎を相手にも、自国にも点火してしまうというのは、どう考えてもアメリカの国益にはマイナスです。

これによって誰が得をするのかですが、これはどう考えてもプーチンや習近平になります。では、トランプは彼ら、特にプーチンの調略を受けてやっているのかというと、直接的なものとしてはないでしょう。

例えば、トランプなどは金の弱みを握られていて、プーチンの意のままに動かされていたという説があるわけですが、現在はそのような可能性は少なくなっているからです。

現在進んでいるのは、イーロン・マスクのドイツ右派への肩入れなども含めて、特にNATOを壊すような動きですから、結果的にプーチンには大きなメリットになる話ですが、さすがに脅されてやっているということはなさそうです。

では、どこからこうした暴言がでてくるのかというと、基本的に本人と周囲の思いつきのレベルだと思います。芸人がネタを思いつくのと全く同じで、「サーカス」の出し物として観客の関心を惹くことができるからやっているだけです。

どうしてそんなバカバカしいことが必要なのかというと、それはトランプの背負っている宿命のためだと考えられます。

まずは時代錯誤的な妄想「アジア版NATO」構想をドブに捨てよ。石破首相が公明党の「アジア版OSCE」に賛同する前にやるべきこと

石破茂氏が首相就任前から主張している「アジア版NATO」の設立。ところがここに来て首相は、公明党の山口那津男元代表から説明を受けた同党の「アジア版OSCE」なる構想に好意的な姿勢を示したと新聞各紙が伝えています。そんなニュースを取り上げているのはジャーナリストの高野孟さん。高野さんはメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で今回、この動きを「1つの事件」だとしてそう判断する理由を解説するとともに、首相が公明党の構想に賛同する前段階で「しておかなければならないこと」を指摘しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:またまた露呈した軍事オタク首相の政治オンチぶり/公明党の「アジア版OSCE」構想にどうして簡単に賛成するのか?

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

「軍事オタク首相」の政治オンチぶりがまた露呈。公明党の「アジア版OSCE」構想に簡単に賛成する石破氏

公明党の山口那津男=元代表が1月8日石破茂首相と面会し、「アジア版OSCE」を創設する同党の構想について説明し、さらに13日から自公両党幹事長が訪中して開かれる「日中与党交流協議会」の席で西田実仁=公明党幹事長からその構想を中国側に提案するつもりだと伝えた。それにに対し石破は「しっかり勉強してみたい」と応じ、さらに翌9日、東南アジア訪問に先立つ記者会見で「アジア版OSCEを念頭に置いて各国と対話していく」考えを示した。

これは1つの「事件」と言うか、スキャンダルである。石破自身がよく分かっていない上に、聞いている記者がまるで珍紛漢紛なので数段程度の小さな新聞記事にしかなっていないが、よろしいですか、「アジア版OSCE」というのは「アジア版NATO」の対抗概念なんですよ。聞いた記者はすぐさま、「えっ?!それじゃあ石破さんが『長年の信念』とされてきた『アジア版NATO』構想はもう取り下げるんですか?」と突っ込みを入れなければならないが、そうする者はいなかったようだ。

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2025年2月9日。福音派予言者ビックスが警告する巨大地震・津波の「前兆」…シンクロするビジョンは何を意味するのか?

2025年2月9日前後に、観測史上最大規模の巨大地震が米西海岸一帯で発生する。さらにその地震か、あるいは別の地震による巨大津波は日本をも襲うだろう――そんな予言が今、大変に注目されている。類似の予言としては「2025年7月5日」のものがよく知られているが、今回ご紹介する「2025年2月9日」予言のキリスト教福音派ブランドン・ビックス氏は、なんとあのトランプ氏暗殺未遂事件を的中させた人物だという。彼ら福音派はいったい「誰から」啓示を受けているのだろうか?『未来を見る! 「ヤスの備忘録」連動メルマガ』著者の高島康司氏が、不気味なシンクロをみせる予言の謎を読み解く。

2025年にシンクロする福音派の不気味な予言

今回はいつもの世界情勢の分析から離れ、福音派の人々が数年前から神の啓示として与えられたと称する予言の内容を紹介する。福音派の中で予言のシンクロが見られるのだ。

原理主義的なアメリカの福音派の特徴は、聖書の深い意味の読み取りと解釈よりも、神や天使の来訪、そして奇跡を実際の体験として共有することを優先する。そうした特徴もあってか、夢や白昼夢を通して主の啓示を受けたとする予言者のようなタイプの人々が、キリスト教の他の宗派に比べ、多く存在している。その啓示の内容は圧倒的に予言による未来への警告だ。

