「上司の注意や指示に従わない社員」を“懲戒解雇”した結果

会社という組織には、能力や性格の異なるさまざまな人材が集まります。それが良い方向に働けば良いのですが、そう簡単にはいきません。中には、会社が定めたルールを守らない問題児社員がいるケースも……。今回の無料メルマガ『「黒い会社を白くする!」ゼッピン労務管理』の著者で特定社会保険労務士の小林一石さんが、上司の注意や指示に従わず懲戒解雇された社員と会社との、実際にあった裁判について紹介しています。

「暴言をはいて書類を破く」「上司の注意や指示に従わない」社員を懲戒解雇できるのか

先日、あるポッドキャスト番組を聴いていたときのことです。

その番組では2人の社長が社員について語っていました。

そこで「注意をされてそれを素直にきけない社員は伸びない(成長しない)よね」という話題になっていました。

素直さのかけらも無い新入社員だった私にはとても耳の痛い話ではありましたが、部署の責任者も経験した今となっては共感するところもあります。

みなさんの中にも同じように考える人もいるのではないでしょうか

確かにいますよね、注意をしても「言い訳する」「不貞腐れる」「他の人のせいにする」という社員。

私もその対応に非常に苦労した経験があります。

ただ、その社員にとっても言い分がある場合があります。

それについて裁判があります。

ある製薬会社で社員が能力不足や勤務態度が悪いことを理由として懲戒解雇されました。

それに納得がいかなかったその社員が会社を訴え、裁判になりました。

会社はその社員の態度の悪さを具体的に次のように主張しました。

・社内で有休取得のルールが決められているにも関わらず、そのルールに違反して有休を申請し、かつその申請した日に休んだ

・有休取得のルール違反について会社が警告書を渡したところ、暴言を吐いた上で、受け取った警告書をその場で破り捨てた

・上司が業務の引き継ぎを指示したにも関わらず、具体的な引き継ぎをすることに消極的な態度を示した

もしみなさんの部下がこのような行動をとったらどのように感じるでしょうか。

結構、大変なことになりそうですね。

では、この裁判はどうなったか。

会社が負けました。

トンデモ精度か?中国新興EV「御三家」メーカーの“バグ”が議論に

成長著しい中国の自動車業界。そんな中国の新興EV「御三家」としても知られるメーカーのセンサーが、看板の人物像を歩行者と誤認するバグを起こしたといいます。中国の自動車業界情報を届けているメルマガ『CHINA CASE』で詳しく解説しています。

看板の人物像を実際の歩行者とセンサー誤作動、自動車が急減速

四川省カンゼであるオーナーが中国新興OEM理想(Lixiang)の中大型SU REEV「理想L7」を80km/hで運転中、突然自動的に20km/h台まで急減速、オーナーはその後手動に切り替えて急停止した。

この事態をLixiangに報告、公式にLixiangはセンサーのバグであることを認めた。とある看板の人物像を歩行者と誤認したという。

LixiangのADAS(先進運転支援システム)は2023年1月にもディスプレイに異質な表示現象のバグが見つかっており、販売好調の裏でリスクも抱えていることが明らかになった。

何が起きた?

現場の写真を確認すると、道路の左前方に、確かに陸上短距離走などのクラウチングスタートのような姿勢を取っている人物像が描かれている大きな看板があることが分かる。

【参照】現場写真掲載記事
https://auto.gasgoo.com/news/202305/31I70343446C601.shtml

これに対してLixiangはレーザーレーダー(ライダー)によるバグと説明したことにより、中国ではまた議論になった。ライダーは通常、距離、方角、高さ、速度を測定するものであり、歩行者検知と関係ないという技術的な理由のため。

ライダーも別々の色を反射率の違いにより測定する場合があり、今回の広告の色合いをライダーが識別した、という可能性もあるため、一概にLixiangの主張を否定するものではないことも議論に拍車をかけた。

トンデモ精度?

