埼玉の路上で警官が発砲した刃物を持って暴れた男、搬送先で死亡

共同通信などによると、28日午後2時10分頃、さいたま市見沼区の路上で、警察官が刃物を持って向かってきた男に発砲、腹部に命中したという。男は救急搬送されたが、病院で死亡が確認されたという。現場は東武野田線「大和田駅」の南西100mほどの住宅街。

事件現場付近。Googleストリートビューより

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「NHKから守る党」候補、投票無効。美人司法書士とネットで話題に

東京都足立区選挙管理委員会は27日、同日開票の区議会議員選挙で、政治団体「NHKから国民を守る党」から出馬した女性候補、加陽麻里布氏(26)に被選挙権がないことが判明し、公職選挙法に基づいて投票を無効にしたと発表。区内に3カ月以上住んでいた実績がなく、住所要件を満たしていなかったという。

時事通信などの報道によると、加陽氏は同区内のカプセルホテルの住所で届け出ていたという。区に住民票を置いていなかったため、選管が調査していたとしている。

同区議選には57人が立候補し、45人が当選。加陽氏は5548票を獲得し、無効でない場合8位で当選していたという。加陽氏は会社経営者で司法書士であるとし、ネット上では「美人司法書士」などと呼ばれていた。加陽氏は28日午前、都内で会見し動画でも配信していた。(随時更新)

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川崎市登戸で20人刺され2人死亡。自死した岩崎隆一容疑者の暮らしぶり

28日午前7時41分ごろ、川崎市登戸の登戸駅近く(登戸新町375)の登戸第一公園付近で、川崎市麻生区多摩美に住む岩崎隆一容疑者(51)に「複数人が刺された」と通報があり、NHKの報道によるとカリタス小学校に通う女子小学生を含む20人が負傷したという。うち小学校6年生の栗林華子さん(11、多摩市)が同日午前10時27分に死亡、外務省職員の小山智史さん(39、世田谷区)も11時25分に死亡が確認されたという。NHKや毎日新聞など複数のメディアが速報で伝えた。

現場付近では刺身包丁が2本見つかった。のちに岩崎容疑者のリュックの中から包丁のような刃物2本が見つかったことが分かり、計4本を所持していたことも判明している。報道によると岩崎容疑者は両手に刺身包丁を持っていたとし、近くのコンビエンスストアの前から包丁を両手に持った状態で数人を刺したあと80mほど徒歩で移動し、スクールバスの到着を待っていたカリタス小学校の女子児童の列へ包丁を振り回し、生徒らを複数人刺したという。運転手が「何をやっているんだ」と叫んだところ、岩崎容疑者は後方に数十メートル逃げた後、自身の首を刺して、その後、搬送先の病院で死亡が確認されたという。また、別の報道によると運転手は「バス停に停車しようとしたら、子供のギャッという声がして、路上に何人か倒れていた」とも話していたという。

小学館の発行する雑誌「週刊ポスト」は「NEWSポストセブン」のツイッターアカウントで新しい記事をつぶやき、麻生区に住んでいた岩崎容疑者の自宅に電話したとして、親族と思われる人物とのやり取りを掲載している。

報道によると岩崎容疑者は、80代の伯父夫婦と川崎市麻生区多摩美にある一軒家に3人暮らしだったという。すでに小学校入学前後には伯父夫婦に引き取られていたとし、近隣では複雑な家庭環境だったことで知られていた。また1年前には隣家と庭の木をめぐってトラブルとなり、午前6時にインターフォンを鳴らして訪問し口論になったこともあるという。小中学校の同級生によると「昔は、突然ブチ切れる性格だった」と語っていた。10代後半で家を出たものの、近年また伯父夫婦と一緒に暮らし始めていたという。


事件現場は、容疑者の自宅から4kmほど離れたJR線・小田急線登戸駅から北西250メートルのマンション街。(随時更新)

Googleストリートビューより

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ファーウェイ騒動を予見か。ドコモ「今夏」でチャイナリスク回避

5月22日、相次いでファーウェイ新製品の発売を延期とした、国内大手キャリアとMVNO。世界的に狭まるファーウェイ包囲網を鑑みた上での判断ですが、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんによると、NTTドコモだけは「どことなくチャイナリスクを意識しているように思える」そうです。なぜ石川さんはそのように見るのでしょうか。メルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』にその理由が記されていました。

