なぜ商品を仕入れた「つもり」だけで接客スキルが上がるのか?

当たり前といえば当たり前ですが、ただ漫然とモノを売っているだけでは、数字に対する感覚が身についたり、商品に対する思い入れが深くなったりすることはありません。しかしそれでは販売員としての成長は望めないこともまた事実です。何か良いトレーニング法はないものでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、シンプルかつ効果的な方法を紹介しています。

自分で仕入れる

販売員の数字に対する感覚や、商品に対する思い入れを向上させるシンプルな方法があります。販売員が自分で商品を仕入れることです。

仕入れというのは、とてもハードなことです。店に商品が並ぶということは、商品を仕入れる(または商品を生産する)ことで成り立ちます。ということは、どの商品をどのくらい仕入れるかを考えなければいけません。

売れ残ればそれだけ損をしてしまうことになりますし、逆に、売れてしまって在庫を切らすことになれば、機会ロスが生まれてしまい、結局これも損をすることになります。だから、仕入れというのはとても難しいことなのですね。

ですが、普段販売員が仕入れをすることはまずありません。大体は本部やマネージャー、MDに携わる人、もしくは、店長の仕事になるでしょう。だから、仕入れに対する感覚はなく、どの商品がどれだけ売れ残ろうが在庫切れしようが、それは仕入れた人の責任だとたいして気にもとめません。

しかし、販売員自身が仕入れることになると、途端に考えることが増えます

「この量を入れても大丈夫だろうか」
「これくらいの量で本当に足りるのかな」

こういうことを真剣に考え、商品1点の重みを感じることになるのです。

と言っても、実際に販売員自身が商品を仕入れるというのは難しいですよね。でもだからこそ、トレーニングをして、自分でやってみることをお勧めします。今、自分が商品仕入れを担当するとしたら、どうするかそれを考えるのです。

今月は、Aという商品を10点、Bという商品を5点仕入れると考えます。これだけで、その商品を適正価格で販売すると、どのくらいの利益になるか、売れ残ると、どれくらいのロスになるかを考えることになります。

そして、次の仕入れ機会までにそれらの商品が実際にどのくらい売れたのかを確認します。やたらと売れ残っていたなら、仕入れ量が多すぎて、動向を読みきれなかったとわかりますし、逆に早い段階で売り切れてしまっていたとしたら、これもまた読み違えていたことがわかります。できれば、それによってどのくらいの売上が立ち、どのくらいの売上ロスが出ていたかも考えるとより良いでしょう。

こういうことを繰り返していると、商品仕入れの感覚と同時に、数字全体に対する感覚、そして、商品を売り切るために必要な工夫がどんなものかまで考えられるようになります。

自身のトレーニングと思って、勝手に仕入れをしてみたつもりになってやってみてください。教育者の方なら、スタッフの方にトレーニング的にやってみても良いかもしれません。驚くほど、感覚が成長することがわかるはずです。

今日の質問です。

  • 自分で商品を仕入れるとしたら、どんなことを考える必要がありますか?
  • 実際にやってみてどうでしたか?

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会社員だったら即刻クビ。議員続行の河井案里氏に国民は怒りの声

昨年7月の参院選で公職選挙法違反をしたとして事務所に家宅捜索が入った河井案里参院議員。案里氏の公設秘書の男性を、広島地検が17日に任意聴取したと朝日新聞NHK日本経済新聞などが報じた。関係者によると、地検はすでに複数回聴取しており、立件の可否を検討しているとのこと。案里氏の旦那の克行氏は昨年10月末に法相を辞任しているが、夫妻は、議員辞職と自民党離脱は否定している。


公職選挙法違反問題について

案里氏の陣営は、運動員十数人に日当を支払う際、法定上限である1万5000円の倍額にあたる3万円の報酬を支払っていた疑いがある。各運動員名義で日付や名目が異なる領収書を2枚作成するなど、隠蔽工作をしていたとされている。法外な報酬を出したか否かと認識を問われた際、案里氏は「捜査機関に判断していただきたい」と名言を避けた。

