鍼灸師が教える「むやみな食欲」の訳。注意したい「味覚の鈍り」

「味覚の鈍り」ということを気にしたことはありますか?あまり耳にしたことがない表現かもしれませんが、実はあなたに危険を教えてくれる体のサインなんです。そんな興味深い話をしてくれるのは、メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者であるのぶ先生。ちょっと過食気味だなと感じている方、もしかしたらそれは味覚の鈍りによるものかもしれません。

注意したい口内炎

【ついつい過食は味覚の鈍り】

寒くなると温かいものが美味しくなります。そんな美味しい味覚を満喫しても、まだまだ食べたくなる。むやみな食欲がわいてしまい、食後にもかかわらず、ついつい何かを口にしたくなる。原因は「味覚の鈍り」です。

【味覚の鈍りは冷えと疲れから】

そもそもひとはカラダを養うために、不足を補うために、食事を取ろうとします。その兆しが「食欲」。ちゃんと労働して空腹を感じることで、正常な「食欲」を湧かせることができます。

でも、カラダをむやみに冷やすような生活や消耗した体力を回復させない「疲労困憊し続けたカラダ」は、「寝て温めてカラダの不足を満たす」ことよりも、てっとりばやく「食べて不足を補う」方法を取りがちです。

とくに冷えや寒さを感じるカラダは、普段と同じ食事や味付けでは「不足」を補えないかもしれません。寝不足や疲労が重なると、抵抗力が落ちて口の中が荒れたり、口内炎や舌炎がおきやすくなり、結果味覚も鈍くなります。

【過食ばかりが口内炎の原因ではない】

不順な気候でカラダが寒さや冷えを感じていたり、忙しさにかまけて疲れをため込んでいると、カラダをしっかり支える血流が維持できません。

そんな「血を補う」ために過食を予防するには、しっかり味わって食べることが大事。普段と同じ献立や量でも、しっかりよく噛んで味わって食事を過ごせれば、カラダは「味の刺激」を正常に受け止めて、むやみな食欲を湧かせなくなります。また、良く噛むことで唾液の分泌がよくなり、味覚の鈍りや口内炎、舌炎の予防もかないます。

この冬はインフルエンザが各地で猛威をふるっているとのこと。毎食の食事では、少しでもよく噛むこと、味わうことを心がけて、感染症と年末の疲労の予防につとめましょう。

顎からホホ骨の舌の縁あたりのゴリゴリこわばっているところを、やさしくじっくりさすりあげても、口内炎の予防と精神的なストレスを軽くして、食事の味をよくしてくれます。食事の前に、ちょっと試してみてもよいですね。

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「戦争なんかしたくない」為政者が使う、嘘だらけのプロパガンダ

アメリカとイランの軍事的な衝突がひとまず沈静化の流れを見せるなか、今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』の著者でマンション管理士の廣田信子さんは、とある一冊の本を紹介しています。そこには、トランプ大統領が今回のイラン・アメリカ危機の中で発した言葉は「すべて戦争に向かわせるための手法」であったことがわかる項目が書かれていたというのです。一体、どのような言葉だったのでしょうか。

「戦争プロパガンダ10の法則」を忘れない

こんにちは!廣田信子です。

TBSのサンデーモーニング(1月12日放送)、「風をよむ」のコーナーで、ベルギーの歴史学者、アンヌ・モレリの書『戦争プロパガンダ10の法則』が紹介されました。年末から続く「第三次世界大戦」という言葉がネット上を駆け巡ったほどのアメリカとイランの危うい状況。イラン軍の誤射によるウクライナ民間機撃墜という緊張状態がもたらした悲劇。最近の報道を見るにつけ、心に重くのしかかるものの正体が『戦争プロパガンダ10の法則』の内容を知り、わかった気がしました。

『戦争プロパガンダ10の法則』では、20世紀以降の戦争には、為政者が行う共通の手法があるとして、そのメカニズムを示し、為政者が国民を戦争に駆り立てる手法に取り込まれないよう、警鐘を鳴らしているのです。

