京大教授が激怒。ジャニーズ事務所を叩く資格などない性加害問題の「主犯格」

2000年代初頭には裁判所がジャニー喜多川氏の性加害を認定したにもかかわらず、その後もジャニーズ事務所をおもねるような姿勢を見せ続けてきた大手メディア。そんな彼らがここに来て突然同事務所批判を展開し始めるという手のひら返しに、各所から批判の声が上がっています。今回のメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』では京都大学大学院教授の藤井聡さんが、ジャニーズ事務所と同じく性加害を隠蔽してきた大手メディアもジャニー喜多川と並ぶ「主犯格」であると断罪。さらにマスコミが腐敗してしまった日本にもはや自浄作用は存在しないとの認識を記しています。

(この記事はメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』2023年9月9日配信分の一部抜粋です)

マスメディアこそが「主犯」。ジャニーズ性虐待隠蔽でも裁かれぬ大手新聞社とテレビ局

ジャニー喜多川による児童・青少年に対する性虐待問題は、BBCで大きく取り上げられて以来、ようやく日本のTV・新聞も取り扱うようになりました。

そして、真の意味で「中立」な調査委員会が調査を行ったところ、その児童虐待・青少年虐待は半世紀にわたって繰り返され、その被害者も数百人、数千人規模という空前絶後の規模であることが明らかとなりました。

しかも重要なのは、そうした性虐待の事実を、ジャニーズ事務所は組織として認識し、その上でその事実を意図的に隠蔽し続けていたことも明らかとなりました。

今、新聞TVの各報道機関は、以上の「調査期間が発表した事実」を報道する形で、ジャニー喜多川性虐待問題を報道しています。例えば、コチラ。

【ジャニーズ】34年前“怒りの”告白ビデオ入手「騙すのはよくねえっつんだよ!」複数の当時Jr.も証言【報道特集】

しかしこの問題を隠蔽したのは、ジャニーズ事務所だけではありません。

今、この問題を報道している大手のTV新聞も、ジャニーズ事務所と全く同じく、この超大規模性虐待問題を隠蔽し続けたのです。

したがって、この事件の主犯はジャニー喜多川であったとしても、ジャニーズ事務所と大手TV新聞社もまた、共犯という形で大きな罪を負っているのです。

したがって今、TV新聞は、自分自身が本事件について共犯行為を働きながら、その反省を行うこともなく、全くもって「ほっかむり」しながら、第三者の立場でいけしゃぁしゃぁと、この性虐待事件を報道しているのです。

この「マスメディアによる重大情報隠蔽」という組織的行為がなければ、ジャニー喜多川の性虐待の被害は、ここまで拡大していなかったことは確実です。したがって、本件についての「マスメディアによる重大情報隠蔽」は、極めて深刻な被害をもたらしたわけであって、したがって本来ならば、新聞TV各社は近代的法制度によって裁かれなければなりません。

しかし、残念ながら近代社会というものは、法的な責任単位が「個人」であって「組織」ではないため、新聞TV各社という「組織」を罰する法制度は存在していないのです…。

それはちょうど、オウム真理教や統一教会、ビッグモーターが「組織」として十分裁かれていないのと全く同じ構図があるのです。

いわば、新聞TV各社は、「マスメディアによる重大情報隠蔽」という巨大な罪を犯したにも関わらず、法律の網の目をかいくぐっていけしゃぁしゃぁとビジネスを継続し続けているわけです。

つまり、「ジャニー喜多川問題についてのマスメディアによる重大情報隠蔽事件」の「主犯」はまさにその新聞TV各社であるにも関わらず、その罪は、一切法的に裁かれないのです。

本当に腹立たしい話しです。

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Google日本元社長が深掘りする、9.11米国同時多発テロ「陰謀説」の信憑性