ただ、普通に考えて、現場の写真を見ても、これはライダーの不具合というよりは、カメラの不具合と考えた方がよさそう。どちらにしろセンサーが過剰に反応し、広告に描かれた人物像を実際の歩行者と勘違いして、車が自動で急減速してしまったようだ。

一方で、広告は道路面と比べはるか頭上にあり、また確かに人物像が描かれているものの、これを実際の歩行者と勘違いするセンサーの精度やアルゴリズムには確実に問題がある、とも指摘されている。

Lixiangは以前にも、夜間の雨の中、60km/h程度で走行中、センターコンソールのディスプレイに車両の後方に人らしき影が映った件が話題になった。これもLixiangは公式にバグであることを認めた。

ただ、ディスプレイの異常表示と比べ、今回は急減速するという異常運転であり、運転手の生命に直結する問題。対応次第では大きな問題になる可能性がある。

出典: https://auto.gasgoo.com/news/202305/31I70343446C601.shtml

この記事の著者・CHINA CASEさんのメルマガ

 

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来年初頭に発売「Apple Vision Pro」日本円で49万円は妥当なのか?

アップルのティム・クックCEOが発表した「Apple Vision Pro」。価格は3499ドル、日本円でなんと約49万円でした。この価格設定は果たして妥当なのでしょうか。今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんは、そのスペックから決して儲けは大きくないはずと評価します。ただし、一般人が手にするには高価で、iPhoneやApple Watchのように毎年新製品を出しながら、“pro”が取れ“SE”となって販売される流れを予想。ハイエンドモデルが作られる可能性もあって、もう少し円高に…と願っています。

Apple Vision Proは3499ドルで来年初頭に発売──日本円で49万円は妥当な値段なのか

アップルのティム・クックCEOがWWDC基調講演で「One More Thing」と言って発表した「Apple Vision Pro」。3499ドル、日本円で約49万円という価格設定が話題だ。

製品プレゼンを聞いた後に価格が発表されたが、確かに搭載されている部材を考えてみれば納得の値付けでもある。Mac用のM2チップに加えて、センサーなどから信号を処理する独自開発の「R1チップ」、さらに12個のカメラ、5つのセンサー、6つのマイク、切手サイズの4Kディスプレイが2枚も入っていることを考えると、アップルはApple Vision Proを売ったとしても大儲けはできないのではないか。

実際にApple Vision Proを装着し、アップルが提唱する「空間コンピュータ」を体験してみたが、IT業界に住んでいるのであれば、49万円を出していち早く購入して、この世界観のなかで日常生活を送るというのも悪くないだろう。

アップルが言うとおり、Macでパーソナルコンピュータ、iPhoneでモバイルコンピュータが世間に普及した。まさに「第3の革命」としてApple Vision Proが空間コンピューターとして我々の生活に入り込んでくる未来がやってきそうな気がしている。もちろん、3499ドル(約49万円)という価格設定では一般への普及はあり得ない。

おそらく、アップルとしてはApple Visionシリーズを何年も継続的に出していくだろう。当初はアップルファンとアプリ開発者ぐらいしか買わないが、しばらくするとチップの性能がさらに進化し、AI処理によって、搭載するカメラなどのセンサーの数を減らせるようになる。

するとコスト削減ができるので「Apple Vison」というスタンダードモデルが登場。数年後、そのスタンダードモデルが「Apple Vison SE」となって販売されるのではないか。

iPhoneも発売当初はその革新性があまり理解されずに販売に苦労した。日本ではソフトバンクが「Everybodyキャンペーン」で実質ゼロ円でバラまいて、ようやく普及した。Apple Watchも毎年のように新製品を出し続けたことで、なんとかウェアラブル機器として定着した。

願わくば、日本に上陸するであろう2024年には、もうちょっと為替レートが円高に振れてくれるとありがたい。今の段階では49万円だが、為替レートが1ドル114円程度になれば、40万円を切ってくるのでだいぶ印象が変わってくる。ただ、メガネっ子はZEISS製の視力補正レンズが別途必要になる。

