学校は隠ぺい、校長が妨害。静岡県湖西市市立中いじめ事件の信じがたい事実

これまでもたびたび問題となってきた「いじめ」を巡る学校側の不適切な対応。静岡県湖西市でも、信じ難い事案が発生していたようです。今回のメルマガ『伝説の探偵』では、現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、同市の市立中学校で起きた「重大事態いじめ」と、その報告を受けた校長の耳を疑う発言内容を紹介。文科省による「いじめの重大事態に関するガイドライン」を完全に無視したに等しいその姿勢を厳しく批判しています。

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「それで?」重大事態いじめの対応を拒否する中学校長の無知蒙昧

2022年2月1日付、静岡新聞に湖西市の市立中学校で生徒を無視するなどのいじめがあって、第三者委員会を設置していることが31日までにわかったという主旨の記事があった。

いじめの発覚は、令和元年(2019年)5月の事である。

静岡県湖西市の市立中学校に通う元気で真面目な女子生徒が、何の前触れもなく、卓球部で無視をされはじめた。

無視は仲間外れに発展し、「存在の無視」まで進む。

当時の写真などをみるとそれは明らかで、仲の良かった期間は、それぞれの距離感が近くみんな笑いあっている様子が見受けられるが、いじめが始まった以降は、写真の中での距離感は大きく離れているし、笑顔はない。卓球の団体戦では、掛け声や応援声援が行われるが、被害女子に対しては、声援も掛け声も無しという異様な空気であった。

当初教員らは、これをいじめとは見ていなかった節が強い、記録によれば、スクールカウンセラーからいじめであると進言され、いじめであると再認識したようだ。

主体となる加害行為を行っていた生徒は、被害側が収集した記録によれば、「(校長)精神的な治療が必要な子」だと表現されている。人間関係を支配的に上下関係として結び、自己の欲求のままに他人を貶める傾向が強く、被害生徒へは苦手意識があって、いじめ行為をしていたというのだ。

また、被害生徒が部活に行かなくなったり、不登校の状況になるや、すぐに下級生にターゲットを変え、新たないじめを行っていたという証言もある。つまり、常習的にいじめ行為を行っていたのだ。

現在はその心理的被害の深さから軽微とは言わない「無視」

頻発するいじめの項目として、「無視」「仲間外れ」は代表的なものとなるが、これまで、「軽微ないじめ」とされてきた(まだその傾向は強いが)。

しかし、近年、その行為は軽微に見えても、その被害は、個人差はあまりなく心の傷が深く、修復不能となるケースが目立ち、軽微ないじめとして捉えるべきではないと考えられるようになってきている。

大人の世界で生き、子ども時代の事を忘れている大人には思い出しにくいであろうが、想像するとしたら、会社で存在がなかったものとして扱われ、家庭に帰っても誰も口もきいてくれなければ孤立させられる状態になり、食事も自分の分はなく、外食も一緒にはいけない、お風呂に入ろうとしても湯船の水は抜かれ、何かをするたびに舌打ちをされる。SNSでつぶやいても、誰も閲覧しておらず、LINEで連絡しても既読すらつかない状態を想像してほしい。

無視というのは、その存在を否定するメッセージであり、極めて残酷な行為であるのだ。

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平手友梨奈の“映画撮影バックレ”に漂う末期感。佐藤健の意味深フォローに記者が感じた最悪の可能性とは?

突然の事務所移籍や映画『ムーラン・ルージュ』の撮影ドタキャンが週刊誌で報道され、様々な憶測を呼んでいる元欅坂46で女優の平手友梨奈(21)さん。身勝手な行動により多大な損失を被った撮影現場は怒り心頭、多額の損害賠償請求に繋がる恐れも指摘されています。そんな中、映画でW主演の佐藤健さん(33)が口にしたとされるのが、「来ないんだったらしょうがないっすね」の一言。佐藤さんは一見、平手さんをフォローしているようにも見えますが、その真意とは?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが深読みします。

平手友梨奈は「ドタキャン」ではなく「逃げ出した」?

