WHO「コロナは空気感染せぬ」の判断ミスを招いた時代遅れの常識
新型コロナに関して長らく「空気感染の可能性はない」としてきたWHOが、その見解を改めたのが今年の4月後半。それまでの間になされた不十分な対策により、多くの命が奪われる結果となってしまいました。なぜ専門家集団はこのような誤…
Details新型コロナに関して長らく「空気感染の可能性はない」としてきたWHOが、その見解を改めたのが今年の4月後半。それまでの間になされた不十分な対策により、多くの命が奪われる結果となってしまいました。なぜ専門家集団はこのような誤…
Details秋までに行われる衆院選を前に、活動を活発化させる各政党。コロナ対策の失敗もあって自民党の苦戦も予想されていますが、識者はどのような見立てをつけるのでしょうか。今回のメルマガ『宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話』では著者でジャーナリスト・作家として活躍中の宇田川敬介さんが、解散総選挙とそこまでの政局を読み解く端緒として、3つの特徴からなるという現状の分析を行っています。
8月に入って、オリンピックムードからあまり政治の話や経済の話が目立たなくなってきました。
テレビもそのほとんどがオリンピックの話で、あれだけ開催前に反対していたり、開催の延期を求めていたことが完全に嘘であるかのようです。
開催反対を主張していたテレビ局が、もっとも大きくオリンピックを取り上げ、一日17時間もオリンピック関連番組を行っているのは、さすがにネット上でも奇異に感じるようで、様々な反論が出ています。
ある意味で、これらの行為は「マスコミの自殺」でしかないという評価になります。
さて、その「マスコミの自殺」ということも含めて、今年の8月は、9月頃に行われるであろう「解散総選挙」についてと、そこまでの政局について考えてみることにしましょう。
本メルマガは、8月中の5回を使って現状分析と、その政治を取り巻く内容をしっかりと見てゆくという趣旨で、まずは現状分析を行いたいと思います。
さて、まず現状分析ということに関して言えば、いくつかの特徴があります。
一つ目は「長期政権後の短期政権」ということになります。
まずはこのことを考えないといけません。
長期政権というのは「マンネリ化」が大きな問題になります。
どんなに素晴らしい内容の政治をしたとしても、同じ権力構造が続くと「マンネリ化」という雰囲気が出てきてしまいます。
本来であれば、「安定」ということは一つの価値のはずなのですが、なぜか日本人は「飽きた」とか「長い間同じはおかしい」などという変な論理があります。
これは、戦後の高度経済成長によって「右肩上がりに成長することが当然」という、世界ではありえないことが、日本の経験上では存在しているということになるのです。
そのために「同じ顔のトップが長期間続く」ということに関して、「停滞している」という感覚を持ってしまうところが少なくないと思います。
諸外国の歴史を見れば、そのようにして「変化を求めて悪化する」ということは少なくないのですが、なぜか日本やアメリカというのは、「変わる」ということの期待感を大きく評価してしまうということがあるのです。
アメリカのブッシュ大統領から変わったオバマ大統領も、また日本でも民主党政権の誕生の時に「チェンジ」ということをキーワードに選挙が繰り広げられました。
実際に「どのように変わるか」ということは全く言わない状態であり、有権者側が勝手に「自分の思い通りに変わるであろう」という期待感をもって政権交代が行われたことになります。
しかし、その結果はいずれも中国の台頭を許すことになり、現在になってその「後遺症」に苦しんでいるということにほかなりません。