また、基調講演時、Apple Vision Proの値段発表した際には「Apple Vision Proは3499ドルから」という言い方をしていたため、3499ドルはあくまでエントリーモデルの値段であり、容量などによってはさらに高価なモデルも存在しそうだ。個人的には「5G対応モデル」も期待したいのだが、果たしてどうなることやら。

この記事の著者・石川温さんのメルマガ

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やぶ蛇の統一教会。ミヤネ屋事件「逆ギレ裁判」で判明した“分派”売春管理の所業

先日掲載の「自ら首を締めた『統一教会』というカルト教団。名誉毀損裁判で有田芳生氏によって暴かれる“不都合な真実”」でお伝えした通り、メルマガ『有田芳生の「酔醒漫録」』を発行するジャーナリストの有田氏を訴えた裁判で、教団にとって「表沙汰にしたくない過去」が次々と露呈することとなってしまった旧統一教会。同じような事態は別の訴訟でも起きていたようです。今回のメルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』では、かつて旧統一教会の信者だったジャーナリストの多田文明さんが、旧統一教会が読売テレビと紀藤正樹弁護士を相手に起こした裁判の公判で明らかになった、教団の「分派」による悪辣極まりない所業を紹介。メディアでは報じられなかった被害の実態を明らかにしています。

【関連】自ら首を締めた「統一教会」というカルト教団。名誉毀損裁判で有田芳生氏によって暴かれる“不都合な真実”

旧統一教会に訴えられた「ミヤネ屋事件」の裁判で明らかになった“分派による悲劇”

2022年に入り、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)は、教団への批判的な報道をした、テレビ・ラジオや弁護士、ジャーナリストらへの名誉棄損のよる損害賠償を求める訴訟を起こしています。

今回取り上げるのは、同年9月29日に旧統一教会が「7月20日にテレビ番組『ミヤネ屋』で放送された内容に対して、読売テレビと紀藤正樹弁護士に対して、2,200万円の請求と謝罪広告を求めた裁判です。

旧統一教会は「ミヤネ屋」(読売テレビ)での「信者に対して売春させていた事件まである」とした紀藤弁護士の発言が、旧統一教会を誹謗中傷する発言だとして、名誉棄損の訴えを起こしています。

4月17日に行われた第2回の裁判傍聴の内容です。

この裁判では「4派とか5派とか6派とかそのぐらいの分かれ方をしていて」としたうえで、分派のなかで一番ひどい事例として「信者に対して売春させていた事件まである」という紀藤弁護士の発言に対して旧統一教会側は訴えてきています。

しかし被告側の弁護団は「あくまでも旧統一教会から分かれ出た、一番ひどい分派団体の事例について述べたもので、旧統一教会自体の名誉を棄損するものではない」としています。しかし教団側は「一括りにして発言しているのは明らか」などという主張をして、意見は対立しています。

発言の真実性が明らかになり、旧統一教会の教義の恐ろしさを露呈することになった形

被告側の弁護士は、発言の真実性が大事だといいます。

この事例は「紀藤弁護士らのもとに寄せられた、ある旦那さんからの婚姻無効に関する相談から発覚したものである」と、裁判のなかで明かされました。

しかも「元妻が(分派の)代表からソープランドで売春を指示されて、その売り上げ管理票まであった」としています。テレビでは報じられなかった、分派団体における被害実態が、法廷の場で明らかにされた瞬間でした。

それにしても、旧統一教会は分派した団体を敵視して(サタン側とみて)何らの関係もないというスタンスを取っているはずです。

分派団体が紀藤弁護士を訴えてくるのであればわかりますが、今回は、まったく関係のないとしているはずの旧統一教会が、分派団体のことを話した紀藤弁護士を訴えてくるという、よくわからない構図になっています。

それどころか今回、文鮮明教祖の解き明かしたとされる旧統一教会の教義は、神に近い絶対的な責任者の意向によって、いかようにでも解釈されて、売春のような行為もさせてお金を集めることもある危険性をはらんだ、カルト思想であることを世に示してしまったといえます。

