広末涼子に“ポイ”された鳥羽周作に世の女性は同情。「広末に振り回されただけ」と芸能記者

女優・広末涼子(43)とのW不倫で世間を賑わせた、フレンチレストラン「sio」の元オーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)の現在について、10日『文春オンライン』が報じている。文春によると、鳥羽氏は騒動以来、広末と会っていないこと、「冷静になってまずは妻と話をする」などと話しているという。

広末に“ポイ”されたのか?

夕刊紙の記者は鳥羽氏に同情的だ。

「まあ、相手は超一流の芸能人。好感度の問題もあるだろうし、広末さんはああ見えて子煩悩。一連の騒動で、彼女も少しは冷静になったんじゃないか。鳥羽さんは長野にオープンした古民家レストランで料理人として再起を…とのことだが、シェフとしてはともかく、家庭人としてはどうか…。和田アキ子さんや広末さんの元夫・キャンドル氏にも悪態を付いてイメージは最悪。家族も愛想をつかしているんじゃないかな。なんか、自業自得とはいえ広末さんに振り回された印象です。彼女にポイされたといってもいい状況じゃないか」

別の週刊誌の記者はこう話す。

「広末が鳥羽氏を嫌いになったとか、愛がなくなったとかそういうことはないと思います。ただ、現実的にゴールインは難しいと、お互い思っているんじゃないですか? キャンドル氏との間に生まれた子どもはまだ小さく、学校のことなど色々とありますからね。大人の問題に、子どもを巻き込んではダメでしょう。しかし、今回は広末家よりも鳥羽家の方がよっぽどダメージがあったと、私は思います。一般の方ですから……旦那(父親)の報道に迷惑したはずで、同情します」

「広末が子どものことを考えて海外で暮らすという選択肢は当然、ある。被害者・加害者は別にして、東出昌大と離婚した杏と同じルートになりますね」(実話紙記者)

ビッグモーターみたいな“質の悪い企業”のCMをタレ流す民放テレビ局に未来などない

社長の会見が炎上し、その後も数々の不祥事が明らかになりつつある、中古車販売大手ビッグモーター。印象的なテレビCMソングでおなじみだった同社は、いったいどんな悪事をはたらいてきたのでしょうか? 今回のメルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』では著者の伊東さんが、ビッグモーターの不祥事を振り返るとともに、そんな悪質な企業のCMをタレ流してきた民放テレビ局を厳しく批判しています。

プロフィール伊東 森いとうしん
ジャーナリスト。物書き歴11年。精神疾患歴23年。「新しい社会をデザインする」をテーマに情報発信。1984年1月28日生まれ。幼少期を福岡県三潴郡大木町で過ごす。小学校時代から、福岡県大川市に居住。高校時代から、福岡市へ転居。高校時代から、うつ病を発症。うつ病のなか、高校、予備校を経て東洋大学社会学部社会学科へ2006年に入学。2010年卒業。その後、病気療養をしつつ、様々なWEB記事を執筆。大学時代の専攻は、メディア学、スポーツ社会学。2021年より、ジャーナリストとして本格的に活動。

中古車販売大手ビッグモーターの相次ぐ不祥事発覚が止まらない。ここにきて店舗前の街路樹消滅や自動車保険の契約捏造疑惑まで浮上

九州の販売店の営業部門に勤務する40代に男性社員は、街路樹が枯れる経緯について、西日本新聞の取材に対し、次のように語る(*1)。

まず経営陣が月に一度、「環境整備点検」と称し店を訪問。150点満点で採点され、人事やボーナスを左右する。チェックする項目は、敷地の周囲10メートル以内にごみや落ち葉、雑草がないかなど。

男性社員は、

「点数が悪いと店長は交代、主任はヒラに降格。雑草を抜く作業が嫌で除草剤を使い始め、落ち葉がなくなるように街路樹にもまくようになった。伐採のためのチェーンソーを備えた店もあった。罪悪感はなかった」(*2)

と語る。

ビッグモーター店舗前で街路樹や植栽がなくなったり、街路樹が不自然に枯れている例は、これまでに札幌市や神奈川県平塚市、大阪市、福岡県春日市などの店舗で確認されている(*3)。

街路樹への除草剤の散布が確認できた場合、器物損壊罪に問われる可能性がある。また国や自治体によっては土壌から除草剤成分が見つかった場合、警察に被害届を提出することを検討しているという(*4)。

ビッグモーターをめぐっては、保険代理店としての立場を悪用し、虚偽の自動車保険契約を結んでいた可能性があることが30日、判明。

個人が所有していない車両を対象とした保険契約が昨年、福井県の店舗で複数確認され、これが捏造にあたると判断された(*5)。

今後、最悪の場合、一定期間の業務停止や保険代理店の登録取り消しといった厳しい措置がなされる場合がある。

目次

  • 「ノルマ」という名の日本のブラック慣習
  • 損保ジャパンの問題は?
  • ビッグモーターのような”質の悪い”企業のCMを流すテレビ局に未来はない

「ノルマ」という名の日本のブラック慣習

ビッグモーターの不正の温床として、厳しい“ノルマ”があったことは間違いない。たとえば、同社では事故車両の修理費用に1台あたり14万円前後のノルマを課していた。

本来、修理費用というものは損傷の状況により決まるというのが正当であるが、しかしビッグモーターの場合、板金や塗装部門が修理工賃や部品から得る粗利の合計額が14万円前後になるように、求められていたという。

