文科省「いじめ防止法」会議で飛び出した、軽微ないじめ軽視発言

2013年に施行された「いじめ防止対策推進法」。一部では「ザル法」などと酷評されているこの法律の改訂検討が続いています。無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、2月7日に文科省で行われた「いじめ防止対策協議会」の様子が記されていますが、文科省と教育の現場、さらには現役の教師の間にも温度差があるようです。

傍聴記

沖縄市の中2男子が暴行され、ネットに動画が流された事件で、新たな事実が報道されています。市教委の発表では、被害生徒はその後、不登校になったが、学校や市教委は暴行されたことを知りながらも調査していなかったというのです。さらに、この事件以前にも別の生徒が同様の被害を受けて転校していたことが発覚しました。

「見つからなければいいんだ」
「問題にならなければ無かったことにしよう」

こんなことが当たり前になっている現状こそ、問題なのです。文科省は、ここにメスを入れるだけの気概を示していただきたいものです。

2月7日に文科省の「いじめ防止対策協議会」が開催されましたので、傍聴してまいりました。同協議会は、「いじめ防止対策推進法」(以下「いじめ防止法」)が施行された翌年(2014年)に、いじめ防止法の取組状況の検証などをするために、文部科学省が設置した有識者会議です。

昨年10月の会議までで、「いじめ防止対策推進法の施行状況に関する議論のとりまとめ」が策定されました。今年に入ってからは、策定した「とりまとめ」を具体化するために、国の「いじめの防止等のための基本的な方針」(以下「いじめ防止基本方針」)の改訂等が検討されています。

今回の会議では、「いじめ防止基本方針」については、前回の議論の結果を盛り込んだ新たな改訂案が示され、検討が加えられました。

前回の会議の後、マスコミ報道で話題になった「いじめの解消の定義について、引き続き活発な意見が交わされました。文科省の調査では、認知されたいじめの88.6%が「解消」したとされており、「解消率100%」と発表している教育委員会もあるなど、各教育委員会によるいじめ解消の見解の違いを是正すべく議論が進められてきました。

改訂案では、「単に謝罪をもって、安易に解消とすることはできない」として、

  1. 被害者に対するいじめ行為がやんで、その状態が相当期間(3カ月目安)継続していること、かつ
  2. 被害者が心身の苦痛を感じていないこと、

の両方の要件が必要とされました。

各委員からは、「夏休みなど長い休みがあるので、3カ月よりもっと長い期間が必要なのではないか」「いじめがやんで3カ月放置とならないように、毎月モニタリングをすることが必要ではないのか」など、さらに踏み込んだ意見も出ておりました。

【那覇】ラーメン官僚に「鮮烈な印象」を刻み込んだ、沖縄のまぜそば【まぜ麺マホロバ】

日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、沖縄県・那覇市にある「まぜ麺マホロバ」の、まぜ麺焦がしチーズ。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、沖縄まで遠征して食べた「類稀なセンスの良さを感じる」と絶賛する、まぜ麺のお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】まぜ麺マホロバ

まぜ麺マホロバ@美栄橋にて、まぜ麺焦がしチーズ。

沖縄旅行2日目の2月5日。

当日は美ら海水族館や古宇利島などを観光していたが、宿泊地である那覇に到着した夕刻以降、自由時間ができたので、ラーメン食べ歩きを開始。

死にものぐるいになりながら、19時から24時過ぎまでの5時間強で5軒の訪問を敢行。

まずは、以前から気になっていた「まぜ麺マホロバ」に直行。

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こちらは、那覇エリアにおいて、レベルが高いまぜそばを提供することで名高い人気店。

私がオーダーした「まぜ麺焦がしチーズ」は、ドぎつくならない塩梅に抑え込んだタレのうま味が、却って食べ手に鮮烈な印象を刻み込む。

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焦がしチーズをトッピングすることによって、チーズの濃密なコクが卵黄のコクと見事に一体化。

