貧困家庭の子供を救う「未来食堂」の思いやりを育むユニークなルール

6人に1人の子供が貧困にあえいでいるという日本。そんな子供たちを救おうというボランティア活動「子ども食堂」が各地に広がりを見せていますが、その趣旨に共感した1人の女性がユニークな食堂を開きました。無料メルマガ『おやじのための自炊講座』では、ちょっと珍しいそのシステムを紹介しています。

子ども食堂

皆さん、お元気ですか。ジミヘンです。

子ども食堂」というボランティアによる試みが全国に広がっているという。貧困家庭の子どもたちに、無料または格安で食事を提供する民間の活動を指す。テレビで紹介された東京都内の「子ども食堂」の場合は、こんな内容だった。

運営しているのはボランティアの人たち。子どもは無料、大人は300円で、月に2回、夕食を提供しています。

 

栄養バランスを考えたメニュー。食材のほとんどは寄付でまかなわれています。

 

利用しているのは、共働きで食事の支度をする余裕のない家庭や、経済的に苦しいシングルマザーの子どもなど、さまざまです。

子ども食堂は、単に貧困を救済するということだけではなく、子どもたちの交流の場になっている。政府は、非正規雇用の是正という抜本的な問題に手を付けず、生活保護制度でやれという姿勢だが、現実はそう簡単ではない。政府・行政ができないことを民間の温かい心をもった大人たちがやり始めた。

子ども食堂に共感する1人の女性が、おもしろい試みの食堂を始めた。店名は「未来食堂」。店主が考えるコンセプトは「あなたのふつうをあつらえる」である。

「美味しいもの」ではなくて、「その人にとって美味しいもの」を出すお店はどうだろう。今の消費型の「食」に疑問を持つ自分だからこそできる食べ物屋は無いだろうか。この気付きが、未来食堂の始まりでした。

(店主のブログ日記より抜粋)

店のルールが変わっている。

・メニュー…日替わり1種類のみ。おひつごはんおかわり自由。900円。
・あつらえ…定食の小鉢を自由にあつらえることができる。400円。
・まかない…50分間の手伝いをすれば、1食無料。
・ただめし…「まかない」をした誰かが、置いていった1食。
・おとしもの…客が持ち込んだ飲み物は、その半分を置いて帰るルール。他の客は自由にそれを飲むことができる。

壁には冷蔵庫の中に残っている食材が書き出されており、客はそれを使う料理を(あつらえとして)注文する。食材を無駄にしない。過大な仕入れや食材の廃棄をしないという店主の強い意志を感じる。

image by: Shutterstock

中国が尖閣諸島を諦める可能性はあるのか?ドイツで日中が激論

尖閣諸島を巡っては日本と、南シナ海を巡っては主にアメリカと火花を散らす中国。先日も米軍が西沙諸島で「航行の自由作戦」を決行しましたが、メルマガ『NEWSを疑え!』の著者・小川和久さんはこれを「西沙だけの問題ではなく、尖閣問題で日本の動きを助ける効果につながる」と分析しています。いったいどういうことなのでしょうか。

中国が尖閣諸島を諦める可能性は

2月13日、ドイツで開かれた「ミュンヘン安全保障会議」で「中国と国際秩序」と題した討論会が行われた際、日本と中国の政府関係者が沖縄県の尖閣諸島を巡って意見の応酬を繰り広げる場面がありました。

参加者の1人として質問に立った日本の黄川田外務政務官が、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で中国が人工島を造成していることについて、「海洋での一方的な現状変更は容認できない」と述べたところ、中国の全人代で外交分野の責任者を務める傅瑩氏が、日本政府が沖縄県の尖閣諸島を国有化したことを取り上げ、「一方的な現状変更こそ中国が懸念したことだ」と反論したのです。

