東山紀之ジャニーズ新社長グダグダ会見の醜態。妻・木村佳乃にも“飛び火”で好感度ダダ下がり危機

2019年に亡くなったジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏の「性加害」問題で、新社長就任の会見をおこなった東山紀之。しかし、その会見内容はグダグダそのもので、問題の根深さを露呈しただけの醜態ぶりでした。そんなヒガシの会見が妻で女優の木村佳乃にも飛び火するのでは?と語るのは芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さん。過去に木村へインタビューした思い出を振り返った芋澤さんは、今でも「呼吸が荒くなる」ほど動揺したのだとか。一体どういうことなのでしょうか?

東山紀之新社長就任グダグダ会見と木村佳乃の好感度の行方

 

東山紀之の“ジャニーズ事務所新社長就任グダグダ会見”の余波が、妻である木村佳乃にも影響を及ぼしていくのでは…と心配です。

SNSではー

「ヒガシのあんな醜態が完全に晒されたら、もう木村佳乃は笑ってテレビに出られないでしょ…」
「こんな人を夫に選んだ木村佳乃の好感度、激落しました…」

という木村の好感度を心配する声が少なくありません。

元気で明るく、親しみやすいキャラクターとして好感度の高い女優・木村に、あのグダグダ会見のマイナス・イメージがタレント生命に悪影響を及ぼさないか心配です。

「女優として妻として、母として頑張っている彼女を見るだけで元気が貰える…」という木村ファンには申し訳ありませんが、私個人の“木村佳乃評”は少々それとは異なります。

元気が貰える…どころか、テレビ等で木村を見ると、私は思わず身構えてしまうのです。

木村が東山と結婚する以前、10数年前のインタビューが原因で、私の中でトラウマとなっている出来事が脳裏から消えないでいるからです。

それは『日本テレビ』の連続ドラマのプロモーションで“生田スタジオ”で行ったインタビューでした。

木村と相対した印象は“表情は豊かだけど、目の奥はどこか笑っていない…”というところでしょうか。

そして木村が私を激しく動揺させたのは、インタビュー中のこんな“物言い”でした。

“参院のドン”青木幹雄氏の自民党葬で「森元首相が読んだ弔辞」に思うこと

小渕内閣と森内閣で官房長官、その後自民党参院議員会長を務め「参院のドン」と呼ばれた青木幹雄氏のお別れの会(自民党葬)が、8月29日に都内で執り行われました。そこで弔辞を述べた森喜朗元首相を青木氏の“カイライ”と呼ぶのは、辛口評論家として知られる佐高信さん。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、松田賢弥著『逆臣 青木幹雄』などの記述を引きながら、青木幹雄という人物について思うところを忌憚のない言葉で綴っています。

本当のワルの青木幹雄

8月29日、竹下登の秘書から「参議院のドン」に成り上がった青木幹雄の自民党葬が行われた。そこで森喜朗が「私にとっては父親でもあり兄貴でもあり、先生でもあった」と弔辞を述べたというが、森を操って悪事を為したのは青木である。“サメの脳みそ、ノミの心臓、オットセイの下半身”と言われた森に知恵はない。その森をカイライにして青木は悪事の限りを尽くした。

小渕恵三が現役首相として倒れた時、官房長官だった青木は小渕に「よろしく頼む」と言われたと発表したが、その時点ですでに小渕の意識ははっきりしていなかった。

松田賢弥は『逆臣 青木幹雄』(講談社)で、そして森に首相の座をバトンタッチさせたことを「自作自演のクーデター」と呼ぶ。この時、森を含む野中広務、亀井静香、村上正邦、そして青木で森後継を決めたことが密室人事と批判されるが、意図的に加藤紘一ははずされた。そのことが「加藤の乱」につながっていく。

