自民と親密な産経新聞に「森元首相へ200万」スクープが掲載された理由

AOKIホールディングス、KADOKAWA、パーク24と、容赦なく「東京五輪汚職」の捜査を進める検察当局。そんな中にあって、森喜朗元首相に関するスクープが産経新聞紙上で伝えられていたことをご存知でしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、誰が何の目的で「AOKI側から森元首相に200万円が渡った」という情報を産経にリークしたかを推測するとともに、同記事を後追いする大手メディアが現れなかった理由を解説。さらに自民党と親密な産経新聞に、このような記事が掲載された裏事情を考察しています。

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「森元首相に200万円」という産経スクープの裏側

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会を舞台にした汚職事件が、ついに政界に広がったか、と思われた。

9月1日の産経新聞のスクープ(下記)によってである。

東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、紳士服大手「AOKIホールディングス」前会長の青木拡憲容疑者が東京地検特捜部の調べに対し、大会組織委員会の会長だった森喜朗元首相に「現金200万円を手渡した」と供述していることが31日、関係者への取材で分かった。

それまでは、スポンサー契約をめぐり組織委員会の元理事、高橋治之容疑者(元電通専務)が青木拡憲容疑者から総額5,100万円の賄賂を受け取っていたというところにとどまっていたが、元首相にして、自民党最大派閥「清和会」の大ボス、森喜朗氏へ捜査の手が伸びるとなると、事件の様相は変わる。

ところが、意外なことに、この記事への他社の反応がイマイチだったのである。共同通信が金額を明示せずに後追い記事を書き、その配信先である東京新聞など地方紙が掲載、週刊誌系のネットメディアも追随した。しかし、朝日、読売、毎日、日経などの全国紙やNHKが静観を決め込んでいるため、民放テレビ番組へもほとんど波及していかない。

元総理にかかわる重大事なのに、なぜなのか。おそらく、検察当局が否定しているか、もしくは、立件する気がないからだろう。

7月20日付けの1面トップで、高橋治之容疑者が大会スポンサーのAOKIから現金を受け取っていたという特ダネを報じたのは読売新聞だった。立件を前提とした検察のリークであることはまず間違いない。その6日後には高橋容疑者の自宅や電通本社を捜索するなど強制捜査に着手しているからだ。

今回の産経のスクープも、検察のリークによるものだろうが、ガン治療をしていた森氏へのお見舞いに2回に分けて計200万円を渡したという青木容疑者の供述以外に具体性がない。

特捜部はなぜ産経にリークしたのかという点だが、かりに読売と産経の記者がこの件の取材で他社に先駆けていたとして、読売にリークしたら、次はその埋め合わせを産経にするというケースはよくあることだ。

ただし、森氏の一件が事件化されるかどうかは、かなり微妙である。なにより、青木容疑者が組織委の会長だった森氏に直接手渡した200万円という金額は、総理経験者へのワイロとしては低すぎるのだ。

青木容疑者は「ガン治療をしていた森氏へのお見舞いだった」と言っている。見舞金としては常識外れの高額に違いないが、それを否定してワイロだとするのも、検察としては証明に骨が折れるだろう。

そのため、青木容疑者から供述は得たものの、検察の上層部は森氏の捜査に消極的なのではないか。この程度の金額で立件し、自民党最大派閥の「清和会」と摩擦を起こすのは得策ではないという判断をしている可能性が高い。

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統一教会や中国から日本を救え。今こそ制定すべきスパイ防止法

主権国家がまたひとつ、中国の手に落ちる寸前まで追い込まれています。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、ラオスが「債務の罠」によりインフラを中国に乗っ取られかねない状況にあるというニュースを紹介。さらにその前段階にはかならず政治家や官僚への「浸透工作」があると指摘するとともに、旧統一教会問題で反日勢力への危機感が高まる今こそ、日本をかような工作から守る「スパイ防止法」を制定すべきとの見解を記しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2022年9月7日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

