米から日本への脅迫状「年次改革要望書」を丸呑みする自公政権の“売国度”

日米両国間で互いの経済発展のために交わされている「年次改革要望書」。しかしこの文書が実質上、アメリカから日本に向けた「脅迫状」に近い存在であることを、どれだけの方がご存知でしょうか。そんな知られざる真実を紹介しているのは、投資コンサルタント&マネーアナリストの神樹兵輔さん。神樹さんはメルマガ『神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図──政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる!』で今回、日本政府による「年次改革要望書」の丸呑みがどれだけ国民生活を悪化させたかについて解説。さらに米国に唯々諾々と従う自公政権を強く批判しています。

「年次改革要望書」に隷従。米国の“日本植民地化”に手を貸す岸田政権

みなさま、よくご存じの通り、軍事における米国との同盟関係の下、米国の圧力で日本は「戦争が出来る国」へと変容を迫られてきました。

旧安倍政権下では、安保法制を次々改訂、集団的自衛権行使容認に舵を切り、現下の岸田政権では、GDP比で防衛費を2倍にして米国の兵器を爆買いさせられることになっています。

そして、そのための増税さえ、見込まれているのです。

今年2023年からの5年間で43兆円もの軍事費をつぎ込むために、介護や医療、教育といった生活関連予算を容赦なく切り捨てていくのです。

いったい、岸田という人物は、何のために政治家となり、総理になったのでしょうか。

世襲3代目で、骨の髄まで米国のポチであり、売国奴としか言いようがない人物なのです。

岸田首相は、日本の大軍拡を国会審議も経ないまま、閣議決定で勝手に決め、嬉々として訪米しました。

バイデン大統領に軍事費の激増報告をする始末で、まるで宗主国への朝貢の図で、自民党総裁選でアピールした「聞く耳」はアメリカ様にのみ向けられています。

宗主国アメリカへの隷従姿勢が、歴代総理の中でも、とてつもなく際立っています。米国のポチとして有名だった小泉・安倍両元首相よりもはるかに、米国にすり寄っているからです。

かつて日中国交回復やアラブ寄りの中東政策で、独自外交を模索したために米国の虎の尾を踏み、ロッキード事件で葬られた──とされる田中角栄元首相の轍を踏まないよう、極端に米国に怯えている──としか思えない岸田首相なのです。

岸田首相は、憲法規定の専守防衛どころか、先制攻撃に他ならない敵基地攻撃能力(反撃能力)まで保有する方向にいたっています。

大軍拡に明確に反対表明する野党も、「日本共産党」と「れいわ新選組」だけという、イカれた野党だらけの国会の体たらくともなっています。

自公連立政権が、米国に隷従させられているのは、こうした軍事面だけではありません。

日本の経済・社会制度までもが、米国の言いなりでいびつに変容させられているのです。

この記事の著者・神樹兵輔さんのメルマガ

恐ろしい同調圧力。神戸市が17年間も隠蔽し続けた凄惨いじめ全真相

市の公式HPで「こどもっとKOBE」を謳い、子育てしやすい街をアピールする兵庫県神戸市。しかし「いじめ対策」に関しては杜撰極まりない状況のようです。今回のメルマガ『伝説の探偵』では現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、凄惨ないじめ事案を17年間に渡り隠蔽し続けてきた神戸市教育委員会を糾弾。彼ら公務員が犯し続ける「違法行為」と、その保身のために使われた血税の金額を白日の下に晒しています。

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4千万円の血税。神戸市が17年間のいじめ隠蔽ごまかしに使ったムダ金

神戸市教育委員会と言えば、やはり「17年間」いじめ隠ぺいという前代未聞の不祥事であろう。

2005年当時小学5年生だった男子児童が総額にして50万円ものお金を、都度で脅し取られ、「死ね」「きしょい」など言葉の暴力は当然に、K1ごっこと称して殴る蹴るの暴行や、廊下を引きずるなどいじめ行為(犯罪行為)をやりつくされたという事件があった。

