お金持ちは皆やっている。サラリーマンが見習うべき税金圧縮術

宝くじにでも当たらない限り、サラリーマンを続けながら「お金持ち」になるのは不可能だと考えてしまっている方、それは単なる思い込みでしかないようです。今回のメルマガ『神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図──政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる!』では投資コンサルタントでマネーアナリストの神樹兵輔さんが、豊かな老後を送るためにサラリーマンが身につけるべきお金持ちの発想と、彼らが実践している税金圧縮術を紹介。お金のプロとして、「時間を味方につける投資法」をレクチャーしています。

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なぜ金持ちはますます肥え太り、庶民はますます貧乏になるのか──金持ちほど税金を払わないですむカラクリ!

みなさま、こんにちは!

「衰退ニッポンの暗黒地図」をお届けするマネーアナリストの神樹兵輔(かみき・へいすけ)です。

今回のテーマは、お金持ちと貧乏人についてです。

新約聖書のマタイの福音の章には、「富める者はますます富み、貧しきものはますます貧しくなる」という一節があります。

2000年近くも前の書物に、こうした資本主義経済の冷厳な真実ともいうべき言葉が記されていた──というのは、驚くべきことでしょう。

別名「マタイの法則」とも呼ばれる現代にも通ずる経済現象ともなっているのです。

その理由はご存じでしょうか。

「収入=消費」の人生では、富の蓄積が図れないからに他なりません。「収入>消費」の人生でなければ、富の蓄積は図れません。

ましてや、この収入が「労働収入」である限り、それが本来もっている剰余価値は資本家に搾取されている──というマルクスの教え通りにもなってしまうのです。

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24時間テレビの闇を告発“統一教会砲”にネット失笑のナゼ。「ネタがショボすぎ」「手口が反社そのものw」暴露のハードル上がりまくりの窮地に

連日のマスコミバッシングに耐えかねた旧統一教会側がついに反撃の狼煙を上げたようだ。 25日に世界平和統一家庭合の公式サイトに公開された「異常な加熱報道に対する注意喚起(2)」というプレスリリースには、同(1)で予告していた「統一教会信者がメディアに関与していた」とする放送局と番組名が暴露された。それは「日本テレビ」の名物番組で、今年も今週末に放送される特別番組「24時間テレビ」。いったいどんな暴露だったのだろうか。

日テレ「24時間テレビ」のボランティアとして信者を紛れ込ませる悪質な手口

例の統一教会側のプレスリリースによると、日本テレビ「24時間テレビ」には女性信者が7年間に渡って番組ボランティアをまとめる中心的な立場で活躍していたとし、その注意喚起文の中には番組のスクショ画面が貼り付けられた。

画面は、2014年に放送された「24時間テレビ」の中で地方の系列局の中継の画像で協賛した企業のテロップ。その一部に「七尾市/世界基督教統一神霊教会能登教会」の名前があった。

この画面を根拠に、統一教会側は、

「安倍元首相銃撃事件が起こるまでは多くの報道機関から確かな信頼を受けて、番組づくりに協力し、密接に関わってきたことは疑いようのない事実です。」

とムリのある主張を展開し、「事実に基づいた報道と憶測に基づく偏向報道の停止」を強く要求している。

注意喚起(1)で「メディアの関与」をほのめかしていた際には 「一体どれほどヤバい暴露があるのか?」 と、ネット上でも期待の声などが挙がっていたが、いざ蓋をあけてみると、信者が「24時間テレビ」のボランティアスタッフとして潜り込んでいたという、なんともしょぼい暴露に終わった。

しかも石川県で「24時間テレビ」を放送しているのは、日テレではなく系列局の「テレビ金沢」。もし教会関与の責任を追及するならテレビ金沢になるだろう。

「素性隠し」という巨大ブーメランが突き刺さった統一教会

しかし、この暴露は逆に、統一教会が「素性を隠して」マスコミや自治体に接近して既成事実を作って行く手口が露わになるという皮肉な結果となっている。やり口は、まるで「反社会的勢力」そのものだ。

さらに同日に公開された立憲民主党への公開抗議文(現在は削除)では、「信教の自由」を盾に信者の脱会を封じ込む手法も透けて見える。 はからずも教会自らの口によって、恐るべきカルト教団の「マスコミ浸透」の手法が明かされる形となり、ネットは炎上状態となっているようだ。

