岸田内閣の本性丸出し?杉田水脈「LGBTを差別したことない」の大ウソ

性的マイノリティーや女性への差別発言を繰り返す自民党の杉田水脈議員に再び批判が集まっています。杉田氏は総務政務官の就任記者会見で「過去に多様性を否定したことはない」とシラを切り、「#杉田水脈氏の総務政務官起用に抗議します」のハッシュタグが拡散するなど大炎上。これに関してメルマガ『』の著者で健康社会学者の河合薫さんは、「岸田首相は聞く力を自らの強みとしたのに、その『耳』はどこに向いているのか?」として、杉田氏のような問題人物を要職に起用した意図を国民に説明すべきだと指摘しています。

歩く日本の恥。杉田水脈ヘイト発言の数々

第2次岸田内閣発足から1週間。連日報道される“問題”に、ほとほとあきれる日々が続いています。

岸田首相は、どこに向かおうとしているのか?聞く力を自らの強みとしたのに、その「耳」はどこに向いているのか?

旧統一教会と自民党議員のズブズブぶりにも、驚かされていますが、過去に性的少数派をめぐって、耳を疑うような差別発言をした人たちが起用されていることが私には全く理解できません。

総務政務官に起用された杉田水脈氏は、2018年月刊誌で、同性カップルについて「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」との疑問を投げかける文章を寄稿。

さらに、2020年9月25日に行われた自民党の部会の合同会議で、女性への性暴力などに関して「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言しています。

どちらの発言も、批判と抗議の声が相次いだので、知らない人はいないはずです。

また、文部科学副大臣に起用された簗和生氏は、昨年5月の自民党の会合で、性的少数派に対して「生物学上、種の保存に背く。生物学の根幹にあらがっている感じ」と述べたと報じられています。

「差別したことない」反省なき記憶喪失

杉田氏は15日の就任記者会見で、「過去に多様性を否定したこともなく、性的マイノリティーの方々を差別したこともない。岸田政権が目指す方向性と政務官として何一つずれている部分はない」と発言。

梁氏は「政治家個人の活動である党の会合の内容へのコメントは控える」と、報道陣
に語ったそうです。

問題になった発言は、どちらも過去の発言です。岸田首相は、「統一協会と関係を今後いっさい断つ人を起用する」と豪語していましたから、こういった差別発言も「今後はいっさいしない人を起用した」ということなのでしょうか。

しかし、第1次岸田内閣が発足した昨年10月4日、岸田首相は、「一人一人の国民の声に寄り添い、その多様な声を真摯に受け止め、かたちにする、信頼と共感を得られる政治が必要である」と述べていました。

そして、今回発足した内閣を岸田首相は「有事に対応する政策断行内閣」と命名。

有事も大切ですが、足元の国民は?「国民を守る」という言葉を、政治家さんたちは好んで使いますが、「性的少数派の人たちを守る」ことについてはどう考えているのでしょうか。

ペロシ訪台で大儲け?日本メディアが伝えない「保護費」バラ撒き問題

中国で起きている問題を伝える際に、先進諸国のメディアは「民主主義は正しい」との原則に沿わない出来事について、詳細を報じない傾向があるようです。具体例を示してメディアによる欺瞞の弊害を訴えるのは、メルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』著者で拓殖大学教授の富坂聰さん。先日のナンシー・ペロシ米下院議長の訪台についても、台湾有事への懸念が話題の中心となっている日本のメディアとは違い、「保護費」と呼ばれる“金”の問題が台湾や中国では大きな注目を浴びていると伝え、メディアが重んじる原則が物事の理解を歪ませるケースがあると指摘しています。

この記事の著者・富坂聰さんのメルマガ

 

西側先進国の台湾支援を「民主主義を守る戦い」と単純に考えられない理由

先進国のメディアにはいくつかの神聖な原則がある。「民主主義は正しく人権は尊い」とか、「弱者に立つ」という姿勢だ。それ自体は素晴らしいことだ。しかし善悪のすべてを、その原則に委ねるとすれば弊害は小さくない。典型的なのは民主化運動だ。