残酷ないじめ行為のオンパレードであるが、問題はこれだけではないのだ。

いじめの加害者7人がいじめ行為を認め、裁判所が「いじめ」認定をしても、神戸市教委は、「被害者本人から聞き取りができなかった」としていじめを未だに認めていないのだ。

「不存在」のはずの重要資料で明らかになった「聞き取り16回」という事実

さらに、2022年報道によれば、被害側がいくら開示請求をしても「不存在」とされていた重要資料が、出てきており、そこには、合計16回に及び被害男児から話を聞いたことが明らかになっており、いじめと強く認識していたことがわかる証拠類が、極めて分かりやすい形で記録されていた。

さらに、学校の記録として「調査報告書」が存在するが、通例作成されない市教委作成の「調査報告書」が存在しており、悪意の改ざんと言える神戸市教委による不正があったことも明らかになっているのだ。

テレビ局の取材では、いじめ発覚の前の2004年まで教育長であった人物が「率直に隠ぺいがあった」と発言し、この原因として、2005年にあった体罰死でのバッシングで続けざまにいじめがあったとしたくなかった神戸市教委による「自己保身」と役人特有の「同調圧力」であろうと証言している。

2023年となっても、神戸市教育委員会のみが、「いじめ」の事実を認めようとしていない。

被害者側によれば、裁判所に虚偽の回答書を提出したり、議会でも虚偽答弁を行ってきたという。さらに、問題のすり替えを行い、マスコミをも騙して逃げ切りを図っている様子だという。

ここまで読んで、気分が悪くなった読者もいるだろうし、さらっと他人に起きた不幸な事実程度に感じている読者もいるかもしれない。

しかし、よくよく考えて欲しいのだ。

この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ

拡大する上海協力機構。なぜ世界で「嫌米」「警米」ムードが浸透しているのか?

中国、ロシア、インドを主要メンバーとする上海協力機構(SCO)が、新たな加盟国や対話パートナー国を迎える動きを見せています。米国との対立を抱える中国にとってSCOが大きな役割を果たすと指摘してきた拓殖大学の富坂聰教授は、今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』で、アメリカ式世界戦略と中国式の違いを解説。中国が主導し和解の動きが続く中東と、台湾海峡を始めアメリカに煽られきな臭いムードに覆われる東アジアの状況の違いを伝えています。

きな臭い空気に包まれる東アジアと和解の季節へと向かう中東の差

ゴールデンウイーク中の5月5日、上海協力機構(SCO)外相会議がインド南部のゴア州ベノーリムで開催された。シンガポールのテレビ『CNA』はインドとパキスタンの確執に焦点を当ててこのニュースを大きく報じたが、現地のレポーターは中ロの狙いをこう解説する。

「今回の外相会議は7月に予定されるSCO首脳会議の道を開くためのものですが、収穫はありました。クウェート、UAE、モルディブ、ミャンマーが対話パートナー国として加わると発表されたからです。イランとベラルーシが正式加盟しようとするなかでの新たな動きです。SCOはこの地域への西側の影響力に対抗する目的があるとされています。ですから、この枠組み自体が拡大することが重要なのです」

このメルマガを読んでくれている読者は既知のことだが、中国がアメリカと向き合うためにSCOが大きな役割を果たすという指摘は何度もしてきた。もちろん主要メンバーの中ロ印の思惑はばらばらで同床異夢の感は否めないのだが、小さな追い風が吹きつつある。それは「反米」とは違う「嫌米」、「警米」といった空気が少しずつ世界に広がり始めたことだ。

アメリカの世界戦略の要は、同盟と非同盟を分け、自陣営に属せば安全や経済的メリットを享受でき、逆に敵対すれば徹底的に制裁を科すという飴と鞭だ。

だが、中国との対立を深めるなかで、このシステムがおかしな回転を始めている。同盟国・パートナー国が中国との間にもつ経済的な深い結びつきを無理に断ち切らせ、場合によっては対立の最前線に立たせようとするような場面が目立っているからだ。

今年4月末から5月上旬にかけて、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領とフィリピンのフェルディナンド・エドラリン・マルコス大統領が相次いで訪米したのは典型的だ。両国のメディアには「中国への配慮」がキーワードのように踊った。

韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は「ある国を阻害するための訪米ではない」(KBSテレビ)と説明。フィリピンのマルコス大統領は今年2月、米軍が一時的に駐留できる拠点を従来の5カ所から9カ所に増やしたことについて「(中国への)攻撃的な行為を意図したものではない」との弁明を繰り返した。

アメリカの同盟国が強くワシントンに引き寄せられるなかで、いずれも苦しいバランス感覚を発揮しなければならない状況に追い込まれていたのだ。

この記事の著者・富坂聰さんのメルマガ

競馬の若手女性騎手たちが「騎乗停止」に。なぜJRA前代未聞の不祥事は起きたか

スポーツ紙等で大きく報じられた、日本中央競馬会に所属する女性騎手5名、男性騎手1名が、スマートフォンの不適切使用で30日間の騎乗停止処分となった事件。このような不祥事は、なぜ発生してしまったのでしょうか。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーで競馬ファンでもあるきっこさんが、事件の概要を解説するとともに、処分を受けた騎手たちがスマホを禁止エリアに持ち込んでしまった背景を考察。その上で、深い反省の態度を見せる彼ら全員にエールを送っています。

JRA(日本中央競馬会)で起きた前代未聞の不祥事

すでに報道でご存知の人も多いと思いますが、JRA(日本中央競馬会)で前代未聞の不祥事が起こりました。騎手の今村聖奈(19)、永島まなみ(20)、古川奈穂(22)、河原田菜々(18)、小林美駒(みく)(18)、角田大河(つのだ たいが)(19)の6人が、通信機器の持ち込みが禁止されている開催中の競馬場の控室などにスマホを持ち込み、インターネットを閲覧したり通話をしていたとして、5月13日から6月11日までの30日間(開催10日間)の騎乗停止処分を受けたのです。

競馬に限らず、競輪やオートレースやボートレースなど、公営ギャンブルの選手は、レース開催中のレース場の控室などには、スマホなどの持ち込みは禁止されています。これは、内部の者しか知りえない情報を外部に漏洩するのを防ぐための規則で、JRAでは入室前にスマホなどはセーフティーボックスに預けることになっています。

しかし今回、永島まなみ、古川奈穂、河原田菜々、小林美駒の4人は、4月23日の福島競馬の控室にスマホを持ち込み、インターネットを閲覧しました。今村聖奈と角田大河は、同日の京都競馬の控室と調整ルームにスマホを持ち込み、インターネットを閲覧したり、お互いに通話をしていたのです。今村聖奈と角田大河は、競馬学校でも同じ第38期生ですし、小学校も中学校も同級生という幼馴染なので仲良しですが、それとこれとは別の話です。

日本には、北海道帯広市の「ばんえい競馬」や各地の「地方競馬」を含めて、約20人の女性騎手がいます。このうち6人が日本の競馬の頂点であるJRAに所属しているのですが、その6人のうち5人が一斉に処分を受けたのです。きちんと規則を守っていたのは、最年長の藤田菜七子(25)だけなのです。女性騎手を応援しているあたしとしては、本当にガッカリです。特に今村聖奈は素晴らしい才能を持った若手騎手なのに、どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。

昨年2022年のJRAの女性騎手の優勝回数は、藤田菜七子が8勝、古川奈穂が10勝、永島まなみが21勝、今村聖奈が51勝です。今村聖奈は昨年3月に18歳でデビューしましたが、そのデビューした年に51勝もしたのです。それも、新人はあまり良い馬には乗せてもらえないのに、人気が下位の馬を上手に操って何度も優勝したのです。これまで、JRAの女性騎手のデビュー年の最多優勝数は「9勝」だったのに、それを22年ぶりに「51勝」に更新したのです。

一方、その今村聖奈とスマホで通話していた角田大河も、昨年3月5日の阪神1Rのデビュー戦で、8番人気の馬で優勝し、続く阪神2Rでも優勝し、栗田伸一、福永祐一に並ぶ史上3人目の「デビュー2連勝」を達成しています。これほどの逸材である上に、父はJRAの調教師、兄はJRAの騎手なのですから、スマホの持ち込みが規則違反であることを知らないはずがありません。

