心理のプロ伝授、関わらぬ方がいい上司を見分ける2つのポイント

部下思いのフリをし影で足をひっぱるなど、やる気ある部下を潰した上で、実績は自分の手柄にする吸血鬼のような上司が一定数存在するようですが、うっかり関わると心身共にすり減ってしまいますよね。今回の無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では著者で心理カウンセラーの吉田こうじさんが、部下潰しを画策する狡猾な上司の「見抜き方」を紹介しています。

部下の頑張りを吸血鬼のように吸い取る関わってはいけない上司の見抜き方

会社員時代に人事の仕事をしていて、色々と気付かされたことがあります。その1つは何かというと、優秀な部下が現れた時にその上司は明確に2つのタイプに分かれるということです。

1つ目のタイプは、自分よりも優秀な部下を露骨に、あるいは巧妙に隠しながらも内心では脅威を感じて嫌っている人。このタイプの人は、度が過ぎると本気で部下を潰しにかかります。もう1つのタイプは、自分よりも優秀な部下の存在を心から喜んでいる人です。これは、かなり極端な分け方に思うかもしれませんが、突き詰めていけば、やっぱりこの2つのタイプに分かれるんです。

前者は、優秀な部下に対して「君の成長のためだから」とか言いながらも、実は内心では潰そうとして

  • 過剰なプレッシャーをかけたり
  • 影で足を引っ張ったり
  • 部下の手柄を奪い取ったり
  • 責任を押し付けたり…

あるいは、「あいつは優秀だから全部任せているから」と一見すると、懐の深いことを言いつつ、実際には上司がアドバイスすればもっと効率的に結果が出せることがあっても「放置プレーして非効率な状態を影で笑っているとか…。とまあ、狡猾にあの手この手で優秀な部下を潰しにかかる残念な上司って、ある一定の割合でいます。

部下としてこういう人と関わると、まさに頑張り地獄、頑張り損になるので、まずはしっかりと見抜いて対策を取るということも、「頑張り損」「我慢損」「真面目損」ばかりの辛く苦しい人生から抜け出すことに役立ちます。

研修講師として、年間1,000名以上の方とお話しさせていただく中で、おかげさまで、数分雑談していれば、どっちのタイプかほぼわかるようになりました。で、実際に後で人事担当の方とかに確認すると、「まさにその通り!」という返答がくるので、そこそこ見抜く眼力はあるつもりです。

そこで今回は、その見抜き方についてお話ししたいと思います。

見抜くポイントはたくさんあります。露骨に部下のことを貶したり、揚げ足をとるようなことを言えばそれはすぐにわかりますね。あるいは、部下のことを褒めておきながらも、最後の最後で「それは能力じゃなくて、単なるラッキー」みたいなことを言って、遠回しに部下を貶めるようなのも、すぐに気づけると思います。

ずいぶん前の話ですが、当時の僕の上司は、僕ら部下に向かって「お前らは、俺の踏み台だ。俺が出世する足だけは引っ張るな!」と、露骨に言ってくる人だったので、こちらもそれなりの心構えができました。

でも、見抜きにくいのは、「あくまでも部下思いの上司のフリに徹しようとする狡猾な人です。内心では、部下に自分の立場を危うくされていると感じているので、実は「くそーやばいな」と焦っていたり、「早く失敗してくれないかなー」と良からぬ願望を持っていたりするのですが、そんなそぶりをおくびにも出さない狡猾な人っていうのも、ある一定の割合でいます。

でも、ちょっとしたコツをつかめば、ほぼほぼ見抜くことができるんです。

ちょっと文章だけでは伝えにくいのですが、でも、何も知らないよりは、見抜くヒントを少しでも持っていた方が、「頑張り損」「我慢損」「真面目損」ばかりの辛く苦しい人生になることを少しでも防げますからね。

自分の財布に入ってる金額が予想と千円以上ズレてる人がヤバい訳

「お金のことを日ごろからきちんと考えておく」ということを怠ると、ついつい無駄遣いに走ってしまったり、詐欺まがいの投資話に引っかかってしまったりといった災難を招きかねません。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!』では著者の石丸智信さんが、加える・減らす・動かすの観点から、お金の上手な活かし方について考察しています。

