逆を考える。精神科医が教える、やりたいことが見つかる発想法

自分がほんとうにやりたいことってなんだろう…。誰しも一度は考える、そんな「人生の疑問」ですが、精神科医はどのような答えを用意しているのでしょうか。今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、逆転の発想で自分のやりたいことを見つけられる方法を紹介しています。

やりたいことを判明させる技術~「やりたくない人生」を考えてみる

こんにちは。ゆうきゆうです。

よくメンタルクリニックにいらっしゃる方からやりたいことが分からない」「自分はどんな人生を望んでいるのか分からないという悩みをいただくことが、最近増えています。

確かに人間、自分のことは結構分からないもの。たとえばあなたなら、どんな人生を強く望みますか?

「幸せになりたい」
「毎日笑顔で過ごしたい」
「お金がほしい」

など、色々な答えがあるかもしれません。しかし実際、なんとなくあいまいで、はっきりしない気持ちも多いのではないでしょうか。

こんなときには逆に、やりたくないこと送りたくない人生を考えてみるように、とアドバイスします。

「やりたくないこと」を考えてみると…

たとえばあなたにとって「やりたくないこと」「送りたくない人生は何でしょうか?

たとえばその答えが「上司の顔色をうかがって働くのはイヤだ!やりたくない!」だったとします。すると、「じゃあ、頑張っていい成績を出して、上司たちと対等に意見が言えるようになろう!」「独立して、上司がいない環境を作ればいいんだ!」などの「送りたい人生が浮かんでくるはずです。

また、「お金が無くて困る人生は嫌だな」と思うのであれば「じゃあ、お金をもっと稼げる仕事をしよう!」という行動が思い描けるはずです。

人間は、ポジティブなものよりも、ネガティブなものに敏感に反応すると言われています。なぜなら、生き残るためにはネガティブなものを避ける必要があるからです。危険に気づかずのほほんと歩いていたら、あっという間に命を落としてしまう…。そんな環境の中で、人類は生き残る方法を身につけてきました。

だから「何をしたいか」ではなく、「何が嫌か」を思い浮かべることで、思考が大きく動き、そしてそれを「逆転」させれば、結局あなたの望みが分かる…というわけです。「やりたくないを裏返すことでやりたいことを明確にしてみる

これを覚えておくといいかもしれません。

ちなみに自分の場合ですと「自分の存在意義がない人生はイヤだ」「自分が自分である意味がない生き方はつまらない」と思ったりします。

それをウラ返すことで「自分じゃなきゃ作れないもの」を作ることにし、その結果がマンガで分かる心療内科だったり、そこに出てくる変態キャラたちだったりします。

この人生はこの人生で大丈夫なのか不安になりつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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相手を子供時代に戻し、幸福を祈る。人気写真家の笑顔引き出し術

スマホカメラの性能向上などもあり、日々の生活の中で写真を撮る機会は以前に比べ格段に増えています。では、どうしたら「いい写真」を撮影できるのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、長く一線で活躍されている写真家・海田悠さんが、「写真を上手に撮る姿勢と考え方」を伝授しています。

写真を上手に撮る秘訣 海田悠(写真家)

写真家として長年にわたり活躍を続ける海田悠さん。11年前の取材で、「写真を上手に撮る秘訣」をお話しくださったことがあります。本日はそのお話をご紹介します。


(写真撮影をする対象者に)スケジュールをいただいた時から私はそのお相手にテレパシーを送る。そして撮影当日は、古いタイプの人間かもしれませんが、朝風呂に入って身を清めるんです。いざ戦場という気持ちで撮影に出向きます。当時は常にそういう気構えでしたね。

そういう中で私が感じたことがあるんです。

人間は皆小さい時に夢を持って生きている。子どもは本当に無邪気な笑顔なのに、大人になると考えながら笑うようになる。そこに人生の渋みがあるのかもしれませんが、私は良寛や一休、寒山拾得のように自然体でニコニコしていられるのが人間の理想だと思います。

