地方スーパーが売上増に。「一日一品」の販促と熱いPOPの作り方

ある地方スーパーの店長と従業員のモチベーションを上げて売り上げを伸ばしたい…、地域一番店づくりの専門家として活躍中の前沢しんじさんが顧客であるスーパーで実践したのは、「一日一品集中販促」という作戦でした。前沢さんの無料メルマガ『販促アイデアと経営活性化』では、前沢さんが実際に売上を伸ばしたという具体例を紹介しています。こんなPOP、見たことありませんか?

一日一品集中販促で、お店と従業員は活性化できる

さまざまな競合のなかで生き抜いていくためには、「自店ならではということに集中することが一番の差別化になります。今回はある地元スーパーが、「毎日一品を集中販売」することでお客様にアピールし、売上げの下げを止め、店長と従業員のモチベーションを上げた例を紹介しましょう。筆者の得意技である「売り込めば売れる=販促キャンペーン」の手法を使って、「今日はこれを売る!」という品を毎日きめて、集中して宣伝して売り込みます。

まず「今日は何を売り込むか」を決めます。その日になって決めるようなことをしてはいけません。予算や仕入れなども加味しながら事前にしっかり考えて決めます。1週間単位くらいで決めておくといいでしょう。

商品は、店の都合でなくお客さまが喜ぶものであること。「今日のおすすめ」「当店ならではの品」「健康にいい品」「よく売れている品」「今の時期にほしいもの」「激安で提供できる品」など。特に「当店ならではの品を定期的に登場させましょう。よそでは買えない、この地域では売っていないなどの商品を探して、又は作って、それが売れるようになれば最高の独自性が生まれます。

基本的に価格はできるだけ安く提供したい。一品集中で売り込む品が、他店でもっと安く売られているようではお客さまが興ざめします。その一品には集客の役目がありますから、荒利を削ってでもできるかぎりお安く。

1週間分のメニューを決めよう

1 B5サイズかA6サイズの手渡しチラシを作ります(レジでの手渡し用と近隣ポスティング用です)。たとえばこういうもの。

meruburo_20180314dh-0012 大型のPOP広告を作ります(100センチ×80センチ程度の大きなもの。でないと目立ちません。目立たなければ意味がありません)。たとえばこういうもの。
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販促を組み合わせる

1.レジでの手渡しチラシ

1週間分のメニューを決めて、B5サイズかA6サイズの手渡しチラシを作る。それをレジで手渡しする。その時にはひと声かけて(来週のおすすめです。ぜひどうぞ)。

2.大型POP広告

店の外に大型のPOP(通行中の人や車からよく見えるように両方向に2枚)。

3.さらに、できればお店周辺に手渡しチラシをポスティングする(店の前の人、車だけでなく戸別に向かって攻める)。

4.売り場作り(雰囲気を演出する)※最重要

ボリュームのある陳列+POP広告+徹底試食(試食できるものはすべてさせる)。

結果

顧問先のミニスーパーで継続して実施したところ、その一品はほとんどが完売しました。売りたい品をきちんと決めて、しっかり宣伝して、ボリュームのある売り場を作れば売れるということを、店長、従業員が体感できたのは一番の収穫でした。売りグセという成功体験は大きなモチベーションになります。

お客様の大半が固定客ですが、新規のお客様もちらほら散見されるようになりました。

もともと10年以上も売上げが右肩下がりの状況でしたので、売上げの伸びという点では目立った寄与はありませんでしたが(一品ですから)、こういう挑戦を続けて、その数ヶ月後には昨年対比のダウンが止まったことからも、こうした売り込みの継続は非常に効果的といえます。

なにより、売り込めば売れるということを、店長が自覚できたのが大きな収穫でした。

筆者からのアドバイス

いま売りたいものを(これがいちばん肝心です)、「これをおすすめしたい!」「これのいいところはここです!」という熱い気持ちでPOPに書く。手渡しチラシを作る。お客様に声をかける。ボリュームのある売り場を作る。

これだけで、活性化のスイッチが入ります。

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たなぼた、どろなわ、やぶへび。省略は四文字が心地よい理由