お金ができる3つのこと

今年に入り、〇〇ペイ、キャッシュレスなど、お金に関する話題が、様々なメディア等を通じて報道されていますね。

以前ベストセラーになった『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者である山田真哉氏の講演会を聴講したことがあります。主に「お金」についての興味深い講演内容でした。現代社会の中では、個人の生活においても、組織の事業活動においても、「お金」というものはとても大切ですね。

ですが、「お金」というテーマは、何となく触れてはいけないテーマと言いますか、「お金そのものについてはなかなか考えないのではないでしょうか

本号では、本講演会の内容を踏まえて考察していきたいと思います。

原則として、お金には3つのことしかできないそうです。「加える」「減らす」「動かす」の3つです。

加えるというのは、「労働」です。働くことによってお金を加える増やす)ということです。

減らすというのは、「消費」です。消費を減らすということは、使うお金を減らすことであり減らすことでお金は増えます。いわゆる、節約ですね。

動かすというのは、「投資」です。まさに、お金を株式などに投資することでお金を増やすということです。投資というと、株式投資や不動産投資を頭に浮かべます。

この他にも、自己投資というのも投資のひとつだと思います。例えば、講演会や研修などを「学び、実践する」という意欲を持って受講する(受講料を投資する)ことによって、将来の自分の力になり、結果として、お金を増やすことにもつながってくるのではないでしょうか。

講演会の中で、以下のような演習がありました。

まず、自分の財布に、今いくら入っているかを予想してみましょう。

 

予想したら、実際、自分の財布の中に、今いくら入っているか、金額を確認してみましょう。

 

どうでしたか?予想金額と実際の金額はあっていたでしょうか?

実は、この演習で、貯金が苦手、できない人がわかるそうです。予想した金額と、実際に財布に入っている金額の誤差が1,000円以上あると貯金が苦手、できないという傾向があるそうです。みなさんはいかがでしたか?

会計センスを磨くためには、「数字のトリックにだまされないことが大切です。そこで、こんなクイズが出されました。

問:買い物をしたい。次の2つのうち、どちらがお得?

 

1.1,000円のものを500円で買う

2.101万円のものを100万円で買う

どちらがお得だと思いますか?パッと見は、1.の方が、半額(50%引き)なので、お得のように感じます。

では、答えです。

実は、会計的にお得なのは2.が正解です。お得を考えるなら、「パーセンテージ」ではなく、「絶対額」で考えることが必要ですね。パーセンテージにまどわされたり、金額が大きいとマヒしてしまいますが、絶対額=金額重視主義で考えることが大事になるようです。金額重視主義とは、あらゆる「感情」を排除し、「(ゼニ)勘定」で考える思考法です。

このような話を聴くと、何か味気ない感じがするかもしれませんね。講師の山田氏も、「金額重視主義は『幸せ』とは関係ない」というお話しもされていて、賢い人は、「会計の視点と幸せの視点の2つ持つ、と講演されていました。

講演会の最後にこんなクイズもありました。

問:次の“エコNPO”に投資すべきか?

 

環境企業を支援するエコNPO、そこに10万円を投資すれば、毎週500円の配当金がもらえる。

みなさんは、このNPOに投資しますか?

計算すると、「500円×48週=2万4,000円円」になります。この低金利の時代に、「年利24%と聞くとあやしいと思いますが、「毎週500円ときくと何となく安心してしまいます。実は、この事案、実際にあった詐欺事件エコNPO詐欺)だそうです。

ここまで、講演内容を踏まえて、お金について考察しました。

「お金」と聞くと、何か触れてはいけないものだと思ってしまいがちですね。しかし、現在の経済社会においては、お金は切り離せないものになっています。この講演会を聴講して、自立・自律型人財にとっても、「お金について学んでいく姿勢は大切だと、改めて感じました。

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栄冠はどのメルマガに?「まぐまぐ大賞2019」投票受付中(12/3まで)

投票受付中(12/3まで)。「まぐまぐ大賞2019」栄えある栄冠は誰の手に?

2019年も早いもので残り1カ月とちょっと。流行語大賞もノミネートが発表され、紅白の出場者も決定した今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

まぐまぐでは今年もアノ企画が始まっています。そうです、年末恒例の「まぐまぐ大賞2019」です!