先述したとおり、タレのうま味を突出させていないため、チーズ&卵黄のコクがマスキングされずに活かされている点にも、類稀なセンスの良さを感じる。

適度な硬さに仕上げられた麺のモッチリとした食感も好印象。 

総じて、この水準であれば都内に店舗を構えたとしても充分通用するのではないかと思われる。間違いなく、同エリアではトップクラスの1杯だろう。

自身が食べて美味かったラーメンのみUPする、田中一明さんの記事をチェックしたい方はこちらでフォロー

DATA

まぜ麺マホロバ

営業時間 (月・水~土)11:30~22:00 (日)11:30-21:30
住所 沖縄県那覇市牧志1-2-17
定休日 火曜日、毎月第3月曜日(祝日の場合は水曜日に振替)

 

次の敵は石原慎太郎。「小池劇場」第二シーズンの絶妙なシナリオ

豊洲新市場問題を巡り、石原元都知事の責任を追求する姿勢を明らかにした小池東京都知事。メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんはこの動きに対して「もちろんいいことだ」と評価する一方で、石原氏が豊洲のすべてを任せていたという当時の副知事からこれまで一切ヒアリングしてこなかった小池知事の姿勢を疑問視、その正体について「本当に都民を第一に考える政治家なのかよくわからない」としています。

小池勧善懲悪劇の悪役・石原の狼狽とその腹心の嘆き節

東京都の小池知事が、豊洲問題の元凶である石原慎太郎の責任を問う動きをしている。もちろん、いいことだ。

豊洲市場について「汚染された土地を購入したのは違法だ」と、都に対し「石原元知事に土地代金約578億円を請求すること」を求めた住民訴訟。小池知事は、これまで石原氏に賠償責任はないと言い張ってきた都の方針をあっさり変え、石原追及の姿勢に転じた

さすがというべきか。まず小池知事は公開ヒアリングを自尊心の高い石原氏に求めた。予想通り拒否されると、今度は質問状を送りつけた。中身のない書面が返ってきた。これも想定通りだ。

小池氏は決して密室で石原氏に会うようなことはしない。それでは「勧善懲悪劇にならないからだ。手にした石原氏の回答書を定例会見の場で紹介するだけで、ひとまず十分だった。

自分は聞いていない、記憶にない、分からない、覚えていない、といったような回答でした。都合の悪いことを、むしろ今、私どもにお伝えいただかないと、明確な答えにつながっていかないんじゃないか。作家生活、何よりも都知事を続けてこられた御功績を無になさらないようにしていただきたいと、強く思っております。

そして、いよいよ繰り出した奥の手が、訴訟対応の変更だ。それまでの都側の3人の弁護士を解任し、6人の新しい弁護士に総入れ替えした。その発表のさい、原告側から石原氏へ証人尋問の要求があることについて記者から考えを問われ、小池氏は答えた。

どう対応されるのかは石原さんの判断ですが、(土地購入に関して)どのような決断をしてきたのかは明確にするべきです。今まで逃げている印象があるのは不満がおありでしょうし、石原さんらしくないのでは。

それにしても、訴訟対応の方針を大転換したタイミングは、絶妙というほかない。

東京都議会選挙は6月23日告示、7月2日投開票である。これを見据えて石原氏を追い詰めていくというシナリオは抜群のアイデアだ。

小池劇場の新しい場面を仕立てようという選挙戦略が透けて見える。大悪人を退治する正義の女剣士。第一幕では内田茂氏ら都議会自民党の面々や、自民党都連の幹部たちが、小池氏にぶった切られる敵役だった。

これから夏に向かうシーンで悪役となるのは、もちろん石原慎太郎だ。小池氏は裁判をうまく利用し、弁護団を総入れ替えして、舞台をしつらえた。

安倍総理がトランプ会談で言ってはいけないこと

トランプ大統領就任後、初めての日米首脳会談が2月10日に行われます。日本との貿易不均衡について眉をひそめているトランプ大統領ですが、果たして両首脳はどんな意見をぶつけ合うのでしょうか。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で世界情勢に詳しい北野幸伯さんは、日本の国益のために安倍総理がトランプ大統領に伝えるべき言葉はたったひとつであるとし、その内容と理由を記しています。

安倍総理は、トランプとゴルフをしながら、何を話すべきか?

