田中角栄の懸念が現実に。山本一太と小池百合子と高市早苗の言動

今年1月、山本一太群馬県知事は、高崎市の県立公園にある朝鮮人追悼碑を行政代執行で撤去しました。この山本知事について、やはり参議院議員だった父親とは大違いで浅薄と評すのは、辛口評論家として知られる佐高信さん。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、故田中角栄氏が戦争を知らない世代が中核となる社会を案じていたと紹介。戦争責任を忘れたかのような言動をする政治家として、山本知事に加えて、小池百合子氏と高市早苗氏の名をあげ、アジアの留学生が日本人学生に語った痛烈な言葉を伝えています。

山本一太と小池百合子と高市早苗

「戦争を知っている奴が社会の中核にいるうちは、日本には間違いがない。しかし、知らない奴が出てきた時が、怖い。若い奴に勉強させなきゃいけないね」

田中角栄は口癖のようにこう言っていたが、その心配がいま、各所で現実のものになっている。

都知事の小池が、石原慎太郎でさえ、送っていた朝鮮人虐殺追悼メッセージを送らなくなったこともそうだし、群馬県知事となった山本一太が、高崎市にある県立公園「群馬の森」に設置された朝鮮人追悼碑の撤去に着手したこともそうである。

山本は安倍晋三の盟友で、自民党森喜朗派(のちの安倍派)の参議院議員だった時、逸早く、「ポスト小泉(純一郎)は安倍官房長官しかない」と宣言して動き出した。これには森も怒り、「安倍君のためにならない。ひいきの引き倒しだ」と批判して、「イエローカードどころかレッドカードだ」と派閥退会まで通告したのである。

しかし、山本の先走りによって安倍への流れができ、菅義偉とのコンビで安倍首相実現に向かって動き出す。いわば山本は最初にゲリラ戦を仕掛けたのだった。そんなわけで、山本は安倍と思想的にも極めて近かった。それが今度の朝鮮人追悼碑の撤去につながっているのだろう。

残念なのは、一太の父親の山本富雄は息子のような浅薄な人間ではなかったことである。父親が立派過ぎて息子が反発するのはよくあることだが、山本親子の場合は違いすぎる。

父親の富雄は自民党の参議院議員だったが、学生時代は穂積五一が起こしたアジア学生文化会館に入っていた。「村山談話」の村山富市も入っていたところである。

アジア、アフリカ、ラテンアメリカの国々からの留学生や研修生が起居するその会館を運営するアジア学生文化協会の初代理事長だった穂積は「アジア留学生の父」と呼ばれ、1981年に亡くなった時には中国をはじめ、各地で追悼集会が開かれた。

ある時、会館に入っていた日本人の学生が「あの戦争は軍部がやったことで、自分たちはまったく関与していないから何の責任もない」と話した。すると、それまでにこやかにしていたアジアの留学生が「もう一度言ってごらん」と返した。それはその日本人学生を気まずく黙らせるほどに鋭かった。

「済んだことは忘れよう、新しい立場で仲よしになろうではないかと言う日本人がいるが、忘れようと言えるのは自分たちだ。日本人が忘れようなどと言うのはおかしい」

自分たちには責任はないと戦後生まれの高市早苗も言ったが、山本一太も同じなのだろう。そのアジアの留学生はトドメを刺すようにこう言ったという。

「自分は赤ん坊の頃か、両親に叱られる時は、きまって、“日本人が来るぞ”と言われた。こうして育った情感は消えない。これは日本人にはわからないだろう」

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

image by: Facebook – 群馬県知事 山本一太のページ 

韓国で医師たちが大激怒。715人も「一斉に辞表提出」の異常事態

医師団が「医学部増員」に反対している日本のお隣、韓国。これに更なる動きがありました。無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が、その異常事態について紹介しています。

韓国で専攻医715人辞職届の異常事態

23の病院で715人の専攻医が辞表を提出したことが分かった。まだ辞表受理はされていないが、業務開始命令以後にも復帰しない場合、政府は法的手続きを断行する方針だ。

上位100の病院に勤める専攻医の数は1万2461人で、辞職届を提出した715人は約5.74%に当たる。ただ、週末の間は病院などの事情で集計されず、19日に集計された辞職願いの数は大幅に増えるものとみられる。

趙圭弘(チョ・ギュホン)保健福祉部長官は18日午後、韓国政府ソウル庁舎で開かれた「医師集団行動に関する対国民談話」で「16日午後6時基準、専攻医数上位100の修練病院のうち、23の病院で715人が辞表を提出したと把握している」とし、「ただし、実際に辞表を受理したケースは今のところない」と明らかにした。