国際テロ組織アルカイダの犯行として決定づけられ、アフガニスタン紛争の引き金となったアメリカ同時多発テロ事件。しかし今や多くの米国民が、アルカイダ犯行説を懐疑的に受け止めていることをご存知でしょうか。今回のメルマガ『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』~時代の本質を知る力を身につけよう~』では、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』等の著作で知られる辻野さんが、「9.11事件陰謀説」を徹底的に深掘り。その上で、恣意的な報道に騙されないために努力する重要性を訴えています。

9.11事件を巡る多くの謎について

22年前の記憶

今週の9月11日(月)は、2001年9月11日に起きた米国同時多発テロ事件から22年目のメモリアル・デーでした。米ニューヨークのマンハッタン南端にあったワールドトレードセンター(WTC)の高層ツインタワーに、2機の飛行機が相次いで突っ込み爆発する映像や、激しく炎上して崩れ落ちるツインタワーの衝撃的な光景は、今でも人々の記憶に生々しく残っていることでしょう。

ちなみに、この事件が起きた日、私はフランスのパリで予定されていたソニーのグローバル幹部会議に出席するため、前もってベルギーのブリュッセルに入っていました。現地の連中と事前打ち合わせをしている最中に、事件の第一報が入りました。慌ててテレビをつけてみると、まさにWTCが炎上している光景が映し出されていて、一瞬、映画のワンシーンでも見ているような気になりました。しかし、緊迫した中継の様子から、これは今現実にニューヨークで起きているライブ映像なのだ、とすぐに理解しました。

最初は情報が錯綜していて、ハイジャックされた飛行機の一部がヨーロッパにも向かっているという話がありました。その為か、会議をしていた建物のちょうど目の前にNATOの本部があったのですが、ただちに周囲の道路が封鎖され、バリケードが築かれるなど、瞬く間に物々しい雰囲気になったことを覚えています。

予定されていた会議はすべて中止となり、本社からは直ちに帰国命令が出ました。大渋滞の中を何とかブリュッセル中央駅まで行き、鉄道でパリに移動したのですが、その後シャルル・ドゴール空港でもいろいろとハプニングに見舞われました。その話はまた別の機会に譲ります。

数多くの謎

日本人24人を含む約3,000人が犠牲になり、イスラム原理主義の国際テロ組織アルカイダが起こしたテロとされ、世界を恐怖のどん底に陥れた大事件でしたが、実は、この事件では、直後から、ユダヤ人の犠牲者がいないとか、事件前に航空会社などの関連株が大量に売られていたなど、不自然な出来事がいくつも噂されていました。ビルの倒壊についても、さまざまな疑問が指摘されています。

下図の通り、WTCは計7つのビルで構成されていましたが、倒壊したのは飛行機が突入した110階建のツインタワー(WTC1、WTC2)だけでなく、他の5棟のビルもすべて全壊または半壊しています。なお、WTC1(北タワー)は、9.11以前にも、火災や爆弾テロの被害を受けたことがあるいわば曰く付きのビルでもありました。ちなみに、ツインタワーは、日系二世の建築家ミノル・ヤマサキの設計によるものでした。

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WTCの建物配置図( NIST , CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons)

ツインタワーは本当に飛行機の突入による爆発、炎上が原因で倒壊したのか?という疑問も提示されていますが、特に、通りを隔てて北側にあったWTC7という47階建てのビルの倒壊については、倒壊のタイミングや倒壊の仕方が不自然だったとされています。

倒壊したのが、ツインタワーの崩落から7時間後で、まるで爆破によるビル解体のように真下に垂直に崩れ落ちています。倒壊直前に、警察無線でカウントダウンする音声を傍受したという情報もあります。また、このテロ事件で危機管理能力が高く評価され一躍人気者になったルドルフ・ジュリアーニ市長が、ABCテレビのインタビューで、WTC7が倒壊することを事前に語っていたり、英BBCのニュースでは、まだWTC7が倒壊しておらず、背後に写り込んでいるにも関わらず、既に倒壊したと報道したりなど、不自然なことがいくつもあったようです。