思いがけない幸運に恵まれることを「棚からぼたもち」と言いますが、これを略して「たなぼた」とも言います。このほか、「やぶへび」「どろなわ」「かもねぎ」など、ことわざを略して言うことはよくありますが、これらがなぜ四文字なのか分かりますか? 今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、著者の須田將昭さんが、「四拍」を愛する日本語の不思議について紹介しています。

たなぼた・どろなわ・やぶへび

タイトルで書いた、

  • たなぼた
  • どろなわ
  • やぶへび

の三つは、これはすべて、ことわざが省略されたものです。

たなぼた」は「棚から牡丹餅(ぼたもち)」ですね。「思いがけない幸運に恵まれた」ことを指して言いますね。「たなぼた式」と複合語にまでなっている言い方もあります。

どろなわ」は、「泥棒を捕まえてから縄をなう」です。泥棒を捕まえてから、縛るための縄を作るというのは、準備が全くできていない、ことが起きてから慌てて対処する、という意味ですね。割とよく使われる言い方かもしれません。

「やぶへび」はどうでしょうか? たまに「藪から蛇」と間違えている人もいますが、「藪から棒」と混ぜてしまっていますね。「藪をつついて蛇を出す」が本当で、要らんことをして厄介なことになること、悪い結果を招く様を指して言いますね。

これらはみんな長いことわざが短くなった、つまり「省略語」の類と言えます。省略語は、一般には「若者言葉」の特徴の一つなのですが、これらのことわざの省略バージョンがいつごろからできたのか、ちょっと調べたところではわかりませんでした。

ただ、辞書の見出し語にもなるぐらいにすっかり定着していますので、相当長い期間使われているのは間違いありません。ひょっとしたら元が長いことわざだったという意識すら希薄になっているかもしれません。「やぶへび」が「藪から蛇」と間違う人がいても、やむをえないというところでしょうか。

他に、このような省略されたことわざは思いつきますか? 私は後はせいぜい「かもねぎ(鴨がネギをしょってくる)」が思いついたぐらいです。ちょっと記憶を探ってみるのも楽しいかもしれませんね。

「たなぼた」「どろなわ」「やぶへび」「かもねぎ」と全部、平仮名で表記した時に4文字になっているのにはお気づきになったでしょうか?

元のことわざの長さはバラバラですが、省略された結果は、全部、平仮名表記で4文字になっていますね。なぜなんでしょうか?

ちょっと周りの省略語を思い出してみてください。

  • ラジカセ(ラジオ・カセット 死語かな…)
  • パソコン(パーソナル・コンピューター)
  • リストラ(リストラクチャ)
  • ビー玉(ビードロ玉)
  • カラオケ(空オーケストラ)

他にもいろいろありますが、わりと4文字のパターンが多いのにお気づきでしょうか。もちろん「バイト(アルバイト)」のように3文字のものもありますが、4文字になるのがかなり多いようです。

日本語の音の単位に「」というのがあります。平仮名で表記される場合、1文字が1拍に相当します。拗音(ゃ、ゅ、ょ)は前の文字と合わせて1拍です。伸ばす音や、促音(っ)、發音(ん)も1拍です。「ビー玉」の「ー」も1拍ということです。

日本語はこの「拍」という単位があるのが特徴的で、時間的にはほぼ同じ長さで発音されます。音の高低の違いを取り除くと「タタタタタタタ」と小気味好く響くのが日本語です。名詞の平均的な長さが4拍程度とされています。どうやら日本人には4拍(平仮名4文字)というのが落ち着く長さのようなのです。

つまり、「平仮名4文字が落ち着く長さ」ということで「たなぼた」「どろなわ」「やぶへび」も、みんな4文字の形になっているのですね。必ずしも4文字ではないのですが、5文字ではどうも「長い」という印象があります。みなさまどうでしょう?