ご存知のように日テレでは、読売テレビ制作の「ミヤネ屋」にて連日、統一教会の悪質な「政界工作」や勧誘手法への追及がおこなわれている。今回の暴露を機に、日テレも番組に関与するスタッフたちの身体検査がおこなわれることだろう。調査するだの、関係を持たせないだの、口ばかりで何もしない与党・自民党のようなことはないと信じたい。

現在、統一教会が主催した自転車イベント「ピースロード」に関与した政治家が糾弾されているが、これを無批判に取り上げたメディアも少なくない。 それは、統一教会が主催者だと分からないように「実行委員会形式」で組織を立ち上げたことが原因だ。 しかも大物政治家が委員長なので、信頼できる組織だと勘違いしたマスコミが、委員会の配るプレスリリースを鵜呑みして記事にするという図式が出来上がっていた。これが、統一教会というカルト教団が使ってきた手口なのである。

日テレと統一教会の関与を知った「ミヤネ屋」の反応は?

統一教会が「24時間テレビ」と教会との関与を暴露したのは、27日放送の「24時間テレビ」直前のタイミング。「24時間テレビ」が善意の募金を集める内容なだけに、ボランティアを装ったカルト信者が関わっていたとなればイメージダウンは避けられない。

統一教会バッシングの急先鋒である「ミヤネ屋」では、今回の暴露をどう取り上げるのか注目されたが、26日の「ミヤネ屋」は、山際大志郎議員の疑惑の話題を取り上げるという、いつもの「統一教会」ネタの平常運転。教団からの脅しにはのらないということだろう。

これで萎縮してしまったら、それこそマスコミの負けである。ミヤネ屋の前身「THEワイド」時代からのミヤネ屋スタッフたちは今後、さらに激しい追及を続けるのではないだろうか。今後の報道に期待したい。

日本の罪を既成事実化。NYタイムズに「慰安婦問題」を書いた記者の正体

2020年に日本でも大きく報じられた、韓国の従軍慰安婦支援施設における寄付金の不正流用事件。その現状をNYタイムズが伝えているのですが、書かれている内容は日本人が到底容認し難いものとなっています。今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤先生が、同紙サイトに掲載された記事を翻訳する形で紹介するとともに、従軍慰安婦問題を「事実」として扱う姿勢を非難。その上で、このような偏向報道を正すため我々にできる手段を提示しています。

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NYタイムズの従軍慰安婦問題の報道

2020年8月、韓国の元慰安婦の女性らが暮らす支援施設「ナヌムの家」で集められた寄付金の大半が目的外に不正流用されていた、とする調査結果が発表されました。

施設に用いられたのは寄付金のわずか2~3%ほど。その多くも元慰安婦のための直接経費ではなかったといいます。慰安婦への支援を名目に詐欺をしていたのです。

NYタイムズがその問題の現状について書いています。先週8月14日の記事の抜粋です。

1992年の設立以来、韓国の光州にある「ナヌムの家」は、政治家や学生たちが「慰安婦」と呼ばれる数十人の元性奴隷に会いに来る聖地のような雰囲気になっていた。

 

しかし、調査の結果、同施設は2015年から2019年にかけて680万ドルの現金寄付を集めたが、居住区の運営には15万4,000ドルしか使わなかったことが判明した。

 

寄付金は女性たちの福祉のために集められたものだが、ほとんど使われていないと内部告発者たちは指摘した。

 

そしてその内部告発者の中に日本人写真家、矢島司氏もいる。

 

この内部告発は、刑事告発につながった。元マネージャー2人が詐欺、横領などの罪で裁判にかけられている。この施設の理事には、この国で最も著名な仏教僧の一人が含まれており、過失を理由に解雇された。

 

怒った寄付者たちは、ナヌムの家を訴え、金の返還を要求している。寄付金は、2019年の190万ドルから、今年前半の6カ月間で3万5,300ドルに急減した。

 

矢島さんら内部告発者は、その行為が評価される一方で、その代償も払わなければならない。ナヌムの家の新旧管理者や関係者は、内部告発者がデマを流したとして、名誉毀損などの訴訟を何十件も起こしているのである。

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なぜ、サントリーは「企業向け」に自動販売機を使い始めたのか?

