あまりに拙速。岸田「G7成功」に解散総選挙の憶測報じるメディア

各国首脳たちによる広島平和記念資料館の視察や原爆死没者慰霊碑への献花、ゼレンスキー大統領の来日等々、数多くのトピックが話題となったG7広島サミット。無事閉幕を迎えましたが、開催地ではどのような評価がなされているのでしょうか。今回のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』では、要支援者への学びの場を提供する「みんなの大学校」学長の引地達也さんが、広島を本拠とする中国新聞の社説を紹介。そこににじむ核廃絶を訴え続けてきた広島の思いを慮るとともに、サミットがこの地で開催された意味合いを考察しています。

平和を希求すること、核廃絶をあきらめない、の通過点

被爆地として核兵器の惨禍を象徴する「平和都市」広島で開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)が閉幕した。

原爆投下による一般市民の多大な犠牲、悲惨の極みを今に伝える地に、ロシアの侵略で戦禍の中にあるウクライナのゼレンスキー大統領が立ったことは、現在の局面を打開する期待を高めることになった。

先進国の首脳と次に続くグローバルサウスの国々が一同に会し、力による破壊への反対意思を示す重要な機会となったのは確かだろう。

一方で中国とロシアのG7外の国の反発は避けられず、協調体制の中で平和を模索する必要に迫られている米国の立場も明確になり、核に関する議論の進展に関しては、不十分な点を指摘する声も出ている。

大手メディアは議長国、日本のサミット開催を概ね高く評価しているが、地元広島では手厳しい意見があるのも事実である。

サミット開催の冒頭、岸田文雄首相は先進国首脳を前に「分断と対立ではなく、協調に向けた結束を」と呼び掛けた声は世界に伝わったが、この協調に反発する中国とロシアは態度を硬化させた。

非核化に向けた取組を所望しつつ、先進国は核保有もしくは核の傘下の安全保障の中におり、その議論が深まることなく、ロシアによる核の脅しを非難する説得力はない。

それでもメディアの評価は高い。読売新聞の社説は「世界の主要国とウクライナの首脳が一堂に会して、ロシアの侵略からウクライナを守り、国際秩序を維持する決意を示した意義は大きい」とG7の枠組みでメッセージを発した意義を強調した。

一方で「核軍縮」という視点では注文がつく。朝日新聞社説は「首相が最も力を入れたとする『核なき世界』への取り組みでも、今回、世界の関心を広島に向けさせた『実績』に安住してはならない。すべてが緒についたばかり、と自覚すべきだ」と指摘する。

さらに核軍縮については日本経済新聞社説が理念的な考えを示したのには目を引いた。

「先に原爆資料館を訪れたG7や核保有国のインドを含む招待国の首脳は、機会あるごとに被爆の実相を目の当たりにした思いを率直に国民に語ってほしい。それが国際的な世論を喚起し、『核兵器のない世界』への道筋を切り開くに違いない」。

日本政府だけではなく各国首脳へ呼びかけた格好だ。

この記事の著者・引地達也さんのメルマガ

国家凋落の象徴。研究者の雇い止めが招く低学歴国ニッポンの汚名

有期雇用が10年を超えた場合、無期雇用への転換を求めることが可能になるというルールを避けるため、大学や研究機関が多数の研究者を「雇い止め」している実態が明らかになっています。この事実を極めて深刻に受け止めているのは、健康社会学者の河合薫さん。河合さんはメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で今回、「研究者の雇い止め問題」の本質に迫るとともに、この問題が日本に悪循環を招く理由を解説しています。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

象牙の塔か、白い巨塔か?10年で雇い止めされる研究者たち

有期雇用が10年を超えるという理由で、「雇い止め」される研究者が相次いでいます。

文科省の調査によれば、非正規の研究者等で3月末に通算雇用期間が10年を迎えた人は1万2,137人で、このうち無期転換をしたか、無期転換できた人は5,894人。残りの約6,000人は年度末で、雇い止めになった可能性が高いことが明らかになりました。文科省は、「無期転換申込権が発生する前に雇い止めや契約期間中の解雇等を行うことは、労働契約法の趣旨に照らして望ましいものではない」とする通知を発出していますが、その効果…ほとんどありません。というか、あるはずないのです。

