日本人ゆえの信頼か。大谷翔平と山本由伸が「超長期契約」を結べた訳

認証試験をめぐる大規模な不正が発覚し、国内すべての生産工場の稼働を停止するダイハツ工業。日本の軽自動車市場で3割ものシェア持つ同社は、なぜこのような事態に陥るに至ってしまったのでしょうか。今回のメルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』では現役の精神科医で作家の和田さんが、その原因を独自の視点で考察。さらに自身の長年の人生から得たという教訓を綴っています。

終身雇用や年功序列は悪なのか。ダイハツ不正問題から見えてくること

ダイハツが認証試験で不正をやっていたことがバレて全車種が出荷停止となり話題になっている。

【関連】ダイハツは、その先に絶望しかない「不正の階段」を上ってしまった

同じトヨタグループの日野自動車でも昨年エンジン調査の不正があったのが記憶に新しいが、トヨタがいろいろな意味で、期限とかノルマが厳しすぎるのが問題という話もあがっている。

調べてみると、三菱、スバル、スズキそのほかと2015年以降だけでも、ものすごい数の不正が明らかになっている。

バブルがはじけて以来、日本型経営がやり玉にあげられて、終身雇用や年功序列が古いという話になっている。

ここで不正がいろいろと暴かれるには二つの側面があるだろう。

一つは、終身雇用や年功序列の時代と比べて、圧倒的に会社への忠誠心が薄れたので、内部告発などが横行するようになったということだ。

2017年の日産、2018年のスバルなどは内部調査によるものだ。

ただ、社内調査や国交省からの調査依頼によるもののほうが多い。

ここで、もう一つ考えないといけないのは、終身雇用や年功序列のシステムは、製品の品質管理には正のインセンティブになっていることだ。

このシステムで勤めている人たちは、会社がつぶれては失業するし、会社の評判が落ちると自分たちの給料が減るということがわかっている。

年功序列というのは、多くのエコノミストが批判するものだが、若い頃安い給料でものすごく働いて、中高年になったら仕事が減るのに給料が上がるというシステムだ。

若い頃、安い給料で働いている人たちは「歳をとったら楽になるから」という言葉を信じて一生懸命働く。要するに、この時期に会社に金を貸しているようなもので、それを子どもの学費や家のローンが厳しくなる中高年になって返してもらえるという合理的なシステムだ。

そして、会社がつぶれると、その借金は踏み倒されるし、会社の利益が減っても、予想通りの賃金がもらえなくなる。

だから、社員たちは会社のブランドイメージを守るために必死になる。

もちろん、この手の不正隠しのようなことをやってバレたときの心配もするだろう。

実は、終身雇用、年功序列は、製品のクオリティを守るのに役立つシステムだったのだろう。

実際、このシステムの頃の日本は、国際競争力というのは、値段の安さでなく、製品のクオリティの高さだった。

実際、私のアメリカ留学中、終身雇用で有名だったハーレー・ダビッドソンとホールマークというカード会社は、圧倒的なクオリティを誇っていた。

ただ、日本人というのは、終身雇用で雇用が保証されていてもさぼらないという不思議な信頼があるようだ。

大谷の10年契約に続いて、山本が12年契約でドジャーズに決まった。

長期間、給料が保証されていたら、さぼられたり、故障されても仕方ないし、けっこうそんな選手がいるのも事実だ。

記録的な長期契約のために、記録的な総額になっているが、くそまじめな日本人ゆえの信頼のように思えてならない。

ただ、私は、この手の長い目でみるという発想は嫌いではない。

アメリカ型の株主資本主義は、企業を短期的な利益追求に走らせる。

今回のダイハツの事件だって、そういう背景は否定できないだろう。

この記事の著者・和田秀樹さんのメルマガ

アボカドって実は「フルーツ」なんだ!こんなにもある“食べたら良いこと”

栄養価が高く、濃厚な味わいが人気のアボカド。実はフルーツだって知ってましたか? 今回の無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、サラダに入れても、醤油とワサビで食べても美味しいアボカドの効用についてご紹介しています。