思い出すのは第二次天安門事件の取材で訪れた中国の「民主化運動の父」、作家・白樺を訪れたときだ。彼は民主化運動を否定するだけでなく、「運動に関わったことが後悔だ」とまで語ったのだ。白樺を変えたのは何か。それは民主化という美名の裏の汚れた現実と、それを報じようとしないメディアの欺瞞だった。

今年7月12日、香港高等法院(裁判所)は、「反送中民主化デモ」(2019年6月~)に関わった2人の香港の若者(19歳と18歳)に懲役5年半の判決を言い渡した。2019年11月、香港の新界上水北区で起きた事件に絡む判決だ。当時、デモ隊は香港各地で破壊行為を繰り返していた。そしてついに人命が失われた。

被害者は70歳の清掃員・羅長清さんだ。証拠となった映像には、顔面にレンガの一撃を受け倒木のように倒れる羅さんの様子が収められていた。清掃員の羅さんは、おそらく若者たちの行動を咎めようとして近づいたのだろう。その直後、2人の若者が投じたレンガが羅さんともう1人の老人を襲った。現地のネットで大きな反響を呼んだ事件だった。

だが、冒頭で触れたように「民主化が常に正しくなければならない」メディアには、この話は歓迎されなかった。ちなみに朝日新聞は事件をこう報じている。

「抗議活動が激化している香港で、住民同士の衝突に巻き込まれ、意識不明の重体だった清掃員の男性(70)が14日夜、搬送先の病院で死亡した」(「香港デモ、2人目の死者 70歳男性が巻き込まれる」2019年11月15日)

被害と加害を曖昧にすることで、民主化運動の無謬さを守っているのだろうか。こうしたメディアの体質は、情報の受け手の理解を歪めてしまう。

当時の香港には、デモ隊の無軌道ぶりを告発する情報はあふれていた。黒Tシャツの若者が口論になった中年男性にオイルをかけて火を着けて逃走し、「中国寄り」と批判された店への襲撃などだ。また電車の入り口に居座り、何時間も地下鉄を止め、券売機を破壊。道路を封鎖し救急車両さえ通そうとしなかったなどの行為だ。

だが大手メディアがこうした情報を積極的に発信することはなかった。彼らの原則は常に「中国共産党は悪で民主化運動は善」でなければならないからだ。白樺さんを民主化運動から遠ざけたのは、結局、こうした偽の正義への嫌悪である。

この記事の著者・富坂聰さんのメルマガ

国際人権団体が批判、ウクライナの“自作自演”と腐敗が招く核惨事

ロシアが掌握するウクライナのザポリージャ原発に、次々と着弾するミサイル。ウクライナ及び西側諸国はこの攻撃を露軍によるものとして強く批判していますが、その主張を疑う声も上がっているようです。今回の無料メルマガ『田中宇の国際ニュース解説』では著者で国際情勢解説者の田中宇(たなか さかい)さんが、ロシア軍がザポリージャ原発を攻撃することがありえない理由を解説。さらにウクライナが自国民を「人間の盾」として利用しているとの国際人権団体による指摘を紹介するとともに、ウクライナ紛争の責任はロシアにではなくウクライナと米国にあるとの見解を示しています。

悪いのは米国とウクライナ政府

ザポロジエ原子力発電所は、ウクライナ南東部にある欧州最大の原発だ。2月末にウクライナに侵攻したロシア軍は、ウクライナ側がロシアを脅すためにこの原発を破壊すると言い出したり、原発の核燃料を転用して核兵器を作ろうとせぬよう、この原発を占領した。ウクライナ軍はロシア軍よりはるかに弱いため、そのようなことをしかねなかった。露軍は原発を占領したが、ウクライナ側の要員に原発の運転を続けさせ、原発は平常通りの電力供給を続けてきた(戦時で産業が停止し電力需要が少ないため平時の7割の出力で運転)。

There’s a nuclear catastrophe on the horizon in Ukraine
Medvedev blames Kiev, West for attempts to stage another Chernobyl at Zaporozhye NPP

