「メシアがサタンを圧倒」統一教会・文鮮明教祖に屈服した中曽根康弘

強固な日米関係を作り上げた功績と、タカ派のイメージで知られる中曽根康弘元首相。そんな強面政治家が、旧統一教会の教祖に「屈服していた」というエピソードをご存知でしょうか。今回のメルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』では、かつて旧統一教会の信者だったジャーナリストの多田文明さんが、信者時代に聞いたというその逸話の詳細を披露。さらに故金丸信氏が脱税容疑で逮捕された際に、旧統一教会の信者たちが驚愕した理由を紹介しています。

「中曽根元首相は文鮮明教祖に屈服した」統一教会信者時代に聞いた驚きのエピソード

1992年の文鮮明教祖の入国の裏事情が韓国側の外交文書から明かされる

本来、文鮮明教祖はアメリカで実刑判決を受けてダンベリー刑務所に収監されており、日本に入国できないはずでした。しかし、1992年に日本にやってきました。

その裏事情が、韓国外務省が公開した過去の外交文書で明らかになりました。

報道では、法務省が文教祖の入国を拒否しようとしましたが、「当時の自民党の副総裁・金丸信氏が身元を保証するなどの便宜をはかり入国が許可された」ということです。

自民党の国会議員で作った「北東アジアの平和を考える国会議員の会」が招いたともいわれており、当時の自民党と旧統一教会がいかに親密であったのかを示しています。

教団が日本の政治家に対して「入国できない」ことを「入国できる」ことに捻じ曲げてしまうほどの影響力があったことがわかります。

こうした状況を鑑みるに、政治に対して昨年まで旧統一教会は相当な影響力を与えてきたであろうことは容易に推察できます。

過去の教団が及ぼしてきた影響力の実態をすべてつまびらかにすることも、旧統一教会との断絶のためには必要なことです。

信者時代、中曽根元首相は文鮮明教祖に屈服したと聞いていましたが…

金丸氏による国への強力な後押しは、当時、私は信者でしたので、このことは聞かされていましたので、よく覚えています。

前年に文教祖が共産主義国である北朝鮮を電撃的に訪問し、金日成主席と会談しました。

その後「お父さま(文鮮明教祖)が、超法規的に日本に入国できることになった」と上(アベル)から言われました。

そして、無事に日本に来られるように、地区を越えてのリレー祈祷を指示されました。

来日した文教祖は、金丸氏だけでなく中曽根元首相とも会談して、その時のエピソードも内部で聞いています。

「お父さまが一方的に話して、中曽根元首相は圧倒されてもう聞くしかなかった。まさに、メシヤがサタン側の代表を屈服させた瞬間である。金日成に続き、中曽根元首相を屈服させたのだ」

会談しただけで、このようなことを中曽根氏も言われていることは知らなかったでしょう。

同年には私も参加した韓国での合同結婚式も行われ、地上天国の実現が近いと思わされて、教団名を隠した正体隠しの伝道やお金の集めの活動を必死に行いました。

文教祖の来日は間違いなく、高額献金などの被害を広げる事態を引き起こしたと思っています。

この記事の著者・多田文明さんのメルマガ

川口春奈の破局疑惑は「デマ」か?芸能ジャーナリストが考察する矢地祐介との関係

ファッション誌でのインタビュー記事がきっかけで、格闘家の矢地祐介(32)さんと女優の川口春奈(28)さんが破局したのではないか? と噂されています。果たして、破局は事実なのでしょうか。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが考察します。

所属事務所の厳しい“検閲”が入るインタビューでの発言

Smart FLASH』が川口春奈が総合格闘家・矢地祐介との破局匂わせか…と報じていました。

その根拠は女性ファッション誌『GINGER』のインタビューで川口が語った“実は今、恋愛の優先度がそんなに高くない”発言です。

周囲に“結婚したい”と漏らしていた川口が一転、破局さえ匂わしているというのです。

確かに『GINGER』の恋と理想の関係についてのインタビューで、川口は“ひとりでいるほうがラク”とか、“現時点では結婚というカタチにはこだわらない”と答えています。