フルーツなんですね

アボカドは「生命の源と言ってもいいほど高い栄養価が魅力のフルーツ」なのだそうです。なかでも、ビタミンA、C、Eが全て揃っているのが魅力で、3つの相乗効果でよりよい効果が期待できるそうですが、特にビタミンEはナッツなどに多い栄養素で、フルーツに多いのは珍しく、抗酸化成分で、肌のシミ、シワなどの老化防止、血行を促進する効果があるそう。

また、ビタミンAの素となるβカロテンは皮膚や粘膜を健康に保ち、ビタミンCは肌のハリを保つコラーゲン生成に欠かせない成分で、さらに、整腸作用に有効な食物繊維はバナナやレタスの数倍、利尿作用の高いカリウムも多く含み、体内の不要物を排出してくれるそう。

コレステロール値を減らしてくれるリノール酸や動脈硬化の予防効果のあるオレイン酸などの不飽和脂肪酸、カルシウムや鉄、美肌作りで注目度の高まっているコエンザイムQ10などもバランスよく含まれているそうですよ。

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高齢ドライバー2800人超を調査。ADHDが事故のリスクを高める研究結果

加齢による運動能力や反射速度、判断力の低下は如何ともしがたく、社会問題化している高齢ドライバーの事故。「高齢者」と一括りにしてしまいがちですが、それぞれが抱える状況でリスクに違いはあるもの。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』では、65~79歳の2,832人の高齢ドライバーの運転記録を用いたアメリカでの調査結果を紹介。注意力が足りない、落ち着きがないなどADHD傾向の高齢ドライバーの場合は、事故リスクが高くなるというデータを示しています。

ADHDの高齢者における自動車事故

ADHDと自動車事故との関連は以前から指摘されてきました。今回は、特にADHDの高齢者における急ブレーキ、違反等の事象を調べた研究をご紹介します。

ADHDの高齢者における自動車事故
Motor Vehicle Crash Risk in Older Adult Drivers With Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder

65~79歳の2,832人が対象となりました。44か月間の自動車に装備された記録機器からのデータを用いて、急ブレーキ等の事象を調べました。

結果として、以下の内容が示されました。

  • ADHDがある場合には、急ブレーキのイベントが7%増加していました。
  • 自己申告で、違反切符の発行を伴う違反が102%増加していました。
  • 自己申告で、自動車事故は74%増加していました。

要約:『ADHDのある高齢者では、急ブレーキや事故等の危険な事象が増加する可能性がある』

加齢による運動能力や反射速度の低下等に、ADHDの不注意や衝動性が加わると、より危険性が高まる可能性が考えられました。

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萩原みのり芸能界引退のナゼ。最大手スターダスト所属でも“飽和状態”な20代半ば女優たちの厳しい現実

大手芸能事務所スターダスト所属の女優、萩原みのり(26)が芸能界引退を表明しました。代表作が無く、名前や顔でピンとくる人は少ないかもしれませんが、キャリア13年の26歳での引退は早すぎると惜しむのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さん。しかし、20代半ばの女優が「飽和状態」にある日本の芸能界で生きていくのは本当に厳しいようです。

萩原みのり引退!に見えてくる“芸能界残酷物語”

週末の『日刊スポーツ』、『有馬記念』の予想に目一杯だった私の頭の中でしたが、15面右隅の小さな記事に思わず目が釘付けになってしまいました。

それは“みのりん”こと“萩原みのり芸能界引退”を知らせる記事でした。

萩原といえば、2年前の『RISKY』では心に傷を持つヒロインを演じ上げ、テレビ関係者の間からは高い評価を得ていた役者です。

最近では森七菜と奥平大兼の『君は放課後インソムニア』にも出演しています。

目立たず、でもしっかりと番手の役目を果たしていた女優が突然芸能界引退…芸能記者の端くれとしても、胸騒ぎを覚えないはずがありません。

しかも萩原はキャリア13年、まだ26歳という若さですから、今後の鍛錬の成果では所属事務所の先輩・北川景子に追いつくことも、追い抜く可能性だって夢ではないはずです。

