ドローンによるテロを防げ。軍事アナリストが対策と課題を詳しく解説

2015年に大きな話題を呼んだ「首相官邸ドローン落下事件」。国家の中枢に対するテロ行為にもなりかねないこの事件後、日本政府はドローンを規制する方針を打ち出しました。軍事アナリストの小川和久さんは、メルマガ『NEWSを疑え!』の中で、現在のドローン対策とこれからの課題について詳しく説明、そして小川さん自身が提案した新たな対策方法も紹介しています。

ドローン対策、次なる課題

首相官邸ドローン落下事件(4月22日発見)から8か月、法律が制定されたのを受けて、ようやく警察のドローン対策が具体的な動きを見せ、まずは一歩前進と評価しているところです。

小型無人飛行機(ドローンを悪用したテロへの対策として、警視庁は全国で初めて捕獲用のドローンを導入し、12月中旬から運用を始めた。2016年3月までに機動隊の全10隊に1台ずつ配備する予定。

警備部によると、六つの回転翼を持つ捕獲用ドローンは、取り付けた縦3メートル、横2メートルの網で不審なドローンを空中で絡め取る。官邸や国会議事堂、皇居などの重要施設を警備する部隊にまず1台を配備する。12月10日に施行された改正航空法で定めた飛行禁止区域で、操縦者が警告に応じない場合に飛ばす

首相官邸の屋上でドローンが見つかった2015年4月の事件を受け、警視庁はドローンでドローンを捕獲する方法を検討。様々な実験を繰り返し、網で絡め取れば落下して通行人らに直撃する危険性も低いと判断した。機動隊員数十人が10月から操縦訓練を積んでいる。警備部幹部は「爆発物を積んだドローンによるテロの可能性もある。最悪の状態を想定しつつ国の機能を守りたい」と話す。

同月10日施行の改正航空法で、ドローンの飛行ルールが定められた。人口密度が1平方キロメートルあたり4千人以上などとする「人口集中地区」(東京23区や地方の主な都市が該当)の上空や、高さ150メートル以上の空域は、国土交通省の許可がなければ飛行できない。(小林太一)」(12月10日付け朝日新聞)

実を言えば、ドローン落下事件直後の5月1日、問題を所掌する省庁の担当課長さんに対してドローン対策をレクチャーするように求められ、いくつかの話をしました。他にも同じような提案をした人がいたのかもしれませんが、そのレクチャーの一部が実現しており、日本の政府機関にしては速い動きだと喜んでいるわけです。

このときは、おなじみ西恭之氏(静岡県立大学特任助教)のコラム2点(2月2日号「ホワイトハウス侵入の無人ヘリは中国製だったが…」と4月14日号「これが、韓国が進める小型無人機対策だ」)を提示し、2月2日号にある3つの対策を踏まえた取り組みを促しました。

「肉まん」を太らないように食べるコツって?

寒い冬に食べたくなるホカホカの「肉まん」。食事として食べるには少なく、かといっておやつにしてはボリュームがあり太ってしまうのでは…と心配になりますよね。肉まんを上手に食べるにはどうすればいいのでしょうか?

肉まんのカロリーってどれくらい?

肉まんのカロリーは、おおよそ200~250カロリー程度です。これは、ご飯茶碗に軽めに1杯分(120~150g)と同じくらいのカロリーです。ただし、大きさや具の内容によって差があり、小さいものでは150カロリー、大きいものや「プレミアム」「ジューシー」などとあるものは全体量や肉の脂が多い傾向があり、多いものでは400カロリーにもなります。カロリーが気になる場合は小さめのものを、しっかり食べたいときには「プレミアム」などちょっと高めのものを選びましょう。ピザまんやカレーまんなどのカロリーは、肉まんと同じくらいです。

肉まんを「食事」として上手に食べるコツ

ちょうどいい個数にする

一日に摂ってほしい食事量は、各々性別や体格、活動量によって異なりますが、デスクワークで1600~2300カロリー程。つまり、1食にするとおおよそ550~750カロリーです。食事として食べる場合には2個が適当でしょう。ただし、肉まんのみでは不足する栄養素もあります。不足する栄養素を補う食べ合わせで、1食分の適量を目指しましょう。