この記事の著者・多田文明さんのメルマガ

学級崩壊ならぬ「職員室崩壊」の現実。管理職のために仕事をする教師の悲鳴

教師不足対策の一環として、来年度からの教員採用試験を約1ヶ月ほど前倒しする方針を示した文科省。しかしながらこのような小手先の対応では、現場が直面している難局を乗り切ることは不可能なようです。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では健康社会学者の河合薫さんが、10年以上前から人材不足に陥ることがわかり切っていたにもかかわらず、今の今まで何一つ有効な手を打たなかった日本の教育行政を強く批判。さらに教師が子供たちのために仕事ができない現状を紹介するとともに、政府に対して「異次元の学校対策」の実施を強く求めています。

プロフィール河合薫かわいかおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

管理職のための仕事?教師たちの悲鳴

学校の教員不足が止まりません。

朝日新聞の調査では判明しただけで、1,494人が不足(4月時点)。兵庫県教委と兵庫教職員組合の調査では(神戸市を除く5月1日時点)小学校73人、中学校61人、高校で18人、特別支援学校で12人と、いずれも前の年より不足人数が増え、合わせて164人が不足しているいう状況が明らかになったそうです。

政府は、給与体系を改善して賃金の引き上げを実現するほか、学級担任などを念頭にした新たな手当の創設などを、「骨太の方針」に明記することで調整していますが、現場の声に耳を傾ければ傾けるほど、「カネを上げたところで問題は解決しないのでは?」との疑問が尽きません。

教員の「職場環境の悪さ」は、10年以上前から指摘され続けてきました。長時間労働・休日出勤は当たり前、めったやたらに提出書類が多く(文科省や教育委員会の書類)、問題が起こるたびに雑用が増え、さまざまな数値目標なるものが課せられてきました。「親のクレームの数をいくつまで減らす」「問題行動をとる生徒を何人まで減らす」「遅刻する子供を減らす」といった具合です。

「産休・育休、病休などで学校を離れても、その穴を埋める代役の教員が確保できない」「少子化で子どもの数が減少しているのに伴い、正規雇用の教職員の数を減らされている」という声もありましたし、「何か問題が起こると、先生の責任になる」「学校も教育委員会も守ってくれない」「そんな状況で、誰が先生になろうと思うでしょうか?」という嘆きも度々耳にしました。

日本教職員組合が実施した調査では(2022年)、教員の週当たりの「平均時間外労働時間」は23時間53分。月に換算すると実質95時間で過労死ラインを大幅に超えています。

しかも、採用数が多かった年の教員が定年退職を迎えたため、現場は若い先生と非常勤の先生だらけでてんやわんやだといいます。担任が決まらず教頭先生が担当したり、教員経験はないけど教員免許をもっている「ペーパーティーチャー」を集める自治体も増えているとか。

繰り返しますが、10年以上前から「教員の非正規増加は教員不足につながる」「ブラックすぎて学生のなり手がいない」と指摘され続けてきたのに。なぜ、こんなにも改善されないのか。一言でいえば「変える気がなかった」。「どうせ子供の数減るわけだし。あとは現場でひとつよろしく!」っていうことなのでしょう。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

論争に終止符。「コレステロール値は高い方が長生き」の最新調査結果

健康診断でコレステロール値、特にLDL(悪玉)コレステロール値が高いと注意されたことはないでしょうか。コレステロール値に関しては、日本脂質栄養学会と日本動脈硬化学会の見解が正反対で、どちらを信じていいか医師でも戸惑う人がいるようです。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では、糖質制限食の提唱者として知られる江部康二医師が、信頼度の高い研究で出された最新の調査結果を紹介。脂質栄養学会の見解「総コレステロール値やLDLコレステロール値は、高い方が日本では長生き」の方が正しいと結論付けています。