2年前に五島列島にある川口の実家にふたりで訪れたことを報じた『FLASH』ですから余計に気になるところなのでしょう。

タレントのインタビュー記事に関して、現場での動向はもちろん、喋った言葉が記事になって世の中に発進される際には所属事務所の厳しい“検閲”が入るのが常識です。

インタビュー企画を引き受けたからには、その記事でダメージを受けるようなことがあってはいけませんから“ちょっと現場では勢いで余計な事まで言っちゃった…”部分は全て削除、タレントにとって都合のいいことばかりでまとめる最終チェックをするのが事務所の役目なのです。

これを頭の中に置いておいてこのインタビューを読むと、川口と矢地の現状がとてもクリアに見えてくるから不思議です。

人気タレントのインタビューでいつも寿命が縮む思いをさせられるのがこの原稿チェックのやり取りでした。

テーマが恋愛や結婚ともなればその“検閲”は凄まじく、今まで私も録音機器を作動させていたにも関わらず、事務所からの最終OK原稿が現場で本人が喋ったことと全く違うものに修正されていたことも何度もありました。

“こんな事喋ってないじゃん”とか、“あんなに面白かったのに全部消してある…”は度々私を気絶させるほどでした。

特にインタビュー記事というのは、それまでのそのタレントには無かったイメージや言動を質問で引き出すのが“肝”で、今回の川口で言えば“恋愛の優先度が高くない”がそれにあたります。

となればそこを記事のタイトルとしてド~ン!と出したいのが出版側です。

ところが本当によくある事なのですが、この部分が“完全NG”として、事務所の“検閲”で削除されてしまう時があるのです。

せっかく上手く誘導してこの言葉を引き出したのに…こうなったときのショックは六本木で大勢の警察官に囲まれて職質を受けた時と同様か、それ以上のインパクトです。

どうしても納得いかず“録音を聞かせましょうか? こう言っていたじゃないですか…”と食い下がっても、“今回は勘弁してョ、この発言が表に出ればCM契約が飛んじゃうから…”と言われてしまった事もありました。

こんな“おざなり”なインタビューじゃなかったのにと、口惜しくて枕を濡らす夜もあったくらい…これは少々オーバーですが…。

“近々のゴールイン”は完全消滅も。芸能ジャーナリストの読み

さて、今回の川口のインタビュー記事を私なりに分析してみれば、“近々の結婚”は完全消滅したと言えると思います。

ただ矢地との関係は、そのテンションを少しも失っていないのも確かでしょう。

それは“恋愛の優先度が高くない”と言ったすぐ後に“優先度は高くないけど不可欠なもの”然り、“大切な存在はあえて思い出そうとしなくても、ふとした瞬間に頭をよぎるもの”然りです。

全体から受けるのは、結婚はしていなくてももはや“円熟期”を迎えている気さえしてくる川口と矢地の関係です。

残念ながら(?)ふたりの絆はより一層強くなっているような気がしてなりませが、皆さんはどう思われますか?

 

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by:川口春奈オフィシャルサイト

福祉領域で働く人たちに「社会学」と「教育学」の素地が必要なワケ

大学や専門学校の講義は、自分がなりたいものにどう役立つのかわからないと、聴いているのが辛く退屈になるものです。社会福祉士を志す人たちの中には、「社会学」の講義をそう捉えている人がいるとの認識のもと、この4月から教鞭を取ることを決めたのは、生きづらさを抱えた人たちの支援に取り組む引地達也さん。今回のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』では、「福祉に携わる人が社会学の視点を持つことは仕事を充実させる」との確信をいかにして伝えていくか、難しさを感じながら模索する過程を綴っています。

社会福祉士に「社会」を見る目、仕事を楽しくする取組

今年度から埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校(さいたま市大宮区)の社会福祉士養成講座で「社会理論と社会システム」を講義することになった。