そして2017年7月、元CIAのエージェントで爆破の専門家だったマルコム・ハワードという男が、臨終間際に「『新世紀』と名付けられた作戦の下、我々が爆破した」と告白したという報道もあります。

この記事の著者・辻野晃一郎さんのメルマガ

大爆死だった森七菜主演『真夏のシンデレラ』はSNSで“あら探し”が大盛況…『VIVANT』の“考察”とは雲泥の差

フジテレビの月9枠として放送された、森七菜主演のドラマ『真夏のシンデレラ』の視聴率が大爆死だったことが話題になりました。この結果を受けて、森七菜は今後、ドラマ女優としてうまくやっていくことが出来るのでしょうか? 芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが、森七菜の未来を憂いながら占います。

『真夏のシンデレラ』大コケ!で心配される森七菜のこれから

森七菜の女優生命を賭けた『真夏のシンデレラ』が、精力的なプロモーションにもかかわらず惨憺たる結果に終わってしまいました。

オンエア前には“夏ドラは『VIVANT』と『真夏の~』の一騎打ち!”なんて勇ましい声がお台場方面から頻繁に聞こえてきたものでしたが、視聴率的には(まだ最終回放送が残っていますが)ほぼほぼWスコアで『VIVANT』の勝利になるでしょうね。

そもそも製作費の規模や出演者たちを見ると、“7月期の連続ドラマ”とした同じ枠で較べるのも間違いなのかもしれませんが、例えて言うならブロードウェイと地方の小劇場といった感じでしょうか。

この作品のクオリティで女優生命を賭けさせられた森がかわいそうに思える位です。

ドラマ業界で作品の視聴率が悪ければ、始まるのが“戦犯”探しで、『真夏の~』で囁かれているのは脚本です。

このドラマの脚本は、昨年『フジテレビヤングシナリオ大賞』を受賞した市東さやか氏のオリジナルでしたが、残念ながらオンエア中から視聴者の反応は尋常ではなかったようです。

森や間宮祥太朗、神尾楓珠他、若手人気役者の群像劇はそれぞれの人物設定からストーリーに関することまで「こんなん、あるわけないじゃん」とか「今時中学生でもしないようなこと…」とSNSでは散々でした。

SNSで“王道のラブストーリー”と拡散していたのが番組関係者だと疑い始めた頃、それでも5%台の視聴率がキープされていたのは、視聴者がドラマを楽しむといったことよりドラマの“あら探し”を楽しむことへ変化したからと分析していた私です。

この楽しみ方がなかったら、『真夏の~』は『Snow Man』目黒蓮主演の『トリリオンゲーム』の後塵を拝していたことだけは間違いない…と。

WBC侍ジャパン栗山英樹監督が、30人の選手全員に墨筆で手紙を書いた理由

今年の春に盛り上がりを見せたWBC侍ジャパン、見事優勝を果たし大きな話題となりました。今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、そんな侍ジャパンを率いた栗山英樹監督のインタビューを掲載。日本が勝ち切った要因について明かしています。

WBC「侍ジャパン」が勝ち切った要因

ただいま発行中の『致知』最新号にて、侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹前監督と、円覚寺派管長・横田南嶺氏との対談記事が掲載され、非常に大きな反響を呼んでいます。

さまざまな試練を乗り越え、見事、世界一の栄冠をつかんだ要因は何だったのでしょうか。

『致知』10月号対談記事の一部をご紹介いたします。

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横田 「チームづくりにおいて監督が大切にされたことは何ですか?」