オバマ大統領が圧力を掛けなかったことによる南シナ海環礁埋め立ては世界的な問題になっていますし、また、ウイグルや香港の人権問題も、来年のオリンピックのボイコットにまで進んでいます。
日本の民主党政権に関しては、そのことによって尖閣問題や竹島問題が大きな問題になり、韓国が東京オリンピックを政治利用するというような問題行動につながるようになっています。
現在起きている問題だけでも、そのような状況になっているのです。
厳しい経営状況でありながらも値上げをしない、1杯170円という破格の値段の立ち食い屋さんがあります。開店と同時に客足が途切れないという人気の秘密は、値段以外にもありました。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、「愛される店」を作り上げているその戦略について語っています。
大阪・新世界。シンボルである通天閣の真下に、その立ち食いそば・うどん屋さんはあります。
かけそば・かけうどん、1杯170円。立ち食いとは言え、このご時世にこの価格でやっていけるのでしょうか。
お店は、プレハブのような簡素な造り。時代の流れとともに傷んできた外観は、手を加えていないであろうことはわかります。手描きらしき絵看板は、一部が剥がれたまま放置されています。
「三吉(さんきち)うどん」。
51年前に創業したこのお店を、いまは2代目が継いでいます。創業者である先代が夫婦で始め、先代が亡くなった後、息子が継ぐことになりました。
運送業からの転職ということもあり、何もわからず、手探りで始めたそうです。母親にも教えてもらい、なんとかやっていけるように。息子の代も夫婦で切り盛りしています。
朝5時半から、ご主人ひとりで仕込みを始め、奥さんの出勤後、朝9時には開店。開店と同時に、お客さまが入ります。お客さまの8、9割は常連さん。近くに住む人、働く人が、入れ替わり立ち替わりやって来るのです。
なぜ、それほどの人気があるのでしょうか。
いつも機嫌のいい人、いつも不機嫌な人、どちらと親しくなりたいかは、聞くまでもなく前者ですね。でも、何があっても機嫌を損ねないというのはなかなか難しいもの。子どものうちから、周囲の大人が「機嫌よく過ごすコツ」を伝えていく必要があるようです。今回のメルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』では、著者の柳川由紀さんがご機嫌でいるために必要な3つの“K”に加え、親自身がお笑い芸人「ぺこぱ」のポジティブツッコミのような言い換えを意識すると、子どもの口癖にもなり前向きで機嫌の良い子に育つと伝えています。
もはや死語になってしまった言葉に「ごきげんよう」があります。国語辞典には、「出会ったときや別れるときに相手の健康を祈って使う挨拶の言葉」とあります。機嫌よくいることが、健康に繋がるというように解釈できますね。
機嫌良く過ごすことの大切さは、長い歴史の経験則から裏付けされた人間の真理かもしれません。
3Kとは「感謝する」「干渉しない」「勘ぐらない」です。ちょっとしたことにも「ありがとう」と思えたり言えたりすると気分が変わります。今の自分があるのは、周りの人や物のおかげであることに異論がある人は少ないでしょう。相手や物に思いをはせて感謝をすることは、機嫌よく過ごすことに繋がります。
また他人に干渉しないこと。他人と自分は価値観も考え方も違います。干渉して心を煩わされるより、そのままの相手を認めて干渉しない方が自分も相手もご機嫌で過ごせます。
そして勘ぐらないことです。あれこれ想像して悪い意味に考えてしまって思い悩む、と言うパターンが意外に多いんです。想像するのではなくて、実際に行動してみなければ分かりませんよね。あれこれ勘ぐるのはやめましょう!