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昨年もご紹介しましたが、今年イチバン輝いていたメルマガを、皆さまからの推薦を元に選んじゃおうという、このイベント。始まったのは今から遡ることなんと15年前の2004年のことで、その後は謎の中断期間も挟みつつ、今年で11回目の開催に。なんだかんだで歴史のあるアワードなんです。

さて、ここで、昨年2018年のまぐまぐ大賞受賞メルマガを見てみましょう。

第1位週刊MEGA地震予測

第2位【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断 MBさん

第3位堀江貴文のブログでは言えない話 堀江貴文さん

第4位高城未来研究所「Future Report」 高城剛さん

第5位鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 鈴木傾城さん

はい、錚々たる発行者のみなさまが受賞されていますよね。実は、各メルマガ発行者のみなさまのメルマガ登録ページに、とあるバナーがあるのに気づいた方もいるのではないでしょうか? 

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はい、コチラです。各メルマガ登録ページのこの↑バナーをクリックすると、そのメルマガを「まぐまぐ大賞2019」へ投票できるという訳なんです! ぜひ、ご自身の登録しているメルマガ登録ページを今すぐチェックしてみてください!

まだ「まぐまぐ!」のメルマガを登録したことないよ、という方は、こちらの「まぐまぐ!トップページより、気になるメルマガを探してみてはいかがでしょうか? もし気になるメルマガが見つかって応援したい!というときは、ぜひ「まぐまぐ大賞2019」へのご投票をお願いします。

「まぐまぐ!」TOPページ

メルマガ推薦の締め切りは、2019年12月3日の23:59まで。そして、寄せられた推奨をもとに決められた今年の大賞が発表されます。

まだ間に合います! 日本一のメルマガを決めるのは、あなたたちです!!

 

女性の40、50代も「メガネ外したら美人」はあるあるなのか?

奥様だってメガネを外したい!でも40、50代になると…

若い女の子の「メガネ外したら実はかわいい」あるある、よく漫画とかドラマとか、あるいは実際に耳にしたこともありますよね? でも、これが子育てもひと段落し始めて「美魔女」なんて呼ばれ始める40、50代の奥様だとしたら、「メガネで困るあるある」が、、、、そう「老眼問題」…。

長年「メガネ愛用者」だった私も、40代に入ってからは、そろそろ近くのものが見えづらくなってきました。。。見るもの、使うものによってメガネをチェンジする煩わしさは相当なもの。それは世の奥様も同じではないでしょうか?

そして、「実はメガネを外したら、うちの奥さんも、ちょっと若く見えるんじゃないか?」なんて心で思いながらも口にできない世の旦那さまにおすすめしたいのが、コンタクトレンズ大手・エースコンタクトさんの「遠近両用コンタクト」です。

コンタクトデビューは「今」がイイ!

あの「メガネを外したら美人だった」を奥様にも。そんなキッカケとなりそうなのが、エースコンタクトさんの「遠近両用コンタクト」。最近手前も奥も見えづらくて、、、と口にした時がデビュー時。

そんな奥様のコンタクトデビューは「今」がいいのです。その理由は、エースコンタクトさんが11月30日まで、初めてご利用の方限定で「30%OFF」になる、コンタクトレンズデビューを応援するキャンペーンを実施しているからです。さらに、すでに利用がある方も対象の遠近両用のコンタクトレンズの購入が初めてなら30%OFFなんだとか!

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年末を前に「惚れ直したよ」なんて一言かけたい旦那様に、そして「新たな一面」を夫に魅せたいと密かに思っている奥様に、”脱メガネ”&コンタクトレンズデビューはいかがでしょうか。

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PR: 株式会社ダブリュ・アイ・システム

日本終焉レベルの大問題。iPS細胞10億円支援打ち切りという愚行

日本が世界に誇るiPS細胞研究に暗雲が立ち込めています。先日、政府が京都大学に、iPS備蓄事業に対する年間10億円の予算を打ち切る可能性を伝えたことが報じられました。なぜ国は、自ら日本の未来を潰すような愚行に出るのでしょうか。健康社会学者の河合薫さんは自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、今回の決定に至る背景には「生産性」ばかりを追求するという昨今の流れがあるとし、研究費打ち切りについては「人の命とカネを天秤にかけたようなもの」と厳しく批判しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2019年11月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

科学の地盤沈下に拍車をかける政府の愚行

19日火曜日、拒絶反応が起きにくい再生医療をめざす京都大学のiPS細胞の備蓄事業について政府が年約10億円を投じてきた予算を打ち切る可能性を京大側に伝えたことがわかりました。