大学や研究機関の終身雇用の常勤ポストが減少し、非正規の任期付きポストが増加したのは、大学が法人化された2004年以降です。

国立大学法人における任期なしの正規雇用ポストに就く39歳以下の若手教員比率は、2007年度に23.4%でしたが、16年度には15.1%にまでに低下。予算が限られている中で、若手を正規で雇うためには、高齢の研究者を減らすしかない。しかし、そこに手をつける大学は滅多にありません。

そもそもの問題は、国立大学が「象牙の塔」であることを国が許さず、まるで企業のように「最低のコストで最大の利益をあげる」ように求めていること。せめて大学くらいは「何の役立つかわからないけど、きっと人の役にたつ研究」をさせてほしいのですが、目先のことしか見ない人たちにはそれが通じません。

昨年、成立した「国際卓越研究大学法」も選択と集中の象徴です。つまり、稼げる大学には大枚をはたくが、それ以外はどうでもいいのです。げせないのは、そういった“上”の思考のツケを払わされているのが、現場の弱い立場にいる研究者というリアルです。

では、10年という任期は妥当なのか?という問題になるのですが、これは研究者の中でも意見がわかれるところです。

多くの研究プロジェクトは5年間ですが、研究内容によっては5年では結果の手がかりが掴めるだけで、せめて7~8年はほしいところです。しかも研究を論文にまとめ国際ジャーナルに投稿し受理されるまでの時間を鑑みれば、10年あればなんとか腰をすえて取り組むことは可能でしょう。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

市川猿之助が愛する“M”の過去。かつて大物歌手と「婚約解消騒動」、父は50万枚ヒット曲も

18日、東京・目黒区の自宅で倒れているのが見つかった市川猿之助(47)。同じく倒れていた両親は死亡していたこともあり、現在、警視庁捜査一課が猿之助への取り調べを行っています。この事件では様々な報道がありますが、注目度が高いのは、猿之助が「財産を相続させる」と遺書に残した“M”という人物です。過去に大物歌手と“婚約解消騒動”があったこの“M”について、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが語ります。

大物女性歌手と“婚約解消騒動”があったM

昨日、『松竹株式会社』第157回定時株主総会が東京・中央区『東劇』で開催されました。

一昨日までの初夏を思わせるような空とは打って変わって、早朝から冷たい雨が終日アスファルトを濡らす肌寒ささえ覚える日になりました。

亡くなられた市川猿之助の御両親の思いがそうさせたかのように…。

猿之助と『King & Prince』のニュースが右往左往しているなか、『週刊女性』が【~遺書にあった“愛するM”の父を直撃~】という報道をしています。

お若い方は御存知無いかもしれませんが、この“父”は50年程前に爆発的にヒットをした楽曲を歌う役者兼歌手で、当時沢田研二やフォーリーブス等と音楽番組で大活躍していた人なんです。

最近は舞台で活動されていた方が、今回の事で“表舞台”に登場したわけです。

直撃取材によるとこの“父”は、「プライベートでも仲がいいのは知っていましたが、恋仲かどうかはわかりません。臆測は困ります。何かわかったら逆に教えてほしいくらいですよ」と答えたそうです。

現在は“M”と連絡がつかない状態で大変心配されているという“父”が、同じく役者の道を選んだ息子が猿之助に世話になり、プライベートに仕事にと世話になっていることに十分恩義を感じていらっしゃるのは、字面を追うだけで読み取れた気がします。

40歳を超えた“M”ですからプライベートは本人に任せていると思いますが、言葉の端々から漏れてくる息遣いのような原稿の見えない“ト書き”に、息子を思う父親としての優しさが滲み出ているのを感じます。

“父”と“M”は仕事として、親子で猿之助の舞台等で共演しているようですが、自分の息子の“もうひとつの顔”を知らないというには少々無理があるような気がします。

まるで最近配信された謝罪動画の「知りませんでした」を信じられない…と感じるように…。

さて、この“M”、10数年程前に大物女性歌手と“婚約解消騒動”があったことで、ベテラン芸能記者たちの間では有名な人物です。

岸田政権の支持率上昇にため息。G7でいったい何が好転したのか?

