世界的エンジニアに聞く、1年以内に辞める会社との距離感の掴み方

1つの会社で一生を終える時代は終わり、スキルを身につけ、人脈を作って転職や独立起業を視野に入れて働く人は多くいます。そこで問題になるのがいま現在働いている会社との「距離感」です。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では、著者で「Windows95を設計した日本人」として知られる世界的エンジニアの中島聡さんが、読者からの質問に答える形で極意を伝授。個人が会社の仕事で大きな力を発揮するためには、4つのベースとプラスアルファが必要で、それがないのであれば、割り切った関係でいいとアドバイスしています。

会社との「距離感」について悩んでいます

Question

shitumon

今の会社との「距離感」について悩んでいます。「1年以内に辞めること」を決めているので残業時間を学習時間にあてたいのですが、会社が残業ありきのスケジュールを組んでくるので、残業すべきか悩んでいます。

今は「利益に直結すること」だけを優先して仕事を処理し、定時で帰ることを心掛けていますが、そうでない仕事は納期を守れてません。中途半端な正義感、罪悪感があるため、納期を遅らせることにどこか気後れがあります。

  • 正直に今の気持ちを言って仕事を減らしてもらうか
  • このまま自分優先で定時で帰り続けるか

会社とは「どのような距離感」で接していけばいいでしょうか。よろしくお願いします。

中島さんからの回答

会社と従業員の関係は、原則的には「時間や努力」の対価として「報酬、やりがい、経験、人的ネットワーク」を得るというドライな関係がベースにあり、そこに「このビジョンのためなら頑張れる」「この人にならどこまでもついて行きたい」というプラスアルファなものが加算された時に、個人として、そしてチームとして大きな力を発揮することが出来るのです(終身雇用制時代の「この会社で働いていれば、一生面倒を見てもらえる」という発想は時代遅れです)。

この質問を読む限りは、「プラスアルファなもの」は感じられていないようなので、「与えられた仕事を時間内にきっちりとこなす」「残業しなければできないような仕事は断る」などのドライな関係で良いと思います。

しかし、そんな環境に長くいることは、キャリア形成の上でも、人生の充実度の面でもあまり好ましくないので、社内での移動や転職によって、より「プラスアルファ」な部分の多い仕事につくことをお勧めします。

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甘利明が狙う「神奈川覇権」。幹事長内定で菅&小泉の失脚を画策、岸田推しの裏にあった“一発逆転”成功で高笑い

自民党の岸田文雄総裁が党役員や閣僚の人事の検討を本格化させている。党運営の要である幹事長には甘利明税制調査会長を起用。党三役に若手議員を登用するなど改革をアピールし、挙党態勢の構築を強調している。大役を担うことになった甘利氏だが、岸田氏の応援に回った背景にはある思惑があったという。

神奈川県を舞台に繰り広げられたもう一つの総裁選

新総理に選出された岸田氏、慌ただしく人事に着手したが、真っ先に決めたのは幹事長ポストに甘利氏を起用することだった。

甘利氏は安倍氏や、自身が所属する派閥会長の麻生太郎副総理兼財務相と親しく、3氏の頭文字をとって「3A」とも称される。総裁選では麻生派でありながら岸田氏陣営の顧問に就任。安倍氏や麻生氏と緊密に連絡を取る重要な役割を果たし、岸田氏の勝利に大きく貢献した。

朝日新聞によると、甘利氏は30日午前に国会内で麻生氏と会談。岸田氏が検討する政権構想などを麻生氏に伝達し、人事などについて大枠で一致したという。その後、岸田氏の代理として甘利氏が高市氏に電話をかけ、政調会長への決定を伝えるなど、早くも新幹事長として振る舞っているようだ。

