「ミニ四駆」が第三次ブーム。大人ファン必読メルマガ、好評配信中!

現在、第三次ブームが続いているミニ四駆

子どものころに夢中になった大人たちが、再びハマっている姿も多く見られる今のブームですが、そんな“大人のミニ四駆ファン”にピッタリなメルマガ『ミニ四駆チャンピオンズ「チームはいれぐ こむお」の限られた時間で挑むミニ四駆頂点』が、この3月から配信をスタート。そのすこぶる実践的な内容に、一部のファンから注目が集まっています。

著者のこむおさんは、全国各地の大会で活躍を続けるミニ四駆ファンならお馴染みの存在で、あのタミヤが現在60名だけ認定(2016年3月22日時点)している、名誉ある称号「ミニ四駆チャンピオンズ」を得ているレーサーの一人。

……とはいっても、ミニ四駆に人生のすべてを捧げる、“仙人”のようなお方ではなく、普段はサラリーマンとしてお勤めをされ、ご家庭では6歳の2児(双子なんだそうです)の良きパパなんだとか。つまり趣味の範囲内で、全国レベルの好成績を残しているワケなんです。

そんなこむおさんが“大会で勝つための主な要素”として挙げているのが、「公式大会コース攻略/マシン設定」「改造」「レースマネジメント」「取り組み方」の4つ。最新号では、そのうちの「レースマネジメント」の一環として、“優勝を意識した電池戦略”を前・後編に渡って解説しています。

今回は特別に、その前編を少しだけ公開! ……ふむふむ、目先の1レースを勝つのと、複数回のレースを勝ち抜いて優勝するのでは、使用すべき電池は全く違ってくるようですね。

“大人の財力”でマシンをバリバリに改造してみたものの、大会ではさっぱり勝てない……そうお悩みのミニ四駆ファンは、結構多いはず。そんな方は“モーター約1個分”よりお得な購読料で読めるこのメルマガで、トップレーサーのノウハウを手に入れてみてはいかがでしょうか?

大炎上した花見の場所取り騒動。これって違法?弁護士に聞いてみた

今年は桜見物目当てで来日する外国人も多く、「花見の場所取り」が一層加熱したようです。中でも某大手建設会社が公園の半分以上をブルーシートで占拠するという騒動はメディアでも話題となりましたが、これ、違法行為ではないのでしょうか。この件について、無料メルマガ『知らなきゃ損する面白法律講座』で法律のプロが解説してくださっています。

花見の場所取りは犯罪?

ある大企業の社員が横浜市内の掃部山公園の半分以上にブルーシートを敷きつめ、5日間公園を占拠しようとして世間の注目を集めました。ブルーシートには社員が使わない時間帯の朝から夕方までは誰でも「ご自由にお使いください」との断り書きがありましたが、「何様のつもりだ」とちょっとした「炎上」騒ぎになってしまいました。

これほど大規模ではないにしても、花見のために公園の一部を思い思いに占拠し、いわゆる「場所取り」として事前にブルーシートを設置している光景は特に珍しくありません。このような場所取り行為は法的にどのように評価されるのでしょうか?

都市公園法」では、「都市公園に公園施設以外の工作物その他の物件又は施設を設けて都市公園を占用しようとするときは、公園管理者の許可を受けなければならない」(都市公園法6条1項)と規定されています。違反者には六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金」(都市公園法38条2号)が科される可能性もあります。

また、「工作物その他の物件又は施設を設けて都市公園を占用」したとはいえない場合にも、各自治体の条例により独占的な利用行為が制限されており、横浜市公園条例でも「競技会、展示会、博覧会、祭礼、集会その他これらに類する催しのため公園の全部または一部を一時的に独占して使用」しようとする者は、「市長の許可を受けなければならない」とされています(横浜市公園条例6条1項6号)。したがって、公園を独占的に占有利用しようとする場合には許可が必要なようです。

ただし、許可には黙示的なものも含まれますので、ある程度の場所取りについては、黙示的な許可があると評価することができるでしょう。しかし広範囲かつ長時間の場所取りについては、黙示的な許可があると評価することは困難ですので、違法となる可能性があります