売れなくなってきたものに対し、売り物を変えるのではなく「売り先を変える」ことで売上を伸ばすという方法があります。それを実践して成功しているのがサントリー。今回のメルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』では著者の理央さんが、サントリーの「ボスマート」について詳しく分析しています。

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売り物を変えずに売り先を追加する~サントリーボスマートに学ぶ売り伸ばしの方法

サントリーが始めた、自販機で軽食が買える、「ボスマート」が話題になっています。

会社の中に置く、お菓子やカップヌードルなど、の軽食が買えるサービスで、小さい棚のような什器に軽食が置いてあるのです。

会社の休憩室などに設置してあれば、残業した時など、好きな時にコンビニなどに行く必要もなく、休み時間に楽しみことができます。

買いたい場合は、商品をとって、その横に自動販売機があり、お金はその自動販売機に入れて支払う、という仕組みです。

いわゆる自動販売機をセルフレジとして使う、ということです。

日本経済新聞によると、サントリーは、この仕組みを「一台一台の自販機は、直営小売店のようなもの」と位置付けているそうです。

地方に行くとたまに見かける、野菜や卵の「無人販売所」といった感じです。

もちろんこのセットの横には、本家本元の飲料の自販機も置いてあり、サントリーとしては、軽食と飲み物を一緒に買ってもらうことを狙っています。

コンビニの普及や、コロナ禍による外出制限などで、飲料の自動販売機は、年々減少傾向にあります。

そんな中で、いかにして自販機で売るか、という知恵を捻った結果の取り組みです。

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異文化を超えた仙台育英。東北勢の甲子園優勝を「阻んでいたもの」とは

東北勢の悲願だった夏の甲子園での初優勝を仙台育英高校がついに果たしました。その優勝の価値は、異文化を乗り越えたともいえると語るのはメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』著者の引地達也さん。その理由を語っています。

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異文化乗り越え「白河の関を超えた」仙台育英の価値

第104回高校野球選手権大会で宮城の仙台育英が優勝し、東北勢が悲願の初優勝を果たし、深紅の優勝旗が初めて「白河の関」を越えた。

30年以上前に同じ宮城県内で高校野球をやっていた頃には、地元の高校が関西勢をはじめとする全国レベルの高校と互角に渡り合えることだけでも奇跡であり、白河の関を超えることは夢物語でしかなかった。

時には突出した逸材を擁して夢に近づいた瞬間はあったが、夢は持ち越されたままだった。

今回は5人のエース級の投手を育て、チーム力で勝ちを重ねてきた新たなチーム作りにも刮目させられる。

東北のチームが勝つために工夫され、実行してきたことだろうが、そこには綿密なコミュニケーションがあったはずだ。

この工夫は、新しい世界に出会い、成長していく、というプロセスなのだと考えると、この優勝から学ぶことは多い。

30年以上前の春。

大阪府堺市は曇天の空模様。

私は打ち上げられる打球を見上げ外野の向こう側になくなっていくのを何度も見送った。

私が投げる球はピンポン玉のように飛んでいく。当時、全国の強豪だった大商大堺高のグラウンドは何もかも異世界だった。

選手のいかつい顔と頑強な肢体、野太い声、関西弁の野次、その野次の的確さと鋭いリズム。

宮城県から遠征した我がチームは県内でも中クラスのチームだったから、大商大堺との対戦は明らかに場違いだった。

同校に入った瞬間から、選手たちの姿に気圧され、我がチームの誰もが「おっかねえな」と思いながら口に出せないまま、スコアボードには片方のチームだけが数を増やしていった。

試合の勝敗よりも、その文化人類学的な違いで勝負は決まっていた。

マウンド上で感じたこの体験は、私に関西と東北の文化の差異を強烈に意識づけさせ、今に続く「違いを埋め合わせるためのコミュニケーション」を考えさせるきっかけとなった。

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竹内結子さん三回忌に想う「夫・中林大樹はなぜ海辺で暮らすのか」前夫・中村獅童との戦い、懐かしの黒キャップ姿に感じた深い覚悟

女優の竹内結子さん(享年40歳)が急逝してもうすぐ丸2年。記者歴30年の芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、9月27日の三回忌を前に、あることに気づいたと言います。夫の中林大樹さん(37)、前夫の中村獅童さん(49)、そして残されたふたりの子供たちの近況は――