コレステロール値が高い方が長生き

コレステロールについては、浜六郎医師の「薬のやめ方」辞典(三五館、2017年)が参考になります。同書P85には、「コレステロールは気にしない」。P86、P87には、「コレステロール値が高い人の方が低い人よりも長生きであり、下げる必要はまったくありません」と明確に記載してあります。勿論、根拠はしっかりと示されています。

2016年6月に発表された信頼度の高い研究(☆)で、このことが証明されたのです。
(☆)Cardiovascular medicine Research
Lack of an association or an inverse association between low-density-lipoprotein cholesterol and mortality in the elderly: a systematic review | BMJ Open

この論文、1回や2回の調査をみて結論をだすのではなく、一定の条件を満たす研究を、できるだけ多く総当たりで集めて検討した「システマティックレビュー」ですので、エビデンスレベルは一番上です。以下、同書の87ページより引用です。

この研究は、60歳以上の人を対象にし、LDLコレステロールの値でわけて、その後の総死亡の危険度を報告した研究を総当たりして分析したものです。

 

2016年6月に出版された最新の調査結果です。この研究は「英国医師会雑誌」のオープンアクセス版(BMJ OPen)のサイトによれば、発行以来、5ヶ月間もっともよく読まれた記事であり続けたという、きわめて重要な論文です。

このシステマティックレビューの結論は、「コレステロール値が高い人の方が低い人よりも長生き」ということです。

「日本脂質栄養学会、コレステロールガイドライン策定委員会」監修の「長寿のためのコレステロールガイドライン2010年版」(中日出版社)が2010年9月に出版されました。2014年には、続「長寿のためのコレステロールガイドライン」が、刊行されました。

2007年改訂の日本動脈硬化学会のガイドラインでは、「LDLコレステロール140mg/dl未満」が目標数値です。その後も2023年現在まで、普通の病院ではLDLコレステロール140mg/dl以上は、高LDLコレステロール血症と診断されます。日本動脈硬化学会は、『総コレステロールやLDLコレステロールは、低ければ低いほどいい』という見解です。

一方、「脂質栄養学会、コレステロールガイドライン策定委員会」監修のガイドラインでは、「総コレステロール値あるいはLDLコレステロール値が高いと、日本では総死亡率が低下する」つまり、脂質栄養学会は、「総コレステロール値やLDLコレステロール値は、高い方が日本では長生き」としています。

2010年後半、日本脂質栄養学会と日本動脈硬化学会の間で、コレステロール論争が持ち上がったのは記憶に新しいところです。真っ向から対立する見解なので、患者さんはもとより、現場の医師も戸惑っていると思いますが、このシステマティックレビューにより、欧米でも日本でも、「コレステロール値が高い人の方が低い人よりも長生き」という結論が導かれると思います。

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

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“あいつは薬をやっている”高岡蒼佑が告発した小栗旬の姑息な「裏の顔」は本当か?

俳優で自身が所属する芸能事務所『トライストーン・エンタテイメント』の社長に就任した小栗旬さんに対して、元俳優で格闘家の高岡蒼佑さんが“告発”をしていることが話題になっています。これに、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは「高岡氏の一方的な話」とした上で、自身が感じたことを語っています。

あらぬ“疑い”を吹聴して回り…高岡蒼佑が暴露した小栗旬の「もう一つの顔」

高岡蒼佑氏の“告発”が話題になっています。

所属事務所の社長に就任、役者との2足のわらじに覚悟を決めた小栗旬に対してです。

昨年6月に大阪で行われた、高岡氏が出場した格闘技イベントには小栗から祝花も届き、ある媒体では“親友”とも報じられた2人の突然の告発に驚きを隠せません。

10代の頃から上手に付き合っていたと思われていた高岡氏と小栗…実は全然、全く違う間柄だったようなのです。

高岡氏が『女性セブン』の取材に答えています。

「言わない美学などと言われますが、ドロドロの物を墓まで持っていくのも良いのですが、自分にはその考えはなく、ドロッとしたものと墓に一緒には入れないなという考えだから…」