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プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。 

【中国】中国にはめられたラオス。統一教会問題で揺れる日本はスパイ防止法の好機

一帶一路再毀1國 寮國恐淪下個斯里蘭?(一帯一路が再び国を壊す スリランカの二の舞いになる恐れがあるラオス)

ラオスが中国の「一帯一路」に関連したインフラ整備支援の借金で、デフォルトの危険性が高まっています。「日経アジア」(英語版)が9月6日に配信したニュースをもとに、台湾の自由時報が報じました。

それによると、ラオスの首都からメコン川を隔てたタイの小さな町ノーンカーイでは今年6月以降、石油や物資を求めてガソリンスタンドやスーパーを奔走するラオス人が後を絶たない状態になっているそうです。

ラオスでは6月の原油価格が107.1%も上昇し、石鹸や洗剤、衣料品、食料品などが自国で入手できない、あるいは高すぎて買えない状況にあります。

専門家は、その原因として、一帯一路によるインフラ整備により積み上がった巨額債務に対応できない状況にあり、外貨準備高が減少したことで、ラオス通貨が暴落していることを挙げています。実際、1年前に1ドル=9,400キープだったラオス通貨は、今年半ばには1ドル1万9,000キープにまで下落しています。

タイのアナリストによれば、ラオスの外貨準備高は約13億ドルで、これは2.2カ月分の輸入をまかなうだけの額しかないとのこと。ラオスの昨年の年間対外債務残高は13億ドルで外貨準備高と同額であり、その返済履行は非常に難しくなっています。

記事によれば、ラオスは2000年から2017年のあいだに、中国から55億7,000万ドル相当の政府債務を負わされており、しかも、全体として中国に対する債務エクスポージャー(リスクのある債務)は122億ドル、GDPの約64.8%にも相当するとのことです。

中国支援によるラオスのインフラ建設の象徴的存在が、中国・ラオス鉄道です。2021年12月、中国の雲南省からラオスの首都ビエンチャンに至るまでの路線が開通しました。これにより、中国からの物資を海路ではなく、陸路で一気に運ぶことができるようになりました。

「一帯一路」最前線を行く――中国・ラオス鉄道がもたらす物流革命と「債務の罠」

これだけで総工費はGDPの3割にあたる60億ドルでした。その7割を中国政府や中国企業が負担し、ラオス政府は3割を負担することになっています。しかし、新型コロナ対策で国境超えの乗り入れもほとんどないため採算性は低く、債務がすでに大きく膨らんでいるラオスが返済することは困難と見られています。

中国ラオス鉄道開通 「一帯一路」の光と影、「債務のわな」懸念

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日本人の若者、全死亡のうち半数以上が「自殺」という現実

誰にも助けを求めることができずに追い詰められ、孤独の中で自死を選択してしまう人たちが後を絶ちません。こうした不幸な状況を改善するために我々は今、何をなすべきなのでしょうか。今回のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』では、要支援者への学びの場を提供する「みんなの大学校」学長の引地達也さんが、そのヒントとなるものとして、一般社団法人いのち支える自殺対策推進センターが公募している「革新的自殺研究推進プログラム」の研究課題を紹介しつつ、自殺問題の根本的な解決法を考察しています。

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「9月の悲劇」から私たちは何をすればよいのだろう

近年、夏休み明けの9月1日に学校が始まることで絶望的な気持ちになる人が自殺するケースが増えたことで、この時期は心の健康に細心の注意を払うようになった。

新聞もテレビもインターネットも表に出せない「SOS」を「周囲に発してほしい」「相談窓口に連絡してほしい」と呼びかけ、国を挙げての取組になって年を重ねてきた。

私自身も精神疾患の方や不登校等、生きづらいと考えている人々と日々接する中で、9月に気分が沈下する傾向は毎年実感があるから、この時期の当事者とのコミュニケーションには敏感に反応することが身についてきた。