外苑西通り、家族水入らずの優しい記憶

今年の9月27日、竹内結子さん(享年40歳)が亡くなって丸2年が経ちます。

竹内さんの三回忌に合わせるように、『女性セブン』が残された中林大樹とふたりの子供たちの近況を伝えています。

2年前の、三浦春馬さんの訃報から70日足らずで発生した竹内さんの悲しいニュースには本当に驚かされたことを覚えています。

少し前に『コンフィデンスマンJP プリンセス編』を観劇した際には、あの笑顔や演技の裏に何を抱えていたのかを考え、本当に胸が締め付けられる思いになりました。

映像やフィルムの中での竹内さんには今でも会えるわけで、今でもいらっしゃるような錯覚にさえ陥ってしまいます。

『女性セブン』の記事を見た私に、真っ先に飛び込んできたのは中林のファッションでした。

シカゴ・ホワイトソックスの黒のキャップに、同色のTシャツ…これは竹内さんが御存命の頃、私が偶然外苑西通りで目撃した家族スリーショットと全く同じコンビネーションだったからです。

その時と同じ物をまだ愛用されているのか定かではありませんが、まるであの日にタイム・スリップしたような感じがしてしまいました。

夫・中林大樹と海辺の街

今、中林は人知れず東京を離れ“海辺の街”に転居したと同誌は伝えています。

関東近郊の潮の香りが漂う“海辺の街”…中林の思いが理解出来るような気がします。

彼の趣味はサーフィンです。その技術もなかなかなものだとか…。

結婚直後も、竹内さんと長男を連れて千葉の海でサーフィンを楽しむ姿が頻繁に目撃されていましたから。

“子供が学校に通える範囲で、自然と触れ合いながら育てていきたい。子供にはサーフィンも教えてあげたい”…そんな彼の心の呟きが聞こえてきそうです。

『女性セブン』に掲載された近影からは、何か“力強い覚悟”のようなものを感じたのですが皆さんはいかがでしょうか。

実は竹内さんの三回忌を前に、古株の芸能記者たちの間で“新しいガール・フレンド”の存在を噂する輩も少なくありませんでした。

【関連】“小泉進次郎総理”が統一教会に迫るセクシー踏み絵

あのルックスとまだ37歳という若さです、人生をリ・スタートさせることは十分に考えられると、記者たちは口を揃えて言うわけです。2020年1月末に誕生した第2子のためにも悪くない選択だと…。

もしかしたら『女性セブン』の狙いもそこにあったのかもしれませんね。

老後に貰える公的年金は平均14万円。少しでも増やすにはどうすれば良いか

会社員・公務員が受け取れる公的年金の合計の平均は14万4366円といわれています。この金額を見て、少し心もとないなと感じる人が多いのではないでしょうか。では、年金を月に20万円貰っている人はどのくらいいるのか、将来貰うためには今なにをすべきなのでしょうか。

年金を月20万円もらっている人はどれくらいいる? もらうためにはどうすべきか

会社員・公務員の方が受け取れる公的年金(老齢基礎年金+老齢厚生年金)の合計は平均14万4366円(厚生労働省「令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」)です。男性の平均月額は16万4742円、女性の平均月額は10万3808円となっています。

今回は、年金を月20万円もらっている人はどれくらいいるのか、そして月20万円もらうためには年収・加入期間・繰り下げはどのくらい必要なのか、解説します。

■全体の83.9%が年金月額20万円未満

下の円グラフは、厚生労働省年金局公表の「令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」による年金月額階級別の老齢年金受給権者数(国民年金を含む)です。1万円ごとの受給者数データがありますが、イメージしやすいよう年金をどのくらいもらえているのか5万円ごとの金額別で示しています。

●金額別年金受給者数

図1

(株)Money&You作成

全体の年金月額は「10~15万円未満」と「15万円~20万円未満」の割合がそれぞれ30.3%と多数派となっています。全体の83.9%が20万円未満です。
男性の年金月額は15万円~20万円未満の割合が最も多く41.5%となっています。20万円未満に絞ってみると76.4%ですから、4人に3人は20万円未満です。
女性の年金月額は5万円~10万円未満の割合が最も多く43.4%となっています。20万円未満に絞ってみると98.7%です。

中国でディオール批判。グローバルファッションの時代は終わるのか

数年前までとはガラッと変わってしまった世界。先が見えない中で、当たり前だったことが突然できなくなったり批判されたりで、変化を強いられることが増えています。なかでもグローバル化と大量消費で成長してきたファッション業界は多くの逆風に曝されているようです。今回のメルマガ『j-fashion journal』では、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんが、ファッションやデザイナーの役割がどのように変わってきたか、その歴史から振り返り、この難しい時代をどう越えていかなければならないかを考えています。

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等身大キャラ創造がファッションか?