ゼレンスキー大統領の対面でのG7参加が実現したことによって、メディアのG7広島サミット報道は一層過熱。露出度によるものなのか、各社調査で岸田政権の支持率が軒並み上昇していることに嘆息するのは、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂聰教授です。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、G7が打ち出すメッセージは「戦争継続」や「排除」であって、平和は一歩も近づいていないと指摘。中国に向けられた「経済的威圧」への懸念も、威圧と言うにはグレーなものが多くあると解説しています。

G7が打ち出す「経済的威圧への深い懸念」に対して中国が反発する理由

一度は「オンラインで参加」と、トーンダウンしたウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が広島に降り立った。日本中がこのニュースに沸いた。

だがゼレンスキーは戦争当事国のトップである。それをあたかもアイドルでも来日したかのように追い回すメディアには辟易させられた。それも束の間、今度は岸田政権の支持率が上昇したというニュースが流れ始め、もはやため息しか出なくなった。いったい何がそれほど好転したというのだろうか。

世界が確実に平和へと向かい、経済発展の基盤が整い、ひいては日本経済にも明るい兆しが訪れるという話なのだろうか。G7(先進7カ国)広島サミットの何を見てそう思ったのか、逆に誰か教えてほしい。

ロシア・ウクライナ戦争では、ウクライナを「必要とされる限り支援」し、ロシアに対しては「即時かつ無条件で撤退するべき」との声明を出した。対ロ経済制裁では、さらに一段階引き上げ、ダイアモンドの輸出に網をかぶせる。一方でウクライナにはいよいよ戦闘機を供与する話が具体化しつつある。

これは「武器は提供するからしっかり戦え」というメッセージに他ならない。少なくとも「平和に一歩近づくことができた」と胸を張って誇れる内容ではない。こうしている間にも戦争で多くの命が失われ、その一人一人にこの世で自己実現をする権利があったことを思えば、なおさらだ。

気になるのは、ここ数年、G7に限らず西側先進国が中心となる国際会議の裏のテーマが「排除」である点だ。ターゲットは言うまでもなくアメリカの不興を買っているロシアと中国である。これは当然のこと、新たな対立や紛争へとつながり、ハンドルを誤れば巨大な犠牲を生む危険をはらんでいる。

本来、先の大戦に大きな責任を感じて戦後を迎えたはずの日本であれば、ことさら慎重に対処すべき流れと考えるべきではないのだろうか。

G7報道に関して言えば、ヨーロッパのメディアが一斉に報じたように、「グルーバル・サウスの取り込み」こそが一つの大きなテーマだった。その狙いは中ロ包囲網の抜け穴を塞ぐことだ。短期的には対ロ経済制裁の綻びを繕うためであり、長期的には中国の影響力を少しでも削いでおこうというものだ。

この記事の著者・富坂聰さんのメルマガ

出汁がら昆布の糖質量は問題なし。それでも食べ過ぎ要注意のワケ

糖尿病などで糖質制限をしている人が、食材の糖質量を把握するために参考にするのが、日本食品標準成分表に示された値です。そこでうっかりしてしまうのが、乾物など戻して利用する食材の分量の把握。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では、糖質制限食の提唱者として知られる江部康二医師が、読者からの指摘で昆布の糖質量の認識違いを認め、「糖質制限OK食材」と判断を改めています。その一方で、昆布の食べ過ぎは別の病気を招く可能性があることを伝え、注意を促しています。

昆布の糖質量

【読者からのご報告】

昆布の糖質についてですが、だし用の素干し昆布100gでだしを取った後の昆布の重量は約5倍になります(柔らかくなるまで煮ると6倍)。よって、糖質は約25.1g/500g、100gあたり約5gとなります。

家庭(4~6人分)で素干し昆布20gを使って、だしを取った後の昆布の重量は約100gとなります。

●利尻昆布/素干し(可食部100g当たり)
・エネルギー:138kcal
・水分:13.2g
・タンパク質:8.0g
・脂質:2.0g
・糖質:25.1g
・食物繊維:31.4g
・灰分:20.3g
*日本食品標準成分表2015年版(七訂)

私はだしを取った後の昆布を、刻んだり煮物にして、いつもおいしく食べています。なお、一度に食べる量が25~50g(糖質1.25~2.5g)ですので、血糖値の上昇はほとんどありません。

江部先生からの返信

昆布の糖質量についてお知らせいただきました。ありがとうございます。私は以前は、昆布に関して「だしはとってもいいけれど、糖質が多いので食べてはだめ」と言ってきました。しかし、だしを取って膨らんだ昆布は、ご指摘のように100g中に約5gの糖質であり、糖質制限OK食材と言えます。

私は、乾燥重量で、100g中に25.1gも糖質があるので単純に糖質が多いのでNG食材と思っていましたが「だしを取って膨らんだ昆布は、適量なら、糖質制限的に食べても大丈夫」と考え直しました。