そもそも、ノルマというものが、日本において“悪しき慣習”として持ち込まれ、日本企業を“ブラック化”させる一因となっている。この、ノルマというものは、日本において、戦前・戦中に持ち込まれている(*6)。

しかしながら、そのノルマというものは、実際のところ、なんら法的意味をなさない。労働契約を結びことにより課される労働者の義務は「労働に従事すること」(民法・第623条)であり、ノルマのような「結果」を出すことは義務ではない。

むしろ結果を出す義務は組織の経営戦略を決定する取締役など管理責任者の役目であり、ノルマを労働者に押し付ける企業は「ブラック」と断じて間違いない。

また、ノルマの未達成でペナルティを課すことについては、たとえば賃金が減額される場合には、労働基準法第16条違反の違反行為であり、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科される(労働基準法・第119条第1号)。

しかしながら、日本の企業社会にはいたるところで「ノルマ」が散見され、日本社会を“総ブラック社会”化させている。

たとえば、東芝などでは「チャレンジ」と称した過大なノルマによる経営戦略を据えたことが、粉飾決算の原因となった。

もともと、「ノルマ」というものは旧ソ連下の計画経済下の産物であり、21世紀の時代に入ってもノルマが横行していること時代、日本経済の“非近代性”を物語る。

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

“自宅警備員”1600万人という中国の現実。習近平「異例の3期目」を脅かす、若者たちの高すぎる失業率

激しいつばぜり合いが続く米中関係。しかし異例の3期目に突入した習近平国家主席の最大の脅威は、自身の足元に存在するようです。これまでも中国を巡るさまざまな問題を論じてきた国際政治を熟知するアッズーリ氏は今回、若年層の高すぎる失業率が習政権の安定を脅かしかねない理由を解説。さらに一党独裁への不満が募る中国の現状を紹介しています。

中国・習政権にとって最大の脅威は米国ではない。3期目を脅かす「異次元の失業率」

今日、米中対立の主戦場は台湾と半導体だ。8月でペロシ前米下院議長が訪台してからちょうど1年となった。この時、中国は台湾を囲むように大規模な軍事演習を実施し、大陸側から台湾周辺海域に複数のミサイルを打ち込んだ。そのうち一部は日本の排他的経済水域にも落下したが、それから今日までの1年間でそれ以上の軍事的緊張は見られない。

しかし、4月に蔡英文総統が中米の訪問帰りにカリフォルニアに立ち寄り、そこでマッカーシー米下院議長と会談した際、中国は同様に軍事演習を行い、中国軍機が中台中間線を超え、台湾の防衛識別圏に侵入することは今日常態化している。

半導体分野でも、中国はバイデン政権による先端半導体の対中規制に対抗する目的で、半導体の材料となる希少金属ガリウムとゲルマニウムで輸出規制を開始した。今後は中国当局が具体的にどの程度厳しい規制を敷いてくるかがポイントになる。いずれにせよ、習政権は今日台湾と半導体という分野で米国への不満を募らせ、強硬な姿勢を堅持している。

習近平政権を脅かす1,600万人の「自宅警備員」

しかし、異例の3期目を務めている習国家主席にとって、最大の脅威は米国ではない。我々はどうしても習政権の対外政策ばかりに着目してしまうが、今日同政権の安定を最も脅かす要因は国内にある。

中国国家統計局が6月に発表した統計によると、16歳から24歳の若年層の失業率が21.3%に上り、5月の20.8%、4月の20.4%から上昇傾向にあることが分かった。これは日本と比較しても驚くほど高い。一方、最近北京大学のある副教授がネット上で公開したコメントでは、親に依存する自宅警備員の若者ら1,600万人あまりを含めたら、実際の失業率は46.5%に達する可能性があるとされるが、その後この投稿は中国当局によってすぐに削除された。

ここでは中国国家統計局の統計をもとに論じるにしても、極めて高い数字であることは変わらない。中国ではゼロコロナ政策が3年あまりにわたって厳重に取られ、市民は自由に外出できなくなり、企業は経済活動で大きな制限を受けた。それによって中国経済は大きなダメージを受けるようになり、近年中国の経済成長率は鈍化傾向にあり、習政権にとって経済の立て直しが喫緊の課題となっている。

習政権はバイデン政権との小競り合いを続ける一方、最近訪中したイーロン・マスクやビル・ゲイツら大物経営者たちを熱烈に歓迎した。習国家主席はビル・ゲイツと会談し、米中経済の重要性を共有した。習政権が米大物経営者らを歓迎するのは、中国から外資が撤退することへの恐れがある。