これに対し、黄川田政務官が「尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土であり、解決すべき領有権の問題は存在しない。中国側が歴史の修正を試みていると考える」と反論すると、傅氏は「尖閣諸島は中国の領土であり、中国が苦境にあるときに盗み取られた」と主張するなど応酬が繰り広げられましたが、議論は平行線をたどることになりました。

一方、1月30日には米海軍のイージス艦が西沙諸島の至近距離を航行しました。

米海軍のイージス駆逐艦「カーティス・ウィルバー」が30日、中国の実効支配下にある南シナ海・西沙(英語名パラセル)諸島のトリトン(中国名・中建)島から12カイリ(約22キロ)内を事前通知なしに航行した。米国防総省によれば、行き過ぎた海洋権益の主張に異議を唱える「航行の自由作戦」の一環。ただ、訓練などの軍事活動を伴わない「無害通航」だったという。(後略)
(1月30日、時事通信)

それぞれのニュースを別々に見ると、米中、日中のせめぎ合いだけが目立つことになりますが、国際政治はそれほど単純なものではありません。

ここでは、1つの見方を提示しておきたいと思います。

米海軍のイージス駆逐艦の西沙諸島近海での航行には、中国が西沙諸島の領有権を国際司法裁判所に訴えるのを促す効果があり、それはとりもなおさず尖閣諸島問題で日本が国際法に訴える動きを助ける効果につながってくるという見方も成り立つのです。

【春闘】かつては国鉄が8日もストップ。もうストは時代遅れなのか?

今となっては信じられない話ですが、昭和の時代にはたびたび国鉄、現在のJRがストのために走らず、一般市民は大変な迷惑を被っていました。それだけ労組が強かったという証なのですが、では今の世は? 無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』に、労組の現状と日本の今後についての考察が記されています。

たそがれの官製春闘

2月23日の新聞を見ると春闘の象徴的な人物だった元国鉄・総評(現連合)事務局長の富塚三夫氏が亡くなられたことが報じられていた。富塚氏は国鉄労組の書記長時代は公営企業はストできなかった為、スト権を得るためのスト(スト権スト)を8日間も続けたという労働組合の象徴的な人物である。

今の春闘がどのようになっているのかというと「官製春闘」。その「官製春闘」もどうもたそがれになってきたという話を今日はしたい。

春闘は今や大きく様変わり

富塚氏の時代と今の時代とでは「春闘」は大きく様変わりした。春闘とは、労働組合と経営者が闘い、賃上げを要求するものだったが、今はそういう闘いはほとんどない。どちらかというと安倍首相が企業側に「アベノミクスが上手くいっていることを見せるために賃金上昇を懇願するということで2年が経った」。3年目を迎える今年も懇願しているようだが、企業もなかなかいうことをきいてくれなくなり、「官製春闘もいわばたそがれ」になってきた。

春闘の変遷

「春闘」という言葉そのものは1955年に出てきた。当時、自動車、電機、化学、鉄道、紙、石炭などの8つの業界が、それぞれ企業別に行なっていた賃金交渉を毎年春に足並みをそろえて行なったほうがよいということで「春闘」が始まった。そこで獲得された賃上げ相場が他の産業にも普及していき、60、70年代は鉄鋼が先陣を切って「鉄鋼相場」が決まっていたが、80年代になると徐々に「春闘」はたそがれてきた。

春闘で大きな力を発揮したのは国鉄で、「鬼の動労(国鉄動力車労働組合)」と言われるほど動労は非常に強かった。当時は「昔陸軍、今動労」などとも言われ、先ほど名前をあげた富塚氏の時には8日間国鉄ストを行なったり、狂乱物価の時には30%以上の賃上げを獲得するなどしていたが、すっかり今では様変わりしている。

当時は大きなストライキが何度もあり、全国で電車が止まるゼネスト」によって、都心でもみんな歩いて会社に行ったり、「都営」の電車は動いていた為、なんとか「都営」が通っている電車の駅に辿りつけばなんとか会社に行けると言っていた。