『週刊文春』が、蜷川実花監督で佐藤健とW主演という映画『ムーラン・ルージュ』を、平手友梨奈がドタキャンしたと記事にしています。

以前から気難しい感のある平手の話は伝え聞いてはいましたが、21歳のまだ“駆け出し”という表現を使ってもおかしくない女優が実に大胆なことをしましたね…驚きです。

『ムーラン~』は2001年にユアン・マクレガーとニコール・キッドマンで製作されたリメイク版だそうで、平手はニコール演じたトップダンサーで高級娼婦の“サティーン”を演じる予定だったといいます。

この記事を読んだ私は“事前に準備はしていたものの、現場に入って私には無理と逃げ出した”と感じましたが皆さんはいかがでしょう。

映画やドラマの撮影現場をたくさん取材している者としては、役者のこの手のトラブルは表立っていないものも含めて度々耳にする類いのものだと言えます。

少し前、戸田恵梨香のドタキャンがテレビ関係者の間でちょっとした話題になったこともありましたが、私がドタキャン騒動で強く印象に残っているのは、4年程前の満島ひかりの『ロミオとジュリエット』です。

体調不良とか、スケジュールの都合とか、“満島が最後まで演じられる自信が持てないと言っている”とか、真相は闇の中ですが、自分からジュリエットを演じたいと企画を持ち込んだのにも関わらず、突如降板を言ってきたという騒動でした。

結局この『宮藤官九郎版 ロミオとジュリエット』は森川葵がジュリエット役で初舞台を踏んだ作品になったのですが、当時独立したばかりの満島に対して“嫌な事はやりたくないと正直に言える女優”と称える反面、“わがまま”とか“周りに誰も止めることのできる人間がいないからやりたい放題”等、様々なことが付いて回ることになってしまいました。

2017年の東京国際映画祭で蜷川実花が撮ることになっていた他3人の女優たちと一緒のポスター撮影を、“満足できない”と撮り直しさせた話も、私の中では記憶に強く残っている話です。

この東京国際映画祭では、開幕セレモニーで予定されていた“女優4人が揃ってのレッドカーペット上でのインタビュー”という企画も、満島は直前になって断ってきたとも言われています。

役者でなくとも、誰しも自分が好きな事だけして生きていけるものではないと多少の妥協や我慢をしながら仕事をしているものだと思うのですが…彼女には少しの妥協も我慢ならないことなのでしょうか…。

ドタキャンといえばもうひとり、真木よう子も忘れてはいけませんね。

2018年に公開された広瀬すず、篠原涼子等が出演の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』で“体調不良”を理由に出演を降板した真木にも様々な別な理由が報じられたことがありました。

まぁ2017年7月期の『セシルのもくろみ』を、主演でありながら突如収録をキャンセルしたり、同ドラマの打ち上げパーティから途中で抜け出し“行方不明”になるような女優さんですから、満島と同じく良く言えば感性が鋭く、悪い言い方をすれば一般常識に欠けると言われてしまってもしょうがないような気がします。

佐藤健のフォローが「本当は怖い」理由

さて、冒頭の平手の騒動ですが、記事には“2日目から現場に来なくなり…”とあるということから、クランクインの初日は姿を見せているものだと解釈できますよね。

ということは、初日の現場で何かドタキャンの原因があったということでしょうか。

それがスタッフなのか共演者なのか監督なのかはわかりませんけれど。

この記事でもうひとつ気になったのは、蜷川組のスタッフの前で、平手が来ない事に対して佐藤が“来ないんだったらしょうがないっすね…”と吐き捨てたという下りでした。

佐藤は、周りのスタッフたちの空気感がしっかり読める役者ですから、そんな彼が蜷川組スタッフの前でこんなことは絶対に口にはしないだろう…と思うのですが…。

蜷川サイドの今後のリアクションも気になりますが、『BTS』や『ジャスティン・ビーバー』が所属する事務所に移籍した平手のこれからも気になるところです。

海外に目を向ければ、日本とは比べものにならない程の契約社会ですから、ドタキャンなんてもってのほかで、多大な賠償金や保証金が発生する事や、最悪2度と現場に復帰が許されないなんてことにもなりかねない世界です…重々ご承知だとは思いますけれど。