この一方が報じられる数日前、山中伸弥所長京都大学iPS細胞研究所)が記者会見を開き、予算打ち切りにふれ「いきなり支援をゼロにするのは相当に理不尽」と憤りを見せていたのですが、悲しくもそれが現実になってしまったかっこうです。

報道によれば企業ニーズとの違いが浮き彫りになったことが背景にあるとのこと。京大が進めている事業化への方針だと、多額の費用と試験の手間がかかると企業側が判断したというのです。

しかしながら、決定の通知は一方的。山中所長によれば、「国の決定には従う。だが公開の議論と別のところで話が決まってしまう。理由もよくわからない」とのことでした(11日の記者会見で)。

つまり、研究者サイドが「もうちょっとしっかり芽を育てた方が、事業が広がっていく」と訴えているのに対し、国は「今のままでいいじゃん。あとはキミたちでひとつよろしく!」と突き放した。「企業のニーズ」という体のいい言葉は、「このままじゃもうからない」と同義で。「どんどん儲かるように進めていかなきゃダメっしょ!」と、研究より商売を優先したのです。

…んったく。今までもさまざまな分野で、研究者の知見が最後の最後で捻じ曲げられ、研究者を軽視する姿勢に辟易していましたが、今回の決定は「人の命とカネを天秤にかけたようなもの。

このままでは日本に愛想を尽かし、優秀な頭脳はみな海外に流出してしまいます。既にそういった空気はあちこちで漂っていますし、このままでは山中教授だって日本に愛想を尽かしてしまうかもしれません。

いずれにせよ、今回の政府の決断は日本の科学力の衰退に拍車をかける愚行です。日本の世界における科学分野の相対的な地位が年々低下していることは、みなさんもご存知のとおりです。

2017年に英科学誌「ネイチャー」(3月23日号) に掲載された「Nature Index 2017 Japan」というタイトルの論文によれば、2005年~15年までの10年間で、日本からの論文がほぼすべての分野において減少傾向にあることがわかりました。

例えば、ネイチャー・インデックスという高品質の自然科学系学術ジャーナルのデータベースに含まれている日本人の論文数は5年間で8.3%も減少。この期間に世界全体では論文数が80%増加したのに対して、日本からの論文はたったの14%しか増えてないこともわかっています。

しかも、日本の若手研究者は研究室主催者(PI: principal investigator)になる意欲が低く、「研究者の育成も期待できない」という有り難くない指摘まで海外の研究者にされてしまったのです。

もっとも、研究費は少ない非正規雇用で短期間で成果をださなきゃいけない――。そんな状況で「研究者魂の火」を燃やし続けることなどできるわけがありません。

ノーベル賞を日本人が取ると、国はまるで自分たの手柄のように振舞いますが、それは先人たちが教育を大切にしてきたからこそ。明治時代に日本に来た外国人は、日本人の識字率の高さや学校における教育の質の高さに感銘をうけたといいます。

大学にもたくさんのカネをつぎ込み、研究者が育つ土壌を作ってきたことが、何年もの歳月をかけてやっと今花開いている。なのに…カネは出さない、でも成果は欲しい。そんな日本のお偉い人たちは自分たちがやっていることが日本を弱体化させていることに気が付いていないのです。

桜を見る会に興味はあるか。「勧誘」を受けた人物が明かす違和感

「桜を見る会」の招待者推薦について、自身が関与していたことを安倍首相と夫人のそれぞれが認めるなど、その数々の「真実」が明らかになってきています。そんな催しにかつて「勧誘」された経験があるというのは、毎日新聞や共同通信にて記者経験のあるジャーナリストの引地達也さん。引地さんは自身のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』で、その際に抱いた偽らざる感情を記すとともに、首相への追及の手を緩ぬ野党に対して批判的なテレビコメンテーターの姿勢を「鈍感」と記しています。

「桜を見る会」から考える権力の扱い方に真摯に向き合う

「桜を見る会」の在り方が国会で取り上げられ、それが社会の問題として大きく取りざたされてからこうして追随するように書くことになってしまうのに気が引けてしまうのだが、ここ数年、「桜を見る会」の様子をニュースで見るのが不愉快だった。

それは特に安倍晋三首相という時の為政者がその輪の中心にいることによるものであるのは間違いないのだが、その不愉快の正体をつかむことをせずに、ただ心の居心地が悪いと、目をそらすようにしていたことを反省している。

