連休は子供とキッチンで思い出も。アレルギー撃退ジュースの作り方

連休中に奥様を喜ばせたいと思っている方、必見です。無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、おいしくて栄養豊富、しかも簡単にできてしまう飲み物と、和食に合う万能の漬け床の作り方を紹介しています。とにかくお手軽に作れますから、お子さん一緒にキッチンに立ってみてください。きっと父子のいい思い出にもなりますよ。

できれば薬には頼りたくない

シソは、抗菌、防腐効果に優れ、栄養も豊富で、特に青シソにはルテオリンと言う成分が含まれているため、花粉症やアレルギー症状の改善に効果があるそうです。効率的に摂るなら、シソを手軽に摂取できるシソジュースがお勧めらしいです。

水1リットルを沸かし、青じそ90枚を入れて10分間煮て、その煮汁をこし、熱いうちに砂糖100g、クエン酸大さじ1、を加えるだけでできあがり。冷蔵庫で1週間保存が可能らしいです。

因みに、花粉症などのアレルギー性の病気でよく使われている薬には、抗ヒスタミン剤と抗アレルギー剤の2種類があり、抗ヒスタミン剤は、症状の直接原因であるヒスタミンが悪さをしないように抑える薬で、一方、抗アレルギー剤は、肥満細胞からヒスタミンが放出されないようにするための薬なのだそう。どちらも効果はあるそうですが、あくまで症状を抑えるものであり、根本的に治しているものではないそうです。

まろやかでしっとり…味噌ヨーグルト

味噌ヨーグルト床のほうが塩ヨーグルト床よりも早く漬かり、塩辛く、固くなりがちな味噌漬けも、味噌ヨーグルト床に漬けると、まろやかでおいしくしかも驚くほどしっとりと仕上がり、日本人になじみ深い和食のレシピにも適した、驚きの万能床だそうです。

味わいのある味噌ヨーグルト床には、ごぼうやかぼちゃなどの根菜類が向いていて、肉や魚を焼く場合には、軽くヨーグルト床をふき取ってから調理するといいそう。

『ベーシックな漬け床の作り方』

  1. 野菜用の味噌ヨーグルト床:ヨーグルト・50g 味噌・50g
  2. 肉・魚用の味噌ヨーグルト床:ヨーグルト・大さじ2 味噌・大さじ11
    はちみつまたはみりん・小さじ1/2 
    ヨーグルトと味噌とはちみつを12:6:1の割合で混ぜるのがポイントだそうです。

漬け方、保存方法は塩ヨーグルトとほぼ同じです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌の力をぜひご堪能ください。

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海外旅行中に怪我や病気…確率は15%!注意したい病気と予防方法

待ちに待ったゴールデンウィーク。この機会に海外旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか? しかし、気をつけてください。メルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』によると、実は海外旅行中に病気や怪我をする確率は15%と意外に高いのだそうです。海外で気をつけたい病気や予防法もまとめてくれているので、参考になること間違いなしですよ! 

【1】旅行と健康

海外への日本人旅行者と海外から日本へ入国してくる外国人は近年かなり増加してきています。世界的にも同様であり、2001年のニューヨークテロ事件があった直後の年には一時的に減少しましたが、その後は世界中で旅行者が増えています。日本国外ではISなどの過激派組織の存在は懸念材料ではありますが、現実は旅行が日常化してきているといってよいでしょう。

旅行する人が増えてきているのに伴って、旅行に関係するトラブルも増加しています。旅行中のトラブルのなかでも、病気や怪我に罹る頻度は意外に多く、目的地や期間、現地での活動内容にもよりますが、一般的に約15%程度といわれています。

新興国に滞在した場合はその割合が高くなります。ある研究によると、10万人の旅行者が平均的な新興国に旅行に行って1か月間滞在すると、5万人(約半数)が何らかの健康問題を発症していました。そして、8000人が医師を受診し、300人が入院となっていました。最終的には、このうち、50人が国外へ航空機で移送されていましたが、1人が死亡していました。

【2】旅行中に多い病気

病気の種類で最も多いのは下痢、いわゆる旅行者下痢症です。しかしながら、下痢による旅行者の死亡率は低く、死亡原因でみた場合、心臓病による死亡が最も多く、次に交通事故、溺水(溺れて死亡すること)、となっています。心臓病による死亡の多くは、もともと心臓病の危険因子(喫煙、高血圧、糖尿病など)を持っている人々に起きています。