8月5日以降、この原発の原子炉や使用済み核燃料貯蔵プール、冷却水貯蔵ダムに対し、ウクライナ軍が攻撃を仕掛けるようになった。ウクライナ政府は「原発を攻撃しているのはロシア軍だ」とウソを言っている。米国側の政府やマスコミはいつもの通りウクライナが発するウソを簡単に信じ、欧米政府やG7は「ロシアは原発への攻撃をやめろ」「ロシアは原発の占領をやめて管理をウクライナに戻せ」と表明している。ロシア政府は「原発を攻撃しているのはウクライナ軍であり、このまま攻撃が放置されると原子炉や使用済み核燃料が破壊され、放射能が漏れて大変なことになる」と警告している。チェルノブイリやフクシマを越える核の大事故が起きる懸念がある。

UNSC Holds Emergency Meeting As Smoke Observed Rising Over Zaporizhzhia Nuclear Plant
G7 top diplomats call on Russia to hand over Zaporozhye NPP to Ukraine

地元の露側当局者によると、ウクライナ軍は、米国からもらった精密誘導弾も使ってザポロジエ原発を攻撃しており、すでに数十発を撃ってきた。使用済み核燃料貯蔵庫から10メートルしか離れていない場所に着弾した誘導弾もあった。貯蔵庫に命中すると、冷却が失われた使用済み核燃料は放射能漏れや爆発を引き起こす。

Ukraine bombs nuclear waste storage site

ロシアは国連安保理を招集し、ウクライナ軍の攻撃でザポロジエ原発が危険な状態になっていることを訴えた。国連の事務局は、誰が原発を攻撃しているのか曖昧にしたまま危険を認知し、IAEA(国際原子力機関)が調査団を組織して現場に派遣する話が持ち上がった。だが、これに対して国連内でどこからか圧力がかか
り、IAEAは調査団を結成できないままでいる。誰が圧力をかけて妨害しているの
かは不明だ。ロシア側は、IAEAが現地に来たらウクライナ軍の仕業だと確定して
しまうので米ウクライナ側が妨害していると言っている。

Nuclear Catastrophe Is Gaining Momentum in Ukraine

原発を警備しているのはロシア軍だ。露軍が自分で守っている原発を自分で攻するはずがない。もし露軍が原発を攻撃したのなら、米国側は喜んでIAEAに調査団を作らせて現場に行かせ、ロシアが原発を攻撃して危険にさらしていると非難する。ウクライナ戦争はロシアの優勢、米国側の劣勢で展開しているので、米国側はロシアを非難したくて仕方がない。民生用原発の攻撃などというテロリスト的な戦法を使いたがるのは、負けている米ウクライナ側だ。

Ukrainian nuclear site faces new threat

東海オンエアてつやも驚いた妻の策略?元AKB48峯岸みなみ“丸刈り謝罪”の舞台裏

人気YouTuberグループ東海オンエアのリーダー・てつやさん(28)と元AKB48の峯岸みなみさん(29)の電撃婚が話題になっています。てつやさんにとって峯岸みなみさんは高校時代に一目惚れした“推し”でしたが、9年前のあのスキャンダルをどう消化したのかはファンならずとも気になるところ。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが、古参芸能マネージャーの見立てを紹介します。

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元『AKB48』峯岸みなみが、人気YouTuberグループ『東海オンエア』リーダーのてつやさんと結婚発表しましたね、交際3年目でのゴールインだそうです。

お盆のUターンラッシュで混雑する羽田や成田空港到着ロビーの映像と前後して報じられたこのニュースに、私は何か異質な匂いを感じていました。

峯岸といえば、慶事に水を差すようで申し訳ないのですが今から9年前、『週刊文春』が報じた“AKB峯岸みなみEXILE弟分ダンサー宅にお泊まり愛!”がすぐ頭を過ります。

本当に皮肉で申し訳ないですが、彼女にとってはこれが最大の“ヒット作”のような気さえします。

“『EXILE』弟分ダンサー”というのは、当時デビューしたての『GENERATIONS』白濱亜嵐のこと。

改めて当時の記事を熟読すると、取材記者の思いが滲み出ていたのでしょう、峯岸のイケイケ感がとにかく半端ない内容でした。

一世を風靡した『AKB48』の凋落予兆は、この数ヶ月前に公になった元メンバーでセンターだった前田敦子と佐藤健の“泥酔お姫様抱っこ”(同誌)が発端だったのでは…と、今となって思えます。

芸能記者として長い間トップ・アイドルたちのその息遣いを間近で見てきた私ですが、素足でお尻丸出しの大痴態を公に晒した人物がセンターのアイドル・グループは、もう完全に“アウト~!”でしょう。