メディアと同様に私も毎年のように当事者に「SOS」発信を直接呼びかけることで自殺を防ごうという思いがあったが、今回は取り巻く社会と私たちは同じような9月を繰り返すのではなく、何をしたら根本の解決につながるのかを考えたい。

自殺に根本の解決はないのだろうが、少なくとも「死ななくてよい自殺」はあるのだと思う。

死にたいという絶望は一瞬で、長い目で見れば、幸せになることは多いのだと信じて私は「生きろ」と心で叫んでみるのである。

それはやはり私の勝手な押し付けだから、表立って言葉にすることはできないから、社会全体で自殺に向かう心細い精神状態をケアできるのか、解決策を見出すのか、の知恵を出さなければならない。

そのヒントになるのが、今月、一般社団法人いのち支える自殺対策推進センターが厚労省の委託を受けて受託者を公募している「革新的自殺研究推進プログラム」の研究課題である。

これは「自殺が多様かつ複合的な原因及び背景を有することに鑑み、保健医療のみならず他部門との連携の在り方を含めた科学的根拠に基づく自殺総合対策を強力に推進するため」を目的とした研究プログラムである。

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高所得者ほど休暇中も働いている。米国リモートワーカーたちの動向は

一部の大企業やIT企業を除けば、リモートワークなどなかったかのような日本と違い、アメリカではリモートワークが広がり続けているようです。今回の『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』では、著者で人気ブロガーのりばてぃさんが、自宅だけでなく休暇中の旅先からなど、どこででも仕事をする人が9ヶ月で1300万人も増えたというアメリカのリモートワーカーの動向を紹介。リモートワークで辞めやすくなる「クワイエット・クイッティング」の動きにも触れ、雇用者側のケアの必要性についても言及しています。

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高収入・高所得な人ほどリモートワーク

8月6日時点で1ドル142円と円安がさらに進んでいますが、不景気が来ると言われているアメリカの8月の雇用が想定以上に良好だったことなどが、さらなる円安に繋がっているようです。

しかも8月はグーグルなど大手テック企業が、それまでコンスタントに進めていた新規雇用を一時停止したと報じられていまして雇用状況は冷え込むのでは?なんて見方もありましたが、8月の就業者数は予想より若干多い31万人超。7月の伸びよりは鈍化しているし、失業率も0.2ポイント悪化の3.7%でしたが、依然、労働市場は良好であると評価されています。

そんなアメリカの労働状況は、PYMNTSによると、この夏7,400万人の従業員が「どこからでも働く」リモートワークがトレンドだったとのこと。

具体的には、

(1)消費者は「どこでも仕事」のトレンドを取り入れ、9ヶ月前と比較して、新たに1,300万人の消費者が自宅以外からリモートワークをしたり、休暇中に仕事をしたり、オンラインで自分のビジネスを立ち上げたりした。

 

(2)中でも高所得者(年間所得10万ドル以上)の15%が7月に休暇を利用して仕事をしたと報告。つまり、休暇中でも旅先で仕事しており、これは中所得者層の約2倍、低所得者層の3倍の割合となっている。

…とのこと。

DX化が進んだことで新たな仕事の創出にも繋がっており、どうしても効率化のためのDX化という印象がある日本よりも基本の仕組みを根本から変える現象が起こっているようです。
74 Million Employees Embraced ‘Work From Anywhere’ Trend in US This Summer │ PYMNTS

実際、私もこのリモートワークがあることでデータサイエンス会社の仕事を自分の会社と兼務できていますし、休暇中でも仕事する社員はいるので実感できる結果です。

あと企業にとっても、例えば子育てや介護があるから休職せざるを得ない優秀な人材を雇用できる機会でもあると思います。

そういう人たちは往々にして付加価値を生み出す仕事の仕方をする傾向にあるので、効率化できるからとか安価で雇用できるということを優先するよりもある程度の給料水準にして、既存ビジネスを根本から変えてくれる可能性のある従業員として雇用すると良い変化があるかもしれません。

