農民の子だった秀吉が「天下統一」という“夢のまた夢”を叶えることが出来た理由

人間の生き方には「目標達成型」と、もう一つ「天命追求型」というものがあるそうです。豊臣秀吉に代表される天命追求型の生き方について、無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』は歴史エッセイストの白駒妃登美さんの記事をご紹介しています。

豊臣秀吉はなぜ夢を超えることができたのか

「天命追求型の生き方・目標達成型の生き方」 白駒妃登美/歴史エッセイスト

大病を患い、絶望の淵に立たされた私は、発病前に読んだ話を思い出しました。

人間の生き方には西洋の成功哲学に代表される「目標達成型」とは別に「天命追求型」があるというのです。

天命追求型とは将来の目標に縛られることなく、自分の周囲の人の笑顔を何よりも優先しながら、いま、自分の置かれた環境でベストを尽くす。

それを続けていくと、天命に運ばれ、いつしか自分では予想もしなかった高みに到達するという考え方です。

そこでは、自分の夢だけを叶えるfor me より、周囲に喜びや笑顔を与えるfor you の精神、つまり志が優先されます。

天命追求型、目標達成型という視点から歴史を紐解くと、天命追求型はまさに日本人が歴史の中で培った素晴らしい生き方であることに、私は気づきました。

そして私自身も目標達成型から生き方をシフトし、天命に運ばれていくうちに、奇跡的に病状が快復したのです。

天命追求型に生きた歴史上の人物といえば、豊臣秀吉はその好例でしょう。

秀吉は徳川家康、織田信長と比べて大きく違う点があります。

家康や信長が殿様を父に持ったのに対し、秀吉は農家に生まれたことです。

農民の子の秀吉が最初から天下統一を夢見たでしょうか。

通説によると、秀吉は「侍になるために織田家の門を叩いた」ということになっていますから、おそらく若き日の秀吉は、天下を取るなど考えてもいなかったに違いありません。

しかし、秀吉の人生はその夢を遙かに超えてしまうのです。

NTTドコモの前田新社長はグループによる「暗黙の了解」を“無視”できるのか?

NTTドコモでは6月14日付で前田義晃氏が社長に就任。18日に新社長就任会見を開催しました。社長の交代で最悪だったメディア対応が改善されることを願うのは、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さん。今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』では、石川さんによる「通信でどう稼ぐか?」の質問への新社長の回答を掲載。AIや衛星関連などの具体例をあげ、グループの顔色を窺わず「NTTの空気を読まないドコモ」が復活することに期待を示しています。

ドコモ前田社長、通信品質改善を誓うも通信収入増の道筋は…

NTTドコモの新社長に就任した前田義晃氏が就任会見を開催した。この数年、NTTドコモはメディアへの対応が最悪だっただけに、前田新社長にはこれから積極的にメディアを通じて世間に発信してもらいたい。

個人的に気になったのが「通信収入をどう回復していくか」という点だ。世間的には「NTTドコモのネットワーク品質をどう回復させていくか」に注目が集まっている。また、iモードビジネスでパートナー戦略を担っていた前田氏だけに、非通信である経済圏の拡大や銀行の設立などは「喋って当然」の感があるし、会見で他の記者が聞くことを考えれば、あえて自分が聞くような話でもない。

一方で、NTTドコモは「土管屋」であり、通信料収入が半分以上を占めるのは今も昔も変わっていない。NTTドコモとして稼いで行くには、本丸である通信料収入をいかに増やすかが至上命題であるのは間違いないのだ。

「通信でどう稼ぐか」という質問をしたところ、前田社長は次のように答えた。

「昨年度にirumoやeximoを展開し、特に低料金のプランでシェア拡大を図ってきた。今後もシェアの拡大は重要だ。もちろん通信料収入を上げることは大切だが、新しい価値の分野、特に私が担当している非通信の分野では、売上を積み重ねるために顧客基盤が非常に重要。これを実現するためには、さまざまなユーザーのニーズにあったプランを提供しなければならない。その中で、低料金のプランが多くのお客様に支持されており、多くの方が加入している状況だ。(中略)

 