上手な食べ合わせにする

肉まんを「ご飯とおかずの代わり」と考えると、炭水化物が少なく、脂質が多くなります。一緒に食べるおかずには、「春雨」「芋類」などの炭水化物が主となる食品をプラスするといいでしょう。唐揚げやメンチカツなど油の多いおかずは避けるのがベター。ビタミン、ミネラル、食物繊維が不足するので、野菜たっぷりのスープや具だくさんサラダ、野菜ジュース、フルーツヨーグルトを合わせるのがおすすめです。

食べるのは朝食や残業前の軽食

肉まんは自宅ならレンジで加熱するだけ、コンビニでも温かいまま買うことができるので、時間がないときでも手軽に摂ることができます。特に、一日のスタートや残業前はエネルギー補充が必要です。手軽な肉まんを食べるのにベストなタイミングです。

よく噛んでたべる

柔らかい肉まんは、どうしても早食いになりがちです。よく噛むことを意識しましょう。また、組み合わせる食べ物では、満足感を得られる水分の多い食べ物や、噛む回数が増える野菜料理を選ぶといいでしょう。

肉まんを「おやつ」として食べるコツ

様々な栄養素を摂ることができる肉まんはスナック菓子や菓子パンよりも優秀な「おやつ」となります。ただし、量と時間には注意が必要です。200カロリー程度を目安に小さめの肉まんを選びましょう。また、午後2時~3時は、体内に脂肪を溜め込みにくい時間帯。この時間に食べ、夜食としては避けましょう。

ボリュームがあるというイメージのある肉まんですが、上手に取り入れることで栄養バランスを考えた食事にも手軽な間食にもなる優秀食品なのです。

山本ともよ(管理栄養士)

 

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メルセデス・ベンツの再挑戦。果たして3代目スマートforfourに活路はあるか?

メルセデス・ベンツから新しく販売された3代目のスマートforfour。車雑誌の編集者からは「フォーツーならわかるけれど、フォーフォーって何?」と疑問の声も。元ホンダの開発エンジニアでもある繁浩太郎さんは、『写真と動画も楽しめる マニアック情報満載カーマガジン AutoProve』 の中で、ベンツ「スマートforfour」について他誌では決して読めない辛口批評を展開しています。

スマートに市場性はあるのか?

一緒に「スマート」の取材にいった担当の編集者が「今度のフォーツーはまだしも、フォーフォーの意味が分からん」と言っていました。つまり、ユーザーがなにをもってフォーフォーを選ぶのか分からんと。もっと言うとユーザーが感じる魅力はあるのか?ということです。このことについて考えていきたいと思います。

スマートは90年代後半に時計で有名なスウォッチ(SWATCH)が「シティコミューターコンセプトで世の中に登場させ、なんと言っても1台の駐車スペースの約半分で駐車できるというそのサイズは全くコロンブスの卵的でありました。ちなみに今回のスマートは3代目になります。

実際その全長は2,560mmと5mオーバーのメルセデス・ベンツSクラスの約半分でした。当時、私はドイツ・フランクフルトによく出張で行っていましたが、市内の路上や地下のパーキングスペースには、普通のスペースの約半分しかないスマート専用のパーキングスペースを見かけたものです。それは柱の影とかにもありました。

当時、スウォッチ時計の勢いも凄くて、そのスウォッチとコラボしたスマートのデザインは中も外もオシャレなものでしたから、「これからの街中はスマートだらけになるのか?」と一瞬思ったものです。多分、多くのカーメーカーもそのコンセプトとそれを作ってしまう力に驚いたと思います。

販売方法もオシャレなものだった。

しかし、実際の販売は思ったほどにはいかず、商売的には厳しかったようです。これは私の考えですが、あまりにも短い全長と高い車高なのでいくらオシャレなデザインで可愛く見えても、街中で走っている姿を見るとヒョコヒョコしていて、決して時代の先をいくカッコイイというものではなかったように思います。

