最近、「歯ぎしり」がヒドイ。原因は? 改善法は?

家族や友人に歯ぎしりを指摘され、ショックを受けたことはありませんか?

寝ている間、自分では気がつかないうちにしてしまう歯ぎしりは、原因の多くがストレスと言われています。

放っておくと、さまざまな歯のトラブルにつながる歯ぎしり。

その詳しい原因と対処法を知りましょう。

そもそも歯ぎしりとは?

「歯ぎしり」と聞くと、寝ている間に歯が擦れ合い「ギリギリ」「キリキリ」といった音を立てている様子を思い浮かべます。

しかし、歯ぎしりは必ずしも音が出るわけではなく、歯をぐっとくいしばったり、噛みしめたりすることや、歯をカチカチ鳴らすことも意味します。

起きている時も、無意識に行っている場合があり、とくに何かに集中したり、強い力を出そうとする時、つい歯ぎしりをしている人は少なくありません。

ところで、人間の噛む力は、どれくらいの強さかご存知ですか?

性別や個人による差もありますが、なんと自分の体重と同等か、それよりも強い力があります。

つまり体重50㎏の女性でも、ぐっと噛みしめると、奥歯には50㎏かそれ以上の力がかかっているということです。

普段の食事では、噛む力を半分~4分の1程度に調節していますが、寝ている間の力は意識してコントロールすることはできません。その結果、睡眠中の歯ぎしりは、身体中にさまざまな悪影響を及ぼしています。

歯ぎしりの悪影響

一晩に数分程度の歯ぎしりであれば問題ありませんが、強い圧力で何十分も歯をくいしばっている状態が続くと、歯がすり減ったり、噛み合わせが悪くなってしまうといった悪影響がでます。

また、朝起きたとき顎が疲れているように感じたり、食事をするときに口を開けにくいなどの症状がでることも少なくありません。

ひどい場合は、歯が欠けてしまったり、折れてしまったりすることもあります。

さらに、口を開いた時にあごが鳴ったり、痛みが出たりする顎関節症(がくかんせつしょう)や、歯ぎしりをすることで身体の筋肉も緊張状態が続き、肩こり・腰痛などが起こり、頭痛に至る場合もあります。

つまり、歯ぎしりは、歯がダメージを受けるだけでなく、全身に負担を与える可能性があるのです。

ではなぜ、人は歯ぎしりをしてしまうのでしょうか。

なぜ歯ぎしりをしてしまうの?

はじめにもお伝えしたように、歯ぎしりの大部分は、ストレスが関係していると考えられています。

たとえば「イライラすると貧乏ゆすりをしてしまう」というように、誰しも不安や葛藤などの気持ちを解消するためについ行ってしまう癖があります。

ストレス社会と言われる現代、仕事や人間関係、環境の変化などによる精神的・肉体的ストレスを抱えている人は多く、睡眠中の歯ぎしりはそのストレスを解消するための手立てになっていると言えるでしょう。

また、その他にも歯並びや噛みあわせが悪い場合、歯ぎしりが起こりやすくなりますが、歯ぎしりが噛みあわせをさらに悪化させている可能性もあり、その関係は表裏一体です。

そのほか、食べ過ぎやお酒の飲み過ぎ、喫煙、一部の薬の服用などが関わっていることも指摘されています。

歯ぎしりを抑えるためには

このように悩みの種になりやすい歯ぎしり。

日常生活のストレスが減って、歯ぎしりをせず熟睡できるのが理想であることは、言うまでもありません。

しかし生きていく上で多少のストレスはつきものですし、睡眠中の歯ぎしりは、自分の意志でコントロールできないものです。そんな中でも、歯ぎしりによる影響を抑えるために使われるのは「マウスピース」です。

就寝中に歯に装着することで、根本的な歯ぎしりはなくならなくとも、歯のすり減りや、顎にかかる負担を軽減することができます。

実際に歯ぎしりをしている人がマウスピースをして眠ると、翌朝「普段より顎が疲れていなかった」「肩こりがましになった」という声も聞かれます。

マウスピースは薬局などで購入可能ですが、自分の歯にきちんと合ったものを使うことが重要なので、歯医者さんで相談する方が良いでしょう。実際に歯科を受診する場合は、基本的に保険適用となり、5000円程度の費用で自分に合ったマウスピースを作ってもらうことができます。