通信サービスの収入を上げるために、irumoやahamoのユーザーに、動画サービスなどと組み合わせた『爆上げセレクション』を利用してもらうことで、ARPU(を向上させる取り組みを進めている。これにより、通信量が増加し、上位プランに移行するユーザーも増えている」

NTTドコモに関しては、KDDIやソフトバンクに比べて、低容量プランの拡充が遅れた。他の2社は先行して始めている分、すでに回復基調に入り、モバイル収入の低減からは脱した感がある。NTTドコモとしては、これからirumoが本格的に普及してくるだけに、しばらくモバイル通信料収入の減少は避けて通れないだろう。

個人的に前田社長に期待しているのが「NTTからの脱却」だ。もちろん、株式を持ち株から取得し直して、出資比率を下げさせるというわけではない。NTTの完全子会社ではあるが、せっかく、NTTプロパーではない前田氏が社長になったんだから「NTTの空気を読まないドコモ」に戻って欲しい。

昨今、生成AIがブームとなり、NTTドコモとしては「tsuzumiを活用する」というの既定路線になっているが、Tsuzumiより、ChatGPTやGeminiが良いと思えば、Tsuzumiをシカトしてもいいだろう。衛星関連も「NTT C89」がイマイチだと思ったら、しれっとスペースXとの関係を強化すれば良いのではないか。

NTTグループによる暗黙の了解を一切、無視し、前田氏がNTTドコモの社長に就任したということは、そうした無茶も多少は許されるのではないか。この数年、本当にNTTドコモの魅力が下がってしまっていただけに、とにかく、前田新社長にNTTグループの中で空気なんて読まず、暴れまくってもらって「面白いNTTドコモ」にしてもらいたい。

この記事の著者・石川温さんのメルマガ

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トヨタ認証不正問題の「不正」を辛坊治郎氏が暴露。国交省・マスコミ・メーカーの馴れ合いが日本の国益を毀損している

「クルマの型式指定不正問題なんて、我々の間では数十年前から知られた話でしたよ」自動車メディア関係者からそんなリーク情報を得たのは、元読売テレビアナウンサーでジャーナリストの辛坊治郎さん。国交省・マスコミ・自動車メーカーによる“馴れ合い”の実態とは?日本の発展を数十年に渡って妨げてきた“官僚のウソ”を辛坊さんが暴きます。(『辛坊治郎メールマガジン』より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:辛坊治郎メールマガジン 第691号 6月14日発行「自動車認証試験」

なぜ今さら騒ぐのか?自動車「型式指定」不正問題の真実

目下話題の自動車認証試験騒動について、自動車業界をよく知る人物から連絡を貰いました。以下、その要約です。

今、マスコミが騒いでいる認証試験の不正について、実は自動車専門マスコミの間では数十年前からこうした問題は囁かれていました。

しかし、これが表ざたにならなかったのには、日本車の性能やブランド価値が右肩上がりだった当時、「実質的に性能・機能に影響しない」ということで、テストのごまかしは業界で大目に見られていたという経緯があります。

自動車番組を担当していた時代に経験したことですが、取材用に貸し出される広報車と、実際に市場に出回る車両ではエンジンの吹け上がりや走行時の足回りの質感、騒音などに明らかな違いがありました。

これをマスコミ関係者は「広報車チューン」と揶揄していました。

要するに今回明らかになった事は自動車メーカー周辺のメディア人には常識の話で、今までメーカーとメディアの癒着が不正問題に蓋をしてきたのだと思います。

私はこれを聞いて「まあ、そうだろうね」と思いました。

そもそも今回の話、日本の認証制度の根幹にかかわる話とされていますが、もし現行の認証制度が日本の自動車の安全にとって必要不可欠な制度なら、明らかになった不正な認証制度の元で生産・販売されて現在公道を走っている自動車は、安全が確認されるまで即時走行を禁じるべきでしょう。

「新車の納入は止めさせるけど、過去に販売された自動車はそのまま走っていい」という役所の見解はどう考えてもおかしいですよね。

要するに行政の本音は「安全に問題ないけど、役所の目をごまかしていたのは許せない」ってことなのです。

この態度は役所自ら、認証制度の不必要性を自白しているようなものです。

この記事の著者・辛坊治郎さんのメルマガ

K-POP新人アイドルグループ・ブランド評判 TOP10入り “全員日本人” 5人組K-POPガールズグループ・ UNICODE 日本デビュー記念お披露目ライブイベント開催!

