小室圭・眞子さん夫妻の警備費「年8億円計画」報道にネットから批判の声。「許せない」「税金のムダ」

NY州の司法試験に再チャレンジし、結果を待っている状態の小室圭さん、眞子さん夫妻に驚きの報道が飛び出し、ネットで物議を醸している。報じたのは『週刊新潮』のネット版「デイリー新潮」で、「小室さん夫妻の警備に最大で「年間8億円」の極秘計画 「外交機密費」から捻出か」というセンセーショナルな見出しとともに、外交機密費から小室さん夫妻のNY生活での警備費を捻出する極秘計画が政府内で浮上していることを伝えた。詳細は、上記リンク先の「デイリー新潮」や10日発売の『週刊新潮』に譲りたい。

NYでの新婚生活を満喫していると思われる小室さん夫妻だが、司法試験の不合格や母親の金銭トラブル泥沼化など、何かとネガティブなニュースばかりが聞こえてくる。

眞子さんの父親である秋篠宮さまからも国民から結婚が祝福されていなかったことを認めるご発言や、天皇陛下からも二人の行く末を案じるご発言が出るなど、日本を出てからも悪い意味で注目される存在となってしまっている。

そこで、現地パパラッチや在米ユーチューバーなどが、小室さん夫妻の「スキャンダル」やプライベートの一挙手一投足をつけ狙うことのないように、日本政府が「外交機密費」を投じてまで、日本のロイヤルカップルの警備を強化するというのはわからないでもないが、報道された極秘警備計画の費用は「8億円」と膨大だ。

この金額の原資は言うまでもなく国民の血税、税金である。日本のネット上では、今回の報道について疑問の声や怒りの声など、厳しい意見が多く投稿されている。

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戦いを止めよ。北京「パラ」アスリートを侮辱するプーチンの蛮行

3月4日、北京で開幕した第13回冬季パラリンピック。しかしそのおよそ1週間前に開始されたロシアによる軍事侵攻で、障がい者スポーツ世界最高峰の大会のさなかにも、270万のウクライナ人障がい者が命の危険に晒されています。この事態を憂い批判するのは、要支援者への学びの場を提供する「みんなの大学校」を運営する引地達也さん。引地さんはメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』で今回、パラリンピックを否定するプーチン大統領の蛮行を糾弾するとともに、即時の停戦を強く求めています。

 

北京パラリンピック開幕とウクライナ人障がい者と戦争

北京パラリンピックが戦火激しい同じ大陸で行われている。

パラリンピックが戦争で傷ついた人々の社会復帰から発展した歴史からすると、ロシアがウクライナに侵攻した事実はその存在そのものを否定することにもつながり、開催に向けて苦難を乗り越え、努力を積み重ねたパラアスリートたちのその過程を侮辱することにもなり、悔しさは悲しみに変わっていく。

とりわけ、ウクライナのパラアスリートたちは複雑な思いで北京にいると思われる。

記者会見でウクライナ・パラリンピック委員会のワレリー・スシュケビッチ会長は「来られたのは奇跡だ」と述べた。

障がい者コミュニティにとって戦争とは、銃弾が来る来ないに関わらず、支援が途絶えることで生命の危険に直面する、深刻な被害を真っ先に受ける人たちである。

障がい者の存在は社会を強くするはずなのに、攻撃はその存在を否定するもので、浅知恵に侵された愚行としか言いようがない。

欧州障害フォーラム(European Disability Forum)によると、ウクライナには270万人の障がい者が登録されているという。

同フォーラムは侵攻を受けて声明を発表し、ウクライナの障がい者への安全確保を求めている。

声明では障がい者の状況を「同国にいる私たちの仲間は障がい者の状況が恐ろしいことを確認しました。例えば、キエフの避難所はバリアフリーではなく、障がい者は安全に行ける場所が分からず、家にいる以外ないのです」と説明する。