安倍総理、間もなくトランプさんに会うのですね。別荘で、ゴルフをするとか。それで批判する人がいますが、わけわかりません。

オバマさん、初めて安倍総理に会ったとき、1時間だけしか時間をとらなかった。とてもビジネスライクで態度も冷たかったといいます。一方、オバマさんは、初めて習近平と会った時、計8時間も会談した。2013年当時、オバマが安倍さんを冷遇し、習近平を重視していたことは明らかです。

トランプさんは、「別荘でゴルフをしよう」という。これは、日本と安倍総理を重視しているからに決まっています。今回は、トランプと会う際の注意点を考えてみましょう。

安倍総理がいうべき、たった一つの言葉

まず、「安倍総理訪米の目的」を考えてみましょう。

国益には、主に「経済」(金儲け)と「安全保障」の二つがある。

経済に関して、日本は、アメリカに何も望んでいません。逆に、アメリカが日本に望むことがある。2016年の日米貿易、アメリカ商務省によると、日本の黒字は689億ドル(約7兆7,000億円)だったそうです。トランプさんは、この「貿易不均衡が気に食わない

一方、「安保」では、日本の国益が大いにあります。中国は、「日本には、尖閣だけでなく沖縄の領有権もない!」と宣言している(必読完全証拠はこちら→「反日統一共同戦線を呼びかける中国」)。

日米同盟が弱体化すれば、中国は即座に尖閣を奪うことでしょう。だから、日本は、アメリカの大統領がどんな人であれ、「日米同盟を強化していかなければならない。要するに、安倍総理訪米唯一の目的はこれなのです。

「日米同盟は強固なので、尖閣を奪うのは難しいな」と習近平に「思わせる」こと。幸いマティス国防長官も、ティラーソン国務長官も「尖閣は日米安保の適用範囲である」と断言しています。それで、中国政府は激怒している。

日本は、油断することなく、さらに日米同盟を強化していかなければならない。どうやって? 安倍さんが、トランプの望みを支持しサポートする意志があることを伝えることで。

総理は、いうべきです。「私は、『アメリカを再び偉大な国にする!』というあなたの方針を絶対的に支持します。日本は、アメリカが世界のリーダーでいつづけることを心から願っています」。

すると、トランプは、「なぜだい?」と聞くかもしれませんし、聞かないかもしれません。しかし、「お世辞ではないことを証明する、論理が必要になります。

「もし、アメリカが世界のリーダーでなくなれば、明らかに中国が覇権国家になるでしょう。日本は、尖閣だけでなく沖縄も奪われる。私の老後も、悲惨なものになるでしょう…」。

これでトランプは、「そうか。中国の天下になったらシンゾーの老後は真っ暗だよな」と思うことでしょう。つまり、「ただのお世辞じゃないな」と。

その上で、「私は、アメリカが世界のリーダーでいつづけるために、できるかぎりサポートするつもりです。できることもできないこともありますが、私と日本が『いつもあなたとアメリカの味方』であることを、忘れないでください」。

京都で300年。「願いが叶うお寺」で有名な鈴虫寺のヒミツ

毎週京都の魅力を届けてくださる無料メルマガ『おもしろい京都案内』。今回紹介されているのは、女性に人気の「願いが叶うお寺」、鈴虫寺です。1年中鈴虫の美しい鳴き声が聞こえる癒しのこのお寺、ワラジを履いたお地蔵様にお願いをすると、なんと家まで願いを叶えにきてくれるのだとか。和尚さんの説法も一聴の価値ありとのことですよ。

女性に大人気! 恋愛の願い事が80%叶う「鈴虫寺」

こじんまりした山門は自然石で造られた急こう配の80段の石段の上に建っています。見上げると遥か上の方に少しだけ山門を見ることができます。山門の左手にはワラジを履いたお地蔵様(幸福地蔵)が立っています。正式名は「幸福地蔵菩薩」といい、右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠(ほうじゅ)を手にしています。「幸福地蔵菩薩」は日本で唯一ワラジを履いています。これはこのお地蔵様が参拝した方達の所まで願いを叶え、救いの手をさしのべるために、歩いて来て下さると伝えられているからです。

お地蔵様は道端や山の峠、お墓の入り口などで見かけますよね。お地蔵様の功徳は、この世に生きる私たちの願いを叶え、救いの手をさしのべて下さる存在です。また、地獄に堕ちた人々を救う大きな慈悲の心を持った仏様です。そのために、阿弥陀如来などの仏様が極楽浄土に住んでいるのに対して、お地蔵様は地獄に住んでいると言われています。まず手を合わせてご挨拶をして、門をくぐって進むと鈴虫のいるお堂に案内されます。