「雲隠れ期間」の給与や歳費は返還せず

案里氏は、公職選挙法違反問題が浮上した後、体調不良などを理由に2ヶ月余りにわたり、公の場に姿を見せていなかった。15日の議員宿舎で行われた取材で「説明もないまま国会を休んでいたが、その間の給与や歳費を返還する考えはあるか」と尋ねられたところ、「病気療養をしていた」とし、病気で欠席する議員が他にもいることから「そうした判断をするのはちょっと難しいかなと思っている」と述べた。

名古屋市小5いじめ事件。学校側と教育委「報告」の不可解なズレ

名古屋市の小5男児が十数人から金銭を要求されていたという事件が「いじめの重大事態」に認定されましたが、そこに至るまでの不自然な経過から、市教育委員会の隠蔽体質が指摘されています。今回の無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、教育委員会が隠蔽体質を持っている場合、学校側は忖度から保身に走らざるを得ない構図があると指摘しています。

教育委員会の奮起を期待する

先日のニュースでは、昨年の12月に報道された小5男子のいじめ問題について、名古屋市教委は8日、児童がお金を持ち出した総額が15万円、そのお金を使った児童は十数人にのぼったことを第三者委員会に報告したということです。また、男子児童が持ち出した15万円のうち、約9万円を同級生が使用したとみられ、この分を、同級生の保護者たちが弁償することで合意したと説明しました。

この事件は、名古屋市の小学校で、小5男児が同級生に金銭を要求された事件で、名古屋市教育委員会は「いじめの重大事態」に認定したことを2019年12月2日に会見を開いていました。その時の会見では、2019年8月に金銭要求が始まり、同級生6人から「金を持ってこないと一緒に遊ばない」と脅され、加害者らは、フードコートで飲食をしたり、ゲームセンターで使ったほか、児童にスマートフォンのゲームなどに使えるプリペイドカードを買わせたりなどしていました。持ち出し回数は十数回におよび、総額は10万円から20万円とみられるという内容でした。母親が、500円玉貯金の貯金箱からお金が減っていることに気がつき、担任に相談したことで発覚しました。

今回の報告で、加害者が当初の発表の「6人」ではなく十数人にものぼることが明確になりました。しかしながら、10月に発覚して、12月の会見までに学校、及び教育委員会はかかわった児童が何人だったのかについては分かっていたはずですし、また、弁済がなされていないことも知っていたはずです。発覚後には、小学校側は市教委に「重大事態ではないか」と早々に連絡したにも関わらず、市教委は認定せず、その後、保護者の納得が得られなかったことや、マスコミの報道の影響を受けて、12月2日に「重大事態」と認定しています。さらに報告義務があるにもかかわらず、この事件が12月2日まで市長に報告されていなかったことも分かっています。河村市長は記者の質問に「子どもさんを日本一応援しようと言っとるんですけど、わしに報告がなかったのも残念ですわ。情けないというか…」、「隠蔽体質なんじゃないですか」と答えています。

このような教育委員会の姿勢、考え方が、いじめ問題を蔓延させている大きな原因と言えます。学校という組織は、教育委員会の姿勢を「忖度」して、いじめに対しての対応を変えてしまいます。学校も「保身」を考えますし、教育委員会に対して「従順」で、反旗を翻したりすることはありません。教員委員会の基本姿勢が「隠蔽」ならば学校も「隠蔽」を選択するのです。そのような旧い考え方に染まっている教育委員会の下にある学校では、被害者であるいじめを受けた子供たちやその保護者が苦しんでいます。

逆に言えば、本気でいじめ問題に取り組み、いじめを解決しようという姿勢を有している教育委員会の下ではいじめが起きても、早期発見、早期解決ができるようになっていきます。保身ではなく「被害者の立場で考える教育委員会の活躍を心から期待したいと思います。

今年も、悩み、苦しんでいる子供たちのために少しでも力になってまいりたいと存じます。冬休みが終わりました。残り時間が少なくなりました。先生方の異動も、4月からのクラス編成も検討されはじめる最終学期です。いじめに対しても、「もう少し様子をみてみようと思っていると、何もできなくなってしまうことがあります。なにか気になることがありましたらご遠慮無くご相談いただければ幸いです。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