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

能登半島の大地震で露呈。ミサイルは買っても年寄りは守らぬ国の無策ぶり

ゴールデンウィーク中の5月5日、北陸地方を襲った最大震度6強の地震。人的被害こそ大きなものではありませんでしたが、深刻な高齢化に直面している日本社会が、総力を上げて解決すべき問題が突きつけられたのは確かなようです。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では健康社会学者の河合薫さんが、自然災害時の高齢者避難の難しさについて解説。そのような状況下において、防災関連予算額を減少させる国の姿勢に疑問を呈しています。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

超高齢社会を守るカネはどこ?

またもや大きな地震による被害がでてしまいました。

震度6強の地震に見舞われた石川県珠洲市は、県内の市町でもっとも高齢化が進んだ地域です。同市の住民の52%が65歳以上に対し、県全体では30%。実際、テレビの映像を見ていても、家が倒壊して呆然とするおばあさんや、家の外の石垣に座り込み「疲れた」とつぶやくおじいさんで、ほとんど若い人が映りません。地震に追い討ちをかけるように降り出した雨は、48時間で117.0ミリの雨量を記録し(8日午前6時50分まで)、5月としては統計開始以来、最も多くなりました。

高齢の住民は自力で屋根の補修ができず、雨漏りに苦しめられるケースも相次ぐ事態に。どこが避難所か分からないし、そもそも遠くて行くのは難しい。自宅にとどまった人、家の修理のためのブルーシートを市が配布していることを知らなかった人、災証明書の受け付けがはじまったことを知らない高齢者も少なくなかったそうです。

地震などの自然災害時の高齢者避難の難しさが表面化したのは、1995年1月に起きた阪神淡路大震災です。兵庫県の94年の高齢化率は12.9%でしたが、死者数6,402人のうち、65歳以上の高齢者は3,181人、全体の49.7%とほぼ半数。被害がもっとも大きかった長田区では56.1%に達しました。

東日本大震災では、ひとり暮らしの高齢者などを避難させようとした消防団員や地域の住民も多く亡くなり、地域の絆の強さを物語るとはいえ、これまでの震災には見られない痛ましい事態も起きました。

住民の高齢化率は都心でも加速していて、2002年の17%から2022年は23.5%、高齢者人口は312万人で過去最高を記録。2025年には23%、2035年には25.4%と、4人に1人が高齢者になると推計されています。

地方自治体では防災訓練を積極的に実施していますが、高齢者はそもそも防災訓練に参加しずらい。足が悪かったり、あることを知らなかったり、めんどくさいと参加しない人も少なくありません。

また、福祉避難所の設置も進められていますが、2016年の熊本地震では福祉避難所に地震発生から避難できた高齢者はわずか70人。施設で働く人たちも被災していたので、「受け入れたくても受け入れられない」という厳しい現実でした。

ご存知ない方のために補足しておきますが、福祉避難所は災害などで避難する際に、高齢者や障害者を受け入れることができる避難所で、一般避難所に避難したのち必要に応じて移る二次的な避難所です。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

新田真剣佑『聖闘士星矢 The Beginning』の興行収入がひどい!“ガーシー告発騒動”の影響はあったのか

人気漫画『聖闘士星矢』の実写版が、俳優・新田真剣佑さん主演でハリウッド作品として公開されています。注目度が高かった同作ですが、興行収入が振るわず悲惨なことになっているとか…。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが、他に公開されている人気作品と比較をしながら、映画『聖闘士星矢 The Beginning』について語ります。

『聖闘士星矢 The Beginning』の興行収入がひどい

4月28日から公開されている『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』が記録的な観客動員を続けているようです。

公式発表では、5月6日までの9日間の観客動員数が約165万人、興行収入は約21億7,000万円…これは凄い! 中条あやみが堂々と結婚発表できるわけです。

ちなみに今年1月公開の『THE LEGEND & BUTTERFLY』(以下レジェバタ)は、公開から9日間の観客動員数が83万786人、興行収入は10億7,611万430円でした。