福祉部が把握した23の修練病院は、ソウル峨山(アサン)、ソウル聖母、亜洲(アジュ)大学、吉(キル)病院、江南セブランス、高麗(コリョ)大学、九老(クロ)、仁荷(インハ)大学、漢陽(ハンヤン)大学、聖彬(ソンビン)セント、円光大学、海雲台白(ヘウンデベク)、仁川聖母、国立中央医療院、汝矣島(ヨイド)聖母、富川(ブチョン)聖母、などである。

チョ長官は「専攻医が実際に集団行動に入る場合、政府は国民の健康と生命を守るために法に付与された義務により必要な措置を取るようにする」として勤務をしない場合、業務開始命令を下すだろう」と話した。

これに先立ち、大韓専攻医協議会(大専協)は16日午前、「ビッグ5病院の専攻医代表らと議論した結果、19日までに専攻医全員が辞表を提出し、20日午前6時以降、勤務を中断することを決めた」と明らかにしていた。

これに対し、専攻医らの辞表提出行列が始まると、福祉部は16日夕方、報道資料を通じて「この日の午後6時基準で10の病院で計235人が辞表を出したが、これを受理した病院はないことが確認された」とし「このうち実際に勤務をしなかった専攻医は計103人」と明らかにした。

これにより、福祉部は103人に業務開始命令を下し、その後復帰可否を確認した結果、計100人が復帰し、ソウル聖母・富川聖母・大田聖母病院で各1人ずつ、計3人は復帰が確認されず、3人が属する病院の修練担当部署が業務開始命令不履行確認書を受け取ったことがわかっている。

宇宙レベルで考える。なぜ、日本は「少子化」を止めることができないのか?

深刻な少子化を止めることができないままの日本。その理由はどこにあるのでしょうか? 今回の無料メルマガ『幸せなセレブになる恋愛成功変身術』では、著者のマキトさんが日本の「少子化」を解決するためのヒントを語っています。

母は「ブッダより偉大」である

マキトです

今回は 君たち地球人がwどうして、少子化を克服できないのか、その根本理由を明らかにします!

人類史上、最も偉大な人物と言ったらブッダやメシアと考える人が大半でしょう。

では、全人類が一夜にしてブッダになったとします。

。。。しかし、ブッダは男なので誰も子どもを産むことができず、一代で人類は滅亡します(|||゚Д゚|||)

あらゆる生き物は母から生まれます。

メスだけで増える生き物もけっこう多いのですが、オスだけで増えることはありません。

オスは、そもそも卵細胞を持たないからです。

ブッダやキリストとて、母がいなければこの世に生まれてくることすらできません。

偉人も、全員母から生まれてきます。

また、救うべき人類が生まれてこなければブッダやキリストが出現してもニートになるしかありませんw

ブッダやキリストでさえ「相対偉人」に過ぎず、新たな命をこの世に送り出す母のみが「絶対偉人」なのです。

最高の人生とは、母になることであり、母はブッダやキリスト以上に尊敬されるべきです。

「絶対価値」である生命をこの世に生み出すことは究極の奇蹟であり聖業の中の聖業です。

過去の全ての母に感謝し、現在の全ての母を護り、未来の全ての母を育てることこそ全ての宗教・道徳・イデオロギーを超越した「人倫の根源」なのです。

。。。しかし、地球ではその常識が広く認識されているとはとうてい言えません。

日本を蝕む「自民党バイアス」の正体。売国カルト議員を消去法で選ばせる心理戦、反日政権が国民家畜化に成功した理由

「国会議員の裏金問題が批判される昨今だが、この嵐が通り過ぎれば、またぞろ自民党が我が国の政権を担い続けることになるのだろう」と危機感を募らせるのは、投資コンサルタント&マネーアナリストの神樹兵輔さん。心理学や行動経済学に関する著書もある神樹さんは、数々の悪政で自分たちを苦しめてきた“反日・売国集団”の自民党を、なぜか多くの国民が支持してしまう背景に「認知バイアス」の深刻な影響があると指摘。このままでは我が国は貧困化するばかりだと警鐘を鳴らしています。(メルマガ『神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図──政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる!』より)

なぜ反日・売国・世襲・カネまみれの自民党が政権を担い続けられるのか?日本国民の多くが陥った不幸な「認知バイアス」の不思議!

本メルマガではこれまで、日本国の衰退と腐敗の元凶である自民党や、そのスポンサーである経団連について厳しい批判を繰り広げてきました。

自由民主党という政権政党による悪政で、とことん貧乏にさせられてきた日本国民はなぜ、いまだに目覚めることができないのでしょうか。

昨今は、自民党派閥の政治資金パーティーのキックバックやら裏ガネの問題で、国民からの信頼も地に落ちているようですが、この嵐が通り過ぎれば、またぞろ自民党が政権を担い続けることも大いに予想できます。

何しろ、これだけ自民党が叩かれていても、他の野党の支持率が上がったというわけでもないからです。今回の騒動もまた、喉元過ぎれば……で終わるのでしょうか。今回は、そうした自民党が延々と政権を担い続けられる謎について、認知科学の分野から少々探ってみたいと思うのです。