ブランドン・ビックス氏~トランプ暗殺未遂とリップル(XRP)高騰を的中

そうした自分の受けた予言を公表している人々の中で最近もっとも注目されてるのが、このメルマガの記事でも何度も紹介したことのあるブランドン・ビックス氏である。ブランドン・デール・ビッグス氏はオクラホマ州在住で福音派教会の用務員をしている人物だ。約1年前からユーチューブで予言の公開を始めた。

ビッグス氏が注目されたのは、トランプの暗殺未遂が起こる4カ月前にこの事件を詳細に予言していたことだった。3月14日にユーチューブにアップロードされたポッドキャストの録音で、ビッグス氏はトランプが銃撃され、それが耳の横を通過するだろうと予測した。

「トランプが立ち上がるのを見た。そして、彼の命が狙われるのを見た」とビッグス氏は録画の司会者、スティーブ・チオコランティ牧師に語った。そして、「弾丸は彼の耳の横を通り、頭に非常に近かったので鼓膜が破れた」と彼は語り、録画の数週間前にその幻覚を見たと述べた。ビッグス氏は続けて、トランプが膝から崩れ落ちて神を崇拝し始めたのを目撃したと述べた。

これはまさに7月13日に起こったことだった。その後、ビッグス氏は、これまでほとんど値動きのなかった仮想通貨リップルの高騰も予言して当て、さらに注目される存在になった。

・ビットコイン(BTC)
・リップル(XRP)
・イーサリアム(ETH)
・ソラナ(SOL)
・ステラルーメン(XLM)
・ドージコイン(DOGE)
・アルゴランド(ALGO)
・マンドックス(MANDOX)
・ポリゴン(MATIC)
・オーキッド(OXT)

・以下の分散型金融(DeFi)が大変に注目される。
・ユニスワップ(Uniswap)
・スシスワップ(SushiSwap)

ちなみにこのビッグス氏は、トランプの大統領就任後には上記の暗号通貨が高騰するとも予言している。

結婚詐欺師の常套句。経営者を名乗る悪人は「何」が「どうされた」からカネを貸してほしいと言ってくるのか?

マッチングアプリの登場により出会いのハードルが大きく下がった反面、いわゆる「結婚詐欺」の被害も急増している現代日本。詐欺を働く人間はどのような手口でターゲットからカネを騙し取るのでしょうか。今回のメルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』では著者の多田さんが、結婚詐欺師の巧妙に過ぎるやり口や「決まり文句」を紹介。さらに開運・霊感商法が使う「悩みの数値化」という手法を解説するとともに、その勧誘の撃退法をレクチャーしています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:シニア層による詐欺事件が続発 巧妙な結婚詐欺に要注意! 霊感商法の手口は今も様々な場面で使われて、被害を出し続けている

巧妙な結婚詐欺に要注意

今、マッチングアプリで出会った男性からお金をだまし取られた女性の被害を取材していますが、相手の心理を巧みについた手口がみられます。こちらは後日、記事にする予定でおります。

2024年10月、結婚詐欺の容疑で、男性2人が逮捕されていますが、二人三脚で行う劇場型の手口でした。男性らは「社長」(51歳)と「秘書」(22歳)に役割分担をして、マッチングアプリで出会った40代女性からお金を借りる名目でお金をだまし取りました。

嘘の話を信じさせるために、社長役の男性は、女性との結婚を約束した上で、高級車に乗りレストランもすばらしいところに誘います。プレゼントもかかさなかったといいます。さらにダメを押すように、秘書役が運転手をつとめて演出をしていましたので、被害女性も疑う余地はなかったかもしれません。

これまでも結婚詐欺の事例を取材してきて、経営者を名乗る人物が「会社の口座が凍結されているので、お金を貸してほしい」と言ってくるケースが多くありましたが、この事件でも、口座凍結を理由に「工事代金が必要だ」といって、3,500万円以上をだまし取っています。

詐欺を見抜くポイントとしては、金持ちの経営者なのに「口座凍結」を理由に「お金がないから貸して」という言葉が出てくる。また相手の両親や会社関係者に会わせようとしない言動があった場合には疑って下さい。自分では判断できない時には、知人、友人に相談して、しっかりと相手の身元を含めて見極めてもらうことも必要です。

この記事の著者・多田文明さんのメルマガ

なぜ、新トランプ政権はここまで「暗号通貨」に力を入れるのか?