この「タタタタという音の連なりが身につくと、日本語らしいリズムができます。ですから、外国人の日本語学習者はまずこの音の連なりを練習すると、比較的早くに、「癖のある日本語」から脱出できるということもあります。これが不思議なぐらいに即効性があって、びっくりしたこともありました。

その言語の特徴的なリズムを身につけるというのは、外国語学習でも必須のポイントだと感じた体験でした。

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これなら自分で作れる。春キャベツと卵のヘルシー5分クッキング

新年度もスタートし歓迎会の季節となりましたが、居酒屋などでの脂っこい料理は思いのほか体に響くものですよね。自宅くらいでは胃腸をいたわりたいという方のために、今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』では著者でプロの料理人のgatugatu佐藤さんが、旬の春キャベツと卵で作る「アッサリレシピ」を紹介しています。

春キャベツと玉子の蒸し焼き

今回は、「時短であっさりのおかず料理」を伝授します。

飲み会など外食で油分の多い料理をついつい多く食べてしまうことって、ありますよね。普段の食事でも栄養バランスなど考えないで料理を作ってしまうと知らぬ間に油分の多い献立になっていて、それがしばらく続いていた…、なんて場合もあったりします。すると「しばらく油もんが続いたなぁ、ちょっと控えないと…」と思いますよね。

そんな時の晩飯のおかずにおすすめしたいのがこれ。「春キャベツと玉子の蒸し焼き」。

春になると出てくる水分の多いやわらかい「春キャベツ」。これと卵と塩だけで作るシンプルな料理。味付けは少量の塩だけなので、卵の甘味とキャベツの甘味がダイレクトに感じられます。

とろ~り出てくる卵の黄身を春キャベツに絡めながら食べれば、時々口の中にまったりした味も広がります。俗に言う“素材の味を楽しむ料理”ですね。

さらに、加熱時間がたったの5分。食べる準備をしている間に出来上がって熱々ですぐに食べられる。何よりこの料理、「油を使わない」。フライパンに直にキャベツを敷き、その上に卵をのせ、少しの水で「蒸し焼き」に。脂分は卵の黄身だけ。余計な油を使わないのでヘルシーおかずです。

旬の味を楽しめる酒のあてにもなりますし献立のおかず一品にもなります。私は、この料理、おかずの1つとして食べてみました。「春キャベツと玉子の蒸し焼き」を一口食べるとごはん一口ではおさまらない、ガツガツガツっと三口は、いきたくなる…。少量の塩がキャベツと玉子の甘味を引き立ててくれますね。

加熱5分のシンプルレシピをみておいて下さい。

Amazonに激怒のG20。法人税を払わぬ巨大企業を追い詰める包囲網

莫大な利益を上げ続けるAmazonが日本で税金を支払っていない事実は、先日掲載の「なぜAmazonは日本で法人税を払わずに済むのか? 元国税職員が解説」でもお伝えしましたが、「被害」を受けているのは我が国だけではないようです。今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』では著者で元国税調査官の大村さんが、日本と同じくAmazonが納税を行っていないG20が、同社に対して打ち出した厳しい姿勢を紹介しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2018年4月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

アマゾンと先進諸国の攻防

このメルマガの2月1日号「なぜAmazonは日本で法人税を払わずに済むのか? 元国税職員が解説」において、アマゾンが日本で税金を払っていないことをご紹介しました。アマゾンは、日本には会社の施設を置いていないという理由で日本国には法人税を払っていないのです。アマゾン本社は、アマゾン・ジャパンなどに販売委託をしているという形になっているのですが、アマゾン・グループの仕組みとして、アマゾン・ジャパンなどの収益はアマゾン本社に吸い上げられるようになっており、結果的にアマゾンは日本でほとんど税金を払っていないのです。アマゾンは、日本のネット販売事業で断トツの売り上げを誇っており、20%ものシェアを持っているのです。にも関わらず、日本では税金を払っていないのです。

このことについては、アメリカと日本との力関係も大いに影響しているということもご紹介しました。アマゾンが日本で税金を払っていないことについては、日米の税務当局で話し合いが行われたのですが、日本側が全面的に譲歩する(つまり税金を払わなくていい)形で決着したのです。しかし、アマゾンは世界中でこういうふるまいをしているため、このままでは済まないだろうということも、メルマガの中で言及しておりました。

で、さっそく、G20でアマゾンに厳しい姿勢が打ち出されたようです。以下のニュース記事を読んでみてください。

ネット通販 国別に課税 G20「一時的措置」導入へ

 