この出来事から舌の根も乾かない内に、今度は19歳の峯岸の暴走でしたし…。

お尻丸出しで佐藤の腕の中で暴れるマエアツの醜態と、年下のイケメン・ダンサーとのお泊まり愛を撮られた峯岸の意気揚々とした姿は、完全にアイドル・グループ『AKB48』の寿命を縮めた瞬間でした。

秋葉原を中心に全国に広まった“AKBオタク”たちの溜め息が聞こえてくるようでした。

当時の『AKB48』の素行管理がいかにずさんなものだったのかを証明するのは、こんな悪態を立て続けに公に晒したにもかかわらず、峯岸の“お泊まり愛”直後に“板野友美とTAKAHIRO ひとつ屋根の下 同棲&美食の夜々”をスクープされたこともあります。

人気芸能人流行の、同じマンション内の別の部屋に住み愛を育むという恋愛パターンです。

目をつぶると、ともちんの“何撮ってんの? いい加減にしてョ”という不愉快そうな、それでいて満更でもないような表情が鮮やかに蘇ってきます。

当時芸能記者の間では、このふたりの結婚がまことしやかに囁かれていました。
TAKAHIROが前のめりだった…とも。

ただ、『AKB48』にとって激動の時代とも言える2012年~2014年、当時週刊誌芸能記者だった私は、ただいたずらに手をこまねいているだけの状態だったのも事実です。

某男性アイドルを多数抱える所属事務所同様、出版社のトップから“取材自粛要請”が発令されていたからで、今でも当時の無念なモヤモヤ感は夢になって蘇るほどです。

目の前に溢れるほどの“おいしいエサ”があるのに手を出せないというイライラ、モヤモヤ感は、3日位一睡もできない程のプレッシャーと言ってもいいでしょう。

さて、白濱とのスキャンダル発覚で、誰にも相談せず坊主頭になって涙ながらにYouTube会見をして世間を驚かせた峯岸ですが、実はこれは本人の意思ではないと言う輩も、当時の芸能記者の中には少なくない数存在していました。

ある古参芸能マネージャーに聞くと、元々お祭り騒ぎや目立つことが大好きな当時の所属事務所幹部が考えた、究極のパフォーマンスも十分に考えられると言います。

あの、頭を丸めポロポ頬を伝う涙の収録の裏で、もし“あっかんべ~!”をしていたとするのなら…スキャンダルも芸のひとつに変えた、典型的な事例のひとつと言えるのですが…。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

お客は参拝より食事が目当て?寺の参道脇ドライブインに行列ができる秘密

もともと名産地でもないのに、お寺の参拝客のために考案された「そうめん」があるのをご存知でしょうか。70年以上前から、地元の名物にするために始まったこのメニューは、今でも行列ができるほどの人気を誇っています。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、夏になると大行列を作る参道脇のドライブインによる巧みな戦略について分析しています。

たかが、そうめん。されど、大行列。それは、70年前の名物づくりから始まった

富山県上市町。大岩山・日石寺の参道脇。「ドライブイン金龍」。

夏になると、このお店には大行列ができます。

お客さまの目当ては、「そうめん」。

そうめんの産地でもないこの地に、なぜ、多くの人が押し寄せるのでしょうか。

“夏と言えば、そうめん”というイメージを持つ人は多いのかもしれませんが、最近の厳しい暑さで常時エアコンをつけているため、冷たいそうめんを美味しく感じなくなってきています。