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ぬるいラーメンが食べたいか?飲食店が何よりもこだわるべきこと

せっかく楽しみにしていた料理が冷めていたり、ドリンクがぬるかったり…。そんな飲食店に当たってしまうと、損をした気分になるものです。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では飲食店コンサルタントの中西敏弘さんが、焼き鳥やラーメンを例に取り、温度管理がいかに売上につながるかを解説しています。

“出来立て”をお客様のテーブルに運ぶことにこだわってみないか?

以前、僕のご支援先で焼き鳥店を経営している会社がありました。当時、2店舗営業されていたのですが、創業店が50席ぐらいんの規模で、もう一つは、120席ぐらいの大型店でした。

両店とも、何度も訪店し店の改善点を抽出しながら、改善を重ねていたのですが、ある時、両店の焼き鳥のの違いがすごく気になりました。

焼き方は、焼き方のあるべき姿、コツ・ポイント等を言語化し、共有していたので、両店との同じように焼けているはずなのですが、なんとなく、50席のお店の方が美味しく感じたのです

そこで、両店で何が違うのかをスタッフ皆でミーティングをした結果、ひとつのことが分かりました。それは、「温度です

50席の方が、焼きあがってから、テーブルに運ばれる時間が、120席の店よりも当たり前ですが、早い」のです。やはり、120席の店の場合は、デシャップから離れたところに運ぶと、どうしても「少し」冷めてしまいます。このちょっとした「時間差が焼き鳥自体の温度を下げることになり、それが「味」に影響していたようでした。

そこで、120席の店ではできるだけ強火で焼くように心がけ、焼きあがったらすぐに持っていく。また、できるだけ“まとめ焼き”(10本ぐらいまとめて焼き上げる)を避け、大変だけど、こまめに客席に焼き鳥を運ぶことを心がけるようにしました。

たった、それだけのことですが、数か月後、120席の店は売上が好転し始めました(もちろん、それ以外の改善も功を奏したと思いますが…)。

この時以来、焼き鳥店のご支援を何度も行っていますが、焼き上がりの「温度」にこだわるように指導するようになりました。

もう一つ温度にまつわる話があるのですが、あるラーメン店を支援していたときの話です。

スープのつくり方や内装などを見直し、売上も改善してきたのですが、少しすると売上が落ち着いてきました。何か別の対策が必要ということで、SNSを活用したりなどしていましたが、イマイチ、売上アップには繋がりませんでした。

ある時、スープの「温度」が気になり、「もう少し、熱く提供できないのか?」とミーティングで議題になり、一度、スープの温度を測ってみることにしたようです。

2店舗運営していたのですが、売上がややいいA店と売上が今一歩苦戦しているB店のスープの温度を図ってみると、A店は80度。そして、B店は75度だったそうです。

もしかしたら、この“たった5度”が、お客様の味の評価を変えるのでは仮説を立て、2店舗でスープの温度を80度以下にしない取り組み(丼を温めるなどなど)を徹底したところ、この会社においても数か月後から、売上が好転し始めました。

僕のご支援先では、基本的に「販促」をするというより、オペレーションの改善を重ね、お客様満足度を向上させることで売上アップを図るようにしています。

お客様満足度をアップさせるひとつの視点として、商品力、商品の質を維持・向上させることがとても重要なのですが、やはり、「温度というのはとても大切な視点だということを最近つくづく感じています。

飲食店では昔から、「熱いものは熱いうちに。冷たいものは冷たいうちに」というのは、よく言われている事ですが、意外に、これを忘れている店が多いように思います。

上記の例のように、できるだけ温度を高くする(高く維持する)ための取り組みをすることはもちろんのこと、「出来上がった料理をすぐにお客様のテーブルにお運びする」という基本中の基本が、意外に出来ていない店が多いような気がします

デシャップに料理が置かれたままになっているというシーン。よく見かけるような気がします。慣れてくると、「できたてをお客様のもとに運ぶ」ということを忘れがちです。とくに、ベテラン社員、ベテランアルバイトさんほど、こんな傾向があるような気がしています。

ほんの1度か2度かもしれませんが、この1、2度の温度にこだわることがお客様の満足度に繋がるのではないかと思います。

“出来立て”の料理、ドリンクをお客様のテーブルに運ぶことにこだわってみませんか?