社会福祉士の国家試験の合格を目標に、実務経験や4年制大学の卒業等が入学資格となっているため、学生は明確に福祉分野で働くためのスキルアップのためにその門を叩いている。

社会福祉士の受験資格を得るという目的の中で、私が担当する科目は社会学の基礎などを学ぶもので、この学校に限らず、社会福祉士を目指す方にとっては退屈ですこぶる評判が悪い科目のようだ。

しかし、今回私が引き受けたのは、この科目、社会学を学ぶことで仕事の幅が広がり、支援が面白い、人と関わるのが楽しい、と思える素地が作られると思うからである。

確実に福祉領域の中心的な役割を果たす学生のみなさんに、その仕事の質を上げて楽しい仕事をするための、よい時間になればと深く考えて、講義を工夫したい。

この専門学校とは2018年度から3年に渡り、障がい者のライフステージに関わる仕事に向けて、新しい学びのプログラムを構築する文部科学省の実践研究を共同で行った経緯がある。その時から、社会福祉士をはじめとする福祉領域で働く人たちが、支援が必要な人への幅の広い、未来を意識した、ライフステージに関われる支援をするためには福祉学だけではなく、社会学と教育学の素地が必要と説いてきた。

この取組は途中、コロナ禍により集合型の講義が中断され、オンラインでの開催で対応し、教材そのものは開発したものの、その後の活用・展開のエネルギーは残っていなかった。そんな中で同校での「社会学」を講じることは個人の思いからも、「福祉の中の社会学」の再構築の意味もある。

そして何よりも私自身が支援の中で社会学の視点を持つことで、仕事が充実するとの確信もある。これからは、その確信を、一緒に学び合いにしていくのが大きな喜びだ。

この記事の著者・引地達也さんのメルマガ

「レイオフの不安」と向き合いながらNYで働く日本人の素直な思い

長らく不景気が続く日本ですが、会社員として働いている場合は勤務態度が著しく悪いなどの理由がない限り、解雇は認められません。しかし、アメリカでは違います。たとえ本人が仕事をしっかりこなしていても、会社の事情がでレイオフ(一時解雇)されてしまいます。今回の『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』ではNY在住の人気ブロガー・りばてぃさんが、厳しい環境で働いて気が付いたことを伝えています。

相手の反応が薄くても意見や提案をすることは大事なのかもしれません

ラノベのような長いタイトルになってますが笑、小売のお仕事とデータ・サイエンス会社でいろいろと進展がありまして、進展するきっかけを後押ししていたのは、これまで自発的に行ってきた意見や提案だったので、少し備忘録的に書いておきたいと思います。

まず小売の方。少し前に「提案しても実行できる立場ではないので提案を遠慮してしまう」といったことをこのコーナーで書きましてなんとまぐまぐニュースさんにも取り上げてもらったのです。

3つの仕事を掛け持ちして感じた「やる気」と「権限」の不均衡の弊害

改善したいことがあっても実行まで責任を持てなければ提案の仕方は考えないと迷惑になりかねないといった悩みでした。

で、実はつい最近、店長と面談することがあったのです。半年ごとにスタッフ1人1人とするものだそうで、通常は昼間から夜の閉店までを担当する店長がわざわざ早朝に出社し行ったもの。

1人あたり15~30分程度。面談の目的は本社に提出する評価表の作成ですが、スタッフの悩みや意見を聞く時間でもあり、今後の仕事の目標なども話し合うというのも含まれていました。

なのでまずは何か仕事上での悩みや意見などはありますか?という質問をされまして、思わず堰を切ったように自分的に最も重要と思っていることをものすごい勢いで伝えてしまったわけですが、ふと我に返って、「思わず要望から伝えてしまいましたがここで働けていることをとても感謝しています。ありがとうございます」と慌てて伝えたりもしました。

実際、ほんとに感謝してまして、小売の勉強もできる上に運動も兼ねているので、まぁまぁな経験も積める上に最近とても体調も良いのです。それに朝の時間の仕事じゃなかったら他のお仕事との兼ね合いもあるのでそもそも働くのは無理だったかもしれません。なので、誇張ではなくこのお仕事の存在があることに本当に感謝しているのです。