二階俊博幹事長に代わり、党運営の要を担うことになった甘利氏。機敏な動きを見せているが、自身は幹事長就任をもともと想定していなかったという。

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甘利氏が狙う“神奈川覇権” 河野氏惨敗で菅氏に勝利

もともと甘利氏が狙っていたのは“神奈川のドン”の座です。神奈川13区選出の甘利さんですが、神奈川には菅さんや小泉さん、そして今回自民党総裁選に出馬した河野さんがいます。どちらかというと、甘利さんはこれまで神奈川で反主流派だったんです」と、永田町の動向に詳しい記者は語る。

現在、神奈川県の自民党を仕切っているのは菅義偉首相。菅氏の下には小泉進次郎環境相、河野太郎規制改革担当相がおり、3人の絆は強いといわれている。甘利氏は微妙な距離があるのだ。

「河野さんの出馬に麻生派内でもっとも強硬に反対したのが甘利さんです。2人は原発問題を巡って過去にいざこざがありました。原発推進派の甘利さんと脱原発を主張してきた河野さんとは考えが一致しません」(前出・政治記者)

菅氏が失脚し、その菅氏と小泉氏が河野氏を応援するのを見て、甘利氏は起死回生を狙い岸田氏の支援に回ったのだ。甘利氏からすれば、岸田氏に勝って欲しいという気持ち以上に、河野氏に勝って欲しくないという気持ちが強かったのだろう。

思惑通り河野氏が敗れ、岸田氏が勝利したことで立場が逆転。神奈川県で反主流派だった甘利氏が主流派になる可能性がある。菅連合の求心力が衰えるのは必然で、甘利氏が神奈川県連で力を振るうことができるのだ。

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幹事長はいわば大きなおまけのようなものだったが、その座を射止めたことで甘利氏の力はより強大になる。今回の自民党総裁選で一番得をしたのは、岸田氏よりも実は甘利氏なのかもしれない。

“河野太郎一座”を台無しにさせた、菅首相の丸出し権力欲と進次郎の自己中

世論調査では自民党の次期総裁にふさわしい人物として一番人気を誇っていたものの、岸田文雄氏との決選投票で惨敗を喫した河野太郎氏。何が河野氏の当選を阻んだのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、その要因として「菅首相と小泉進次郎氏の言動」と「古い自民党の狡猾な戦略」の2点を挙げ、それぞれについて詳細に解説しています。

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河野・小泉・石破の人気3人衆そろい踏みを興覚めにした人物は誰か

自民党の新総裁に岸田文雄氏が選ばれた。河野太郎氏は議員票、党員票ともに思ったほど伸びず、第1回投票で2位、決選投票での逆転もならなかった。

世間の期待度は高いのに、河野氏はなぜ負けたのだろうか。せめて党員票の勢いがもっとよければ、国会議員票も河野氏に雪崩を打っただろう。

色々な原因があるだろうが、菅首相と小泉進次郎氏の言動が深く絡んでいると筆者はみる。

菅首相が総裁選への不出馬を表明したことに関する9月9日の当メルマガで、立候補が取り沙汰されていた河野太郎氏と菅首相の関わり方について、筆者はこう書いた。

河野氏の場合は、自民党が変わるかもしれないという幻想を一時的には抱かせるだろう。だが、そのためには菅氏がきっぱりと権力闘争から手を引き、ゆめ河野氏の後見人のように見られないようにすることが肝心なのではないか。

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ところが、菅首相は潔く身を引くなどという美学とは無縁の人だった。総裁選が告示された9月17日、わざわざ、河野太郎氏を支持すると公言したのである。

そこから浮かび上がったのは、キングメーカーに転身して、権力を維持しようとする姿だった。

それまで、“河野太郎一座”の舞台はすこぶる順調に見えた。河野氏の出馬が、自民党の将来にとってどれほど意味があることなのかを、小泉氏は切々と訴え続けた。9月14日、横須賀市内で記者会見した小泉氏の発言。