その時点に皆さんを帰してしまおうと考えたんですね。

もちろん、写真を撮られることに抵抗を感じられる方もいらっしゃいます。心を閉じた人にはこう質問するんです。

「初恋はありましたか。ではその時の彼女を思い出してください」
「少年時代は?」

って。すると「ん?」と言われて少年期の顔に帰っている。その一瞬をパッと狙うわけです。

もう一つ、私が撮影に際して心掛けていることは相手の幸せを祈るということなんです。よく「写真を上手に撮るにはどうしたらいいのですか」と聞かれることがあります。そういう時、私は反対に

「お子さんに最初にカメラを向けた時、どういう気持ちでしたか。この子の一生がどうか幸せでありますようにという思いで撮りませんでしたか

と質問するんです。

写真の秘訣はそこです。相手の幸せを願いながら撮る写真は、下手なプロが撮影するよりもずっと綺麗だと言えますね。

(『致知』2008年7月号)

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覇権はどの国に。安全保障をも揺さぶる5Gという第4次産業革命

来る5G時代は、従来の4G通信規格に比べ一定時間で100倍ものデータ量やり取りが可能と言われ、医療や車の「遠隔」操作など具体的可能性に対する経済シェアを巡り、米中、北欧を筆頭に企業競争が激化しています。今後、この技術の革新と企業間の競い合いは我々の生活に何をもたらすのでしょうか。数々のメディアで活躍する嶌信彦さんは今回、自身の無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』で、5G経済覇権を巡る争いが世界に引き起こす変革について考察しています。

日本企業も5Gへ加速

次世代の高速通信規格「5Gに本格的な取組みを始める企業が増えてきた。通信機器メーカーをはじめ交通、建設機器・建築、自動車、医療関連などの分野が先行し、日本にも5Gビジネス時代が到来しつつある。

通信の世界は長く続いた人と人が通話する電話線による“黒電話”の時代から1980年代になると自動車電話やショルダーフォンなどの通信キャリアを主役とする1G(第一世代)が登場する。90年代に入るとメールやネット接続ができる2G(第二世代)となり、やがて2000年代には写真や音楽が手軽に利用できる3G時代を迎えアップル、サムスンなどの端末メーカーが台頭してきた。

さらに2010年アップルのスマホが普及し動画配信、SNSによる交流が広がった。この結果、日本企業の端末は競争から撤退を余儀なくされる。現在の4G時代はGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)などアメリカIT(情報技術)大手と中国のBATH(百度=バイドゥ、アリババ集団、テンセント、華為技術=ファーウェイ)がプラットフォーマーとしてシノギを削っている

4G時代の後にひたひたと迫っているのが次世代の5Gによる無線通信規格なのだ。この5Gの通信インフラは4G時代とは全く様相を異にする。これまでの道路、鉄道が高速道路、新幹線に変わった以上に変化の違いをもたらすとされる。現行の4Gに比べ一定時間に100倍のデータ量を送れる高速大容量」を基本ベースとしており、その関連技術の発展によって生活を一変させる可能性があるからだ。

例えば通信速度は現在の携帯電話規格「4G」の100倍で通信の遅れはわずか1,000分の1秒、さらに多くの機器を同時に接続することもできる。その数は1平方km当たり100万台という。

このため、5Gが実現するとスマートフォンに2時間の映画を3秒でダウンロードできるようになるほか、超高精細画像を離れた場所に瞬時に送ることもできる。この技術が日常的に使用できれば、救急車から搬送中の患者の症状を病院に伝えられるし、離れた場所の手術を専門医が指示し、遠隔医療にも応用できる。

産業分野では自動車や建設機械に活用すれば、ほぼリアルタイムでハンドルやブレーキの遠隔操作が可能となる。遠隔地から高精細のカメラで撮った画像を見ながら、通信の遅れがないため無人で機械や自動車を運転、操作することも出来るわけだ。この他、将来は鉄道や警備、メディア、通信機器などにも応用できるとみて、それぞれの業界で研究中なのだ。特に地方では過疎化が進み、人手不足になって公共交通機関の維持が難しい所では、バスのルート沿いに基地局を設置してゆけば5Gによる自動運転の運行も夢ではない。