なお、アメリカではクワイエット・クイッティングというのもトレンドです。これはリモートで顔を合わせないからこそメールやチャットで辞職を告げやすく、静かにやめていく人のことです。

コロナ禍を経て、自分の貴重な時間を仕事だけに捧げていいのか?他の仕事や目的を探した方が良いのでは!と考える人も増えていて、静かにやめていくのだとか。

リモートワークだから仕事を続ける人もいる反面、辞めやすい状況ではあるので、企業側はこれまでとは違う従業員ケアをするか、辞めても補充できる体制を作っておく必要がありそうです。

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米海兵隊員と大立ち回りも。安倍晋三氏「若き日」の知られざる逸話

7月8日、奈良県での遊説中に銃撃を受け、帰らぬ人となった安倍晋三元首相。政治家としての評価は分かれるところですが、では「人間」としての安倍氏はどのような素顔を持っていたのでしょうか。今回のメルマガ『宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話』ではジャーナリスト・作家として活躍中の宇田川敬介さんが、安倍氏の威勢の良さを表す学生時代の知られざるエピソードを紹介。さらに安倍氏と初めて顔を合わせた当時の世界情勢等を綴っています。

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元首相安倍晋三氏との思い出 1 安倍氏と私の出会い

安倍晋三氏と私があったのは、当然安倍氏が政治家になってからの事です。

私がお付き合いのある老練なジャーナリストは、安倍晋三氏がまだ父安倍晋太郎が外務大臣であった時の秘書官としての姿や、その前の成蹊大学の大学生であったことを知っています。

その話を聞けば、安倍晋三氏というのは、かなり「なまいき」で「威勢がいい」若者であるということでした。

六本木のディスコ(当時ですから)で、その出入り口でアメリカ軍と思われる黒人と肩がぶつかったということです。

まだ若き学生時代の安倍晋三氏は、その黒人に喧嘩を仕掛けたというのです。

安倍晋三氏も、体格は立派な方ではあると思いますが、現役の黒人の海兵隊員(後にわかったことのようです)との対格差は歴然としていたといいます。

安倍晋三氏と一緒に来た大学生(ジャーナリストによると3人いたとメモにあるとのこと)は、皆逃げてしまったが安倍晋三氏は、たった一人でもそのまま立ち向かっていったというのです。

アメリカ人は、黒人と一緒に来た数名の外国人も一緒になって安倍晋三氏とけんかになり、安倍晋三一人対数名のアメリカ軍人という喧嘩が始まったといいます。

まあ、さすがに威勢のいい安倍晋三氏と言えども、その結果は火を見るよりも明らかとのことです。

一度逃げた数名が、ディスコの店の人などを連れてきて、やっと喧嘩が収まった時、安倍晋三は「もう少しでこの外国人を倒せるはずだったのに」と、喧嘩を止めた安倍氏の友人たちを怒ったと言います。

そのうえで「覚えてろ、次はお前らを倒してやる」と言い放ったといいます。

かなりけんかっ早く、ついでに、意外と強気であったというのが安倍晋三氏の若いころの性格であるといいます。

父、安倍晋太郎氏はそのような安倍晋三氏に「他の企業で就職をしても、あまり長続きはしない」ということから、自分の近くに置き、そんなに喧嘩をすべきではないというようなことを説いたといいます。

その後、いくつかの就職活動をしますが、安倍晋太郎氏が外務大臣になるにあたり、その秘書官として勤務するようになり、外交を学ぶことになったということです。

なお、件の老練なジャーナリストは、この時に外務大臣安倍晋太郎氏の件で外務省の職員(官僚)の所に取材に行って、その官僚の家で、まだ学生であった官僚の娘にお茶を出してもらったといいます。

安倍晋三氏とは全く関係がない彼の「自慢の話」ですが、その学生であった官僚の娘こそ、現在の皇后陛下であるということです。

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一般の中国人が考える、日本の政治家で一番評価が高かった人は?