来年からの平手の活動が楽しみです。

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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by : 左 佐藤健オフィシャルサイト 右 平手友梨奈オフィシャルサイト

中朝露の脅威に反応。日本の防衛力増強は海外でどう報じられたか

12月16日に閣議決定されるや、国論を二分する事態を引き起こした安全保障関連3文書の改定。この歴史的な大転換は、海外ではどう受け止められているのでしょうか。今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤先生が、アメリカの外交専門誌に掲載された記事を翻訳し紹介するとともに、自国の政策が海外からどう評価されているかを認識する重要性を訴えています。

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外交専門誌フォーリンアフェアーズが論ずる日本

当然ですが、日本で話題になっている問題が、必ずしも世界で話題になっているわけではないです。

最近の日本の防衛力増強の問題について世界は注目しているのでしょうか?

岸田首相は防衛力の強化に向け、2027年度に防衛費と関連経費の合計を現在の国内総生産(GDP)比2%とする方針を示しました。また敵基地反撃能力を持つことも示唆しています。

12月16日、自民・公明両党はその防衛費増額の財源のための増税などを入れた税制改正大綱を決定しました。

これについて世界的な権威のある外交専門誌フォーリンアフェアーズが論じていますのでご紹介しましょう。

2022年12月23日「アジアの脅威の高まりは、東京に防衛のタブーを捨てさせるか?」、ジェニファー・リンド氏の寄稿です。

How Asia’s Rising Threats Convinced Tokyo to Abandon Its Defense Taboos

12月16日、日本は数十年にわたる軍事抑制政策の劇的な変更を承認し、「普通の」世界の大国となるための大きな一歩を踏み出した。

 

新しい国家安全保障戦略の下で、日本は軍事費を倍増させ、今後5年間で3,150億ドルを防衛予算に追加するだけではない。また、敵地への報復攻撃を可能にする新たな「カウンターストライク(敵基地攻撃)」能力を開発し、これまでの方針から大きく転換する。

 

これに対して、北京やその他の国の評論家は、日本は暗い過去の軍国主義に戻りつつあると非難するだろう。これは誤りである。

 

日本は責任ある地球市民であり、統治、開発、技術、芸術、文化において世界をリードしている。今回発表された変更にもかかわらず、日本の安全保障政策は引き続き日米同盟に軸足を置いている。

 

日本は、軍国主義に乗り出すどころか、地域の脅威の高まりに対して、大きなためらいの末に反応しているのである。

 

米国とそのパートナーから見れば、日本の新しい国家安全保障戦略は称賛に値する。巨大な経済・技術資源を持つ平和国家が、地域の安全保障への貢献度を高めようとしているのである。

 

日本の歴史的転換の背景には、アジアにおける新たな変化がある。中国は、通常兵器と核兵器の大幅な増強に取り組んでいる。中国の航空機や軍艦は、日本の領海や日本との間で係争中の島の周辺に頻繁に軍事侵攻している。

 

北朝鮮も脅威を増している。ミサイル発射実験のペースを上げ、2019年にはこれまでの最高だった26回から、今年は86回を実施した。日本の市民は、北朝鮮のミサイルが領空を通過する際、悲鳴のようなサイレンと避難を促すアナウンスを聞くことに慣れてきている。

 

ウクライナ戦争もまた、日本人の認識を変えた。世論は対ロシア制裁の取り組みを強く支持し、ウクライナの侵攻に対する防衛の成功は、起こりうる侵略に対する軍事的備えの必要性のメッセージを強く印象づけた。

 

こうした脅威の高まりは、日本政府に安全保障政策の歴史的な変更を迫っている。

 

まず新しい国家安全保障戦略では、今後5年間で防衛予算をおよそ2倍にする予定である。日本は現在、防衛費に540億ドルを費やしているが、このシフトによって2027年までに800億ドル近くまで増加することになる。これは驚くべき変化である。

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核兵器使用でロシア崩壊へ。プーチンが悟った唯一の戦争終結手段