5Gの技術開発をめぐって世界の競争も激しくなっている。アメリカや北欧が一歩リードしているが、中国が猛追しており、ハイテク分野の主導権争いにまで発展してきた。アメリカは5Gの導入は機密情報の流出につながったり、サイバー攻撃を行なう安全保障に関係してくるので中国のファーウェイ製品を採用しないよう同盟国に求めている。5Gの登場は生活、産業の大変革に及ぶだけでなく、安全保障の覇権争いにまで広がっているのだ。

(電気新聞 2019年11月18日)

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12月26日に部分日食。目を傷めずに日食を観測できる方法は?

令和最初の12月の空は、寒さを吹き飛ばすホットな見どころが満載のようです。今回の無料メルマガ『1日1粒!『幸せのタネ』』は、毎月恒例の星空案内12月版。著者の須田将昭さんが、流星群や部分日食など「年末の空の楽しみ方」を紹介してくださっています。

今月のほしぞら案内(12月)

早いもので、あっという間に今年も12月になりました。令和になってから時の過ぎるのが早いような気がしますが、気のせいでしょうか(気のせいです、もちろん)。

さて、月初の恒例の「ほしぞら案内」です。

夜空は冬の星座たちが賑やかに昇ってくる季節です。夜の8時、9時には東の空にほとんどの冬の星座が見えています。街明かりで低い空の星が見にくい都会でも、10時を過ぎればよく見えるのではないでしょうか。

まず12月といえば「ふたご座流星群」が目玉なのですが、極大期の15日は満月過ぎの月が煌々と照っていて、流れ星を観測するには条件が悪過ぎます。明るいのが流れたら見られる、ぐらいの感じで見るぐらいでしょう。

次に大きな話題としては、26日の部分日食ですね。インドネシア方面では金環日食になり、日本では部分日食が観測できます。南に行くほど条件がよく、沖縄では半分近く欠けているのがみられます。北になるほど食分が小さく、また欠けたまま沈んでいくのがみられます

部分日食の観察は望遠鏡が無くてもみられるのですが、直接見ると目を傷めます。もう7年も経ってしまいましたが、かつて日本で金環日食が見られるという時に多くの人が買い求めた「日食観察グラス」がありました。もしまだ家にある、という方はそれを引っ張り出しておきましょう。絶対に肉眼で見てはいけません。また日食観察グラスを使っていても長い時間見るのは危険です。少し見たらすぐに他の人と変わって、みんなで観察するのがいいでしょう。

何もないよ、という方は、黒い厚紙にキリで穴をたくさん開けてみてください。それを通して、地面に太陽の光を当ててみると、いわば「地面に映った木漏れ日」みたいな感じになるのですが、丸ではなく欠けた状態で見えるはずです。

あとはもうすでに星空を見るのが習慣になっている方はお気づきかもしれませんが、夕方暗くなった西の空に一際明るい星が見えていますね。「一番星見つけた」と言いたくなるほど明るい星ですが、「宵の明星」、金星です。

金星は日に日に高度を上げていきます。どんどんみやすくなっていきます。一方で、同じく夕方西の空に見えているのが、夏には観測好機だった土星です。土星は日に日に高度を下げています。一方は高度が上がり、一方が高度を下げる。どこかですれ違うのでは?と思いますね。

12月9日から13日にかけて、その様子を眺めることができます。9日には金星の少し上に土星が見えていますが、11日には最も接近し、13日には金星の高度が上になります。

土星は惑星とはいえ、西の空がまだ明るいうちでは見えづらくなってきています。金星を目印にして、近くにないか探してみて、二つの惑星の並びを眺めてみてはいかがでしょうか。

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楽天、英語電話にダマされ偽役員にデータ漏えい「公用語なのに」

楽天グループの複数の従業員が、グループ会社役員を名乗る人物から電話で虚偽の指示を受け、従業員の情報を管理する社内システムに登録された氏名や役職、メールアドレス、内線番号などの複数の個人情報を社外に流出させていたことがわかったと、西日本新聞共同通信などが報じた。