鈴虫寺は、「願いが叶うお寺」ということで大人気の観光スポットです。京都市西京区にあるお寺で、正式名称は妙徳山華厳寺というお寺です。創建は1723年で、すでに300年ほどの歴史があります。鈴虫寺と言われる所以は鈴虫は夏の虫ですが1年中鈴虫が鳴いているからです。山門入ってすぐのお堂に入ると鈴虫の心地よい羽音が聞こえてきます。

かつて鈴虫寺の和尚さんが鈴虫の声を聴きながら悟りを開かれたそうです。その和尚さんは鈴虫の声を参拝者に1年中鈴虫の美しい鳴き声を聞かせたいと思ったそうです。それから鈴虫の飼育を始めたと伝えられています。今では7,000匹もの鈴虫が大切に飼育されています。

絶世の美女「額田王」恋の謎。万葉集に見る、いにしえの恋愛事情

日本最古の和歌集として知られる「万葉集」。多くの優れた和歌を収めたこの作品集は、現在も多くの人々から愛されています。今回の 無料メルマガ『古代史探求レポート』では、その中でも「絶世の美女」として有名な「額田王」(ぬかたのおおきみ)に関する和歌を紹介し、解説。その作品からは、当時の多くの英雄や天皇から愛された、彼女の「モテ女」ぶりと、複雑な恋愛模様が見えてくるようです。

万葉の恋の謎を探る

第4回蒲生野万葉短歌会 蒲生野大賞に寒川さん

歌はいいですね。短い言葉の後ろにある世界が大きく広がり、様々な想像の世界を提供してくれます。先週は、万葉の世界の中で、特に歌聖と呼ばれる柿本人麻呂とその死の謎についてお話させていただきましたが、今週も、先週に引き続き、万葉の世界からのお話をさせていただきたいと思います。

今回取り上げさせていただくのは、額田王(ぬかたのおおきみ)の恋の謎です。このお話は、以前にもご紹介させていただくとともに、その解釈をお話しさせていただいたのですが、今回は時代背景や天智、天武の駆け引きも絡めて白鳳時代の恋について考えてみたいと思います。たまには艶っぽい話もいいのではないでしょうか。

紹介させていただいた「蒲生野」とは、「天皇の蒲生野(かまふの)に遊猟(みかり)したまへる時、額田王の作れる歌」として万葉集に紹介されている歌の舞台です。

「あかねさす 紫野行き標野(しめの)行き 野守は見ずや 君が袖振る」

今回は、少し丁寧に歌を味わってみたいと思います。

「天皇の蒲生野(かまふの)に遊猟」とは、天智天皇が668年5月5日、大海人皇子、中臣鎌足を含め、多くの群臣とともに、現在の滋賀県近江八幡市あたりの蒲生野に「薬狩り」を行った行事のお話です。

旧暦の5月5日は、薬狩りの日として決められていました。薬狩りとは、野草狩りのことですが鹿狩りも同時に行われました。これは鹿の角が薬になると信じられていたためです。5月5日には今でも菖蒲湯に入る方がおられると思いますが、野草狩りで菖蒲を取り湯に入れ邪気を払う習慣があったためです。また、よもぎ餅を作って食べるのも、この時の薬草で作って食べたことが起源です。

「あかねさす」は紫の枕詞です。紫野は、染色用の紫草の栽培地です。また、標野は、「標」を張って部外者以外立ち入り禁止にした野の事です。野守は、立ち入り禁止の野だけに、そこの番人がいるということです。従って、歌の解釈は、「紫草の栽培地や、天皇狩場として標(しめ)を張ったその野を行きながら、そんなことをして。野の番人が見るではございませんか。あなたが私の気を引こうと袖を振っておられるのを。」

見事だなと思うのは、「〜行き」が繰り返されているところです。まさしく、ルンルンで心躍る様子がわかります。袖を振った人も我を忘れているような行いをしているのですが、振られた額田王も心ときめいている様子がわかります。この薬狩りが天智天皇の行事であることから、標野は天智天皇の世の下でという意味にも取れます。そう考えると、その野守とは天智天皇のことだとわかるのです。本当にうまい歌だと思うのです。