市販の場合でも歯科の場合でも、毎日の洗浄や定期的なメンテナンスは指示通り行うようにしましょう。

周りの人に歯ぎしりを指摘され悩んでいる人、口や顎周りの不調が気になる人は、歯ぎしり対策の検討をおすすめします。

執筆:井上 愛子(保健師、看護師)
医療監修:株式会社とらうべ

 

<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
 
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供

 

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【関連リンク】

言われてイラッとくる「悪口」を右から左へサラッと受け流す方法

「他人の悪口を言わない」と決意することは出来ても、自分の悪口を言う他人の口をふさぐわけにはいきませんよね。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、聞いてしまうとイヤ~な気持ちになる「自分に対する悪口」をいとも簡単に受け流す方法を、メルマガ著者で学習塾でも教鞭を執られている須田將昭さんが、ある人物のエピソードを上げつつ紹介しています。

悪口を受け取らない

いつでも気持ちスッキリ、爽やかに暮らしていきたい。誰でもそう思いますね。

自分ではそうは思っていても、他の人が自分のことを悪く言うのが聞こえてくることもあるかもしれません。特に、頑張って頑張って目立つようになると、応援してくれる人が出てくる一方で、批判めいたことを投げてくる人も出てくるでしょう。

かつて、お釈迦様にも同じようなことがありました。お弟子さんを連れて歩いているときのことです。仏教の教えが勢いを増していることを快く思わないバラモンの僧が、村人をそそのかし、お釈迦様に石を投げたり、悪口を言いかけたりしたそうです。

お弟子さんはすごく腹を立てましたが、お釈迦様は平然とされています。お弟子さんは不思議に思います。

「なぜお怒りにならないのか?」

と尋ねたところ、お釈迦様はこうお答えになりました。

「お前が持っているものを私に投げようとして、それを私が受け取ろうとしなかったらどうなるか?」

「私の手元にいつまでもあります」

「そうであろう。悪口も受け取らなければ、いつまでもその悪口を言った本人の中に残り続けるのだ。腹が立つのは受け取ってしまったからだ

とおっしゃいました。

大昔のハードディスク納品の様子が時代を感じさせ過ぎてビビる

今から約60年前のHDD納品の様子が、Twitter上で話題となっている。

衝撃的な納品の様子がこれだ!

 

 

 

驚くのは、そのHDDの大きさだ。

今では想像がつかない程のデカさ。

時代を感じる写真である。

 

■反応の声

 

 

 

 

 

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

記事提供:ViRATES

 

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なぜ「現状の満足感を取り除く」ことが企業の成長につながるのか

2017年を迎え、今年の目標を新たに立てられた会社も多いことでしょう。しかし…、「去年の目標」は達成されていますか? 無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者でマーケティング戦略コンサルタントの中久保浩平さんによれば、目標を達成できないのには3つの理由があるとのこと。記事中ではそのひとつひとつを詳しく紹介するとともに、目標を達成するために企業としてすべきことについて、コンサル目線のアドバイスを記してくださっています。

目標達成できない3つの理由

年始のうちは「今年の目標」「今年のテーマ」にむけて「みんなでがんばりましょう」と士気も上がります。ですが、しばらくするとちょっとしたことで挫折したり、目標も下方修正されたりします。

これが毎年同じことの繰り返しとなり、会社は一向に変わることなく大した成長もしないまま。結局、士気が高まっているのは最初だけ…。

思い当たるフシのある人もいるのではないでしょうか?

なぜこのように毎年、同じことになってしまうのか? 掲げた目標に対して進んでみたもののうまくいかないのか? 理由はいろいろとありますが、その中でも大きなものが3つあります。

1つ目が、会社が将来あるべき姿ビジョンを明確にスタッフ含めた関係者全てにメッセージされていないということ。

将来、会社はこうなっていくというビジョンがあり「では、そこに向かっていくために今年はこうしよう」という目標がはじめて設定できます。これがないまま、ただ単に今年の売上は、昨年の110%増だ! なんて目標を立てたところで、その数字に意義を感じられなければ目標達成することは難しいし、長期的且つ継続的に目標を達成することはほぼ無理です。

会社の目標には、売上や増客、シェア、新商品や新店舗展開、新規事業など状況や規模、業界によっていろいろとあるでしょうが、その目標の根底にあるビジョンが明確にスタッフや関係者に理解されていなければ、目標に向かっての行動が鈍くなります。誰も目標に対して協力も応援もしてくれなくなります。今年の目標を達成するためにも、まずはビジョンを明確に伝えていきましょう

なぜ人は「自分と同じ欠点を持つ人」にイライラしてしまうのか?