『レジェバタ』の最終興行成績が約24.5億円だったことを考えれば、『TOKYO~』の最終興行成績は50億円近い数字になることも夢ではなく、これでかねてから噂されている鈴木亮平のハリウッド進出の“足枷”も無くなったと言えるのかもしれません。

さて、今年4月28日はゴールデンウィーク(以下GW)突入もあり『TOKYO~』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』他たくさんの映画が公開となりました。

ハリウッド作品で初主演という夢を叶えた新田真剣佑の『聖闘士星矢 The Beginning』もそのうちの1本ですが、残念なことにこの観客動員数が大変なことになってしまっているようです。

公式発表では公開から3日間の観客動員数が約2万8,000人、興行収入は4,234万5,730円。『TOKYO~』の公開3日間の観客動員数は約58万6,000人、興収は7億9,178万2,550円でしたから…大差がついてしまったわけです。

“GW期間中の終日、上映スクリーン観客着席率がわずか5%!”なんて報道したマスコミもありました。

『聖闘士星矢~』の総製作費は60ミリオン㌦、日本円で約78億円とも言われていて、国内外問わず人気が高い日本のアニメの実写化で楽しみに待ち望んでいた方達も多くいたはず…なのにです。

劇場関係者たちはGWでのこのスタートに、自分たちの投資額に対する回収率がどうなるのか気が気でない様相もみせ、騒々しくなってきているようです。

『東映』は創立70周年記念として『レジェバタ』、『聖闘士星矢~』といった大作を次々公開させていますが、“大ヒット間違いなし!”と想定していた関係者たちが、その目論見が外れ頭を抱えているのではないかと勝手に心配してしまいます。

2作品だけで100億円近い製作費を考えれば、いくら後悔してもその損失には胸が痛みます。

『聖闘士星矢』は『Knights of the Zodiac』として2019年に『Netflix』で3DCG版が全世界で配信され、題材がギリシャ神話からということもあり海外でも大人気になりました。

今後アメリカ、ドイツ、フランス等、海外12ヶ国での公開も予定されていますがどこまで挽回できるのできるのか…他人事ながら浮き足立ってしまいます。

ライバル福山雅治に完敗。主演ドラマ『教場』酷評のキムタク、『まつもtoなかい』出演待ったなしの状況に

主演する『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)の視聴率が一桁台と、元祖視聴率男・木村拓哉(50)が苦戦している。『教場』の視聴率は初回の12.1%から第2話10.7%、第3話9.8%、第4話9/6%、第5話9.1%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と右肩下がり中。かねてより共演NGの噂がある、こちらも視聴率男・福山雅治主演の日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』(TBS系)は、初回視聴率14.7%の、第2話は13.1%、第3話12.0%と好調で、“キムタク、福山に完敗”…の結果となっている。

業界人が語る「教場」の問題点

ネットでも「シンプルに面白い」「脚本がしっかりしている」と好評の『ラストマン』。対照的に、キムタク『教場』には「脚本が雑」「話が暗すぎる」などの厳しい意見が。

『教場』に手厳しいのは視聴者だけではない。数年前まで某テレビ局のドラマ制作部にいた男性はこう語る。

「原作は本格警察小説なこともあり、ドラマにも警察モノ特有の重厚感を出そうとしているのは分かりますが、今の時代には合っていないと感じます。木村さん演じる風間公親の感情が読みづらいため、なんとなく観ている視聴者には伝わらないでしょうし、風間道場に入ってくる警官に対する教官の“厳しい指導”に視聴者から『パワハラだ!』という声も出ているとも聞きます。もちろん、回を重ねるごとに風間という人間が見えてくるのでしょうが、今の時代、テレビは我慢してまで観るほどの娯楽じゃなくなりましたからね。分かりやすく描かないと視聴者は付いてきてくれません」

では、『ラストマン』の評価はどうか。

「人気のバディものですし、話にメリハリがありますよね。コミカルに描くところとシリアスな箇所が絶妙なバランスです。正直、福山さんの演技は…と思うのですが(笑)。カッコいい彼がアクの強いキャラを演じ、いつもコミカルな大泉さんが渋い役をやっているところも面白いと思いますね。配役も含めて視聴者の心を掴んでいるではないでしょうか」