「河野さん、いろいろ攻撃されていますけど、なぜこれだけ攻撃されるかと言うと、最大の既得権益と戦っているからなんですよ」

「日本も世界もコロナで変わっているなかで、今までのやり方、発想、発信のあり方に囚われない新しいタイプのリーダーが必要です。河野さんのような強烈な個性が躍動できる懐の深い自民党に変わらなくてはいけない。古き良き自民党に戻ることを国民は求めていない」

現在の自民党は既得権益にまみれた古い自民党であり、それと決別できる政治家は河野氏しかいないと、位置づけたのである。なんと分かりやすいキャッチコピーだろうか。父、純一郎氏の「自民党をぶっ潰す」を彷彿とさせた。

この単純明快さゆえに、菅首相の河野支援は強い反発を呼んだ。小泉、河野両氏の背後で菅首相が糸を引いている。なにが既得権益と戦うだ、なにが古い自民党との決別だ。「改革」をうたいながら、その実、安倍前首相や麻生副総理とともに古い自民党を守ってきたのが菅首相ではなかったか、と。

情に訴えて共感を誘う小泉氏の巧みな弁舌。そのすべてが自己中心的なものに思えてきた。

9月3日、総裁選不出馬を決めた菅首相に面会した後、小泉氏は涙をにじませて記者たちにこう語った。

「悔しいのは首相が人間味のない人だと思われている節があることだ。まったく逆で、温かい、懐の深い人で、息子みたいな年の私に、常に時間をつくってくれて、感謝しかない」

私に時間をつくってくれる温かく懐の深い人。間違いなく、小泉氏にはそうなのだろう。ただし、誰にでも温かくはない。表情豊かな“進次郎節”にはいつもホロリとさせられるが、油断は禁物だ。

 

追い詰められた習近平。米英豪のAUKUS設立で世界に広がる中国包囲網

米英豪が突如発表した、「AUKUS」なる三カ国による安全保障のパートナーシップ。習近平政権が猛反発するこの新たなる対中包囲網は、アジアの安全保障にどのような影響を及ぼすのでしょうか。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、考えうる中国の今後の動きを予測・解説。その上で、日本の対応がこの先大きな焦点となってくるとの見立てを記しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2021年9月22日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

 

【中国】AUKUSに見る豪州のフランス切りの理由と切迫したアジア情勢

EU離脱の英国、AUKUSを影で主導 成果誇示も仏とは険悪に

9月15日、アメリカ、イギリス、オーストラリアが新たな安全保障の枠組みとして「AUKUS」を発表しました。AUKUSとは、オーストラリア、ユナイテッド・キングダム、USAの頭文字をつなげたものです。

つまり、インド太平洋地域の安定・安全を維持するための防衛協力体制です。そして注目が集まったのは、オーストラリアがフランスと結んでいた12隻の潜水艦建造の契約を破棄し、英米の協力のもとで原子力潜水艦を建造することが発表されたことでした。

これに対して、500億豪ドル(約4兆円)もの契約を反故にされたフランスはカンカンで、アメリカとオーストラリアに駐在している大使を召還する事態にまで発展しています。とはいえ、フランス側も建造の期日をどんどん延ばし、オーストラリア国内で現地生産するという約束も進んでおらず、また建造費も当初の4兆円規模から7兆円にまで引き上げていることで、オーストラリアの不信を招いたようです。

フランスとの契約は2016年に行われました。このときの入札には、日本も防衛省や三菱重工、川崎重工の官民連合で挑みましたが、フランスに敗れたことは記憶に新しいと思います。

豪潜水艦の共同開発相手は仏に軍配、日本敗れる

契約では、フランスは2030~2050年までに12隻の潜水艦を建造する予定でしたが遅々として進まず、中国との対立が激化しているオーストラリアとしては、建造が遅れることへの危機感を募らせていたわけです。やはりインド太平洋地域に属するオーストラリアと、フランスとでは、中国に対する危機意識の度合いも違うのでしょう。