暑い中でこそ美味しいそうめんは、生産量も減少しています。

また、そうめんは味が単調なため、飽きやすく、「そうめん離れ」も起こっています。

しかし、あまり食べなくなったそうめんでありながら、このドライブインにわざわざ出掛けて行って、行列に並ぶのはなぜでしょうか。

ひと言で表すと、美味しいから。

家で食べるそうめんとは、まったくの別物です。

そうめんは、めんつゆに浸けながら食べるのが定番ですが、このお店では、冷たいつゆ(スープ)に入ったものが提供されています。

つゆも飲みながら、味わうのです。

この食べ方を考え出したのは、お店の先代。

70年以上前、日石寺の参拝者のために、夏でも美味しく食べられるものを、と生まれました。

そうめんは、淡路島産の手延べ。3年寝かせた「大古(おおひね)」と呼ばれる高級品を使用しています。

コシが強く、つゆに浸けても、伸びにくいのが特徴です。

そうめんをゆでて、晒す水は、この地大岩の湧水。

全部飲み干す人が多いという黄金色のつゆは、羅臼昆布、日高昆布、干し椎茸、かつお節、煮干しで出汁を取り、薄口醤油と砂糖で味つけした、料亭並みのこだわりよう。

すべてにおいて手抜きをしないこのそうめんは、明らかに家庭のそれとは違います。

美味しさに行列ができるのも納得です。

東京地検特捜部は的外れ?元電通五輪理事や政治家の逮捕すら笑う「日本の病巣」とは

元五輪理事の高橋治之容疑者(78)が17日、東京オリンピック関連での受託収賄の疑いで逮捕されました。今回のメルマガ『上杉隆の「ニッポンの問題点」』では、著者でジャーナリストの上杉さんが、今回の逮捕劇が利権まみれの日本に与える影響を予測。「いくらリテラシーの低い日本人でもそろそろ気づくころではないか」として、理事や電通というスケープゴートに責任を押し付ける「真の黒幕」を指摘しています。

この記事の著者・上杉隆さんのメルマガ

【問題の本質】五輪疑惑が消えていく理由(予言)

2020東京オリンピック組織委員会理事へのスポンサーからのキックバック疑惑が発覚したのは7月のことだ。長年、疑惑の本丸とみられてきた元電通・元五輪理事の高橋治之氏の自宅や電通本社に東京地検特捜部の捜査が入ったのだ。

これで、日本のスポーツ界の未来も明るくなるのか?利権まみれの広告代理店ビジネスにも終止符が打たれるのだろうか?腐敗しきった五輪ビジネスはいよいよ終焉を迎えるのだろうか?

残念ながら、その可能性は低い。なぜか。それは疑惑の本質が、五輪にも、スポーツにも、電通にもないからだ。理由を説明しよう。

オリンピックに限らず、長年、日本のスポーツ興行のほとんどは電通の手によってなされてきた。80年代以降、世界的なスポーツにおける日本での催行及び、国際的なスポーツイベントのテレビ放映は、電通なくして成立しえなかったと言っても過言ではない。

ビジネスを独占してけしからんというなかれ、電通以外で日本のスポーツ興行が可能な企業など存在しなかった。良いか悪いかは別として、日本のスポーツ界の発展に電通が寄与してきたのは疑いなく、そうした意味で、電通なくして日本のスポーツ文化は成長できなかったと断言してもよいだろう。

しかし、時代は変わった。電通型の旧いビジネスモデルは世界で通用しなくなっている。とりわけ、放映権料収入による巨額ビジネスのモデルは、インターネットの登場によって変更を余儀なくされている。

日本とて例外ではない。だが、既得権層(エリート層)に無自覚に働く防衛本能がその現実から目を背けさせている。日本においては、いまだ電通、より正確に言えば、その傘下にぶら下がるテレビ局が圧倒的な力をもって利権構造に甘んじている。

放送と通信の融合という世界のメディアシーンではとうの昔に死語になっている言葉をいまだに掲げているのは日本くらいのものだろう。インターネットの発展とともにメディアも新しい世界を構築しつつある。アジアでもアフリカでもメディアは日本の数歩先を歩んでいる。

この記事の著者・上杉隆さんのメルマガ

韓国の政府内部は大混乱。代表を解任させられた李俊錫に踊らされる隣国

韓国の政党『国民の力』の代表だった李俊錫氏が同党から解任され、それに異を唱えるかたちで党の決定を差し止める仮処分を申し立てたことが韓国で話題となっているようです。このことにより韓国の政党にはどのような影響があるのでしょうか? 韓国在住歴30年を超える日本人著者が発行するメルマガ『 キムチパワー 』の中で詳しく紹介しています。

「党ではなく大統領の危機だ」李俊錫の乱

国民の力の李俊錫(イ・ジュンソク)前代表が8月13日、記者会見を開き「党ではなく大統領の危機だ」とし、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を真っ向から批判したが、与党指導部と大統領室は公式対応はしなかった。与党全体が「李俊錫リスク」がもたらす政治的波紋に対する対応能力を見せられずにいるという批判も高まっている。