そんなわけでお礼を改めてお伝えしたあとにマーケティング的観点の話や、以前から少し疑問に思っていた主に日系のディストリビューターさん(商品を卸す食品商社さん)の卸し方について相談したりしました。

当然、守秘義務があるので細かい話はここではできませんが、大まかな方向は同意してくれたり、商品陳列の部分はアドバイスくれたりと非常に良い面談でした。

なお、本社提出用の評価表も上々で、店長から、「建設的な提案もしてくれて評価しています」と、これまでの提案も鑑みて評価を良くつけてくれたのです。迷惑になってないかなと心配でしたけど忙しい中でも気にしていてくれたのかと嬉しかったです。

そんなわけでまとめると、何も言わなければ、当たり前ですけど相手には何も伝わらないので、今後も迷惑にならない程度に売上アップのアイデアとか改善できそうなことはどんどん提案していこうと思います。

この記事の著者・りばてぃさんのメルマガ

“140億円男”なのに…三笘薫が「絡まった有線イヤホン」を愛用?大谷翔平に続く庶民派ぶりにネットの反応は…

イングランドのプレミアリーグ・ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(25)の活躍が止まらない。現在23試合に出場し7得点を挙げ、プレミアリーグ1シーズンの日本人最多得点記録を更新するなど、その才能で世界を魅了しているのだ。三笘の快進撃にファンは「1億ユーロ(約140億円)の価値」といった賞賛を送り、海外のサッカー情報サイト『Transfermarkt』によると、彼の現在の市場価値は2200万ユーロ(約32億円)となっている。三笘の今季の年俸は約8350万円だが、現在の活躍が続けば大増額は間違いなく、億をはるかに超えてくる可能性も高い。すでに「年俸が安すぎる」といった声もあり、それだけ評価が高い存在なのだ。

そんな三笘の「庶民的」な部分がネットで話題になっているのをご存じだろうか? それは、三笘の「有線イヤホン」だ。

「三笘の1ミリ」「三笘の有線イヤホン」

ワイヤレスイヤホンが普及して久しい現代、しかも三笘レベルの人間がいまだに有線イヤホンを使い、しかも線がごちゃごちゃに絡まっている写真が拡散されたのだ。万を超えるイヤホンが売られている時代にもかかわらず「iPhoneの純正イヤホン」という情報まである。

これにはネットでも「三笘くんケーブル有りイヤホンなの好感が持てる」「有線イヤホン姿やっぱカッコいい」「笘さんは有線イヤホンのコード絡まったまま使ってるの見てからとても好き」といったポジティブな反応が目立つ。W杯が始まる前から注目されていた「三笘の有線イヤホン」だが、今や世界で活躍するスーパースターの、あまりに一般人じみた姿に好印象を抱く人が多いのも頷ける。

しかし、なぜいまだに有線イヤホンを愛用しているのだろうか。

無線イヤホンの日もある

実は、無線イヤホンを使うの日もあるらしい。というのも、W杯中に三笘が「airpods」を使用している映像が流れたのだ。ちなみにこの時も「三笘、有線イヤホンじゃない」といった声が散見された。それだけに、再び有線イヤホンに戻った際はファンを安堵させていた。

真実は本人のみぞ知るだが、考えられる理由の一つに「ゲン担ぎ」が挙げられる。スポーツに限らず、それぞれの分野の第一線で活躍している人々は何かしらのゲンを担ぐことも多いそうで、三笘の有線イヤホンもその類の行動であっても不思議ではない。慣れ親しんだものであったり、使っていてどこか落ち着くな…と感じるのは大事なことで、彼の場合は無線より有線がしっくりきた可能性も高い。

大谷翔平、三笘薫。世界で活躍する選手は質素である

「三笘の有線イヤホン」の話を聞いて思い出したのは、エンゼルスの大谷翔平(28)である。大谷の倹約家ぶりは日本ハム時代から有名で、年収85億円もあるのに家賃が安すぎるといった話も出ている。