フランスとAUKUSとの問題で思い起こされるのは、台湾の台北~高雄(左営)までの高鉄(新幹線)建設のときのことです。李登輝総統時代にフランス高速鉄道が落札しましたが、ゴミ箱すらも価格が高く、おまけに工期も約束と異なりかなり遅れたために、李登輝総統も我慢の限界となり、日本の新幹線技術を起用することになったのです。

やはり工期厳守や技術の確かさは日本のほうが上です。オーストラリアも日本の潜水艦技術を導入していれば、フランスとの関係悪化も招かなかったでしょう。

 

人気か否かは無関係。プレゼントを選びに来たお客様に店員が聞くべき事

プレゼントを贈る際に何より重要なのは、相手に喜んでもらうこと。それだけにギフト選びの時には、出向いた先のショップでの「的確なアドバイス」がありがたいものです。しかしながら、そこに繋がる接客ができている店員さんが少ないと指摘するのは、接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさん。坂本さんは今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』で、プレゼント選びに訪れたお客様に納得していただける接客術をレクチャーしています。

人物が見えるように

お客様がギフトを選ぶ際の接客。当然、店によって数の違いはあるでしょうが、全く経験がないという人は少ないのではないでしょうか。こういう場合、お客様との会話の中で必ずやっておいてもらいたいことがあります。それは、ギフトを贈る相手の「人物像」が見えるようにすることです。

私もいろんなところでギフトを探す機会がありますが、自分自身で買うものをある程度決めている時以外は、やはりプロである販売員の方を頼ることになります。それこそ、贈るアイテムが自分の守備範囲外の場合は、何が良いのかも決めかねるので、販売員の方にアドバイスをしてもらえると助かるわけです。

しかし、その接客の中で、私がどんな相手に贈ろうとしているのかを確認してくれることは本当に少ないなと思います。ギフトを選ぶ上で重要なのは、アイテムそのものもそうですが、それを受け取った相手が本当に喜んでくれるかどうかです。そして、接客の上で重要なのは、その相手がどういう人なのかを知り、相手に合わせてアイテムを選べるかどうかのはずです。

にも関わらず、贈る相手の情報がほとんどない状態で「人気ですよ。おすすめです」と言われても、選ぶ側からすると不安でしかありません。そのアイテムがどれだけ人気でも、贈る相手が喜んでくれなければ意味が無いからです。

お客様がギフトを贈る相手の人物像が見えるように接客するためには、ヒアリングが欠かせません。

「贈る相手はどんなご関係の方ですか?」
「身長や体格はどのくらいですか?」
「普段はどんなものをお好みなんですか?」
「使うシチュエーションはわかりますか?」
「どんな風に見られたい方ですか?」
「何かお悩みなどをお持ちの方ですか?」

選ぶアイテムによって、聞くべき情報と必要のない情報がありますから、絶対にこれを聞けば良いというものではありません。ただ、上記のように、ヒアリングを重ねることでそのお相手がなるべく明確に浮かぶような接客でいないと、お客様は商品を選んでも納得感を感じにくくなりますし、クロージングも決まりにくくなってしまいます。「そんなお相手の方なら、これがおすすめです」が言えるかどうかです。

販売員なら頭ではわかってはいるはずなのに、普段の接客でなかなかできないのがこういう部分です。もちろん尋問ではなく、いかに会話を通して、特にギフトの場合は、いかに楽しくアイテム選びをしてもらえるようにするか。

ここを忘れずにいていただきたいと思います。

今日の質問です。

  • 自分がギフトを選ぶ時に、わかっていないと困る情報は何ですか?
  • ギフト接客をする時に、お客様からどんな情報を聞きますか?

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立川談志の名言通り。「タブレットが教育をダメにする」の大ウソ

文科省が推進する「GIGAスクール構想」において、一人「悪者」にされている観のあるタブレット端末。果たしてそれは真実と言えるのでしょうか。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では著者で現役小学校教諭の松尾英明さんが、今は亡き落語家・立川談志師匠の名言を引き合いに、その真偽を考察しています。

【関連】「GIGAスクール構想」のタブレットは子どもに悪影響を与えないのか?