最重要攻撃地点として戦闘資源を集中させる地域でも大苦戦を強いられるなど、ウクライナ軍の攻勢に押される一方のロシア。戦死した兵士の数も累計10万人を超えたと報じられていますが、プーチン大統領はこの戦争をどう進めていく腹積もりなのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、ドネツクをはじめ各地区の最新の戦況を、さまざまな情報を踏まえつつ解説。その上で、プーチン氏が考えているであろう「唯一の戦争終結手段」を予測しています。

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ゼレンスキー大統領の前線視察と訪米で

ウクライナのゼレンスキー大統領が前線視察と訪米した。前線兵士に勲章を授与したことでの前線での攻勢と、共和党の議員から、ウクライナ支援の量を少なくして、米国民に支援を回す必要があると提案があったが、それを抑えることができたかを検討しよう。

ウ軍の戦略の方向性が見えてきている。しかし、欧米諸国のウクライナ支援疲れに対して、ゼレンスキー大統領の動きが重要になっている。

ドネツク・バフムト方面

ロ軍は、この地域を最重要攻撃地点としている。精鋭部隊の多くをこの地域に集めている。ロ軍の多くの戦闘資源をここに集めている。

しかし、損害無視の攻撃で、バフムト市内に取りつくことができたが、ゼレンスキー大統領が、バフムト前線でウ軍兵に勲章を授与したことで、士気が上がりバフムト市内に取りついたロ軍陣地を奪い返した。その後もウ軍は郊外にあるロ軍陣地も攻撃している。

ロ軍は数か月の時間と多くの犠牲を出して取った陣地を数時間で、ウ軍に奪い返されたようだ。

その上、バフムトのロ軍司令部と兵器弾薬保管庫を空爆して破壊された。ウ軍は、縦深防御で、ロ軍に多大な損害を与えつつ、後方に予備兵力がいて、攻撃に出ることもでき、どこかで攻守は逆転する。このフェーズに入り始めている。

そして、ウ軍は、オザリアニフカの西700m(バフムト南13km)にある塹壕線を奪還した。ウ軍が積極攻撃に出ている。

クデュミフカでは、ウ軍は運河の閘門と橋を奪還したが、市内の半分をロ軍が占拠しているが、市内のロ軍にも攻撃を開始したようである。

ウ軍は、ピスキーを奪還し、バセルを攻撃している。ロ軍はアウディーイウカ要塞包囲作戦が失敗したようである。ここも多大な損害をロ軍が出していた地域であり、それを短時間にウ軍に奪い返されたようである。

マリンカでの中心部にロ軍が入り、郊外の高台にウ軍がいる状態にした後、市内中心部に入ったロ軍に多大な犠牲を出させ、撤退させたようである。これが、ウ軍の作戦のようである。

もう1つ、ウ軍は東部ドネツク市内に対し最大規模の攻撃を実施したが、その目的は、ドミトリ・ロゴジン元副首相とドネツク共和国のヴィタリー・ホツェンコ首相を仕留めることであり、「Six-five」というレストランで行われたロゴジン氏の誕生日パーティーにミサイルを打ち込み、両者を負傷させた。

そして、ロゴジンの状態が悪化し、ドネツクの医療では対応できないため、モスクワに搬送するようである。それだけ重症のようだ。

というように、ロシア側要人のスケジュールをウ軍は手に入れている。逆にゼレンスキーの訪米をロ軍は感知できていない。ウクライナの親ロ派は、ウクライナの情報総局に入り込めていないことがわかる。

その結果、この地域のロ軍は、多大な犠牲を出したが、成果は出なかったことで、攻撃軸を変えているようにも見える。

攻撃軸をバフムトの北にあるヤコブリフカ、ビロホリフカ、ベレストーブに変えてきたようであり、一時ヤコブリフカをロ軍に占拠されたが、ウ軍も増援して反撃し、ヤコブリフカを奪還している。

ウ軍は、どうも、この方面に大量の兵力を投入して、この地域のロ軍を攻撃して追い払い始めた。プリゴジンの傭兵「ワグナ-」が負けていることになる。

もしかすると、ポパスナまでウ軍は奪還する勢いになってきたようにも見える。この方面でのウ軍の攻勢がすごいことになっている。ここのロ軍主力を叩きのめして、ロ軍撤退に追いやる方向に戦略をシフトした可能性がある。

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「1+1」の答えをより多く出せる人がビジネスで生き残れるワケ

ビジネスで生き残っていく人は、そうでない人とどのような違いがあるのでしょうか。メルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の著者、石川和男さんが紹介するのは「選択肢」のお話。あなたは「1+1」の答えを何個準備できますか?