頻度の多い下痢などを代表とする感染症は旅行につきものの印象がありますが、感染症による死亡は、全死亡ケースのうち約1%と、意外と少なくなっています。下痢以外には、マラリアやデング熱の頻度が多いですが、感染症の内容は地域差が強いので、渡航前に医師などと健康相談をしておくことをお勧めします。ワクチンや薬剤内服(マラリアなど)による予防が確立している感染症があるので、渡航前に余裕を持った期間を確保して受診することが重要です。

その他に頻度の多い健康問題は、体内時計のリセット困難(時差ボケ)、脱水、日焼け(ひどい場合にはやけどの状態にもなります)、下痢症以外の水関連の健康被害(溺水寸前やダイビング・ボートでの事故)などがあります。

ファン急増。思わず行きたくなる千葉ロッテの「未来型野球観戦」とは?

昨今、人気に陰りが見え始めたとも言われるプロ野球ですが、「最下位なのに動員数は上位!DeNAのマーケティングから学ぶこと」でご紹介したDeNAベイスターズのように、ちょっとした発想の転換で人気を取り戻した球団があるのも事実。無料メルマガ『ビジネス真実践』でも、経営陣の「目のつけどころ」で劇的な復活を遂げた千葉ロッテと広島カープの試みが紹介されています。

千葉ロッテのヒント

「この商品、もっと売れないかなぁ~」
「もっとお店にお客さん来てくれないかなぁ~」
「うちのサービス、もっとたくさんの人に知ってもらえたらなぁ~」

などと日々、脳ミソにいっぱい汗をかかせて頑張っていらっしゃる方は多いでしょう。しかし現実は、思い通りに売上も客足も伸びずじまい。「こんなにもがんばってるのに」と嘆き節になる人も多いのではないでしょうか。

いくら、考えて毎日がんばっていても考え方、がんばり方が間違っていれば空回りするだけです。で、その最たる原因が、「どうすれば売上客足が伸びるか?とか、「どうすればもっと商品が売れるか?」ってところばかりに気がいっているからです。もっというとそんなことばかりに気がいっているということにすら気がついていないからです。

自社の商品やサービス、店舗のことを考え、どうすれば売れるか?どうすればお客さんが来てくれるか?って考えることが悪いことではありませんが、そこばかり考えていても事態が善くなるわけではありません。劇的に変化するわけでもありません。

たとえば、千葉ロッテマリーンズ

かつてまだ、川崎に本拠地があったロッテオリオンズの頃はというと、外野スタンドではカップルがいちゃいちゃしたり、親父がワンカップ片手に横になって肩肘を突き、スルメを噛みながら観戦していても周りのお客さんに迷惑にならないほど閑散としていました

しかし、本拠地を千葉に移転してから、ロッテ球団は地元に愛され応援される球団に生まれ変わるために抜本的な改革をしました。その1つが、応援方法の指南

プロ野球の応援といえばトランペットに太鼓にメガホンが常。それをJリーグサポーターに習い、応援の仕方そのものを変えました。このことで、今まで足を運んだことがなかったファンも増え、応援することが楽しい、みんなで盛り上がれるという空気が生まれ浸透していきました。

やがて、熱狂的なファンが増加するようになり、メジャーリーグのボールパークといった様相を呈した球場で、お客さんも以前とは比べ物にならないほど入っています。劇的な変化です。これを球団が、「観客を増やすにはどうすれば?」「チケットを割り引いて…」みたいなことばかりに目を向けていたらどうでしょう? おそらくここまでの変化はなかったでしょう。

こうしたことは、どのような商売、ビジネスでも言えます。売上や増客のことだけ考え、「どうすれば売上が増えるか?」「どうすればお客さんが増えるか?」だけでは結局行き詰って終わり。でも、お客さんが商品を買う理由や目的がこれまでとは違った理由や目的であることを明確にしてあげると変わってきます。または提案してあげると変わってきます。サービスを利用する理由や目的がこれまでとは違ったものを「明確提案してあげることで変化が生まれます