「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術 mag2 0001211150 2021/9/28

GIGAスクール構想以前 学校教育の本質的な問題を捉える

学級づくり修養会「HOPE」での学び。

子どもの扱うタブレット端末の難しさについて話し合った。するとメンバーの一人から、次のような意見が出た。

落語家である故・立川談志師匠の名言に「酒が人をダメにするんじゃない。人間はもともとダメだということを教えてくれるもんだ」がある。

つまりこの教えにならえば、タブレット端末が教育をダメにするのではない。今の教育のダメな面、至らない点をタブレット端末が教えてくれているだけではないか。そのように考えようというのである。

この意見にはメンバー一同「目から鱗が落ちる」という思いだった。毎回終了後に「今日一番の学び」というのをそれぞれ投稿するのだが、この言葉が最も印象に残ったようである。

なるほど、そのように見ていけば、今起きている問題を単純にタブレット端末その他のせいにするのは間違っている。教育現場の本質的な問題が浮き彫りになっていると考えればいい。そう考えれば、問題がはっきり見えるということを逆手にとって、そこからアプローチすればいいとわかる。

例えばICTを用いたオンライン授業を行うと、普段の教室で起きるのと同じような問題が浮上してくる。遠隔でオンライン授業をする際、子どもが家にいるとはいえ、あくまでも授業中である。子どもの姿が端末画面に見えているのだが、しばらくすると明らかに姿勢が崩れていく子どもが出る。

この現象に対し「教室だと指導できるのに」「家だと気が抜けてリラックスしすぎる」「パソコンを使うと姿勢が崩れる」と嘆いても意味がない。

姿勢が崩れるという現象は、あくまでも目に見える現象である。目に見えない部分、その本質は別にある。普段から立腰に対する意味付けや指導ができておらず、子どもに適切な筋力を育てられていない証拠である。

もっと重いものだと、端末を用いたいじめ問題が起きた場合が考えられる。端末を安易に悪用されない工夫は確実に必要である。一方で、これは端末によって、潜っていた問題が表出化したともいえる。端末どうこう以前の本質的な問題があったと考える方が妥当である。

いじめが既に見えていて解決していないのであれば、その状態で端末を自由に使えるように渡すのは愚行である。いじめ問題の解決が優先事項であり、端末に対しては制御を大きくかけて厳しく管理する必要が出る。

問題の本質を外さない。GIGAスクール構想自体の問題点が指摘されやすい。しかし本質的には、そこではなく学校教育自体が大きな問題を抱えているという証拠である。

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活用しなけりゃ意味がない。マーケティングこそ「論より証拠」なワケ

先日掲載の「『モノを売ったら終わり』じゃない。今さら聞けぬマーケティングの本質とは」では、変化し続けるマーケティングの定義と概念を順を追い解説し、具体的事例を挙げ「マーケティング的発想」を説き明かしてくださった、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さん。今回坂口さんは自身のメルマガ『j-fashion journal』で、マーケティングの歩みを改めてレクチャーするとともに、そのマーケティングこそが「論より証拠」である理由を詳説しています。

【関連】「モノを売ったら終わり」じゃない。今さら聞けぬマーケティングの本質とは

 

マーケティングは遅れてやってくる

1.マーケティングの歩み

マーケティングは大量販売から始まった。「大量生産された大量の商品をいかに販売するか」が「マス・マーケティング(マーケティング1.0)」である。

マス・マーケティングが主流だったのは、需要が供給を上回っていた「モノ不足時代」である。需要が多いので、作れば作るほど売上は伸びたし、大量に作った商品を大量に販売することこそ、マーケティングの目的だったのだ。