『教場』のキーマンは白石麻衣

視聴率男の称号がはく奪危機にあるキムタク。前出のテレビマンは、元乃木坂46の女優・白石麻衣(30)がキーマンと続ける。

「期待の新垣結衣さんは不発でしたが、スキャンダル処女で男性はもちろん、女性人気も高い白石さんの回で数字を稼げれば、“大コケ”といった印象でドラマが終わることはないのでは?と考えます。ファンからは既に期待の声も上がっているので、白石さんがドラマのキーマンであることは間違いないでしょうね」

海外ブランドの「ノースフェイス」「ナイキ」が日本市場を席捲する理由

「ナイキ」「プーマ」「アンダーアーマー」といった海外のスポーツブランドが日本市場を席捲しているのはなぜでしょう?今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では、著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんが、海外ブランドのマーケティング戦略と国内ブランドがとるべき戦略について解説しています。

 

国産スポーツメーカーのマーケティング戦略 

1.日本におけるスポーツブランド

「アリーナ」「ザ・ノースフェイス」「ルコックスポルティフ」「エレッセ」「スピード」「アンブロ」

もちろん、これらのブランドはご存知でしょう。では、これらのブランドを発売しているメーカーさんは、どこでしょう。

スポーツ用品業界の人なら、簡単な問題です。しかし、業界外の人には分からないかもしれません。

「アリーナ」「ルコック」「アンブロ」は、デサントが扱っています。「ザ・ノースフェイス」「エレッセ」「スピード」はゴールドウインです。どちらも有名なメーカーさんですね。

さらに、もう一つお尋ねします。これらのブランドは、どこの国のものでしょう。

「ザ・ノースフェイス」」はアメリカ、「アリーナ」はドイツ、「スピード」と「アンブロ」はイギリス、「エレッセ」はイタリア、「ルコックスポルティフ」はフランスです。

このように、メーカーさんは、さまざまな国のブランドを扱っています。実はアディダスも、かつてデサントが販売していた時期がありました。

このことに、日本のスポーツ用品市場の特徴が現れています。日本で売られているスポーツブランドには、海外のものが多いのです。

上にあげたブランドばかりでなく、ナイキ、プーマ、アンダーアーマーなど、世界的なブランドが日本市場を席巻しています。

どうして、こんなことになっているのでしょう。それは、メーカーさんにとって、日本の市場を拡げるのに、楽な方法だからです。

欧米の有力ブランドは、海外の有名なアスリートが使っています。そのことで、広告宣伝がしやすいです。国内の有名選手と契約を結ぶのも、難しくありません。

さらには、製品の機能も本国が研究開発していますから、日本で開発する必要がありません、デザインも本国で考えてくれるので、楽です。

ですから、今も、かなりの数のメーカーさん、問屋さん、商社が海外ブランドの輸入販売代理店となって、日本市場で販売しています。

そんな海外ブランドの数が多い日本市場ですが、国産ブランドも頑張っています。アシックス、ミズノ、ヨネックスが、その代表です。

2.国産ブランドの戦略

これら3社の2021年の売上は、次のようになっています。

・アシックス 4,040億円
・ミズノ   1,727億円
・ヨネックス  744億円

ナイキ、アディダスの日本国内売上は発表されていませんが、どちらも1,000億円ほどではないかと思います。世界有数のブランドに対して、国産メーカーは頑張っていると言えるでしょう。ちなみに、デサントの売上は1,088億円、ゴールドウインは982億円でした、

では、国内メーカーさんは、どんな戦略をとっているでしょう。

アシックス、ミズノ、ヨネックスの3社は、社名をブランドとして販売しています。ゴールドウインとデサントは、主に海外ブランドを扱うのが戦略です。

そして、それぞれにマーケティング戦略があります。マーケティングの基本は「誰に、何を、どうやって販売するか」を考えることです。

ゴールドウインとデサントは海外ブランドを多く扱っているので、ブランドごとに、マーケティング戦略が違ってきます。その分、メーカーさんとしては大変でしょう。

それに対して、アシックス、ミズノ、ヨネックス3社の戦略は、比較的近いです。「誰に」については、3社ともメインターゲットを競技者にしています。それも、中級レベル以上のプレイヤーです。