『逆臣』にこんな一節がある。

青木にとって森は、早稲田大学の一年後輩、サークル、早稲田雄弁会で同じ釜の飯を食った仲間であり、麻雀仲間でもあった。小渕は三年後輩の雄弁会仲間だった

青木と森は一体の、切っても切れない関係だ。二人は、たとえて言うならば、永田町というヘドロのような生簀で、その沼底深く棲息し、ぬくぬくと太った雷魚のようなものだ

小泉純一郎が「自民党をぶっ壊す」と言った時、その自民党とは田中(角栄)派のことだった。青木は田中派の系譜にいながら、小泉を支持して郵政民営化ならぬ会社化などを認める。それで田中派の会合は荒れた。橋本龍太郎が会長で野中広務や野呂田芳成が属していた会の模様を当時の新聞が伝える。

「小泉から、政策転換や内閣改造で一札取るといったじゃないか。あるなら見せろ」と野呂田が迫ると、青木は、「こんなところで言う話じゃない」と逃げ、野中が、「青木さん、それ違うんじゃないか」と異議を申し立て、橋本が、「あんたは竹下さんが手塩にかけた派閥をつぶすつもりか」と怒ると、こう居直った。「竹下がつくった派閥を、青木が壊して、いったいどこが悪い」

郵政民営化ならぬ会社化はパブリックをなくして郵便局を儲けの道具にするものだった。だから、新自由主義ならぬジャングルの自由主義の竹中平蔵がそれを推進したわけである。

リクルート事件で追いつめられた竹下の秘書の青木伊平が自殺して竹下は助かったが、助かったのは竹下以上に青木幹雄だった。同じ青木姓でも親戚ではない。小渕が倒れていた時、杉良太郎と伍代夏子の結婚式があり、橋本は青木から「お前が小渕の代返をしろ。細かいことは言えないが、小渕は病院に運ばれた」と言われたという。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

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国際社会が「幕末」状態に突入、日本は世界をどうリードすべきか?

長引くウクライナ支援や対露制裁による国内経済への悪影響等もあり、自国優先主義の方向に舵を切り始めたEUの有力国。米中ロの国際的影響力の低下もこの先さらに進むことは確実で、世界は混沌化の様相を呈しています。そんな中にあって日本に求められる役割を考察しているのは、日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さん。津田さんはメルマガ『国際戦略コラム有料版』で今回、国際社会の現状と今度の展望を解説するとともに、日本がこの先、世界でどのように振る舞うべきかについて自身の見解を記しています。

戦争で米中の経済状態に異変、世界は「混沌」日本の“幕末”の様相を呈してきた

米国人の70%が家計に心配であると回答し、米国成人の52%が、2020年3月のコロナ前と比べても経済的心配が増大しているとした。このため、米国がウクライナなど他国を支援するより、自国民を支援する方が先であると。これが、ウ軍支援で米国民の55%が反対している理由だ。

米国は、ホームレスが激増している。カードローンの焦げ付きも増加して、8月に23件の大型倒産も発生している。金利上昇で住宅ローン金利も上昇して、住宅不況にもなる可能性が出ている。

2024年11月大統領選挙では、このような米国の状況であり、トランプ主義者の当選が考えられる状況になり、欧州を中心にトランプ主義の米国と、どう付き合うのかの模索がされている。

特に英国は、EUからの離脱で、独自路線を進めることができるようになり、英国が目を付けたのが、日本である。日英同盟の復活しかないと、英国側は見ている。このため、TPPにも加盟した。

それと、スナク英首相は、メローニ伊首相を引き込み、行動を共にしている。それが日英伊の次期戦闘機開発である。ということで、イタリアも引き込んだようである。しかし、基本は日英同盟である。

日本は、まだ米国への期待が大きいが、2024年11月以降の世界情勢は、大きく変化することが、避けられないようである。

しかし、ドイツでも鉱工業生産は3カ月連続の減少で、ユーロ安が進んでいるなどで、極右政党のAfDの支持率が急上昇している。フランスでも右翼政党国民連合が支持率を上げている。