政権圧力?「放送法」の意図を取り違えている専門家が多すぎる

最近、大学で教鞭をとる先生たちにテレビ局出身者が増えているそうです。しかし、『辛坊治郎メールマガジン』で辛坊さんはこの自称・元テレビマンたちの程度の悪さ、知識の無さを憂いています。特に、テレビに関わる人間であれば知っているべき「放送法」について間違った解釈をそのまま学生達に教えている先生もいらっしゃるようで…。

放送法の意図を取り違えている専門家が多すぎる

アメリカが1987年に廃止した「フェアネスドクトリン」は、アメリカ占領下の1950年に制定された日本の放送法の基本理念ですが、このあたりについて詳しく知りたい方は名著「TVメディアの興亡(集英社新書)」をお読みください。あの関西大学の国語の入試試験で、一章丸ごと長文読解問題で出された程の正に名著です。勿論私が書きました(笑)。古い本ですが、いまだに絶版になっていません。集英社、流石です。

それにしても驚くのは、日本の大学で「元テレビ局ドキュメンタリスト」などの肩書で授業をしているセンセイ方の程度の悪さ知識の無さです。これらの人の中には、「放送法は放送局の言論の自由を守るためにある」なんて恥ずかしいことを言う人がいてびっくりします。これって間違いを指摘するのもバカバカしいですが、もし放送局の言論の自由を守るために放送法があるのなら、新聞社の言論の自由を守るために「新聞法」や、雑誌社の言論の自由を守るために「雑誌法」を作りますか?ありえないでしょう。

日本では憲法第21条で、絶対的な言論の自由が全国民の権利として保障されていて、例外的に「自由を制約する法律」が放送法なんです。放送法に類する法律はどこの国にもありますが、少なくとも先進国において、この法律を定める意図は、「放送という、一部の組織のみに特権的に、限りある資源の電波を使用させるメディアにおいては、特定の政治勢力に使われたり、一方的な主張が展開されたりしないように歯止めをかけることで、公共的な役割を担わせる」ということにあるのは、全世界の常識です。新聞や雑誌など、放送以外のメディアは、まともな民主主義国では、報道、論評等完全な言論の自由が保障されています。

つまり日本の放送法が定めているような「政治的に公平であること」や「意見の対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする」などという制約は、新聞や雑誌には一切ないんです。

アジア軍拡競争で独走する中国…武器輸出が88%増と技術力も向上

近年、アジアでの軍事費の増大が目立っている。中国の動きがその主要因だ。中国はほぼ毎年、軍事費を10%以上増加させている。そして、東シナ海や南シナ海で独断的な領有権主張を繰り返しており、そんな中国に対抗するため、周辺国は軍事力の増強を余儀なくされている。また中国は今や世界3位の兵器輸出国であるが、その大半はアジアの一部の国に供給されている。ある海外メディアは、南シナ海での緊張によって、地域に全面的な軍拡競争が引き起こされるかもしれない、と語っている。

アジアで活発化する兵器取引

2015年、世界中でアジアだけが、軍事費が増加していた。英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)が今月9日に発表した年次報告書「ミリタリー・バランス2016」によるもので、2015年、世界全体の軍事費は前年比4.2%減だったところ、アジア全体では3%弱増えていたという(日本経済新聞、中日新聞)。

国際軍事情報企業IHSジェーンズによると、2015年、軍事費の伸び率が高かった世界上位20ヶ国中、9ヶ国がアジア太平洋地域だったとブルームバーグが伝えている。

近年、国際的な兵器取引もアジアで活発化している。ストックホルム国際平和問題研究所(SIPRI)が22日発表した、兵器の国際取引に関する報告書によると、2011~15年の5年間、アジア・オセアニアでの兵器輸入量は、その前の5年間に比べて26%増加していた。(日経新聞によると、SIPRIは、単年では変動幅が大き過ぎるとして、5年単位のデータを発表している。)