時の政権を担うだけの人間が我が物顔で季節の風物詩の中に登場し、芸能人を媒介にした庶民ぶりを演出するのは、権力を使った庶民を掌握する術の1つだから、安倍首相に限らず、「桜」を利用してきた歴代の政治家も含め、手法としては姑息な手段のようにも思える。

春の訪れを桜で感じる私たちのメンタリティに、桜を愛でることはもう少し身近で厳かであってほしいと願うのは、私の個人的な願いだろうか。

招待を受けたであろう方々と時の権力者との見せかけの交流がテレビ画面に出てくるのは、笑いが仕組まれたバラエティ番組と同様に仕組まれた演出の中で、知らずに予算が膨らんでいったのであろう。

時の権力者と写真におさまりたい人の厚顔無恥さと、それを「風物詩」として報じるメディアの浅はかさ

日本国の象徴で政治に不関与の天皇の園遊会であれば、その価値を感じ、恐縮しつつも感謝し出席する人がいるのは理解できるが、桜を見る会は、単なる為政者からの恣意的な評価による招待であることは明らかで、特にこの数年、それが税金で賄われ、予算額をオーバーし続けていることを指摘する声が上がっている中で、疑惑への説明責任を果たしてこなかった現政権からの評価=招待はあまり喜べたものではない。

これを「皮肉れた感情」ともとれてしまうから、桜を見る会のニュースは、自分自身の不寛容さも突き付けられてしまうのが嫌だった。

テレビ報道などでは、桜を前に多くの方が楽しんでいる様子が批判なしに展開されてきていたから、そこに一人こぶし振り上げて反対を叫ぶほどの度胸も据わっておらず、今回の問題化で来年はそのニュースに遭遇することがないだけでもほっとしている。

「桜を見る会」の実態が報道されるにつれ、思い出したことがある。それは数年前、とある保守系の団体とつながりのある、との説明をしていた初対面の方が「桜を見る会の出席に興味ありますか?」と聞いてきたのである。

その時は、その人を私に引き合わせた旧知の知人が「引地さんはおそらく、そういうの好きじゃないよ」と言って、その先の話にはならなかったが、こんな会話は、時の権力に近そうな方では普通に行われ、それに「興味あります」と言って関係構築するケースもあるのだろうと思う。

それは時の権力者を頂点に桜を見る会をちらつかせた追従の強制のようで、やはり気味が悪い。

中国の属国化へ一直線。好景気を知らぬ若者が溢れる日本のヤバさ

バブル景気を経験した世代にとって、「失われた30年」という現実はあまりに重いものですが、その意識は「物心ついた頃から不況」だったという現在の20~30代とは、共有することすら困難なようです。今回の無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』では情報戦略アナリストの山岡鉄秀さんが、このような状況を憂うとともに、このままゆけば日本は中国の属国にもなり得ると警鐘を鳴らしています。

日本再興を不可能にするジェネレーションギャップの罠

全世界のアメ通読者の皆様、山岡鉄秀です。

先日、ある団体から、青年向けの講演を依頼されました。私はよく、講演や講義の冒頭で、「日本の国力がこんなに衰退した理由はなんだと思いますか?」と聴衆に呼びかけます。

しかしその日は、ふと別の考えが頭に浮かんで、次のように呼びかけました。

日本の国力が驚くほど低下してしまったと思う人手を挙げてください

びっくりしたことに、会場の半分ぐらいの人しか手を挙げていません。顔を見ると、中年以上の人が多いような気がします。

次にこう聞きました。

日本の国力はずっと変わっていないと思う人手を挙げてください

するとなんと、残りの半分の人たちが手を挙げているではありませんか。そして、顔をみると、皆若く、20代30代、といった感じです。

そのうちのひとりに、なぜそう思うか質問してみました。すると彼はこう答えました。

雇用環境が改善しているし日々普通に生活できますからバブルの時代が異常だっただけだと思います」

この答えを聞いてはっとしました。

失われた20年がいつの間にか30年

すると、今の30代が物心ついた頃日本は既にバブル崩壊後20代ともなれば今の低空飛行が当たり前です。だから、彼らの目には、日本は変わっていない、むしろアベノミクスによって、雇用状況は良くなったのだから、事態が改善されているように見えてしまうのです。