「ガリガリ君」「ガツン、とみかん」商品名は7文字以内が売れる

まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の赤城乳業の監査役・鈴木政次さんの記事で、前回大反響をいただいた「倒産寸前の会社を救った『ガリガリ君』生みの親が明かす誕生秘話」。今回は「ヒットメーカー」である鈴木さんが「ガリガリ君」や「ガツン、とみかん」など、過去に自身が生みだしたヒット商品の裏に隠された「売れるネーミング」の法則を大公開します。商品の企画やマーケティングに携わっている方は必読の内容です。

『ガリガリ君』 『ガツン、とみかん』 ネーミングは7文字以内が売れる

ヒット商品の鍵を握るのはネーミングです。

ポイントは「なるべく短く作ること」と「形容詞や一般名詞を使わないこと」です。

短く作ったほうがいいのは、口コミがしやすいからです。長いと、覚えられませんし、覚えられなければ、口コミで人に伝わっていきません。

今、赤城乳業で、柱となっているのは次の5つの商品群です。

  • 『ガリガリ君』
  •  『ガツン、とみかん』
  •  『旨ミルク』
  •  『ドルチェTime』
  •  _____他社とのコラボ商品

5番目は別として、どれも商品名が短い

『ガリガリ君』は5文字(6音)、『ガツン、とみかん』は、「、」を除けば7文字です。私が初期に開発した『BLACK』で5文字でした。

商品のネーミングは、経験上、7文字以内がベストだと思っています。

「形容詞や一般名詞を使わない」ほうがいい理由は、まねをされないためです。商標登録が基本的にできません。

私が入社当時に開発した『BLACK』というアイスも形容詞でした。『スーパーソフト』は、なおさらです。

『BLACK』を出してすぐに、他社から似た名前の商品が販売された苦い経験があります。

黒船、再び襲来。トランプ政治が推し進める「米国の日本化」革命

メキシコとの国境に「トランプの壁」を建てると宣言するなど、強硬な姿勢で連日マスコミを賑わせている、米ドナルド・トランプ大統領。一貫して「アメリカ第一主義」を掲げていますが、その真の狙いは何なのでしょうか? メルマガ『国際戦略コラム有料版』の著者・津田慶治さんは「トランプは、米国を日本のような国家にしたいのだ」と持論を展開。さらに、トランプ革命は日本にとって「黒船」であり、それに対抗して日本がとるべき国家戦略は何かを分析しています。

トランプ政治革命は黒船

トランプ政権の政治は、米国の革命であり、そして米国から日本への黒船でもある。それを考察したい。

0.トランプ氏の思想は何か?

トランプ氏は、米国を日本のような国家にしたいのである。日本は自国民を守るために、犯罪が多くなるとして、多くの難民も移民も受け入れないで来たし、自国製造業を守るために、日米貿易摩擦でも結局のところ、米国の自動車を受け入れていない。

自国産業を米国からは守ったが、米国からの要求で日本での製造から、台湾や韓国、中国、今はベトナムなどに日本企業が進出して、それぞれの国で製造した製品を米国や日本に輸出したことで、アジアは日本の技術移転で発展したのである。

日本の製造業を守るために、日本の官僚も企業人も一丸になって、やったのは、自国民の富を守ろうとしたことである。企業は、自社の社員を守るために、海外で製造をしたのである。これによりコストが減り、価格競争力も手にした。

しかし、この日本企業を見ていた米国企業は脱工業化やコスト削減として海外に移転して、自社の労働者を首にして、コストを下げて企業利益を上げて、資本家と企業経営者だけが豊かになった。米企業には自社の労働者を守るという概念がない。このため、格差が拡大してしまったし、貧困白人層の自殺者が急激に増えてしまった。

その上に、それを一歩進めて、世界から優秀な人を米国に呼び込み、国際化を推し進めて、IT企業が繁栄した。異文化主義や多元性、多様性という考え方で、それが正義であるという考え方に立っている。

そして、これを裏付けるために、多様性がある企業の労働者の収入が高くなることを言っているが、元の白人社員や労働者たちを首にして、その人たちは忘れ去られて、落伍者として扱われた。