栗山 「強い組織というのは、全員が自分の都合よりもチームの都合を優先し、全員がチームの目標を自分の目標だと捉えていることだと思っています。

そういうことを伝えるために、今回は長くミーティングをする時間がなかったものですから、30人の選手全員に手紙を書きました。

僕はあまり字がうまくないんですけど、墨筆で。それを代表合宿がスタートする日に、各人の部屋に置かせてもらったんです」

横田 「ああ、手紙を墨筆で。しかも30人に」

栗山 「真心ってそういうものでしか伝わらないような気がしたものですから」

横田 「それは恐れ入りました」

栗山 「手紙に書いたことは、あなたは日本代表チームの一員なのではなく、あなたが日本代表チーム。

要するに、自分のチームだと思ってほしいと。

会社でもサラリーマン意識で勤めているのか、自分がオーナー経営者だと思って働いているのかでは感覚が全く違いますよね。

全員に『このチームは俺のチームだ』と思ってやってほしかったんです。

そのため、普通はキャプテンを一人指名するわけですが、今回は全員がキャプテンだと。

正直言って僕が相手できるような選手たちじゃなくて、本当にトップクラスが揃っていたので、一人にプレッシャーをかけるよりも、そのほうが勝ちやすいと判断したんです。

そうしたら、初日の練習が終わった後、ダルビッシュが僕の部屋に来て、『監督、全員キャプテンOKです。あれ、いいですね。しっかりやります』みたいなことを言ってくれました」

横田 「それでキャプテンを置かなかったのですね。ベンチにいる控え選手も含め、チームの一体感が画面からも伝わってきました」

栗山 「野球の試合は9人しか出場できません。例えば、ベンチに座っている選手がふんぞり返るようにして傍観しているチームなのか、それとも前のめりになって声を出しながら、いつ出番が来てもいいように準備しているチームなのか。

要するに、他人事にするチームはやっぱり勝ち切らないと思うんですよ。

僕はそれをファイターズの監督をしていた時に実感したので、『自分のチーム』『全員がキャプテン』なんだと伝えました」

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露から見ればウェルカム。なぜプーチンは金正恩体制を守るのか?

9月13日、ロシア極東の宇宙基地で2019年以来の会談に臨んだプーチン大統領と金正恩総書記。前回は金総書記を明らかに格下扱いしたと伝えられるプーチン氏が一転、この会談では終始笑顔を絶やさぬ歓待ぶりを見せました。その裏にはどのような事情があるのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、プーチン氏が金総書記を迎えた目的を解説。併せてロシアが北朝鮮の金体制を守る理由についても詳説しています。

プーチンが金正恩に会った目的は?

プーチンと金正恩が会談しました。『読売新聞オンライン』9月14日付。

ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は13日、露極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で会談した。

今日は、ロシアと北朝鮮の関係について考えてみましょう。

なぜプーチンは北朝鮮を守るのか?

金正恩が大暴れしはじめたのは2017年でした。核実験、ミサイル実験を繰り返し、たくさんの制裁を科されました。

その当時、「ロシアも中国も北朝鮮の核兵器保有には反対。ロシアも中国も困っている」などと言われていました。

しかし、私は、「北朝鮮はロシアにとって緩衝国家。北の核がロシアに向くことはないので、プーチンは金体制を保護する」と書いてきました。たとえば『現代ビジネス』2017年7月22日付から引用してみましょう。

「緩衝国家」としての北朝鮮

 

さて、これまで西側を見てきたが、にわかに緊張を増す東側に目をむけてみよう。

 

先述の通り、プーチンは、「米国は侵略政策を続けている」と考えている。そういう視点に立ってみると、日本のMDも、韓国のTHAADも全部、「対ロシア」に見えてしまうのだ。

 

ちなみにプーチンは、北方領土を日本に返せない理由の一つとして、「返還すれば、そこに米軍がやって来るから」としている。

 

そんな視点で北朝鮮を見ると、この国がロシアにとって、「米国の侵略を防ぐための重要な『緩衝国家』」になっていることがわかる。

 

確かにロシアは、「北朝鮮の核保有」には反対している。しかし、その反対の切実度は、日本、米国、韓国とは、比較にならないほど「軽い」ものだ。

 

なぜか?北朝鮮がロシアを核攻撃することなどありえないからだ。

 

それではなぜ、ロシアは北の「核保有」に反対するのか?