昔のスター選手といえば高級車を乗り回し、ブランド品を多数身に着ける…というイメージがあったが、現代のスター像は彼らのように自然体で居ることなのかもしれない。

失業、人間関係の断絶…42%の若者が「自殺」を考える韓国の深刻度

仕事がうまくいかなかったり、人間関係に悩んだり、人は多くの悩みを抱えているものです。悩みが限界に達し「最悪の選択」をしてしまう悲しいケースもありますが、それは日本だけの問題ではないようです。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年で韓国の大学に勤務する日本人教育関係者が、発表された論文を紹介し、韓国の現状を伝えます。

若者の42%、極端な選択を考える

20~30代青年のうち42.1%がこの1年間で極端な選択(自殺)を考えたことがあったという内容の論文が発表された。研究陣は失業が自殺未遂に有意義な影響を与えかねないと判断し、失業手当の受領時に精神健康検査を受けるようにする政策を提案した。(news1参照)

13日、学術誌「保健社会研究」に掲載された「青年:性別自殺思考と自殺未遂影響要因の探索研究」論文によると、満20~39歳の青年の42.1%がこの1年間で自殺を考えたことがあることが分かった。

研究目的と内容などが含まれた案内文を確認し自発的にオンラインアンケートに参加した20~30代青年1,012人のデータを分析して出てきた数値だ。アンケート調査は地域別、年齢別、性別割り当て標本方式で行われ、2021年9月15~23日の8日間オンラインで進行されたもの。研究には中央大学赤十字看護大学のチャン・スクラン教授、明知病院のキム・ヒョンス精神健康医、ソウル市自殺予防センターのチュ・ジヨン副センター長など8人が参加した。

研究チームは「国家統計の青年自殺率が2.9~4.6%と報告されたことと比較すれば、非常に高い数値」として「青年精神健康の危機を示していると解釈できるだろう」と説明した。合わせて「自殺を考える青年の数が急激に増えたことを意味すると言える」と指摘。ただし「本研究の自殺思考率が他の研究に比べて高かったのは標本が高危険群に偏向した可能性を排除できない」とも語った。

研究結果によると、男性は自分が荷物になるという感じを認知するほど自殺を考える確率が高くなった。また、所属感が希薄になったと感じる時、すなわち人間関係が断絶した感じを強く持つようになり他人と交流できないと感じるようになる時に自殺を考える危険が大きくなった教育水準と主観的健康状態が低くても自殺を考える危険が高かった男性は家族の経済的安定と協力が良いほど自殺を考える危険が減少したことも分かった。

女性は憂鬱感が高いほど自殺を考える確率が高かった。また、調査対象青年の5.6%は最近1年以内に自殺未遂経験があることが把握された。男性の場合、家族関係や社会参加が良い家族の時、自殺未遂の危険性が減少した。同時に憂鬱感が高ければ自殺未遂の危険性が高くなった。女性はこの1年間で失業経験があり憂鬱感が高くなると自殺未遂の危険が大きいと把握された。

特に失業経験がある時、自殺未遂の危険性が非常に高く現れた。女性の場合、非正規職の割合が高く、相当数が社会保障政策から疎外されたことが原因かもしれないと研究陣は見ている。ただ、今回の研究で男性は所得水準が高いほど、女性は主観的経済状態が良いほど自殺未遂の危険が高かったことが明らかになり、既存の大部分の研究と相反する結果も見られた。

これに対し研究チームは「青年の経済的地位を月平均所得と説明するところに限界があった可能性がある」として「経済的水準を月平均所得ではなく負債、資産などを含め多様に測定する必要があるだろう」と説明した。

女性の場合、社会信頼度をよく認識するほど自殺未遂の危険が高くなるという特異な結果が出たりもしているが、(基本的に)女性にとっては失業が自殺未遂の危険要因として作用している点を考慮し、失業手当と連携した政策提言をしたりもした。