やがて、供給が需要を上回る「モノ余り時代」が到来する。そして、「生活者主導のマーケティング(マーケティング2.0)」が提唱された。

作ったものを売るのではなく、売れる商品を作るという発想の逆転が求められるようになったのだ。売れるものを見いだすために、マーケットインの発想が重要だと言われるようになった。こうして「我々は商品を売るのではない。顧客満足を売るのだ」と言われ、顧客満足がマーケティングの新たな指標となった。

現在はグローバル化とICT化が加速し、「価値主導のマーケティング(マーケティング3.0)」の領域に高度化したと言われる。

企業活動は、利益追求から社会的貢献が求められるようになり、マーケティングは世界を良くするための事業や活動のための戦略と定義されるようになった。

グローバル化やICT化は、経済格差や環境汚染を引き起し、その反省のもと、国連ではSDGsを提唱している。これも価値創造活動の一環と言えよう。

2.実ビジネスとの時間差

マーケティング理論は、時代の先端で発生する新しい事象やビジネスを分析し、新しいマーケティング概念を創造する。

しかし、実際の市場の変化には時間が掛かる。最先端のマーケティングを実践するのは、一部の企業に過ぎない。

時代の変化に対応しない企業活動の一例として、「新聞の勧誘」があげられる。景品を配って新規購読契約を促すのは、市場シェアの拡大のためである。

高度経済成長の時代、地方から都会へと人口が集中し、団地や郊外の住宅開発が盛んだった頃こそ「新聞の勧誘」が最も盛んだった時代である。他の新聞より早く契約を取ることで市場シェアが確保できたのだ。

新規顧客獲得が最も効果的なのは市場拡大時期である。人口が減少し、新聞の発行部数が減少している市場縮小時期には、リピーター顧客獲得が需要になる。

例えば、契約期間が長期になるほど割引率が高くなるとか、長期購読者だけにサービスを提供することが求められる。

あるいは、「マイレージ」のように、買えば買うほど得をするサービスが求められているのである。

多くの企業はマスマーケティングの原理で活動しているし、経営者もマス・マーケティングの常識から抜けていない。あるいは、未だにマス・マーケティングさえ十分に取り組めない企業が多いのだ。

 

長谷川京子が離婚を発表。「顔面激変」の原因は夫の浮気?ポルノ新藤晴一と別居報道で関係修復は絶望

ハセキョーの愛称でも知られる、女優の長谷川京子(43)に別居報道が飛び出した。夫は人気バンド「ポルノグラフィティ」のギタリスト・新藤晴一(47)。2008年に結婚して13年目に訪れた大きな危機、そこには夫婦関係にヒビが入ることになったある原因があったようだ。

長谷川京子とポルノ新藤晴一が別居で離婚秒読み

スカウトをきっかけに高校生で芸能界入りした長谷川京子。1996年、高校3年生の時に女性ファッション雑誌「CanCam」(小学館)の専属モデルオーディションに合格し、広く知られるようになった。

その後、女優業にも進出し、『天体観測』(フジテレビ系)、『ドラゴン桜』(TBS系)、大河ドラマ『功名が辻』(NHK)などに出演。2008年、交際わずか3カ月で新藤晴一と“できちゃった結婚”した。2人の間には12才の長男と9才の長女がいる。

女性セブンによると、長谷川は現在自宅を出てマンションで一人暮らしをしており、新藤とは別居状態。平日は主に新藤が、週末は長谷川が子供の面倒を見ているという。

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今年の春頃から長谷川はマンションを探していたといい、その頃から夫婦の別居生活がスタートしたようだ。夫とはほとんどコミュニケーションを取らない生活を続けているとみられる。

長谷川は昨年の6月から自身のYouTubeチャンネルを開設し、自宅キッチンで料理の腕前を披露する動画を定期的にアップしていた。

しかし、3月21日に「子供が喜ぶ!そぼろご飯のお弁当」という動画を最後に自宅キッチンを公開していない。

どうやらその背景には、すでに自宅を出ていたことがあるとみられ、別居はその頃から始まっていたのかもしれない。

新型コロナウイルスの影響で、新藤は自宅で作業することが多くなり、夫婦の微妙なバランスに変化が生じたことが別居の理由だと記事は報じている。

長谷川京子が「唇おばけ」になった原因は夫にあり?