今月20日に正式に発足する米国の新トランプ政権。前回の政権時と異なる部分もすでに目立ってきています。今回のメルマガ『上杉隆の「ニッポンの問題点」』ではジャーナリストの上杉さんが、大きく対応を変更した「AIと暗号通貨」に関する新生トランプ政権の方針を探っています。

トランプ政権 AI・暗号通貨シフト その主要人と顔ぶれ

2025年1月20日、トランプ政権が正式に発足する。2016年からの前回政権と違い、今回のトランプ政権は多くの政策に対して柔軟な姿勢を打ち出そうとしている。とりわけ、長年後ろ向きだったAIと暗号通貨に関しては、その対応を大きく変更して積極姿勢に転じている。象徴的なイーロン・マスクの抜擢に代表されるように、その人事を知れば、今回のトランプ大統領の狙いが見えてくる。上杉とNOBORDERワシントン支局からの情報、および独自のAIメディアの分析による最新リポートをお届けする。

暗号通貨政策の概要

規制緩和:トランプ政権は、暗号通貨産業の成長を促進するために、より緩やかな規制環境の整備に入る方針。

ビットコイン戦略準備金の創設:正式就任直後には、政府としてビットコイン等の暗号通貨を戦略的資産として保有することを宣言する予定。

中央銀行デジタル通貨(CBDC)への反対:トランプ大統領は、金融の自由と分散化を脅かすとして、CBDCの創設には強く反対している。この方針に変更はない模様。

暗号通貨諮問委員会の設立:金融業界などの影響力のある人物を集めて政策形成や規制枠組みについて助言を受ける諮問委員会を立ち上げる予定。

暗号通貨関連の税制改革:暗号通貨に対する税金の引き下げを示している。これは強く推進されるだろう。

この記事の著者・上杉隆さんのメルマガ

話すのが苦手でも大丈夫!会話をリードして相手の心を開くコミュニケーション術

プライベートはもちろんのこと、ビジネスでも大事なコミュニケーション力。人と話すのに苦手意識のある方でも、あるコツを掴めば克服できるかもしれません。今回、メルマガ『“人と話すことが苦手な方”専門のメルマガ『サプコミュ通信』』の著者である青木朋博さんが伝えてくれているのは、あなたにも「コミュニケーションで相手を導く力」があるということ。気になるその力をどのように引き出せるのか、ぜひ教えていただきましょう。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:相手を心地よく導くこと♪

どうすればコミュニケーションで相手を導ける?

こんにちは!“人と話すことが苦手な方”専門のコミュニケーションコンサルタント、青木朋博です!やってきましたね、2025年!お互い健康に気をつけて素敵な1年にしていきましょうね!

1年のはじまりに、あなたのコミュニケーションには相手を導く力があることをお伝えいたしますね。良好な声と話し方は好印象を与えるだけではなく、相手のペースを良い方向へ導くことも可能になるのです。

コミュニケーションにおいては、相手のペースに合わせて、緩急をつけて話すことはとても大切なことですよね。難しい内容をものすごい早さで話されてしまったなら、せっかく聞こうとしていた気持ちも失われてしまうことでしょう。

せっかくのコミュニケーションの機会を壊してしまうことのないよう、まずはゆっくりと話して相手にご理解いただくことがポイントです。相手がお急ぎの場合など一部例外はありますが、基本的には「まずゆっくり」を心がけることが大切です。相手のペースにチューニングを合わせるようなイメージですね。

コミュニケーションは難しいもので、そこから一定のペースを保ち続けると、今度は飽きられてしまうもの。相手の心を導くためには、ときにテンポ良く、ときにゆったり、ときにはテンションを上げてみる…そんな変化が必要です。もちろん急激な変化ではなく、あくまで寄り添いながらの変化です。

例えば、おとなしい性格で声の小さな相手を導くならば、まずはこちらも声のトーンを合わせながらゆったり話します。チューニングが合ってきたら、段々と声のテンションを上げていき、嬉々とした表情も合わせて話すのです。優しく相手の手を取って軽くリードしながら歩いていくような、そんなイメージですね。相手も心地よく引っ張られ、一緒に高揚していけることでしょう。

こんなふうに、良好なコミュニケーションは相手を心地よく導くことが可能となること、覚えておいてくださいね♪

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