マリーヌ・ル・ペン党首時代に穏健化したが、プーチンの影響があり、2021年9月13日に党首をジョルダン・バルデラ氏にしている。

ドイツもフランスも自国優先主義であり、米トランプ主義者と同じような政策になる。

ということで、グローバルな観点で、世界を考える国が少なくなることは確実である。

ロシアと中国は、自国優先主義より他国侵略主義の国であり、米独仏よりも気を付けるべき国である。

そして、この中国の習近平国家主席もプーチンもG20には出席しないで、BRICS+での自陣営構築の方向のようである。この2カ国は反米で一致している。

中国もバブル崩壊でデフレであるが、地方政府の政策が違うので、地域により景況感も違うようである。国民が暴動を起こすことはない。しかし、海外への投資はできないことで、一帯一路の推進力は落ちる。発展途上国へのインフラ投資はなくなる。中国の影響力も落ちてくる。

というように、米中ロともに、世界への影響力が落ちてくる。世界は、混沌とした状態になり、大変な時代に突入する。世界が日本の幕末のような雰囲気になっている。

日本は英加豪や北欧諸国と、どのような世界を作るべきかを協議して、理念を明確にする必要が感じている。

この記事の著者・津田慶治さんのメルマガ

寝かせておくのは貧乏人。おカネに「仕事をさせる」ってどういうこと?

お金持ちになる人が「おカネにさせている」ことがあります。今回、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょうおんさんは、貧乏な人がそれを理解していないとして、その方法と「自分ではなくお金にも働かせる」という理由について語っています。

おカネに仕事をさせる

おカネ持ちになるために必要な思考ということで、ずいぶん前にロバートキヨサキという人が『金持ち父さん貧乏父さん』って本を書いていまして、約20年くらい前にスゴく流行ったわけですよ。今回20年ぶりにリンクを見たらまだ絶版にもなっていなくて、おまけに文庫化もされていないことに気付いて驚きましたけど。KindleのUnlimitedに要約本があって、そっちは無料なので未読の人は(それはそれでヤバい人だと思いますが)それでも良いかと思います。

金持ち父さん貧乏父さん お金持ちだけが知っている「資産」の真実を暴露!

で、この本でキヨサキ氏は、おカネ持ちになるためには、おカネに仕事をさせろって書いているんですね。初読から20年以上経って、ここを読み返すとここに大いなる含蓄を感じるわけですよ。

おカネって寝かせていたら、それは死蔵(蔵の中で死んでいるということですよ)させているわけで、安心感は与えてくれるかもしれないけど、あなたにおカネを運んでくれることはないんですね。

ビンボー人って、おカネに関する動詞が、「(働いて)稼ぐ」、「節約する」、「貯める」、「使う」だけなんですよ。

この動詞しか知らないと、永遠におカネ持ちになれないんですね。もうひとつ、「働かせる」という動詞を理解して実践する必要があるんですよ。それがキヨサキ氏が書いていることの本質なんです。

これは一種の稼ぐということでもあって、おカネを増やすことのひとつの手段なんですけど、大事なところは

 ● あなたに大きな労働は必要無い

ということなんです。それがおカネに仕事をさせるということです。

キヨサキ氏は本書で、不動産を購入して賃貸することを勧めているのですが、これも不動産に支払ったおカネが、最終的には支払った以上のおカネを生み出してくれるという意味で、おカネに仕事をさせる、働かせることになっているわけです。

ところが、ここには巨大なリスクがあって、そのリスクを小さくするためには勉強が必要で、おまけに小銭じゃダメで、とあれこれと制約があって、それってフツーの人にはおいそれと手が出せない話なんですよね。

ですから私も不動産のビジネスには手を出していません(塾生には何人かやっている人がいますけど)。

なぜAmazon創業者は、こんなにも「ミーティングがうまい」のか?