また国際的な兵器取引で、アジアの占めるウエイトが増している。2011年からの5年間、世界全体の兵器輸入量の46%をアジア・オセアニアが占めていた。また、世界で兵器輸入量の多かった上位10ヶ国中、6ヶ国がアジア・オセアニア地域だった、とウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)が伝えている。

アジア太平洋地域での軍事費の増大傾向は今後も続く、とIHSジェーンズは予測している。アジア太平洋地域の軍事費の合計は、2015年の年間4350億ドル(約49.1兆円)から、2020年には年間5330億ドル(約60.17兆円)に達すると予想している。これによって、2020年には世界の軍事費の3分の1を占めることになりそうだ、とドイツの国際公共放送ドイチェ・ベレ(DW)は伝えている。

中国が軍拡競争をあおっている

アジア太平洋の軍事費の増大の主因は中国だ。ブルームバーグは、中国がらみの緊張がアジアの軍事費の加速をたきつける、と語る。WSJは、中国の軍事費の急速な伸びと、中国が領有権をますます強く主張するようになっていることが、アジア太平洋で軍拡競争をあおっていると複数の新たな調査報告書が示唆している、と伝えた。

IHSジェーンズのプリンシパル・アナリスト、クレイグ・キャフリー氏は、「アジア太平洋地域での緊張の高まりにより、多数の国においてずっと前から懸案となっていた軍備近代化が、政策課題に格上げされている」「フィリピン、インドネシア、日本、ベトナムは全て中国のあとに続いており、この傾向がやむ兆しはない」とブルームバーグで語っている。

中国の軍事費については、2015年度予算は公式には8869億元(約1360億ドル、15兆3800億円)だった。キャフリー氏によると、実質ベースでは2015年は1910億ドル(約21.56兆円)で、これは2010年以降43%の増大だという。2020年には、これが2250億ドル(約25.4兆円)に達すると氏は予想しているようだ(WSJ)。

中国の軍事費は現在、世界2位だが、アジア太平洋の中では1位で、全体の41%を占めた(WSJ)。2位はインドの13.5%、3位は日本の11.5%だった。

地域での中国の台頭により、中国と主張の対立する国は軍事力の強化を余儀なくされる。「地域の他の(中国以外)全ての国は、中国への対抗として兵器を購入している。中国はアジア太平洋地域の兵器輸入の急増について、自らその先頭に立っていると同時に、他国にそれを駆り立ててもいる」と東南アジア安全保障の専門家、アメリカの国防研修所のザカリー・アビューザ教授はDWで語っている。

またSIPRIの軍事費プログラムのシーモン・ウェゼマン上級研究員は、アジアの国々は、自国の主張を押し通したり、実効支配している係争地を守ったり、自国の貿易と経済を守るために兵器を取得している、と強調したそうだ(DW)。

その良い例がベトナムだ。中国と南シナ海の領有権問題で対立するベトナムは、SIPRIによると、2006~10年には世界43位の兵器輸入国だったが、2011~15年には世界8位に急伸した。兵器輸入額は699%増だそうだ。

世界3位の武器輸出国・中国

中国は兵器輸入で世界3位だが、輸出のほうでも世界3位だった。2011~15年に3位に上昇した。DWによると、2年前にドイツを抜いて3位になった。とはいえ、中国の世界シェア5.9%は、アメリカの33%、ロシアの25%とは大きな開きがある(WSJ)。

WSJは、中国の軍事費が過去最高を更新し続ける期間が長く続いたことで、中国は兵器の主要な輸入国から、大規模輸出国へと次第に変化している、と語る。以前はおおむね低品質の装備を販売していたが、自国製の兵器の品質向上の取り組みが良い結果を生んでいる、とWSJは解説する。

SIPRIによると、主要な兵器の輸出量で、中国は2006~10年と比べ、2011~15年には88%増となった。ブルームバーグはこれを「世界最速のペースで増加」と報じた。