与えるとは物を与えることではありません。人から親切にされたり、よくしてもらったりするのは善意を与えられていると言えます。他者から何かをしてもらうと、行動だけでなく、その思いやりや気持ちに心動かされます。あなたからも、誰かの役に立ったり、助けになったりすることで、「与える喜び」を感じましょう。
にこやかに過ごすことです。たとえそんな気持ちになれなくても、鏡の前で微笑んでみて下さい。不思議なことに、自分の笑顔でも、心までふっくらと温かくなってきます。
また、言葉に工夫をすることで気分を切り替えられます。いつまでもネガティブな感情にこだわっていては、ご機嫌どころか、不機嫌な状態になります。「まあいいか」「こんなところかな」「とりあえず○○だな」というように、ひとまず棚上げする能力も必要です。そして、ネガティブな言葉が出てきたら、ポジティブな言葉に言い換えるよう意識しましょう。
お笑い芸人の「ぺこぱ」さんは、物事をポジティブに捉える漫才で有名です。極端ではありますが、あのように物事を前向きに捉えて言葉に出せると気分も変わり、ご機嫌でいられます。
子どもは親を見ています。親が毎日口にする言葉は、子どもにとっても口癖になります。同時に親の態度も見られていますよ。いつも笑顔で前向きな親でいられると最高ですね。そんなご機嫌な人物を目指したいものです。
image by: Shutterstock.com
今年4月に俳優・勝地涼(34)との離婚を発表し、シングルマザーとなった女優の前田敦子(30)。逆境に負けじと、最近ではドラマや舞台で大活躍し、女優としての株が急上昇している。そんな前田に早くも新恋人との熱愛報道が出た。しかし、離婚からわずか3カ月という“スピード半同棲”に不倫を疑う声も上がっている。
前田の新しい恋を報じたのは8月3日発売の『女性自身』。記事によると、お相手は7歳年上のファッションデザイナー・森川正規氏(37)で、前田は頻繁に森川氏が住むマンションに出入りし、半同棲状態にあるという。
森川氏はあのレディー・ガガにも認められた人物で、2012年にはガガの世界ツアーの衣装を手掛けたことで知られている。2015年には29歳の若さでパリコレにも進出した、ファッション業界では有名なデザイナーだ。
前田は大阪で公演中だった出演舞台の休演日である7月19日にわざわざ都内に戻り、森川氏のマンションに宿泊したといい、さらに別の日には子連れで出入りする姿を見たというマンション住民の証言なども記事には掲載されている。
【関連】嵐・大野智が売り飛ばされた?極秘プライベート画像が裏流出、6年交際シンママか、関係悪化のビジネス仲間か、恨みを買って相次ぐ裏切り
芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。
「正式に離婚してからわずか3カ月で、新恋人と半同棲報道には驚きました。前田さんと森川さんの2ショット写真はありませんが、マンションに出入りする前田さんの写真が撮られています。交際関係にあるかどうかは不明ですが、親しい関係にある可能性は高いでしょう」
女性自身の取材に対し、前田の個人事務所は「事実無根です。コメントは控えさせていただきます」と回答。森川氏のマンションに前田が複数回出入りしていることに対する説明はなかったという。
現在前田はシングルマザーのため、どんな男性と交際しようが何も問題はない。ただ、気になるのは離婚してからまだ3カ月しか経っていないということだ。
【関連】韓流アイドルが中国で逮捕「死刑か去勢か」の窮地に。元EXOクリスの未成年性的暴行に高い代償、キムタク次女Koki,も“被害者”に
前田は前夫である勝地と結婚する前、2017年3月にアパレル会社役員のAさんと熱愛報道が出ている。当時の報道によると、2人は2016年の夏ごろから交際し、1年後には破局したとみられている。
「Aさんは俳優の松田翔太さんと仲が良く、前田さんは松田さんにAさんを紹介されて交際に発展したといわれています。今回前田さんのお相手として報じられた森川さんも、松田さんを通じて知り合ったのではとの声が聞こえてきます。もしかしたら、前田さんが離婚する前からの知り合いだったかもしれません」(前出・芸能記者)
前田が勝地と離婚したのは今年の4月。しかし、2020年6月には別居が報じられており、そこから少なくても1年近く正式に離婚するまで時間があったことになる。