『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』がベストセラーとなり、一躍有名になったカーマイン・ガロ氏。彼が次に注目したのはAmazon創業者のジェフ・ベゾスのストーリーテリング手法でした。今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』では、スピーチ本としても必読の一冊としてその本を紹介しています。

起業家のスピーチ術⇒『Amazon創業者ジェフ・ベゾスのお金を生み出す伝え方』

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Amazon創業者ジェフ・ベゾスのお金を生み出す伝え方

カーマイン・ガロ・著 鈴木ファストアーベント理恵・訳 文響社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』で一躍有名になった、コミュニケーション・アドバイザー、カーマイン・ガロ氏による、ジェフ・ベゾスのスピーチ研究。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』では、ジョブズの名言や華やかな演出技法を紹介しましたが、今回着目したのは、ベゾスのストーリーテリング手法。

他のベゾス本同様、本人に綿密な取材をすることは叶わなかったらしく、素材は過去のスピーチや株主へのメッセージが中心。

とはいえ、さすがカーマイン・ガロ。素材の不足をまったく感じさせない分析能力と筆力、おまけにスピーチの専門家らしい追加情報で、充実したスピーチ本に仕上げています。

追加しているのは、他の起業家たちのコミュニケーション事例と、神話学者ジョーゼフ・キャンベルが「ヒーローズ・ジャーニー」と呼んだ手法、そして著者自身が編み出したガロ・メソッドに基づくメッセージ・マップ・テンプレート。

これらが十分使いこなせれば、投資家からお金を集めたり、従業員を鼓舞したり、顧客に支持されたりすることが容易になる、そんな内容です。

ストーリーテリングに関しては、これまでビジネスで使えるよう上手くテンプレート化されたものがなかったのですが、これならきっと使いこなせるだろうと思います。

起業家のスピーチ本としては、伊藤羊一さんの『1分で話せ』と並んで必読の一冊だと思います。

1分で話せ

特に起業家の方は、読んでおくといいでしょう。

はっきりと「デメリット」を伝える販売員が信頼される当然の理由

自分が売ろうとする商品のメリットを伝えることはもちろん大切ですが、むしろデメリットを伝えることで、さらに信頼を得ることができます。しかし、その「デメリットの伝え方」にも理解すべき点がいくつかあるようです。今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、「デメリットになる人を理解する」ことの重要性を語っています。

デメリットに当たる人

商品情報を学ぶ時には、メリットと同時にデメリットも考える機会があるかと思います。

「この商品はここが長所だ」と同時に、「この商品はここが短所だ」も一緒に知っておくことで、より商品の魅力に迫れるからです。

販売に関するトレーニングの一種に「メリットピックアップ」がありますが、これもメリットだけではなくてデメリットを合わせてピックアップするという人も多いでしょう。

こうしたデメリットを理解する時には、単に商品の良くないところを探すのではありません。「誰にとってのデメリットか?」を理解することがとても重要です。

なぜなら、それがわかっている人は、「こういう人にはおすすめできません」がハッキリ言えるからですね。

デメリットを伝えられる人は、信頼をされやすい傾向にあります。

うまい話しかしない人と、うまい話と同時に落とし穴やリスクがあることを教えてくれる人とでは、後者の方が信頼されやすいというのは皆さんも肌感覚でわかるはずです。

良いことしか言わない人は、やっぱり信用しづらいというのは人の性です。

なので、デメリット情報もしっかりと理解しておくことが必要なのですが、このデメリットは人によってデメリットかメリットかが大きく変化します。

実は“いつでも勝てる”ロシア。それでもプーチンが戦争を長引かせる「魂胆」

開戦から1年半が経過した現在も各地で激戦が続き、混迷を極めるばかりのウクライナ戦争。軍事力で圧倒的に優位と見られていたロシアの苦戦ぶりも頻繁に報じられていますが、プーチン大統領が敢えて戦争を長引かせているという見方もあるようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、勝とうと思えばいつでも勝利できる戦争を継続させているプーチン氏の目的を推測。さらに「戦争の終わらせ方」の議論において、当事国のウクライナが蚊帳の外に置かれている事実を紹介するとともに、その理由を解説しています。

奏功するロシアの企て。ウクライナ巡り多重分断の危機に瀕する欧州

「ヨーロッパはもう一枚岩でウクライナを支援する限界点にきているかもしれない」

最近の調停グループの会合で、参加者が口々に表明している懸念です。

アメリカ国内での対ウクライナ支援への感情が分断し、どちらかというと後ろ向きになっていることにも影響されているかもしれませんが、欧州各国においてはそれがさらに顕著になってきているように思います。