 

もちろん、「核保有国グループの『寡占状態』を維持したい」とい意識もあるだろう(核拡散防止条約(NPT)によると、米国、英国、フランス、ロシア、中国が核兵器を保有するのは「合法」だが、その他の国は保有を「禁止」されている)。

「話し上手だからコミュニケーションがうまくいく」という大誤解

うまく人と話すことができない、口下手で伝えたいことを伝えられない……そんな悩みを持つ人は多いのかもしれません。メルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の著者、石川和男さんのところにもそんな方々から相談がくるそうです。石川さんがその人たちに伝えていることとは?

口下手こそ人脈づくりの最強スキル

伝え方やコミュニケーションのセミナーを行うと、

「うまく話す力がないんです」
「何を話していいかわからなくて、困っています」
「口下手で、伝えたいことをちゃんと伝えることができません」

などの相談を受けることがあります。

営業職の方で、「自分は口下手」と思っている人は、悩みも深刻です。就職活動中の学生も、歳の離れた人事採用者とコミュニケーションが取れるかが心配で不安と言う方が多いようです。

でも、安心してください!

口が達者、弁が立つ、しゃべるのが得意と言う人が、「コミュニケーションがうまくいって、仕事も成功する」と思ったら、大間違いです。

自分は話がうまいと思い込んでいて、自分のことばかり話して、人の話を聞かないような人は嫌われますし、信頼もされません。

人は、基本的に自分の話を聞いてほしいもの。人に伝えたくて仕方がない人が多いのです。ですから、こちらが話すのではなくて、こちらが相手の話を引き出してあげることに注力する。そう考えると、会話のハードルが下がりませんか。漫才のボケとツッコミだとしたら、ツッコミになるのです。

自分から何か話す、提案する、ギャグを言う、話題を探す、ネタを考えるのではなくて、相手の話した言葉に対して、その言葉の意味を正確に汲み取り、相手に寄り添い、共感し、盛り上げる。コミュニケーションでは、それが重要になってきます。

私が、何度も何度も読み返し、ボロボロになっている本に『カーネギー名言集』(創元社]があります。タイトルの通り、心に響く名言がたくさん収められている本です。この本の中に、デール・カーネギーのこんな言葉があります。

「あなたが明日会う人々の4分の3は、『自分と同じ意見の者はいないか』と必死になって探している。この望みを叶えてやるのが、人に好かれる秘訣である」

私も、まったく、その通りだと思います。

この記事の著者・石川和男さんのメルマガ

頼りすぎ注意。ChatGPTに依存すると出てくる「恐ろしいリスク」

ビジネスで活用する人も多いChatGPT。使えば使うほど頭が悪くなるという噂があるのをご存じでしょうか。メルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』著者で、世界的なコンサルティング会社マッキンゼーで14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんが、そういわれる理由を語っています。

ChatGPTにはまっています。ただ、使えば使うほど頭が悪くなって退化するのではないかという指摘もあり、悩ましいところです。どうすればそういう心配をせず、活用できるでしょうか

Question

shitumon

ChatGPTの可能性を大変感じており、はまっています。経営企画にいるので、実際使えることも多く、ありがたい状況です。ただ、使えば使うほど頭が悪くなって退化するのではないかともよく言われているので、正直言って不安があります。どうすればそういう心配をせず、活用し、大きな成果をあげつつ、自分も成長できるでしょうか。

 

 

 

赤羽さんからの回答

ご相談どうもありがとうございます。ChatGPTにはまっておられるとのこと、誠におめでとうございます。ChatGPTを嫌っていたり、ちょと触っただけにしていたり、知っていても触りもしなかったりする人に比べて、素晴らしいです。

おっしゃるように、変な使い方をすると頭が悪くなって退化するというのは、あながち間違っていません。何でもかんでもChatGPTに依存し、自分では何も考えなくなっていかにそれっぽい答えをChatGPTから引き出すかばかり工夫し始めるとそうなります。