今回大企業の社員が場所取りを行った掃部山公園では園内に「通路上(白線内側)の場所取り禁止」「無人の場所取り禁止」との看板が掲げられており、後者に明確に違反していることからも、黙示の許可があったと評価するのは難しいといえるでしょう。

なぜか足がカユイ、イタイ…それ「むずむず脚症候群」かもしれません

正体不明の脚のかゆみや痛み、不快感などが慢性的に生じ、特に夕方から夜間にかけて症状が強く出るという人は、「むずむず脚症候群」の可能性があります。

冗談のようなネーミングですが、実は300年以上もの昔から知られている病気です。

悪化すると慢性的に全身が痛む(慢性疼痛)になったり、うつ病を発症する原因になったりする可能性もあるため、決して侮れません。

一体どういう病気なのか、詳しく見ていきましょう。

むずむず脚症候群とは?

「むずむず脚症候群」は、「レストレスレッグス症候群」(RLS)や「下肢静止不能症候群」とも呼ばれます。脚にむずむずするような異常感覚や痛み、不快感などを感じ、脚を動かさずにはいられなくなる神経の病気です。

この異常な不快感覚には、「布団に寝ていられない」あるいは「途中で目が覚める」など睡眠障害の症状が伴います。つまり、むずむず脚症候群は、神経の病気であるとともに睡眠障害の病気でもあるのです。

むずむず脚症候群は、17世紀のヨーロッパの医学書にも書いてあり、古くから知られている病気です。

しかし、近年でも適切な診療科を受診しないと診断を受けられず、医師側もこの病気の知識がないと見過ごしてしまう可能性があります。

むずむず脚症候群の特徴

むずむず脚症候群の脚の不快感には個人差があり、足がほてる、虫が這う感じがする、かゆい、痛いなど、さまざまな表現が見られます。いずれも脚の表面ではなく奥の方で感じる症状が、共通しています。このため脚を動かしたいという強い欲求にかられます。

これらの症状は、じっと座っている時や横になっている時に現れる・悪化する傾向があります。ただし、安静時でも仕事や趣味などに集中していると、症状が現れにくいことがわかっています。脚を擦り合わせる、さする、叩く、足踏みをするなど、脚を動かすことで症状が軽くなったり消失したりします。

日中にも症状が出ますが、特に夕方から夜間にかけてひどくなる傾向があります。特に夜寝る際に出やすいため、不眠の要因にもなります。さらに、就寝中に脚が無意識にピクンピクンと動くこともあるので、安眠が妨げられます。これらの症状は生活の質(QOL)に影響してきます。

むずむず脚症候群の3つの原因

日本では、むずむず脚症候群の患者は全人口の2〜8%と言われています。

女性の有病率が高く、年齢に伴い上昇します。

正確な原因はまだ解明されていませんが、

・神経ホルモンである「ドパミン」の機能障害
・鉄代謝障害
・遺伝的要因

の3つが主な原因ではないかと考えられています。

また、ほかの病気の影響で症状が出る場合もあります(=二次性症状)。

二次性のむずむず脚症候群を引き起こす代表的な病気は、「鉄欠乏性貧血」や「慢性腎不全」(特に透析中)、「パーキンソン病」などです。このほか、月経過多や妊娠による鉄分不足や、さまざまな薬剤の服用などが原因で起きることもあります。

診断と治療

むずむず脚症候群は睡眠と深く関係していることから、睡眠障害を専門に治療している医療機関を受診する医療機関を受診するといいでしょう。睡眠障害を扱っている神経内科や精神科で治療を受けられます。

通常は問診を元に診断します。

ほかの病気との鑑別診断では、血液検査を実施し、鉄欠乏の状態や腎障害の有無などを調べます。補佐検査として、「終夜睡眠ポリグラフ検査」や家庭内でできる「アクチグラフ検査」などがあり、睡眠の深さや持続時間、周期性四肢運動の有無などを確認します。

アクチグラフは活動量を連続して測定できる体圧センサーを用いた計測器です。これらの検査をとると、眠っている間に本人の意思とは無関係に脚の関節などが周期的にピクつく運動は、むずむず脚症候群の患者の80%以上に見られると言います。

中高年女性は知っている!