そのプラットフォーム等は小さなボディのスマート専用であったため、他の機種で製造コストの原価償却するわけにもいかず、結局長く売り続けるしかなかったのだと思います。だから10年後の2代目へのフルモデルチェンジの時には2シーターのスマートに加えて、他車のプラットフォームと共用化した、4人乗りの市場性の高いフォーフォーとして機種追加の形で販売したのだと思います。

 

みなさんは「単に売れなければ止めればいいのに」と考えるかもしれませんが、一旦機種として開発したら、開発コストや工場設備などの「投資償却」をしなければなりません。だから売れなければ年数をかけて売る。スマートがモデルチェンジをせず長く10年も作り続けた理由だと読んでいます。また、もう1つ止めなかった理由にCAFEがあります。これは企業平均燃費に関する規制で、燃費のいい小型車があれば企業全体の平均燃費は上がるから小型車を持つことは重要になるからです。こうした理由から、売れるであろうフォーフォーをラインアップに加えたというのが本音でしょう。

しかし、このフォーフォーの販売はふるいませんでした。4人乗りにしたフォーフォーは当然全長も長く「シティコミューター」「半分のスペースで駐車」という独自のコンセプトがありません。つまり普通のスモールカーのようになって、違うのは「デザインに凝っているというファッション的なものがメインになりました。

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スモールカーはもともとヨーロッパは激戦区で、価格と使い勝手、性能…など、ユーザーの目は厳しいのです。多くのユーザーにとっては、何もここまでのファッション性はなくても、もっとクルマとしてリーズナブルなもので良いということだったのかもしれません。

そして今回の3代目スマートは、再チャレンジになります。いわゆる、よっぽど「ふんどしを締め直して企画しないと成功は難しい」というヤツです。しかし、メルセデス・ベンツは他車とのプラットフォームを共用して(ルノートゥインゴと共通)投資コストをできるだけ下げるという、以前と同じ方法は変えなかったようです。

「オタク」と「ヲタク」はどう違う?仲間はずれ「ヲ」の役割とは

普段なにげなく使っている日本語ですが、よく考えてみると不思議な文字表記ってありますよね。例えば、「オタク」と「ヲタク」は同じ意味でも印象が違います。メルマガ『1日1粒 !「幸せのタネ」』では、文字表記体系の中でも特別扱いされている「ヲ」について詳しく解説。ところで、日常的に「ヲ」使う場面ってありましたっけ…? 

「お」と「を」と「ヲ」

みなさんは「ヲタク」という表記は見たことはありますか?

オタクとは意味が違うそうです。

どう違うかは使う人によってこれまた異なるようですが。

この「ヲ」という文字。

平仮名の「を」に対応する片仮名なのですが、この文字は、文字表記の体系では仲間はずれの扱いです。

片仮名の表記に関しては、平成3年に出された外来語の表記』という内閣告示がひとつの「よりどころ」になります。

そこには

 ア イ ウ エ オ

 ガ ギ グ ゲ ゴ

 パ ピ プ ペ ポ

 キャ キュ キョ

 ン ッ ー

という一般的な文字と、少し外来語らしい

シェ フィ

などの文字と

ウィ トゥ ヴェ

などの外来語の原音・原つづりに近づけるための文字が一覧表として挙げられています。

全部で103ありますが、なんと「ヲ」はありません。

なぜでしょう?

「外来語」ですから,基本的には全て名詞です。

「を」は、日本語の中では「助詞」という文法的な機能面に特化した文字です。

ですから、名詞を表す時には使われることはない、というのが基本的な考え方となって、「ヲ」は表の中に出てこないんですね。

戦後、昭和21年に『現代かなづかい』が出されるまでは、歴史的仮名遣いで表記していました。

 「思い出」は「思ひ出」

 「買う」は「買ふ」

 「考える」は「考へる」

などと表記するものです。

少し古い書籍を開くとこのような表記に出くわします。

今では「お」に統一されましたが、

尾 十日 踊る 青い 悪寒 

などは

を とをか をどる あをい をかん 

と書くものだったのです。

ところが、『現代かなづかい』が定められた時に現代語の音韻にもとづいて表記する」ということで、「お」と「を」は同じ音なので、「に統一するとなったのです。

助詞の「を」は役割が別なので特別扱いです。

『現代かなづかい』は昭和61年に『現代仮名遣い』になりますが、基本的には同じ考えです。

ただ、『現代仮名遣い』も『外来語の表記』も、あくまで「よりどころ」です。

これ以外の方法で表記してはいけない、というものではありません。

ですから「ヲタク」などという表記をしても、それが大きな問題になるものではありませんが、表現上のユニークさは出てくるでしょう。

みなさんは、「ヲ」をどこかで見かけたことはありますか?