高岡氏は2020年8月に役者業を電撃引退しましたが、芸能記者の間ではその原因は2011年12月に発覚した当時高岡氏の妻であった宮崎あおいの“不倫温泉旅行”を、不倫相手の岡田准一へ度重なる挑発をしたことが自らの首を絞める形になったのでは…と推測されていました。

「旦那が海外に行っている最中に人妻に手を出す不倫男もいる。闇。これが芸能界」

名指しこそしていませんでしたが、このツイートでジャニーズ事務所に忖度した芸能界諸々の関係先が高岡氏を一斉に表舞台から引きずり降ろした…なんて噂も蔓延していました。

ところがです。

今回の告発は仕事もプライベートも充実し邁進する小栗の“知られざるもうひとつの顔”だったのです。

『花より男子~』『花ざかりの君たちへ~』等で役者として大ブレイクし、着実にその存在感を大きくしてきた小栗が、『東京DOGS』『獣医ドリトル』辺りのキャスティングの現場で、制作陣関係者に高岡氏の“あらぬ黒い疑い”を吹聴して回っていた…と高岡氏は告発しています。

“あいつは薬をやっている”

“あいつは反社のメンバーだ”…と。

エンタメ界では度々耳にする、極めて姑息な手段を小栗がしていたというのです。

高岡氏が役者として最も多忙だった2009年頃を境に急激に仕事量が減ったのは、小栗のこの自分に対する悪評が原因だと主張しています。

私が今回この告発騒動で見逃せなかったのは、小栗がしばらく“お気に入り”だった三浦春馬さんとの関係を高岡氏が話したことでした。

「またZ世代か」の声も。自衛隊射撃場で銃乱射発生、18歳自衛官候補生が逮捕

14日午前、岐阜市日野南の陸上自衛隊日野基本射撃場で、自衛官候補生の男(18)が自動小銃を乱射する事件が発生した。自衛隊員の男性3人が病院に搬送され、2人が死亡、1人が重傷だという。なお18歳の男は殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されている。

今年4月に入隊したばかりの容疑者

事件を受け、東京・市ヶ谷の防衛省で陸自トップの森下泰臣陸上幕僚長が会見を開き、「武器を扱う組織として決してあってはならない」「国民の皆様に大変ご迷惑、ご心配をお掛けし、申し訳ありません」などと陳謝した。また、原因究明と再発防止に努めるべく調査委員会の立ち上げを表明している。

「世界一銃規制が厳しい国」とも言われる日本で起こった銃の乱射事件。しかも、国の平和を守る自衛隊という組織内で発生したこともあり、世間からは驚きの声があがっている。

また、逮捕された18歳の男は今年4月に入隊したばかりだという。動機が明らかになっていない中、入隊2か月の未成年が起こした犯行に、ネットではさまざまな憶測が飛び交っている。

過去にもあった銃乱射事件

実は、同様の事件は1984年に山口県でも発生している。

山口市の陸上自衛隊山口駐屯地山口射撃場で、当時2等陸士だった男(21)が隊員4人に銃を発砲したというもので、死者が1人出た。なお、銃を発砲した男は事件当時心神喪失状態だったとして不起訴処分になっている。

アジフライの「聖地」として君臨した長崎県松浦市は何を仕掛けたのか

私達の身近なメニュー「アジフライ」が現在話題になっているのをご存知でしょうか?都内でもアジフライ専門店ができ、連日行列のできるお店もあるのだとか。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、著者の佐藤きよあきさんが、 アジフライ人気に火をつけ、自らの町おこしにも成功した長崎県松浦市のマーケティングを分析しています。

“アジフライで町おこし”が大成功!! 地域活性化のモデルとなるか?