千葉ロッテマリーンズは、観客を増やすのではなく、応援の仕方を変え、球場という店舗を「野球観戦するため」だけではなく「楽しめる空間」、ボールパークにしました。これが地域にとって、レジャーの1つになったのです。

新五輪エンブレムに対する海外の反応は? 「色が寂しい」「パンのかご」

盗作騒動を経て、2020年東京五輪・パラリンピックの新エンブレムが4月25日、ついに正式に決定した。選ばれたのは、デザイナーの野老朝雄(ところあさお)氏の「組市松紋(くみいちまつもん)」。日本で古くから愛されてきた市松模様と藍色を使ったシックで洗練されたデザインで、“日本らしさ”をアピールした。

今回の選考では、旧エンブレム選定時に大揉めしたことへの反省から、厳正な審査が行われた。前回の選定手続きで“出来レース”と批判されたことを受けて、今回は透明性を重視して各界から選考委員を選んだ。新エンブレムは、最終選考に残った計4案のなかから、13票という圧倒的大差で選ばれたのだが、海外からの評価はあまり芳しくないようだ。

「ビストロのテーブルクロス」「悪魔の角」「パンを入れるカゴ」…そこまで言わなくても

AFPは、新エンブレムが「暗い」と批判されていると報道。記事は「五輪・パラリンピックの新エンブレム―後者はパンを入れるカゴに形が似ている―に対する反応は“がっかり”したものだった。多くの人は、色彩が不足していることに不満のようだ。あるユーザーは“なんて暗いエンブレム”とツイート。“ビストロのテーブルクロス”とこき下ろすユーザーもいた」と伝えている。

米フォックス・スポーツの記事には、「なぜパラリンピックのロゴに“欠けている(不完全な)”、中心がずれている輪を使ったんだ?」「悪魔の角みたい」「ノー」など、そこまで言わなくても……と思うような手厳しい意見が読者から寄せられた。

WSJアンケートでもツイッターでも、「つなぐ輪、広がる和」が人気

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)は、「二度目となるコンペにおいて、ロゴ選考委員会は14,599ものデザイン案を受け付けた。(前回のように)盗作について批判を受けることのないよう、同委員会では、全ての提案を確認し国内外の商標をチェックするためのシステムを準備したという」と、慎重な手続きによって選ばれたことを伝えた。

また、同紙は「2020年東京五輪の新しい公式ロゴは好きですか?」と題した読者アンケート調査を実施。27日正午時点では、「はい 43.3%」「いいえ 56.7%」と、「いいえ」がやや上回った。そして、「“いいえ”の場合、どの案を選びますか?」という質問では、B案の「つなぐ輪、広がる和」が50.1%、C案の「超える人」が12.1%、D案の「晴れやかな顔、花咲く」が37.8%という結果に。

ツイッター上でも、同じくB案の「つなぐ輪、広がる和」が支持を集めていた。東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の英語版公式アカウントには、正式決定前に以下のようなコメントが寄せられていた。
「B! ブラジルからハグ(抱擁)」
「B(手をあわせてお願いする顔文字)」
「躊躇なくB」
「B B B B B!」

シンプルかつカラフルなデザインが受けたのか、B案が圧倒的に人気だった。しかし、少数派ながらA案の新エンブレムを強く支持するコメントも。あるカナダ人男性ユーザーは、「私にとっては、Aが最も五輪らしい。だから、もし自分ならAに投票する」。この男性は、正式決定の後にも、「これが断然、私のお気に入り。シンプルだけど、私にとっては一番“五輪らしい”」と喜びのコメントをツイートした。

全体的に、かなり不評の新エンブレム。デザインというよりも、色への批判が目立つ。米ブルームバーグをはじめ多くのメディアでは、新エンブレム決定の報道に併せて、国立競技場のトラブルにも言及。費用が膨れ上がっていることや、それに対する日本国民の怒りなどを報じた。

デザイン専門メディア『Archinect』に掲載された今回のニュースに関する記事には、あるユーザーから辛辣なコメントが。「金持ち中の金持ちによる、金目的の無意味な会合以外の何ものでもない」と五輪委員会を痛烈に批判した。

もしかしたら、世界中の人々が一連のトラブルに呆れていることも、新エンブレムへの厳しい態度に大なり小なり繋がっているのかもしれない。新聞などに掲載された野老氏の嬉しそうな笑顔の写真を見ると、少し胸が痛くなるが……。