まるで肉屋を支持する豚?「仕方がない」「わからない」

2019年10月、安倍政権が消費税率を8%から10%に引き上げる際の国民の意識調査では、6割が明確に反対だったのに対して、4割の国民は「仕方がない」「わからない」という回答でした。

驚くべきことに、消費に10%もの罰金が課せられることと同様の事態というのに、消費税率10%に、4割もの国民が反対ではなかったのです。

これこそが「脳のクセ」でもある「認知の歪み」に他なりません。

可処分所得(自由に使える手取り収入)が減るというのに、それでも「構わない」「しょうがない」という人たちが、国民の半数近くもいたのですから、正気の沙汰とは思えません。

また、岸田政権の「軍拡」に関しては、世論調査では、何と6割超もの国民が「賛成」であり、「反対」はたったの12%しかいなかったという調査もあるのですから、これまた驚かされました(2023年の朝日新聞と東京大学・谷口将紀研究室の調査)。

ただし、軍拡が、法人税、所得税、タバコ税などの増税につながることには、新聞各紙の世論調査でも反対が7割近くにものぼっていました。「増税は反対」だけれども「軍拡は賛成」というチグハグな結果に、筆者はこれまた複雑な心境にさせられたものでした。

どうも、昨今では「平和憲法」とか「戦争放棄」といった日本国憲法の根幹への国民意識が相当に変わってきているのではないか──と疑わせるのに十分だったからなのです。

いったい、こういう風潮は何を意味するのでしょうか。あたかも自民党の政策に肯定的な反応が示されているのです。

今回は著者の別名義(神岡真司)での研究テーマである「心理学」と「行動経済学」の観点から、自民党をなぜ政権政党として支持してしまうのか──この問題を考えてみます。

「認知バイアス」の不思議!合理的判断から外れた「偏見」「先入観」「脳の判断基準の歪み」が人の心を左右する!

近年は、「認知バイアス」という行動経済学の言葉が相当浸透してきたように思います。

「認知バイアス」とは、私たちの脳のはたらきが、必ずしも合理的かつ賢明に機能するとは限らないことを示す概念です。

イスラエル出身で米国の心理学者ダニエル・カーネマン博士が2002年に、経済学に認知科学を融合させた功績で、「ノーベル経済学賞」を受賞してから、「行動経済学」という分野が非常に有名になり、さまざまな事例に当てはめられ解説がなされてきたものです。

従来の経済学では、人々が合理的に行動することを前提に、さまざまな経済事象が論じられてきました。しかし現実には、そうではない事例もたくさんあることが、「認知科学」的なアプローチによってかなり分かってきた──というわけなのです。

なぜ私たちは「不合理な判断」を下してしまうのか?

たとえば、カーネマン博士が唱えた「プロスペクト理論」は、別名「損失回避の法則」と呼ばれて大変有名です。「価値関数」と「確率加重関数」を用いることで説得力を高めています。

例として挙げれば、値上がりすると思って買った株が、意に反して値下がりした場合、一般的に多くの人は「損切り」がなかなかできないものなのです。

なぜなら、「損失を確定」させることが嫌なばかりに、「きっとまた上がるはずだ……」と思い直してそのまま持ち続けたり、「ナンピン買い」で、安い価格で「もっと買おう」と思ってしまう人が多いからです。

そして、希望的観測でその後の「値上がり」を心待ちにする。これは「損失」が具現化されるのを、ことさら嫌う心理のはたらきによるものです。

その結果もっと値下がりして、今度は安値すぎて、売るに売れないほどの「塩漬け株」にしてしまい、投下資金を何年もの長期にわたって寝かせることになってしまう人が多いわけです。

これらは「10万円もらった時の嬉しさよりも、10万円を落とした時のガッカリ感のほうが、喜びの2・25倍も人の感情に影響を及ぼす」という認知科学の「価値関数」のデータによって裏付けられています。

さらに、買った株が値下がりした時に、「もっと下がるかもしれない」というリスクを過小に判断する傾向は、「高い確率を低く見積もり、低い確率を高く見積もる」という人間の「確率加重関数」によっても裏付けられています。「手術の成功率は95%」と医師から告げられていても、「いや、成功率100%でなく、5%でも失敗の確率があるのは、心配このうえない…」といった不安心理を誘発させるのです。

あるいは反対に、値下がりした株については、「あなたが買ったその株が今後値上がりする確率は、もはや30%ぐらいしかありませんよ」と評されても、「30%も値上がりする確率があるなら、このまま持ち続けよう」などという心境になるのも、低い確率を高く見積もりがちな人間の性向です。