中国は2011~15年、37ヶ国に兵器を輸出した。輸出の75%はアジア・オセアニア向けだった。トップはパキスタンで、中国の輸出の35%を占めた。それに続くのが、バングラデシュの20%、ミャンマーの16%だった。

中国は兵器の自国製造の取り組みを進めており、2006年からの5年間と比べ、2011年からの5年間では、輸入量は25%減ったそうだ。それでも、WSJによると、戦闘機のジェットエンジンのような一部の最も精巧な品目については、主としてまだ輸入に頼っているという。中国の兵器関連の輸入のうち、約3割がエンジンだとSIPRIは推測しているそうだ。

今後、軍拡競争は激しさを増しそう

残念ながら、アジア太平洋の軍拡競争は今後さらに激化しそうだ。そしてその震源地となりそうなのが南シナ海である。DWは、南シナ海をめぐる緊張が、地域の全面的な軍拡競争を引き起こすかもしれないというはっきりした徴候がある、と語っている。2015年、防衛費の伸び率の高かった世界上位10ヶ国のうち、4ヶ国が南シナ海に面しているという。フィリピン、インドネシア、中国、ベトナムである。

テンプル大学ジャパンキャンパスの国際問題専門家のジェームズ・ブラウン准教授は、軍拡競争についていけなくなった国が、思い切った手段に出るかもしれないとの危惧についてDWで語っている。

(田所秀徳)

 

【関連記事】

日本が善意だけで移民を受け入れると大変なことになるこれだけの理由

今や景気が良いのは観光業界のみと言われているくらい、観光地には外国人が溢れ、民泊で一儲けしようと家を改装する人たちも出て来ています。そんな外国人を身近に感じている現在の日本ですが、難民の受け入れとなると全く話が変わってくるようです。メルマガ『経営者のためのニュースレター』の著者、手島佑郎さんは「難民救済に反対ではない」と前置きした上で、慎重に検討しないとドイツのように国民も移民も不幸になる最悪の結末を迎える、と警鐘を鳴らしています。

そろそろ日本も考えねばならない難民受け入れ

中東に端を発した大量の人間の移動は、今年も終わりそうにない。既に100万人以上もの移民が流入してしまったドイツや、フランス、スウェーデンでは嫌でも流入する異民族の現実を受け入れざるを得なくなっている。

これは絵空事ではない。好まなくても、目の前に降って湧いたような現実なのである。日本は難民の受け入れに消極的だという批判の声がある。だからといって、難民受け入れの舵を急速に右から左に切ってよいわけではない。これは、難民が可哀想だから受け入れろという同情論以前の問題である。しかし、そろそろ日本も真正面から難民受け入れ問題を考えなければならない時期にさしかかっている。受け入れるにせよ、受け入れないにせよ、一度真剣にその是非や可否について検討しておく必要がある。

第1の壁

そもそも異民族と大量に隣り合って暮らした経験が日本人は無い。一人、二人、西欧の白人が隣に住む分は、まあ対応できるだろう。だが、数十人、数百人、数千人が突然となりに住み始めるとどうなるか?

まず食物と調理が違う生活臭が違う。そのことを実際に受け入れられるか?

これを端的に体験できるのは、国際線の飛行機の中だ。

アメリカン航空の機内に入るとアメリカ独特のバターの匂いがしてくる。大韓航空だとキムチの匂いが染み付いている。日本人の乗客は気付かないが、日本航空だと醤油や味噌の匂いがしみ込んでいる。そして無意識でホッとする。パキスタン航空やインド航空だと、強烈なスパイスが鼻につく。そして日本人の私は、慣れない体臭に包まれて、落ち着かなくなる。それに慣れるまでは、気が遠くなりそうであった。

行き詰まりかけている流民受け入れ

難民受け入れに積極的であった北欧やドイツ、フランス、イギリスなどでも、結局のところ、中東系流入民はその土地の市民とは同化できない。そればかりか、シリア系、イラク系、アフリカ系と流入民ごとに分離する。しかも、それぞれが独自のイスラム法解釈による排他的地区を形成してしまう。