「夢は東京ドームでのライブ」

“全員日本人”で構成された話題沸騰の5人組K-POPガールズグループ・UNICODE(ユニコード)が22日、都内で日本デビューを記念したお披露目ライブイベントを開催した。

UNICODEは、2023年4月にABEMAで公開された日本最大規模のオンラインオーディション「PROJECT K(プロジェクト ケイ)」で選抜されたメンバーを含む5人組ガールズグループ。MIO(ミオ)、HANA(ハナ)、ERIN(エリン)、SOO-AH(スア)、YURA(ユラ)の5人全員が日本人で構成されており、全員が韓国語を話せることも特徴だ。特にリーダーのERINはTOPIK(韓国語能力試験)で最上級の6級を取得するほど流暢だ。

韓国では、2月からYouTubeチャンネル「ALL THE K-POP」の「UNICODE ON&OFF」でデビューまでの過程を公開し注目を集めていた中、満を持して4月17日にアルバム「HELLO WORLD:CODE J EP.1」でデビュー。デビュー直後から「SHOW CHAMPION」や「MUSIC BANK」など数々の人気音楽番組に出演しており、K-POPアイドルの評判ランキングを発表しているBRIKOREA(韓国企業評判研究所ブランド評判指数)による2024年6月K-POP新人アイドルグループ・ブランド評判では、ILLITやBABYMONSTERと並びTOP10にランクインした現在話題沸騰のK-POP第5世代ガールズグループだ。 

【ALL THE K-POP】

UNICODE ON&OFF

ライブイベントでは、日本デビュー曲となる「振り向いて(Let me Love)」や「呼んで(Blur」など5曲のパフォーマンスを披露。

「振り向いて(Let me Love)」では片思いの照れた気持ちを表現した“テレテレダンス”、「呼んで(Blur)」では振り向いて欲しい気持ちを表現した“フリフリダンス”を、鍛え抜かれたダンススキルで披露し会場に集まった多くの観客を魅了した。

エリンは「日本でイベントを行う度に多くのファンの方が駆けつけて頂きいつも見守ってくれているのでとても心強いです。」と韓国語で挨拶した後、自身で和訳をすると集まったファンから大きな歓声が上がった。

日本デビューの心境を聞かれたユラは「韓国でデビューしてまだ2ヶ月ほどですが、日本でもデビューすることができてとても光栄です。日本の方でまだ知ってもらえていない方もたくさんいらっしゃると思うので、UNICODEの存在をたくさん知っていただけるように頑張ります。」と意気込みを語った。

スアは「目標は、街を歩いている時やテレビを見ている時に『あ、UNICODEの曲だ』とたくさんの方に知ってもらえることです。一緒に成長過程を見守っていただけると嬉しいです。」とファンに呼びかけた。

また、日本で今食べたいものを聞かれたミオは、「のり弁が食べたいです。ほっともっとさんの!」と答え、会場の笑いを誘った。

今後の目標についてハナは「K-POPアイドルを目指すきっかけとなったTWICEさんのように、東京ドームでライブができるグループを目指したい。」と語った。

 

UNICODEプロデューサーのイ・ホヨン氏は「僕を信じて付いて来てください!」と観客に向けてアピールした。

7月23日(火)にシングル「HELLO WORLD」で日本デビューするUNICODEの今後の動向に注目だ。

【セットリスト】

  1. Let me Love
  2. Blur
  3. Spring in my 20th
  4. 振り向いて(Let me Love)
  5. 呼んで(Blur)

【UNICODEメンバー概要】

※メンバー年齢非公表

MIO(ミオ)

【アー写】MIO(ミオ)

HANA(ハナ)

【アー写】HANA(ハナ) 

ERIN(エリン)

【アー写】ERIN(エリン)

SOO-AH(スア)

【アー写】SOO-AH(スア)

YURA(ユラ)

【アー写】YURA(ユラ) 

 

小池・蓮舫・全裸ポスター。東京都知事選「罰ゲーム感」の正体 わが国首都の「4大論点」をなぜメディアは報じないのか?