国際世論の反発を受けながらも、台湾を統合したい意志を頑なに持ち続ける中国。そんな考えを一般の中国人はどう考えているのでしょうか。中国出身で日本在住の作家として活動する黄文葦さんは今回、自身のメルマガ『黄文葦の日中楽話』の中で、いわゆる普通の中国人たちの「台湾について」の考えを紹介しています。

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台湾について、一般の中国人はどのように考えている?

Question

なぜ中国はあれだけ広大な国土を持ちながら、国際世論の反発を受けても台湾を併合したいのかわかりません。一般の人々はどのように考えているのでしょう?

黄文葦さんからの回答

中国人の意識は、台湾を併合することではなく、台湾を「統一」、「解放」することです。つまり離れ離れになってしまった大陸と台湾をもう一度一つになってほしいという願望です。勿論、これはもともと中国政府の意思です。

昔から、中国の学校教育の中で、台湾は中国の一つの「省」だと宣伝しています。なので、普通の中国人たちには台湾は自分の国の一部だと思われます。8月にアメリカの政治家が台湾訪問したことで、中国のナショナリズムがさらに高揚してきます。国際世論が見えないから自己中心になってしまいました。

たとえ台湾問題について、どなたか政府と異なる意見を持っていても、それを公表できないと思います。ましてや台湾独立を支持する言論は犯罪扱いされるはずです。従って、台湾問題について、中国人の声は一つだけになってしまいます。

ほとんどの中国人は自国の広さを誇っています。政府のプロパガンダでは、かつてはもっと大きな国で、その多くの領土はロシアに占領されたといい、外蒙古も元は中国の一部だったと知らされています。

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3歳女児バス死、増田園長の不敵な笑みは上級しぐさ?“飯塚幸三感”溢れるナニサマ釈明にパパママ怒り

とても正気とは思えない……これがあの記者会見を見た誰しもが思った正直な感想ではないだろうか。5日に静岡県の牧之原市で起きた、3歳の園児がバスに置き去りにされ死亡した事件を受けて、川崎幼稚園が7日午後3時から記者会見を開いた。しかし、増田立義理事長兼園長(73)の声はかすれて聞き取りにくく説明も“しどろもどろ”。亡くなった園児の名前を何度も間違えたり、ヘラヘラ笑うなど、まるで他人事のような態度は「東池袋自動車暴走死傷事故」を起こし“上級国民”と呼ばれた飯塚幸三受刑者(90)を彷彿とさせた。

ありえない幼稚園側「4つのミス」

地元テレビ局の静岡放送などの報道によると、河本千奈ちゃん(3)は発見された当時、体温が40度を超えていたという。この日の現地の気温は30.2度と真夏日の気温を記録していた。バスの中には、中に入れた飲み物が飲み干されて空っぽになった水筒が見つかっており、さらに暑さをしのぐためか、千奈ちゃんは上半身の服を脱いで倒れていたとという。千奈ちゃんの死亡した状況の説明にショックを受けたのか、7日の午前に開かれた同園の保護者説明会では、過呼吸のような症状となった保護者や保育士ら13人が救急搬送される事態となっている。

そして同日午後3時に同園でおこなわれた記者会見で、増田園長は事故を謝罪し役職の退任を表明。その後、増田園長は事故が起きたあらましと、原因となった以下の「4つのミス」を挙げた。

  • 1つめのミス:バスを降りた園児の名前や人数を確認していなかったこと
  • 2つめのミス:園児がバスに残されていないか、運転手がチェックする決まりになっていなかったこと
  • 3つめのミス:クラス補助の職員が、園児の出欠を確認するアプリなどで最新情報を確認していなかったこと
  • 4つめのミス:千奈ちゃんがいないことを、クラス担任が保護者へ連絡していなかったこと