国境を越えたネット通販企業の電子商取引をめぐり、20カ国・地域(G20)が、国ごとに企業が稼いだ売上高に課税できる一時的措置を導入する方向で調整していることが19日、分かった。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで同日開幕のG20財務相・中央銀行総裁会議で合意する見通し。進出国に支店などの恒久的施設(PE)がなくても課税できるルールを設け、通販業者の税逃れを防ぐ狙いだ。

 

G20財務相・中央銀行総裁会議は20日まで開催。経済協力開発機構(OECD)が16日に示した電子商取引に対する課税強化案の中間報告を軸に、具体的な合意内容をまとめる。2019年内にも企業が国ごとの売上高などの情報を公表するためのルールを策定。この情報を基に各国の税務当局が課税できるようにする方向だ。

 

国内外企業の無差別を原則とする世界貿易機関(WTO)のルールを踏まえ、企業経営に大きな影響を与えないよう、一時的措置とし、中小企業や適正に納税している企業などに配慮する事項を盛り込む。20年までには、ネット通販を展開している国ごとに適切な法人税を課税できる長期対策もとりまとめる方針だ。

 

現在の租税ルールでは、企業は進出国に支店などのPEを持たなければ、原則、法人税は本社がある国に納める。また、法人税は利益に対して課すのが原則だが、電子商取引では、売上高から人件費などを差し引いた利益算出の難しさも課題となっている。そのため、20年までにはネット通販などを展開している国ごとの利益を適切に算出できるルールを作り、PEの定義も見直す。

 

ただ、大手通販企業を抱える米国は、余分な税負担が雇用や企業成長を妨げると反発。長期的なルール作りは難航も予想される。

(2018年3月20日産経新聞配信)

日本のサービス業「生産性が米国の半分」という悲しすぎる現実

日本人が初めて海外旅行をしたときに大変驚くことがあります。それはコンビニやスーパーの店員さんのサービスが日本ほど丁寧ではないこと。逆を返せば、先進国で最低賃金が世界最低レベルにも関わらず、日本はサービスが過剰すぎるのかもしれません。メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』の著者で健康社会学者の河合薫さんは、近ごろSNSで話題になった「日本のサービス業の生産性が米国の半分」という驚きのデータを紹介しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年4月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

米国の半分しかない? 日本の残念な「生産性」

日本のサービス業の生産性は米国の半分」であることがわかり、SNSで大きな話題となりました。調査を行なったのは日本生産性本部です。

「産業別労働生産性水準の国際比較」と題された調査報告では、日本産業別労働生産性水準アメリカドイツイギリスフランスの平均値と比較。生産性は就業1時間あたりの付加価値で算出しています。

分析の結果、サービス業では米国の半分ほどで欧州の7割程度と低迷していることがわかりました。

具体的には、

  • 米国の生産性水準を100とした場合、日本のサービス業の平均は50.7%
  • 「宿泊・飲食」で比較すると38.8、「卸売り・小売り」では31.5%
  • フランスとの比較では、サービス業全体では71.7%
  • イギリスとの比較では、69.9%
  • ドイツとの比較では、67.0%

……惨憺たる結果です。

日本のサービス業は過剰サービスだし、これだけ人手を使い、長時間労働なら、生産性が低くて当たり前です。

例えば、米国ではカードで買い物するときは、自分で機械に通し、自分でサインし、自分でカードを抜きます。

ところが日本では「お預かりします」から始まって、カードを抜くのは店員さん。最後はレシートとカードの向きを揃え、デパートなどでは小さな封筒にまで入れて手渡しする丁寧さです。

また、米国では食品スーパーでは、自動レジで自分で詰め、自分でカードで支払っておしまい。店員さんがいるスーパーでも、大きな袋にバンバンいれて、あっという間に終わります。

一方、日本では保冷剤を丁寧にテープで袋に止め、お箸やナプキンを入れ、「いったい何枚ビニール袋使うの??」というくらい、小分けにする。おまけに最後は「ありがとうございました」と会釈までしてくださる。

しかも最低賃金は、世界最低レベルなのですから、どれだけ人件費が低いんだって感じです。

さらに、欧米では1990年代から積極的にIT化を進めてきたのに対し、日本ではやっと最近になってセルフレジができましたが、そこでは必ず店員さんが案内しているという摩訶不思議です。