考えてみれば当たり前ではありますが、衝撃でした。

今の20代、30代の若者とは、元気だった頃の日本のイメージを共有できないのです。

私が就職活動をしていた頃は、まさにバブル経済がピークに向かって駆け上がっていた途中で、列島が異様な熱気に包まれていました。

もちろん、バブル経済がいいと言っているのではありません。

しかし、あの頃の日本企業の国際競争力は強力で平成元年においては時価総額世界の上位100社に日本企業がひしめき、トップ10社のうち7社が日本企業でした。技術力も最先端でした。

就職活動で内定をもらったあと、他社を受けられないように拘束されるなんてことがざらでした。私も「山梨県ブドウ狩り」「芦ノ湖と彫刻の森美術館」「東京ディズニーランド」などで拘束されていました。私の友人は拘束旅行のせいで、第一志望の会社の最終面接を受けられなかったそうです。

確かに、異常な時代だったと言われればその通りなのかもしれませんが、平成のはじめ、世界のGDPのうち18%を占めていた日本のGDPが、今や6%に落ち込んでいます。まさかここまで後退するなんて、あの頃の日本人は誰も考えていなかったでしょう。

特にバブル崩壊と共に海外に飛び出した私は、その後目の前で日本国および日本企業の存在感がみるみる低下していくのを目の当たりにしました。

それどころか、なんとか日本法人を助けようと努力して顰蹙までかっていました。アメリカ人の上司にこういわれたのを今でも覚えています。

「君の努力はわかるが、日本なんて、ヨーロッパにおけるイタリアと同じじゃないか。特別扱いする理由はないんだよ」

この経験が今の危機感の根底にあるわけですが、なんと、期待すべき若い世代とその危機感を共有できないのです。彼らが安倍政権を支持しているのは、少しはましな環境を作ってくれたからで、必ずしも「元気だった日本を取り戻す」ためではないのです。

懇親会の席で同じテーブルに座ってくれた若者たちは、みな大人しくて礼儀正しい好青年ばかりで好感が持てました。ただ、なんとなくアルパカの群れに囲まれているような感じもしました。要するに「草食系」でしょうか。ほのぼのしています。

私の隣に座った青年が言いました。

「僕、ゆとり世代なんです」

彼が26歳と聞いて、私は言いました。

「そうか。僕はちょうど君の歳に、日本が窮屈で、自分の人生をリセットしようと海外に飛び出したんだよ

彼の私を見つめる瞬きしない目が語っていました。

そんな恐ろしいこと…

サリン事件から四半世紀。化学テロ対策が「ようやく」国際水準に

厚生労働省は14日、化学テロが発生した際に、医師以外の消防隊員らが解毒剤の自動注射を打つことを認める報告書をまとめ、ようやくわが国の化学テロ対策も国際水準に近づくことになりました。ここに至るまでに声を上げ続け、実現への端緒を開いた危機管理の専門家で軍事アナリストの小川和久さんが、主宰するメルマガ『NEWSを疑え!』でその経緯を伝えています。小川さんは、今回の前進を評価しつつも、縦割り行政や官僚の思い込みが問題解決の道を阻んできたこと、これまでも同様のことが起こっていたことを指摘し、総括を求めています。

大きく前進した化学テロ対策

ちょっと嬉しいことがあって、思わずツイートしてしましました。

「地下鉄サリン事件から25年目。この間、日本国民は形だけの化学テロ対策を信じ、危険にさらされ続けてきました。それが今年2月、心ある政治家と志をもつ厚労官僚によって国際水準の化学テロ対策が実現。近く展示訓練も行う方向です。やればできる。やらないのは政治にリーダーシップがない証拠」

この動きについて、マスコミは次のように伝えています。

「厚生労働省は14日、化学テロでサリンなどの有毒物質が散布された際、医師以外の救急隊員らが解毒剤の自動注射を打つことを認める報告書をまとめた。同省は2020年東京五輪・パラリンピックを控え、化学テロ発生時の迅速な治療体制づくりを進める。   通常時は、解毒剤の注射は医療行為に該当し、医師や看護師以外は医師法違反になる。報告書は、自動注射を打てる対象者として、化学テロが発生した際に汚染地域(ホットゾーン)で救急搬送に当たる消防隊員や警察官、自衛官らを想定。治療には早期の解毒剤投与が必要である点などを挙げ、『非医師等による自動注射器の使用が許容される必要がある』とした」(11月14日付時事通信)

しかし、なぜ24年後のいままで国際水準の化学テロ対策が実現しなかったのか、その点に踏み込んだ報道はありませんでした。これは、日本のマスコミが一片の問題意識すら備えていないことの証明でもあるのですが、事情を知る者の一人として簡単に経緯を述べさせていただきたいと思います。