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筋トレと同じように、人の決断力も「超回復」で鍛えられるらしい

優柔不断な性格のせいでいろんな場面で損をしているけど、性格を直すのは無理だなんて決めつけていませんか?無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』の著者である谷原誠さんは、脳も筋肉と同じようにトレーニングすれば大きく変わると断言しています。優柔不断も直せる、意外なトレーニング法とは?

決断力に筋肉!?

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

頭で考え尽くしたことであっても、いざという時に決断できず、チャンスを逃してしまう人がいます。そういう人は、その自分の欠点を自覚していて、自分の優柔不断さに嫌気が差していることも多いようです。

今回は、決断力をつけるにはどうすればよいか、という話をしますが、その前に、文字通りの「力」である筋力についてのお話から始めたいと思います。

私は大学時代、器械体操部に所属していました。体操には技術はもちろん、筋力が必要なため、練習では筋力トレーニングも並行して行っていました。

筋力トレーニングでは、バーベルやマシン、あるいは腕立て伏せやスクワットなど自重を使って鍛えたい筋肉に負荷をかけます。それを継続するうち、次第に筋肉が大きくなっていきます。

そのとき、体内で何が起こっているのでしょうか。

筋肉に限界を超えるような負荷がかかると、筋肉組織が破壊されます。そして、破壊された組織は、休息を与えることで回復します。

この時に起こるのが「超回復」です。

超回復とは、筋肉組織が破壊されたあと、回復時に筋肉の総量が以前よりも増加する現象のことです。超回復によって大きくなった筋肉を、トレーニングによって再び破壊し、休息。この反復により、筋肉はさらに大きく、強くなります。

この仕組みはにも起こります。限界を超えるまで考え、記憶したあと、睡眠によって超回復を図ることで、脳は強くなっていきます。

そして、この超回復の理論は、意思決定においても同様です。決断力を付けるためにも、いままでの限界を超える決断を繰り返すことが必要なのだと思います。

人は今の状態を変えたくないという心理がありますので、決断することは苦痛を伴います。従来の安定した状況を維持するため、決断を避ける習性があります。

それを、無理やりにでも決断してみるのです。

最初は小さな決断でいいと思います。たとえば、レストランでなかなか注文が決められない人は「メニューを渡されたら、5秒以内で決める」と決めてみます。5秒ではメニューすべてを詳細に見ることはできませんので、熟考することが習慣づいている人には小さな苦痛があると思います。その限界を超えるのです。

あるいは、買い物で街中をぐるぐる回って結局なにも買わない、という習慣がある人は、デパートに入るときに、「この1時間で必ず服を1着買う」と決め、実行してみるのもよいでしょう。

そういった行動で自分の決断の「組織」を破壊します。そして、それを繰り返しているうちに、重要事項について果断に決めることのできる本当の決断力がついていきます。

頭で判断したことをすぐに実行に移す決断力は、まるで筋肉のように、トレーニングによって鍛えることができるのだと思います。

今回は、ここまでです。

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弁護士谷原誠の【仕事の流儀】
人生で成功するには、論理的思考を身につけること、他人を説得できるようになることが必要です。テレビ朝日「報道ステーション」などテレビ解説でもお馴染みで、「するどい質問力」(10万部)、「弁護士が教える気弱なあなたの交渉術」(アマゾン1位獲得)の著者で現役弁護士の谷原誠が、論理的な思考、説得法、仕事術などをお届け致します。
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そこじゃない。年明けに掃除するべき最も優先順位の高い場所とは?