物理的にウクライナとは離れているアメリカと違い、距離の差はあっても、欧州各国はロシア・ウクライナと地続きであり、戦争が拡大した際には直接的に巻き込まれ、その場合は参戦する他に選択肢がないという状況に追い込まれることもあり、ロシア・ウクライナに物理的に近い国ほど、危機感を募らせています。

「ロシアによるウクライナ侵攻を許容することはない」という立場では欧州各国は一枚岩ですが物理的な脅威が中東欧諸国に比べると薄い英仏独イタリアなどと、ロシアからの脅威に直接晒されるバルト三国やポーランド、モルドバ、北欧諸国(特にフィンランド)などでは切迫感が異なります。

バルト三国やポーランドなどは、EUやNATOに対して早急にウクライナ支援の強化と自国への防衛支援を働きかけていますが、英・仏・独などはあまり乗り気ではないとされ、これらの国々はロシアからじわじわと迫ってくる脅威と自国への戦争拡大への恐怖と、西の欧州各国の躊躇との間の板挟みになり、国内の状況が緊迫しています。そしてそこに輪をかけているのが、各国におけるウクライナからの避難民と各国の市民との間の軋轢の鮮明化です。

元々プーチン大統領と近く、ロシアによるウクライナ侵攻に対する非難はしても、一貫してロシアにシンパシーを示すハンガリーのオルバン首相の態度・主張は比較的分かりやすいですが、他の中東欧諸国においては事情が違います。

その中でも変化が鮮明なのは、ポーランドです。

最近、ポーランドがNATOに対してポーランドの防衛力の強化と、場合によってはNATOの核兵器の配備まで持ち出してきています。

その表れとして、来年度予算からになるようですが、自力で防衛力を高めるために防衛費をGDPの4%を占めるレベルまで一気に高める決定を下したようです(これでまた欧米諸国の軍事産業が儲かることになります)。

最近、ポーランドはロシアからのミサイル攻撃に晒されるウクライナ国境付近にポーランド軍を配備し始めて、来るべき事態に備えているように見えます。そしてこの国境線に配備された軍の持つ“もう一つ”の意味が、これ以上、ウクライナからの避難民を無制限に受け入れることはできないという側面です。

2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻当時とそれからしばらくは、ウクライナに隣接するという地理的な位置づけと、ウクライナ西部にいる“ウクライナ人”の大半がポーランド系で同じカトリックということもあり、その他の近接国と比べても抜きんでた数の避難民を受け入れてきました。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

「まだプリゴジンは生きている」死亡説を覆す証言と“これだけの証拠”

搭乗していた飛行機が謎の墜落を遂げ、当局のDNA鑑定で死亡が確認された民間軍事会社ワグネル代表のプリゴジン氏。しかしこの情報を巡っては、「大いなる疑問」を差し挟む余地もあるようです。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では国際政治経済学者の浜田和幸さんが、プリゴジン死亡説を覆すに値する「証拠」を列挙。さらにプリゴジン氏が描いているという今後のシナリオを紹介しています。

「プリゴジンは生きている」。ロシアのスパイ養成専門家が明かす真実

ぶっちゃけ、ロシアで起きていることは額面通りに受け取るのは危険なことと思えてなりません。

世界を騒がせたプリゴジン氏の飛行機墜落による事故死も、その最たるものでしょう。

8月23日、モスクワからサンクトペテルブルクに向かっていた自家用ジェット機が墜落し、乗っていた乗客、乗務員計10人全員が死亡したと報じられたものです。

とはいえ、謎だらけの墜落でした。

遺体は損傷が激しく、DNA鑑定によって、からくもプリゴジン氏であることが確認されたとのことでしたが、誰も遺体と対面していません。

出身地のサンクトペテルブルクに建立されたお墓には「エフゲニー・ビクトロビッチ・プリゴジン 1961年-2023年」と木製の十字架に刻まれています。

しかし、遺体がそのお墓に埋葬されたかどうかは誰も確認できていないのです。

この墓地には厳しいチェックを受けて身元が確認された親族が10人ほど、姿を見せましたが、故人の妻らしく振舞っていた女性についても、本当にプリゴジン氏の未亡人なのか、確認する術がありませんでした。