この声明は、欧州機関長、欧州・ロシア・ウクライナの各元首、北大西洋条約機構(NATO)へのオープンレターとして出された。

そこには「そもそも地域社会から切り離され、施設に住む障がい者は、放棄され、忘れられる危険性があります。ウクライナだけでも、少なくとも82,000人の子供たちが社会から隔離され、無数の成人障がい者が永久に施設にいるのです」との現実を示し、以下の確保を求めた。

それは「すべての人道支援への完全なアクセス」「暴力、虐待、虐待からの保護」「安全および支援の手順、避難に関するアクセシブルな情報提供」「水と衛生、社会支援、教育、医療、交通、情報などの基本的なサービスへのフルアクセス」である。

しかしながら居住地への攻撃は一般市民の犠牲も伝えられる中で、「人道回廊」も機能しないところを見ると、障がい者の生存への危機を危惧せずにはいられない。

声明では「きちんとした扱いを受け、放棄されないこと。施設や孤児院で暮らす人々も十分に考慮した対策を講じることが不可欠です」と強調しているが、これはあくまでも最低限で精いっぱいの要求のように思えてならない。

 

武田教授が警告。「正義」を振りかざす日本外交は世界で通用しない

国連が把握しているだけでも、すでに500人に迫る民間人が犠牲となっているロシアによるウクライナ侵攻。その責任はプーチン大統領に求められて然るべきですが、何が彼を軍事行動に走らせたのでしょうか。今回のメルマガ『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』では中部大学教授の武田邦彦さんが、その原因を考察。さらに「正義や誠実」を重んじる日本外交の危険性を指摘しています。

 

ウクライナ紛争が起こるいま、浮き彫りになる日本の下手な外交

日本外交は下手で傲慢だ。でも、それが日本人になにも影響がなければよいが、外交は下手をするととんでもないことになり、東亜戦争の前には、対華21か条要求や、満州国のリットン調査団、そして対米戦争開始の経緯など、外交としては最低のレベルで進み、それがやがて310万人の日本人が死ぬ原因となった。

それぞれの相手になった、中国、白人植民地国家、そしてアメリカはいずれもそれほど悪徳ではない。日本人が相手のことを知り、相手や周辺諸国も「自分のことを考えているのだ」ということを知っていればよかった。

日本以外の相手の国や世界の国々は「普通の人間」である。お金持ちになりたい、楽になりたい、威張りたいと思っているのだが、それに対して日本人だけが「正義」や「誠実」を求める。それは絶対的な正義や誠実ではなく、日本人が日本の風土と歴史、日本人の自然と祖先に対する信仰という特殊な環境から見た正義と誠実なのである。

日本が中国に攻め入った時、それはそれで日本側には理由があり、ロシアの進出を止める力が当時の清国にはなかったので仕方がないと思っているうちに、戦線は拡大していった。でも、中国(清国から中華民国に変わったが)は満州は仕方がないとしても、中国本土に日本が軍隊を派遣してくるのはやはり屈辱だったのだ。

満州の運営では白人はもっとひどいことをしているし、満州国の国際調査団リットン報告では暗に「俺たちにも少し甘い汁を吸わせてくれ」と言っているだけだ。さらにアメリカと戦争になったのは、「石油の禁輸」ではなく、その前にアメリカが「中国の利権を少し分けてくれ」と希望しているのに断ったからに他ならない。石油の禁輸はその結果であって原因ではなかった。

日本だけが独自の道徳や誠実さを求めてもダメで、国際的な常識に沿わないと孤立する。今回のウクライナでも、日本の報道でニュースを聞いている日本人はまた大きく異なる道に進んでいるように思う。

なぜ、年収1000万超のサラリーマンは「あえて上司に恩を売る」のか

あなたは自分の上司をどう見ていますか?実は、その上司、あなたの出世のアプローチのために一役買ってくれるかもしれません。今回のメルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では、著者・佐藤しょ~おんさんが上司がキーとなる確実に出世する方法を披露しています。 