(北川恭子)

 

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2枚目俳優から悪役まで。年齢に応じて変わり続ける俳優・近藤正臣

ジャーナリスト嶌信彦さんが4月9日に放送されたBS朝日のTV番組「ザ・インタビュー」で俳優の近藤正臣さんと対談されたそうです。その際の様子を無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』で語っています。20代の頃から2枚目俳優として活躍し、近年ではNHKの朝の連ドラや大河ドラマでの好演と、長く第一線で活躍し続ける近藤正臣さん。その魅力に迫ります。

年齢に応じて役柄をこなす粋人

4月9日に放送されたBS朝日の『ザ・インタビュー』という番組で俳優の近藤正臣氏と対談した。若い頃から二枚目俳優として有名だったが、お会いしたのは初めてだった。TVでよく見かけるし、最近はNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」や日曜夜の大河ドラマ「真田丸」などで拝見しているので初対面という気がせず、しかも同い年と知って何かゆったりと楽しく話がはずんだ。

近藤氏は生粋の京都人。家の近所は幕末の事件が相次いだところだし、幼いころは高瀬川で遊んだというから、そんじょそこらの京都人とは違う。曽祖父の近藤正慎氏は清水寺の寺侍で西郷隆盛と朝廷をつなぐ志士だったが、幕府方につかまり拷問を受けたものの、決して口を割らず、いよいよ限界が近づいて口を割りそうになると舌をかみきって自害したという。

そんな血が流れているせいか、むろんサラリーマンなどには目もくれず、消去法で生きる道を探したところ高校時代に演劇をやってほめられたことを思い出し、京都撮影所でエキストラになって4年つとめたという。そのうち今村昌平監督に見出され、20~30代の頃は二枚目俳優として人気者になる。しかし40代半ばになると二枚目では生きていけないと感じ個性派俳優を目指し、与えられた役に自分なりの解釈を加えて演じたという。

例えば石田三成明智光秀を演じる時は「サラリーマンにしよう」と考え、明智光秀は出世はしてゆくが、信長に嫌われるものの自分を守り、家族を守るため忠義ではなくて辛抱する。そういう男として突っ走るが最後に辛抱が切れてしまうという役を熱演した。監督や演出家の思いと異なった時はトコトン話し合い、それでも受け入れられない時は引き下がる。

そうしたこだわりが演技派俳優として存在感を増していったようだ。普段から時代物の小物を買ったり、いじったりしていると手について演ずる際に役立ったことも多かったという。60代に入ると二枚目を封印、悪役や老け役に挑むようになり、また光彩を放つようになったのだ。

京都人は、表で言うことと腹で思っていることは違うとよく言われる。しかし、近藤氏の話はすべて率直で開いていて気持ちがよかった。芝居にとことん凝り、時代物の小物を探し、郡上八幡で釣りを楽しむ。さらに、上方落語をこよなく好んで桂米朝師匠とも長いつきあいで時折座主をつとめ、お客さんを楽しませている。今の心境を遊々自適と書く。良き役者人生、良き友人を持ち、あくせくせず人生を楽しんで落ち着いている姿があった。

なお、ブログには放送画像も合わせて掲載しておりますので、よろしければ合わせて参照頂けると幸いです。

● ブログ 時代を読む 年齢に応じて役柄をこなす粋人

 

画像提供:嶌信彦事務所

 

ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」
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「アイツ怪しいな」という理由だけで社員のバッグを検査できるのか?

企業が従業員に対して所持品検査を独断で行う…これって法律上、プライバシーの侵害などの問題はないのでしょうか? 例えば、社内で物品の持ち出しや金銭の不正取得などが起こってしまった場合、会社としてどこまで従業員のプライバシーに介入できるのか。無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』で、現役社労士が分かりやすく説明しています。

注意! 従業員のプライバシー保護について

誰であろうと、他人のプライバシーを侵害することは許されません。しかし、御社の従業員に対して、どうしてもプライバシー問題に触れる事態が発生する場合があります。

たとえば、所持品検査。会社の物品の不正な持ち出しや危険物の社内への持ち込み、金銭の不正取得等の発見や防止のために行う場合が考えられます。

従業員に対して所持品検査を行うためには、いくつかの条件が必要です。無闇矢鱈、御社の勝手気まま、自由に行えるわけではありません。疑わしい従業員がいたとしても、ただ「疑わしい」というだけで、所持品検査を行えるわけではありません。