1.貴族のファッションは力の象徴

現在のファッションの源流はオートクチュールにある。オートクチュールは、貴族お抱えの仕立て師(クチュリエ)の技術を引き継いでいる。

オートクチュールの時代、ファッションとはソワレ、イブニングドレスが主役だった。クチュリエはコストのことなど考えずに、最高の作品を作ろうとした。最高の素材、最高の手仕事の粋を極めたドレスにより、貴族はその権勢を誇ったのだ。

最高の素材を収集するには、財力だけでなく情報収集力、外交力、交渉力が必要だ。そして、最高の手仕事ができる職人を集めることも貴族の力がなければできなかった。きらびやかなファッションは貴族の力の象徴であり、それらを競い合っていたのだ。やがて貴族階級が滅び、主役はブルジョアジーに移行したが、力の誇示という点では共通していた。

ファッションを力の象徴ではなく、女性解放の象徴、新たな時代の象徴にしようとしたのがシャネルだった。彼女は、ジャージーやジャケットを女性のファッションに取り入れ、女性が単なる飾り物ではないことを示したのだ。

2.ファッションの反グローバリズム

パリは世界のファッションの中心だ。パリ市内だけに単独の店を構えていたオートクチュールやプレタポルテのメゾンが世界中にショップ展開するようになったのは、米国のグローバルマーケティングの影響だ。欧州のブランドビジネスと米国のグローバルマーケティングが合体し、ファッションはグローバルビジネスへと進化した。

この発想はグローバリズムである。ラグジュアリーブランドブームとは、ファッションのグローバリズムだったのだ。パリを頂点とするファッションヒエラルキー体制は世界のファッション市場を支配していった。

米中対立、ロシアのウクライナ侵攻、新型コロナウイルス感染症、エネルギー危機、食糧危機、経済制裁、グローバルバブル崩壊危機等により、グローバリズムは軋み出している。反グローバリズム、新たな愛国主義は、世界的な潮流になろうとしている。

最近、中国のネット民がディオールへの批判を強めている。ディオールの2022年AWコレクションで発表したミディ丈のスカートが、中国の明時代に流行した女性用の乗馬スカート「マミアンスカート」に似ており、これを中国の文化盗用であると抗議しているのだ。

事件の善し悪しはともかく、欧州発のトレンドを甘受し、欧州ブランドに憧れていた中国の若者の意識が変化してきたことは確かだ。これをファッションの反グローバリズムの萌芽と見るのは早計だろうか。

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日本から金を収奪するカルト団体「統一教会」と安倍応援団が蜜月の不可解

旧統一教会との繋がりに関して次々と新事実が露呈し、苦しい立場に置かれている萩生田光一自民党政調会長。8月24日には彼らとの関係を断ち切ると明言しましたが、果たしてどこまで信用できるものなのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、櫻井よしこ氏のインターネットテレビに出演した萩生田氏の口から飛び出した、旧統一教会との関係についての「開き直り」とも受け取れる発言を紹介。さらに別の場所で旧統一教会との今後を問われた際に萩生田氏が見せた反応から、両者の間に断ち切れない悪縁が存在する可能性を指摘しています。

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統一教会との関係に開き直る萩生田氏と安倍応援団

自民党政調会長、萩生田光一氏は思わぬ事態に直面している。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との長く深い付き合いの実態が、週刊新潮やTBS「報道特集」などによって次々と報じられ、これまでの弁明では逃げきれなくなってきたからだ。

経済産業大臣に未練があるかのような“三味線”をひいて、望みのポストを得たまではよかったが、人生、そう都合通りにはいかない。

先般の参院選期間中、肩入れする生稲晃子候補を連れて訪問した先が地元・八王子の統一教会施設だった。礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にジャージ姿で駆けつけていた萩生田氏馴染みの場所だ。落選中の身だった民主党政権時代に月1、2回は来ていたという元信者の証言もある。

元信者「司会の人が萩生田議員が来るので盛大にお迎えしましょうと言って拍手でお迎えする。教祖が来たぐらいのお迎え度合いだった」「萩生田さんは『ご父母様』と言うのですけれど、教祖のこと。私もご父母様の願いを果たせるように頑張るから、皆さんも一緒に頑張りましょう。一緒に日本を神様の国にしましょうみたいな、そういう風に言って…」(8月20日のTBS「報道特集」)