ファーウェイ新商品の販売延期――水面下でチャイナリスクを意識していたNTTドコモ

5月22日、2日後の発売を控えてKDDIとソフトバンク、UQモバイルがファーウェイ製品の発売延期を決めた。さすがにこの騒動の最中にキャリアブランドの製品を市場に投入するというのは困難であっただろう。様子見する上で、販売延期を決断するのは無理もないことだ。

一方、ちょっと余裕を感じたのはNTTドコモだ。夏モデルのP30 Proは「今夏」発売予定というスケジュール。22日の午前中にNTTドコモの販売担当者は「販売は状況を見て判断する」とのコメントを発していたが、結局、午後にはKDDIとソフトバンクの動きを見て「予約停止」を決めたようだ。

今回、NTTドコモの「今夏」という設定が絶妙だったように思う。業界内の噂では、6月中の発売を予定していたらしいがなぜか今夏という書き方になっていた。同じく、6月中に発売される計画であったソニー・Xperia 1が6月中旬、arrows Be3が6月上旬になっているにも関わらずだ。

たまたま「今夏」というワードを使っていたため、今回の混乱でも「販売延期」ではなく「予約停止にすることができたというわけだ。

ただ、NTTドコモの夏商戦ラインナップを見ると、どことなく「チャイナリスク」を意識しているように思える。

今回、データ通信製品として発表されたのはWi-Fi STATION SH-05L。SHつまりシャープ製が採用された。過去を振り返ってみても、シャープがモバイルWi-Fiルーターを作るなんて珍しい。

しかも、最高速度は988Mbps。通常、NTTドコモのモバイルWi-Fiルーターは、スマホよりも先に、新しい周波数帯に対応し、NTTドコモのネットワークにおける最高速度を更新するという役割を担ってきたが、今回は988Mbps。夏モデルのスマホでは3.4GHz帯に対応し、5つの周波数帯を束ねたキャリアアグリゲーションにより、1,576Mbpsという国内最高速をマークするにも関わらずだ。

「なぜ、このタイミングにシャープがモバイルWi-Fiルーターを手がけるのか」というのを関係者に聞いたところ、「米国企業と取引のある法人顧客は、ファーウェイのモバイルWi-Fiルーターを選びづらい。日本メーカー製も用意し選択肢を与える必要がある」という。

これまで、日本メーカーもモバイルWi-Fiルーターを手がけていたが、どうやらギブアップしたため、シャープにお鉢が回ってきたようだ。

NTTドコモ向けのファーウェイ製品といえば、モバイルWi-Fiルーターだけでなく、タブレットやキッズケータイなどもある。今後、スマホ以外の製品も、日本メーカー製に切り替わっていく可能性がありそうだ。

任せていては国が滅びる。あの政治家たちがパーティで公言した事

現在、世界経済を揺るがしている米中経済戦争は、世界覇権をかけた米中決死の戦いだという共通認識になりつつありますが、日本政界の見解にはズレがみられるようです。AJCN Inc.代表で公益財団法人モラロジー研究所研究員の山岡鉄秀さんは、無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』で、自身が参加した、自民党最大派閥パーティーで見聞した有力政治家の国際情勢認識を紹介しています。

国民には政治家を育てる義務がある

先日、東京プリンスホテルで開催された、自民党最大派閥である清和政策研究会のパーティーに行ってきました。言わずと知れた安倍総理の派閥です。

人の多さにびっくり!なんと5,000人以上の出席者がいたそうです。まさに日本の政治の中心ですね。

私も行って良かったです。挨拶に立った著名政治家のスピーチを聞いて、日本の舵取りを担う先生方情勢認識がよくわかりました。

細田博之清和政策研究会会長

 

「米中貿易戦争が勃発しているが、保護主義が台頭するのはよくない。日本は反対の立場だ」

米中貿易戦争は米中覇権戦争。米国の技術を盗みまくる一方で「米国を押しのけて世界の覇権を握る。台湾統一に武力行使も辞さない」と公言して憚らない中国の脅威はもはや洒落にならないから、トランプも返り血覚悟で戦わざるを得ない

私の眼には追い詰められて焦る米国の必死の姿が映ります。

中国が仕掛ける超限戦は本当に凄いです。豪州では「やりたい放題」と形容してもおかしくありません。ありとあらゆる手段を講じて、外国の自治権を無視して自分たちに都合の悪い言論を弾圧し、選挙にも干渉します。そして、その先兵となっているのが中国本土から流れ込む移民なのです。保護主義とかいうレベルの話ではありません

岸田文雄政調会長

 

「日中関係は劇的に改善いたしました!」

尖閣海域への中国公船の侵入、止まりましたっけ?中国で拘束された日本人に実刑判決が出ていると報道されていますよね?見殺しでしょうか?米国に押されて苦しいから日本叩きを一旦停止するのは当たり前ですよね?