もはやこの時期は結婚生活が破綻していたかもしれないが、もし離婚前に前田が森川氏と関係を持っていたとすれば問題があるかもしれない。
「離婚後わずか3カ月で半同棲状態になるというのは、一般的に見たら早すぎて疑問を抱くかもしれません。ただ、前田さんは恋多き女性として有名ですから、好きになってしまえば関係はないでしょう。交際が本当だとしても、そのスタートが離婚前か離婚後かで印象はだいぶかわってきますね」(前出・芸能記者)
【関連】木村拓哉が静香の暴走に激怒か。イタリア滞在中に夫婦仲にヒビ?koki,は炎上&cocomiは大コケでキムタク家族に起きている異変
ネットでは「さすがに早すぎ」「事実ならちょっと節操がない」「あっちゃんはやっぱり恋愛依存体質だな」などの声があがっている。果たして、真相はどこにあるのだろうか。
家で過ごす時間が増えると、これまでは気づかずにいたペットの異変に気づくことも増え、さまざまなケースに応じた対処法を知りたいという飼い主さんが多くなっているようです。メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』著者で獣医師の佐藤先生が今回教えてくれるのは、「すり傷」の応急処置。2つの正しい対処法と、手当てするときに注意すべきことを伝えています。
お家時間が多くなり、ペットといる時間が多くなった事でちょっとしたケガも見つけてあげらえるようになりました。飼い主さんが、知らないところで、犬や猫が家で擦り傷を作っていることがあるため「見つけたら、どんな対処をすれば良いのでしょうか」と聞かれることが多いので、今日は正しい対処法を2つをご紹介したいとおもいます。
傷口を消毒する前に行なうべきことがあります。それは傷口を水道水で洗うことです。犬や猫は、傷口をペロペロと舐めて治す修正があります。お口には沢山のバイキンがあります。そのために、傷口に付着した汚れや細菌が口から体内に侵入し感染症を引き起こす可能性がないとも言い切れません。まずは、傷口を清潔にすることを最優先しましょう。
少し血がにじむ程度の出血であればそのままでも問題ありません。しかし、血が滴り落ちるほどの出血が見られる時には止血する必要があります。
一番ポピュラーなのは「圧迫止血」です。傷口にガーゼやタオルを当て、強く抑えて止血する方法です。汚れているガーゼやタオルを使うと、傷口から細菌やウイルスが侵入します。つまり、傷を悪化させる可能性があります。止血で使用するものは、必ず清潔なものにしましょう。手袋やポリ袋を使って血を止めるのが良いと思います。
●補足
出血がひどいと命の危険があります。これらの応急処置をしたら急いで病院に連れて行きましょう。ケガをしていると痛みから興奮気味な場合もあります。ハードキャリーに入れるか、猫なんかは洗濯用の大きなネットに入れて病院に連れて行く方法もあります。
image by: Shutterstock.com
韓国で「国民的SNS」とも呼ばれるメッセンジャーアプリ、カカオトーク。その創業者で貧困家庭の出身である男性が、サムスン電子の御曹司・李在鎔氏を追い抜き韓国一の富豪に浮上した事実をご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年を超える日本人著者が、歴代の個人最高寄付額を記録するなど、韓国の「新しい富豪のあるべき姿」を作り出しつつある金範洙(キム・ボムス)氏の素顔を紹介しています。
ラインなどと同じようなアプリのカカオトークは日本でも知られていると思う。その創業者が金範洙(キム・ボムス、55)氏だ。7月30日、米ブルームバーグによると、金範洙氏は134億ドル(15兆3,631億ウォン=1兆4,632億円)の純資産があり、121億ドルの李副会長を抜いて韓国第一位となった。金範洙氏の財産は、株価急騰で今年だけで6兆8,790億ウォン=6,550億円増えた。ブルームバーグは「成功したIT(情報技術)企業の創業者が財閥を抜いたのは、韓国では記念碑的な事件だ」と評価している。韓国で最近流行語にもなっているフクスジョ(土のスプーン)出身で、本人の能力だけで韓国最高の富豪に浮上し、歴代の個人最高寄付額を記録するなど、新たな金持ちの形を作り出している。