しかし、トランプ氏の思想は、自国民というか自民族保護という考え方に立ち戻ることになった。これは日本の考え方である。このため、トランプ氏は、日本と同じようなに頑強に国際化を拒否するのである。守るべき自民族の人たちは、非国際化を賛成するはずである。

名作を繰り返し読め。弁護士が伝授、デキる男になるための読書術

良書に触れ、そしてそれを何度も読むことの効用は各所で語られています。そんな中、無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』の著者で現役弁護士の谷原誠さんは、ご自身の読書体験を通して掴み取った「良書を繰り返し読むことによって得られる人生のメリット」について、独自かつ納得の説を記してくださっています。

本を繰り返し読むと…

こんにちは。

弁護士の谷原誠です。

ビジネスに限らず、人生において、良い本を読むことの重要性については、語り尽くされている感があります。そして、良書は一度読むだけではなく、繰り返し読むことが大切だという言葉もよく聞きます。読書が好きな方は、折に触れて読み返し、読むたびに気づきや発見がある、という本が何冊かあるのではないでしょうか。

私も何度も読み返す本があります。自己啓発書でいえば、たとえばナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』、デール・カーネギーの『人を動かす』、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』などは、何度も読み返し、読むたびに新たに得るものがあります。

本を繰り返し読むと、書いてあることをほとんど覚えてしまうほどになります。これは、言葉や言い回しを覚えるということだけではありません。過去に何度も読んだ本を読み返しているとき、その時読んでいる部分の先の内容が自分の頭から出てくるような感覚になることがあります。あたかも、著者の思考によって考え、自分が語っているかのような感覚です。

これはもちろん、その先の内容を記憶しているからそう感じる部分が大きいのでしょうが、私は、著者の真意を理解し思考に近づいた結果であると解釈しています。読むたびに気づきがある、というのは、前回読んだときは、まだ近づけていなかった著者の思考に一歩近づくことによって理解が深まった、とも言えるでしょう。

敏腕コンサルが暴露。これが「信用してはいけないコンサル」だ

世の中にはさまざまな、そして数多くのコンサルタントが存在しますが、相談する側の私たちとしては、何を基準にセレクトすればいいのか迷ってしまうところ。そんな中、無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者で戦略コンサルタントの中久保浩平さんは、かつてのご自分の「恥を忍んで」、信用してはいけないコンサルタントの見分け方を記しています。

こんなコンサルタントは信用するな!

クライアントの獲得に躍起になっているコンサルンタントほど始末の悪いものはありません。

僕がまだコンサルを始めた頃です。恥を忍んでお話します。

集客相談110番、というキャッチコピーのチラシを撒きまくってみたり、1日100件、業種問わずテレアポをしまくり「あいさつに伺いたい」とか、FAXDMを使って1,000件以上の企業や店舗に「無料相談受付中」と送信してみたり、結果はお察しのとおり、全滅でした。

運良く、1人2人と会えたとしても、とにかく契約してもらうことしか頭になく、必死でクロージングしていました。「今契約してくれたら、1ヶ月無料でやります」「この提案を受けてくれたら、あれもこれもやります」みたいな。ほんと、馬鹿です。

いくら無料でコンサルやりますからといったところで、どこの馬の骨かも分からない人間に相談なんてするわけがありません。そんなことすらわかっていなかったのです。今考えると、恥ずかしいを通り越して、恐ろしいです。

僕自身がそうだったように、クライアント獲得に躍起になっているコンサルタントは、完全に自分自社のことしか頭にありません。そんなことで、クライアントの相談になんて親身に乗れるわけがありません。ましてや、アドバイスや提案、提言などができるはずもないのです。全てが自己中なのですから。

現在、コンサルタントという肩書きの人はたくさんいます。経営コンサルタント、マーケティングコンサルタント、営業コンサルタント、webコンサルタント、はたまた美容コンサルタント、飲食コンサルタントなどなど。素晴らしい人も無論いますが、かつての僕と同じような人もたくさんいます。

そして、中には自分の売上のためだけにセミナーを頻繁に開催したり無料相談なんてことをやりまくっています。見込み客⇒顧客化への流れを仕組みにしていると自慢気に語られたことも数知れず。つまり、仕組みといえば聞こえはいいですが、要は顧客獲得に必死なだけ、だったりするのです。