石原伸晃近未来政治研究会会長

 

「ヨーロッパでは極右が台頭して移民を排斥しようとするなど、世界は右傾化している。自国優先の政策は国を滅ぼす。日本は全ての国々と仲良くやる」

いまや世界では移民が安全保障上の大問題になっていますね。外国人労働者大量導入に踏み切った日本ももはや他人事ではありません。右傾化なんていう単純な問題ではありません。それを理解せずに全ての国々と仲良くするなんて、まさに日本国憲法の理念。国を滅ぼします。

日本かなりやばいかもしれない。

後で聞いてみたら、そう思った方も多かったみたいです。

そんなわけで、本来、一般の国民が触れられない情報を得られる立場にいる方々の認識が非常に甘い可能性があることがわかって有意義でした。

「数学は生きていく上で役に立たない」説を現役教師が完全論破

子供から「勉強ってなぜ必要なの?」と聞かれ自信を持って答えられる方、どれくらいいるでしょうか。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では現役教師の松尾英明さんが、学校の授業で得られる「数学的な考え方を身につけること」がいかに重要か、学びの本質を力説しています。

教科に魅力を感じる大切さ

学校の授業に関しての雑感。

生きていく際に数学的な考え方は非常に役立つ。算数・数学は生きていく上で役に立たない、みたいな俗説があるが、それは数学から逃げている人の虚言である。個人的には、学校で学ぶ教科の中では、実際は一番に立つのではないかと思っている。

なぜか。理由はたくさんあるが、顕著なものの一つとして、論理的思考が身に付くからである。

例えば関数というとXやYといった文字を用いた単なる計算と思い浮かべるかもしれないが、そうではない。

例えばX→Yという関係を考える時、このXとYは関数である。

XがどうなるかによってYが変わる、あるいは、Xという要因によってYができている、というような考え方全般が関数である。二つの因果関係を示すのが関数である単なる計算の道具ではない

これは、人間関係に応用できる。例えば仕事の楽しさと掃除には一見関係がないように見える。しかし、この二つは、関数による相関関係である。

掃除を一生懸命やると場に対しての愛着が湧く。しかも気分がいい。そうなると、仕事がスムーズに進む上、楽しくなる。加えて衛生状態がよくなるために、健康的に働き続けられる。

単純化したので多少飛躍もあるが、この二つには相関があると考えられる。つまり、あらゆるものの因果関係について分析するような考え方は数学的である。

数学の「0という概念も面白い。インドにおける0の誕生には、筆算とも関係があるそうである。演算上で、空位の数を記述する必要があったという。しかし、数というのは「存在するもの」「数えるもの」という概念があったために、無を表す0という発想になかなかならなかったという。

※出展:「ニュートン別冊 無(ゼロ)の科学

ないのに、ある。あるけど、ない。禅問答のようで、哲学的である。

色々書いたが、結論。何かを教えるという時には教える側がそれに対して魅力を感じていた方がいい。国語でも体育でも何でもそう。もっというと、学校というものそのもの、授業というものそのものに対しても、である。

だからこそ、他を変えようとする「研究」よりも、自分を変えようとする「修養」を大切にしたい。

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【書評】お~い!竜馬って奴は幕末のヒーローじゃないらしいぞ?