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開けたらすぐ出せる。この収納さえできればモノは片付いていく

収納場所を決めているのに、気がついたら出しっぱなし置きっぱなし…なんてこと、ないでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、モノを片付けられない根本的な原因を探り、その対処法を紹介しています。

短い方がいいんだよね

さて、本日は置く場所のお話。

先日、オットの部屋で積ん読本の角にちょこっと足があたって私の足を直撃した上に山体崩壊を引き起こしました。痛いしメンドクサイし、イライラしながら片付けました。なんで本を積むのよ!直置きしないでって言ってるのに!……ま、ヤツアタリってやつですかねえ( ̄∇ ̄)

こういうことが起こらないようにするためにも、片付けなくちゃならないわけですよ。ところが、それができない場合があるんですよね。

そもそもモノが散らかる原因のひとつは、モノを

  • 元に戻せない

からです。あ、知ってる?それじゃもう一歩踏み込んでみましょう。どうして元に戻せないんでしょうか?

  • 元に戻す気がないから

でしょうか?ブッブブー、ハズレーーー(`×`)その人の気持ちのせいにすると、それはすぐに解決不能な

  • 人格非難

に結びつきますよ。いわく、ヤル気がないから、だらしないから自分の仕事だと思ってないから、甘ったれだから…ほら、だんだんムカついてきてませんか?そして、双方得るもののないケンカへと発展していくんです。

このことは、他の悩みでも同じでしょうが、問題となっていることの原因を人の性格や気持ちのような生得的で直しがたいモノのせいだと

  • 考えない方がいい

です。生まれながらの性格や気持ちの問題だとすると、解決するのがものすごく難しくなっちゃいますからね。もしそれが本当に原因だとしても、それに取り組む前にいろんなことをやり尽くしてから、取り組んでも遅くはないですよ。

いや、むしろ全てをやり尽くして問題解決スキルをアップさせてからじゃないと、性格や気持ちなんて治せないですから。そのくらいタイヘン。

そもそもそれを指摘するのだって、難しいんですから。だって

  • だらしなくて甘ったれてるよね(`3´)

なんて言えないし、言ったら言ったで

  • な、なにをぅ?!!(`皿´)!!

と反撃されること必至ですよね。こんな非生産的な話をするよりずっと良い方法がありますから。

話を戻しましょう。なんで元に戻せないんでしょうか?性格以外の原因を考えてみてくださいね。

…実は、この元に戻せない原因は、

  • 元に戻す工程が長すぎる多すぎる

なんです。これが原因になっていることが多いんですよ。

モノを元に戻す工程が長すぎる(多すぎる)って、どういうことでしょうか。ちょっと考えてみましょう。たとえば、押し入れの引き出しにしまってあるハサミを取り出して、使って、戻すとしましょう。

  • 押し入れを開ける
  • 引き出しを開ける
  • ハサミを取る
  • 引き出しを閉める
  • 押し入れを閉める

ここまでで、押し入れの外にハサミが取り出せたわけですね。なので、元に戻す時にも当然同じ工程が必要になります。つまり

  • 押し入れを開ける
  • 引き出しを開ける
  • ハサミをしまう
  • 引き出しを閉める
  • 押し入れを閉める

となります。つまり、ハサミを取り出して、使って、元に戻す工程は、全部で10工程ということです。このハサミが引き出しの中の箱などに入っていたりすると、さらに工程は増えますよね。