この「確率加重関数」は、概ね40%を境に生じやすい現象であることを、カーネマン博士は実証実験で突き止めています。

自分にとって合格確率が低い何かの試験であっても、「何が何でも〇〇に合格してやるんだ」と頑張る人がいるのは、この「確率加重関数」の影響が深くかかわっている──ということも窺えるわけです。

これは、35年にも及ぶ住宅ローンで5000万円の借金をして、マイホームを購入する──という判断においても、「35年もの間、5000万円もの借金を返し続けられるのか?」という途方もないリスクに対して、「大丈夫だ。何とかなるさ……」と、大きなリスクを過小評価してしまう残念なケースにも当てはまるでしょう。

こうした人間の「認知バイアス」については、筆者の著書の宣伝になりますが、筆者の別名義である「神岡真司」の著作として、2月19日に全国書店で発売になる『脳のクセを徹底活用!「認知バイアス」最強心理スキル45』(税込1650円・清流出版)でも詳しく解説していますので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。

世襲議員は「地盤」「看板」「カバン」の3バンが立候補の時から作用して選挙戦で非常に有利!

さて、それらを踏まえて、自民党の国会議員は4割近くが世襲議員です。2代目、3代目議員がウヨウヨいるのです。

ここでいう世襲議員の定義は、「父母、義父母、祖父母の他、3親等内の親族が国会議員または地方首長もしくは地方議員だった場合」を指しています。

世襲でない新人の場合であっても、選挙でひとたび当選すると、国会議員の報酬と待遇があまりにもよすぎるので、封建領主気取りになって、息子や娘に世襲でポストを継がせたいと思うのが、多くの親バカ議員に通じる心理でもあるのでしょう。

こうして2代目、3代目の世襲議員が増殖し、はびこっていく構図があるのです。

本メルマガで、かねて議員の報酬や待遇については詳細をお伝えしていますが、選挙の際に当選に有効なアイテムとしては、「地盤(後援会組織)」「看板(知名度)」「カバン(政治資金)」の「3バン」が非常に重要といわれています。

世襲議員は、親から知名度とともに選挙地盤を受け継ぎ、カネの詰まった政治資金団体を「無税」で引き継ぎます。

自分の力で世の中を泳ぎ渡った社会経験がまるでない、あるいはコネで社会人になったようなひ弱な議員の子息でも、親の後を継いで立候補すれば、それだけで当選に近づくほど非常に有利です。

親の後を継いで、若くして国会議員になれば、自民党の組織内では、多くのポジションを経験でき、党内出世も早まります。

こうして首相をはじめ、構成する閣僚メンバーの6割~7割が世襲バカボン議員で占められる現状となっているのです。

世襲議員には、もとより国政への見識や使命感はありません。彼らのレーゾンデートル(存在価値)は、「一族の存続と繁栄」という目標に向かって、利権や口利きで資産構築に走ることのみとなります。

この記事の著者・神樹兵輔さんのメルマガ

政敵ナワリヌイ氏が獄死。それでもプーチン独裁が崩壊に向かう理由

反プーチンの急先鋒として知られるロシアの活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏。そんなプーチン大統領の政敵獄死の報は全世界に衝撃をもって伝えられ、死因についてもさまざまな言説が飛び交う事態となっています。このニュースを取り上げているのは、国際関係ジャーナリストで28年間のモスクワ滞在経験を持つ北野幸伯さん。北野さんはメルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で今回、ナワリヌイ氏がこれまで暴いてきたプーチン氏及びその周辺の「不都合な真実」を紹介するとともに、ナワリヌイ氏に「神話」を崩壊させられたプーチン体制の崩壊を予測しています。

プーチン最大の敵が獄死。ナワリヌイが世界に残した「功績」

全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!北野です(@一部映画のPRがありますが、依頼されたわけではありません)。

「プーチン最大の敵」として知られるアレクセイ・ナワリヌイが2月16日、獄死しました『BBC NEWS  JAPAN』2月16日付。

ロシア野党指導者ナワリヌイ氏が死亡=ロシア刑務所当局
2/16(金)22:34配信BBC News

 

ロシアの刑務所当局は16日、近年のロシアで最も著名な野党指導者だったアレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が、収監されていた北極圏の刑務所で死亡したと発表した。

このニュースを聞いて「え!?ナワリヌイ死んだの?!」と嘆き、涙を流す日本人は少ないと思います。というのも、あまり日本では知られていないからです。しかし、28年モスクワに住んでいた私から見ると、ナワリヌイは間違いなく、【 プーチン最大の敵 】でした。

なぜ?