戦争プロパガンダ10の法則

 

  1. われわれは戦争をしたくない
  2. 敵側が一方的に戦争を望んだ
  3. 敵の指導者は悪魔のような人間だ
  4. われわれは偉大な使命のために戦う
  5. 敵はわざと残忍な行為に及んでいる
  6. 敵は卑劣な兵器や戦略を用いている
  7. 受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大
  8. 芸術家や知識人も正義の戦いを支持
  9. 我々の大義は神聖なものである
  10. この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である

本当に、その通りだと思いました。今回も、イラン攻撃後、トランプ大統領が発した言葉は、「われわれは戦争を止めるために行動したのであって、戦争を始めるために行動を起こしたのではない」。これは、まさに、為政者が戦争を始めるときに常に語られるロジックです。

「イランはテロ支援者であり、その核兵器開発は文明世界を脅かしている。われわれには決してそれを実現させない」と繰り返される正当化の論理は、「4.われわれは偉大な使命のために戦う」「9.我々の大義は神聖なものである」の法則に通じるものに見えます。

イランからのミサイル攻撃の被害を、イラン側は、「少なくても米兵80人が死亡」と伝え、アメリカ側は、「人的被害はなかった」と言っています。これは、イラン側の国内向けプロパガンダではないかと言われ、「7.受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大」そのものに思えます。このように、為政者は様々な手練手管を使って世論を操作しようとするのです。

 

まずは生活習慣の見直しを。科学者がオススメするニキビの防ぎ方

忙しさのあまりついつい不摂生な日々を送り、鏡を見ると顔にブツブツが…。そんなニキビや吹き出物、どうすれば改善することができるのでしょうか。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者で現役科学者のくられさんが、その原因となる生活習慣と予防法を紹介しています。

ニキビがどうしてもできるんですぅ

アリエナイ理科ポータルならびに、メルマガではニキビなどの対策、スキンケアの話をいくつかしてきているが、今回は生活習慣とニキビについて記しておこうと思います。

まず、ニキビと思われているものは、本物のニキビ(尋常性ざ瘡)なのか、あせも(深在性汗疹等)なのか、毛嚢炎や毛包炎なのか稗粒腫なのか蕁麻疹なのか本当に原因は様々です。

これらの判別はプロですら一発で当てることも難しいくらいなので、基本的に頻繁に顔にブツブツが出来てしまう人は皮膚科で診てもらって処方薬をもらうのが良い…というところまでは、いつものテンプレート通り。

しかしながら、生活自体が原因の場合は医師がなんともできないこともあるので、今回はそこをおさらいしていきたいと思います。

睡眠不足

睡眠不足は立派な肌トラブルの原因です。

というのも、そもそも人間は昼間活動して、夜は寝るという昼行性の動物であり、人間という種として独立して数万年とも言われてますが夜を明かりで照らして活動できるようになったのは200年も経っていません。

人間は夜に休む前提で設計されているので、夜更かしをするのが常態化していたり、睡眠時間が少ないというのは、本来肌が一番休まり、穏やかに再生が行われる時間自体をカットするということになります。

これが、夜更かしが肌に良くないという話の理屈であり、やはり肌のコンディションが狂いやすくなるので、それが原因で吹き出物が…というのは考えられます。

タンパク質不足

これは女性に多いのですが、肌荒れや肌質のために化粧品にお金をかけているのに食事がおざなり…という人。ダイエットのためといって食事量自体を大幅にカットしている人は皮膚には最悪です。

栄養過剰である必要はどこにもないですが、少なすぎも問題で、特に外食を中心にしているとタンパク質の摂取が少なくなります。「コラーゲンサプリが効くの~」なんて人ははなから栄養不足が解消しただけに過ぎないのです。

どうしてもサプリ的に栄養がとりたい人は味噌汁や朝のコーヒーにゼラチン粉末をドバーっと入れて飲みましょう。そして薬局に売ってるプロテインを40g以上摂取した上で野菜中心の食生活をするのが良い。