逆に、ハサミが出しっぱなしの場合、どうなるんでしょうか。

  • 取る

だけでOKで、使った後も同じ工程数で足ります。すなわち

  • 置く

ですよね。押し入れの中の引き出しが10工程ですからずっと短いですよね。

なぜか特定のモノだけいつも散らかっているなら、まずはそのモノを取り出して使って、戻すという

  • 一連の工程数が長すぎないかどうか

を検討してみるんです。元に戻しにくいと、使ったあとにソコラに置きっぱなしにしやすく結果として散らかってしまうんです。なので、工程はできるだけ

  • 短くした方が戻しやすい

んですね。つまり、散らかりにくいんですよ。

多くの場合、モノに辿り着くまでに2回以上扉とかフタとかを開ける必要があると

  • 工程が長い

と感じてしまうようですね。つまり、先のたとえで出したようなヤツです。これはクローゼットと引き出しでしたが、このように

  • 収納が二重・三重になっているもの

です。

これ、実はたくさんあるんですよ。使用頻度の高いモノでコレをやると

  • テキメン散らかる…

んですよね。

有力チームサポにはない恐怖。J3チーム同士の移籍のドキドキ感

横浜F・マリノスが15年ぶりにJ1リーグで優勝し、柏レイソルと横浜FCのJ1昇格、松本山雅FCとジュビロ磐田のJ2降格で迎える来季のJリーグ。1月1日に新しい国立競技場で行われた天皇杯決勝は、ヴィッセル神戸が鹿島アントラーズを下して初優勝を飾りました。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)はここからですが、ひとまず落ち着きを見せるJリーグ。この時期の関心事といえば選手の移籍情報です。人気メルマガ『J3+ (メルマ)』では今回、有力チームだけでなく、J3チームサポの知られざる悲喜こもごもまで含めた様々な事情を紹介。熱心なJリーグウォッチャーでも「補強評価が難しい理由」も綴っています。

突如として舞い込んでくる移籍話

今シーズンの公式戦が終了してオフに突入し、Jリーグの移籍市場が活発になって来た。

朝の9時くらいから夕方の18時あたりまで続々と移籍あるいは残留のニュースが入ってくる季節になった。ほとんどのクラブは「○○時00分」に公式サイトでニュースを流すが「○○時30分」に情報を流すクラブもある。通常の移籍の場合は移籍元と移籍先の2クラブが関係するが期限付き移籍になると3クラブ以上が絡むこともある。いずれにしても「何日の何時に公式サイトで情報を流す。」というところまでクラブ間で決められているので移籍情報は同時刻にリリースされるケースがほとんどになる。(※稀にズレるケースもある)

J1の有力クラブの移籍話は事前にメディアで流れるケースが多い。例えば今オフに横浜FMへの移籍が決まったMF仙頭(京都)、FWオナイウ阿道(大分)、GK梶川(徳島)、DF前貴之(山口)の4人はいずれも事前にメディアで「移籍確実」や「移籍濃厚」や「移籍が決定的」などと報じられている。なので引き抜かれる側のチームのサポーターも受け入れる側の横浜FMのサポーターも心の準備は出来ていただろう。正式に各クラブから移籍決定のニュースが流れたときもほとんどの人は冷静に受け止めることが出来たはずである。

その一方で注目度があまり高くないクラブ間での移籍になるといきなり公式サイトに移籍確定のリリースが流れることになる。心の準備が出来ていない中で突如として発表されるパターンの移籍は引き抜かれる側にとっては精神的なダメージが大きい。当たり前の話になるが「J2のクラブからJ2のクラブへの移籍」となると事前に情報が流れないケースの方が多い。そして、「J3のクラブからJ3のクラブへの移籍」となると事前にメディア等に情報が流れるケースの方が稀である。そのほとんどは「突然の移籍」になる。

筋トレは「効かせるフォーム」が大前提。重ければ重いほど効果が

新年を機にトレーニングを始めようという人や、既に行っている人であれば、トレーニングの質を見直そうという人が多いと思います。メルマガ『届け!ボディメイクのプロ「桑原塾」からの熱きメッセージ』宛にもそのような質問が多く届いているようです。そこで今回は、「筋トレの負荷設定を見直したい」という読者に桑原弘樹塾長がアドバイス。桑原さんは、重量を上げるのはいい試みとしながらも、「効かせるフォーム」が前提になると強調。その上で無理のない負荷設定として、重量以外にインターバルの見直しも効果があると、推奨しています。