与党が直面した「李俊錫リスク」は、

  1. 裁判所の仮処分引用有無
  2. 李俊錫前代表の長期世論戦
  3. 党内非尹系の結集有無
  4. 国民世論の行方

など、大きく4つだ。

李前代表の今回の記者会見は8月17日に予定されている「非常対策委員会発足効力停止仮処分」申請の裁判所審理を前にして開かれた。仮処分の結果により「李俊錫変数」がティーカップの中の台風になるか、それとも与党全体の版図を揺さぶるかが決定される可能性が高い。政権与党が自分たちの問題を政治的に解決できず、裁判所の判断に任せることになったのは、自浄能力喪失の危機に陥った与党の状況を象徴的に示す場面だ。

李前代表は尹大統領に対しても、大統領選挙の過程で自分に対して「(尹錫悦が)イセッキ、チョセッキ」など韓国語の最大の暴言を吐いたという話を聞いたなど、「暴露性主張」を次々と吐き出した。そして、尹大統領と権成東(クォン・ソンドン)院内代表、張済元(チャン・ジェウォン)議員など党所属議員6人を実名で並べた。

しかし李前代表は「性接待証拠隠滅教唆疑惑」等、自身に提起された問題は釈明したり対国民謝罪をしなかった。

10年以上前の話になるが、李俊錫が何らかの「性接待」を受けたという訴えをある弁護士が発言したことから李俊錫問題が持ちあがったのであるが、これは筆者の見立てによって簡単に表現すると、尹錫悦プラス「ユンヘックァン」らが30代の若い李俊錫のことを「生意気な奴だ(除こう)」と思ったことからはじまった問題だ。

まず李前代表は17日の裁判所の仮処分審理を直前に控えて、それこそ全面戦争に入った格好だ。この第一ボタンがどうなるか(つまり裁判所が李俊錫が申請した「非常対策委員会発足効力停止仮処分」申請を採用するかしないか)によって、今後の政局の流れを決める可能性が高いためだ。

統一教会の広告塔と化した自民党。なぜかアンケートに答えぬ議員たち

今夏の参院選で初当選を果たした生稲晃子氏が、選挙期間中に旧統一教会の関連施設を訪問したことが明らかになるなど、次々と発覚する自民党所属議員とカルト教団との関係。支持率低下を恐れ1カ月も前倒しして行った内閣改造でしたが、大臣・副大臣・政務官のうち約半数が旧統一教会と関係がある議員で占められているという異常事態となっています。この状況を「仕方ない」とするのは、人気ブロガーのきっこさん。きっこさんは今回の『きっこのメルマガ』で、誰を選んでも旧統一教会と関係を持つ議員になってしまうという自民の内情を紹介するとともに、衆参合わせて約390人の自民議員の半数が、カルト球団と癒着している可能性を指摘しています。

 

自浄能力ゼロの自民党は腐ったミカン

参院選の最中に安倍晋三元首相が銃撃されるという衝撃的な事件によって、皮肉にも自民党とカルト教団「旧統一教会」との長年にわたるズブズブの癒着の実態が白日の下に晒されることとなりました。連日のように旧統一教会と関係している自民党議員が発覚し、中にはひらき直りとも取れる対応をする議員や、ノーコメントで逃亡する議員まで現われました。

その結果、事件から1カ月後の共同通信社の世論調査では、岸田内閣の支持率は前回調査より12.2ポイントも急落してしまいました。参院選で大勝したのですから、普通、内閣支持率は上昇します。それが大幅な下落ですから、この問題に対する国民の不信感の大きさがうかがえます。事実「あくまでも議員個人個人の問題」として、党としての調査を拒否した岸田首相の対応については、すべての世論調査で9割前後が「不適切」「説明不足」と回答しています。

しかし、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党などの野党からも、旧統一教会と関係していた議員が出ているため、野党も正面から自民党を批判することができません。たとえば、関係していた議員が1人もいない清廉潔白な日本共産党やれいわ新選組や社民党なども、あまり強く自民党を批判してしまうと、それは立憲民主党への攻撃にもなってしまうからです。