Made in Japanブームは終わる。大変革を余儀なくされたアパレル業界

これまで数多くのアパレルや流通チェーンなどを、経営危機の状態から復活させてきた経験を持つ、経営コンサルタントの河合拓さん。河合さんのメルマガ『FRI Magazine』では、業績悪化に苦しむ老舗の大手アパレル企業に対し、既存のやり方にしがみついていては抜本的な構造改革にはならないと断言。河合さんが考えるアパレル業界の10年後を予想し、業界再生に必要なカギとは何か論じています。

アパレルビジネスの論点

イトキン、TSIホールディングス、ワールドなど、老舗大手アパレル企業が次々と大規模なリストラ策を打ち出し構造改革を進めている。経営トップは皆アパレル未経験者だ。また、一昨年の帝国データバンクによると、14年のアパレル企業の半数は業績が悪化2割は赤字という衝撃的な発表がなされた。巷では「アパレル業界に将来はあるのだろうか」という声さえ聞こえる。世紀末現象と化した状況の中、「オムニチャネルこそノアの箱舟だ」と盛んに煽るアナリストやコンサル達も、さすがに冷ややかな目で見られはじめたが、それでは代替案があるのかというとそういうわけでもない。

「将来が見えない」のは、個々の企業の視座で物事を考えるからだ。今、アパレル業界という大きなフレームワークが大変革を起こしている。変化の激しい時代だからこそ、アパレル業界の論点を的確にとらえる必要がある。

事業変革の論点は「ブランド」

個別企業の競争力強化という意味合いで言えば、真っ先に思いつくのは「Made in Japan」である。昨今、アパレル業界で存在感を表している投資ファンドの人達と話をしていると、「日本製の商品を海外展開できないか」というブランド戦略についての相談が多い。確かに、銀座を歩いていると「爆買い」している中国人の集団を目にするし、百貨店はインバウンド需要で潤っている。また、大手アパレルは日本製を次々に打ち出している。しかし、今のMade in Japanブームは一時的なもので終わる可能性が高い。これは、日本企業が「価値」を「ブランド化」してこなかったことと関係がある。

先日、ある業界団体の討議会に参加した。アパレル業界をどうしてゆくべきかという議論が活発になされていたが、業界の常識にどっぷりつかった人は昔のフレームワークから抜け出せず、物事を「XXX系」という括りで語り、「この系」は流行る「この系」は廃れるという具合に昔から繰り広げられているトレンド議論」を繰り返していた。

しかし、ユニクロや無印など、世界的に成功している企業は、むしろ「トレンド」とは真逆のところにあり、その商品や世界観が持つ本質的な強みで勝負している。一時的なブームに乗っているわけではない。一見「トレンド」を追いかけているように見えるファストファッションも、実は、背景には高度なロジスティックスやデジタル技術という「ビジネスモデル」が競争力の源泉として存在し、トレンドという不確実なばくちで勝っているわけではない。今、個別企業に求められているのは、多少トレンドを外しても競争力を維持できるブランドを確立することだ。「トレンド論でなくシステム論」、「ビジネスモデル論こそ重要なのである。分析の軸が間違っているのだ。

私の定義では、「ブランド」がビジネスに与える役割は二つある。一つは、「価格プレミアム」の向上、もう一つは「顧客ロイヤルティー」の強化だ。「価格プレミアム」というのは、同じ品質、内容であればブランド名がついている方が高くても売れるということであり「顧客ロイヤルティー」というのは、そのブランドに対して持続的かつ永続的にファンが居続けることである。逆に言えば、この仕組みを構築できなければ「ブランド化」は成し遂げられていない。Made in Japanもブランド化しなければ一時的な「トレンド」としていずれ廃れてゆく

【ゆりかごから墓場まで】消費税25%のスウェーデンは理想の国なのか

熊本地震の影響などで再延期が囁かれる消費増税。10%という税率に批判的な意見に対しては、25%の消費税を導入している北欧スウェーデンの例がよく挙げられますが、当のスウェーデンの国内事情はどのような状況なのでしょうか。無料メルマガ『国民が安心して生活できる日本にするには』の著者・ドクター国松さんが詳しく紹介するとともに、日本との比較を試みています。