そういえば日本の駐車場も「いったい何人のオジさん雇ってるんだ?」というくらい、角という角に案内役が立っていますよね。

「雇用増やすにはいいのかなぁ~」とも思いますが、人手を削るところは削り、本当にお客さんが喜ぶサービスに人材を投入すべきです。

これだけ高齢化が進んでいるわけですから、高齢者専用レジを作ったり、「買い物難民と呼ばれる高齢者たち向けの移動デパートやスーパーを増やしたり、路線バスがなくなって移動手段に困っている高齢者や障害者、赤ちゃんのいるママさん向けの移動サービスとか、“サービスの質の意味を再考する必要があると思うのです。

家より旨い。カップ麺を外食にしたLaoxグループの巧みな戦略

立ち食いそばに牛丼、ハンバーガーなどなど、世の中にファストフード店は数多ありますが、今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』で著者のMBAホルダー・青山烈士さんが取り上げているのは、日本が誇るカップラーメンを専門に扱う新発想の店舗、その名も「3ミニッツキッチン」。お湯を注いで3分で食べられる、まさに「究極のファストフード店」の戦略・戦術、一体どんなものなのでしょうか。青山さんが詳細に分析しています。

新しい食べ方の提案

カップラーメン専門店として注目を集めている店舗を分析します。

● ラオックスグループが展開している「3ミニッツキッチン

戦略ショートストーリー

カップ麺が好きな方をターゲットに「カップ麺へのこだわり」に支えられた「種類が豊富で選ぶのが楽しい」「美味しい」「安い」等の強みで差別化しています。

ご当地カップ麺やオリジナルカップ麺に加えて、様々なトッピングなどを通して、カップ麺を楽しむことができる場を提供することで顧客から支持を得ています。

■分析のポイント

新しい食べ方の提案

「3ミニッツキッチン」の取り組みで新しいチャレンジだと思うのが、外食の選択肢の一つとして、カップ麺を提供していることです。最近はコンビニのイートインコーナーで食べることもできますがカップ麺を食べる場所のメインは、家の中ですからね。

ラーメン好きな方であれば、カップラーメンを食べる方も多いと思いますが、外で食べるときは、ラーメン専門店を選ぶでしょう。ですから、顧客に外食でカップ麺を食べたいと思ってもらうには多少ハードルがあるということです。

このハードルを越える、つまり、カップ麺が外食の選択肢のひとつになるためにポイントなるのが、ファーストフード化の推進だと思います。「3ミニッツキッチン」という店名にも表れていますがカップ麺の特徴のひとつはお湯を注いて、すぐ3分後に食べられるということです。

そして、もうひとつの特徴は、低価格です。この「すぐに食べられる」、「低価格」という二つの特徴を兼ね備えた業態として思い浮かぶのが、ファーストフードの最大手であるマクドナルドや牛丼チェーンなどですね。

つまり、「3ミニッツキッチン」はファーストフードの特徴を備えているということです。

この特徴を活かすために「3ミニッツキッチン」はファーストフードのような取り組みをしています。例えば、ドリンクとのセットメニューの提供ですね。これは恐らくファーストフードから取り入れていると思われます。

このようにファーストフードの良いところを吸収することで、「3ミニッツキッチン」がファーストフードとして顧客に認知されれば、ありそうでなかった新たなファーストフード業態としてさらに注目を集める可能性があると思います。

また、「3ミニッツキッチン」はただ、カップ麺にお湯を注いで提供しているわけでなくさまざまなトッピングや調味料を用意することでカップ麺をより美味しく食べる方法も提案しています。

家で食べる際にトッピングを付けて食べる方もいるとは思いますが、用意するのが手間ということもあり、トッピング無しでそのまま食べる方も多いと思います。そして、家で、これだけのトッピングを用意するのは大変ですからね。

要するに、「3ミニッツキッチン」は外食としてカップ麺を食べるトッピングを付けて食べるという新しい食べ方を提案しているわけですね。

今後、「3ミニッツキッチン」が世の中にどのように受け入れられていくのか、注目していきたいです。

平祐奈のウトウトした姿にファン「透明感がいい!」

女優の平祐奈が9日、オフィシャルブログを更新し「私が夢の時間へといきかけてる図」とウトウトした姿を公開。その姿にファンから話題を呼んでいる。

「寝るよ」と題して更新したブログは、「こんばんは 新学期始まったかしら?? 新入生のみなさん、新社会人のみなさんおめでとうございます」とお祝いメッセージを送り、この春、大学2年生となった平も「久々に学校のお友達に会えて嬉しかった」と大学生活も充実している様子。