今年2月12日、私は大口義徳厚労副大臣の部屋で浅沼一成厚生科学課長、山本史医薬品審査管理課長と4人で話し合いました。その結果、その場で解毒剤の確保、自動注射器の導入などが決まったのです。

私は危機管理の専門家の一人として、機会を見ては化学テロ対策の不備を指摘してきました。いくら化学防護服に身を固めていても、現場に入ってすぐ被害者に解毒剤を注射しなければ手遅れになるからです。そのためには、解毒剤の確保や自動注射器の導入とともに、消防・警察・自衛隊など関係者が注射できるようにしなければなりません。

ところが、この面の担当省庁である厚労省側は医師法、薬事法などを理由に、「できない」を連発してきたのです。ほかの関係省庁も、この問題を解決するために動こうとはしませんでした。

そこで、2014年秋に総務省消防庁の坂本森男長官が設けた『大規模イベント開催時の危機管理等における消防機関のあり方に関する研究会』(非公開)の機会に、厚労省から消防庁に出向していた医系技官(医師)にしつこく問いただしました。この研究会が2020年の東京オリンピックとパラリンピックのテロ対策を目指していたことはいうまでもありません。

標準アクセントは関西型から関東型へ。未来は茨城栃木福島型に?

日常生活において不思議に思ったり、ちょっと気になったあれこれについて考察するメルマガ『8人ばなし』。著者の山崎勝義さんが今回論じるのは、日本語のアクセントや方言のことです。その移り変わりや広がり方から、世が世なら、数世紀先の標準語は茨城・栃木・福島に分布する崩壊アクセントタイプになっていたかもしれないと語ります。まずは、日本語のアクセント分布図を検索の上お読みすることをお勧めします。

方言のこと

千年以上の長きに亘り日本の文化の中心地は京都であった。明治になって天皇の東京行幸に随伴する形で長らくその都(みやこ)文化の担い手であった公家のほとんどが在東京となった。その結果、公家出の華族・武家出の華族・江戸以来の平民・明治以後流入した平民などによって構成される巨大文化都市東京が生まれた。

以降、自然と東京発の事物こそが日本の標準形ということとなり現在に至るという訳である。我々が日々話す言葉もその例外ではない。現代の所謂標準語は東京を中心とする関東型アクセントによるものであること、周知の通りである。

しかし今、アクセント分布という観点から改めて日本地図を見直してみると面白い事実が分かる。維新後に入植が進んだ北海道と維新前までは一応独立国であった琉球を除けば、大体日本の国土は京都(関西)を中心にして北東・南西方向に等しく伸びていると言える。その北東部(岐阜県西部県境以東)と南西部(岡山県東部県境以西)は基本的には関東型アクセントだから、それをちょうど中央で分断するような恰好で関西型アクセントが存在する形になる。つまり、中央部が関西型アクセントで両端部が関東型アクセントという訳である。

この地図上に認められる言語事実を説明するのが所謂「方言周圏論」である。方言は京都を中心とした同心円状に分布するという論である。地図上にきれいな同心円ができないのは日本の国土の形状を考慮すればすぐ理解できるかと思うが、その円周のほとんどが海に没してしまうからである。

この言語事実成立のメカニズムを何とか説明しようと試みた仮説が所謂「言語波動説」なのである。言語が中心部である畿内から時代を下るにつれて波紋が広がるように同心円的に伝播した結果が方言であるという説である。

有名な「トンボ」の例を挙げて解説すると、東北には「とんぼ」を指す方言として「あけず」とか「あきず」というのがある。一方畿内を遙かに飛び越え遠く離れた九州にも「あけず」とか「あきつ」という方言がある。現代では関西地方(畿内)では「トンボ」は「とんぼ」としか言わないが、記紀万葉の時代には「あきづ」と言っていた例が確認されている。

ということは、上代に生じた「あきづ」の波紋が時間の経過とともに同心円的に伝播し、終に現代の東北の「あけず」「あきず」九州の「あけず」「あきつ」となったと説明できるのである。これはおそらく、その言語事実の美しさから見てもまず間違いないであろう。ただ上述のことは「トンボ」というものを指す単語の形態のみに当てはまるのであって、アクセントに関して一切説明するものでないことは注意しておきたい。