上司を助けろ

今日はちょっと生々しいのですが、出世のひとつのアプローチを解説しようと思います。

これはタイトルにも書いているのですが、上司がキーになるんですよ。出世しない人にとって、上司って、口うるさい存在で、面倒な仕事を振ってきて、自分の給料を決める権限がある、ハッキリ言ってあまり好きな存在ではないですし、お近づきになりたくない(近づいても良いことなんてあるわけがない)そんな存在でしょ。

でもね、そんな上司だって人間なわけで、同じようにサラリーマンをしているわけですよ。ということは、あなたと同じように、上司からプレッシャーを掛けられたり、仕事で悩みを抱えていたりするわけです。

スゴく大事な視点なんですが、上司は雲の上の存在ではなく、たまたまあなたの上司という役割を演じているタダの人間なんです。そういう視点で上司を観察してみてください。そうすると、上司の悩んでいること、困っていること、クリアしたい目標などなどが見えて来るでしょ。

このうち、あなたがヘルプしたり、アシストしたりできることが何かないか?を考えるのですよ。あなたの業務に於ける優先順位を、上司の困りごとを解決させることに注力するのです。

これが確実に出世するひとつの方法です。私はサラリーマン時代に、一度だけ降格、降給の憂き目に遭ったことがあります。それを決めた人は当時私の上司だった部長なんですけど、これはどこかでお返しをしなきゃならんなと、降格が決まった時に思いました。

ここでいうお返しって、ネガティブな話じゃなくて、今書いたような、困っていることを解決してあげるということで、そうすることで私へのイメージを良くさせようということです。

施術をしたのは10万人以上。ピカソも受けたトンデモない“若返り”手術とは?

人類永遠の夢である「若返り」。さまざまな童話や昔話でも若返りたい魔女や悪者はよく目にしますよね。実は、実際に若返りができるとして医療手術で一世を風靡した医師がいたといいます。そこで今回は、メルマガ『見ル野栄司のシブすぎ技術秘話』の著者で元エンジニア漫画家の見ル野栄司さんがその医師の話を詳しく紹介しています。

 

人類永遠の夢「若返り」を追い求めた医者の話

セルジュ・ボロノフをみなさんご存じでしょうか?今から100年ほど前の人物なのですが。医者です。

かれはなんと、人類の永遠の夢である「若返り」の医療手術で当時を一世風靡した人物です。

この若返りですが、ひとことで言うと猿の睾丸をスライスして人間の睾丸に張り付けると若返るというもの。

恐ろしいですよねー!でもやったんです。このマッドは!

発案は、元気な年寄はいつまでも女好きである。というイメージを持っていたボロノフは、人間の睾丸をデカくすれば若返るんじゃないか!?という単純な発想を思いついたのです!

アホですよねー。ところが彼はどんどんと牛やヤギで実験して成功させたのです。移植手術をした動物たちは衰えていた生殖機能が復活して子供をばんばん産んだといいます。

ボロノフのうまいのはこれを学会で発表すると同時にマスコミにがんがんアピールしたのです。

学会は眉唾ものだったようですが、一般人は「若返り」なんてことばを新聞で目にしたら飛びつくしいいことだ!となるわけです。

そしてボロノフはこれを人間で実証していくというわけ。フランスで医者をやっていた彼のもとにぞくぞくと集まる金持ちたち!

ボロノフは弟子も増やしてこの医術方法をどんどん広めていったわけです。ついには世界中でこの施術が広まり、これを受けた人間の数はなんと10万人もいた!といいます。

その中にはなんと…あのピカソもいたとか。ボロノフはいっきに金持ちになり、皇室の奥さんまでもらう始末。億万長者になっていったわけです。

 

東日本大震災から11年。孤独な心に閉ざされた被災地高齢者たちの叫び

2011年3月11日。東日本大震災が起こったあの日をあなたは今も覚えているでしょうか。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では健康社会学者の河合薫さんが、 現在の被災地の方々の様子を語り、その悲痛さについて私達に思考を促しています。

 

11年目の“あの日”

東日本大震災から、まもなく11年です。あの時と同じ、金曜日。2011年3月11日金曜日の午後2時46分。みなさんはどこで、何をしていましたか?