実は、プリゴジン氏には複数の影武者が存在しており、各々に妻の影武者も配置されていたことが知られています。

今回のお墓参りに姿を見せた未亡人らしき女性についても、プリゴジン氏の影武者に付き添っていた偽の夫人ではないかとの指摘が相次いでいる有様です。

以前にもプリゴジン氏の妻の役を演じていたのはボディガードの妻だったことが名前と共に判明しています。

モスクワ国際関係研究所のソロベイ教授は、ロシアにおけるスパイ養成の専門家ですが、彼によれば、「本物のプリゴジンは生きている。彼の腹心の部下たちは殺されたが、プリゴジン本人は難を逃れており、復讐の機会をうかがっているはずだ」とのこと。

なぜなら、今回の墜落事件が起きる数日前、プリゴジン氏はアフリカにいたことが確認されています。

しかも、その時、プリゴジン氏は自ら「俺が生きているのか、死んだのか、疑心暗鬼に囚われているかも知れないが、俺は簡単に死ぬことはない」と語っていました。

先のソロベイ教授曰く「彼はアフリカでの鉱山採掘権を元手に多額のビットコインを自分のものにし、ワグネル潰しに動いた国防部の幹部らを葬り去る仕掛けを準備しているに違いない」。

「恐らく、年内は姿をくらませ、来年の大統領選挙の前には突然、復活し、プーチン大統領を追い落とす秘策を巡らしている」というのです。

ぶっちゃけ、にわかには信じがたいストーリーですが、我々の常識を超えたことがしばしば起きてきたのがロシアであれば、無下に否定することもできません。

この記事の著者・浜田和幸さんのメルマガ

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大谷翔平VSトラウト対決の舞台裏を明かしたWBC侍ジャパン栗山監督「あの采配は…」

今年3月、6年ぶりに開催されたWBCで、「ドラマ以上にドラマティック」な展開で優勝を飾った侍ジャパン。攻守に渡る大谷翔平選手の活躍が大きな話題となりましたが、栗山英樹監督は彼をどのように見ていたのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、監督が円覚寺管長の横田南嶺氏との対談で語ったWBCの舞台裏と、大谷選手が常に出しているという「雰囲気」を紹介しています

大谷翔平投手×トラウト選手・対決の舞台裏

今年3月に開催されたWBCで、3大会ぶり3度目となる世界一に輝いた侍ジャパン。

その快挙は日本中に歓喜の渦を巻き起こし、勇気と感動を与えてくれました。

チームを率いた名将・栗山英樹監督が予てお会いしたかったという横田南嶺氏と共に、悲願達成までの舞台裏を振り返りつつ、その最大の勝因、今大会を通して得た学び、さらにはいかなる出逢いによって自己を磨いてきたか、指導者としての哲学を縦横に語り合っていただきました。

野球と禅──異色の組み合わせながら、そこに通底する人間学談義に興味は尽きません。

本日はその一部をご紹介いたします。


横田 「決勝戦の最後がトラウト選手との直接対決。あの場面をご覧になっている時の監督は、これで抑えてくれると微塵も疑いがなかったわけですか?」

栗山 「監督の仕事っていうのは、最悪の状況でも負けないようにすることです。3対2と1点リードで迎えた9回表、翔平をマウンドに上げた時、野手も二人交代して守備固めに入りました。

『もし同点にされていたらどうしたんですか』って、後で周りからも言われたんですけど、僕があそこでほんの1ミリでも同点になるとか負ける可能性を頭に描くと、その通りになってしまうと思ったんですよ。翔平の覚悟も感じていたので、あの采配は絶対にこのイニングで終わらせるというメッセージでもありました」

横田 「両者ともメジャーリーグを代表する選手ですから、おそらく技術の差はほとんどないと思うんです。

でも、監督もお読みになっている『孟子』に、『浩然の気』という言葉が出てきますね。

これは大河が滔々と流れていくような、この上なく強く大きく真っ直ぐな気のこと。

大谷選手の浩然の気が相手バッターを圧倒していったんじゃないかと感じました。

それから、準決勝のメキシコ戦で9回裏に劇的な逆転勝利を呼んだのも、先頭で彼がヒットを打ち、ヘルメットを投げ捨てて全力疾走し、2塁まで到達してベンチに向かって叫びましたよね。