筋トレで負荷の設定を見直すときのアドバイス

Question

shitumon

新年をきっかけにトレーニングを見直してみようと考えています。種目もさることながら、負荷の設定を一度しっかりと見直したいと思うのですが、何かアドバイスはありますでしょうか。

重ければ重いほど効果があがると考えてもいいのでしょうか。それと初歩的な質問なのですが、スクワットの200kgと45°レッグプレスの200kgとは同じ200kgと考えてもいいものですか?

桑原塾長からの回答

私も毎年新年から、少しだけ何かトレーニングの内容を変えるようにしています。当たり前のようにやっていたネックマシンのプレートを一枚だけ重くするとか、今年はタイガースの選手にクリーンを教えなくてはならないので、(肘が痛いので)軽い重量ではありますがクリーンを取り入れています。

逆に一年を通じていつの間にかやらなくなってしまった種目もあります。昨年は腰痛の影響もあって、ハイプルアップとシュラッグを一時的に中断したままやらない種目になってしまいました。効果的な種目なので、今年は復活をさせて行こうかと考えています。

さて、負荷の設定についてですが、基本的には重量を上げていくのは賛成ですし、効果的だと思います。筋トレは力を不合理に使って、目指す部位へいかに効率よく刺激を与えるかが重要ですから、いわゆる効かせるフォームが前提にはなります。

ただし、この効かせるフォームという前提が成り立っていれば、負荷は重ければ重いほど効果的といえます。難しいのは、重さを追求していくとやがて効かせるフォームでなくなってしまう点なのです。効かせるフォームが前提ではありますが、そこから重量を追求していって、挙げる事が目的となった時には改めてフォームチェックをする。この繰り返しなのかなと思うのです。

一年かけてフォームはある程度固まっているかと思いますから、新年早々には重量を少しあげてみるのはいい試みだと思います。

では、どれくらい上げるのがいいのかについてですが、例えばマシンであれば従来から1プレート重くしてみるといった安易な上げ方もあります。もう少し真剣に取り組むのであれば、10レップの内の7~8レップくらいでスティッキングポイントがグッときつくなる重量を探してみることです。この時は前提条件となる効かせるフォームを意識したうえで、どのくらい重くしたらいいのかを探してみてください。

実は、私は逆に重量を下げるというケースもありました。サイドレイズをマシンで行っていたのですが、改めて効かせるフォームを見直してみたところ、従来の重量ではとうてい実施することが出来ず、8レップでグッと粘りつくような感覚にするために重量を落としたのです。

重量を上げる事には賛成ですが、あくまでも8レップでスティッキングポイントがきつくなるという条件での重量を探ってみるものいいかもしれません。それと負荷とは重量以外にもあるという事も、改めて考えてみてもいいかもしれません。

安倍首相「全世代型社会保障」宣言も、国民は「もう騙されない」

「全世代型社会保障制度」の実現に向けた改革を年内に実行すると安倍晋三首相が表明したと共同通信東京新聞などが報じた。具体的には、年金受給開始の選択肢を75歳からに広げる点などを述べた。


内閣最大のチャレンジ「年内実行」宣言

安倍首相が通常国会召集日に行なう施政方針演説の概要について、16日判明。「内閣最大のチャレンジ」と述べていた「全世代型社会保障制度」を年内に実行するという。国家戦略として、人工知能やビックデータを活用する「第4次産業革命」に取り組み、技術革新を図る狙いだ。また、「現役世代の負担上昇に歯止めをかけるのは待ったなしの課題」と語り、年金受給開始の選択肢を75歳からに広げることになるとのことだった。

全世代型社会保障制度とは

高齢者の就労を促進し、「社会保障の支え手を増やす」ことや、負担能力がある人には年齢問わず多く負担してもらう「応能負担」を2本柱として打ち出しているのが、「全世代型社会保障制度」だ。