社会生活を送っている限り、他人に対してイライラしたり不満を抱いてしまうことは避けられないものですが…、このような感情をコントロールできたとしたら、ビジネスシーンにおいてもきっと役に立つはずですよね。そんな方法を伝授してくれるのが、無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』の著者で心理カウンセラーでもある吉田こうじさん。たった10分でできる簡単アンガーマネジメント法です。

怒りが教えてくれる大切なこと

「どうしてあの人は、あんなにもくどいんだろう?」
「どうしてあの人は、あんなにも短気なんだろう?」
「どうしてあの人は、嘘ばっかりつくんだろう?」
「どうしてあの人は、頭が固いんだろう?」
「どうしてあの人は、決断してくれないのだろう?」
「どうしてあの人は…」

こんなふうに、誰か他者に対してイライラしたり不満を持つことってありませんか? 「怒り」の感情って「なにくそ! いまに見ていろ!」と自分を鼓舞するためのプラスに働くこともありますが、「怒り」の感情を手放せないせいで、誰かに八つ当たりをしてしまったり、仕事に集中できなかったりと、マイナスに働くことも多いわけです。

プラスのエネルギーに変換することで、自分にとっていい結果を生み出せているのならいいのですが、もし、現状そうじゃないなら「怒り」について、もっと自分と向き合って見る必要があるんじゃないかなって思ってます。

今回は「怒りが教えてくれる大切なこと」をテーマにお届けします。

私たちが、相手のある「特徴」に対してイライラしているとき、実はその「特徴」を自分自身も持っていて、それを棚に上げて相手に不満をぶつけていると考えてみたことはありますか? おまけに、自分自身はその「嫌な特徴」を周囲に対して隠し通せていると思っているのですが、実はそれが相手にはバレバレだったりするって知ってましたか?

「鏡の法則」「正負の法則」「投影」…、呼び名はなんでもいいのですが、他者に対して「嫌な特徴」が見えるとき、実はそれを私たち自身も、その「嫌な特徴を持っているのです。ですから、私たちが他者に対して何らかの「怒り」の感情を持つとき、実は「自分自身の中にも他者と同じ要素があるということを知るチャンスなのです。

そして、「怒りは自分自身を知るチャンスなんだ」ということに気づくことができると、いわゆる「アンガーマネジメント」が超簡単にできるようになります(ただし、根深い「恨み」「怒り」には、もう少し掘り下げたセラピーが必要かもしれません)。

親が叱ってばかりいると、他人のせいにばかりする子どもが育つ

毎日同じようなことで子どもを叱っているなあ…と感じている親御さんは必見です。無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』の著者で教育評論家の親野智可等(おやの ちから)先生曰く、叱ってばかりの親に育てられた子は、困難に直面した際にすべてを人のせいにして、感情をぶつけて済ますようになってしまうとのこと。そんな人間にしないためにはどうしたらいいのでしょうか。

親が叱ってばかりだと、子どもはそういう親の姿勢を学ぶ

親が子どもを叱る内容は毎日ほとんど同じです。全く新しいことで叱ることは少ないはずです。

生活そのものが、「叱る流れ叱られる流れ」になってしまっています。

親がそのことを自覚すること必要があります。それで初めてその流れから抜け出すことが可能になります。

まずは、自分が叱っていることをリストアップしてみてください。それから、それを解決するための合理的な工夫をすることが大切です。

親が工夫してあげてもいいですし、親子で一緒に考えて工夫してもいいでしょう。それでうまくいけば親子で喜び合いましょう。うまくいかないときは、さらなる改善をしたり、別の方法を工夫したりしましょう。