北欧は日本の参考にはならない

日本で社会保障や消費税が問題になると、必ず北欧のスウェーデンが持ち出される。曰く、消費税はスウェーデンと比べて低すぎる。スウェーデンでは消費税が高いが、社会保障は日本より充実している。一方法人税は日本よりはるかに低く企業は元気だ、等々である。そして、結論として、日本もスウェーデンのように消費税を引き上げ法人税を引き下げるべきだと。

しかし、スウェーデンはそんなに理想的な国だろうか。この国では確かに失業者は日本より豊かに生活できそうである。しかし、高い失業率は慢性的なものであり、多くの若者が仕事をもてないでいる。

内需が少ないため、スウェーデンの企業は大企業も中小企業もほとんどEU全体を市場としており、国内市場依存度はあまり高くない。だから、多額の税金や社会保障費で国民が疲弊し、内需が落ち込んでも企業の業績への影響は少ない。しかし、国内への投資需要も少なく、本社や工場をEU圏内の最もコストが安い国に置くため、国内での雇用が不足することになる。

一方、日本では事情が異なる。日本でも輸出企業ばかり目立つ傾向があるが、実際は企業の売上は国内の方が圧倒的に多く、日本企業の業績の良し悪しは、実は輸出よりも、内需の影響を大きくうけている

日本の大企業は伸びない日本市場に見切りをつけ、生産拠点だけでなく、販売拠点も海外市場に重点を移しつつある。この原因を、日本の法人税が高いからだと主張するバカな意見が横行しているが、これは無知による間違いであり、同時に意図的な誘導にすぎない。

日本の企業が、海外に拠点を移す最大の原因は、何時まで待っても日本市場の魅力が向上しないからである。そして、消費税の増税や社会保険の負担増は内需を圧迫し、ますます日本市場の魅力を低下させ、日本企業の海外進出を促進し、失業率を増加させる。

スウェーデンのような、ほとんど内需が問題にならない国のシステムを日本のように内需の比率の高い国に適用することは、大きな過ちである。

北欧の姿は日本には適用できず、全く参考にならない

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これから「格差」の話をしよう。なぜトップ1%の資産が、残り99%より多いのか?

拡大し続ける貧富の差は日本はもちろん世界的な問題となっています。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者、北野幸伯さんによると「世界の貧しい36億人分の資産と、トップの金持ち62人の資産はほぼ等しい」のだそうです。なぜここまでの貧富の差が世界には存在しているのでしょうか? そこには驚くべき米国FRBの構造が関係しているようです。

世界の支配者は誰?

今日は、「この世の支配者は誰?」を考えてみましょう。

ところで、皆さんの会社の支配者は誰ですか? そう、普通は、社長さんだったり、会長さんだったりですね(株主もいますが)。社長さん、会長さんは、一番金があり、地位も高い。そして、他の人の給料を上げたり下げたりすることもできる。誰かがさぼっていても、さぼっていなくても、首にすることもできる。まさに、「会社の支配者」です。

こういう見方をもっと広げてみましょう。

皆さん、アメリカで数年前、「俺たちは99%だ!」という大規模な運動が起こったことを覚えておられるでしょう。意味は、「アメリカ人の1%はますます豊かになり、99%はますます貧しくなっている」というのです。私は、この運動の話を聞いて、「うまいキャッチフレーズだな」と思いました。要するに、「本質はそうかもしれないが、少々大げさだ」と思った。ところが、最近「それは本当なのだよ」という調査結果を知ったのです。CNN.co.jp1月18日から。貧困問題に取り組むNGOオックスファム・インターナショナルは、最新の報告書を出しました。そこには「驚愕の事実」が明らかにされています。

オックスファムは今週スイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に向け、米経済誌フォーブスの長者番付やスイスの金融大手クレディ・スイスの資産動向データに基づく2015年版の年次報告書を発表した。それによると、上位62人と下位半数に当たる36億人の資産は、どちらも計1兆7,600億ドル(約206兆円)だった。

どうですか、これ?