本人の「たくさんたくさん悩んで、決めました」というコメントの裏には、どんな思いが含まれているのでしょうね…。

私の知り合いのベテラン芸能マネージャーに話を聞けば、「20歳代半ばの女優は今、過密状態にあるからな…」と教えてくれました。

少ないパイを、たくさんの才能溢れる女優たちが奪い合っている状態だと言うのです。

大雑把に調べてみても…今田美桜、小芝風花、中条あゆみ、杉咲花、芳根京子、黒島結菜…豊作です。

事務所内だけみても、永野芽郁、小松菜奈、新木優子、本田翼…若くても老け役の出来る役者や、年齢がいっていても高校の制服がまだまだ似合う女優まで考えれば「萩原の営業まで手が回らないョ…」というのが現場を預かるスタッフの本音なのかもしれません。

これに加え萩原は、2018年5月に『ソニー・ミュージックアーティスツ』から『スターダストプロモーション』に移籍しているのです。

何のための移籍だったのか、詳細は明らかにされていませんが、移籍後ドラマや映画の出演数が一気に増えたことは確かです。

サンド富澤「M-1」容赦なきブッコミにナイツ塙は真顔でドン引き、スタジオ氷結。あの「後輩ドッキリ炎上事件」蒸し返しはアリかナシか?

24日、テレビ朝日系で生放送された「M-1グランプリ2023」。平均世帯視聴率は関東地区が17.2%、関西地区が28.0%の高視聴率を記録した漫才頂上決戦は、「令和ロマン」が「さや香」「ヤーレンズ」との最終決戦を制し、歴代最多のエントリーとなった8,540組の頂点に立った。すべての若手漫才師が目標とする同グランプリは毎年大きな話題となるが、今年は審査員を務める「ナイツ」の塙宣之が若手コンビ「ミーナ」に仕掛けた、「M-1決勝に確実に進める権利を確約する」というドッキリが壮大に炎上するという「やらかし」があったため、塙に対しても視聴者の興味が集まった。そんな中にあって番組オープニングで松本人志に軽く騒動について触れられた塙は、神妙な面持ちで噛みながらもその場をしのぎ本番がスタート。しかしこのあと、時間差でサンドウィッチマンの富澤たけしが「ミーナ炎上騒動」をぶっ込んでくるとは、誰一人として想像はしていなかった。

M-1絡みの「八百長」ドッキリを仕掛けるという悪質さ

ユーチューブチャンネル『ナイツ塙会長の自由時間』の企画として、ホリプロコム所属の若手お笑いコンビ「ミーナ」に対しM-1絡みのドッキリを仕掛けた塙。「漫才協会vs吉本興業」という構図を作りたいM-1サイドが今年から設定した決勝戦の「漫才協会枠」への進出権を、ニーナに確約するという悪質なドッキリが、事務所全面協力のもとスタートしたという。

かような「八百長」とも言えるオファーを受け入れたミーナの2人だったが、予選2回戦であえなく敗退。「決勝進出」を約束されていたはずが追加合格もなく彼らは激しく動揺したと言うが、本来はミーナが敗退した時点でドッキリの趣旨を打ち明ける予定だった塙は、「ネタばらしするタイミングがなくて」という理由で放置していたという。その後しばらくしてミーナの2人を呼び真相を洗いざらい話したところブチ切れられたと、パーソナリティを務めるラジオ番組で塙が語っている。

このドッキリに対して、ネット上には批判が殺到。「ドッキリ?イジリ?いや、パワハラ事案でしょ」「塙って漫才協会会長じゃなかったっけ?それがこんな酷いことをするとはねぇ」「コレはダメだろう。芸能界引退したほうがいい」等の厳しい言葉がポストされる事態となり、中には「頼むから審査員降りてくれ」「流石に今年は審査員降りるべき」と、M-1審査員の降板を迫る書き込みも多数見られた。

【関連】ナイツ塙が大炎上。若手芸人ミーナに「M-1決勝の進出枠を確約」ドッキリにSNSに溢れる「パワハラ」「審査員やめろ」の猛批判

松本のジャブに噛みながらもボケ封じの謝罪

それだけに「塙は当日、欠席するのではないか」と、番組はオープニングから注目を集めていたのだが、早速松本人志が「いやー、塙が休まなかったねー。何があったんかなと思って僕もヤホーで調べたんですけど」ジャブ。このイジりに対して「すみません、爆笑の前にネットがばく…爆発してしまいまして」と、噛みながらも神妙な表情でボケを封じて謝罪した塙はその後、繰り広げられる若手たちの熱いお笑いバトルに、審査員としての職責を果たしていた。そのままつつがなく進行すると思われた番組だが、「異変」が起きたのは中盤だった。