それでも無理ならやってあげればいいだけのことです。

やってあげると自立ができないはウソ。しつけ主義はやめよう。

そういう姿勢を親が見せることで、子どもも合理的な工夫をして困難を乗り越えることの大切さを学びます。

これ自体がとても大切な教育です。

親がただ叱っているだけだと、子どもはそういう親の姿勢を学びます。つまり、困難なことがあったとき、人のせいにして感情をぶつけて済ますようになるのです。

親が子どもを罰でおどしてやらせようとしていると、子どももそのやり方を学びます。つまり、子どもも友達や兄弟を罰で動かそうとするようになるのです。

親が「宿題やらないとおやつ抜きだよ」と言っていると、子どもも友達や兄弟に「○○しないと遊んでやらないよ」と言うようになるのです。

こういうことは子どもは非常によく学びます。なんといっても親が毎日お手本を見せているのですから。

子どもは、親の言うことは聞かないけれどすることは真似るのです。

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 『親力で決まる子供の将来
5年連続でメルマガ大賞の「教育・研究」部門賞を受賞!家庭教育メルマガの最高峰。教師生活23年の現場経験を生かし、効果抜群の勉強法、子育て、しつけ、家庭教育について具体的に提案。効果のある楽勉グッズもたくさん紹介。「『親力』で決まる!」(宝島社)シリーズは30万部のベストセラー。
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この世界の片隅に実在する、小さな小さな街角レストラン

突然ですが、みなさんの日常は、驚きや喜びで溢れていますか? 毎朝同じ時間に満員の通勤電車に乗り込み、人込みの中を速足で歩き、同じ人と同じ場所で過ごす。楽しくないわけではないけれど、どことなく物足りない、そういった日常に何かしらの新鮮な風を取り入れたい、と願う人は多くいるはず。そしてそれは、きっと世界共通。今、海外メディアやSNSで話題になっているのが、謎の集団「Anonymouse(アノニマウス)」が作り出す、ネズミサイズの小さな小さな世界。その小さな扉を覗くと、誰もがつかの間の非日常を味わえます。

その扉の向こうに広がる世界とは?多くの人々を惹きつけるミニチュアの世界      

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スウェーデンの街を行き交う人々も、きっと日常はどこか退屈で、何か面白いことや楽しいことが起こればいいのに、と思っているのかもしれません。

スウェーデンの都市マルメの街の片隅に現れたのは、その大きさわずか約63.5cm×31cmのほどのレストランや食料品店

映画のポスターやチーズなどの食品まで、本当に精巧にできていて、街ゆく誰もがつい目を奪われます

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それらを作り上げたのは、謎の集団「Anonymouse」。

その名の通り、その正体は「不明」というアートグループですが、彼らの目的はただ一つ、「街ゆく人達にちょっとした喜びを提供する」こと。

これらはすべて無償で提供していて、資金援助等は一切なく、ただひたすら彼らの目的を達成することをテーマとしています。

今回この謎多き集団「Anonymouse」に独自取材を行ったところ、普段はそれぞれ別の仕事をしているというAnonymouseのメンバーたちが、グループとして活動し、子どもから大人まで、たくさんの人々を喜ばせるためには何がいいのかアイデアを募った結果このネズミサイズのレストランや食料品店を作ろうという結論に至ったのだそうです。

その理由は、彼らが「」について語り合うといつも、現実とは別の世界の存在を空想して楽しんでいた子ども時代が思い出されたから。

子どもの頃に誰しもが共通に持っていた純粋な興味を抱く気持ちや、それにともなう喜びにこだわり、大人になってもそれを忘れたくないという表現なのかもしれません。

 

AnonyMouseさん(@anonymouse_mmx)が投稿した写真

 

 

AnonyMouseさん(@anonymouse_mmx)が投稿した写真

 

現在新たなプロジェクトが進行中だというAnonymouse。日本を含めた海外展開も視野に入れているとのことでした。

みなさんの周りにも、こんな小さな幸せや懐かしさを届けてくれる何かがあれば、少しだけ日常が輝くのかもしれませんね。

Anonymouse 公式インスタグラム

 

Image by: Anonymouse, Kristina_Sigunsdotter

取材・文/貞賀 三奈美

【アンケート】父親が受けたい理想の「親孝行」に娘ビックリ?