いま東京では、アジフライを食べさせるお店が増えています。

専門店も多くあり、連日行列ができていたりします。

なぜ、いまアジフライ人気が上昇してきたのでしょうか。

これまで、町の食堂でよく見かけるものではありましたが、特に注目されるわけではなく、どちらかと言えば、地味な存在でした。

ところが、千葉や神奈川など、アジの産地で食べられるアジフライが、テレビで取り上げられるようになりました。

ご当地グルメとして、紹介される機会が増えたのです。

そこに映し出されるのは、アジフライを美味しそうに食べる人たち。

その幸せそうな笑顔に、観る人は刺激され、わざわざアジフライを食べに行く人が増えたのです。

ただし、このことがアジフライ人気の導火線に火をつけたわけではありません。

ことの発端は、2019年。長崎県松浦市の「アジフライの聖地宣言」にあります。

松浦市は、アジの水揚げ量が日本一。

このことを町おこしのテーマにしようと、市長が号令をかけたのが始まりです。

しかし、アジ推しではインパクトが弱いので、アジ料理の代表格であるアジフライに目をつけたのです。

日本全国で食べられ、しかも庶民派な食べもの。

親しみのあるこの存在をシンボルに据えれば、人びとが興味を持つだろうと踏んだのです。

千葉や神奈川でアジフライに行列ができている映像は、世間的にも知られていたので、きっと注目度は高くなると考えたのです。

松浦市で水揚げされるアジの味には自信があったので、アジフライを推せば、人びとがやって来ることを確信していたのです。

高島屋の中元戦略は何が凄い?鍵となるメリハリ消費と来店促進

夏といえばお中元の時期。物価が高い昨今ですが、高額商品の売上が伸びる時期でもあります。今回のメルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』で、著者の理央さんが、この時期特有の「メリハリ消費」に目をつけた高島屋のお中元にフォーカスをあて分析しています。

人は行く理由がないと来店しない~高島屋の中元商品ラインアップに学ぶ、顧客視点の来店促進策

日本全国が熱気むんむんのこの季節、ビジネスにも中元商戦のタイミングがやってきます。

この時期、多くのお店では、物価高や消費環境の厳しさを跳ね返すように、高額商品の売り上げが伸びる、「メリハリ消費」が見られます。

メリハリ消費とは

「メリハリ消費」とは、消費者がお金を使う時に、必要最低限のものや、価格の安いものには節約をしながらも、自分が本当に欲しいものや、価値を感じるものには、高額でも積極的に、たくさんのお金を使うという消費の仕方です。

消費者はお金の使い方にメリハリをつけて、賢く消費しているという意味です。

この背景には、物価の高騰や生活環境の変化などにより、消費者は自分の購買行動を見直す傾向があります。

なので、節約する一方で、特別な体験や価値を感じる、商品・サービスに対しては高額でも出費する、というメリハリの効いたお金の使い方になる、ということになるのです。

高島屋のお中元の事例

高島屋では、このメリハリ消費に目をつけ、お中元商品のラインアップに、対応する商品を組み込んでいます。

以下は2023年6月8日日本経済新聞の、記事からの引用です。

大丸松坂屋百貨店は「鰻のひつまぶし」(1万800円)や「ゼリー寄せ3種セット」(7,200円)など有名店のシェフが監修した高価格帯のギフトを取りそろえた。店舗に行列ができる人気のスイーツなども用意した。

「消費を厳選する傾向がある。自分がよいと感じた商品は多少高くても購入してくれる」(ギフト企画担当)という。

高島屋が注目したのは猛暑関連の商品だ。

「冷感」や「さっぱり」「発汗」などのキーワードを掲げる。カフェ運営のアフタヌーンティー・ティールーム(東京・渋谷)の「アイス&シャーベット」(5,400円)や、奥芝商店(札幌市)の「竜宮の賄い海鮮スープカレー」(5,234円)
などをそろえた。電気代値上げで高まる節電志向に対応する常温で長期保存ができる食品も用意した。

小売業では、市場の流れをいち早く読み取り、品揃えやサービスに、その変化への対応策を、いち早く取り入れて、来店を促進する必要があります。

この記事の著者・理央 周さんのメルマガ