タンパク質は体のなかで体を再構築するのに必須なわけで、足りていないと部品不足にともない品質の低下が起こります。皮膚は薄くなりますしシワもできやすくなり、当然バランスを崩しやすくなるので、肌トラブルは増えます。

脂質過多/体に合わない脂質摂取

過ぎたるは及ばざるがごとし。今度は油の取り過ぎの人。

特にファストフードに使われている油や、揚げ菓子の油は要注意で、体質や年齢によってはニキビの原因になることもあります。ドーナツやポテチを毎日食べるとほぼ間違いなくニキビができます。

また特定の食べ物でアレルギーを起こしており、それが原因で肌荒れを起こしている…というパターンもあります。長期間ニキビで悩み、いろいろ改善しても治療が見込めない場合は、そうした可能性を考えて皮膚科などでアレルギーテストをしてもらうのもよいかもしれません。

洗いすぎ/洗わなすぎ

皮膚を適度に清潔にすることは大事ですが、特に顔の脂が一切感じなくなるまで熱いお湯と石けんでキュキュっとするまで丁寧に洗う人がいますが皮膚にはあまり良いとはいえません

化粧はしっかり落としておくのがよいのですが、丁寧に洗った後は、風呂上がりに早めに化粧水をつけて、それでもすぐに乾燥してしまうようであれば、皮膚科で相談してみましょう。

基本の肌が綺麗であれば化粧も厚塗りしなくてよくなるので、ベースの肌をとにかくコンディション良くすることがなにより最優先なので、化粧で隠すことを前提にしていくとダメージが積もっていきます

日本企業の3分の2が倒産に追い込まれるもうひとつの2025年問題

団塊の世代が75歳以上になり医療費などの社会保障費の急増が懸念される『2025年問題』。少し前から話題となり、ご存知の方も多いと思います。しかし、それに付随した衝撃的な問題があることは知っていますか? 中小企業にとって、ある恐ろしい事が2025年に起こると予測されているのです。今回ご紹介する無料メルマガ『新米社労士ドタバタ日記 奮闘編』では、『2025年の崖』と呼ばれるその問題について詳しく説明。どうにかしなければならない問題が、今やすぐそこまで近づいてきています。

2025年の崖

人手不足倒産というのは、言葉の通り人手が不足することで会社が倒産することを意味する言葉だ。運輸業や医療・福祉関連・建設業などは従来から人手不足が深刻化しいて、人手不足で倒産している企業も少なくはない。この数年は、業種にかかわらず、求人をかけてもなかなか来ないのが現状だ。ただし、単に人手不足と言っても後継者不足や採用難など様々な理由があるといえる。


 

新米 「昨日、ニュースで見たんですけど、人手不足倒産が4年連続で増えてるんですね」
E子 「去年1年間に人手不足が原因で1,000万円以上の負債を抱えて法的整理などに至った企業の数は、426社だって、ニュースで言ってたわね」
大塚T 「前年より39社も増加したんでしょー。調査を始めた2013年以降で最大なんだってね」
E子 「後継者が見つからなかった例が270件と最も多く、全体の63%を占めているのよねー」
大塚T 「求人を出しても人手が確保できなかった事例が78件に、従業員が退職や転職をした事例が44件、賃金をアップせざるで収益が悪化した事例が34件。そう言ってましたね」
E子 「業種別に見ると、飲食店や介護・福祉などの『サービス業他』と『建設業』の2つで半数近くを占め、人手の確保が難しい業種の倒産が目立ってるよなー」

深田GL 「従業員の数が少ない小規模な事業者ほど人手不足が経営に直結するだろ。アルバイトも人件費は高い水準が続き中小企業にとっては厳しい状況が続くなー」

E子 「ねぇ、そのことに関連してだけど、2025年問題って知ってる?」
大塚T 「2025年問題って、今さら…?」
新米 「団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、医療費など社会保障費の急増が懸念される問題ですか?」
深田GL 「え?そんなオーソドックスな答え?『そのことに関連してだけど』って言ってただろ。別の2025年問題?」
E子 「うん、そう。随分前から後継者不足問題がクローズアップされているのは知ってるよね。その原因による倒産の危機が、皆が思う以上に大規模だってこと。2025年までに127万社が倒産するといわれているの」
新米 「え?127万社?」
E子 「そう、一口で127万社っていうけど、それって日本の企業のうち何分の1だと思う?」
大塚 「え~っ、そこそこ多いんでしょうね。日本の企業数って何社なんだろう?」

なぜ商品を仕入れた「つもり」だけで接客スキルが上がるのか?