2013年に日本のむずむず脚症候群の患者会が5万人の一般成人を対象にアンケート調査を行ったところ、むずむず症候群という病気があることを知っていると答えた人は、女性50% 男性25%でした。

特に40〜60歳代の女性で「知っている」と答えた人が多く、この病気が女性に多く、また年齢とともに症状を訴える人が増えることと一致しています。直接命にかかわる病気ではありませんが、QOLを大きく左右するため、自覚がある人は早めに受診するといいでしょう。

執筆:南部 洋子(看護師)
監修:坂本 忍(医学博士、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)

 

<執筆者プロフィール>
南部洋子(なんぶようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師 株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦
人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー

 

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不登校でも「いじめ」を認めない学校。聞こえてくる親たちの悲鳴…

3月に文科省が発表した「いじめによる長期の不登校に関する指針」。無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、被害者の立場に立つという姿勢を鮮明にした点を評価できるとしながらも、第三者委員会の人選等についてはまだ改善の余地があると指摘しています。

いじめによる不登校

先月、文部科学省から、いじめによる長期の不登校に関する指針が発表されました。いじめによる不登校の中でも、特に「重大事態」となった場合の調査等について、そのあり方を学校等に示したものです。

2013年9月に施行された「いじめ防止対策推進法いじめ防止法)」は、「重大事態」を、

  1. 心身や財産に深刻な被害が生じた疑いがある場合
  2. 相当期間欠席を余儀なくされている疑いがある場合

としています。その上で、学校や教育委員会に調査組織の設置を義務付けています。

この2.の「相当期間」は、文科省の「不登校」の定義を踏まえ、年間30日を目安にしています。ただし、児童生徒が一定期間、連続して欠席している場合は、この目安にかかわらず迅速に調査に着手することを、文科省の「いじめ防止基本方針」は規定しています。しかし、自治体によって対応にばらつきがあることが課題とされています。

今回の「指針」には、以下のようなことが示されています。

  • 学校は、重大事態に至る前(判断の目安となる30日になる前)から、教育委員会などに報告・相談すること。
  • 同じく重大事態と判断する前から、関係する児童生徒から聴き取りを行うこと。
  • 重大事態が発生した場合は7日以内の報告が望ましい。
  • いじめられた児童生徒を徹底して守り通すということを教職員が言葉と態度で示すこと。
  • いじめた児童生徒に対しては、その行動の背景に目を向けるなど教育的配慮の下で指導を行うこと。
  • いじめを行った児童生徒への指導・支援方策も記載すること。
  • 詳細な事実認定が必要な場合は、弁護士や警察OBなど外部の専門家への依頼も検討すること。
  • 調査結果はいじめられた児童生徒や保護者に説明すること。
  • 調査結果を調査報告書にする。
  • 調査報告書などの保存期間は5年とすることが望ましい。

この指針では、学校のとるべき対処として、重大事態に至る前から、報告、相談、聴き取り調査など行い、迅速な報告を求めています。また、いじめられた子供を守る姿勢を明文化し、調査に専門家を入れることを促し、調査結果の説明、調査報告書の作成、保存など、いじめ被害者側に立った内容となっています。従って、「被害者の立場に立つという姿勢」を鮮明にした点は高く評価できると思います。

ただ、私たちへの相談では、「不登校になっているのに学校がいじめを認めない第三者委員会にいじめを調査してほしい」という保護者の方も少なくありません。重大事態と判断されたならば、ただちに「第三者委員会」を設置することを盛り込む必要があると思われます。

春に花粉症の症状が出やすい意外な理由。4月はストレスにご注意を!