続けて「新しい環境で中々慣れないこともあったりするかもしれないけど、自分のペースで一歩一歩、慎重に共に頑張りましょう」と呼びかけた。

そして自身が主演を務めるメ~テレ(名古屋テレビ放送)ドラマ『ミューブ♪~秘密の歌園~』(4月16日スタート・毎週月曜深夜0時55分~)の放送まであと1週間となり、「みなさん広めてください お力を貸してください お願いします」」とアピールしたり、3月31日に全国公開したKing & Princeの平野紫耀が初主演する映画『honey(ハニー)』についても、「honeyも見てくれてありがとう たくさんの感想もありがとう 新学期の今の時期にぴったりの映画です まだの方はぜひぜひ劇場で会いましょうね」と感謝の気持ちなどを綴っている。

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ブログの最後は、「私が夢の時間へといきかけてる図」だというドラマ『ミューブ♪~秘密の歌園~』のオフショットを公開。お菓子の箱に顎をのせウトウトした姿の写真は、同ドラマで裏井美優役(ウラミユ)を演じる優希が撮影したもので、「目の前にある物に顎を置いちゃう クセがあるのよねー。。。今日はどんな夢を見ようかしら 夢で会おうね おやすみなさい ごきげんよう」と締めくくっている。

ファンからは「いつもサイコーです」「1枚目の写真、女神かと思った」「透明感がいい!」「とてもこの世のものとは思えない神々しさ」「ウトウト姿も可愛い」「夢で祐奈ちゃんに会えますように」「最初、お地蔵さまかと思ったよ(笑)。」「ウトウトしてる姿って、ほっこりする」など絶賛の声などが多数寄せられている。

<関連サイト>
指原莉乃「気持ち悪い」DT男子のブラホック外しに激怒!
http://www.entameplex.com/archives/42515

筧美和子「リアクションが薄い」Hの時に怒られた過去!
http://www.entameplex.com/archives/42358

ブロガー桃、“詐欺メイク”でブスを美人に変身させる!?
http://www.entameplex.com/archives/42578

 

 

 

記事提供EntamePlex

【動画】後半あなたは騙される。ベーコン焼く動画に衝撃の秘密が

一見何の変哲もないベーコンを焼いている動画。

しかし、この動画には驚くべき秘密が隠されていたのだ。

 

 

ベーコンの袋をあけて、一枚一枚丁寧に焼いていく。

なんとも美味しそうに仕上がるベーコン。

しかし、このあと衝撃の事実が明らかに!

ぜひ、最後まで見てから、もう一度見直して欲しい。

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Daniel Tillotson)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

人前で話すのが苦手な人は、ロボット喋り覚悟で「丸暗記セヨ」

人前で話すのが苦手な人が失敗しがちなミスは、ぶっつけ本番で何も準備せずに話すことにある、と説くのは、無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』の著者で現役弁護士の谷原誠先生。話上手になるためのステップとして、たとえロボットのように心が伝わらない丸暗記そのものの喋り方になっても、それはそれでアリだとしています。一体、なぜなのでしょうか?

人前で話すのが苦手

こんにちは。

弁護士の谷原誠です。

取引先や顧客へのプレゼンテーション、社内会議での発表、セミナー講師など、ビジネスパーソンは、頻繁に人前で話す機会があります。しかし、初めから「人前で話すのが得意」という人は、おそらくあまり多くはないと思います。多くの人が苦手意識を持っているといっても過言ではないのではないでしょうか。

いわゆる「話上手」な人は、人前でもとくに緊張する様子はなく、すらすらと話してしまいます。会議などの発表では、ほかの人の発言に対し答えることも必要になりますが、その際も慌てず、自分が持つ考えを述べることができます。「自分は話すのが苦手だ」というのは、このような、上手な人のように話せないという意味のことが多いようです。