サンド富澤の「ぶっ込み」に真顔でドン引きの塙

それは、敗者復活戦から勝ち上がってきた「シシガシラ」のネタ後、彼らが暫定2位となった時のことだった。同じく審査員を務めるサンドウィッチマンの富澤たけしが、「僕の情報だと…敗者復活は漫才協会のミーナだったんですけど、違ったんですか?」と、いきなり塙のミーナ騒動にぶっ込みをかましたのだ。これに塙は真顔でドン引き。スタジオも一瞬凍りつきおかしな空気となってしまった。

この件について、バラエティ番組の制作経験もある業界関係者は以下のように語る。

「松本さんがオープニングで炎上事件にツッコミを入れたのは誰が見ても“お約束”ですよね。富澤さんのあの発言については意見が分かれるところですが、私の見立てでは富澤さんの“芸人の矜持”の現れではないかと。あの席についてドッキリ炎上騒動に触れないのは芸人としてどうなんだ、という思いからのぶっ込みだと受け取っています」

愛あるボケなのか、はたまた悪意ある嫌味なのか。ネット上では、この富澤の時間差ぶっ込みに対して賛否の声があがっているのは事実だ。ともあれ「令和ロマン」の髙比良くるま、松井ケムリの両氏には最大限の賛辞を送りたい。

英誌『エコノミスト』が特集するほどの“偏向”ぶり。なぜ大半の米マスコミは「反トランプ」で信用を落としているのか?

来年の米大統領選に向けて、アメリカでは民主党と共和党をめぐり報道合戦が激しくなってきているようです。しかし、その報道は必ずしも「公平ではない」と、英国の経済誌『エコノミスト』が指摘しているほどに偏っています。今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、不法移民問題にフタをしようとする米マスコミの意図的な偏向報道について苦言を呈しながら、世界一の大国の未来を憂いています。

報道不信のなかで行われる米国大統領選

今年最後のメルマガになりました。来年2024年は米国大統領選の年です。

共和党はトランプ、民主党はバイデンが出てくることは間違いないでしょう。

米国大手メディアは圧倒的に「反トランプ」です。大統領として不適格だという報道が山のようにされています。

問題は、多くの米国民がそのマスメディアの報道を信じていない事です。この問題を英誌エコノミストが12月16日号で特集しています。

「メディアとメッセージ、ジャーナリズムと2024年米国大統領選挙」という特集です。

記事をみて見ましょう。

「アメリカのジャーナリズムは民主党に寄り添っているようにみえる」

 

アメリカ国民のメディアに対する信頼は急落している。

 

その大半は共和党によるものである。報道が民主党寄りに偏っているという非難に拍車がかかっている。

 

我々(エコノミスト誌)はこの問題に学術的調査を行った。メディアがどちらかの党に偏向しているかどうかを調べたのである。

 

その結果、ジャーナリストは民主党議員が使う言葉を好む傾向があるため、メディアと民主党の間には確かに親和性があることがわかった。

 

しかも、この格差はドナルド・トランプの大統領就任以降拡大している。

 

バランスの取れた言葉で政治を報道するメディアの数は減少している。

この記事の著者・大澤裕さんのメルマガ

ダイハツは、その先に絶望しかない「不正の階段」を上ってしまった

年の瀬に世間を賑わせている、ダイハツ不正問題。今回は、メルマガ『食品工場の工場長の仕事』の著者である河岸宏和さんが、なぜ大企業の不正が繰り返されてしまうのかについて詳しく語っています。

なぜ、不正は繰り返されるのか

2023年12月、正月までのカウントダウンが始まっている時期に、ダイハツ工業が車の衝突試験で不正を行っていたと言う大きな報道が伝わってきました。

不正の対象がこれまでの6車種から64車種(開発中・生産終了も含む)に拡大したと発表されています。この発表に伴いダイハツは、全社で出荷を停止し、生産も中止しています。自動車業界で過去に行われた、燃費を良く見せる不正と異なって、組み立て語の、国の車両検査を省略出来る「型式指定」に基本になるデーターの不正は、最悪、指定が取り消されると、販売停止、販売された車に対する対処など、非常に大きな問題になります。