すなわち「現在失業者が失業給与を受け取るためには雇用センターを2回以上訪問しなければならない」とし、「雇用センター訪問時に自殺の考えおよび憂鬱と関連した精神健康スクリーニング検査を必須とするなど指針を確立し国家のシステム内に入ってきた対象者をよく管理できるよう既存政策を修正・補完する必要がある」と説明した。

合わせて「青年1人世帯など社会的関係が断絶しうる対象者を高危険群と見て自殺予防政策に積極的に含めていかなければならない」と付け加えた。記事をこのように締めくくりながら、自殺予防ホットライン1577-0199や自殺予防相談電話1393などを併載して若者らの「極端な選択」防止に国をあげマスコミをあげて取り組んでいる様子をうかがわせている。

(無料メルマガ『キムチパワー』2023年4月14日号)

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なぜ、あなたのポジティブ思考は「3日坊主」で終わってしまうのか

人間は1日6万回思考し8割9割がネガティブなことを考えていると、メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』の著者で経営コンサルタントの菊原智明さんは話します。しかし、悪いことばかりを考える癖がついていては問題です。菊原さん自身も以前は、常に最悪の妄想ばかりをしていたそうです。そこからどうやって変われたのか? 実践した行動を紹介します。

あなたの中のBGMを最適化して自動的に結果を出す

仕事をしていて「あの件が心配だなぁ」などと考えることが無いだろうか?

無意識にネガティブなことを考えてしまう。よくやってしまうことだ。嫌なものだが、これは仕方がない。

人は1日に6万回思考する。その8割9割がネガティブとも言われている。これは異常なことではない。

そもそも生き残った人類は心配性。猛獣などにおびえていた人間が生き残った。それが自分たちの祖先なのだからネガティブになるのもしょうがない。

とにかく脳は24時間動いている。寝ても覚めても脳はいろいろなことを考えている。

私はこのことを“生きる上でのBGM”と呼んでいる。

BGMとは“背景に流す音楽”のこと。この音楽によって雰囲気が変わる。

にぎやかなお店はアップテンポのBGMを流す。ちょっと大きくても気にならない。

逆に落ち着いた雰囲気のお店は“リラックスできる穏やかなBGM”を流すもの。

お店の雰囲気に合わせてBGMを最適化しないと「なんか居心地が悪い」と感じるようになる。普段は意識しないが結構重要な要素なのだ。

自分の中に常に流れているBGMがある。既に述べたように無意識だとネガティブに傾いてしまう。それを意識的にコントロールする必要がある。

過去の私は常に“悪いBGM”を流していたものだ。

・今月も契約ゼロだったらどうしよう
・あの件がクレームに発展するのでは…
・来年はクビかな

などなど。こういった悪い妄想ばかり考えていた。まだ起こりもしない不幸なことばかり頭に浮かぶ。これではモチベーションが上がるはずもない。

この時、さらに追い打ちをかけていた。何気なく“ネガティブ情報をインプットしていた”ということ。

・ネガティブなニュース
・悪い噂話
・物事をマイナスにとらえる

などなど。悪いインプットをすれば、悪いアウトプットになる。今から考えれば当たり前のこと。

だから無意識に「〇〇になったらどうしよう…」などと考えてしまっていた。

ネガティブなBGMのバリエーションはいろいろある。一番多かったのは「あの時こうすればよかった」という過去の後悔。これもたちが悪い。

さらには「どうせろくな人生にならない」といった未来への不安を考えていた。悪い妄想だ。

過去、現在、未来のすべてがネガティブに思えた。こんなことを考えながら成功することはない。当然のように悪い結果が訪れた。

これを徐々に修正していった。といっても修正はそう簡単ではない。悪しき習慣と分かっていても長くやってきたこと。なかなか癖が抜けなかった。

軽いネガティブ思考の人なら「ポジティブな言葉を意識しよう」とくらいで修正できるかもしれない。

しかし、私は筋金入りのネガティブ思考。そう簡単には治らない。

まず取り組んだのは“言葉ではなく行動で示す”ということ。

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

年収1000万の男が語る、FIREを目指す人々に伝えたい「注意点」

働かなくても生活できる収入があり、早めに引退、隠居するという意味のFIREという単語。最近よく耳にしませんか?無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょうおんさんは、そのFIREについて思うことを赤裸々に語っています。