一方、「何を」については、3社の間で明確に異なっています。アシックスの主力商品は、陸上、ランニングで、それもシューズです。ミズノは、野球とゴルフ。ヨネックスはバドミントンとテニスを主力としています。

ところが、ここからが難しいところです。さらに売上を拡大しようとすると、主力以外のスポーツの市場が目に入ります。それで、自社のメイン市場以外にも手を広げることに。

たとえば、ミズノは、サッカー、陸上、ランニングにも力を入れています。アシックスは、サッカー、テニス、野球などに、ヨネックスは、ゴルフ、ウオーキングに、といった具合です。それぞれ、うまく行っている市場もあれば、そうでない市場もあります。

3.今後の戦略

さて、マーケティング要素の3つ目は、「どうやって」です。その基本は、3社ともよく似ています。有名な選手とスポンサー契約をしたり、大きな大会のスポンサーとなったりして、ブランドの露出をするのが、主な戦い方です。

ところが、スポーツという点では同じでも、それぞれの市場での攻め方は同じではありません。競技組織の持つ歴史や、文化、考え方が違います。ですから、攻める競技市場を増やすほど、その分、手間暇がかかってしまうのです。

たとえば、どのメーカーさんも、関係組織との人脈を太くしようとしますし、選手やチームとのつながりを強くすることに力を使います。それぞれの組織からの要求にこたえる必要がありますし、選手やチームをサポートする体制を作らなくてはなりません。そのため、手間暇がかかってしまいます。あまり市場を拡げないで、得意分野に絞った方が良いと思うのですが、どうでしょうか。

いずれにしても、メーカーさんにとって重要なのは、国内市場です。ですから、まずは国内市場で、「誰に、何を、どうやって」提供するかをしっかり決めて、市場を拡大していくことが求められます。

しかし、最近はそうも言ってはおられません。この先、日本のスポーツ人口は減っていくと思われるからです。そのため、メーカーさんは、海外市場を狙うことになります。アシックス、ミズノ、ヨネックスの3社も、同じです。

どのメーカーさんも、欧米の市場も狙ってはいますが、力を入れているのは、中国、東南アジア。今のところ、うまく行っているようです。とはいえ、海外市場を攻めるのは簡単ではありません。

海外進出については、大前研一氏が良いことを言っています。「大前研一戦略論」(ダイアモンド社)の中で訴えているのは、次の5つのステップです。

  1. 現地の卸売業者や流通業者と取引をして輸出する
  2. 現地に自前の販売ネットワークを築く
  3. 進出市場で、生産、マーケティング、販売を手がける
  4. 進出市場で製品開発を含むビジネスシステムを築く
  5. 事業運営を無国籍化する

このステップの順番を間違えると、進出はうまく行かないと言います。それぞれのメーカーさんは、今、それぞれの地域で、どの段階にいるのでしょう。

いずれにしても、メーカーさんには、国内市場を固めながら、海外市場の拡大を図って欲しいです。そんなマーケティング戦略を採ってもらいたいと思っています。

■今日のツボ■

・日本のスポーツ用品市場には、海外ブランドがあふれている
・その一方で、国産ブランドメーカーは、海外市場での拡大を図っている
・日本市場を固めながら、海外進出をする必要がある

image by: JHVEPhoto/ Shutterstock.com

ChatGPTの波に乗り遅れた人が今から成長するためにやる6つのこと

「ChatGPTを使いこなしてもっと成長したいけど、どう取り組むのが良いのか」。この質問が、メルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』著者で、世界的なコンサルティング会社マッキンゼーで14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんのもとに舞い込んできました。赤羽さんの回答は?