歴史マニアの中でも戦国時代と比肩するほどの人気を誇る「幕末」。多くの俊英たちがたくさんのエピソードを残していますが、どうやらそのすべてが「真実」だとは言えないようです。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』では編集長の柴田忠男さんが、幕末通説の「ウソ」を解き明かした一冊を紹介しています。

偏屈BOOK案内:『最新研究でここまでわかった 幕末 通説のウソ』

71lgXqWUYuL最新研究でここまでわかった 幕末 通説のウソ
日本史の謎検証委員会 編/彩図社

仰々しい名称の委員会だが、学術的研究組織ではなく編集制作プロダクションが実体であろう。通説のウソ・シリーズとして、幕末のほか戦国時代、日本史の3冊が出ている。いわゆるコンビニ本。低品質の用紙で220ページと厚みがある。幕末の通説49件を最新研究で検証するというスタイルで、1件あたり4ページの構成。

「西郷隆盛はおおらかで寛容だったというのはウソ」から始まって、「ええじゃないかが自然に発生したというのはウソ」まで。写真は2か所に2~4点。まず通説、そして真相というパターン。大事な記述はゴシック体+網かけの帯。主要参考文献・ウェブサイト一覧に39件。これまでの研究で明らかになった歴史の新説を一冊にまとめたとかで、えっと驚く物件はないが、そこそこ面白い。

〈大久保利通は権力を握って私利私欲で動いたというのはウソ〉

「権力を掌握した大久保は私利私欲のために政治を行った」「盟友である西郷隆盛を見殺しにするなど血も涙もない政治家だった」などというのが「通説」だというが、そうだったかなあ。もっとも大久保については、わたしも詳しくは知らない。

さて大久保は、厳格でとっつきにくい人間ではあったが、私利私欲で動くタイプではなかった。欧米視察によって西洋文明の先進性に衝撃を受けた大久保は、このままでは欧米の植民地にされるという危機感を抱いていた。それが自身に特権を集中させ強引な改革へとつながった。大久保には近代化に向けた「30年計画」があり、予算のつきにくい公共工事に私財を投じ大借金を抱えていたという。

〈坂本龍馬の船中八策が大政奉還の基礎となったというのはウソ〉

現在、龍馬が行ったとされる数々の逸話には、疑問が呈されている。とくに「船中八策」は原本が見つかっておらず、龍馬がつくったという証拠もない。薩長同盟の仲介についても、その役割は限定的だったようだ。龍馬は薩長の裏方だった。いまや、決して幕末のヒーローではなかったというのが有力な見方になっている。

幸せな結末のため。老朽化マンション「終活」成功例から学べる事

老朽化したマンションの終活。区分所有者が一人でも反対すればそこでストップがかかってしまい先が見通せなくなる中で、解体、敷地売却という理想的なルゴールにたどりついた奇跡のような一件があります。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者の廣田信子さんが、湯沢町のリゾートマンションの終活を取り上げ、その困難さと「奇跡」を記しています。

解体・敷地売却できたリゾートマンションの奇跡

こんにちは!廣田信子です。

朝日新聞(5月10日)に、新潟県湯沢町で老朽化したリゾートマンションの一つが解体され更地として売却された…との記事がありました。これは、リゾートマンションとしては初めてのケースだと思います。このマンションは、上越新幹線越後湯沢駅から車で約30分、苗場高原にある1975年築(築44年)の6階建て30戸のマンション。苗場のリゾートマンションの草分け的な存在だったといいます。

バブル期には新築リゾートマンションが次々に建ちましたが、バブル崩壊後はこのマンションも利用者も減り、滞納が相次ぎ、修繕もままならなくなっていました。このままでは廃墟になる…と、2014年、所有者の何人かがようやく動き出しました。

まず、やったことは、把握できなくなっていた区分所有者を登記簿で調べること。そして、調べた区分所有者の住所にアンケートを郵送して意向を聞きました。28人中21人から回答があり、使い続けたいという人はゼロだったといいます。

2015年には、臨時総会を開いて管理組合を再起動し、解体の方針が決まりましたが、問題は、所在が分からない区分所有者の存在です。28名中4名はあて先不明で返ってきていました。所有者を探して、合意を取り付けなければ、解体も敷地売却もできません。法人所有で、会社の倒産等で、所有者が次々と変わっているものもあり、追いかけるのはたいへんな仕事です。

このたいへんな仕事に当たったのは、マンションの管理会社エンゼルのOさん。リゾートマンション専門の管理会社で、滞納問題と格闘してきた方です。

所在不明の法人の関係者を、名前を頼りに探し出すなど、尋常じゃない努力でようやく全員を把握。しかし、区分所有者の一人多額の滞納ありが解体に反対。それを、Oさんが、「このままでは、幽霊屋敷になって、事故が起きたら、責任が問われますよ」と説得し、ようやく解体の全員合意にこぎつけたといいます。