親孝行とは、“子が親を敬い、親によく尽くす行い”のことを指しますが、理想の親孝行とは一体どのようなものなのでしょうか。そこでクラシファイドは、2016年12月19日~21日の期間において、全国の20~30代の女性250名、40~50代の娘がいる男性250名の計500名を対象に「親孝行」についてアンケート調査を実施。このたび、その結果が発表されました。

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まず、娘は親孝行をしたいのか、父は親孝行されたいのかを聞いたところ、実に76%もの娘が「親孝行をしたい」と考えていることがわかりました。一方、これに対し父親は、約6割が「親孝行されたい」と回答。お世話になった父に孝行したいという娘の気持ちと、娘に何かしてもらうなんて“ちょっと気恥ずかしい”という心理が見て取れる結果となりました。また、親孝行が「したいが、難しいと思う」と回答した娘が10%、「してもらいたいが、難しいと思う」と回答した父は6.4%と、若干の差が見られました。

娘の方が「親孝行は難しいもの」と感じている背景を探るべく、「日常的な親孝行」と「大掛かりな親孝行」どちらが喜ぶと思うか・嬉しいかを聞いてみた結果、「親が喜びそうだと思うこと」と「親が実際に嬉しいこと」では顕著な差が見られました。

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「大掛かりな親孝行」のほうが喜ぶと考えている娘が3割弱いる一方で、大掛かりな親孝行を望んでいる父はわずかに8%という結果が出ました。また「日常的な親孝行」の内訳を見てみても、娘側は「どちらかというと日常的な親孝行」と回答している人が39.2%で最多だったのに対して、父親側は「日常的な親孝行」と回答した人が44.8%で最多という結果に。これらの結果から、父親は娘が思っている以上に日常的な親孝行を求めているにも関わらず、娘世代は必要以上に気負ってしまい“大掛かりな親孝行をしなければ……”と考えているということが見て取れる結果となりました。

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では具体的にどういった親孝行をしたいか、どういった親孝行を受けたいか、を聞いてみると、まず娘側で最も票を集めたのは「美味しいものをごちそうしてあげたい」。一方で父親側の最多は「会いに来て欲しい」。また、2番目はどちらも共通して「孫の顔を見せてあげたい・見せてほしい」でしたが、父側が32%だったのに対して、娘側は22%と10%もの開きがあるという結果に。また「娘・孫の顔が見たい」という親は合算すると65.6%だったのに対して、娘側は35.6%と、実に30%もの開きがありました。その分、娘側で多く票が入っていたのは「旅行に連れて行ってあげたい」「好きなものを買ってあげたい」など。娘はお金を使って大掛かりに喜ばせたいと考えているようですが、それよりもただただ、顔を見せてくれることが嬉しいと父親は考えているようです。

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実際に受けて嬉しかった親孝行を父親に聞いてみたところ、最多は35.2%の「会いに来てもらった」。何よりも娘の身を案じている親としては、とにかく健康で無事な姿を見せてくれることが、何よりも嬉しい親孝行だと考えているようです。そのほか、最も印象に残っている親孝行には、「元気で生きていてくれる事」「孫が産まれたばかりの時に抱かせてもらった事」「今まで大病もなく元気に育ってくれたこと」「風邪をこじらせたとき、介抱してくれた」「生まれて来てくれたこと」「生存率10%の誕生時の病気を克服してくれたこと」「白血病で入院中に見舞いに来てくれた事」「子供の頃感謝の気持ちをよく手紙にしてくれた」「白髪を毛抜きで抜いてもらった事」「結婚20周年でプレゼントをもらった」「孫の顔を見た」といった声が挙がっており、生まれてきてくれたことや生きてくれていることといった、日頃の生活に根ざした「親孝行」そして何よりも、元気な姿を見せてくれることを嬉しく思う父親が、多いようです。

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そんな父親たちが本当に求めている「親孝行」を表現した住友商事のスペシャル動画「ふたりの月夜」が現在公開中! 飾らない、等身大の、それでいて父親が本当に望んでいる「親孝行」とは何かを、しみじみと考えさせられる内容となっているので、ぜひチェックを。

 

 

<関連サイト>

CLASSY HOUSE

 

 

記事提供:EntamePlex

SNSで話題。美人飼い主に飼われたツートンカラーの奇跡の猫

顔半分の柄が2つに分かれたユニークな顔立ちをしたキュートな子猫の名前はYana。ロシア語でゴージャスでスイートな女の子を意味します。

 

Elizabethさん(@yanatwofacecat)が投稿した写真

 

 