来月7日投開票の東京都知事選で「ポスター掲示板ジャック」が問題化している。報道では売名目的の候補乱立も一因とされ、SNSでは「有権者の政治への無関心に対する天罰」「これではまるで罰ゲームだ」の声も。だが、米国在住作家の冷泉彰彦氏によれば、この「罰ゲーム感」は選挙制度の欠陥や民度の低さが招いたものではない。有力候補やメディアが、首都東京の「本当の論点」から逃げていることが最大の原因だ。(メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:東京都知事選の論点整理

都知事選「ほぼ全裸」ポスター問題を解決する方法

東京都知事選が告示されました。とりあえずの話題は、56名という候補が乱立していることです。同一政党から複数出馬して、ポスター掲示板をジャックするとか、わいせつな図画をポスターに使うなど、「売名行為としての立候補」が問題になっている点で、主要メディアもこの話をかなり取り上げています。

この問題ですが、都民の政治的無関心に対する「天罰」だとか「罰ゲーム」という言い方が流行しています。その一方で、「大人のバカッター」だとか、「曖昧なゾーンを利用して人を不快にさせると、結局は自由を束縛してしまう」のが問題だというような議論もあります。

これに関しては、単刀直入に2点申し上げておきたいと思います。

まず人を不快にするポスターの問題ですが、わいせつな内容あり、違法なサイトへの誘導ありという具合で、全くやりたい放題です。この調子では、政見放送などは目も当てられない内容になるかもしれません。

ですが、これを警視庁が取り締まるのであれば、選挙における表現の自由は破壊されてしまいます。演説の内容が激しくなると「弁士注意」だとか言って官憲が介入していた明治初期だとか、自由主義でも逮捕するという狂った30年代などの再現です。

もちろん、選挙という空間を悪用して社会を混乱させるのは避けなくてはなりません。ですが、警視庁が勝手に見解を決めて実力行使をするのはダメです。

これを避けるためには、公安委員会と選管が対等な立場で主導し、有権者のランダム代表などが参加する中立委員会でも作って、ポスターや政見放送における公序良俗の確保をすべきです。具体的には、その中立委員会が裁定して、これを裁判所が確認するという牽制も必要でしょう。

警視庁が登場して、公職選挙法とは別に迷惑防止条例などを振りかざし、選挙運動に介入するというのは、その介入の中身にいくら正当性があっても、公職選挙法の精神に照らして不適切です。もしかしたら、バカッター候補の中には、公職選挙法に守られた民主主義を破壊するような意図を持った工作員も混じっているかもしれません。

だとしたら、「まんまと民主主義が破壊されてしまう」そのぐらいの危機感を持って臨むべきと思います。

都知事選のカオス状態は、有力候補の「公約の的外れ」が原因

もう1点、今回の都知事選においてバカッター候補が乱立し、そして異常に注目が集まる原因は、制度が緩いからではありません。また供託金が安いからでもありません。都民が政治的に無関心だからでもありません。

また、この都知事選のカオス状態については、仮に日本において直接選挙で大統領を選ぶようになった場合のシミュレーションになっているという解説があります。これも有権者を適当にディスって分かったような気になっているだけであり、無責任な言論ということでは変わりません。

そうではなくて、本当は争点とすべき東京都の課題が、有力候補によって正当に取り上げられていない、ここに問題があります。行われるべき議論が行われていないというのが、選挙が白けて、バカッター候補ばかりが注目される真因だと考えるべきと思います。

では、何を議論すべきなのか、以降はその論点を提示してみたいと思います。

五輪はテロ組織の格好のターゲット。パリオリンピックでテロの標的となりうる国の名

7月26日に幕を開けるパリ五輪。国際情勢は近年にないほどの緊張状態となっていますが、「平和の祭典」は全17日間の日程を無事に乗り切ることができるのでしょうか。安全保障や危機管理に詳しいアッズーリさんは今回、これまでの五輪の会期中に発生した事件を振り返るとともに、今夏のオリンピックで想定されるテロについて考察。その標的となりうる国、さらに国家ぐるみでテロを企てる可能性のある国の具体名を挙げています。