私は……JR水戸駅のホームにいました。講演会が終わって、駅まで送っていただいた数分後に、生まれて初めて「死ぬかも」という恐怖に直面しました。そして、周り方の助けがあり、翌日の昼に、東京の自宅に戻ることができました。

11年前を思い出すと、かなり昔のように感じます。
恐怖体験のショックから、ひと月ほど立ち直れなかった記憶も薄れてしまいました。

しかし、被災した人たち、日常をあっという間に奪われた人たち、大切な人を突然失った人たちにとっては、今も“あの日”が続いているのです。

岩手、宮城、福島の被災3県の仮設や災害公営住宅で、一人暮らしで亡くなった人が、21年までに683人に上ることがわかりました。

うち7割が65歳以上の高齢者です。しかし、一方で、40代や50代の中高年の孤独死も少なくありません。

特に、被災地の住宅政策のゴールとされてきた災害公営住宅での、孤独死が相次いでいることは、本メルマガVol.116(2019年3月13日発行)の裏返しメガネでも取り上げましたが、今も深刻な状況は続いています。

災害公営住宅で孤独死が増えた原因のひとつが、住宅の“カタチ”です。

仮設住宅では、阪神淡路大震災のときの教訓を生かし、そこで暮らす人たちが「つながる場」が作られていました。

私自身、雄勝や渡波、郡山に避難した人たちが暮らす仮設に、何度もお邪魔しましたが、どこの仮設にも集会所があり、そこでみんなでご飯を食べたり、お茶を飲みながらおしゃべりをしたり、ボランティアがイベントをしていました。

一方、災害公営住宅はプライベートが確保された独立した部屋です。
隣に誰が住んでいるかもわからず、誰とも会わないことも珍しくありません。

仮設が長屋スタイルだったのに対し、災害公営住宅は中層階のマンション。どこに入居できるかが抽選で決められたため、同じ地域、同じ仮設の人とも離れ離れになってしまった人がほとんどです。

 

「ミクの日」でネットはお祭り騒ぎ。初音ミクのイラスト&コスプレてんこ盛り、3月9日はボカロ世代の新たな記念日

3月9日は「ミクの日」ということで、初音ミクを祝おうとするファンたちがSNSで異様な盛り上がりを見せている。興味のない人にとってはあまりピンとこない話かもしれないが、毎年3月9日には初音ミクファンがイラストやコスプレ画像を投稿し、SNSは初音ミクの髪色である青緑色に染まる。まさに“初音ミク祭り”となっている。

初音ミクの偉大な功績を称える「ミクの日」

そもそも3月9日がいつからミクの日になったのか?

おわかりの通り、ミクの日とは「39(ミク)」の単なる語呂合わせ。初音ミクファンが自発的に命名したとされる記念日で、いつ誰が言い出したのかは不明。

しかし、今ではすっかり3月9日はミクの日と認識され、2010年3月9日にはセガが主催となり、初音ミク初のソロコンサートが開催された。

そこから正式に記念日化され、pixivやTwitter、Instagramなどにミクのイラストが多数描かれることになっていったという流れだ。

ちなみに初音ミクの正式な発売日は2007年8月31日で、ミクの誕生日ということで、毎年イベントが開催されている。

初音ミクはクリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音楽合成・DTM(デスクトップミュージック)用の音源であり、キャラクター。

発売当初はそのイラストのパッケージから18禁ソフトと誤解されることもあったが、YouTubeやニコニコ動画への楽曲が公開されるとたちまち人気が沸騰した。

初音ミクで楽曲製作するクリエーターはボカロPと呼ばれ、米津玄師や「YOASOBI」のAYASEなど枚挙にいとまがない。今や初音ミクで元歌を作る方が音楽業界の主流と言っていい。

またや、初音ミクの曲を「歌ってみた」で歌う人は「歌い手」と呼ばれ、「うっせぇわ」で知られるAdoや昨年紅白に出場したまふまふなど、歌い手からメジャーデビューするケースも増えている。