事件当日の5日は、いつもの運転手が病欠のため、年に数回しかバスを運転しない増田園長がハンドルを握っていた。しかし増田園長は、いつも運転手が行う「運転後に後部座席を見て確認」「運転後の後部座席の消毒」も怠っていたという。同乗した70歳の派遣職員も後部座席を確認することなく、増田園長と職員がお互いに「確認は相手がするものだ」と思っていたと説明した。

ヘラヘラと笑い、園児の名前を間違う他人事ぶり

しかし、この記者会見があまりにも酷い内容だった。同会見で増田園長は、千奈ちゃんを「ちなつちゃん」「ちなつちゃん」と何度も言い間違えた。

また、取材記者から「(ボソボソしゃべるので)何を言っているか分からない」「マスクを外して話して」と注意されても、増田園長は「歳なもんで声がガラガラ」と、信じられないことにヘラヘラと笑ったのだ。

さらに、増田園長は「僕がいなくなったら(園が)さらによくなるように……」などと語ると、横にいた弁護士に「園を続けるかは決まっていない」と遮られ「そうか。廃園になるかもしれないね」と、まるで他人事のように薄笑いを浮かべて話したのである。

隣りに座った杉本智子副園長(58)も終始、原稿を見ながら事務的にしゃべり、聞こえないように話した「あー、もう疲れちゃった」という声をマイクが拾ってしまっていた。

そんな他人事の園長・副園長と「けんか腰」の弁護士を含めて、この会見はネットで大炎上。その燃え上がりはまるで収まる様子がない。

増田園長は典型的な「ボンボン」苦労知らずの言い訳男

文春オンラインが7日に増田園長の「人となり」を詳しく報じた記事によると、増田園長は先代の実父から2002年に園長を引き継いだという。質実剛健主義の先代と違い、増田園長は典型的なボンボン気質だとした。「俺は知らない」「そんなことは言ってない」が口癖で、子供の頃についたあだ名は「ええからげん(=いいかげん)八兵衛」。

しかし、園長に就任すると、近隣の幼稚園を次々と買収して、経営拡大を追求したという。規模は大きくなったものの、子供の扱いや園の管理がずさんになるのではないかと懸念されていたようだが、その心配が現実になってしまったのである。

今回の事件現場となった川崎幼稚園の送迎バスは、地元でもいち早くペインティングを施して人目をひいていたが、そのペインティングは後部座席の窓ガラスにまで施されており、後部座席の中の様子が全く見えない仕様になっていた。このペイントさえなければ、中に千奈ちゃんがいることに誰かが気がついた可能性もあり、今後は通園バスのペインティングにも規制などをもうけてもらいたいところだ。

なぜ、結果を出している人は「呼吸」を扱うのが上手いのか?

人間誰しもイライラする時はありますよね。そんな時、安定したメンタルを取り戻すために何をすればいいのか。今回は、メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』の著者で営業コンサルタントの菊原智明さんが、さまざまな方法を試みて最終的にたどりついた「呼吸法」について語っています。