掃除も大変だけど、もっと大変なのは「キレイな状態」をキープすること。おもちゃを散らかす子どもたち、抜け毛が気になるペット、休みの日は全く動かないお父さんなどなど、不可抗力もあるかと思いますが、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』ではキレイを保つためのちょっとしたコツをご紹介しています。今年もがんばりすぎず、要領よくキレイを保っていきましょう。

大掃除その後

さて、本日はキレイをキープするお話。

みなさん、年末に大掃除をされましたか?しましたよね? 散らかりがちなリビングも、掃いてもらえない三和土も、ダイニングのライトも、手が届かないオフロの天井も、出来る範囲でキレイに掃除しましたよね?

で! こっからがモンダイなんですよ。そう、お正月明けからがね。お正月が明けて通常モードに戻ると、リビングもキッチンも洗面台も、ああああああ~~っという間にモトのカオス状態になってしまいがちです。

新年は、家事をリセットするために重要なタイミングなんです。新しい年の節目に間に合わせようと誰だって意気込んで家事を終わらせるモンです。だから大掃除でキレイになった状態をキープしてください。ココは頑張りましょう。こういうとこが家事の頑張りどころなんですよ。

ま、そうは言ってもね。なかなか家全部というワケにはいかないでしょう。うんうん。なのでやむを得ず優先順位をつけるんですね。

家事では、すべてをカンペキにやり遂げることはできません。なので、どうしても優先順位をつけることになるんですが、優先順位をつけた以上は、それは死ぬ気で守る(●_●)んですよ。優先順位をつけることで捨てたものがあったはず。それは自分を甘やかすためではなく、優先させたものを絶対やり遂げるためです。そう、「絶対」です。こういう強い決意が出来るのも新年ならではです。是非固く決意してください。

で、その優先順位ですが、ナンと言ってもダントツで玄関です。とりあえずココだけは、ココだけはキレイをキープしましょう。

お子さんのおもちゃやパパのスポーツ用品、折りたたみ自転車、早速届き始めたDMなどなど、きっと年末には撤去(?)されて整理整頓された空間になっていたはずです。また、三和土も掃き掃除がされてホコリもなかったでしょう。下駄箱の上にお花なんか飾られていたかもしれませんね。

必ずそれをキープしましょう。

どうして玄関かと言えば、それは玄関が気の入り口だからです。玄関が汚れている家に良い気は入っていきません。平たく言えば幸せはこない(T0T)と言うことです。ちなみに泥棒が目をつける家というのは、玄関周りが雑然としている家だそうです。幸せは来ないのに泥棒さんは来るのね。ああ、イヤだ。

玄関は、気の入り口。ココが汚れていては今年1年の幸福は望めませんよ。是非キレイをキープしてくださいね。

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 システマティックな「ま、いっか」家事術
食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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お受験にも役立つ。親子で十二支もことわざも覚えられるオススメ絵本

この時期、意識することの多い干支。子供たちにも興味を持ってもらいたいという親御さんも多いのではないでしょうか。そんな方にお勧めしたいのが、メルマガ『育児に成功する【楽しい子育て絵本講座】』で紹介されている1冊。十二支はもとよりことわざも楽しみながら覚えられるすぐれもの絵本ですよ。

1年の始まりに読みたい絵本

こんにちは、子育て絵本アドバイザーの山口理加です。

年末と年始は、1年で一番干支を意識する時期ですよね。五行の陰陽十干と十二支を合わせた干支(かんし)は60通りです。

干支によって、時代の趨勢(すうせい)があるそうです。趨勢とは、時代や世の中の流れです。

今年は丙申ひのえさる)。「丙」とは、「あきらか」や「つよい」という意味があります。「申」は「伸びる」という意味があります。

そのため、「丙申」の年は、「これまでやってきたことが形になっていく年」という「成長の年」になりそうです。

メールマガジンの読者の皆様お1人お1人が、それぞれのご成長をなさいますことを、心から願っています。

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十二支(じゅうにし)のことわざえほん』 高畠純 作

【あらすじ】

「窮鼠、猫を噛む」「馬の耳に念仏」「猿も木から落ちる」「猪突猛進」など、十二支の動物たちが登場することわざを紹介。

 

ユーモラスでセンスあふれるイラストが楽しい、読んで笑える、覚えてためになることわざ絵本。

(Amazonより)