西日本新聞によると、読者から「あなたの特命取材班」への情報提供で今回の件が判明したとしている。経緯は、楽天のグループ会社の代表電話番号に役員を名乗る人物から英語で電話があり「出張先でパソコンの調子が悪く社内ネットワークに接続できないため、指定する従業員のメールアドレスを教えてほしい」と連絡が入ったという。役員を名乗る人物は、社内システムから従業員の個人情報を抽出する方法を指示。説明内容が具体的だったため、電話を受けた従業員は役員本人だと思い込んでしまったとしている。抽出した情報はファイルにまとめ、偽役員が指定した社外のメールアドレスに送信。同じような連絡が複数回あった。応対した従業員が別部門に相談したことで、虚偽の指示と判明したという。

この「情報漏えい」について、ネット上では、「英語が公用語なのに」「電話で個人情報を教えちゃいけないのは基本だろ」「西日本新聞やるなぁ」といった、楽天への厳しい声が多数挙がる一方、どの会社でもありうる事だと同情する意見も挙がっている。なお、再発防止に向け、楽天は社内システムの仕様や運用の見直しを進めているという。

Twitterの反応








※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source: 西日本新聞共同通信

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恐ろしい自爆営業。元国税が明かす、かんぽより酷い税務署の実態

過酷なノルマに追われた職員による不正販売が社会的問題となったかんぽ生命ですが、税務署員にも信じ難いノルマが課せられているようです。元国税調査官で作家の大村大次郎さんは今回、メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、自身もかつて苦しめられたという「税務調査での追徴税のノルマ」の実態を暴露するとともに、実績稼ぎのため中小企業に対して重箱の隅をつつくかのような「せこい税務調査」を繰り返す一方で、富裕層にはあくまで甘い国税の姿勢を厳しく批判しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2019年12月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

かんぽよりもひどい!税務署員のノルマ

最近、かんぽの無茶な販売ノルマが社会問題になりましたが、実は税務署でも昔からノルマが存在します。しかも、かんぽなどよりよほどひどいノルマです。

そのノルマというのは、税務調査での追徴税のノルマです。

これを一般の人に説明するには、ちょっと手間を要します。というのも、税務署というのは、一般社会では考えられないような異常な価値観があるからです。

まず税務調査というのは、どういう目的でおこなわれているかについて、説明しましょう。税務調査というのは、納税者の出した申告書に不審な点があるときに、それを確認するために行われる、というのが表向きの目的となっています。もちろん、それも税務調査の目的の一つではあります。

でも、税務調査の本当の目的はそうではありません。本当の目的は、「追徴税を稼ぐこと」です。実は税務署の調査官というのは、追徴税をどれだけ稼ぐかで、仕事が評価されます。だから、必然的に追徴税を取ることが目的とされるのです。

私が税務署員だったころは、各人の調査実績(追徴税の額など)を表にして、職員全員が回覧していました。よく保険の営業所などで、営業社員たちの契約獲得者数が棒グラフにされていたりしますが、あれと同じようなものです。だから税務調査というのは、「追徴税を稼ぐ」という方向で進められていると思った方がいいのです。

ノルマに追われる調査官たち

税務署の仕事は「公平で円滑な税務行政を行う事」などという建前はあります。しかし、現場の人間が実際に求められるのは、前項でも述べたように「税金をどれだけ稼ぐか」ということなのです。税務調査に行って、課税漏れを見つけると、つまりは追徴で課税をします。この追徴税をどれだけとってくるかが、調査官の評価を決めるものでもあります。

もし追徴税が少ない場合は、上司に怒られたり、先輩に厳しく指導されたりします。自分の給料より、とってきた追徴税が少ない場合は、「給料泥棒」だとか「お前は国家に損失を与えている」などと言われたりもします。