当たり前といえば当たり前ですが、ただ漫然とモノを売っているだけでは、数字に対する感覚が身についたり、商品に対する思い入れが深くなったりすることはありません。しかしそれでは販売員としての成長は望めないこともまた事実です。何か良いトレーニング法はないものでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、シンプルかつ効果的な方法を紹介しています。

自分で仕入れる

販売員の数字に対する感覚や、商品に対する思い入れを向上させるシンプルな方法があります。販売員が自分で商品を仕入れることです。

仕入れというのは、とてもハードなことです。店に商品が並ぶということは、商品を仕入れる(または商品を生産する)ことで成り立ちます。ということは、どの商品をどのくらい仕入れるかを考えなければいけません。

売れ残ればそれだけ損をしてしまうことになりますし、逆に、売れてしまって在庫を切らすことになれば、機会ロスが生まれてしまい、結局これも損をすることになります。だから、仕入れというのはとても難しいことなのですね。

ですが、普段販売員が仕入れをすることはまずありません。大体は本部やマネージャー、MDに携わる人、もしくは、店長の仕事になるでしょう。だから、仕入れに対する感覚はなく、どの商品がどれだけ売れ残ろうが在庫切れしようが、それは仕入れた人の責任だとたいして気にもとめません。

しかし、販売員自身が仕入れることになると、途端に考えることが増えます

「この量を入れても大丈夫だろうか」
「これくらいの量で本当に足りるのかな」

こういうことを真剣に考え、商品1点の重みを感じることになるのです。

と言っても、実際に販売員自身が商品を仕入れるというのは難しいですよね。でもだからこそ、トレーニングをして、自分でやってみることをお勧めします。今、自分が商品仕入れを担当するとしたら、どうするかそれを考えるのです。

今月は、Aという商品を10点、Bという商品を5点仕入れると考えます。これだけで、その商品を適正価格で販売すると、どのくらいの利益になるか、売れ残ると、どれくらいのロスになるかを考えることになります。

そして、次の仕入れ機会までにそれらの商品が実際にどのくらい売れたのかを確認します。やたらと売れ残っていたなら、仕入れ量が多すぎて、動向を読みきれなかったとわかりますし、逆に早い段階で売り切れてしまっていたとしたら、これもまた読み違えていたことがわかります。できれば、それによってどのくらいの売上が立ち、どのくらいの売上ロスが出ていたかも考えるとより良いでしょう。

こういうことを繰り返していると、商品仕入れの感覚と同時に、数字全体に対する感覚、そして、商品を売り切るために必要な工夫がどんなものかまで考えられるようになります。

自身のトレーニングと思って、勝手に仕入れをしてみたつもりになってやってみてください。教育者の方なら、スタッフの方にトレーニング的にやってみても良いかもしれません。驚くほど、感覚が成長することがわかるはずです。

今日の質問です。

  • 自分で商品を仕入れるとしたら、どんなことを考える必要がありますか?
  • 実際にやってみてどうでしたか?