彼らは自分たちが占拠した地区を「イスラム・フリー・ゾーン」と呼ぶ。

最初の頃は、「難民歓迎!」と言っていた。ドイツでは、2014年に全国40ヶ所の流民収容施設を作ったが、予想を遥かに超える大量流入した。そのため、昨年度末では、ドイツ全土で新たにその3倍に収容施設が開設した。それでも応じきれない。その為に、学校の体育館なども彼らの宿舎として開放している。

そうなると、劣悪な住環境であるために、流民たちの不満が高まる。いや、そればかりではない。体育館が使用出来ないために、市民や生徒たちの不満も尋常でなくなっている。学校の敷地内の治安も極端に悪化している。

収容する側と、収容される側

こういう流民収容施設不足を解消する手段として、ドイツ政府は昨年12月18日、ドイツ西部の保養地シュライデンの小高い丘の上に立っている立派な建物、元・ナチス幹部学校を流民収容のためへの転用を決定した。そこは、かつてヒトラーの命令で、アーリア人種優越思想教育をしていた場所である。温泉や古城もある風光明媚な峡谷の施設である。そこでは、ユダヤ人、ジプシー、その他の非アーリア人を見下す洗脳講義が展開されていた。そういう場所であったことを知ってであれ、知らずにであれ、いったいどのような思いで流民たちはそこで生活再建の方策を探るのであろうか?

人里離れた山奥であるから、保養には適しているが、難民は町が恋しくて施設を脱走するのではないか?

もちろんその施設だけでは到底足りない。ベルリン郊外のテムペルホフ飛行場も流民用宿舎として充当している。ここは、かつて東西冷戦時代に東ドイツの秘密機察が西側の電話を盗聴していた基地であったために、たくさんの小部屋が設置されている。ここに収容される流民には、他に例をみないプライバシーが、確保される。

いったん国家が流民の受け入れを表明すると、たちまち、こうした現実と対処せざるを得なくなるのである。

自分のほうから志願して中東やアフリカなどの難民支援に出かけるのは、個人の好き勝手である。だが、難民が流入するのを受け入れることは、同情心だけでは解決できない様々の問題を抱え込むことに発展する。その点を、今のうちに日本国民ならびに政府に警告しておきたい。

元No.1風俗嬢が伝授。成果の8割はたった「2割の行動」で決まる

夜の仕事に従事する女性のバイブル的メルマガ『ラブセラピストNaomiの花嫁学校』。元No.1風俗嬢の著者Naomiさんは、外見も内面も平凡だったが故に、人一倍の努力を心がけていたそうです。そうは言っても体力的にも時間的にもやれることって限られていますよね。そこで「2割の優先事項」を見極め、それらに力を注ぐことにしたと言います。2割の優先事項…ちょっと聞き慣れない言葉ですが、成功をつかむための大きなヒントになりそうですよ。

2割の優先事項を選んでますか?

こんにちは、なおみです。

今日は、「やるべきことの2割に集中する」大切さをお伝えしようと思います。

いまあなたは、仕事はもちろん、人生そのものを良くしようと頑張っていらっしゃると思います。いろいろなことにチャレンジされ、毎日忙しく過ごしているかもしれません。

80:20の法則をご存知でしょうか?もしご存知であれば、実践されているでしょうか?

80:20の法則とは、20パーセントの行動成果の80パーセントを生み出すという法則のことです。

ちょっと考えてみてください。

あなたは、何を一番望んでいますか?

何か手に入れたいものはありますか?

たくさんあるかもしれませんが、ここはひとつだけ選んでください。

さぁ、それでは、質問です。

いま、あなたがやっている仕事、活動、選択は、手に入れたいものを手に入れるのに、効果的な行動でしょうか?80パーセントの成果につながることでしょうか?