追徴税の獲得は、個人個人に課せられているだけではなく、部門や税務署同士でも、競い合わされてもいます。税務署内では、各部門が追徴税の多寡で競争しています。また各税務署同士も追徴税の多寡で競争しています。そして、大きな追徴税を取った調査官たちは、優秀事績として発表され、表彰されます。

ここまでされれば、調査官たちは嫌でもノルマ達成、追徴税稼ぎに没頭しなければならなくなります。私が現場にいたのは十数年前なので、今は変わっているかもしれないとも思ったのですが、後輩の調査官に聞くと今も昔もまったく変わらないようです。

国税庁は、公式には「税務職員にはノルマなど課していない」と言っていますが、追徴税をたくさんとってきたものが出世しているという現実がありますから、事実上ノルマはあるといえるのです。

意図的に回避か。またも「桜を見る会」記事掲載なしの読売新聞

先日掲載の「『桜』の文字すらナシ。またも露呈した読売の『官邸応援団』ぶり」で、内閣総辞職に値するとも言われる桜を見る会の「疑惑」を、11月22日付の朝刊でまったく報じなかった読売新聞の姿勢に疑問を投げかけた、ジャーナリストの内田誠さん。内田さんは今回も自身のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で、桜を見る会に招待されていた、反社会的勢力とみられる企業の元会長を巡る菅官房長官の答弁があったのにもかかわらず、12月2日朝刊で会に関する記事を一切掲載しなかった同紙について、「意図的に回避したのだろう」との批判的な見方を記しています。

「桜を見る会」問題で新事実、各紙はどう伝えたか

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「ドローン 登録義務化へ」
《読売》…「児童福祉司の増員 難航」
《毎日》…「終わらぬICBM処分」
《東京》…「受付女性メガネ禁止 『パワハラ』」

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「桜を見る会 疑念膨張」
《読売》…「研究・開発力 産学連携が要」
《毎日》…「桜を見る会 深まる疑問」
《東京》…「韓国 過酷な外国人労働」

プロフィール

国会もあと1週間。今最もホットな話題である「桜を見る会問題で新事実が次々出てきている中、各紙はどんな扱いになっているのか。土日を挟み、論点整理をしたいという感じになってきているようで、きょうの参院本会議に向けてねじをまき直すところのようです。ところが《読売》ときたら…。

■参院本会議に向けた「論点整理」■《朝日》
■記事なし■《読売》
■Q&Aで論点整理■《毎日》
■官房長官発言は「不正確」■《東京》

参院本会議に向けた「論点整理」

朝日】は2面の解説記事「時時刻刻」単独で、「論点整理」をしている。見出しを以下に。

  • 桜を見る会 疑念膨張
  • きょう参院本会議 首相答弁へ
  • 首相・自民党など半数推薦 地元優先の「私物化」
  • 名簿要求当日に内閣府が廃棄 重なる森友問題
  • 夕食後 後援会の収支なし

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3人の記者が分担して書いている。1人目は、問題が浮上してきた経緯についての概略的なまとめ。そもそもこのテーマが浮上してきたのは、総理主催の「会」の参加者が年々膨張していることに気付いた野党議員が調査を始め、共産党・田村智子議員の追及によって問題が広く知られるようになったということ。その過程で、地元有権者への優遇」が明らかになり、安倍氏は急きょ来年のを中止する。さらに自分も参加者に関して「意見」を言うことがあったと答弁を修正。招待者の選定には妻の昭恵氏も関わっていたことが明らかに。とどのつまり、招待者の半数以上、6,000人が官邸幹部と自民党による推薦だったことが分かり、「私物化」「公私混同」との批判が高まった。加えて、反社会的勢力とみられるジャパンライフの元会長に招待状が送られていたことが発覚。これも野党の追及材料に。