4月になりすっかり暖かくなってきましたが、実は春は心身ともに燃料切れを起こす時期でもあるそうです。メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』では、春に花粉症の症状が出やすい理由から、身体がストレスを溜め込んでいないかを診断する方法とその対処法について紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

東洋医学的な4月の花粉症

ちまたでは、スギ花粉がおさまりはじめ、つづいてヒノキの花粉が舞い始めるとのこと。 杉よりもヒノキの花粉に過敏な人は、春本番から花粉症症状がひどくなるのだとか。 

東洋医学的には疲れが原因

年度替わりを迎え新しい環境でスタートするも、寝不足や過労、無理がたたって心身ともに燃料切れする時期です。 また、急に気温が上がりはじめると、代謝もどんどん悪くなり、疲れのたまったカラダは自然と体温が下がります。 体温が下がりカラダの力が弱まると、抵抗力だけが過剰に働きはじめます。 外界の刺激に対して過敏になるわけですね。 このため、疲れをためこんだ年度替わりのカラダは、たまった疲労が原因で免疫系統が過敏になり、花粉症症状をおこします。 

大事なのは疲れた冷え対策

季節はずれかもしれませんが、おへそから下に湯たんぽをかかえて毎晩眠るようにします。 

パジャマや寝具は薄手のもので構いません。 下腹がよく温まると汗をかきはじめます。 みぞおちから膝くらいまで、布団をかけていれば十分です。 手足の先まであたたまり、汗ばむようなら良い兆候です。 

日中も、おへその両脇から下にカイロを左右に貼ってすごします。 

  • 便通の回数や量が少ない
  • 下腹がポッコリ出る
  • よくころぶ、つまづく
  • へっぴり腰、猫背、アゴが前に出る、ほおづえをつく

こんなひとは、慢性疲労でカラダの精力をとても消耗しています。 精力を消耗すると、足腰がのびなくなります。 回復する時間と回復力を高めるためには、つねに下腹を保温することが必要です。 便通のリズムが戻り、排尿量が増えてくると、カラダの回復を促す腎機能や肝機能がたかまり、代謝があがってきたサインです。 

ITジャーナリストが推す、ビデオ視聴に最も適したタブレットはコレだ

6年前の初代iPadの登場以降、タブレットPCは一般的なものとして普及しましたね。今では各メーカーから様々なタブレットが登場しています。メルマガ『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』では、ITジャーナリストの一条真人さんが、数多くあるタブレットの中で「ビデオ視聴をするならコレ!」とオススメする逸品を教えてくれています。果たして、そのタブレットとは?

ビデオを視聴するためのベストタブレットは?

スマホよりも画面が大きいタブレットは、校正を見たり、ビデオを見たりする環境としては優れている。最近もiPadの新機種が登場し、話題になっているが、これは従来のアップルの方向性とは逆にペン入力に優れているところが面白い。

タブレットを紙代わりに使うには、やはりペンが便利だ。指先では細かい入力ができないので当然だ。仕事向けのタブレットにはやはりペン入力が必要なのだろう。

さて、そんな仕事とは逆方向とも言える映画やドラマ視聴におけるタブレットに重要なのは、スタンドを内蔵することではないかと思う。単体で置いて動画をみられるのは便利だ。言うまでもなく、これをメジャーにしたのはマイクロソフトのSurfaceだ。

それではSurefaceがドラマや映画視聴にベストなタブレットか?というとそうでもない。

まず、普通のタブレット並にサウンドが弱すぎる。そして、ディスプレイの表示が映像向きのチューンではない。あくまでもパソコン的にコントラストが高くない。それはそうだ。普通の人なら、テレビ画面で仕事をしたら目が疲れてしょうがないだろう。

これに対して、テレビ的なキャラのディスプレイを搭載し、サウンドも比較的優れたタブレットが存在する。それがシャープの「AQUOSファミレド」だ。ちなみに、このタブレットは昨年11月に発売されたが、あまりメディアの注目を集めていないようだ。

このタブレットは16インチの大型ディスプレイを搭載し、アクオス的な画質を実現している。そして、そのスピーカーはステレオで、ビデオ映像の視聴を視野に入れたナイスなものだ。

僕は主にオンデマンドビデオを視聴しているのだが、テレビチューナーも付属している。このチューナーは外付けワイヤレスで映像と音声をWi-Fiで転送するようになっている。チューナーユニットには有線LANポートが搭載されており、チューナーユニットを使ってテレビを見るときはインターネット接続は有線を使うことになる。

AQUOSファミレドの背面上部には折りたたみのハンドルが付いていて、持ち運びやすくなっている。このあたりも普通のタブレットと違うところだ。さらに充電で5時間ぐらい動作するので、家のなかをあちこちもちあるいて視聴することもできる。そして、防水なので台所や風呂場でも使える。