新藤と結婚し出産した後は、子育てを優先しながら仕事をセーブしてきた長谷川。とはいえ、元モデルだけあり美貌とスタイルはキープされ、「美しいママ」として同世代女性から絶大な支持を集めていた。

そんな長谷川に“異変”が起き始めたのは2016年頃。清楚系だった長谷川の顔が何やら“変わってきた”と話題になったのだ。

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「当初はメイクが変わっただけなのかと思われていましたが、顔のパーツそのものが激変してしまったと騒がれるようになりました。特に印象的なのが唇です。それまで薄かった唇が急にぷっくりとし、ネットでは“唇おばけ”などと揶揄されるようになりました」(スポーツ紙の芸能記者)

女性はメイクや髪型で印象がガラリと変わるものだが、長谷川の場合はその変化が急激すぎて、かつてのイメージがなくなってしまった。昔の姿を知る人が今の長谷川京子を見た場合、すぐに「あのハセキョー?」と気付かないかもしれない。

高須クリニック院長の高須克弥氏は週刊女性の記事の中で、「エラボトックス!あご先ヒアルロン酸!唇ヒアルロン酸!“プチ整形三種の神器”をやっているようなお顔ですね~」と指摘。“唇おばけ”はヒアルロン酸を打っている影響ではと推測した。

それに加えて、濃いめの口紅を塗ることで、唇がより強調されているのかもしれない。

「顔面の激変ぶりが話題となった頃から、長谷川さんは大胆に肌を露出する衣装を着たり、下着姿になるモデルのお仕事をしたりと、かなり“攻めた”行動を取るようになりました。とてもお子さんが2人いるママの仕事とは思えません。トーク番組でも過激なことを言うようになりましたし、その変貌ぶりに多くのテレビ関係者が驚きました」(前出・芸能記者)

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なぜ、清楚系だった「ハセキョー」が激変してしまったのか。そこには夫である新藤晴一のある行動が影響しているようだ。

仕事が遅い外注先に悩む担当者必見。目からウロコの解決策とは?

会社の業務の中には、外部の業者にお願いする仕事が数々あり、お願いした仕事の納期は守られて当たり前のはずですが、そうではないケースもままあることです。サイト更新の外注先が自ら口にした納期を守ってくれないという悩みに答えるのは、『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』著者で人気コンサルの永江さん。業者を変えてもしばらくしたら同じ状態になる可能性が高いと伝え、確実に期限を守らせるためには「これ一択」と、目からウロコの対処法を授けています。

対応の遅い外注先への対処法

Question

shitumon

永江さん、こんにちは。私は自社サイトのディレクションを担当しています。外部のサイト制作会社に更新をお願いしていますが、対応が遅かったり「〇日までに対応します」と相手から約束しておきながら遅延したりしています。

このような問題に対処する方法はありますでしょうか?私は「遅延したらペナルティを課す」「サイト制作会社を他社に切り替える」くらいしか思い浮かびません……。どうぞよろしくお願いいたします。

永江さんからの回答

対処法は簡単で、ズバリ「ギャラを上げる」一択です。意外に思われるかもしれませんが、ぶっちゃけ対応を後回しにされたり納期が遅延したりするのってギャラが安いから(相手にとって優先度が低いから)ですよね。「ギャラを上げたら期日を守ってくれますか」と交渉したら対応がガラリと変わると思います。

他社に切り替えたところで、初めはスムーズに進むかもしれませんが、徐々に忙しくなってきたら同じことの繰り返しになるでしょう。そもそもWeb制作会社って少数精鋭で運営している企業がほとんどなので、多忙な時はやむを得ず対応が遅れることはままあります。