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一瞬でイライラが消え気分がスッキリする呼吸法

結果を出している人は“精神・メンタルが安定している”といった人が多い。

ちょっとしたことがあっても慌てない。冷静に対処している。知人にもこういった人がいる。

冷静に判断する姿を見て「なんてカッコいいんだ」と思う。

その一方、ちょっとしたことで「大変だ、どうしよう」と騒ぐ人も。

一人で騒いでいるならまだいい。何かに怒り出し、まわりの雰囲気を悪くする。

例えば飲食店で頼んだものが遅れたくらいで「どうなっているんだ!」と怒り出す。

こういった人を見ると「う~ん、器が小さい」と思ってしまう。こういった人に成功者は極めて少ない。

メンタルをしっかりコントロールする。口で言うのは簡単だが、実際やるとなるとそう簡単ではない。人とかかわる以上、何かしら感情は動いてしまう。

ただ、必要以上にうろたえるのもカッコ悪い。どんと構えていたいものだ。

精神・メンタルを安定させる。その一番の方法は“呼吸”だと思っている。

今までいろいろなメンタル系の本を読んできた。精神世界にハマり込んだこともある。いずれも最終的には呼吸にたどりつく。

呼吸は自分で意識的にコントロールできるし、無意識でも勝手に行われる。意識と無意識の二重の制御をうけている唯一の器官だ。

ということは“呼吸を整える”ことで、無意識の領域まで影響を与えることが可能となる。

呼吸を整えると心も整ってくる。これはほとんどの人が知っていること。しかし、具体的な呼吸法について詳しく研究している人は多くはない。

どんなに重要だと知っても「たまに深呼吸でもしておけばいいだろう」といった軽い感じに扱われてしまう。

できる人は呼吸をうまく利用している。私もかなりマニアックな方だと思う。細かいテクニックについて知って頂きたい。

企業研修で6回コースというものがある。一ヵ月に一回行うので半年間お伺いさせて頂く。

研修の最終回は“考え方、メンタル系”の内容になっている。

営業研修なので一回目にこの話はできない。重要なのだが、さすがに営業ノウハウからスタートした方がいい。十分、私のノウハウを理解して頂いたうえで話をしている。

その中で「潜在意識は人称を認識できない」といった話をする。

人称とは“私、あなた、その他”というもの。

意識下ではそれぞれ差があるが、潜在意識化では“私=あなた=その他”となる。

つまり「あいつ痛い目にあえ」=「自分が痛い目にあえ」ということになってしまうのだ。

その流れで「人を恨むのは自分で毒を飲んで相手が死ぬのを待つようなもの」といった格言的なものを紹介する。人称を認識できないのだから仕方がない。

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楽天モバイルのための法律?プラチナバンド再割り当てに揺れる3社

楽天モバイルがプラチナバンド再割り当てを主張し、他の3キャリアとのいがみ合いに発展することになりそうな、現在の日本のスマホ業界。今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』では、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんが、総務省で開催されたタスクフォースの内容とともに、その解決策を提案しています。

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楽天モバイルが負担金なしでプラチナバンド再割り当てを主張—–ローミングやインフラシェアリングが解決策にはならないのか

8月30日、総務省にて「携帯電話用周波数の再割当てに係る円滑な移行に関するタスクフォース」が開催された。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルが参加した。

先の通常国会において「電波法および放送法の一部を改正する法律(令和4年法律第63号)」が成立し、今年10月1日から施行されることになった。これにより、周波数の再割り当てが可能となった。まさに楽天モバイルのための法律といえるだろう。

今回、タスクフォースを傍聴したが、やはり、楽天モバイルからの要望がなかなか激しく、3キャリアとしては素直に受け入れられないという感じがひしひしと伝わってきた。

そもそも楽天モバイルが「1年でできる」という主張なのに対して、3キャリアは「移行に7~10年はかかる」と反論。3キャリアでは1000億円近い移行費用がかかるとしているが、楽天モバイルは「そんなの既存免許人が負担しろ」という。さすがに3キャリアが費用を負担するというのは納得いかないのではないか。

楽天モバイルとしては10月1日の施行から、すぐに動き出したいようであるが、一方の3キャリアとしては牛歩戦略として、時間稼ぎに徹するような気がする。

楽天モバイルとしては、3キャリアから公平に周波数を返してもらおうと、3社から5GHzずつという提案をしているが、それが実現しないなら「1社もしくは2社を狙い撃ちにする」(矢澤俊介社長)という。

矢澤社長がどのキャリアを狙っているかは謎だが、3社ではなく1社もしくは2社だけがターゲットになると、これはこれで大きな火種になるだろう。

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小林よしのり氏がズバリ指摘。統一協会の信者が教義にダマされる理由