中盤、2人目の記者は資料の廃棄について。様々な疑惑について政府は「名簿を既に廃棄しているので確認できない」(菅官房長官)という対応を繰り返している。共産党・宮本徹議員が資料要求を行った5月9日に大型シュレッダーで裁断していたということについて、4月22日に使用願いを出していたが、各局の使用が重なって連休明けになったと内閣府は説明。しかし、「会終了後速やかに廃棄する」と言いながら、実際には4月の「会」開催から1か月近くたっていたこと、連休前にも細断する機会はたくさんあったこと、シュレッダーの能力は高く、それほど待たずに作業できたはずだという疑問があり、「資料要求を受けて証拠隠滅したのではないか」との疑惑が強まっている。電子データについても「削除した」と答弁しているが、復元できないのかと問われても菅氏は曖昧な答弁に終始している。そもそも安倍内閣では、森友問題などでも肝心の資料やデータが破棄される、改竄されるということが繰り返されてきた。

3人目は会計処理について。安倍氏の地元事務所が企画したツアーは7万円で、「会」前夜の夕食会は「安倍晋三後援会」主催で5,000円の会費だったというが、会場になった高級ホテルは立食パーティーの料金を1人1万1,000円からとうたっている。差額を安倍事務所が穴埋めしていたのではないかとの疑惑が存在し続けている。そうであれば、公職選挙法違反の寄付にあたる可能性があると。

問題を概観するには便利な記事になっている。まあ、最大の論点になりそうな「反社会的勢力」に集中して詳しく書く手もあっただろうが、《朝日》はその方法はとらなかった。

記事なし

読売】はどこにも「桜を見る会」について書いていない。驚いた。ジャーナリストであれば、少なくとも菅官房長官の答弁に大きな問題があることは分かるだろうから、これは意図的に記事を回避したということなのだろう。

日本は再び見誤るのか。香港人権法で中国牽制の米を裏切る負け戦

11月27日、香港の人権や民主主義を支援する「香港人権法案」に署名したトランプ大統領。これまで香港問題に対して無関心だった大統領ですが、なぜ今回の署名にまで至ったのでしょうか。無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』では今回、その裏側を探るとともに、到来した米中「新冷戦時代」に日本が取るべき正しい進路を考察しています。

米中激突「新冷戦」時代の準備は出来ているか?

「アメ通」管理人です。

米国上院・下院において「香港人権法案」が、超党派による圧倒的多数で可決しました。後はトランプ大統領が署名をするか否か?に焦点が移りました。

さて、ここで米国議会において<超党派且つ、圧倒的多数でこの法案が可決した…ということの意味合いについて、ちょっと考えてみました。

米国においては、外交安保に関する問題は超党派>で事態に対応するというのが基本ですが、今回、この「香港人権法案」については、これまでの慣例以上に、あえてスピーディにプロセスを進めたようです。

これは要するに、目下の香港情勢において、人権に関して重大で危機的なこの情勢下で、この価値を守るということを理念としている米国において、その大統領がどうにも煮え切らない…どころか、むしろ、無関心かのような言動をしていることに対して、米国議会から大統領へのプレッシャーを掛ける

という意味合いがあるのではないでしょうか?

それは「フェアネスを何より重んじる米国の価値観・気概を世界に示すということでもあるように思います。

そして、「価値観」ということで言えば、まず相容れることはないであろう体制である現在の中国と米国が、果たしてこのまま穏やかにことが済むということはあるのでしょうか?

現在、米国の政界では、まさに「超党派で中国と対峙してゆこうという機運があり、ワシントンの政界筋では、ごく普通に「New Cold War」というフレーズが使われてもいるようです。

つまり、既に米中新冷戦」という状況になっているわけですが、翻って、我が日本の現状はどうでしょうか…。

習近平国家主席の国賓での来日…日本国の今後の在り方・行く末を考えた時、その危険性をよくよく考えた上でのそういう判断なのでしょうか?

「米ソ冷戦」が集結した後の世界でのパラダイムの転換がわからず乗り遅れた結果、その後延々と30年に渡って「失われ」続けた日本ですが、ここでまた進路を誤ることにもなりかねません。

今こそまさに「日本の分水嶺」と言える状況です。ここが日本の正念場です。

米中激突新冷戦」時代の準備は出来ていますか?

image by: 首相官邸

豆腐だけじゃ勿体ない。元板前は湯豆腐に牡蠣とニラ玉を入れる

冬になると食べたくなる「湯豆腐」ですが、ほんのひと手間加えれば、さらに美味しくなる上に風邪予防の効果も期待できるのだとか。今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』では、かつて板前として腕をふるっていた著者の佐藤周生さんが、そんな「変わり種湯豆腐」の作り方を紹介しています。

こんな「湯豆腐」いかがですか?