土のスプーン出身というのは、金のスプーン出身と対照をなす語で、いってみれば庶民出身という意味である(ちなみに金のスプーン出身は、金持ち出身という意。韓国では食事の際、金属の箸とスプーンを使うことからきている)。金範洙氏の場合は、庶民というより、かなり貧困な家庭環境だったようだ。全羅南道潭陽(チョルラナムド・ダムヤン)からソウルに引っ越してきた両親の下で、2男3女の3番目として生まれた。父親は肉体労働や大工の仕事をし、母親は飲食店で働きながら子どもたちを育てた。祖母をふくめて8人家族が狭い一間で暮らしたという。
金範洙氏は親戚の家の小部屋で勉強しながら、5人兄弟の中では唯一人、大学に通った。ソウル大学の進学に失敗して浪人していた時代には、心が乱れるたびに「血書」を書いたエピソードも有名だ(どのような血書かは筆者はおさえていないが、必死合格とかそんなことであろう)。
このように極貧を経験した金範洙氏は、自ら、貧困に対するトラウマについてしばしば言及した。
「貧しい子供時代を経験したわたしは、30代に至るまで『金持ちになること』だけが人生の成功と思って走ってきた」
と告白する。金範洙氏は今年1月、妻と子どもを含む親戚にカカオ株式33万株を贈与した。これは幼年時代に共に苦労し、犠牲的に自分の面倒をみてくれた姉や弟らへの感謝の感情が反映されたものと見られる。
開幕1週間にして金メダル17個と史上最多記録を更新し、日本人選手の活躍に沸く東京五輪。競技については純粋に応援する人も多くいるものの、周辺の話題として海外在住日本人に届く日本からの情報はネガティブなものが多いようです。今回の『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』では、著者でニューヨーク在住の人気ブロガーりばてぃさんが、東京五輪に参加中の海外選手たちが発信する明るく前向きな情報を紹介。どうしても日本人選手の動向に注目してしまう今、別の視点での五輪情報を伝えてくれます。
今週のおすすめYouTube動画は東京五輪関連から。イギリスの水泳飛び込みのトム・デーリー(Tom Daley)選手のYouTube動画です。
東京五輪についての日本語メディアは比較的否定的なものが多い印象。これはアメリカにいてウェブメディアからしか情報を得られないから特に話題になっていて目立ったニュースしかみてないからかもしれませんが、それらをみている限りでは今回のオリンピックに対しては否定的で、海外メディアを訳して伝える日本語メディアも否定的なものが目につきます。例えば、暑さが酷評とか、ベッドが段ボールとかなどなど。
でも、実際に選手またはプレスや関係者として参加している方々の個々人のSNS発信をみているとそこまで否定的でもないのです。そもそも大きな大会で多くの人が参加するので何かしらのミスはあるでしょうし、不具合もあるでしょう。少なくとも選手はそのあたりは把握しているでしょうし準備もしているはずです。加えてこの1年でスポーツの大会がまったくなかったわけではなく、パンデミック中も感染対策をしながらスポーツ大会は開催されてます。
なので、選手たちは基本的に大会運営の指示に従うだけなのです。もちろん、その中で不具合があったり、変更すべきを思えば声をあげるだけなのです。声があがったから日本の今回の東京五輪が大失敗だっただけでないですし、おもてなしができなかったわけでもないのです。
で、実際、選手個々人のSNS発信をみていると残念がっているのは、観光ができないことくらいで、他は概ね満足している様子を伺うことができます。
例えば、上述したようにトム・デーリー選手のYouTube動画。宿泊しているお部屋だけでなく選手村の様子を撮影してくれていまして24時間営業の食堂や、選手村を走るトヨタさんのセルフドライビングカーなど驚きながら紹介しています。
ちなみにトムさんはマティ・リーさんとシンクロナイズドダイビング10メートル高飛び込みで金メダルを獲得。それについても動画にしてて、家族や友人が喜ぶ姿に感動します。
なお、BBCがトム・デーリー選手のこれまで軌跡と東京五輪に向けた意気込みを記事にしているので、宜しければどうぞ。
● 【東京五輪】 「僕はゲイで五輪金メダリスト」 ベイビーの夢実現……トム・デイリー選手の物語 – BBCニュース
東京五輪の大会関係者を乗せた乗用車が1日、東京都内の首都高速道路で車両2台に相次いで追突する事故を起こし、そのまま走り去っていたことが明らかになった。毎日新聞などが報じた。しかし、この事故を「当て逃げではない」との考えを大会組織委が示し、国民から怒りの声があがっている。