FIREについて思うこと

2年くらい前から、FIREという単語を耳にするようになりました。これは経済的に独立して(これはつまり、働かなくても生活できる収入があるという意味なんですが)、早めに引退、隠居するということを表しています。

若い人の中には、これを目指して投資に励んでいる人がかなりいるみたいですね。

今回は私がFIREに対してどんな印象を持っているのかを解説して、FIREの注意点を考察してみたいと思います。

まずもって、「働かない」ということの定義は、労働の対価を得るために何かをすることが無いということなんですが、そんな人だって実は投資をしていたりするんですね。それって働いているじゃん、だって投資の成果としておカネが発生するんだから。かつての高金利の頃なら、銀行に定期預金を持っているだけで、その金利収入だけで生きていくことは可能だったんですが、今は低金利なんですから、個別株を売買したり、ETFやREITを買ったりして、資産からリターンを生ませるための行動が必要なんですよ。

人によっては不動産の大家さんで毎月、チャリンチャリンと現金が入って来るという人もいるんでしょうが、これだってアパートの草取りをしたり、店子さんが出て行けば次の人を募集したり、不動産屋と打ち合わせをしたりという、労働めいた行為が必要で、完全に何もしないでおカネだけが入って来るというケースは少ないんじゃないですかね。

つまり何が言いたいのかというと、FIREで言うところの「働かない」というのは、人に雇われない状態で、尚かつ労働時間が極少で、嫌いなことで生活費を稼いでいるわけじゃないということだと思うんですよ。例えば、好きな時にイラストを描いてそれを売って生活の足しにしている人も、本人はFIREしているって思っているんじゃないですかね。

だったらこれは定義が広がりますから、実現可能性は高くなるわけです。好きなことを、自分のペースでやることで生活ができるというスタイルのFIREなら、これは私は多くの人が目指すべきだと思うんですよ。

というか、そもそもそれって理想の仕事、働き方じゃないですかね。その意味では私も嫌いなことはやらず、自分がやりたいことだけをやって、生活ができているので、これもある種のFIREって言えるんじゃないですかね。ただし労働時間という意味では、フツーの社会人並みになっていますがね。

1ヶ月で0.7%増。年金の繰下げ制度を利用してお金を多く貰う方法

令和5年度から開始となった年金の新しい繰り下げ制度。今までと何が違うのかご存知でしょうか?今回のメルマガ『事例と仕組みから学ぶ公的年金講座』では著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、 この新繰り下げ制度についての詳しい解説を事例を交えて紹介しています。

新しい繰下げ制度による令和5年度からの新しい仕組事例と、80歳を超えてしまった時等

1.新しい年金の繰下げと令和5年4月1日からの改正

前回は年金の繰下げの過去のやり方の事例で考えてみましたが、今回は新繰下げ制度と令和5年4月からの新しい仕組みについて考えてみます。

新繰下げ制度は令和4年4月1日から実施され、最も特徴的なのは65歳から75歳まで年金を貰うのを遅らせて年金を増額できるという点です。

今までなら65歳からの年金を70歳まで年金を貰うのを遅らせて、60ヶ月分の増額分を受給するというものでしたので更に5年間長く利用できるようになったという事ですね。

令和4年4月1日からの改正なので、75歳まで待つ事が出来るというのは昭和27年4月2日以降生まれの人(令和4年4月1日以降に70歳になる人)という事になります。

よって、それより前の生年月日の人は70歳までが限度となります。

さて、65歳から75歳までの10年間(120ヶ月)年金を貰うのを遅らせると、1ヶ月につき0.7%ずつ増える計算なので0.7×120ヶ月=84%増額という事になります。