ナワリヌイは1976年生まれ。ロシア一の政治系ユーチューバーでした。チャンネル登録者数は、2024年2月時点で622万人。大きな影響力を持っていた「反汚職基金」(FBK)の創設者でもあります。

彼の名を全世界にとどろかせたのは、1本の動画でした。2017年3月に投稿した、「オン・ヴァム・ニ・ディモン(彼は、あなたのディモンじゃないよ、意味は、メドベージェフは、君が思っているほど、いいやつじゃないよ)」という動画は、メドベージェフ首相(当時)が複数の超巨大別荘を所有していることを暴露していました。これまでに、再生回数は4,400万回を超えています。実際の動画はこちら。

Он вам не Димон

ロシア語の動画なので、見たのはほとんどロシア人でしょう。この国の人口は、約1億4,600万人なので、ロシア人の約3人に1人が見たことになります。

それで、「真相究明」を求める大規模デモが、ロシア全土で起こってきた。ロシア政府は、デモ参加者の要求を、徹底的に無視しつづけることで、この危機を乗り切ります。しかし、国民の多くがプーチン政権に幻滅したことは間違いありません。

プーチンはこの事件で、「ネットメディアのパワー」を実感したのでしょう。ロシアのテレビは、2000年代からプーチンの支配下にあります。テレビで、プーチンの悪口は、一切聞かれません。

では、インターネットは、どうでしょうか?プーチンは、ネットの影響力を過小評価していて、かなり自由があったのです。そして、インターネットは、テレビとは真逆で「反プーチン派の勢力圏」になっていました。

ところが、ナワリヌイのメドベージェフ別荘群暴露動画以降、ネット規制がどんどん厳しくなってきた。そして、私自身の業務にも支障が出るようになってきました。結果、私は2018年、「日本に完全帰国することを決意した」という流れです。つまり、ナワリヌイの活動は、間接的に私の生活にも大きな影響を与えたことになります。

こんな流れを見ると、ナワリヌイは、「プーチン最大の敵」と言っても、過言ではありません。

首都圏なら作業着は売れ続ける。ワークマンはどう生き残るべきか

作業着の専門店としてスタートするも、今や女子向けやアウトドア製品の分野にも進出したワークマン。とは言え弊サイトでも既報のとおり、アウトドアに関しては「ワークマン離れ」が進んでいるという現実もあります。そんなワークマンに、「将来性」はあるのでしょうか。今回のメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』では人気コンサルの永江さんが、同社のフランチャイズ加盟者からの質問に答える形で、ワークマンの今後について考察。その上で、質問者に商品ラインナップ等についてアドバイスしています。

【関連】アウトドア初心者たちの急速な「ワークマン離れ」が深刻化。人気コンサルが分析した理由は?

ワークマンに将来性はあるか?

Question

shitumon

永江様、いつも有益な情報ありがとうございます。質問させていただきます。現在、私はワークマンにフランチャイズ加盟しております。ワークマンは現状主にワークマンとワークマンプラスとワークマン女子がありまして、私の店は職人さんや建設土木作業員の割合が多いワークマンです。

ワークマンプラスもワークマンと扱ってる商品はほとんど同じ(若干カジュアル物が多い)ですが、既存ワークマンから名前と店舗什器を少し変えてリニューアルすると売上が上がるので名前だけ変えた所も多いです。最近増やそうとしてるのが作業服を扱わないワークマン女子(男性物も2、3割)で本部としてもそちら方面に力を入れているのかなと感じています。

作業服を使う人口は激減するだろうと思いますが、冬の電熱ベストや夏の空調服などバッテリーを使う高単価の商品も増えていて売上はまだ減っているわけではありません。ですが、将来的に自分の店をカジュアル寄りにしていくのか今のまま作業服を扱いながら本部指定の商品を売っていくのか悩んでおりまして、本部もいろんな業態を出して迷走しているのかなと思います。

永江様も昨年末におっしゃっていましたが、ワークマンは少しダサいですがワークマンアンバサダーなどのインフルエンサーなどの意見を取り入れた振り切った商品が出せるのが魅力かなと思っています。最近は安全靴ではない安い普通の靴やアウトドアシューズやスポーツ向けの靴が伸びているのを感じます。

フランチャイズの制限もありいまからだとSNSや広告など勝手にできないことが多いのですが、付加価値をつけるために刺繍機を導入してお店でできるようにしたり、今後外注していたプリントも機材を入れてお店でできるようにしようと考えております。

永江様のワークマンの今後についてのお考えをお聞かせいただき、何かアドバイスなどございましたらお願いいたします。

この記事の著者・永江一石さんのメルマガ

松本人志を“生贄”に捧げる「工作員」たちの狙い。元自民議員タレント・金子恵美がついたウソ、「言論統制」に疑問の声が続出

週刊文春』から自身に向けられた性加害疑惑に対して、出版社の文藝春秋に5億5,000万円の損害賠償請求を起こした松本人志(60)。その第1回口頭弁論が3月28日に行われることが15日夕に分かったのは、弊サイトでも既報のとおりだ。