ChatGPTの勢いがとどまるところを知りません。この勢いにのり、もっともっと成長したいのですが、どう取り組むのが一番効果的でしょうか。ブログやYouTubeとか無数にありますが、時間にも限りがあり、さて自分はどうすべきか、もやもやしています

Question

shitumon

1ヶ月前から、ChatGPTをさわっています。こちらのメルマガでも取り上げておられるし、私自身もこういうものが好きなので、ぜひこの勢いに乗りたいと思います。YouTubeやブログなどはできる限り目を通しているのですが、あまりにも多くて、活かしきれていません。IT系の職場なので、結構使いこなしている人もいそうな中で、自分はどうすべきか、どうやって負けずに突っ走るべきか、もやもやしています。

 

 

 

赤羽さんからの回答

ご相談どうもありがとうございます。お気持ち大変によくわかります。この波は本物なので、ぜひ思いっきり突っ込んでいかれればと思います。躊躇していると、次の大波でさらわれてしまいます。次の大波は2,3ヶ月後にも来るかもしれません。

私も重要なYouTube、ブログにはほぼ目を通しており、自分でも毎日ChatGPTを使っていますが、ここまで社会現象的に、かつ爆発的に発展しているものは初めてですね。1995年前後からのインターネットの発展を超えていると思います。

産業革命では人が機械に置き換えられ、コンピュータによって多くの計算ができるようになり、インターネットによって物理的限界を超えてコミュニケーションできるようになりました。ChatGPTは、これまで人類が手にしたことのない、「人の知能の代替」を手にいれたかも知れない、というところが全世界の人を驚喜、興奮させている理由ですね。

私も、アップアップしそうになりながらも、果敢に攻めている真っ最中です。

実は、賢そうに言っている人も、皆同じだと思います。ご覧になったYouTubeやブログの日付を見てください。1週間前とか、3週間前とか、せいぜい5週間くらい前から一気に増えただけです。ということは皆、走りながら、学びながら発信しているだけなのですね。

なので、今この瞬間から、どれだけ突っ込んで、どれだけ熱心に取り組むかでいくらでも挽回できます。もちろん、あせったり後悔したりする必要はありません。

この記事の著者・赤羽雄二さんのメルマガ

日本有数の名旅館『加賀屋』の女将が考える人材育成の必須10項目

石川県の名旅館「加賀屋」。宿泊客に愛され、プロからの評価も高い“おもてなし”にはどんな秘訣があるのでしょう。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、加賀屋の女将である小田真弓さんのインタビューを紹介。高いホスピタリティを可能にする人材育成の技とは。

加賀屋の流儀──人を育てる10の心得 小田真弓(加賀屋女将)

年間30万人の宿泊客を魅了してやまない石川県の名旅館・和倉温泉「加賀屋」。プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選にて2015年まで36年連続総合1位に輝くも、2016年に3位。しかし翌年、再び首位に返り咲きました。

『致知』の愛読者でもある女将の小田真弓さんに、日本一のおもてなしを支える人材育成術を学びます。

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人を育てる上で大事なことで、まず前提として挙げられるのは、「現場に宝物あり」ということですね。

やはり現場にいなければ分からないことがたくさんありますから、私は極力玄関に立ち、廊下を歩いて、危ないな、よくないなと思うことはすぐに注意して直させているんです。

その上で、客室係を育てる上で大切だと感じていることは、10項目あります。

一つ目は、笑顔で相手のいいところを褒めてあげる。

ここでのポイントは「ありがとう」と言うことです。

よく「ご苦労さん」って言うことがありますけど、どうしても上から目線での物の言い方になりますから、私は「ありがとう」とか「ご苦労様でした。ありがとう」と言うようにしています。

二つ目は、注意する時は言い方に気をつける。

「あんた、こんなことしてダメよ」って頭ごなしに叱っても、いまの子は「何よ、あの言い方」「全然私の気持ちを分かってくれない」と反発するだけですから、相手の言い分をまず聞き、「こんないい面を持っているけど、これだけは気をつけてね」と注意します。

三つ目は、相手との気持ちを通じ合わせる。

朝社員に会ったら、こちらから先に笑顔で「おはよう」って挨拶をしますし、一人ひとりの顔色や体調、様子を見て、「どうしたの?」「風邪ひいた?」などと声を掛けるようにしています。