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これから生き残っていく人は、「〇〇」が多い

ビジネスに「唯一の正解」はない!

様々な選択肢のなかから、より最善な方法を選び出し会社の方針を決めていく。これから生き残っていくビジネスパーソンは、「選択肢」が多いという話をします。

スポーツやゲームにルールがあるように、会計にも「真実性の原則」というルールがあります。これは「会社の経営状況について、企業を取り巻く利害関係者に、真実な報告をしなければならない」というルールです。

企業を取り巻く利害関係者は、仕入先、得意先、国、地方公共団体、税務署、債権者、債務者、銀行、協力会社、関係会社、親会社、子会社、株主、投資家、消費者など実に多く、これらの利害関係者に「嘘偽りのない報告をして下さいね」というのが「真実性の原則」です。

では、ここでいう真実性とは、どのような意味なのか?

例えば、会計では建物や車の価値が下がったときに、価値の目減り分を計算しなければなりません。その方法は、唯一1つだけの方法ではなく、定額法や定率法、級数法など様々な方法が認められています。商品を売ったり買ったりするときも、三分割法や分記法、総記法など様々な会計方法が認められています。つまり会計処理は、唯一の方法(絶対的真実)ではなく、法律で認められた範囲内なら会社の実情に応じて様々な選択肢(相対的真実)の中から選んでも良いのです。

小学1年生の授業風景。先生に「1+1は?」と聞かれたら、大きな声で「にぃ~」と答える子供たち。これしか選択肢が無いと考えるのが絶対的真実。しかし学年が上がるにつれ、「ふたつ」やワンツースリーの「ツー」、そして無言で「ブイサイン」を掲げるという正解も導き出せるようになります。様々な選択肢がある。これが相対的真実です。

これを会社組織で考えた場合、これから生き残っていくビジネスパーソンは相対的真実を求め、生き残れない人は絶対的真実を求める傾向があります。

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若き日のバフェットは投資の元手1億ドルをどうやって稼いだのか?

世界3大投資家の一人で、「投資の神様」とも言われるウォーレン・バフェット。10代の頃からお金儲けが大好きだったウォーレンの投資の歴史をたどった一冊を、今回のメルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』で紹介しています。投資の「元手」となる最初の1億ドルを幼いウォーレンは何をして稼いだのでしょうか?

【一日一冊】ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ

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ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ

グレン・アーノルド 著 岩本正明 訳)/ダイヤモンド社

ビル・ゲイツ財団に400億ドル(5兆円)以上寄付したという投資の神様、ウォーレン・バフェットの投資の歴史をたどります。

さて、質問です。10代のウォーレン・バフェットが取り組んだ金儲けは、次の中のどれでしょうか?

・新聞配達
・ゴルフボールを拾って販売
・ピンボールマシンのレンタル
・古いロールスロイスをレンタル

答えは、上記すべてです!子ども時代のウォーレン・バフェットは金儲けが大好きな少年だったのです。

大学生になったバフェットは、ベンジャミン・グレアムの著作『賢明なる投資家』を読んでバリュー投資という考え方に感動し、グレアムから直接授業を受けています。そしてグレアムの会社で2年間仕事をして、グレアムの引退を機に、25歳のバフェットは独立するのです。

バフェットがグレアムのもとで働き始めて2年ほど経ったころ、グレアムは引退した。そしてバフェットも職を失うことになる(p68)

面白いのは、投資の神様ウォーレン・バフェットであっても間違いを犯し、苦労しているということです。

例えば、風車を販売しているデンプスター・ミルの株式過半数を購入したときは、赤字の会社のリストラを断行し、地元住民の反発をうけました。最終的には地元住民に事業資産を売却し、投資資金を3倍にしましたが、地元住民や従業員から憎まれることに恐怖を覚えたというのです。