エアーバックの不良のリコールなど、一部の部品を交換するだけで、対処が済めばいいのですが、車の基本的な設計に関するような不正であれば、販売されていた、車を買い戻すなどの処置が必要になってしまいます。

今回の不正を行っていた作業者、上司、役員たちが、小さいと思っていた不正が、最悪の結果、市場回収が必要になり、ダイハツ自体が無くなってしまうと言う、大きなリスクがあることがわかっていたかどうかが大きな疑問になります。

食品業界を見れば、雪印食品が、利益のために、外国産牛肉を国産と称して、偽装し、国に買い取らせ、補助金をだまし取り、廃業に至った例があります。目先の利益、自分の部門の利益だけを考え、行動し、結果として、会社全体が無くなった例があるのです。

この、雪印食品の事例を「他山の石」として受け止めていれば、目先の一秒のために、会社全体を危険な崖に立たせていることに気がつかなければならなかったのです。

なぜ人は毎日「同じこと」を繰り返していると成長できなくなるのか?

普段と同じ行動ばかりとっている人間に「成長」はありません。今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、メールマガジンのネタを探すためにも、自分の成長のためにもやっている「とあること」を紹介しています。

普段から外れる

僕がメールマガジンを書き始めて痛烈に感じていること。

それは、普段通りだと書けなくなるということです。

これを読んでくれている読者の方からも「よくネタが尽きませんね」と言われることが多いのですが、ネタなんてとうに尽きています。

だから、普段通りの生活をしていると書くことなんて無くなるのです。

今の生活や仕事で言うなら、僕はしょっちゅうパソコンに向かって作業をしています。

研修講師の仕事なんて実はほとんどデスクワークなので、椅子に座ってうんうん唸っている時間の方が長い。

それが続くと家や普段使っているカフェから動くことがありません。

そうすると、自分の頭の中にあることだけで原稿を書かなければいけなくなってしまいます。

でもそんなのたかが知れているので、あっという間にネタが無くなります。

販売をやっていた頃も同じでした。

接客販売という仕事だったので、お客様が毎日違う中で考えることはたくさんありはしました。

しかしある程度経ってくると、お店で起こることなんてそう変わらず、書くこともなくなってきます。

だからあえて普段から外れることをかなり意識しているのです。

昔だったらまず行かなかったところへ足を運んでみるとか。

自分の興味があるかないかは置いておいて、とりあえず体験だけはしてみるとか。

何もすることがなくても、ひとまず出かけてみて散歩程度に歩いてみるとか。

何でも良いから普段から外れると、そこに思ってもみなかったことが存在しています。

それが良いか悪いかはその時々ですが、いずれにしてもネタにはできるから別に良いのです。

カカクコム、食べログ、クックパッドを成功させた男・穐田誉輝の「経営哲学」とは?

カカクコム、食べログ、クックパッド…多くの人が一度は使ったことがあるこの3つを成功させた経営者をご存じでしょうか? 今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者土井英司さんは、その穐田誉輝氏の魅力と経営哲学を語った一冊を紹介しています。

【これぞ経営者の鏡】⇒『ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー』

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ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー

野地秩嘉・著 プレジデント社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、カカクコム、食べログ、クックパッドを成功させた、知る人ぞ知るやり手経営者、穐田誉輝(あきた・よしてる)氏の魅力と経営哲学に迫った一冊。

著者は、ノンフィクション作家の野地秩嘉(のじ・つねよし)氏です。

信頼できる経営者たちが、口々に穐田氏の話をしていたので、どんな経営者かぜひ知りたいと思っていたところに、本書が出たので、早速手に取ってみました。

本書のオビには、堀江貴文氏、松浦弥太郎氏、小山薫堂氏が推薦の辞を寄せているのですが、普段口の悪い堀江貴文さんが、穐田氏の前では襟を正すと聞いて、俄然興味を持ちました。