一連の「松本騒動」をめぐっては「報道の自由ネット私刑」の関係が注目されているが、そんな中にあって元衆議院議員でタレントの金子恵美(45)が出演した番組内で、自らの思うところを述べたところ、ネット上で批判的な書き込みが相次ぐ事態に。金子は何を語り、そしてネットユーザーはそのコメントのどこに反応したのか。

週刊誌報道やネット上での“自由な議論”に懐疑的な姿勢

日刊スポーツの記事によると、その発言が飛び出したのは16日に放送されたワイドショー「ゴゴスマ」(TBS系)。番組で松本の裁判が扱われた際に金子は“週刊誌は真実でなかったとしても記事を書けてしまう”とした上で「疑惑の段階から社会的制裁を受けるようなこの社会というのは、在り方として正しいのか?」と、暗に週刊誌報道やそれを受けるかたちで展開されるネット上での“自由な議論”に懐疑的な姿勢を示した。

【関連】金子恵美氏、松本人志の週刊誌報道に「疑惑の段階で社会的制裁を受けるような社会は正しいのか」

これに対してネット上には次のような投稿が相次いだ。

《松本が会見開いて疑惑を全否定すればよかった話なんじゃないの?》

《後輩使って悪質な飲み会開かせてたってのは疑惑じゃなくて事実でしょ》

《個室マッサージで松本がやらかしたことについては被害者が警察行ってるしなー》

【関連】松本人志「10人目の被害者」は個室マッサージ店で“口淫強制”か。ついに警察沙汰で追い詰められた「裸の王様」、文春砲が温存中の“爆弾級大ネタ”が近日炸裂も

中でも目立ったのは、こんな書き込みだ。

《散々テレビがやってきたことを棚に上げて、週刊誌批判ですか》

《週刊誌やらネットは悪で、テレビは善だと言いたい?》

《ワイドショーのコメンテーターだって叩いてきただろ》

これらの反応について、かつて在京キー局のワイドショー制作に関わったことがあるという50代のテレビ関係者に話を聞いた。

「身内の恥をさらすようですが、これまで“容疑者”の段階でさまざまな人を“犯人”扱いしてきたのは週刊誌やSNSではなく、テレビや新聞といったマスメディアの方だという見方は間違っていないと思いますよ。書き込みにもあったように、ワイドショーのコメンテーターなんて基本、言いたい放題みたいなところがあるじゃないですか」

ではなぜ金子氏は、“松本擁護”とも受け取れる今回のような発言を行ったのか。

「金子さんは衆議院議員になる前に、ミス日本関東代表に選ばれた過去がある、言ってみれば“芸能村”出身の方ですし、身内を守りたいという側面が強いんじゃないでしょうかね。さらに言えば、舞い戻ってきた芸能村ではワイドショーは良い“食い扶持”ですから、週刊誌を悪者っぽくしておけばコメンテーターとしての椅子も保証されますしね」(同前)

確かに、タレントの優木まおみ(43)も13日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、「芸能界に私も20年以上いて、松本さんのモラハラとかパワハラとかっていうのを現場で聞いたっていうことはないんですよ。セクハラにしても」とコメントしている。

【関連】優木まおみ、松本人志巡り「芸能界20年以上いて松本さんのモラハラやパワハラ聞いたことない」

こちらも金子同様、松本擁護と“週刊誌下げ”を狙っての発言だったのだろうか。

テレビを使って「言論統制」という恐怖のシナリオ

さらにこんな指摘をする人物もいる。40代の男性ネットメディア編集者だ。

「松本さんへの“ネット私刑”を口実にして、日本を言論統制国家にしてしまいたいという流れがあるように思えてしまいます。SNSはもちろん、その起点を作る週刊誌報道まで規制してしまうという動きです」

そんな男性ネットメディア編集者は、金子の衆議院議員の過去に注目する。

「金子さんは自民党では二階派所属で、特定秘密保護法は必要という立場を取っていました。そんな彼女を自民が広告塔に立ててSNSやネットメディア、週刊誌に批判的な世論を醸成しようと画策しているとしてもおかしな話ではないでしょう」

そのような芸当は可能なのだろうか。これについては大手週刊誌での執筆経験を持つ50代の元記者男性から興味深い話を聞けた。

「かつて西日本のとある県のマスコミ関係者が話していたんですが、潰すと決めた政治家がいたら、その県の同系列のテレビ局と新聞社で徹底的にネガキャンを張ってとことんまで追い詰める、とのことでした。ですから言論統制にもっていくという情報操作目的でテレビを使うのも大ありでしょうね」

金子はその片棒を担がされているのだろうか。ちなみに彼女は衆議院議員時代、「憲法9条の改正」と「集団的自衛権の行使容認」に賛成という立場を取っていたことも付け加えておく。

橋本環奈&浜辺美波「イケメン男子との深夜飲み」は合コンではない!繰り返す、たぶん合コンではない…芸能記者が見つけた証拠

女優の橋本環奈さん(25)と浜辺美波さん(23)が参加する「深夜の飲み会」を週刊誌がキャッチ!その宴には「イケメン男子」も同席していたと報じられ、「男子卒倒モノのゴージャスな顔ぶれ」「羨まけしからん」など各方面に波紋が広がっているようです。それはともかく、ハシカンには中川大志さん(25)という超絶イケメン彼氏がいたはず。もしこれが「合コン」だったとすれば、不測の事態をまねく可能性もありそうですが……芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは「恐らく合コンではない」に一票。その理由とは?