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会社員だったら即刻クビ。議員続行の河井案里氏に国民は怒りの声

昨年7月の参院選で公職選挙法違反をしたとして事務所に家宅捜索が入った河井案里参院議員。案里氏の公設秘書の男性を、広島地検が17日に任意聴取したと朝日新聞NHK日本経済新聞などが報じた。関係者によると、地検はすでに複数回聴取しており、立件の可否を検討しているとのこと。案里氏の旦那の克行氏は昨年10月末に法相を辞任しているが、夫妻は、議員辞職と自民党離脱は否定している。


公職選挙法違反問題について

案里氏の陣営は、運動員十数人に日当を支払う際、法定上限である1万5000円の倍額にあたる3万円の報酬を支払っていた疑いがある。各運動員名義で日付や名目が異なる領収書を2枚作成するなど、隠蔽工作をしていたとされている。法外な報酬を出したか否かと認識を問われた際、案里氏は「捜査機関に判断していただきたい」と名言を避けた。

「雲隠れ期間」の給与や歳費は返還せず

案里氏は、公職選挙法違反問題が浮上した後、体調不良などを理由に2ヶ月余りにわたり、公の場に姿を見せていなかった。15日の議員宿舎で行われた取材で「説明もないまま国会を休んでいたが、その間の給与や歳費を返還する考えはあるか」と尋ねられたところ、「病気療養をしていた」とし、病気で欠席する議員が他にもいることから「そうした判断をするのはちょっと難しいかなと思っている」と述べた。

名古屋市小5いじめ事件。学校側と教育委「報告」の不可解なズレ

名古屋市の小5男児が十数人から金銭を要求されていたという事件が「いじめの重大事態」に認定されましたが、そこに至るまでの不自然な経過から、市教育委員会の隠蔽体質が指摘されています。今回の無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、教育委員会が隠蔽体質を持っている場合、学校側は忖度から保身に走らざるを得ない構図があると指摘しています。

教育委員会の奮起を期待する

先日のニュースでは、昨年の12月に報道された小5男子のいじめ問題について、名古屋市教委は8日、児童がお金を持ち出した総額が15万円、そのお金を使った児童は十数人にのぼったことを第三者委員会に報告したということです。また、男子児童が持ち出した15万円のうち、約9万円を同級生が使用したとみられ、この分を、同級生の保護者たちが弁償することで合意したと説明しました。

この事件は、名古屋市の小学校で、小5男児が同級生に金銭を要求された事件で、名古屋市教育委員会は「いじめの重大事態」に認定したことを2019年12月2日に会見を開いていました。その時の会見では、2019年8月に金銭要求が始まり、同級生6人から「金を持ってこないと一緒に遊ばない」と脅され、加害者らは、フードコートで飲食をしたり、ゲームセンターで使ったほか、児童にスマートフォンのゲームなどに使えるプリペイドカードを買わせたりなどしていました。持ち出し回数は十数回におよび、総額は10万円から20万円とみられるという内容でした。母親が、500円玉貯金の貯金箱からお金が減っていることに気がつき、担任に相談したことで発覚しました。

今回の報告で、加害者が当初の発表の「6人」ではなく十数人にものぼることが明確になりました。しかしながら、10月に発覚して、12月の会見までに学校、及び教育委員会はかかわった児童が何人だったのかについては分かっていたはずですし、また、弁済がなされていないことも知っていたはずです。発覚後には、小学校側は市教委に「重大事態ではないか」と早々に連絡したにも関わらず、市教委は認定せず、その後、保護者の納得が得られなかったことや、マスコミの報道の影響を受けて、12月2日に「重大事態」と認定しています。さらに報告義務があるにもかかわらず、この事件が12月2日まで市長に報告されていなかったことも分かっています。河村市長は記者の質問に「子どもさんを日本一応援しようと言っとるんですけど、わしに報告がなかったのも残念ですわ。情けないというか…」、「隠蔽体質なんじゃないですか」と答えています。

このような教育委員会の姿勢、考え方が、いじめ問題を蔓延させている大きな原因と言えます。学校という組織は、教育委員会の姿勢を「忖度」して、いじめに対しての対応を変えてしまいます。学校も「保身」を考えますし、教育委員会に対して「従順」で、反旗を翻したりすることはありません。教員委員会の基本姿勢が「隠蔽」ならば学校も「隠蔽」を選択するのです。そのような旧い考え方に染まっている教育委員会の下にある学校では、被害者であるいじめを受けた子供たちやその保護者が苦しんでいます。