使ってみると実に便利でオンデマンドビデオを見続けてしまう。今後、こういう家のなかをどこでも持ち歩いてテレビが見られるデバイスというのは、1つのジャンルになる気がする。(一条真人)

imaged by:Shutterstock

 

旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】

著者:神原サリー/一条真人/岡安学
家電コンシェルジュの神原サリーとITジャーナリスト一条真人、デジタルライター岡安学の3人でお送りするメルマガです。家電の話題を中心に、雑誌やWebでは書ききれない、書けないようなディープな内容、また逆に些細な話題を取り上げていきます。ご質問、ご要望は随時募集していますので、ドシドシメールしてください。
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「在日米軍の撤退」は的外れ?米メディアが日本を擁護するワケ

アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、トランプ氏の「在日米軍撤退論」を厳しく非難し、日本を擁護する内容を掲載したことが話題となっています。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さんは、WSJの発言はすべて事実に基づいたものであり、ようやくアメリカのメディアも「本当のこと」を伝えるようになってきたと評価しています。

WSJ、トランプの「在日米軍撤退論」を批判、安倍改革を絶賛

世界と日本に衝撃を与えた、トランプさんの「対日観」。

  • 在日米軍を撤退させる可能性がある
  • 日本の核武装を許す
  • 朝鮮半島で戦争が起こっても、アメリカは関わらない

これ、ホントに有言実行したらどうなるの? ダイヤモンドオンラインに詳しく書いておきましたので、まだの方は、ご一読ください。

トランプ大統領誕生なら米国は覇権国家から転落する

さて、アメリカ有力メディアがトランプさんの無知を指摘しています。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)4月8日付。

在日米軍、米国民には安い買い物

を見てみることにしましょう。

日本は、十分「金」を払っている

まずWSJは、「トランプが何を主張しているのか?」を解説しています。

トランプ氏は先月、米国は日本と韓国の「面倒をみているが、(その見返りとして)何も得ていない」と発言した。

 

同氏は米国が日韓両国とそれぞれに締結している安全保障に関する条約の再交渉もしくは破棄を訴えている。これらの条約は5万人規模の在日米軍と2万8,000人規模の在韓米軍を配備する根拠となっている。

面倒は見ているが見返りは何も得ていない

だから、「撤退させる可能性もある」というのですね。米軍が撤退しない条件は、「在日米軍の駐留費用を大幅に増やすこと」です。

だが、これらの条約は一方的なわけでも、米国が負担しきれない取り決めでもない。

 

日本と韓国は現在、駐留米軍経費の半分近くを負担している。年間で日本は約20億ドル、韓国は約9億ドルだ。

 

仮に日韓から駐留米軍が撤退すれば、米国の納税者の負担は増えるだろう。しかも、壊滅的な戦争が起きてきた地域の平和と繁栄を数十年間にわたって持続させてきた価値を抜きにしてだ。
(同上)

日本は、米軍の駐留費用の約半分を負担している。その額は、年間20億ドル(約2,200億円)であると。トランプさんは、「100%負担させろ!」といっています。つまり、「年間40億ドル(約4,400億円)払わせろ!」と。これ、日本にとってはどうなのでしょうか?

私は、「払える額」だと思います。もし在日米軍が撤退し、日本が単独で自国を防衛しようとすれば、今のように「GDP1%」では済まないでしょう。これを、世界の平均的レベル「GDP2%」程度まで上げるとします。すると、今の防衛費がざっくり5兆円として、10兆円になる。つまり、年間5兆円の負担増となります。要するに、トランプさんの無茶に聞こえる要求を聞いても、日本にとっては、「まだ安い」ということですね(「それが属国根性だ!」など、「精神論」の話は、別の機会に)。

米軍の駐留費用を「100%」面倒みると2,200億円増という話でした。ちなみに、日本は、ウクライナに約2,000億円の支援を約束しています。自国の国益にほとんど関係ないウクライナに、「ポン」と支援を約束した。2,000億円というのは、日本政府にとって、その程度の額なのです。