プロンプト研究の名前のもとで、深い思考なしで表面的な言葉遊びに終始し始めるからです。

ChatGPTは、その構造・仕組み上、あくまでプロンプトに合ったそれらしい言葉を並べてくれるだけであり、深い思考は全くありません。妥当性も何も検討されません。最近新しいプラグインが続々と出てきていて、うたい文句は「分析ができる」「何もかも自動化できる」ではありますが、根本が生成系AIの原理である大規模言語モデル(LLM)でできている限り、あくまでプロンプトに書いた言葉に沿って確率で言葉を吐き出しているにすぎません。文脈を把握しているとはいえ、思考があるわけではありません。

大きなプロジェクトの年間スケジュールを立ててもらったり、新事業案を作ってもらったりすると、何か一見もっともらしいものがさっと出てきますが、理屈は皆無です。適当に言葉尻をとらえて並べられただけです。

なので、慣れなくても必死になって考え年間スケジュールを立てたのに比べると、上司に突っ込まれても何も回答できません。考えた結果ではないからです。

でも、見た目はもっともらしく、かつびっくりするほど早く出てきますので、一度味をしめ、上司もいい加減でめくら判の場合は、仕事が突然できるようになった気がしますし、自分も賢くなったような気がしてはまってしまうでしょうね。

そうなると頭が悪くなって退化すると思います。

そうならないためには、ChatGPTに何もかも頼るのではなく、自分で大枠を必ず考え、省力化とアイデア出しの部分だけChatGPTの機能を使うのがいいですね。

ChatGPTは考えてはくれませんし、こちらを鍛えてくれることもありませんから。

この記事の著者・赤羽雄二さんのメルマガ

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LGBTQの「理解」を社会全体で進めるために必要な“足掛かり”とは何か?

LGBTへの理解や配慮が足りないと内外から指摘される日本で、今年6月に施行された「LGBT理解増進法」。国や自治体、事業主に行動が求められていますが、国においても基本計画策定中の段階で、具体的な動きはこれからのようです。今回のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』では、LGBTQに限らず生きづらさを抱えた人たちの支援に取り組む引地達也さんが、自ら企画しているシンポジウムについて紹介。LGBTQへの「興味本位」を「理解」へと深めるためには、当事者から学ぶ必要があるとの考えのもと、事業主の責任として向き合うことになる人たちの参加を呼び掛けています。

LGBTQの「理解」を考えるための「対話シンポジウム」

LGBT理解増進法(LGBT法)が6月に施行され、内閣府に基本計画の策定や実施状況の公表を担当する部署が設置された。LGBT法は当初、東京五輪前に成立させる予定が、与野党の一部から根強い反対意見により、今年6月まで可決がずれ込むことになった。

施行を契機に、社会や企業でも理解推進が求められているが、その「理解」を考えたときに、国会の審議でも、理解の前提となる認識の違いが露わになったこともあり、私たちの社会全体が理解を進める上では何らかの足掛かりが必要だ。

経済産業省での当事者への対応に関する判決が出され、性的マイノリティーの事実に関するアウティング(暴露)による心的苦痛の労災認定等の動きも出てきた。私自身も「理解」するという行為を主体的に行わなければいけないと考え、当事者から学ぶことを基本としたシンポジウム「LGBTQを考える ダイバーシティー雇用とインクルーシブなかたち」(9月22日)を企画した。

登壇してもらうのはゲイの立場でパートナーシップ契約公正証書を結んだ夫と「LGBTコミュニティ江戸川」を立ち上げた七崎良輔さん。著書「僕が夫に出会うまで」(文藝春秋)は世界8ヶ国語に翻訳、マンガ化もされるなどの反響を呼んだ。

子供のころから「女性っぽい」仕草から「オカマ」と呼ばれいじめられたこと、男性に恋愛する心苦しさ、初めての彼氏、彼女。赤裸々に綴られた夫に出会うまでの道のりは、物語としても面白い。一方でその反響とは珍しいゆえの結果であって、まだ理解に結びついていない社会の興味優位のメンタリティーでもあろう。