それでも、野党からの攻撃を恐れた岸田首相は、国民にとって死活問題とも言える重要な問題が山積の中、臨時国会をわずか3日間で閉会するという「国民のことなど二の次、自らの保身が最優先」という自民党らしい作戦に出ました。そして、その第2弾として、9月に予定していた内閣改造を1カ月も前倒しして、8月10日に強行しました。今回の問題では、閣僚の中にも旧統一教会と関係していた自民党議員が7人もいたので、この辺を整理整頓して内閣のイメージを一新するとともに、秋の臨時国会で野党から追及されにくくすることが目的でした。

それなのに、嗚呼それなのに、それなのに…と、五七五の俳句調で嘆いてしまいますが、岸田首相が必死に調整した組閣でも、高市早苗、林芳正、寺田稔、加藤勝信、西村明宏、岡田直樹、山際大志郎と、旧統一教会と関係ある自民党議員を7人も入閣させてしまったのです。改造前も改造後も旧統一教会と関係ある閣僚の人数が変わらないのなら、何のための改造だったのか、まったく意味が分かりません。

その上、この問題を長年調べて来たフリージャーナリストの鈴木エイト氏が、改造内閣発表の前日の8月9日に、旧統一教会の広島教区三原教会の教会長や東広島教区の伝道教育部長を歴任して来た教団幹部、光永一也氏と岸田首相とのツーショット写真をツイッターに公開したのです。つまり、岸田首相自身も旧統一教会と関係していたわけで、岸田首相本人も入れれば、現在の改造内閣には8人も旧統一教会の広告塔がいることになります。

 

経済制裁どこ吹く風。世界の石油市場を支配するプーチンの恐ろしさ

プーチン大統領のウクライナ侵攻という蛮行を受け、西側諸国が返り血覚悟で科し続けている厳しい経済制裁。しかしロシア経済は一向に破綻する様子が見られません。なぜ彼らはここまで持ちこたえることが可能なのでしょうか。今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』では元国税調査官で作家の大村大次郎さんが、その理由のひとつとしてロシアとサウジアラビアが主導するOPECプラスの存在を挙げ、この組織の実態を詳しく紹介。さらに石油の輸入に関する限り、アメリカ以外はOPECプラスに逆らえないという厳しい現実を記しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』の2022年8月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

 

プーチンは世界の石油市場を支配している

ご存じのように2022年2月24日、ロシアが隣国ウクライナへの侵攻を開始しました。ウクライナがNATOに加盟申請することに、ロシアは強硬に反発しており、実力行使に出たのです。世界がまだ新型コロナによるダメージから抜け出せていない中で、世界経済はさらにダメージを受けることになりました。

ウクライナ侵攻が始まると、NATOなどの欧米諸国は、ロシアに厳しい経済制裁を科しました。そうすることで、ロシア経済を破綻に追い込み、ロシア内部からウクライナ侵攻を止めさせようというわけです。

アメリカを中心とする西側諸国はロシアからの石油、天然ガスなどの輸入を縮小し、ロシアに進出している企業などが相次いで営業停止や撤退を決定しました。またロシアの中央銀行や高官などがアメリカやその同盟国に置いている資産を凍結しました。

この資産凍結というのは、国際貿易を行う上で非常に強力な影響を持っています。世界の国々は貿易の決済を行うために、他国の銀行などに外貨などを置いているものです。特にアメリカには、多額の外貨が置かれています。その外貨などが使えなくなってしまうので、貿易が非常にやりにくくなってしまうのです。

戦前の日本は、アメリカからこの資産凍結をされてしまったために、開戦を決断したほどです。ロシアは、6,000億ドル(約80兆円)ほどの外貨を持っていたのですが、この資産凍結のためにその半分以上が使えなくなったと見られています。これらの経済制裁により、ロシア経済はすぐに崩壊するのではないかと予測する専門家なども多数いました。が、案に反し、ロシア経済は、持ちこたえています。

経済制裁が発動された当初、ロシアの通貨であるルーブルは大幅に下落しました。それまで1ドル=80ルーブルほどの相場だったので、経済制裁発動後の3月7日には1ドル=150ルーブルにまで価値を下げたのです。ルーブルの価値は約半分になったわけです。が、ルーブルの為替相場はすぐに持ち直し、4月の半ばにはほぼ制裁前の水準に戻りました。