事故を起こしたのは大会ボランティアとして車を運転していた神奈川県に住む会社員の50代男性。警視庁によると、車両は前方のトラックと軽ワゴン車に相次いで衝突し、軽ワゴン車に乗っていた女性2人が負傷し搬送された。
大会関係者1人を千葉県へ運ぶ途中だったといい、男性は警察の調べに対して「スタッフを送ることを優先した」と話しているという。
五輪関連の交通事故が増える中、東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(SP)は2日、この“当て逃げ”事故について問われ、「逃げているような状態は一切ありません」と否定。
その上で、「すでに警察の調査が始まっている。当て逃げという表現について、最終的にどう表現するかは調査を終えたところでお伝えしたい」と話し、事故は“当て逃げ”ではないという考えを示した。
だが、五輪ボランティア男性が運転する車両は車2台にぶつかった後、前方部分が大破したまま十数キロ走り続けており、これを「逃げている状態ではない」といえるのだろうか。
男性が千葉県内のインターチェンジを降りたところで、同県警が停止を求めて職務質問。これがなければ男性はそのまま会場まで大会関係者を乗せ、送り届けていただろう。
高谷SPの詭弁とも捉われかねない言い訳。大会関係者が絡む交通事故は、五輪が開幕した7月23日以降、今回の事故を含めて76件発生。事故以外にも一時不停止や違法駐車の放置などの交通違反が28件確認されている。
東京五輪に関わる人間は何か不都合な問題が起きた時、五輪を正当化するために詭弁的にならなければならないのだろうか。
今回の当て逃げ事故に関する高谷SPの詭弁はここ最近の政治家や官僚にも類似しているといえる。
全国知事会は1日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた4府県への緊急事態宣言の追加発令を受け、対策本部の会議をオンラインで開き、都道府県境をまたぐ夏休みの旅行や移動について、「原則中止・延期」を国民に呼びかけるよう、政府に求める緊急提言をまとめた。
これを受け、加藤官房長官は2日午前の会見で「政府としても夏休み時期における感染拡大を抑えていく必要があると考えている」と同調している。
県境をまたぐ帰省は中止の一方、国境をまたぐ五輪は続行という矛盾。政治家や官僚は国民の行動を制限するにもかかわらず、東京五輪については何も言及しない。まさしく詭弁そのものである。
お盆直前のタイミングで出された規制の原則中止。国民からは怒りの声が噴出し、さまざまな意見が上がっている。そんな中、ネットでは「帰省」の大喜利合戦で盛り上がっている。
【関連】元国税が指摘する「医療崩壊」のウソ。病院のカネ儲け主義が日本を弱体化させる
「帰省しないという決断は簡単。僕の役目は帰省に挑戦すること」
「感染したらという仮定の質問にはお答えできない」
「安心安全な帰省を目指す」
「帰省が感染拡大に寄与するというエビデンスはない」
「コロナに打ち勝った証としての帰省」— 羽 (@Hane_em) August 2, 2021
帰省中止に国民からは
→
「強い警戒感を持って帰省に臨む」
「帰省の定義は定かではない」
「バブル方式での帰省を検討しているためご指摘にはあたらない」
「色々な意見はあるのは承知しているが万全の体制で努力している」
大喜利ですな— pyon_kichi (@pyon_kichi) August 2, 2021
国民
「帰省という言葉の意味が分かりかねるので、回答は差し控えさせていただく。」— #かっこいい大人 を目指す、ソーシャルアクティビスト。 (@ReiwashinsenOen) August 2, 2021
また、お盆のこの時期に国民が一斉に帰省することで、“抗議デモ”の一環にしようという声もある。行動制限に反発してみんなで帰省すれば、それがデモやストライキのようになるのではないかという考えだ。
市民デモの一環として無視して一斉に帰省しまくるのもアリかもしれない https://t.co/EtS6NgBIoX
— 溺れかけたたい焼きくん (@momochi_f) August 2, 2021
帰省が実質大規模デモになったの良かったっすね
— mickoh (@mickoh) August 2, 2021
自粛して県境の移動をしないを守るのが政権支持、気にせず帰省する(てチケット払い戻し面倒だ)が松ちゃんのいう政権に対するプラカードなきデモで反政権側みたいなパラドックスが起きてない?