逆に言えば、本気でいじめ問題に取り組み、いじめを解決しようという姿勢を有している教育委員会の下ではいじめが起きても、早期発見、早期解決ができるようになっていきます。保身ではなく「被害者の立場で考える教育委員会の活躍を心から期待したいと思います。

今年も、悩み、苦しんでいる子供たちのために少しでも力になってまいりたいと存じます。冬休みが終わりました。残り時間が少なくなりました。先生方の異動も、4月からのクラス編成も検討されはじめる最終学期です。いじめに対しても、「もう少し様子をみてみようと思っていると、何もできなくなってしまうことがあります。なにか気になることがありましたらご遠慮無くご相談いただければ幸いです。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

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ぬるいラーメンが食べたいか?飲食店が何よりもこだわるべきこと

せっかく楽しみにしていた料理が冷めていたり、ドリンクがぬるかったり…。そんな飲食店に当たってしまうと、損をした気分になるものです。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では飲食店コンサルタントの中西敏弘さんが、焼き鳥やラーメンを例に取り、温度管理がいかに売上につながるかを解説しています。

“出来立て”をお客様のテーブルに運ぶことにこだわってみないか?

以前、僕のご支援先で焼き鳥店を経営している会社がありました。当時、2店舗営業されていたのですが、創業店が50席ぐらいんの規模で、もう一つは、120席ぐらいの大型店でした。

両店とも、何度も訪店し店の改善点を抽出しながら、改善を重ねていたのですが、ある時、両店の焼き鳥のの違いがすごく気になりました。

焼き方は、焼き方のあるべき姿、コツ・ポイント等を言語化し、共有していたので、両店との同じように焼けているはずなのですが、なんとなく、50席のお店の方が美味しく感じたのです

そこで、両店で何が違うのかをスタッフ皆でミーティングをした結果、ひとつのことが分かりました。それは、「温度です

50席の方が、焼きあがってから、テーブルに運ばれる時間が、120席の店よりも当たり前ですが、早い」のです。やはり、120席の店の場合は、デシャップから離れたところに運ぶと、どうしても「少し」冷めてしまいます。このちょっとした「時間差が焼き鳥自体の温度を下げることになり、それが「味」に影響していたようでした。

そこで、120席の店ではできるだけ強火で焼くように心がけ、焼きあがったらすぐに持っていく。また、できるだけ“まとめ焼き”(10本ぐらいまとめて焼き上げる)を避け、大変だけど、こまめに客席に焼き鳥を運ぶことを心がけるようにしました。

たった、それだけのことですが、数か月後、120席の店は売上が好転し始めました(もちろん、それ以外の改善も功を奏したと思いますが…)。

この時以来、焼き鳥店のご支援を何度も行っていますが、焼き上がりの「温度」にこだわるように指導するようになりました。

もう一つ温度にまつわる話があるのですが、あるラーメン店を支援していたときの話です。

スープのつくり方や内装などを見直し、売上も改善してきたのですが、少しすると売上が落ち着いてきました。何か別の対策が必要ということで、SNSを活用したりなどしていましたが、イマイチ、売上アップには繋がりませんでした。

ある時、スープの「温度」が気になり、「もう少し、熱く提供できないのか?」とミーティングで議題になり、一度、スープの温度を測ってみることにしたようです。

2店舗運営していたのですが、売上がややいいA店と売上が今一歩苦戦しているB店のスープの温度を図ってみると、A店は80度。そして、B店は75度だったそうです。

もしかしたら、この“たった5度”が、お客様の味の評価を変えるのでは仮説を立て、2店舗でスープの温度を80度以下にしない取り組み(丼を温めるなどなど)を徹底したところ、この会社においても数か月後から、売上が好転し始めました。

僕のご支援先では、基本的に「販促」をするというより、オペレーションの改善を重ね、お客様満足度を向上させることで売上アップを図るようにしています。

お客様満足度をアップさせるひとつの視点として、商品力、商品の質を維持・向上させることがとても重要なのですが、やはり、「温度というのはとても大切な視点だということを最近つくづく感じています。