しかしWSJは、「現時点で、日本はすでに十分払っている」というありがたい主張です。

太平洋における米軍の4大建設プロジェクトは日韓両国が300億ドル超を負担しているため、米国の納税者の負担はわずか70億ドルに過ぎない。トランプ氏は建設に関わる人間として、そのことを知れば関心を持つかもしれない。

 

(中略)

 

日本は岩国の米海兵隊航空基地の必要経費約50億ドルのうち94%を負担しているほか、普天間基地の移転にかかる約120億ドルを全額負担している。日本はさらに、米領グアム島の新基地に必要な経費30億ドルの36%をあらたに負担している。
(同上)

グアム新基地の金まで出している。トランプさんに、是非知ってほしいものです。

ここにも地方と中央の差。地方新聞にはびこる「大阪ジャーナリズム」

軍事アナリストの小川和久さんが配信するメルマガ『NEWSを疑え!』では、元毎日新聞大阪本社編集局長の朝野富三さんが語った「大阪ジャーナリズム」という地方紙の問題点を定義した言葉を紹介しています。なぜ大阪などの地方紙は人間に興味を絞った情緒的な記事が多いのか? 小川さんは、これを大阪のみならず地方紙全般に見られる問題点だと語り「東京本社版と同じ紙面で全国を統一してもらいたい」と持論を述べています。

大阪ジャーナリズム

耳慣れないかもしれませんが、「大阪ジャーナリズム」という言葉があります。

これを教えてくれたのは元毎日新聞大阪本社編集局長の朝野富三さんですが、次のようなことを意味しているようです。

朝野さんは、「あえて東京ジャーナリズムと大阪ジャーナリズムという分け方をします」と断ったうえで、「主要各紙は大阪に社会部しかおいていません。だから、たとえば安全保障や軍事の問題を伝えるにも、反戦や平和などきわめて情緒的な報道になってしまうのです」と話してくれました。これは、以前から私が感じていたことと同じで、まさに我が意を得たりの思いでした。

朝野さんがいうように、新聞の大阪ジャーナリズムは、もっぱら社会部だけが突出して、独自の記事をつくっていきます。もちろん、それが当たる場合も少なくありません。一方、大阪に対して東京ジャーナリズムは、社会部のほかに政治部、経済部、外信部、文化部などがありますから、それらの社内競争や緊張関係のなかで記事がつくられていきます。

東京の場合、政治・経済・国際問題などにも目配りした、よりバランスの取れた記事になりますが、大阪では、どうしても読者の心情に訴え、人間に興味を絞った情緒的な記事が多くなります。その結果、大阪ジャーナリズムは公害、交通戦争、差別、青少年といった社会ネタでは真価を発揮できても、安全保障、外交、軍事といった分野では、扱いが小さく舌足らずで、しかも誤りや曖昧な部分を含む記事が目立ってしまいます。大阪の経済界などに見られる情緒的平和主義の元凶は大阪ジャーナリズムにある、といっても過言ではないでしょう。

そんなところから、朝日新聞の社長退任にまで発展した慰安婦問題をめぐる「吉田証言」問題も生まれたのは間違いないところです。要するに情緒的で、派手な見出しが躍るような事象にのみ飛びつく傾向が否めないのです。

そういう問題は、専門的学識を育まなければならない研究者の世界にも影を落とす結果になっています。

12歳にして将来の青写真を描くオランダの子ども達、学力に応じた3つの道

「〇〇君は、政治に詳しいんだよ。〇〇代議士が提案する今の政策には、疑問を持っているんだ。将来、彼は政治家を目指してるから、〇〇大学で勉強するんだって」

「〇〇ちゃんは、読解力が抜群で算数の成績は中学生レベル。飛び級しているから、あと2~3年で〇〇大学へ行く予定なんだって」

今の時期、このような会話が小学8年生(日本の小学6年生に相当)たちの間でさかんに交わされている。それにしても、将来のこととは?大学とは?小学6年生といえば、まだ12歳だ。にもかかわらず、彼らは己の未来の青写真を描き、クラスメートの将来を具体的に示唆できるようなのだ。

将来を決める「共通テスト」

小学校卒業時で、「将来」が決まってしまう教育制度とは一体、どんなものなのか。親を含め、教育者からも賛否両論なのではないだろうか。答えは「Nee(蘭後で、いいえ)」だ。