幸い、敷地は近くのペンションの経営者が500万円で買ってくれることになりましたが、最後まで解体に反対した人は、何とか解体には同意しても、敷地売却には反対したため、敷地が売却できません。しかたがないので、その反対者に対し、管理費等の滞納を理由に、区分所有法59条の競売を求めて訴訟。それが受理されました。

敷地が売却でき、滞納管理費のうち1,000万円を回収でき、残っていた修繕積立金の3,500万円と合わせて、区分所有者の追加負担なしで解体ができ、無事、区分所有者の責務から解放されのです。動き始めて管理組合解散まで5年かかっていますが、これは、ものすごく幸運なリゾートマンションの最後の迎え方だと思いました。

まず、誰もこのマンションに住んでおらず今後の利用も考えていなかったということがある意味幸運だったのです。もし、不動産価格が下がった後、老後の住まいにと購入した区分所有者が1人でもいると、解体の全員合意は難しくなります。そして、30戸と規模が小さかったことも幸いして、全員合意にこぎつけられたのだと思います。区分所有者が多いと、なかなか、まとまらなかったでしょう。

また、敷地面積も小さく、スキー客にはいい立地だったので、買い手が現れたというのも幸運です。スキー場からも駅からも距離があり、しかも、大規模な敷地となると、なかなか買い手が現れないことも考えられます。

また、理事会が機能しておらず、利用者もほとんどいなかったので、一部の区分所有者がまじめに払い続けてきた修繕積立金が使われずに残っていたことも幸いしたと思います。最後を考えないで、修繕積立金を、自転車操業的に維持管理に使っていたら、解体費用も残っていなかったでしょう。

自分も日々も、変えられる。精神科医が紐解く映画「キングダム」

絶賛公開中の話題の映画「キングダム」。週刊ヤングジャンプで連載されている漫画が原作の当作ですが、今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生によると、心理学的に非常に重要な点があるとのこと。ゆうき先生はどのような点に注目したのでしょうか。

映画「キングダム」に学ぶ、奴隷が出世する最大の秘訣

こんにちは。ゆうきゆうです。

映画「キングダム」を見て来ました。色々と話したい点があるのですが、中でも一番感動した、心理学的にもっとも重要な点を述べます。

映画「キングダム」は、とても味があった

というわけで、映画「キングダム」を観て来ました。こちらは、週刊ヤングジャンプに連載されているマンガ。現在、50巻以上発刊されています。すさまじいです。色々な所で話題になっていたので、自分自身、興味をもって、読んでみました。50冊…。すごい量ですが、飽きさせることがないので、スイスイ読めました。

一言でいうと、「秦の始皇帝の話です。世界史で学んだ方も多いかもしれません。その始皇帝の若いころから話が始まり、彼がどうやって帝国を築いていったか…というドラマになります。主役は始皇帝ではなく、その部下(かつ友人)でもある「信」という少年です。

さてまぁ、とにかくマンガも読んだことがあったので、あらためて映画を観てきたわけです。何と言うか、いや、最初から最後まで迫力あって良かったです。くわえて一人一人の俳優陣に味があって、とても面白かったです。

個人的にベストは悪役の本郷奏多さん。始皇帝の弟を演じています。まさに「美形の小物」という感じで素晴らしかったです。

そしてヒロインである橋本環奈さん。個人的に、橋本環奈さんって、「藤原竜也さんがどの映画に出てもちゃんと藤原竜也さん」なのに匹敵するくらい「どの映画に出てもちゃんと橋本環奈さん」だと思っておりまして。どこに出ても隠しきれない「おーっほっほ わたくし、橋本環奈でございますよー!」みたいな雰囲気というか。

カレーライスとかでたとえるなら、ニンジンとジャガイモと橋本環奈さん、みたいな。ぜんぜん溶け込んでない。全力で橋本環奈さんがいる、みたいな。ただこの映画では、いい意味でそれがなくて、いい意味で材料の一つになっていて、自然に溶け込んでいました。良かったです。

さてとにかく、俳優陣が一人一人、いい意味で味があって素晴らしかったのですが、純粋にストーリー的に感動した、何より重要な点を一つあげます。