また、現在投資会社となっているバークシャー・ハサウェイを買収した理由は、オーナーがバフェットと相談し、約束した買取価格11.5ドルに対し、11.375ドルで買い取ると発表したからです。約束を守らなかったオーナーに対し怒りを感じたバフェットは売却を中止し、バークシャー・ハサウェイを買収することにしたのです。

結局、感情的な理由で業績の悪いバークシャー・ハサウェイに投資することになったバフェットは同社のリストラを進め、浮いた資金を投資していくことで、投資会社として発展させてきたのです。

“思い込み”が人を救う?新しいことを始めるときの「不安」を消す方法は

新しい年になると、何か新しいことを始めようとする人も多くなりますよね。しかし、不安のほうがまさって一歩を踏み出せないこともあるかもしれません。そこで、「人生の願望」を実現する方法についてメルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんが今回、詳しく紹介しています。

出来ると思い込んでからやる

人間、誰しも新しいことをやる時には不安な気持ちになるわけで、この状態で自信を持って「出来る!」と言える人などいないんですよ。でも、だから上手く出来ないとも言えるんです。

物事というのは、出来るか出来ないかで迷っていたら、出来るようにならないモノなんです。

ここは順番が非常に大事でして、

 ▼ まだ出来るようになっていない
 ▼ だから出来るとは思えない
 ▼ その結果、不安を抱えたままやることになる

これが失敗の原因になるわけです。

ま、運が良い人は、ここで「少しずつ段階を追って出来るようになる」というプロセスを踏むことが出来るというか、これをやらせるのが先生の仕事だったりするわけです。

ここで怪しい系の話をすると、このような時には、脳内で

 ● 「出来る」と思い込めるまで妄想する

と、成果を手にするまでの時間が短くなるんです。これをイメージトレーニングとスポーツの世界では名付けたのですが、これはスポーツに限らずどんなことでも同じでして、人間というのは最後のところは、

 ● 自分には出来るのだ、と思い込めたこと

だけが易々と出来ることなんですから。

練習はそのためにやるんです。何度も何度もやって、これならいつでも確実に、絶対に出来るのだと思い込めるようにする、だから本番で思い込めたとおりに「出来る」わけです。

つまりこれは、最後は気分の問題だとも言えるわけ。特に、身体技能が関係無い、

 ● 人生の願望実現

については、気分をセットアップすることが非常に有効な手段になるということです。

例えば、

 ▼ おカネ持ちになりたい!
 ▼ 出世したい!
 ▼ 結婚したい!

みたいな願望は、自分がそれを実現できると思い込むことが非常に重要になるんですよ。

 

自分を批判した石原慎太郎を援助。田中角栄が付け加えた「言葉」とは?

田中角栄元総理に関する書籍は数多くあり、ベストセラーとなったものも少なくありません。多くの人が田中角栄氏に魅せられるのはなぜなのでしょうか。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、11月に亡くなった元朝日新聞記者の早野透さんとの共著『丸山真男と田中角栄』(集英社新書)や自著『田中角栄伝説』(光文社知恵の森文庫)もある評論家の佐高信さんが、中澤雄大著『角栄のお庭番 朝賀昭』(講談社)の記述や故石原慎太郎氏の証言を引いて、その魅力の一端を紹介しています。

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社会民主主義者、田中角栄

自著『田中角栄』(中公新書)の余白に、「近く参ります」とメモした早野透は、同年の私を置いて角栄のもとへ去った。『朝日新聞』記者として数えきれないほど角栄と会った早野と違って、私は一度もその機会に恵まれなかった。しかし、早野が“社会民主主義者”と規定した角栄の魅力を発見して私も『田中角栄伝説』(光文社知恵の森文庫)をものした。もちろん、これも私の評伝選に入れる。

その『伝説』をまとめた頃に出会ったのが中澤雄大著『角栄のお庭番 朝賀昭』(講談社)である。オビに「お庭番の仕事は墓場まで持っていかなければならないと信じてきた。しかし今、初めてその禁を破る」という朝賀の言葉が引かれている。