一方、甲状腺機能低下症の問題があります。過去、健康に良いということで昆布を積極的に食べてていた方々において、私の経験だけでも30名以上の甲状腺機能低下症を認めました。多くの場合、昆布に含まれるヨードの過剰摂取によるものと考えられました。

正確には、定期的に年に2回くらい、血液尿検査をすることが多いのですが、TSHが高値でFT4が軽度低値の人が時々発見されるということです。

これらの方々の多くが、聞いてみると昆布を積極的に食べておられました。そして、昆布を止めたら、速やかに正常値に戻りました。やはり、昆布の食べ過ぎには要注意ということになります。

なお橋本病(慢性甲状腺炎)という甲状腺の病気があります。成人女性の10人に1人、成人男性の40人に1人にみられ、比較的よくある病気です。

橋本病は自己免疫疾患です。橋本病のうち甲状腺機能低下症になるのは4~5人に1人未満です。大部分の人では甲状腺ホルモンは正常に保たれています。

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

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「盗聴器とGPSが仕掛けられている」探偵はどうやって探すのか?

あなたは、盗聴器とGPSの違いを知っていますか? メルマガ『探偵の視点』の著者で現役探偵の後藤啓佑さんのもとには、この2つの発見調査依頼が、月に何度か来るようです。実は仕組みの異なる盗聴器とGPS。発見が難しいのはどちらなのでしょう?

GPSと盗聴器

「盗聴器が仕掛けられている可能性があるので、盗聴器の発見調査をお願いしたい」

月に何度かある依頼ですが、その依頼の中には、「ついでに車に付けられている可能性があるGPSの発見調査もしてほしい」という要望があったりします。

盗聴器とGPS、なんとなく同じようなカテゴリーにありそうな2つですが、実は仕組みが全く違います。

簡単に言うと、盗聴器が電波を発信しているのに対し、GPSは衛星からの電波を“受信”しているだけのものなのです。

よって、盗聴器の場合は受信機があれば電波をキャッチし場所の特定が可能ですが、GPSはそもそも電波を発信しているわけではないので、電波関係からの場所特定は不可能です。

しかし、それでもGPSの発見が不可能かというと、そうではありません。

基本的には車の中や外でGPSを装着できる場所は限られているので、GPSを普段から付けている側の探偵(笑)が探せば、本当に装着されているのであれば、発見することは可能です。

つまり、機材などを使わない目視確認ですね。

もちろん、探偵では無い方も車をジャッキアップすれば見つけることができる可能性はありますが、やはり「無い」という確信を持つことは難しいでしょう。

不安なら、探偵に依頼するのがいいと思います。

話しは少し変わりますが、個人的には、車へのGPSよりも「携帯のGPSの共有」のほうが危険ですので、スマートフォンの設定はしっかりと共有オフをデフォルトにしておきましょう。

この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ

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強制性交容疑で書類送検。山川穂高を救うのは「紳士」な“あの球団”一択か

警視庁麻布署は23日、強制性交の疑いで西武・山川穂高内野手(31)を書類送検した。同署は、起訴を求める厳重処分ではなく、検察に判断を委ねる相当処分の意見書を付けたという。しかし、仮に不起訴になっても「山川のプロ野球人生は厳しいものになる」と関係者は口にする。

起訴は一発アウト、不起訴でも……?

山川による強制わいせつ致傷疑惑は、5月11日に『文春オンライン』が報じた。記事によって、山川が知人女性に対し無理やり性的な暴行を加え、既に被害届が出されていることが明らかになり、大きな話題となった。球界を代表する選手なだけに、今後の行方を気にする人も多いだろう。

某スポーツ紙の野球担当記者はこう言う。

「相当処分の意見書が付いたとのことで不起訴になる確率は高いと予想されていますが、不起訴になったからといって何のお咎めもなし…とはいかないでしょうね。警察からの事情聴取を球団に報告していなかったとの報道もありましたし、非常にまずい展開です」

昨日、所属する西武は「誠に遺憾。ご心配をおかけしており、誠に申し訳ございません」などとコメントを発表。駅に掲出されていた山川のポスターが撤去されるなど、まだ書類送検の段階とはいえ影響は大きい。

「仮に起訴されたら契約解除、不起訴でも、今季で契約を切られる確率は高いんじゃないですかね。球団と山川選手の契約は今季で切れますし、意外に思う人も多いみたいですけど、西武はコンプラ意識の高い球団です。“今年で終わり”となっても不思議ではありません」