たとえば、就労促進策では、希望する70歳まで働き続けられるよう機会の確保を企業の努力義務にするという内容。これについて安倍首相は「意欲ある皆さんが働き続けられる生涯現役の社会をつくり上げる」と意気込んでいたが、若手世代の待遇が圧迫されることや、働き続けざるを得ない非正規雇用が出てくることなどの問題点が浮き彫りとなっている。

気づいたら二重請求。恐ろしい「メルカリ」詐欺の悪質な手口

スマートフォンなどから、誰でも簡単に商品の売り買いができるフリマアプリ「メルカリ」。品物が届いてから出品者に入金されるシステムのため、安心して楽しめると人気だ。しかし、この「メルカリ」などのフリマアプリを利用した詐欺が横行していると話題になっている。こうして話題になったのは、被害者たちのツイートがきっかけである。



「メルカリ」の落とし穴

「メルカリ」では、配送方法が選択できる。「らくらくメルカリ便」、または「ゆうゆうメルカリ便」以外の「ゆうパック」などの配送方法が指定されていた場合、出品者に住所などを知られてしまう。これが今回の詐欺に繋がった。

利用された「Paidy」

詐欺に利用されたのは、オンラインショップなどで簡単に利用できる決済サービス「Paidy」。事前登録やクレジットカードは必要なく、携帯電話とメールアドレスさえあれば誰でも決済できるサービスである。通常は、購入者がコンビニや銀行でまとめて月に1回支払うのだが、もし購入者が商品の代金を支払わなかった場合は、商品の送付先に請求書が届くシステムになっている。

悪質な詐欺の手口

「メルカリ」と「 Paidy」を利用した詐欺は、以下のように行なわれた。

  1. 詐欺師となる出品者は、無在庫のままメルカリなどに出品
  2. 落札されたら、「Paidy」を利用してビックカメラなどのサイトから商品を購入し、配送先として落札者の住所を入力
  3. 落札者に「ビックカメラ」などから直接荷物が届く
  4. 落札者が「受取連絡」をし、出品者に振り込まれる
  5. 翌月、落札者にPaidyから支払い通知がくる

つまり、詐欺師は商品を送らずとも、商品代金を得ることができるのだ。一方で商品の購入者は、メルカリへの支払いとビックカメラなどのサイトへの支払いを二重で行なわなければならない。

2名死亡の新型肺炎、迫る中国の旧正月。日本の対策は万全か?

中国・武漢市で発症が相次ぎ、2人目の死亡が確認されている「新型肺炎」。日本でも、神奈川県在住の中国人男性からの発症が確認されている。新型コロナウイルスは、武漢市の海鮮市場で扱われていた動物から感染した可能性が指摘されていたが、武漢市当局は「ヒトからヒトへの感染の可能性を排除できない」との見解を示したと、産経新聞朝日新聞などが報じている。

ヒトからヒトへの感染は

患者が多く出入りしていたとされる武漢市の海鮮市場だが、今回日本国内で感染が確認された男性は立ち寄っていなかった。しかし、今回の新型コロナウイルスを関係しているかは不明だが、現地の方と現地で生活していた可能性がある。また、別の肺炎を発症した夫妻のうち、夫は海鮮市場で働いていたが、妻は市場には行っていなかった。このことから、ヒトからヒトへの感染のリスクは極めて低いが「ある」との見解が示された。コロナウイルスは、咳などを通じて飛沫感染しやすいウイルスといわれているため、外出中のマスクの着用や外出後の手洗いうがいなどは徹底して行ないたい。

検疫をすり抜けた新型肺炎

厚生労働省は昨年12月以降、国内の検疫体制を強化していた。サーモグラフィーを用いた発熱確認に加え、武漢市からの入国者に対しては、発熱や咳などの発症がある場合は自己申告するよう促していた。しかし、日本国内で感染が確認された中国人男性は帰国時に解熱剤を飲んでおり、検疫をすり抜けられた。