読んでみると、なるほど、素晴らしい経営者です。

大好きだったおばあちゃんのDNAを引き継ぎ、「人の喜ぶ顔が見たい」という気持ちで事業に取り組む。

そんな穐田氏の姿勢に、良い経営とは何か、考えさせられる、素晴らしい一冊です。

ベンチャーキャピタリストからキャリアを始めた著者の伸びる会社を見極める視点、ユーザー目線の先を見る事業構想力、周囲を幸せにしようとする姿勢、意思決定の原理原則…。

起業家、経営者なら、きっと行間から経営で大切なことを受け取るに違いありません。

「起業=自己実現」と考える経営者が多いなか、穐田氏が目指すのは、ユーザーの不便をなくすこと。

ユーザーが「あればいいな」と思っているものを提供することこそが経営と信じる穐田氏の姿勢に、経営の要諦を見ました。

著者の野地氏が、歴史や周辺情報、他のIT起業家との対比を入れながらまとめてくれているので、内容豊かな読み物に仕上がっています。

関係者の証言から、穐田氏がいかに愛され、尊敬される経営者かが伺えますね。

完全に見捨てられたウクライナ…世界は「絶望しかない時代」に突入した

国際社会が注視する中、さらなる人道危機の悪化が懸念されるイスラエルによるガザ地区侵攻。しかし世界には、ほとんど顧みられることがない数多の紛争が存在していることもまた事実です。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、そのような「見捨てられる国と人々の悲劇」が作り出される構図を詳しく解説。さらに今現在の国際社会には、もはや平和的な状況は存在しないとの個人的な見解を記しています。

安定と平和の世界が終わるとき-ガザ・ウクライナ対応の失敗がもたらす地獄絵図

「これまで30年にわたり続くコンゴ東部を主戦場とする戦いで、600万人が命を失い、100万人以上のコンゴ人が国内を明日知れない恐れに駆られながら流浪している」

「コンゴではアメリカのフロリダ州より少し大きいくらいの地域で、100を超える武装勢力が自身の優位性を訴えるために、日々互いに殺戮を繰り返している」

「そのような状況下にも関わらず、コンゴの地下に眠るレアメタルを目当てに外国資本がコンゴに殺到しているが、誰もコンゴ国内で起きている悲劇には目もくれない」

12月19日付のニューヨークタイムズが、アフリカ地域の首席特派員であるDeclan Walsh氏の記事を掲載し、上記のような状況を伝えました。まずWalsh記者とこの記事を掲載したニューヨークタイムズの勇断・英断に敬意を表します。

実際この記事にどれほどの読者、そしてリーダーたちが注目し、具体的な対策を考え、実施に移すのかは分かりませんが、イスラエル・ハマスの戦いやガザにおける人道的危機、ウクライナの市民がロシアからの攻撃に晒される恐怖と悲劇に比べると、欧米諸国とその仲間たちの国々に暮らす私たちの注意を引くことは少ないのではないでしょうか?

ロシアによる侵攻と攻撃を受けて命を落としたり、家を追われたりしたウクライナの市民。

イスラエルからの猛烈な攻撃に晒されて、ガザという非常に狭い折の中で生命を無差別に奪われた2万人超の市民。

ハマスによる攻撃によって人質に取られ、人間の盾に使われているイスラエル市民と外国人。

これらすべての人たちに対し、哀悼の意を表するとともに、即時停戦と人質の即時解放を訴えます。

しかし、この他の地域において同様、またはそれ以上の恐怖に晒され、いつ終わるともわからない地獄に直面する人々はどうでしょうか?

シリアではわかっているだけでも50万人が戦いの巻き添えになり、命を奪われました。

イエメンでは、イランとサウジアラビアの代理戦争と言われる戦いを通じ、これまでに分かっているだけでも37万7,000人以上が命を奪われています。

アフガニスタンでは、アメリカが完全撤退してから、今年起きた大地震による死者を除き、タリバンとその他の武装勢力との間の戦闘で少なくとも24万人ほどの一般市民が亡くなっています。

ごくたまにニュースに登場するスーダンの内戦では、ここ1年ちょっとの間に少なくとも50万人の市民が亡くなっていますし、イラクではアメリカ軍の撤退後、30万人以上が亡くなったという情報が入っています。

そして先ほど紹介したコンゴでは、死者数は600万人を超えましたが、これまで30年間、国際社会からの関心はほぼ皆無と言えます。

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