飲食店では昔から、「熱いものは熱いうちに。冷たいものは冷たいうちに」というのは、よく言われている事ですが、意外に、これを忘れている店が多いように思います。

上記の例のように、できるだけ温度を高くする(高く維持する)ための取り組みをすることはもちろんのこと、「出来上がった料理をすぐにお客様のテーブルにお運びする」という基本中の基本が、意外に出来ていない店が多いような気がします

デシャップに料理が置かれたままになっているというシーン。よく見かけるような気がします。慣れてくると、「できたてをお客様のもとに運ぶ」ということを忘れがちです。とくに、ベテラン社員、ベテランアルバイトさんほど、こんな傾向があるような気がしています。

ほんの1度か2度かもしれませんが、この1、2度の温度にこだわることがお客様の満足度に繋がるのではないかと思います。

“出来立て”の料理、ドリンクをお客様のテーブルに運ぶことにこだわってみませんか?

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開けたらすぐ出せる。この収納さえできればモノは片付いていく

収納場所を決めているのに、気がついたら出しっぱなし置きっぱなし…なんてこと、ないでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、モノを片付けられない根本的な原因を探り、その対処法を紹介しています。

短い方がいいんだよね

さて、本日は置く場所のお話。

先日、オットの部屋で積ん読本の角にちょこっと足があたって私の足を直撃した上に山体崩壊を引き起こしました。痛いしメンドクサイし、イライラしながら片付けました。なんで本を積むのよ!直置きしないでって言ってるのに!……ま、ヤツアタリってやつですかねえ( ̄∇ ̄)

こういうことが起こらないようにするためにも、片付けなくちゃならないわけですよ。ところが、それができない場合があるんですよね。

そもそもモノが散らかる原因のひとつは、モノを

  • 元に戻せない

からです。あ、知ってる?それじゃもう一歩踏み込んでみましょう。どうして元に戻せないんでしょうか?

  • 元に戻す気がないから

でしょうか?ブッブブー、ハズレーーー(`×`)その人の気持ちのせいにすると、それはすぐに解決不能な

  • 人格非難

に結びつきますよ。いわく、ヤル気がないから、だらしないから自分の仕事だと思ってないから、甘ったれだから…ほら、だんだんムカついてきてませんか?そして、双方得るもののないケンカへと発展していくんです。

このことは、他の悩みでも同じでしょうが、問題となっていることの原因を人の性格や気持ちのような生得的で直しがたいモノのせいだと

  • 考えない方がいい

です。生まれながらの性格や気持ちの問題だとすると、解決するのがものすごく難しくなっちゃいますからね。もしそれが本当に原因だとしても、それに取り組む前にいろんなことをやり尽くしてから、取り組んでも遅くはないですよ。

いや、むしろ全てをやり尽くして問題解決スキルをアップさせてからじゃないと、性格や気持ちなんて治せないですから。そのくらいタイヘン。

そもそもそれを指摘するのだって、難しいんですから。だって

  • だらしなくて甘ったれてるよね(`3´)

なんて言えないし、言ったら言ったで

  • な、なにをぅ?!!(`皿´)!!

と反撃されること必至ですよね。こんな非生産的な話をするよりずっと良い方法がありますから。

話を戻しましょう。なんで元に戻せないんでしょうか?性格以外の原因を考えてみてくださいね。

…実は、この元に戻せない原因は、

  • 元に戻す工程が長すぎる多すぎる

なんです。これが原因になっていることが多いんですよ。

モノを元に戻す工程が長すぎる(多すぎる)って、どういうことでしょうか。ちょっと考えてみましょう。たとえば、押し入れの引き出しにしまってあるハサミを取り出して、使って、戻すとしましょう。

  • 押し入れを開ける
  • 引き出しを開ける
  • ハサミを取る
  • 引き出しを閉める
  • 押し入れを閉める

ここまでで、押し入れの外にハサミが取り出せたわけですね。なので、元に戻す時にも当然同じ工程が必要になります。つまり

  • 押し入れを開ける
  • 引き出しを開ける
  • ハサミをしまう
  • 引き出しを閉める
  • 押し入れを閉める

となります。つまり、ハサミを取り出して、使って、元に戻す工程は、全部で10工程ということです。このハサミが引き出しの中の箱などに入っていたりすると、さらに工程は増えますよね。