このシンポジウムは私自身、企業に理解を深めてもらうことを目的に、「ダイバーシティ雇用」という枠組みを設定し、SDGsの取り組みの一環としても位置付けてみた。さらに障がい者雇用の枠組みの中で援用できる議論にし、理解を広げたいという狙いである。

現在、内閣府は厚生労働省、文部科学省、法務省などからの10人ほどの職員で構成するグループで社会の理解促進に向けた基本計画を策定中という。LGBT法は罰則のない理念法で「性的指向やジェンダーアイデンティティを理由とする不当な差別はあってはならない」と定めるが、国会でも議論になった「不当な差別」をめぐっての議論は今後も続くと思われる。

この記事の著者・引地達也さんのメルマガ

なぜSNSやYouTubeに依存する人は「好きなもの」しか見えなくなるのか?気づかず罹る「エコーチェンバー」の悲劇

ついついSNSやYouTubeでおすすめされるがままに動画や情報を見てしまうことってありませんか? Google、マッキンゼー、リクルート、楽天の執行役員などを経て、現在はIT批評家として活躍されているメルマガ『尾原のアフターデジタル時代の成長論』の著者・尾原和啓さんは、その「エコーチェンバー」と呼ばれる現象について対処すべきものだと警鐘を鳴らしています。

つながりすぎる時代の副作用「エコーチェンバー」と、その対処法

教会や密閉された部屋の中に入ると、自分の声が反響して、いろんなところから戻ってくることがありませんか?教会のように、音が反響する閉じられた空間を「エコーチェンバー(残響室)」といいます。

つながりすぎる時代には、その副作用で、だれもがいつの間にか陥ってしまう「エコーチェンバー」という現象があります。どうすれば自分のいきすぎた行動を防げるのか?自分が偏りすぎないために大事なことなので、解説しておきたいと思います。

「エコーチェンバー現象」とは?

インターネット、特にSNSやYouTubeでは、プラットフォームの会社がユーザーに長くいてもらうために、見ている人が好きな情報だけを提示していきます。

ユーザーは多様な世界とつながっているつもりだけど、いつの間にか好きなモノばかりを見てしまっている。そして、「世界は自分が好きなモノだけで存在しているから、自分が考えていることは正しい」と思ってしまう。それを「エコーチェンバー現象」といいます。

3年前のTEDで、すごく話題になったトークがあります。そのトークの中で、ある社会学者が実験をした結果、YouTubeのユーザーは視聴時間の8割以上「自分が選択していない動画」を見ていることがわかりました。

ジーナップ・トゥフェックチー:ネット広告の仕組みが拓く ディストピアへの道 | TED TALK(日本語字幕付)

YouTube動画って、1本目はチャンネル登録した動画や検索して出てきた動画を見るケースが多いですよね。

でも2本目以降は、自動再生の動画を見ていることが多いです。自分で選択したような気になっているけど、1本目の動画を見たあとに出てくる5つくらいの関連動画の中から選んでいる。

これは、1日にウン十万上げられる動画のたった5つくらいの中からしか選んでいないことを示しています。

YouTube側は、「みんな自分の好きな動画を見たいだろう」と思います。だから「西野(亮廣)さんの動画を見たなら『えんとつ町のプぺル』の動画も見ておきませんか?」と、良かれと思って提示していくわけです。

この記事の著者・尾原和啓さんのメルマガ

日本を愛した音楽家フランシス・レイの楽曲を日本で奏でたい。日本人ヴァイオリニストが『男と女』『白い恋人たち』を今も演奏しつづける理由

いまも世界中の人々に愛されているクロード・ルルーシュ監督の仏映画『男と女』(1966)と、その主題歌。「♪ダバダバダ、ダバダバダ〜」というスキャットが印象的なあの曲を作曲したのが、言わずと知れた音楽家フランシス・レイ(1…

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