子育てワンポイントアドバイス

ことわざというのは、「昔から人々の間で言い伝えられてきた、風刺、教訓、知識、などの内容の短い句」のことです。ことわざは、簡潔で覚えやすいので、細かい説明の代わりに使うことができます。

ことわざを使うと、説明や主張に説得力が増しますし知的度がアップします。また、中学校や高校などの受験に、ことわざが出題されることもあります。ただ、学校などで勉強として、ことわざや意味を暗記するのはつまらないかもしれません。

私は、小さい頃からことわざに触れることで、想像力が育まれ、豊かな感性を持った人に成長できると、実感しています。だから、乳幼児期から絵本でことわざに触れることで、想像力、感性、語彙力を持ち、説得力のある説明や主張の出来る知的な人に育つように感じています。

さらに、この絵本を読むことで、お父さんやお母さんの知的度もアップすると思います。

この絵本を読むことで、

 ・お子さんの創造力感性語彙力が育まれます。
 ・お子さんが説得力のある主張ができる人に育つ可能性が高くなります。
 ・親子で知的度がアップします。

よろしければ、親子でお読みくださいね♪

image by: Shutterstock

南シナ問題で米国に惨敗。習近平に対する13億の熱狂が冷めてきた

中国・習近平主席は、国内には「反腐敗運動」、国外には「強腰外交」の2枚看板で国民からの支持を強固にしています。しかし、評論家の石平さんは、無料メルマガ『石平(せきへい)のチャイナウォッチ』の中で、「習政権が掲げる2枚看板に翳りが見えてきた」と指摘しています。誰よりも中国を知る石平さんから見た習政権の実像とは…。

中国人民が、習近平主席は無能愚昧な暗君だと気づく時、「劇場型政治」は終焉を迎える

米国のオバマ政権は台湾への4年ぶりの武器売却を議会に通知した。11月のイージス艦の南シナ海哨戒活動の開始と同様、この挙動は大国・中国に対する遠慮のない挑発行為」ともいえる。逆に言えば「新型大国関係の構築」を持ち出してアメリカをうまく丸め込もうとする習主席の対米外交が再び「惨敗」を喫することとなったのである。

就任以来数年間、習主席はずっと、外交上の成功政権の浮揚策として利用してきた。増大する経済・軍事力をバックにしてアメリカと対等に渡り合い、世界を凌駕(りょうが)する「大国外交」を展開する。そうすることによって国内向けには、自分自身の政治的権威を高め、権力基盤の強化を図る。それが彼の一貫した政治手法である。

そのために彼は、たとえば対米外交に関しては、オバマ政権との対話の窓口を独り占めしてきた。首相の李克強氏は就任以来一度も訪米を果たしていない。中国の首脳外交は今、習主席の1人劇場」となった観がある。

そのなかでアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設や対英外交の成功などが「輝かしい外交的業績」として国内で賛美され、「大国の強い指導者」としての習主席のイメージアップにつながった。

しかし問題は、首脳外交が習主席1人の「専権事項」となった以上、外交上のいかなる失敗も彼自身が背負うことになるということだ。今年からの中国の対米外交とアジア外交の一連の挫折と失態は当然、習主席自身の失敗として広く認識され、その政治的権威を損なう結果となった。首脳外交の独り占めは結局、彼にとっての逆効果を生んだのである。

プーチンの次の戦略は「米中を戦わせて、ロシアが漁夫の利を得る」

無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者、国際関係アナリストの北野幸伯さんが連載している、「2016年世界はどうなる」シリーズも今回で4回目。これまでにアメリカ・中国・欧州を主役に世界情勢を見てきましたが、今回の主役はロシア。常に世界に存在感を出し続けているロシアから見た2016年を分析します。

2016年、世界はどうなる?~ロシアはどうなる?

「2016年世界はどうなる?」シリーズ4回目です。新規読者の皆さんは、まずこちらからご一読ください。

世界に再び吹き荒れるナショナリズム。斜陽の米国はどこへ行く?