中川大志という彼氏がいながら「これは合コンなのか?」いいや違う単なる酒豪だ?

『女性セブン』が橋本環奈と浜辺美波の“26時過ぎまで続いた夜の宴”をキャッチしたようですね。

2人の名前が並び、すぐに思い出すのは2019年暮れからオンエアされた『NTTドコモ』のCMです。

大学受験を控えた親友同士の悶々とした日常が、短い尺の中に凝縮された非常にクオリティの高いCMで、まるで短編映画を観ているようでした。

目を閉じると、堤防の上を笑顔で歩く制服姿の2人が鮮やかに蘇ってきます。

数年後、この2人が『紅白歌合戦』のMCを担うまでに成長するとは…感慨深いですね。

この“夜の宴”記事が公になってすぐ、複数の若手芸能記者たちから「これは合コンと解釈していいのでしょうか」という問い合わせがありました。

改めて記事を読み返してみると、“宴”に参加した男性のひとりを「どこかで見たことのあるイケメン」と何とも奥歯に物が挟まったように紹介したり、「バレンタインデー直前の夜のことだった」と思わせぶりたっぷりに、張り込んだ日時の説明で記事を締めていました。

さらに写真を見ると、ハシカンこそ目深に被ったキャップとマスクという、いわゆる芸能人が外出するときの必須アイテムで顔を覆ってはいますが、浜辺を見る限り全く隠す物を身に着けていない完全なノーガード状態なのがわかります。

この状態は、この“夜の宴”に集まった人間たちのラフな関係を想像させるものだと言えるでしょう。

【関連】浜辺美波、「最近ふっきれました。今回なんて白目むいて寝ていますから(笑)」【インタビュー】

もしこれが“合コン”なら、2人が自由に道を歩くことはなく、店の出入り口に彼女たちの移動車輛が横付けされ、ツーショットはもちろん本人の近影すら撮られないように警戒するはずです。

これらを考えると、これは合コンというより「気の合う友達同士の単なる飲み会じゃないのか」と私は後輩たちに伝えました。

ただ「どこかで見たことのあるイケメン」の正体はとても気になりますけれど…。

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90%のシェアを占める分野も。日本の「半導体製造装置」産業の実力を英経済誌が認めた

スマホやパソコン、家電や自動車に至るまで、我々の身の回りのあらゆる製品に組み込まれている半導体。そんな半導体製造装置の分野において、日本企業が世界で大きな役割を果たしていることをご存知でしょうか。今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、英国有力誌が我が国の半導体装置メーカーの実力を取り上げた記事と、中国政府の同分野への取り組みを伝える記事を紹介。その上で、日本の半導体製造装置産業は安全保障の観点からも「有力な交渉材料」になるとの見方を記しています。

世界に誇る日本の半導体製造装置

半導体製造装置は日本が世界に誇る産業分野です。

それについて英誌エコノミストが論じています。2024年2月15日の記事です。

好調な日本の半導体装置メーカー、いつまで続く?

 

長らく投資家から疎まれてきた日本企業が注目を集めている。

 

特にチップ(半導体集積回路)製造装置メーカーがそうだ。

 

2月13日、東京エレクトロンは昨年最終四半期に予想を上回る利益を計上し株価は13%上昇した。現在日本で4番目に価値の高い企業となっている。

 

東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコ、レーザーテック、スクリーン・ホールディングスの時価総額上位5社の合計額は、ドルベースで過去1年間に倍増した。

 

今回の上昇は、景気循環以上のものだ。人工知能を処理できるチップの需要は、それを製造するためのより多くの装置の需要を意味する。

 

日本メーカーは、半導体のサプライチェーンのニッチな分野で長い間支配的な役割を果たしてきた。

 

東京エレクトロンは、フォトレジスト・コーティング(製造工程で半導体ウェハーに塗布される感光性化学薬品)を施す設備の世界市場で約90%のシェアを占めている。

 

ディスコも同様に、チップ製造に必要な精密切削・研削工具で圧倒的なシェアを占めている。

解説

好調な日本の半導体製造装置産業について記しています。

しかしながら、中国はこの分野にも進出してきています。同じ号の別の記事を見ていましょう。

中国、海外チップ技術への依存を静かに減らしている、ファーウェイなどの企業が地元サプライヤーを開拓中

 