かと言って大手に依頼すると数倍以上の価格差があるので、初めから相手にとっての優先度を上げた方が得策です。「他よりも優先してここの仕事をやればメリットがある」と感じさせる方が、ペナルティを課すよりよほど効果があると思います。

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業績好調のロレアルに学ぶ「ライフタイムバリュー」重視のメール戦略

対面販売を重視してきた高級化粧品ブランドは、コロナ禍での制約により苦戦しているイメージがありますが、世界最大級の化粧品会社で有名ブランドを多く展開するロレアルは、コロナ前の2019年と比較しても増収増益と伝えられています。業績好調の理由を紐解くのは、メルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』著者の理央さん。顧客へのメール送信など、これまで店舗の美容部員が個別にしていたことをブランドとして行うようになるなど、ライフタイムバリューを重視した戦略に学ぶべき点があると伝えています。

なぜロレアルは、ブランドとして優良顧客にメッセージを発信するようにしたのか?

ロレアルの業績が好調です。ロレアルは世界でも最大級の化粧品会社で、「ランコム」、「メイベリン」「キールズ」、などといった有名ブランドを多く抱える大企業です。2021年の上半期は、昨年対比で増収増益。2019年と比較しても増えているので、コロナ前の水準に戻ったということです。

その日本ロレアルがここのところ、化粧品を購入した顧客のスマートフォンに、ランコムや、キールズといったブランドからのメールを、定期的に届けるようにしたそうです。

海外の高級ブランドからお客様へのコミュニケーションは、やはりイメージを植え付けるための、洗練されたテレビCMや、ファッション雑誌でのブランド訴求の広告が中心でした。そして、ブランドのイメージが自分にマッチする、と感じる顧客層が、デパートの1階にある化粧品売り場に来て、専門の美容部員の方にコンサルティングを受けつつ購入する、いわゆる対面での販売への誘導が一般的でした。

実際に、日本ロレアルでもこれまでは、現場の美容部員の判断でメールや手紙を送っていたそうですが、これからはランコムとかキールといった、ブランドからのメッセージを顧客に送るようにしたそうです。

日経新聞によると、ロレアルでは、「これまでの製品中心の考え方から、顧客を中心に考えていく方向に転換した」とのこと。

化粧品に限らず、製造業の場合、どうしても特別に差別化されたものを作りたい、という考えから、製品をいかに良くしていこうかと考えます。これはとても正しいことなのですが、同時にお客様に買ってもらえなければ、どんなにいい製品を作っても、ビジネスとして成り立ちません。今はロレアルのように、お客様のことをより深く考えて、欲しいと感じてもらうようにしよう、という動きをする企業が増えてきています。

今回ロレアルは、1人のお客様が最初に買ってもらって、ずっと買い続けてもらい終わるまでの間に、どの程度の収益が上がるかを示す、「お客様の生涯価値=ライフタイムバリュー」を重視するとしています。具体的には、「買ってもらえる期間、1回あたりの単価、購入の回数」の3つの掛け算で計算します。ここに、広告や販売促進費などのコストも計算に入れて、その事業やブランドの収益性を評価します。

商売として、お客様が一度だけの購入ではなく、ある程度の長い目で見て、リピートで買ってくれることを、考慮に入れているのです。これまでは美容部員さんが中心になって、自分のお客様にしていたことを、ブランドとして行っていくことにしたということです。やはり高級な化粧品といっても、商売は商売ですので、売り切りではなく、継続の商売にしていく、という姿勢が、好業績に繋がっています。

このロレアルの事例から学べるのは、ブランドを構築し、マネジメントすることは、単なる手法論ではなく、収益の計算や投資対効果も含めて、中長期的な「事業戦略」にすべきということです。あなたもぜひ、自社の製品やサービスを振りかえり、LTVの視点で考察をしてみてください。

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