世界はチャイナマネーにひれ伏すのか?米中覇権争いは歴史的分岐点に

英国は2度裏切る。米国と中国の間で揺れる「欧州」に不穏な動き

さて、今回はロシアの話です。

「100年に1度の大不況」までのロシア

まず、去年までを簡単に振り返ってみましょう。

ソ連が崩壊したのは、1991年12月。1992年から2000年、つまりエリツィン大統領の時代、ロシアは、今の日本同様、「アメリカの属国」のような状況でした。金が全然なく、欧米日、国際金融機関からの借金なしでは、経済がまわらない状態だった。

しかし、2000年にプーチンが大統領になると、状況は一変します。彼の1期目、2期目、つまり2000~08年、ロシア経済は年平均7%の成長を果たし、再び「世界の大国と認識されるようになりました。

「せっかく冷戦で勝利したのに、ロシアはまた復活してきやがった!」

アメリカとロシアの対立は、2014年のクリミア併合ではじまったのではありません。02年にはじまったのです。米ロは、02年から、

・02~03年、イラク問題(ロシアは、イラク攻撃反対)
・03年、ユコス問題
・03年、グルジア・バラ革命問題
・04年、ウクライナ・オレンジ革命問題
・05年、キルギス・チューリップ革命問題

などなどで、対立をつづけました。上記3つの革命は、アメリカが野党を支援し、結果「親米反ロ傀儡政権を樹立したのです。

はじめての読者さんは「トンデモ系」と思うかもしれません。しかし、山盛り証拠がそろっています。気になる方は、是非こちらをご一読ください。知らない方はひっくり返らないようご注意ください。

「プーチン最後の聖戦」 集英社インターナショナル 北野幸伯著

米ロの対立は、ますます激化し、08年には「熱い戦争が勃発します。それが08年8月に起きた、「ロシアーグルジア戦争」。これは、アメリカの傀儡国家グルジアとロシアが戦ったのです。

しかし、幸い戦争は長つづきしませんでした。翌08年9月、「リーマンショック」から「100年に1度の大不況」に突入していった。米ロとも、戦争どころではなくなった。両国は和解し、「再起動の時代がはじまります。

この時、プーチンは既に大統領ではなく首相。大統領は、アメリカ好きのメドベージェフになっていました。

生活苦で子供なんて…貧困化する地方には、まず高級官僚を移住させよ

安倍政権の公約の1つである「地方創生」。その達成のために1兆円近い税金が使われようとしていますが、「ホンマでっか!? TV」でもおなじみの池田清彦先生はメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』で、政権の掲げる「お題目」では到底実現不可能と一刀両断した上で、先生流のユニークで大胆なアイディアを提示しています。

「地方創生」は先ず高級官僚の地方移住から始めよう

去年から安倍政権の肝いりで始まった「地方創生」について、思うところを述べてみたい。内閣府「地方創生推進室」と内閣官房「まち・ひと・しごと創生本部」の2つの組織を作って「地方創生」を進めるということだが、中身を見る限り、安倍政権の目指すグローバル・キャピタリズム(大企業に権力と富を集中させる)と根本理念が真逆で、どう考えても、選挙目当ての、地方に対する税金のばら撒きとしか思えない。安倍政権の言うことを聞いて、貰った以上の金を注ぎ込んで、様々な取り組みをした自治体が、挙句の果てに「地方創生」ならぬ「地方早世」にならないことを祈る。

2015年に公表された「まち・ひと・しごと創生」長期ビジョンは、

  1. 人口減少問題の克服(人口減少の歯止め、東京一極集中の是正)
  2. 成長力の確保

ということで、そのために達成すべき具体的な目標が定めてあり(2020年までの5年間で地方の若者雇用創出数を30万人にする。現状で東京圏に転入してくる年間10万人の人の流れを変えて、2020年に地方から東京圏へ転入してくる人を6万人減らし、東京から地方へ転出する人を4万人増やして、地方・東京圏の転出入を均衡させる。夫婦一組当たりの子どもの希望数を2020年に2.12人にする。2050年代に実質GDP成長率を1.5~2%程度に維持する)、これらの目標を達成するための政策として、農林水産業の成長産業化、観光業の強化、地域の中核企業支援、地方移住の推進、地方大学活性化、若い世代の経済的安定、子育て支援等々、総花的に沢山のお題目が並べてあり、これらを実現するために1兆円近い税金をばら撒くということらしい。