上位62人と下位半数に当たる36億人の資産は、どちらも計1兆7,600億ドル(約206兆円)だった。

つまり、トップの金持ち62人の資産は、貧しい方36億人の資産に匹敵する!

また、オックスファムの報告書は、「格差が急速に拡大していること」をはっきり示しています。

富裕層の資産は近年、急激に膨れ上がっており、上位グループの資産はこの5年間で計約5,000億ドル増えた。一方、下位半数の資産は計1兆ドル減少した。
(同上)

上位グループの資産は、5年間で60兆円(!)増えた。下位半数の資産は、5年間で120兆円(!)減った。さらに、驚きの事実が出てきます

また、上位1%の富裕層が握る資産額は、残り99%の資産額を上回る水準にあるという。
(同上)

上位1%の資産は、残り99%の資産額より多い!!!

もう少し広くみてみましょう。

富裕層と貧困層の所得格差も拡大を続けている。1日あたりの生活費が1.90ドル未満という極貧ライン以下の生活を送る下位20%の所得は1988年から2011年までほとんど動きがなかったのに対し、上位10%の所得は46%も増加した。
(同上)

世界には、1日当たり1.9ドル(=228円)、つまり月7,000円以下で暮らしている人が、20%もいる。世界の人口が73億人とすると、14億6,000万人もいる。どうですか、皆さん。私は、かなり驚きました。もう一度。

  • トップ62人の資産は、下から36億人分の資産と同じ。
  • トップ1%の資産は、残り99%の資産より多い。
  • 世界には、月収7,000円以下の人が14億6,000万人もいる。
  • 貧富の差は、ますます拡大している。

これを読んで、「俺たちは99%だ!」というのは、「事実なのだな」と知ったのです。

ところで、「36億人分の資産をもつ超富豪62人」って、どんだけパワーもっているんでしょうね?

中国の人民解放軍は本当にハッタリなのか? 現代戦略家が世界に苦言

中国の現状を正確に分析し、現在大きな反響を集めている世界3大戦略家ルトワック氏の著書「中国4.0 〜暴発する中華帝国 」。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の北野幸伯さんは同書を絶賛し、その翻訳者である戦略学者・奥山真司さんのメルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』の一部を抜粋して紹介しています。奥山さんは、中国の現状をアメリカが「中国は経済発展していけば、いずれ民主化する」という誤った想定をしてしまった結果だと説明。そして今後、日本がとるべき戦略を進言しています。

「中国4.0」~「防衛保守」なぜ人民解放軍をあまく見てはいけないのか?

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは! 北野です。

世界3大戦略家ルトワックさんが日本人だけにむけて語った

中国4.0 ~ 暴発する中華帝国 エドワード・ルトワック

爆発的に売れているようです。

私は、心から喜んでいます。なぜでしょうか?

今まで日本国内では、

日本は悪い国だった!」
「いや、日本は良い国だった!」

という「善悪論争」が延々とつづいていた。

そうこうしている間に、日中関係が悪くなってきた

悪くなってくると中国は、「日本を破滅させる戦略」をきっちり考えだし、それを実行しはじめた。

(●必読 中国、驚愕の対日戦略とは?

むこうは着々と「反日統一共同戦線」をつくっているのに、日本は、いつまで経っても「70年前」の「善悪論争」をつづけている。

私は、別の議論が盛り上がることを、心から願いました。

例えば、

・なぜ日本は、第2次大戦で負けたのだろうか?
・どうすれば勝つことができたのだろうか?
・中国は、「反日統一共同戦線戦略」で動いているが、どうすればこの戦略を無力化することができるだろうか?
・どうすれば、中国との戦争を回避することができるのだろうか?
・日本の対中戦略はどうあるべきか?

などなど。

要するに「70年前の話」も大事ですが、「今と未来の話も大事なのでは?」ということです。

そして今、戦略家ルトワックさんの本が大ベストセラーになっている。

つまり、それだけ多くの日本人が、

中国の現状と未来
日本の対中戦略

などに興味をもっている

「時代が変わってきた」と思うのです。

そして、「中国4.0」を読んだ人は、世界的戦略家の考え方を吸収するでしょう。

つまり、この本は、「平和ボケ日本人を、

世界的視野をもつリアリスト戦略家

に変貌させるパワーを秘めているのです。