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ミクの日にちなんでネット上ではイベントが開催

3月9日に夜8時からは「プロジェクトセカイ ミクの日&もうすぐ1.5周年生放送」がYouTube Live やTwitter Live 生配信される。

これは株式会社セガがリリースしている初音ミクも登場するスマホアプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』1.5周年とミクの日を絡めた生放送。

Twitterでは「#ミクとの出会い」「#ミクの思い出の曲」など時間ごとに区切られたテーマに絡めたツイートをすると、Twitterトレンド順位に応じて無料ガチャチケットをもらえる仕組みとなっている。

初音ミクが誕生してから今年の8月で15年。人間でいえば中学3年生にあたるが、一時のブームではなく、もはや当たり前の存在となっている。

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ファンだけではなく誰もが知る存在となった初音ミク。これからも毎年3月9日が盛り上がり続けていくことは間違いなさそうだ。

プーチン失脚は1年以内か。全てを失う前に新興財閥軍団が起こすクーデター

3度目の停戦交渉も合意に至ることなく、無辜の市民の命が危険にさらされ続けているウクライナ戦争。もはや完全に「全民主主義国家の敵」となったプーチン大統領ですが、国内でも支持も失いつつあるようです。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、これまでプーチンを支えてきた3つの支持基盤が雪崩を打つように離れつつある現実を紹介。さらに「プーチンの1年以内の失脚」の可能性を指摘する記事を取り上げるとともに、その信憑性を考察しています。

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プーチンは1年以内に失脚?実は大分裂している支持基盤

2022年2月24日は、間違いなく歴史の教科書に載るでしょう。私たちが、「ナポレオンがどうした」「ヒトラーがどうした」と歴史の教科書で学んだように、未来の子供たちは、「2022年2月24日、プーチンがウクライナ侵攻命令を出した」と学習することになるのです。

プーチンは、ウクライナ戦争に勝つかもしれないし、負けるかもしれない。ですが、プーチンの決断で、ロシアが【戦略的に敗北する】のは決定事項です。

すでにロシアの一部金融機関はSWIFTから排除され、世界の大手企業のほとんどが、「ロシアからの撤退」を表明している。

ロシアの知人たちは、「ソ連時代に逆戻りだ」と嘆いています。

さて、今回は、「プーチンの政権基盤が揺らいでいる」という話を。

プーチン、3つの支持基盤

プーチンの支持基盤1は、「軍、諜報機関、警察」など。日本でも「シロビキ」(ロシア語の発音はシラヴィキ)という用語が使われています。

プーチンの支持基盤2は、新興財閥です。プーチンは2000年に大統領になると、90年代ロシアの政治経済を牛耳っていた新興財閥を打倒しました。やられた代表的新興財閥は、ベレゾフスキー、グシンスキー、ホドルコフスキーです。いずれもユダヤ系。

そして、プーチンは、自分の手下や友人を、新たな新興財閥に育てていった。代表的人物は、国営石油会社ロスネフチのトップ、セーチン。国営ガス会社ガスプロムのトップ、ミレル。さらに、ロッテンベルグ、ティムチェンコなどが有名です。

ちなみに、ロシアの新興財閥は、「譜代新興財閥」と「外様新興財閥」にわけることができます。「譜代新興財閥」は、プーチンが大統領になる前からつながっている。東ドイツでスパイをしていた時、サンクトペテルブルグで副市長をしていたとき。

では、「外様新興財閥」とは誰でしょうか?これはプーチンが大統領になり、ベレゾフスキー、グシンスキーを倒した後に忠誠を誓った人たち。たとえば、イギリスのサッカークラブ「チェルシー」のオーナーだったアブラモビッチ。アルファグループのフリードマンなど。「外様新興財閥」には、「ユダヤ系」が多いのです。

プーチンの支持基盤3は、メディアと国民です。プーチンは2000年代、テレビを完全に支配下に置きました。テレビでプーチン批判は、絶対に流れません。プーチンは、ロシアの3大テレビ局「ロシア1」「ペルヴィーカナル」「NTV」を使い、自由自在にロシア国民を洗脳します。それで、今回のウクライナ侵攻も、テレビ世代、つまり年齢が高い世代から支持されているのです。

どういうロジックなのでしょうか?