これを萩生田氏は否定するが、統一教会との関係についてごまかそうとしてきた経緯があるので、信用できない。コメントの変化を見てほしい。

「承知の上で(統一教会と)お付き合いをしているというのではなくてですね、自分なりに、地元のみなさん(とお付き合いする中)で、その中にそういう関係者がいたのかもしれない、そういう認識です」(8月2日)

「地元の支援者の中に、ボランティア活動、熱心にやってる皆さんがいらっしゃって、その方達が『平和女性連合』の会員の皆さんでした。そのご縁で、皆さんとのつきあいが始まりました」(8月18日)

「『世界平和女性連合』の皆さんの活動に、私も一定理解・応援をしてました。正直申し上げて、その団体と統一教会の関係っていうのは、名称は非常に似てますので、そういう思いはあったんですけれども、あえて触れなかったというのが正直なところです」(同)

支援者のなかに「関係者がいたのかもしれない」から始まって、とどのつまりは「皆さんの活動に私も理解、応援していた」である。あきらかに「承知の上」ではないか。

「世界平和女性連合」は統一教会の韓鶴子総裁が1992年に創設した国連NGOだ。女性の自立支援・地位向上などをめざし、世界各国にボランティアを派遣しているという触れ込みで、朝日新聞など日本のメディアに好意的に取り上げられたこともある。萩生田氏は資金管理団体と自民党支部から2012年~19年に計6回、あわせて9万円を会費として支出していた。

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台湾以上に危険な日本。自衛隊に中国系ノートPCを支給する我が国の平和ボケ

2018年の米国政府による国内企業と中国の通信会社ZTEとの取り引き禁止に端を発し、西側諸国に拡がった中国製IT機器排除の動き。しかし日本においては除外するどころか、政府系企業に流れ込んでいる疑惑が明らかになっています。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では著者で台湾出身の評論家・黄文雄さんが、8月2日のペロシ米下院議長の訪台時に台湾各地で起きたハッキング事件を取り上げ、中国製ネット機器を使用する危険性を指摘。さらに自衛隊に中国系メーカーのノートパソコンが支給されている事実を紹介するとともに、日本政府に対して、ハイテク分野の安全保障問題に危機感を持って取り組むよう訴えています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2022年8月24日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

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プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。 

【日本】中国IT機器を排除しきれない日本は台湾以上に危ない

だから台湾各地のセブン-イレブンは混乱に陥った…「中国製ネット機器」の危険性を見くびってはいけない

8月2日、アメリカのナンシー・ペロシ下院議長が台湾を訪れた際、台湾高速鉄道の新左営駅の壁面ディスプレイや高尾駅のスーパーのディスプレイなどがハッキングされ、「老魔女の姑息な台湾訪問は、祖国の主権に対する重大な挑戦だ」「戦争屋ペロシ、とっとと台湾から出て行け」といった文言が表示されたことは、以前のメルマガでも紹介しました。

【関連】メンツ丸潰れ。ペロシ訪台で苛立つ習近平政権に懸念される大暴発

同様のハッキングは、南投県珠山郷役所の大型看板やセブン‐イレブンの店内モニターで行われたようですが、情報安全保障研究所首席研究員の山崎文明氏によれば、その原因は中国製ネット機器を使用していたことにあるということです。

たとえば、台湾には19の駅にデジタルサイネージが設置されていますが、新左営駅だけが中国企業カラーライト社製ソフトウェアを使用していたそうです。その他、花蓮駅にも中国製デジタルサイネージがあったものの停止中で、その他17駅のデジタルサイネージは台湾製の製品やソフトを使用していたとのこと。

台湾政府は公的機関に対して、中国製品の使用制限を行ってきました。しかし台湾鉄道ではいまだファーウェイ製ルーターを使用していたことから、今回のハッキングにつながったと見られています。

そのため、台湾政府は使用を禁じる中国製通信機器の対象を拡大する方針を示しています。

中国製機器禁止、対象拡大へ コンビニや駅の液晶にハッキング/台湾

この事件は、改めて中国製品を使用する危険性が明らかになったといえるでしょう。公的機関のみならず、民間のスーパーやコンビニ、金融機関のコンピュータがハッキングされれば、社会は大混乱をきたしてしまいます。また、いかに簡単にフェイクニュースを流すことができるかということも、証明されたといえるでしょう。

現在の日本でも、コンビニやスーパーのみならず、電車、タクシーなどの社内でもデジタルサイネージが設置され、さまざまな広告やニュースが流れています。そこにフェイクニュースを流せば、パニックを起こすことも可能です。

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