ソフトバンクは99%獲得しない

順調にいけば、山川は今季中に国内FA権を取得する見込みだった。そして、かねてより「相思相愛」と言われていたソフトバンクと超大型契約を結ぶという報道も出ていた。だが、それがパーになりそうだ。

「不起訴でFA権を獲得したとしても、ソフトバンクは99%取りませんよ。性犯罪のイメージが付いた選手の獲得はリスクが高すぎますし、孫さんや王会長がGoを出すとは思えません。また、四軍まである球団の若手にも『野球さえできれば何をしてもいいんだ』と悪影響を与えかねない。今はおそらく、山川選手の片思いでしょうね」(前出の記者)

だが、ソフトバンクが山川を獲得する確率は、今も1%はあるようだ。

「日ハムから近藤選手を獲得するなど、大型補強をしたわりにチームはパッとしないので、仮にBクラス入りをした場合とかなら…1%の可能性はあるかもしれません」(前同)

「武器支援」ができない岸田首相の功績は?G7広島サミットは成功だったのか

21日に閉幕したG7広島サミット。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは、「G7広島サミットは成功だったか?」をテーマに、自身の見解を述べています。「核なき世界」は実現するのでしょうか?

G7広島サミットは成功だったか?

今回は、G7広島サミットについて考えてみましょう。

「核なき世界」について

サミット、表のテーマは「核なき世界」でした。G7の首脳が、原爆資料館を訪れ、慰霊碑に献花し、核軍縮に関する「広島ビジョン」が発表された。

世界の現状を考えると、一見「無意味なこと」にも思えます。

プーチンが、核使用の可能性に言及し、ウクライナと欧米を脅迫している。こんな状況で、G7の核保有国アメリカ、イギリス、フランスが核軍縮できるとは思えません。

とはいえ、長期的に見れば、「とても意味あること」かもしれません。

1800年にアメリカで、「黒人奴隷はいなくなりますよ」といえば、「愚かな夢」と思われたでしょう。しかし、奴隷はいなくなりました。

1900年に「植民地をなくしましょう!」といえば、「ありえない!」とバカにされたでしょう。しかし、植民地はなくなりました。

1919年、日本はパリ講和会議で、「人種差別撤廃」を訴えました。国際会議でこういう主張をしたのは、日本が初めてです。当時、誰が「人種差別のない世界」を想像できたでしょうか?しかし100年経った今、人種差別は、かなり減りました。

黒人と白人のハーフがアメリカ大統領になる。黒人と白人のハーフが、イギリスの王子と結婚する。

だから、「核兵器のない世界」を夢見るのもいいことです。

今は難しくても、50年後、100年後には実現できるかもしれません。その時、広島サミットでG7の首脳がそろって原爆慰霊碑に献花した写真が、歴史の教科書に載っているかもしれません。

私たちは、リアリストですが、ただのリアリストではありません。「『理想を目指す』リアリスト」です。だから、「核なき世界」をG7のテーマに掲げてもいいでしょう。

裏メインテーマはウクライナ

しかし、実質的メインテーマはウクライナでした。

世界には現在、3つの大問題があります。

1つは、ウクライナ―ロシア問題。2つ目は、台湾―中国問題。3つ目は、北朝鮮問題。

しかし、この中でウクライナ―ロシア問題は、別格です。リアルな戦争が1年以上も続いているのですから。

そして、ウクライナ問題は、「台湾問題に巨大な影響を与える」という意味で重要です。どういう意味でしょうか?

ロシアがウクライナに勝利したら、どうなるでしょうか?習近平は、「プーチンは、日本、欧米から支援を受けるウクライナに勝った。それなら、中国が台湾に侵攻しても勝てるだろう。日本、欧米恐れるに足らず!」と考え、台湾侵攻の可能性が高まります。

逆に、ウクライナがロシアに勝ち、プーチンが失脚したらどうでしょうか?習近平は、「日本と欧米の支援によって、ウクライナはロシアに勝った。中国が台湾に侵攻すれば、勝てないかもしれない。俺も、プーチンのように失脚するかもしれない」と考え、台湾侵攻の可能性が減ります。要するに、

・ロシアが勝てば、台湾侵攻の可能性が高まる
・ウクライナが勝てば、台湾侵攻が減る

ということで、日本は、ウクライナを助けることで、「台湾侵攻を阻止する戦い」をしているのです。

日本は、なぜウクライナを支援しつづけるのか?日本が、中国との戦争を回避するためなのです。

百貨店出店にまで拡大した「売らない店」の伸びしろに集まる注目

最近増えているという「売らない店」をご存知でしょうか? 百貨店にまで拡大しているというこの店舗形態について今回のメルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』で、著者の理央さんが紹介しています。