まず、ウクライナは、ルガンスク、ドネツクのロシア系住民を8年間ジェノサイドしつづけてきたという話。「ロシア系住民を助けなければ!」ですね。

もう1つは、「今のウクライナ政権は、ネオナチだ。核兵器をもつという野望をもち、反ロシア軍事同盟NATOへの加盟を目指している。ゼレンスキー政権は、ロシアにとって本当の脅威なので、転覆しなければならない。これは自衛の特別軍事作戦だ!」と。

ちなみにロシアでは、「戦争」とか「反戦」という言葉を使うことを禁じられています。今ウクライナで起こっているのは、「特別軍事作戦だ」といわなければならない。「戦争反対!」といえば、冗談でなく捕まります。

以上、プーチンの支持基盤3つ。

  1. シロビキ(軍、諜報機関、警察など)
  2. 新興財閥
  3. メディアと洗脳された国民

でした。

プーチン批判で一般教書演説を切り抜けたバイデンと米国民の反応

ウクライナへの米軍派遣を否定し、ロシアの軍事侵攻を許す一因を作ってしまったとも言われるバイデン大統領。米国内ではその姿勢を「弱腰」と批判する声もありましたが、「プロの仕事」でかき消すことに成功したようです。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、3月1日にバイデン大統領が行なった見事な一般教書演説の内容と、その演説を受けた米国民の反応を紹介。さらに水面下で進行する「トランプ排除」の動きを伝えています。

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2022年3月8日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

ロシア=ウクライナ戦争、アメリカ人「生の反応」は?

ロシアがウクライナに侵攻してから10日が経つ中で、アメリカの各メディアは毎日このニュースを最大限の扱いで報じています。まず、その体制ですが、ここへきてウクライナ国内からの報道が強化されています。

基本的には、「西部のリヴィウにはメインキャスターが陣取る」「首都キーウからは戦争特派員が報じる」という2段階で、その他の主要都市にはウクライナ人の記者による機動的な報道体制を敷いています。

では、アメリカという国のリアクションはどうかということになりますと、まずは先週の3月1日(火)の晩に行われたバイデン大統領の「一般教書演説」が注目されました。

そのバイデン演説ですが、具体的な論点ということでは、なかなかどうして難しいものがあったのです。

つまり、バイデンとしてはこの演説において、次の3つのメッセージをアメリカ国民に伝える必要がありました。

1)アメリカは断固としてウクライナを支援すること。特に超党派として、民主、共和両党が分け隔てなくこれを宣言すること。

2)しかし、NATO加盟国領土が侵犯されない限り、アメリカは戦闘には参加しないという原則は曲げられないこと。

3)経済制裁に関しては宣言するが、最後の切り札である「ロシアからのエネルギー禁輸」は直接ガソリン代に響くので、国民全員へ向けていきなり宣言はできないこと。

これは難しい課題です。戦闘には参加しないが支援するという立場は、ニュースに関する知識のない人間にはなかなか理解されない危険があるからです。勿論、理由としてはアメリカ軍とロシア軍が直接交戦状態に入ってしまうと、第三次世界大戦になってしまうからですが、だからと言って「米軍は出さない」という宣言をするのは「バイデンは弱いリーダーだ」という印象を与える危険があります。

しかしながら、このこと、つまりNATO非加盟であるウクライナとロシアの戦争に関しては米軍は派遣できないということは、ここで国民にクギを刺しておかねばならない問題でもあるのです。

そんな難しい課題を抱えての演説ですが、事前にはキナ臭い動きもありました。共和党の一部からは、「アフガン撤退の際の混乱と、対ロシア交渉の失敗」をバイデンは「謝罪せよ」という動きがあったのです。つまり、アフガンで混乱を生じて「弱いアメリカ」という印象を与え、その上でロシアに対する戦争回避の外交努力も失敗した、これはバイデンの失態だという「声」でした。