わたしはよく、このことを考えます。いまこうして、メルマガを書くことも、ブログを書くことも、結婚したことも、モリンダのコンサルタントをやることも、研修や勉強に時間とお金をかけることも、すべてなんのためにやっているのか?なぜ、これをやっているのか?

わたしは自分自身を高めたい。

わたしは健康に笑って生きていたい。

わたしは共に生きるパートナーがほしい。

わたしは誰かの役に立ちたい。

わたしはこの人生を最高に楽しんで、よくやったと自分に言って死にたい。

そのために、いまの生き方を選択しました。

他の方法もあったと思うし、他の仕事もあるし、他のパートナーもいたかもしれない。でも、この選択がベストでした。

8割の成果を生み出す2割の行動に集中する。これは、とても楽しいことです。だって、残りの8割の行動は、たった2割の成果しか生まないんだもん。

「低気圧」が招く体調不良を徹底解明!対処法は意外とカンタン

台風や雨など急な天気の変化で体調が悪くなるという話はいろいろなところで見聞きしますが、実際のところ根拠はあるのでしょうか? メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』で、気圧と体調の変化について探ります。「天気が悪い日は古傷が痛む」「雨の日の肩こりがつらい」などという方、ぜひご一読下さい。

気圧と体調の関係

「雨が近づいてくると、昔、骨を折ったところが痛む…」

あるいは、

「天気が悪い日はどうも普段より肩がこるようだ…」
「頭痛がしたり、とても眠くなってしまう」

そのような感覚を持っていらっしゃる方も多いようです。天気と体調には何か因果関係があるのでしょうか。

まず、「天気が悪い」というのはどういうことでしょう? 雨が降っている、どんよりと曇っているという状態ですが、そういう場合は気圧が低くなっているということが言えます。

空気は気圧の高いところから低いところへ移動します。風船の中にぱんぱんに空気を入れて栓を外したら、勢いよく空気が出てきますね。

つまり低気圧では空気が流れ込んで行き、地上からは上昇気流が発生します。上空に行けば空気は冷やされ、水蒸気が液体となって、雲が発生します。低気圧が近づくと天気が悪くなるというのはそういうメカニズムです(ものすごく簡単な言い方ですが)。

さて昨日のメルマガでもご紹介しましたが、私たちは「大気」という海の底にいるようなものです。平均して1気圧=1,013hPaという力を受けています。

● 天気予報でミリバールの座を奪った「ヘクトパスカル」。名の由来は?

具体的には1平方センチメートルあたり約1キログラムです。親指の爪ぐらいの面積に1キロの重りが載っている、そんな感じです。

ええ? そんなに上から押されてるの? 感じないよ?

そうですね。感じませんね。なぜなら私たちの身体も自然と押し返しているからです。しかし低気圧が来ることで、その押し返す力の方が強くなります。その結果、少しだけですが身体が膨張することになり、血管やリンパへの圧力も弱まります。ほんのわずかですが、血行が悪くなるというのが直接的に考えられます。

また自律神経も、気圧が低くなった、普段より酸素が薄い、光が少ない(=暗い)などの微妙な変化を感じ取り、「活動より休息モード」ととらえます。その結果、副交感神経の方が優位になって、リラックスしたい(眠るなど休息しよう、意欲を低下させよう)などのモードになります。

雨の日に古傷が痛んだり肩が凝るのは、血行不良を敏感に感じ取っているためと考えられますし、眠くなるのは副交感神経の働きです。

となると、対処法は、血行を良くすることや交感神経の刺激というのがあるでしょう。

雨の日は無理ですが、少しでも日の光を浴びるとかお風呂に入ることで血行を良くするなどの工夫もあるでしょう。環境をうまくコントロールすることが対処法につながります。

image by: Shutterstock

【意外】Amazonで“ヘルメット”と一緒に購入されている商品とは!?