「実家からわずか15分の距離」に「田中角栄記念館」がある朝賀は大学を出るとすぐ田中の秘書となった。それには前段がある。日比谷高校3年の時、自民党本部でアルバイトをしていた朝賀は、当時、政調会長だった角栄と会い、同郷と分かって、こう聞かれる。

「朝賀、キミは来年、高校を卒業したら、大学はどこを受けるんだい」

暑い日で、角栄は扇子をバタバタ動かしていた。

「いや、僕は大学には行かずに板前になろうかと思っています」

母子家庭で母親の苦労を知っている朝賀がこう答えると、角栄の顔色が変わってカミナリが落ちた。

「なんで大学に行かないんだ!若い者が勉強をおろそかに考えているとは、なにごとだ。そんなやつは出入り禁止だ」

すごい剣幕で怒った後に角栄は続けた。

「キミはオレのそばにいて、オレが学校を出ていないことがどれだけハンディになっているのか、分からんのか。学問はどれだけやっても人生の邪魔にはならんぞ。オレは実力では、誰にも負けない。でも彼らは一流の大学を出ている。しかしオレは学校を出ていないんだよ。おい、分かるか…」

そして扇子でポンと膝を叩き、空気を変えるように言った。

「ユーは、外国のお客さんが来たらどうするんだい。ペラペラと英語を話せたら店員からも尊敬されるし、オマエさんだって気分がいいだろう」

おもしろいことを言うもんだなあ、と朝賀は吹き出しそうになって返した。

「分かりました。大学に行きます。その代わり、卒業したら秘書として雇って下さい」

こんな角栄を石原慎太郎は「金権政治家」と批判し、『文藝春秋』の1974年9月号では「君、国売り給うことなかれ」と糾弾した。しかし、それからわずか半年後、都知事選に出ることになった石原は、田中事務所を訪れて「支援」を乞う。そのとき角栄は門前払いをせず、帰ろうとする石原を呼びとめて、「足りなきゃあ、また来いよ」と言ったという。石原の証言である。

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image by: Bungei Shunjyu Magazine, Public domain, via Wikimedia Commons

東京に中国警察のスパイ拠点。TikTokで日本国民の個人情報収集か

今や全世界でのユーザー数が10億人を突破したTikTok。しかしその利用にあたっては細心の注意が必要なようです。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、中国警察が日本をはじめ世界各国に在外拠点を置いている事実と、彼らが秘密裏に行っている活動内容を紹介。さらにその情報収集に、TikTokが使用されている可能性が高いことを指摘しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2022年12月21日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

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プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】TikTokと中国警察の在外拠点の関係

米共和党議員、TikTok懸念 中国へ情報流出、4閣僚に書簡

アメリカ共和党のマコール下院外交委員会筆頭委員とロジャース下院軍事委員会筆頭委員は、中国系動画投稿アプリTikTokを通じて、アメリカ人利用者の情報を入手する恐れがあるとして、ブリンケン国務長官やオースティン国防長官、イエレン財務長官ら4人の閣僚に対して懸念を伝える書簡を送ったと発表しました。

これに先立ち、アメリカ上院は12月14日、政府が所有する機器でのTikTokの使用を禁じる法案を全会一致で可決しています。また、州レベルでも同様の動きが広まっているそうです。

米政府機器で使用禁止法案 TikTok、上院可決

11月にはFBIのレイ長官、12月にはCIAのバーンズ長官が、TikTokを通じて中国政府に情報が流出する可能性を警告していました。

TikTokを運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)は「事実無根」と反発していますが、TikTokを警戒して使用を禁じているのはアメリカだけではありません。アメリカよりも先にインドは2020年からTikTokをはじめとして59の中国製スマホアプリの使用を禁止しています。

TikTok禁止、アメリカ政府が検討。インドはすでに禁止、オーストラリアは検討中との報道

また、台湾でも公的機関でのTikTokの利用は禁じられています。また、中国のSNS企業が台湾で事業活動することも禁止されています。ところが最近、TikTokに関連する企業が台湾に拠点を築き、違法な事業展開を行っている疑いが出ており、捜査当局が調査を開始しています。