こうした批判が増大しないためにも、上に掲げた3原則、つまり超党派での支援、米軍派遣はなし、最大の制裁も今回はなし、という3つの課題を堂々と貫く必要があったのでした。

その演説ですが、慣例に従って議会議事堂の下院本会議議場に上下両院議員を集めて行われました。昨年は人数を絞ったのですが、今回は基本的に議員は全員出席となり、但し、依然として会場の定員100%まで入れるわけにはいかないので、下院議員の多くは2階の傍聴席に座っていました。

 

自宅で待つ必要なし。宅配便の受け取り可能なトランクルームの先見性

年々増え続けるニーズを追い風に、順調に業績を伸ばし続けているトランクルーム大手のキュラーズがこの3月、業界に先駆けてスタートした新たな試み。それはまさに「顧客の不便」を解消し、選ばれる企業となるための手本のようなサービスと言っても過言ではないようです。今回のメルマガ『理央 周の売れる仕組み創造ラボ【Marketing Report】』ではMBAホルダーの理央 周さんが、同社が開始した新サービスの内容を詳しく紹介するとともに、その優位性を解説しています。

 

モノとコトを“同時”に売る~キュラーズに学ぶ付加価値の付け方

トランクルームのキュラーズが、宅配便の受け取りを全国のトランクルームでできるようにすると発表しました。

ネット通販などで買ったものを受け取る時に、不在だったりすると再配達をお願いしなければなりません。

また、ヤマトなどはメール会員になると、宅配時間の指定もできるのですが、ピンポイントで12時ちょうど、などとはできなくて、12時から14時の間となるので、その間は家にいなければなりません。

それにコロナ禍の中では、できる限り人と接触したくない、という人も増えてきているので、便利なサービスですよね。

日経新聞によると、トランクルーム利用者の依頼を受けて、各店舗のキュラーズの社員がその荷物を出し入れする、という仕組みだそうです。

ゴルフバッグの配送や、ネット通販で買った商品の収納などを、ニーズとして見込んでいるそうです。スキーやスノボーなんかの需要もありそうですし、ビジネスパーソンであれば、出張の時の洗濯物や着替え、書類などを、出張先から送っておく、ということもできそうです。

1回に出し入れできる個数は、規定の大きさの箱であれば3箱まで、利用できる回数は月に2回をまでとのことです。月額料金は1,100円で、利用料とは別に宅配便の配送料がかかる、という料金体系です。

今のところ、都内や神奈川県など、一部店舗で実験しているそうですが、これを22年春までに、全国67店舗で導入していく方針を決めたそうです。

PRタイムズによると、トランクルーム市場は過去10年で、倍増の670億円規模になったとのこと。

やはり、テレワークやオンライン学習、巣ごもりでの生活環境の変化で、新しい収納ニーズが出てきている、ということです。

こういう伸びる市場では、「うちも売ります!」という企業が出てきて、競争が激しくなります。

キュラーズも、全国で店舗数は増えているのですが、やはり競争は激しくなってきています。

顧客のニーズに寄り添ったサービスを充実させることで、立地面や価格に加えて、ソフト面での充実も図りたいところです。

ちなみに、都心で車を持たない人が増えているので、自宅と店舗の間を走る送迎サービスを、始めたりしています。

今の時代、単にモノやサービスを売るだけではなく、時間や空間、便利さを売る時代です。

自社製品やサービスの周辺で、顧客が不便に思っていること、そしてその不便さが「この業界だから当たり前」と、顧客が諦めていることに、自社ができることを当てていければ、価格や立地条件以外の部分で、付加価値をつけることができて、選ばれる企業になれます。

これは、法人向けの営業でも同じですよね。

この潜在ニーズをいかにして見つけることができるか、が、今の「共感」の時代のマーケティングの第一歩です。

 

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