Amazonではご存知の通り、多くの人が買い物をしやすく、または販促のために、サイト内にはさまざまな機能や仕掛けが施されている。

そんな中でもスタンダードな機能といえば、「よく一緒に購入されいてる商品」だろう。

これは、ユーザーが購入しようとしている商品と、セットで購入されたことが多くある別の商品を、Amazonが助言してくるというものだ。

場合によってはとても便利なのだが、意外な発見をすることも・・・。

とあるTwitterユーザーが、ヘルメットを購入しようとしたところ、この「よく一緒に購入されている商品」に浮上してきた商品が、意外な物だったという。

その商品とは・・・?

ピコピコハンマー!?

この用途は完全に「叩いてかぶってジャンケンポン」だ。

実際に検索してみた結果がコチラ

思ず釣られて買ってしまいそうだ。

 

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: @kaidog1122(@Twitter)

記事提供:ViRATES

 

メルマガ『WEEKLY ViRATES』
スマホ時代の週刊誌「ViRATES」の人気記事をまとめて週一回配信中!「ViRATES」の公式メルマガ
<<登録はこちら>>

復縁のチャンスが絶縁のキッカケに?ヨリを戻したい時の注意点とは

くっついたり離れたりを繰り返すカップルっていますよね。実は復縁を繰り返すカップルって意外と多いらしいんですが、気をつけなくてはならないポイントも結構あるようで…。多くの復縁の手助けをしてきた復縁アドバイザー・浅海さんは、自身のメルマガ『復縁・復活愛の方法~元カレ元カノとよりを戻す方法~』の中で、「復縁のチャンス」を逃さないために重要なことは何かをアドバイスしてくれています。

何度でもやり直しができると思っていませんか?

復縁のチャンスというのは、誰にでもあると思います。ですが、何度もあるのか、というと少し考えます。私が担当しているご相談の中には、2度目の復縁、3度目の復縁という方もいらっしゃいます。また、一度復縁が前に進んだのに失敗し、振り出しに戻った、というケースも有ります。

では、同じ道程を再度歩むときに、同じようにチャンスがあるのかというと、今度は変わってくると思います。同じ手は効かない、ということがあるかもしれませんし、相手もより慎重になってしまうこともあります。

そのことをよく理解していらっしゃる方は、自分の1つの行動がどのような影響を与えるのか、ということをよくよく考えて動こうとします。ですが、「チャンスはまた来るだろう」と安易に考えてしまう方は慎重さに欠けた行動をとってしまいます。

例えば、先日こんな例がありました。

Tさんというご相談者様がいらっしゃるのですが、彼女に好意的なメールを送るのは控えましょう、とお伝えしていました。ですがちょっと彼女に優しくされると、つい気のある内容を送ってしまうのです。その都度、彼女に距離を置かれていく、という状態でした。

ですが距離を置かれてもしばらくするとまた少し優しくしてもらえるので、Tさんは深く考えていなかったのです。

距離を置かれる度に、だんだん距離が遠くなっているので、本当にもう好意を伝えるのはやめましょう、と伝えました。それでもTさんはあまり真剣に考えていなかったようです。

2ヶ月ほど距離を置き、久々に連絡をとったとき。彼女のアドレスが変更されていました。Tさんはパニックになり、彼女に電話をかけ、勝手にアドレスを変えたことを責めてしまいました。自分に優しくしていたのは何だったのか、嘘なのか、自分を弄んでそんなに楽しいのか、とガミガミ言ってしまいました。

彼女も最初は穏やかに聞いていたそうですが、別れたのになぜそこまで言われなくてはならないのか、とプチっと切れてしまったようです。Tさんに酷い罵倒を浴びせ、二度と連絡してくるな、と着信拒否をしました。

Tさんは、

「なんで自分ばかりがこんな目に遭うのか」

「距離をおいても何も変わらないじゃないか」

とご相談でブツブツと苦言を書いていました。

が、あなたはどう思いますか? 優しい顔をした彼女が悪いのでしょうか。それとも、距離を置く意味など無いじゃないかと言われたアドバイザーの私が悪いのでしょうか。