どのように読んでも説明を受けても、到底受け入れることができない旧統一協会の教義。なぜ10万人とも言われる日本人信者たちは、かような教えに嵌まりこんでしまったのでしょうか。今回のメルマガ『小林よしのりライジング』では、『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』等の人気作品でお馴染みの漫画家・小林よしのりさんが、その理由を明快な論理をもって解説。さらに「マスコミは統一協会の共犯者」であると断言しています。※本稿では著者の意思と歴史的経緯に鑑み、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を「統一協会」と表記しています

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なぜ統一協会の教義に嵌るのか?

安倍晋三が殺害されて間もなく2カ月になる。

月刊誌「WiLL」「Hanada」は先月に引き続き今月号でも、大々的に安倍の写真を表紙に配した特大追悼号を組んだ。

両誌とも表紙は同じ写真で、安倍の家族葬で飾られていた遺影を使っていて、必死に追悼ぶりを張り合っているようだ。

世間じゃ安倍晋三と統一協会の関係が明らかになるにつれ、追悼ムードというより、国葬反対で沸騰してしまっている。

安倍の国葬については、唯一賛成が反対を上回っていた読売新聞の世論調査でも、ついに逆転した(国葬実施を「評価しない」56%、「評価する」38%)。

岸田首相は国葬を決めた理由のひとつに「安倍元首相に対する諸外国の弔意と敬意」を挙げ、先月31日の会見でも「諸外国から多数の参列希望が寄せられている。国として礼節をもって応える必要がある」と言っていた。

ところが実際は、案内状の返事が8月中旬の締め切りを大幅に過ぎて9月になっても多くの国から届いておらず、外務省は困惑しているようだ。

米国のバイデン大統領、フランスのマクロン大統領、そしてドイツのメルケル前首相も参列を見送ることが決まり、中でもG7で一番長く一緒だったメルケルまで来ないことは驚きの目で見られているという。

この調子だと、「弔問外交」で安倍の権威付けを図った狙いも壮大な空振りになるのではないか。

国葬費用は2億5,000万円と発表されていたが、これには警備費用が計上されていない。ある見積りでは警備費用に35億円はかかるといい、昭和天皇の大喪の礼の警備費用24億円、今上陛下の即位礼正殿の儀の際の28億5,000万円を遥かに超えるのは確実だという。

この調子だと、オリンピックと同じでどこまで費用がふくらむかわかったものではない。昭和天皇の場合は葬儀と陵の造営までを含めて100億円だったそうだが、それを超えることだって起こりかねない。

左翼はあくまでも「国葬反対」でデモまでやったりしているが、安倍マンセー派は、どうせ「アベガー」の左翼が騒いでるだけと思っている。

わしとしては「勝手に国葬していいから、暗殺の原因を徹底究明して、統一協会を排除しろ」と言いたい。

暗殺の原因を徹底究明したら、浮上するのは安倍晋三本人だと判明するし、カルト団体が権力の中枢に入っているのは、国家の恥だとわしは主張している。これはあくまでも「保守」の追及の仕方であり、左翼と一線を画すことが出来る。

世間一般の安倍に対する冷ややかな反応に比べて、「WiLL」「Hanada」の相変わらずの熱狂的な「安倍マンセー」ぶりは、まるで別世界だ。

統一協会問題については、WiLL巻頭の櫻井よしこと門田隆将の対談で、櫻井が「天宙平和連合(UPF)なる統一教会の関連団体にビデオメッセージを寄せただけで、「広告塔」扱いされています」と、安倍を擁護。

「統一教会の関連団体にビデオメッセージを寄せただけで」って!

そういうのを「広告塔」っていうんだよ!!

これに門田はさらに、UPFにはトランプ前米大統領、フランス、インド元首相らもメッセージを寄せていて、安倍だけではないと擁護。

そのギャラは日本の女性信者から収奪したカネだというのに!

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