オランダの子どもたちは、小学1年生(日本では幼稚園の年少組)の頃から、8年生までの8年間、年に2回ずつ文部省認定の共通テストをうける。これは、LVS-Cito(Leerling Volg Systeem)と呼ばれ、算数(計算)と国語(スペリングと読解)の2科目のみのテストで、各生徒のテストの結果はコンピューターによって分析後、記録に残される。

小学7年生(日本の小学5年生)の学期末を迎えると、このテストの記録を基にした「将来のアドバイス」が各担任から通達される。これは「プレ通達」と呼ばれ、各生徒の成績の伸びを担任が分析し、将来はどのような方向に進むべきかを親と子どもに簡単にアドバイスする目的を持つ。

そして、小学8年生になると最終的な通達がなされる。将来を確実に見極めさせるため、上記の共通テスト結果を基にして学力別に3つのカテゴリーに振り分けられるのだ。これは端的にいえば、学力差に応じ、各生徒に最も適した学習コースへ導くことを意味する。

成績優秀な生徒は大学進学準備コース(6年制)へ、平均的な生徒は高等学校コース(5年制)そして、勉強があまり得意ではない子は4年制のいわば職業学校に通うことになる。(実際の割合としては、大学進学コースへ行く子どもは全体の20%、高等学校が20%、職業学校が60%である)そして、このアドバイスに従い、子どもたちは自ら選んだ中学校へ願書を提出し、入学許可を待つことになる。

上記アドバイスに従ったものの、中学校に通い出したら急に学力が伸び、大学進学準備コースを目指し勉学に励むようになる子どももなかにはいるため、中学最初の2年間で好成績を残せば、3年目からコースを変更することも可能で、その点はフレキシブルである。

しかし、ベテラン教師にいわせると、小学校卒業時の通達内容は「99%間違いがない」という。つまり12歳で「将来は、ほぼ決まっている」というわけだ。各個人の学力に差はあれど、子どもが先天的に持つ能力は、すでに小学校卒業時で明確化されている、ということなのだろう。

自分の能力の限界を知っている子どもたち

では、この「3つのカテゴリー分け」に賛否両論はないのだろうか。結果からいえば、ないといえるだろう。小学校時代を通じて成績が良く、大学進学準備コース確実と誰もが信じて疑わなかった子どもが、高校進学コースへと通達されたときなどは、親の絶望感は並大抵なものではなく、しばしば担任や学校に怒りの矛先が向けられるようなこともある。しかし、これとて通達結果に憤りを感じているだけで、この「3つのカテゴリー分け」を不当としているわけではない。つまり、12歳で将来をほぼ決定してしまうこのシステムに関し、親からも、教育者からも否定する動きはまるで見られないことになる。

それでは、当の子どもたちは、小学校の成績如何で将来が決められてしまうことをどう考えているのだろうか。不甲斐ない、と反発を覚える子どももきっといるに違いない、と思いきや、驚くことにほとんどの子どもたちは、自らの能力の限界を悟っているふしがあるのだ。たとえば、「大学進学コースに行けなくて、悔しい」とか、「中学になったら、ぜったいにもう1ランク上げてやる!」といった声がまったく聞かれず、「これが僕の能力だから」、「私は勉強に不向きだとわかっているから、むしろ、早く働きたい」と、己が置かれている状況を受け入れており、あくまでも冷静なのである。

話を聞いた子どもたちの中に、どうしてもパイロットになりたい!という夢を持っている少年がいた。彼は現在、願書を提出した中学からの入学許可を心待ちにしている。夢はジャンボ機のパイロットだ。しかし、それが無理なことを彼は知っている。「高校進学コースから、残念ながら外れちゃったから」と、悲しそうだ。ジャンボ機のパイロットになるには、まず高校進学コースの権利を得る必要があるからだという。「でも、パイロットになる夢は捨てていないんだ!僕の能力でも、雇ってくれるところがきっとあるはずだから」と笑う彼。12歳で、夢の実現に向けファイトを燃やすその決意に、惜しみない拍手を送りたくなった。

(カオル イナバ)

 

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