そこで、話すことに苦手意識がある方に質問があります。話す前にどのような準備をしていますか。話す内容をしっかり決めず、ぶっつけ本番に近い状態で臨んでいるのではないでしょうか。

あえて提案したいのですが、話すのが苦手だと思っているのであれば、話す内容を一字一句決めその通り話せばよいのではないでしょうか。内容をすべて紙に書いて、当日までになるべく覚え、本番では、紙を手元に置き、時々目をやりながら話すのです。

会議など、相手次第で話す内容が変わる場合でも、ある程度ケース別に分けて、それぞれの言葉を書き、覚えて臨みます。就職の面接では志望動機など代表的な質問の答えを一字一句準備していく人が多いでしょうが、あのようなイメージです。

なんとなく、「本当にそれでいいのかな?」と思いますよね。「話し方」に関する本では、このように「台本を作って一字一句その通り話しなさい」とは書いていないはずです。むしろ、そういうことは避けるべきとされる傾向があります。

一字一句用意するような話し方では、まるでロボットが話しているようで、心が伝わらない。沸き上がる情熱を自然に表すことで、はじめて人に伝わる、といった具合に書いてあるかもしれません。それはその通りでしょう。

しかし、こうした「話し方本の多くは話し上手の人スピーチの達人のような人が書いています。苦手な人が、いきなりそのようなことができるでしょうか。たいがいの人は、それ以前の問題でひっかかっています。人前である程度の時間、話すこと自体に慣れていないため、しどろもどろになっています。

そういう人が、達人のような「うまく話すイメージ」にとらわれ、準備をせずにスピーチに臨めば失敗は必至です。人前で話すのが苦手な人は、頭が真っ白になって何も話せなくなるのが恐怖なはず。だったら、そうなった時にいつでも戻れる原稿を作っておけばよいのではないでしょうか。

私も、講演やセミナーをはじめたころは、予定された時間、たとえば1時間の原稿を、一字一句、まるまる書いて臨んでいました。おそらく、話し方はたどたどしく、面白くなかったのではないかと思います。早口に話しすぎ、予定時間を前に台本が終わってしまったりもしました。

しかし、失敗しながら何度か話すと、当初ほど緊張しなくなり、同じテーマであればほとんど原稿を見ないでも話せるようになりました。そうなると読み方にも感情がこもってきますし、台本の内容に加え、その時に思いついたこと、時事ネタなど、自然に脱線して話す余裕が生まれてきます。

人前で話すには、どうしても場慣れが必要です。それまでは、話すことを苦手な自分を受け入れ、自分を助けてあげるツールを用意する必要があります。それが、一字一句の台本です。

慣れるまでは演技力を磨き台本どおりに話して場慣れしていく訓練を積むのも、正攻法ではありませんが、一つの方法だと思います。

今回は、ここまでです。

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山本五十六の名言を、接客のプロが新人研修に生かす当然の理由

新人研修が思ったように上手くいかないと悩んでいる教育担当の方はいらっしゃいませんか? 問題はその進め方にあるのかもしれません。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、かの山本五十六氏の名言を引きながら、効果の上がる研修方法について考察しています。

教育の順序

やってみせ言って聞かせてさせてみせほめてやらねば人は動かじ

かの山本五十六司令長官の、有名すぎるほどに有名な言葉です。皆様もどこかで聞いたことのある言葉ではないでしょうか。人を動かすため、育てるためのやり方やあり方を考えさせられるものですよね。

この言葉、実は、私自身が研修などで人材育成に携わる時に、かなり意識をしている言葉です。というか、意識をしていないと、教育の順序を間違えてしまう恐れがあります。そうなると、やっぱり人は動かないのです。

例えば、「接客の練習をやってみましょう」という研修があるとします。で、実際に接客の練習をしてもらうのですが、いきなり新人さんに練習をさせようとしても、やり方もよくわからず自信も無いので、動くことができません。そのため練習の質も低いですし、無駄に時間ばかりがかかってしまい、良い研修にはならないわけです。

でも最初に、先輩や私などが接客をしている様子を見せ、やり方を説明してから、実際にやってもらうと、何となくながらもやり方がわかるので、練習の質も高くなります。最初に動きや話し方を見せて、詳しく説明をした上でやらせてみると、案外すんなりできてしまったりするのです。