佐藤です。カキが美味しく感じる寒さになってきましたね。今回は、「カキとニラで作るだし湯豆腐」を伝授します。

湯豆腐というと、昆布と水で焚いて醤油だしやポン酢で食べるパターンが多いと思います。それも美味しいのですが、私がおすすめしたい湯豆腐は、「だし湯豆腐」。…鍋だしなどで豆腐を焚いて、ポン酢などは付けずに鍋だしの味で食べる湯豆腐」です。だしの味でそのまま食べることができるので、旨味の出る具材をちょっと加えてあげると、だしが美味しくなってさらに旨い!私が居酒屋で働いていた時は、定番の湯豆腐より、「だし湯豆腐」のほうが注文が多かったような気がします。その居酒屋では、アサリとかその日仕入れた、魚介類をちょっと加えて、だしの旨味をアップさせてました。美味しさより、栄養のための湯豆腐にするなら、だしに生姜を入れるという方法もありますね。かなり体がポカポカしてきます。生姜は、生のおろし生姜より加熱して摂取した方が体が温まりますので…。

で、今回私がおすすめする、だし湯豆腐は、「牡蠣とニラ玉のだし湯豆腐」。旨味の出る具材にカキ、木綿豆腐をガッツリ入れて、ここにニラ、そして溶き卵も加える。ニラも生姜と同じような効果があって血行促進、抗酸化作用もあって免疫力を高める効果が期待できます。この時期の風邪の回復、予防に役立ってくれそうですね。それと味的には、卵を加えることで甘みが増して食べやすくなります。ニラと玉子のセットなので“ニラ玉”です。

この「だし湯豆腐」酒のアテにもなりますが、ボリュームがあるのでメインのおかずとしても食べて頂けます。レシピ、見て下さい。

レシピ

【材料】(1人前)

  • 牡蠣……6粒(70g)
  • もめん豆腐……1/3丁(200g)
  • ニラ……2本
  • 卵……1個

【湯豆腐だし】

● 鍋だし割合「だし(水)12:みりん1:淡口醤油1」(鍋だしの詳しい作り方はこちらをご覧下さい)

  • 水……360cc
  • みりん……大さじ2杯(30cc)
  • 淡口醤油……大さじ2杯(30cc)
  • 粉カツオ節……小さじ2杯(カツオ節なら何でもOK)

1.カキ(使うのは6粒)は大根おろしで洗って表面の汚れを取ります。

ボウルにカキ、大根おろし(大さじ1杯強)を入れてカキが潰れないように大根おろしを絡めます(混ぜる)。大根が黒くなればOK。

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2.水で洗います。

「ボウルに水を溜める」⇒「その中でカキをすすぐ」⇒「ザルに入れる」。これを2~3回繰り返して、大根おろしを洗い流します。
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3.水気をよく切ります。
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 4.豆腐は、8~10等分に切ります。
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5.ニラは、1cm幅で切ります(長く切ると噛みにくいので)。

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 6.卵は、ボウルにに割り入れてよく混ぜておきます。

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7.小鍋(一人鍋)に水(360cc)、みりん(大2)、淡口醤油(大2)を合わせます。

粉カツオ節(小さじ2杯)も加えて軽く混ぜて、強火にかけます。

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8.鍋だしが温まってきたら(沸騰前)、豆腐、カキを入れます。

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9.沸騰してきたら、中火にしてアクを取りながら、3分焚きます(中火にしてから3分)。

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10.3分後、ニラを入れます。鍋だしに浸かるようにちょっと沈めて20秒ほど焚きます。

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11.溶いた卵を少しずつ“回し入れます”(外側から内側に入れていくと綺麗にできます)。

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12.玉子が少し固まったら、火を止めて出来上がり!