Elizabethさん(@yanatwofacecat)が投稿した写真

この可愛らしいYanaの飼い主であるベラルーシ出身のエリザベスさんが、インスタグラムに写真をあげると、たちまちフォロワーが急増し、海外で話題となっています。

 

Elizabethさん(@yanatwofacecat)が投稿した写真

顔の半分が黒、もう半分がジンジャー色のユニークな配色はキメラと呼ばれる「異なる遺伝子型の細胞が共存している状態」が関係していると考えられています。

極めて珍しい現象だそうです。

飼い主のエリサベスさんとツーショット

 

Elizabethさん(@yanatwofacecat)が投稿した写真


 

Elizabethさん(@yanatwofacecat)が投稿した写真

 

 

Elizabethさん(@yanatwofacecat)が投稿した写真

まぐまぐ編集部が飼い主のエリサベスさんに取材したところによると、「美しい彼女の写真を多くの人に知ってもらうためにインスタグラムに写真をあげました。Yanaの人気は予想していましたよ」と語ってくれました。

「Yanaはとても優しい猫。彼女はキャンディやその包み紙で遊ぶのが好きなんです。毎朝、私を起こすためにジャンプして、耳を舐めてきます」。

ちなみにYanaの好物は、好きな食べ物はチキンとミルクだそうです。

エリザベスさんのインスタグラムにはYanaの写真がたくさん掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

エリサベスさん 公式Instagram

 

文/MAG2 NEWS編集部 

 

カジノという名のギャンブルを成長戦略に据えるアジアの愚国

昨年12月、ついにIR法案が可決・成立しました。各方面からは早くもカジノ解禁による経済効果についての勇ましい「試算」等が喧伝されていますが、「カジノはもはや過当競争で失敗例が増えている」とするのはメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さん。さらに新さんは背後の利権構造の存在を疑った上で、「カジノというギャンブルが国の成長戦略になるようでは世も末」と厳しい私見を述べています。

カジノ付き商業施設が観光振興の目玉というお粗末発想

若いころ、「飲む打つ買う」は男の甲斐性のように先輩から言われたことがあった。どれもやりません、と答えようものなら「何が楽しくて生きてるんだ」とくる。それだけ、日本人の遊び方に多様性がなかったのだろう。

どうやら、今でもさして遊びの貧困は変わらないようで、この国にはギャンブル依存症という名の病いにかかっている人が他国に比べて多いらしい。

パチンコ、麻雀、競馬・競輪・競艇…これらは法をすり抜けたり、別の法律で賭博罪の対象から除外されているというだけのこと。ニッポンはまぎれもないギャンブル大国だ。

もっとも、トランプが次期米大統領に決まったとたんに訳もなく上昇を続ける株式相場もギャンブルだし、そもそも日銀がお札を刷りまくるアベノミクスだって、ほとんどバクチに近い。

だから、カジノを天下御免にすると国が言い出しても、さして驚くにあたらないが、やれ「IR」だ、「観光振興だ」と、カジノ推進派の議員連中が薄っぺらい小理屈をこねてカジノを正当化しようとするものだから、筆者の懐疑心がウズウズしはじめた。

ろくな質疑もなく昨年12月15日、国会でスピード可決、成立した「IR整備推進法なるものの正体はいったい何なのか

IRとは「統合型リゾート」、つまりカジノ付きの大規模商業施設のことだ。統合とかリゾートという言葉に騙されちゃいけない。要するにポイントはカジノだ。とりあえずこの法律を通しておいて、カジノ解禁に向けて細部を決めていこうということらしい。

もっともこの法律、形式上はあくまで議員立法である。15年も前に自民党内で勉強会が立ち上がり、6年前からは超党派のいわゆる「IR議連」で議論してきたという。

議連の幹事長、岩屋毅(自民)は『「カジノ」の真意』という著書を刊行し、この法律のPRに余念がない。カジノ解禁の意義を理論建てようと苦心惨憺したようで、その分、突っ込みどころも満載だ。

たとえば日本は「観光立国」を進めるべきで、そのために「必要な改革を大胆に実行していかねばならない」と論じる。これは誰も異存なさそうである。だが、観光立国のための改革と、カジノがどう結びつくのだろうか

ここからは何段論法なのか、説明がとにかく長く、まわりくどい。そこで、勝手ながら次のように簡単にしてみた。