あれで気の流れが変わって、こちらに引き寄せたと思うんです」

栗山 「普通の選手はああいう追い込まれた状況に直面すると、プラスとマイナスのイメージがどちらも頭の中に浮かぶはずです。

ただ、翔平の場合、『もしダメだったら』というマイナス思考が浮かんでいるようには見えない。プラスになるんだって100%信じて行動する。

ちょっと無理かなと思うようなことを僕らが要求すると、彼はすごく嬉しそうな顔をしてやってくれます。

要するに、自分ができないと思われることにチャレンジすると、達成できてもできなくても自分のレベルが引き上がる、能力が高まるということを知っているんじゃないでしょうか」

横田 「決してマイナスには捉えないわけですね」

栗山 「はい。『ええ?』って否定的な態度を取ることは全くありません。『面白そうですね。行っちゃいますか!』みたいな雰囲気をいつも出しています」

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「ローカルSDGs」調査で見えた。民間の努力に比べて足りぬ“官”の活動

地域循環共生圏を目指す「ローカルSDGs アクションフォーラム」が、地域で活動するNPO等を対象にSDGsに関するアンケート調査を実施。回答率はわずか1%ほどで30件しかなかったものの、熱は高く、課題を浮かび上がらせたようです。メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』著者で、生きづらさを抱えた人たちの支援に取り組む引地達也さんは、SDGsの国際目標に対して国の取り組みが足りないと指摘。SDGsと地域活動の親和性の高さから、国が動けば、多くの団体の活動がより活性化すると期待を示しています。

地域の思いをSDGsに乗せていくための「官」の役割

国連NGO、JACE(日亜文化交流協会)が運営するローカルSDGsアクションフォーラムはこの度、地域で活動する特定非営利活動団体等を対象に簡易的なアンケート調査を行い、SDGsに関する活動や日本社会の取り組みへの所感を聞いた。

内閣府及び都道府県から認証を受けている特定非営利活動法人及び企業と試験運営団体合計2868件にメール(一部郵送)にてアンケートを依頼し、回答のあった30件を集計・分析した。数は少ないものの、回答した30団体の地域への思いと活動の活性化に向けたエネルギーに満ち溢れた内容である。

30団体は環境保全、産業振興、福祉型支援、困窮者支援等、本来の設立目的は多岐にわたり、各活動がSDGsにつながることを所望している意向がうかがえる。地域で「社会のために」活動しているNPO団体等は特に地域貢献を基本姿勢としているため、グローバルな視点で地域での取り組みを推進するSDGs活動とは親和性が高いはずである。

回答では、30団体のうち16団体が「11 住み続けられるまちづくり」を現在の活動対象と回答したことは、地域貢献というNPOの基本姿勢を反映したものと解釈できる。

この目標は過去40年間で半数以上の人々が自然災害などで避難や移住しなければならない状況の改善を目指すもので、特に紛争地域での深刻な状況の克服も念頭に置いているが、「住む」ことへの不安、そして安定に対する思いは自然災害の多い日本でも根強い。

さらに「住む」という生活の基本をSDGsの目標と合わせる形で自らの活動の足掛かり、もしくは活性化に役立つとの考えも動いているもようで、これは「ローカルアクション」としては、自分の行動や身近な活動が世界規模で活動しているSDGsの取り組みと合致する。それは、自らの活動の活性化につながる可能性を感じているのである。

さらに次に多かった「3 すべての人に健康と福祉を」「4 質の高い教育をみんなに」の16件はすでに福祉サービスや困窮者支援等、SDGsが始まる以前から社会課題に対するアプローチを実践している団体からの回答であり、これまでの活動の社会的周知を広げるためにもSDGsとの融合は強く待たれることだろう。

この記事の著者・引地達也さんのメルマガ