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お好みで粉山椒、一味、七味を入れて食べて下さい。

今回は、カキを使いましたが、白身の魚、他の貝類、鶏肉、豚肉でも美味しくできます。是非、作ってみて下さい。

【書評】高齢化社会の日本よ、そろそろ安楽死について話そうか

「後期高齢者となったら、常に死を想定して生きることが大切」…。そんな、少々「ショッキング」でもある提言が記された書籍が話題となっています。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さんが紹介しているのは、88歳の宗教学者・山折哲雄氏が「死の規制緩和=安楽死解禁」を主張する一冊。その「理論」は人々を納得させるに足るものなのでしょうか。

偏屈BOOK案内:山折哲雄『ひとりの覚悟 人生の幕引きは自分で決める』

61tzTOBioVLひとりの覚悟 人生の幕引きは自分で決める
山折哲雄 著/ポプラ社

白枠とオレンジの背景に、腕組みしてどこかを見ている山折先生。スミと白抜きの文字の配置が落ち着かない。つまり、テーマと合わない表紙デザイン、覚悟が足りぬ。表1も表4も文字だらけ。「緊急提言 今こそ死の規制緩和を!」とは、

  1. 90歳以上の安楽死の解禁
  2. 死の定義を変える
  3. 参議院を廃止し老議院を創設すること

とある。1.と2.は分かるが、3.の老議院ってなに?

著者はこの本で「死の規制緩和=安楽死解禁」を提言する。読んでないうちから賛意。「後期高齢者」といわれる75歳以上になったら、「人生の成熟期」とみて常に死を想定して生きることが大切だと説く。いまこそ、国をあげて「理想の逝き方」を話しあうときではないか。「積極的安楽死」を認める土壌はできている。しかし、「安楽死解禁」の前に立ちはだかる三大抵抗勢力がある。

医学界、宗教界、法曹界(政界も含む)である。医学界が安楽死に反対する理由は、患者や家族の訴えに応じて人工呼吸器を外したり投薬を中止したら、ヘタすると自殺幇助や殺人の罪に問われかねないからだ。しかし、医療の本質とは「人間の苦しみを取り除く」ことにある。医師が安楽死や尊厳死を否定するのは自己否定でしかない。とはいうものの、医師を責めても解決はしない。

宗教界は、介護や看取りの問題に手を出すと莫大な費用と人力がかかるので、葬儀と墓の管理に特化しておいたほうが安全だと横を向く。政界でも絶対に国会を通らないと議員は尻込みしている。「死の定義」は政治が決めてきたのになあ。著者は、安楽死は医師や法律家、政治家が決めるべきではない、あくまで現在を逝き、そして死ぬ、我々自身が考え、決めるべきだというが……。

90歳を過ぎた人間が、自らの死を選ぶことは当然の権利であり、義務でさえある。そうだね、わたしは80歳でもいいと思うが。老議院ってのがよく分からんが、90歳を過ぎた世代の政治的代表者たちの集まりだという。ほとんど意味がない愚策である。安楽死の解禁はOKだが、90歳という年齢制限はおかしい。問題は安楽死に見せかけた殺人ではないかと思うが、そういう視点はない。

なんだかしゃきっとしない語り口だが「自らの死を選ぶことは当然の権利であり、義務である」ということらしい。「緊急提言 今こそ死の規制緩和を!」と力むほど完璧な理論を展開しているわけではない。自分を納得させる理屈を捏ねているだけのような気がする。山折先生もお年を召されたと実感する。

「自分の死期を悟った段階で、まず最初に木食行である穀断ちをし、残り1週間か2週間というところから完全断食に入り、最後は水も断つ。これが、いま私が考えている死を迎える作法、死と折り合いをつける方法です」とご自分の最後の演出まで披露されているが、ここまで書いちゃうのか。ご自分のことを書かれたパート以外は、いつもの山折節で快かったのでしたが。

編集長 柴田忠男

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