逆に、ハサミが出しっぱなしの場合、どうなるんでしょうか。

  • 取る

だけでOKで、使った後も同じ工程数で足ります。すなわち

  • 置く

ですよね。押し入れの中の引き出しが10工程ですからずっと短いですよね。

なぜか特定のモノだけいつも散らかっているなら、まずはそのモノを取り出して使って、戻すという

  • 一連の工程数が長すぎないかどうか

を検討してみるんです。元に戻しにくいと、使ったあとにソコラに置きっぱなしにしやすく結果として散らかってしまうんです。なので、工程はできるだけ

  • 短くした方が戻しやすい

んですね。つまり、散らかりにくいんですよ。

多くの場合、モノに辿り着くまでに2回以上扉とかフタとかを開ける必要があると

  • 工程が長い

と感じてしまうようですね。つまり、先のたとえで出したようなヤツです。これはクローゼットと引き出しでしたが、このように

  • 収納が二重・三重になっているもの

です。

これ、実はたくさんあるんですよ。使用頻度の高いモノでコレをやると

  • テキメン散らかる…

んですよね。

有力チームサポにはない恐怖。J3チーム同士の移籍のドキドキ感

横浜F・マリノスが15年ぶりにJ1リーグで優勝し、柏レイソルと横浜FCのJ1昇格、松本山雅FCとジュビロ磐田のJ2降格で迎える来季のJリーグ。1月1日に新しい国立競技場で行われた天皇杯決勝は、ヴィッセル神戸が鹿島アントラーズを下して初優勝を飾りました。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)はここからですが、ひとまず落ち着きを見せるJリーグ。この時期の関心事といえば選手の移籍情報です。人気メルマガ『J3+ (メルマ)』では今回、有力チームだけでなく、J3チームサポの知られざる悲喜こもごもまで含めた様々な事情を紹介。熱心なJリーグウォッチャーでも「補強評価が難しい理由」も綴っています。

突如として舞い込んでくる移籍話

今シーズンの公式戦が終了してオフに突入し、Jリーグの移籍市場が活発になって来た。

朝の9時くらいから夕方の18時あたりまで続々と移籍あるいは残留のニュースが入ってくる季節になった。ほとんどのクラブは「○○時00分」に公式サイトでニュースを流すが「○○時30分」に情報を流すクラブもある。通常の移籍の場合は移籍元と移籍先の2クラブが関係するが期限付き移籍になると3クラブ以上が絡むこともある。いずれにしても「何日の何時に公式サイトで情報を流す。」というところまでクラブ間で決められているので移籍情報は同時刻にリリースされるケースがほとんどになる。(※稀にズレるケースもある)

J1の有力クラブの移籍話は事前にメディアで流れるケースが多い。例えば今オフに横浜FMへの移籍が決まったMF仙頭(京都)、FWオナイウ阿道(大分)、GK梶川(徳島)、DF前貴之(山口)の4人はいずれも事前にメディアで「移籍確実」や「移籍濃厚」や「移籍が決定的」などと報じられている。なので引き抜かれる側のチームのサポーターも受け入れる側の横浜FMのサポーターも心の準備は出来ていただろう。正式に各クラブから移籍決定のニュースが流れたときもほとんどの人は冷静に受け止めることが出来たはずである。

その一方で注目度があまり高くないクラブ間での移籍になるといきなり公式サイトに移籍確定のリリースが流れることになる。心の準備が出来ていない中で突如として発表されるパターンの移籍は引き抜かれる側にとっては精神的なダメージが大きい。当たり前の話になるが「J2のクラブからJ2のクラブへの移籍」となると事前に情報が流れないケースの方が多い。そして、「J3のクラブからJ3のクラブへの移籍」となると事前にメディア等に情報が流れるケースの方が稀である。そのほとんどは「突然の移籍」になる。