なぜ売らない店が増えているのか?百貨店に学ぶ真のオムニチャネルと顧客体験の重要性

“売らない店”が百貨店へ拡大しています。

米国発のスタートアップ企業の、b8ta(ベータ)というD2C企業が火付け役で、自ら出店していることに加えて、そのノウハウの外販を始めたとのことです。

「売らない店」のコンセプト

「売らない店」とは文字通り、商品を直接販売しない店舗のことを指します。

ここでの主な目的は商品を売ることではなく、商品の魅力を伝え、その価値を顧客に理解してもらうことになります。

顧客が店舗で試着や試食など実際に体験し、自然な購買体験の中で、その商品の価値を感じてもらうことで、購入意欲を高めることができるのです。

このショールーム機能に特化したリアル店舗で、店舗ではみたり触ったりでき、実際に買うのはオンラインで、というような形態の小売業になります。

日本経済新聞の5月10日の記事によると、実際に、先程のベータだけでなく、高島屋、大丸百貨店では、自店舗にショールーム機能に特化した店舗が、テナントとして入っています。

ユーザーエクスペリエンス(UX)の重要性

「売らない店」を成功させるには、ユーザーエクスペリエンス(UX)、すなわち店頭での顧客体験の“質”が、大きな鍵になります。

たとえば、店舗自体が商品を引き立てる、舞台装置となるようなデザインの独自性が重要です。

来店者がブランドの世界観をリアルで体感できる、特別な体験を提供することが大事です。

スタッフとの対話も重要です。スタッフは商品の価値を伝えるための、重要な役割を果たすことはいうまでもありません。

商品知識だけでなく、人間的な魅力や対話能力を、兼ね備えていることが求められます。

この対話が大事ですよね。売り込みやアドバイスするのではなく、適切なタイミングで、顧客と会話のキャッチボールをすることになります。

ECにはできないことなので、とても重要なポイントになります。

実際に商品を触ったり、操作したりする、体験型のデモンストレーションができることも重要です。

訪問者が、商品の利点や機能性を体感することによって、より深く商品を理解できます。

この記事の著者・理央 周さんのメルマガ

なぜ、私達は「悪い習慣」を断ち切ることができないのか?

良い習慣を続け、悪い習慣を断ち切るためには、何をすればいいのでしょうか。無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で土井英司さんが紹介するのは、習慣のメカニズムを脳科学と心理学の知見から学ぶ一冊です。

これはすごい⇒『習慣と脳の科学』

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習慣と脳の科学

ラッセル・A・ポルドラック・著 神谷之康・監訳 児島修・訳 みすず書房

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、『やり抜く力GRIT』のアンジェラ・ダックワースが絶賛する、習慣と脳の決定版科学書。

【参考】『やり抜く力GRIT

脳神経科学や心理学の知見の集積から、習慣を形成する脳のメカニズムを解き明かしたもので、かなり本格的な論考です。

特に第2章「脳が習慣を生み出すメカニズム」は、難解ながら必読で、これを読むと、ちまたの脳科学本や習慣本は、かなり事実を単純化して伝えていることがわかります。

脳に直接路と間接路があることや、ドーパミンがニューロンに直接興奮や抑制を引き起こすのではないこと、ニューロンにはさまざまな種類のドーパミン受容体があることなど、複雑なメカニズムが、丁寧に順を追って説明されており、仕組みがよくわかります。

そしてなぜ習慣形成が難しいのか、一度形成された悪い習慣が元に戻ってしまうのか、その理由もよくわかりました。

ウォーレン・バフェットをはじめ、多くの成功者は習慣の重要性を説きますが、それは良い習慣が、人間を半自動的に成功に導くからだと思います。

逆に、悪い習慣は人生を破壊する威力を持つので、われわれは誰しも、習慣のメカニズムを一度は学ぶべき。

本書は、その習慣のメカニズムを解説した、現時点で最高のテキストだと思います。

習慣形成や衝動のコントロール、学習などでお悩みの方はもちろん、わが子や生徒を正しい道に導きたい、すべての人におすすめの内容です。

単純化され過ぎた本のなかには、成功のための鍵は見つからない。

そうわかっている人にぜひ読んで欲しい、骨太の一冊です。