65歳時に100万円だった年金は184万円になるという事ですね。

今の時代は年金がなかなか上がらないものであり、貰うのを我慢するだけでそれだけの年金増額に繋がるのであれば利用したいものであります。

高齢者雇用も盛んなので、とりあえず働いてる間は年金を貰わずに繰下げ状態にしておくのもいいのではないでしょうか。

もしくは今までの貯金で数年~10年程の蓄えがあるなら、それで65歳以降は暮らしつつ年金の繰下げを利用するとかですね。

繰下げ制度は年金受給を待たなければならないし、途中で何かお金が必要になったりする事もあって見た目ほど(待つだけという手軽さ)簡単なものではありませんが、70歳とか75歳まで待てなくても65歳から数年間ほど待つだけでもいいのではないかと思います。

一応1ヶ月単位でできるので、かなり柔軟性はあります。

ただし、今までの記事にも書いてきたように最低でも66歳誕生日までは待たなければいけません。

どういう事かというと例えば65歳7ヶ月で7ヶ月分の0.7×7ヶ月=4.9%の増額という事は出来ないからです。

65歳の間で繰り下げ請求をすると、65歳に遡って65歳時の年金が遡って支払われるだけであり、繰下げの増額を利用するには最低でも66歳になるまでは待つ必要があります。

この記事の著者・hirokiさんのメルマガ

精神科医が本気で考えた。マウントを取られた時にすべきこととは?

あなたは、人にマウントをとられたこと、逆にマウントをとったことはありますか? 今回のメルマガ『バク@精神科医の医者バカ話』では、現役の精神科医で内科医としての実績を持つバク先生が、なぜ人はマウントをとられるとムカッとしてしまうのか、について真剣に考え、その結論を語っています。

何で人はマウントを取られるとムカつくのか?を真剣に考えた結論がとんでもないことになった

みなさんこんにちは。新年度がはじまりましたがいかがお過ごしでしょうか。

環境が変わった人も多いかもしれませんね。環境が変わろうが変わるまいが、人がいればもめる種が生まれやすいという苦労は残念ながら変わりません。

今回は三人寄ればまぁまぁ発生するマウント合戦について私なりに考えたことをまとめたいと思って外来の合間に打っております。

マウント、取られたことありますか?

ということで、マウント、取られたことありますか?(もしくは取ったことありますか?)私は割とぼんやりしているのでマウントを取られていることに気づくのが遅れるタイプの生き物なので、「くっそ~~~~!!マウントを取られたぜえええ!!」となったことがほぼありません。というか多分自己評価が発達障害などのせいでまぁまぁ低いのでイラっとする前に「へー」と感心してしまう方が先に出るのかなと思います。

でも割と「マウント取られて辛い」という相談を受けたりするので世間的にはマウントは大きな問題?になっているようです。

で、「そもそも人間におけるマウントってなんじゃい?」から考えてみました。

よく聞くタイプとしたら

1.経済状況マウント:(旦那(私)はこんなにいい会社に勤めてるのよ系、実家が金持ち自慢系など。)
2.学歴マウント:(これは上の職歴も入ってる気が?他には「旦那(私)はこんな名門大学を出たのよ系」、子供がいい学校に行っている、合格した系など?)
3.家柄マウント:(うちの家系(旦那の家系)は武家で~、豪商で~、など)
4.友達マウント:(沢山いる、有名人が友達、など)
5.……

などを聞いた記憶があるんですが他にありますでしょうか。

因みにやんわりからダイレクトまでアピール度合いに差はあるようですが、私的には「なるほど!そうですか!」としか言いようがないのでマウントを取ってくる人にはどう返してあげたら良いのか割と悩みます。たぶん自慢してるんだろうしなぁ…。

取ってる人が読まれてたらムカッとされたかも知れないんですけど、こっちからしたら上の全部が「そうなんだー」程度の内容で反応に困るんですよね。ちゃんとマウント取られてイライラムカムカしてあげれる人は優しいなぁと思います。

この記事の著者・バク@精神科医さんのメルマガ