かつてはイスラエル選手ら11名殺害事件も。パリ五輪でテロは大丈夫か

ドイツでは現在、サッカーの欧州ナンバー1を決めるEURO2024が行われており、各試合は各国のサポーターでほぼ満員御礼となり、日本でもサッカーファンは眠れない夜を過ごしている。しかし、サッカースタジアムの外ではテロを警戒する治安部隊が厳重な警備体制を敷き、非常に緊張感が漂っている。最近もアフガニスタンを拠点とするイスラム国ホラサン州のメンバーとみられる男が逮捕されている。

そして、EURO2024の終わりと同時に開催されるのがパリ五輪だが、パリ五輪においてテロは潜在的ではなく現実的なリスクだろう。治安当局がテロ対策を怠れば、テロは高い確率で考えられよう。過去を振り返っても、オリンピックはテロ組織の格好のターゲットになってきた。

1972年のミュンヘン五輪では9月5日、パレスチナ武装組織「黒い九月」が選手村のイスラエル宿舎を襲撃し、人質を獲って立て籠り、イスラエル選手ら11名が殺害された。1996年アトランタ五輪では7月27日、アトランタの五輪百周年記念公園で仕掛けられた爆弾が爆発し、1名死亡、100人以上が負傷し、白人至上主義の男が逮捕された。2008年の北京五輪の時には、中国からの分離独立を掲げ、新疆ウイグル自治区を拠点とする東トルキスタンイスラム運動の活動が活発化し、雲南省昆明市では16人が死傷するバス連続爆破事件が発生した。

2012年のロンドン五輪では幸いにもテロは発生しなかったが、スペイン・ジブラルタルでは五輪をパブリックビューイングしていた人々を狙ったテロ未遂事件が発覚し、チェチェン人2人、トルコ人1人が逮捕された。2014年のソチ五輪でもロシア当局が厳重な警備体制を敷いたことからテロは起こらなかったが、その直前には南部ボルゴグラードなどで繰り返しテロ事件が発生し、ロシア南部のイスラム過激派の活動が活発化した。2016年のリオデジャネイロ五輪でも開催期間中テロは起こらなかったが、イスラム国の過激思想の影響を受けたとされる地元の若者らが逮捕され、イスラム国のメンバーと連絡をとり、テロを計画していたとされるレバノン系ブラジル人がオリンピック開幕直前に逮捕された。

中島聡さん、パワポな私はダメですか?スライド資料をMarkdownで高速作成する方法。GitHubでバージョン管理も楽勝だ

ビジネスの現場についてまわるスライド資料。PowerPointやKeynoteで作成されたものがほとんどですが、「その提案資料はもう古いから、新しいファイルを探してくれる?」と上司に言われたり、「おじさん同士が握手してる…

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日本の未来はまだ明るい?低賃金・増税・汚職まみれでも「まともで豊かな成熟期」に向かっていると言える理由

高度経済成長期を経て、現在「成熟期」にあるとされる日本。今後はかつてのような「急成長」が期待できないのは当然ですが、国としてこのまま静かに沈んでいくのは必然なのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、これからの日本を「豊かな成熟期の国」にするための手立てを考察。ルクセンブルクをはじめとする「成功している成熟国家」の特徴を上げ、我が国も彼らに学ぶべきとの見解を記しています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:成熟期日本の未来は、確定的に暗いのか?

成熟期日本の未来は、確定的に暗いのか?

私が長期予測を当て続けている理由は、【 国家ライフサイクル理論 】を使っているからです。

たとえば、2005年に発売した一冊目の本『ボロボロになった覇権国家アメリカ』は、「アメリカ発の危機が起こって、アメリカは没落する」という内容でした。2008年、実際にアメリカ発「100年に1度の大不況」が起こり、「アメリカ一極時代」が終わりました。

同じ本の中で中国については、「2008~2010年にかけて危機が起こるが、短期間で克服し、さらに成長を続ける」「2020年くらいまで高成長を続ける」という内容で、いずれもそうなりました。

ちなみに2005年といえば、巷で「北京オリンピック、上海万博後、中国バブルははじけ、経済危機が起こり、中国共産党政権は崩壊する」という「中国崩壊論」が流行っていたころです。私は、「そうはならないだろう」と予測し、そうなりました。