— すり身 (@surimi77) August 2, 2021
【関連】お盆目前の“帰省禁止”案に不満続出。「五輪で人流抑制」の矛盾に若者あきれ顔、菅内閣支持率さらに低下へ
全国知事会から提言されたことで帰省は禁止ということになりそうだが、よく見ると「原則禁止」となっている。ということは、永田町や霞が関の論理では“例外もある”ということになる。
解散総選挙を前に、政治家たちは是が非でも地元に帰りたいはずだ。帰省する政治家も出てくると見られるが、その時どのような言い訳をするのだろうか。
かつて安倍首相(当時)が桜を見る会で参加者を募集した事実を国会で問われた際、「募っているが募集はしていない」という珍発言をした。
「原則禁止」の中、選挙のために里帰りする政治家たちも、「里帰りはしたが帰省はしていない」、「帰省ではなく旅行の認識だった」などという言い訳をするかもしれない。
長らくデフレから脱却できずにいる日本ですが、アメリカでは加速するインフレへの懸念が高まっているようです。今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤先生が、ここ最近激増したというインフレに関連する記事を、ニューヨークタイムズの表題を引く形で紹介。さらに「日本への影響はない」とする記事に対して異を唱えるとともに、その理由を記しています。
海外の新聞報道で「インフレ」に関連する記事が激増しています。最近のニューヨークタイムズの表題を見てみましょう。
7月28日
インフレは共和党とバイデン大統領の支出をめぐる新たな争点に
共和党は、バイデン大統領の支出計画がインフレを招くとしていますが、ホワイトハウスは、この提案がコスト抑制に役立つとしています。
7月26日
インフレは到来したが、ワシントンは物価上昇を抑制しようとはしていない
6月までの1年間で5.4%上昇した消費者物価指数をはじめ、さまざまな指標でインフレ率が上昇している。
7月22日
家賃の上昇がインフレを促進する恐れ
米連邦準備制度理事会(FRB)やホワイトハウスの関係者は、急激な物価上昇は過ぎ去るものと考えていました。家賃の上昇は、それをゆっくりと衰退させる可能性があります。
7月15日
インフレをどれだけ心配すべきか?
最近、手頃な車や新しいアパートの賃貸契約のために市場を探し回らなければならない人は、気付いているかもしれません。物価が高くなっているのです。
7月14日
パウエルFRB議長、インフレ率の上昇が数ヶ月続くと予想
ジェローム・H・パウエルFRB議長は下院議員に対し、パンデミックからの再開に伴いインフレ率が「顕著に」上昇し、今後数ヶ月間は高止まりした後に緩やかになる可能性が高いと述べた。
7月14日
インフレが「一過性」でないとしたら?
物価上昇はしばらく続くと考える専門家が増えている。
7月13日
物価が再び急上昇、FRBとホワイトハウスはインフレ懸念の緩和を求める
消費者物価指数は6月までの1年間で5.4%上昇。中古車価格が急激に上昇したことで急上昇しました。
7月9日
インフレが再燃した場合の資金管理方法
長期投資家は、標準的な分散型株式・債券ファンドに固執することを望むかもしれませんが、インフレがコントロールできなくなることを心配する人のために、ヘッジ手段が用意されています。
7月8日
欧州中央銀行は、インフレ対策の戦略を変更
フランクフルトの欧州中央銀行本部は、公式目標である2%を超えるインフレが一時的なものと思われる場合には、それを容認すると述べた。ユーロ圏のインフレ率はここ数カ月、中央銀行の目標である2%前後で推移している。
【参考】Inflation Is New Battle Line as Republicans and Biden Spar Over Spending