その大きな理由はロシア経済が意外に盤石だからです。ロシアは莫大な天然資源があり、広大な農地もあります。それは国内の需要を満たすだけではなく、世界中に輸出され、世界経済の一翼を担っています。もし経済制裁を受けても、最悪自給自足ができる国なのです。日本などは経済制裁を受ければ資源不足のためにすぐに干上がってしまいますが、ロシアはそういうことはないのです。ロシアはGDPの規模からいえば世界で11位であり、韓国よりも下です。が、GDPでは計れない国の地力の強さを持っているのです。

というより、ロシアは世界の石油市場を支配しているといってもいいほどの影響力を持っているのです。

 

半島ルートが存在か。統一教会問題で語られぬ岸家と北朝鮮の関係

連日メディアを賑わせている旧統一教会問題。しかし、そこでは最も重要な論点に触れられていないという意見も上がっています。今回のメルマガ『』では著者でジャーナリストの伊東森さんが、かつてマスコミが旧統一協会をタブー視していた実態と、警察庁の強制捜査が政治家による圧力で縮小されたという証言を紹介。さらに旧統一教会問題を語る際に避けて通れないはずの「北朝鮮利権」について解説しています。

 

統一教会、会見で開き直る その会見は教団の常套手段 統一教会は「日本のタブー」のひとつ 北朝鮮問題とも関係か

旧統一教会(世界平和統一家庭連合)が10日午後、1カ月ぶりとなる会見を日本外国特派員協会で開いた。ただ、約1時間15分の時間のなかで、田中富弘会長は司会の静止に3度応じず、主張を続けるのみ。

会見の冒頭、田中富弘会長は、

「2022年7月8日、安倍晋三元首相が凶弾に倒れられた。犯人とされる容疑者が当法人・家庭連合への恨みを動機として行動に出たという報道に触れ、私どももとても心重く受け止めている。社会の皆さまにも様々にお騒がせしていることに深くお詫び申し上げる」

と頭を下げる。

しかし、その後は、

「過剰なメディア報道によって、当法人の信徒から様々な被害が報告されている」

「一部メディアが発信しつづけている霊感商法なるものは、過去にも現在にも行ったことはない」

「名称変更の認証に関する政治的圧力や介入、不正があったかのような一方的な憶測報道がなされているが、事実ではない」

「当法人が殺人や暴力を実行し、助長したという事実・事件は皆無だ。事実に反する内容、憶測に基づいた内容を報道することのないように要請する」

と、繰り返しメディアの報道姿勢を批判。その姿は、かつて統一教会側が繰り返してきたメデャイア批判の“テンプレート”と何ら変わりはかった。

目次

  • 日本のタブー 「電通、創価学会、朝鮮総連、ディズニー、ジャニーズ、食品環境ホルモン、コンビニ弁当、統一教会」
  • ある信者の主張からみる、統一教会の“常套手段”
  • 自民党と統一教会 最重要論点は「北朝鮮利権」か

日本のタブー 「電通、創価学会、朝鮮総連、ディズニー、ジャニーズ、食品環境ホルモン、コンビニ弁当、統一教会」

会見の姿からは、かつてのメディアを“恫喝”していた統一教会の姿がよみがえる。メディアにはさまざまな“タブー”が存在するが、統一教会もその一つだった。

「2006年、ある情報番組の出演で、一般ニュースにコメントする仕事の際、制作サイドから『これらを口にするときは内容に気をつけてほしい』と渡されたリストがあった。そこには広告代理店の電通、創価学会、朝鮮総連、ディズニー、ジャニーズ、食品環境ホルモン、コンビニ弁当など、多数のワードが並び、そこに統一教会もあった」(片岡亮(*1)2022年8月2日)

警察による統一教会への本格的な追及が始まったのは2005年ごろとされる。しかし、

「警視庁は当初、統一教会の松濤本部までガサ入れする方針だったのに、警察庁出身の自民党有力議員から圧力がかかり、強制捜査は渋谷教会などにとどまった。この話はいろんなところから何回も聞きました」(山口広(「全国霊感商法対策弁護士連絡会」代表世話人)日刊ゲンダイデジタル(*2)2022年8月1日)

だという。