国家ライフサイクル理論とは

ところで国家ライフサイクル理論とは何でしょうか?私が20年ぐらい前に考えた理論ですが。

  • 移行期(混乱期)→成長期(前期)→成長期(後期)→成熟期→衰退期

と進んでいきます。

移行期混乱期

移行期=混乱期です。前の体制から新しい体制に移行するので、混乱期でもあるのです。幕末から明治維新、第2次大戦終戦後などをイメージすればわかりやすいでしょう。

移行期から成長期に進むためには、二つの条件が必要です。

一つは、政権が安定すること。たとえば、旧幕府軍と新政府軍の戦いが終わり、明治新政府の支配権が確立した。

二つ目は、新政府がまともな経済政策をすること。1949年、中華人民共和国が成立しました。毛沢東の独裁で、政権は安定していました。しかし彼は、究極の経済音痴だった。それで、中国の成長期は、鄧小平が実権を握り、まともな経済政策をはじめた1978年末まで遅れました。

成長期前期

安い賃金水準で安い製品を生産することで急成長していきます。日本でいえば、1950年代、1960年代でしょう。

成長期後期

安くて良質の製品を生産できるようになります。しかし、賃金水準はどんどん上がり、世界市場における競争力が落ちていきます。それで、成長が鈍化していきます。企業は、安い労働力を求め、外国に逃げるようになっていきます。日本でいえば、1970年代、1980年代でしょう。

成熟期

国民はそこそこ豊かですが、低成長の時代です。

衰退期

ゆっくり、あるいは急速に衰退していきます。

成熟期、衰退期の国民は、いわゆる3K労働をしません。それで、3K移民を大量に受け入れ、「自国民が嫌がる仕事は、外国人に安くやってもらおう」と「差別的移民政策」を推進していきます。

この「差別的政策」が、国家を衰退させることが多いのです。

値上げは3段階で。行列のできる年商10億円のラーメン屋が仕掛けた“1杯1千円の壁”超えは成功したか

ラーメン業界に古より伝わるという「1,000円の壁」。読んで字のごとく1杯1,000円は超えられないという意味合いの言葉ですが、人件費や食材、光熱費の高騰により苦戦を強いられているラーメン店も多いのが現状です。そんな中にあって、「1,000円の壁超え」にチャレンジする人気店を取り上げているのは、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さん。堀部さんは自身のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』で今回、年商10億円を超えるというラーメン店が取り組んだ3つのステップを紹介しています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:ラーメン1,000円の壁を超えてどうなった?

ラーメン1,000円の壁を超えてどうなった?