中国政府は長年、国内のチップ産業に補助金をばらまいてきたが、アメリカやその同盟国が課す貿易制限への懸念が高まり、この取り組みをさらに強化することになった。

 

2022年、中国政府は「情報革新」プロジェクト(xinchuang)と呼ばれる国家的な取り組みを強化した。

 

中国のチップ産業は秘密のベールに包まれている。ブレークスルーや失敗はしばしば国家機密とみなされ、それを漏らすと逮捕されることもある。

 

8月、中国のハイテク王者ファーウェイは、7ナノメートル(nm)チップを搭載したスマートフォンを製造し、世界に衝撃を与えた。

 

それでもまだ、中国のチップ産業は技術的フロンティアからはほど遠い。

 

ファーウェイとSMICが最終的に5nmチップの生産に成功したとしても、韓国サムスンや台湾TSMCが2022年時点で3nmチップの量産を開始していることに比べれば、はるかに遅れをとることになるだろう。

 

しかし中国の最大手企業のいくつかが、地元の代替製品を試すことに前向きになっている。これにより、サプライヤーはフィードバックを受け、設計を改善する機会を得ることができる。

 

これはリスクを伴うが、中国政府は現地の装置を購入するメーカーに補助金を支給することで、その道を緩和していると考えられている。

 

アメリカ商務省の試算によると、中国はすでに約1,500億ドルの補助金をチップ産業に投入している。

 

ウェハー製造装置の中国メーカーの国内市場シェアは、2019年の4%から昨年は推定14%に上昇した。

 

中国当局は海外から輸入する効率性よりも国内自給の安定性を重視している。その代償は価値があると判断しているのだ。

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3月11日に総選挙のはずが動きなし。北朝鮮から漂ってきた「きな臭さ」

独裁体制の北朝鮮でも5年ごとに実施されている代議員選挙。予定では今年3月11日に行われるはずが、2月半ばの時点で何の告知もないという異常事態となっているようです。今年に入って能登半島地震に触れた異例のメッセージを発信したかと思えば、韓国にはかつてないほど強硬な姿勢を示す金正恩総書記の思惑はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では、著者で国際政治経済学者の浜田和幸さんが、国民の関心を外へと向けたい北朝鮮の国内事情を解説しています。

知られざる北朝鮮の選挙事情

ぶっちゃけ、今年は世界的な「選挙の年」です。60を超える国々で大統領選挙や議会選挙が予定されています。

最も直近となる2月14日に行われたインドネシアの大統領選挙では、プラボウォ国防相がウィドド大統領の後継者として当選を果たしました。現在72歳ですが、3度目の挑戦で投票総数の6割近くを押さえる圧倒的な強みを発揮。

スハルト独裁政権の軍幹部として活躍し、人権侵害の疑惑が付きまとっていましたが、選挙集会でダンスを披露すると思えば、可愛らしいイメージキャラクターを活用するなど、親しみやすさを演出した選挙戦が功を奏したようです。

一方、「選挙などあるの?」と、疑いの目で見られているのが独裁体制を維持している北朝鮮に他なりません。しかし、おっとどっこい、最高人民会議の議員選挙が5年ごとに行われているのです。現在の議員の任期は3月10日に終わります。

そのため、3月11日には総選挙が予定されていました。というのも、新たな最高人民会議は3月22日に召集されることになっているからです。

ところが、2月も後半に入ったにもかかわらず、選挙の告知も候補者リストの公開もありません。何やらきな臭いにおいが漂っているのが、昨今の北朝鮮と言えそうです。

そういえば、金正恩総書記はこのところ韓国を「最大の敵国」と名指しし、「南北統一に向けての話し合い」を一方的に破棄。首都ピョンヤンに聳えていた「統一記念碑」も爆破する有様でした。

実は、北朝鮮の憲法にはこれまで平和的な交渉を経て、南北の統一を実現する旨が明記されていました。しかし、金正恩氏の鶴の一声で、そうした融和的な政策は破棄されてしまったのです。

去る1月の最高人民会議での演説において、金正恩氏は「もし韓国が0.001ミリでもわが方の領土、領空、領海に入った場合には、宣戦布告と見なす。核兵器の使用を含め、韓国をせん滅する」と宣言しました。

これまでにない強硬な姿勢に世界は驚かされています。一体なぜ、そこまで韓国を敵視するのでしょうか?どうやら金正恩氏は日常生活が一向に改善しないため国民の間で金王朝への不満と不信が渦巻いていることへの危機感を強めているとしか思えません。

ミサイル発射実験には熱心ですが、食料、医薬品、電力の不足に加え、公務員の給料の遅配も深刻化し、脱北者や事故の件数も急増しています。これでは選挙どころではなく、非常事態と称して、国民の関心を外に向けるしかありません。

ぶっちゃけ、「窮鼠猫を噛む」ではありませんが、韓国への侵攻が懸念されるばかりです。

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