TikTokと関連ある企業 台湾に違法に拠点の疑い 捜査当局調べる

インドや台湾がTikTokを早い時期から警戒していたのは、中国への情報流出はもちろんですが、フェイクニュースを拡散する疑いもあるからです。政治家や政府高官の機密情報が漏れる危険性とともに、中国にとって都合のいい情報ばかりが流され、世論操作による政治介入、さらには社会の分断と混乱を招く恐れがあるのです。

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2023年「台湾有事」で必勝を誓うアメリカの本気度。日本はどうだ?

軍事侵攻にこそ至らなかったものの、今年も極度な緊張状態が続いた台湾情勢。2023年、台湾を巡る米中対立、そして中台関係はどのように推移していくのでしょうか。これらについて詳しい解説を試みるのは、外務省や国連機関とも繋がりを持ち、国際政治を熟知するアッズーリ氏。アッズーリ氏は今回、台湾問題をさまざまな視点から分析するとともに、今後の展開を予測しています。

地政学的に「悪化」の一言だった今年の台湾情勢

2022年も終わりが近づいてきた。今年世界を最も震撼させた出来事はロシアによるウクライナ侵攻だったが、世界経済や日本の安全保障への影響を考えれば台湾有事はウクライナの比ではないだろう。その台湾有事を巡っては今年大きく緊張が高まった。今年の台湾情勢を振り返れば悪いことしかなかったと言える。本稿ではその中身について、中台関係と米中関係の悪化を簡単に振り返りたい。

まず、中台関係である。独立志向の強い蔡英文政権は米国を筆頭にフランスやオーストラリア、リトアニアなど欧米諸国との関係を強化し、近年そういった国々の指導者層レベルが相次いで台湾を訪問したことで習政権は不満や苛立ちを強めている。

本来であれば、緊張を和らげる意味でも蔡英文氏と習氏が対面で会談することが重要であるが、今日そういった雰囲気は両者の間で皆無だ。中国は台湾へ圧力を掛けるため、軍事演習や経済制裁、サイバー攻撃などあらゆる手段を使っている。

近年では台湾産のビールやサンマ、パイナップルや柑橘類、高級魚ハタなどの輸入を一方的に停止するなど、台湾を経済的に弱体化させることに躍起になっているが、台湾は第3国への輸出を強化しており、効果は薄いようだ。

台湾有事を見据えれば、時間が経過すれば経過するほど、中国が取れるオプションの範囲は狭まってきており、軍事的手段という選択肢の幅が拡大してきているようにも思える。そのような中、今年8月にペロシ米下院議長が台湾を訪問したことで、中国による軍事的威嚇はこれまでにない大規模なものになった。

中国軍による台湾を包囲するかのような軍事演習、台湾周辺に向けてのミサイル発射、中国軍機による中台中間線越え、台湾離島へのドローン飛来など、中国はこの時を待っていたかのように軍事的けん制を強めた。今日の中台関係はこれまでになく危険な領域まで来ている。

民主主義と権威主義との戦いの最前線となりつつある台湾問題

次に、米中対立だ。オバマ政権は中国に対して弱腰だと批判されたが、トランプ政権は中国に対して関税引き上げや輸出入制限を強化するなど米中の間では経済摩擦が激しくなり、バイデン政権も中国を唯一の競争相手と位置付けるなど、米中対立は経済から貿易、安全保障や人権、サイバーや技術など多方面に渡り、中国との戦略的競争を外交安全保障政策上の最優先事項に位置付けている。

トランプとバイデンは性格やビジョンが全く異なるように見えるが、対中国では同じ強硬路線であり、そこには連続性がある。そして、上述のように台湾が欧州やオーストラリアなど米国以外の欧米諸国と関係を強化し、近年英国やフランスなどがインド太平洋への関与を強めるなか、台湾問題は単なる地域問題ではなく、欧米の民主主義と中国の権威主義との戦いの最前線となりつつある。