飲食店の「壁」問題。本当にそんな壁があるのか?とも思いますが、

  • ラーメン1,000円の壁
  • 宴会5,000円の壁

とかはよく言われるやつですね。

特に目下影響が大きいのはラーメン1,000円の壁。国民食で日常食であるからこそ、価格によりシビアなのは事実。

今日はラーメンのご支援先の取り組みを基に、この辺りを考えてみようと思います。

■事業概要

ラーメンで10億円超のご支援先。各店舗人気でランチは全店舗必ず行列。人気店ですね。

価格的にはかなりお得。基本的には1,000円未満で組んでいました。

■原価の高騰

理論原価率は28%でしたが各種コストプッシュで理論的に33%までもの高騰。値上げは不可避という状況。

その為、段階を踏んで対策をしました。

■Step1)アイテムパワーを見て対策

ランチはお得なセットが「7アイテム」ありました。ランチ売上構成比率の大半がここなので、ここを対策できれば数字の回復は確実。

その為、7アイテムのうち「4アイテム」を1,000円超え、「3アイテム」を1,000円未満に変更しました。

1,000円未満が選べる楽しさのある「3アイテム」なら、影響がないだろうという仮説でした。

結果。

ここは完全に仮説通り。全く何の影響もなく客単価が上がったので売上アップ。もちろん原価率も改善し、33%→31%にまで改善。

ただコスパが良いポジションもあったので、即座に次の値上げをするのはストップ。

一旦半年間これで走り続ける事にし、今の価格の定着を狙いました。

■Step2)値上げの本丸対策

次が本丸です。7アイテムのうち入口商品を「1アイテム」だけ作り、それは1,000円未満の価格に設定。

他の「6アイテム」は1,000円超えです。これがどうなるか!?が勝負でした。

結果。

  • 最初の2ヶ月 :影響なし
  • 次の3~5ヶ月 :売上増ながら客数に影響あり
  • 6ヶ月以降  :影響なし

このような感じでした。

値上げは告知する必要はなし。この前提なので、最初の2ヶ月は「知らなかった」事もあり全くもって影響はありませんでした。

しかし。

次の3~5ヶ月目辺りが悩んだ部分。単価が伸びているので売上自体は好調。

しかし、既存店客数が若干のマイナスでした。これだと次の値上げはできません。

ただ別に飛び道具はないので、徹底してQSCの改善に取り組む事に。

ただふわっとしたQSCではなく、定量的に捉えられるものを設定し、毎週その数字を追い続ける事に。

その結果、6ヶ月目以降に客数もプラスに!これは正直ほっとしました。

原価率も33%→31%→28%まで改善しました。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

映画『オッペンハイマー』が話題も辛口評論家が「観るのをためらう」理由

アメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーが原爆を開発する過程と、その後の彼の苦悩や苦難を描いた映画『オッペンハイマー』は、アカデミー賞で7部門を受賞し、日本でも3月に公開されてロングランとなっています。今回、メルマガ『佐高信の筆刀両断』で評論家の佐高信さんは、学生時代に潜り込んだという「オッペンハイマー事件」に関する講義の内容と、「科学の没価値性」に逃げ込めず苦悩するオッペンハイマーの言葉を紹介。未だ映画を観ていない心情についても記しています。

オッペンハイマー事件

アカデミー賞を受けた映画で話題になっている「原爆の父」オッペンハイマーの名を知ったのは1966年、大学4年になったばかりの5月だった。いまから60年近く前である。

盗聴に行っていた学習院大学の教室で、哲学者の久野収は、ハイナー・キップハルト著、岩淵達治訳の『オッペンハイマー事件―水爆・国家・人間』(雪華社)を素材に、科学者は価値とは無縁ではありえない、と強調した。「科学の没価性というのは、裏返せば、どんな価値とも野合する科学の娼婦理論だ」とまで久野は言った。

マックス・ウェーバーの説く価値自由論の恐さをこの事件が示している。『オッペンハイマー事件―水爆・国家・人間』を読んで、私は背筋が凍えていくような感触にとらわれたが、そんなこともあって映画はまだ見ていない。

昔から変わることなく、漫画などでは、科学者を捕まえてきて、脅迫しながら、何かを造らせることがある。その時、科学者は没価値性をもって良心の痛みを消すことができるのか。

劇作家の手によってドラマ化された『オッペンハイマー事件』の登場人物は、オッペンハイマーの他、アメリカ原子力委員会の機密を保持するための法務担当のロッブ、ローランダー、そしてオッペンハイマーの弁護人ギャスリン、マークス、証人として、警視のバッシュ、かつての高官ランズディル、物理学者のテラー、ベーテ、グリッブス、ラービなどである。副題は「良心と忠誠との調書」。

現代の苦悩を弱い個人で引き受けねばならなかったオッペンハイマーの言葉を2つほど書き抜くと―

「ヒロシマへの原爆投下は政治的な決定で、私の決定したことではありません」

「私は自分の仕事を果たしただけです」

日本の代表的な物理学者の湯川秀樹や朝永振一郎、そして武谷三男らは特に戦後、ストップ原爆の平和運動に携ったが、彼らがアメリカに生まれていたら、オッペンハイマーの悲劇を体験しなかったとは言えないかもしれない。

「戦争は野暮の骨頂」と断定する美輪明宏は、原爆の実験場にされた長崎の生まれだが、「私はアングロサクソンって大嫌いなんです。もともと海賊ですからね。英国とアメリカの歴史は、他人の土地を乗っ取って殺人して、略奪して。ろくでもない奴らですよ。悪魔ですよ。よく世界のポリスなんて言ってられる」と吐き棄てた。

「軍が支配すると、その国が亡びます。後先の考えもなしに、ただ根性、根性、根性。神風が吹くなんて、馬鹿なことを言って。奴らが日本を破滅に導いたんです」

降伏もせずに戦争を続けた大日本帝国が原爆投下を招いたわけだが、原爆投下はまぎれもなくジェノサイドだった。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

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