現在も欧米企業の間では中国依存を減らしていく動きが広がっているが、習政権は外資が次々に中国から撤退し、それによって国内経済の陰りを見せ始め、若年層の雇用問題がさらに悪化するだけでなく、その不満や怒りの矛先が自らに向かうことを恐れている。だから、イーロンマスクやビルゲイツらにさらなる投資を呼び掛けたのである。

被害者を“吊し上げ”の異常。いじめ重大事態を6年も放置した和歌山県海南市「村八分令」に怒りの告発

当サイトでもこれまで何度もお伝えしてきた、和歌山県海南市の殺人未遂いじめ放置事案。実質6年間、被害者の訴えを無視し続けてきた海南市教育委員会が重い腰を上げ第三者委員会を設置するに至りましたが、市議会だよりに掲載された「設置までの経緯」なる文章は呆れざるを得ないものでした。今回のメルマガ『伝説の探偵』では現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、その画像を掲載するとともに「5つの異常」を指摘。さらに同市第三者委の今後に対する偽らざる心境を綴っています。

いじめ探偵が激怒。公式HPで殺人未遂いじめ被害者を恫喝した海南市

いい加減にしろよバカヤロー。

本音で言えば、そうなるだろう。

和歌山県海南市、報道機関によれば4年間のいじめ放置、実質6年間いじめ重大事態を放置した「海南市重大事態いじめ放置事件」。

本誌『伝説の探偵』がいち早く本件を報じ、その後、あまりに酷い内容に報道機関が驚き、後追い報道が続いた。

ある記者は、海南市の教育委員会の担当者があまりに幼稚な嘘を平気でつくのを目の当たりにして、法律を守るはずの行政がこんなにわかりやすい嘘をつくことに混乱したと話してくれた。

世間が気付き、報道機関が連続して報じ、市民からの声も大きくなり、抑えきれなくなって海南市教育委員会は一転して「第三者委員会を設置する」と言った。

これらに関係する記事は下記のとおりだ。

【関連】教員らの暴走、校長の嘘。いじめ被害者を迫害する小学校「異常対応」の証拠写真
【関連】用水路に落とされ死んだかもしれない。和歌山県海南市立小学校で起きた重大事態いじめ全貌
【関連】“殺人未遂いじめ”を6年間も放置。NHK報道を受けた和歌山県海南市の信じ難い公式コメント
【関連】もはや無法地帯。殺人未遂いじめ放置事件の和歌山県海南市が見せた“異次元”対応

さて、下記は、海南市の市議会だより「かいなん」(令和5年5月号、NO,73)に表記されたものである。

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「第三者委員会の設置に至るまでの経緯は」という問いの答えがある。

本市小学校児童の保護者から、子どもが1年生の頃にいじめを受けているとの訴えがあり、学校や教育委員会では、当初の訴えをはじめ、2年生以降も保護者からのいじめの訴えがあるたびに公平・中立的な見地をもって、事実確認の調査を行うとともに、保護者には、訴えの事実を確認できなかった旨を説明したが納得いただけなかった。

 

そうした中、今般、このいじめの事案の報道があり、市民の方にもご心配おかけすることになったので、これ以上市民の方を混乱させないため、改めて当該いじめ事案に直接利害関係等を持たず、かつ公平性・中立性が確保された組織で、客観的な立場から事実関係を明確にすることを目的に第三者委員会を設置する。

とある。

第三者委員会を設置するにあたり、本件の放置には「海南市教育委員会」も当事者として関与している状態であり、その当事者が、恰も利害関係のない第三者のように、このコメントを市議会だよりに掲載している異常がまず1つ。

すでに文科省からも和歌山県教育委員会からも、海南市教育委員会の対応は、いじめ防止対策推進法から逸脱しており、誤りであったと指摘、指導されていながらも、口語に要約すれば、「自分(教委)たちはちゃんとやってんのに、親がクレーマーでさ」との口ぶりで公式な広報誌に載せてしまうという誤報という異常が2つ目。(ちゃんとやってないから指導されたんでしょ)

この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ

就職先を探して8年。複合的な障がいをもつ要支援者の死に思うこと

一定数以上の規模の事業主に課される障害者雇用義務。その意義を理解し、積極的に雇用しようとする企業も増えていますが、マッチングは簡単ではありません。複合的な障がいを抱えている人の場合はなおさらです。今回のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』では、生きづらさを抱えた人たちの支援に取り組み、「就労継続支援B型事業所」を運営する引地達也さんが、8年にわたり一緒に就職先探しを続けた当事者のケースを紹介。何度不採用となっても就職活動をやめようとはせず、苦手な掃除の仕事にも挑戦しようとしていた矢先に病で亡くなってしまった彼との交わりを振り返っています。

挑み続けた夢の中での突然の死

真夏の炎天下にスーツを着てネクタイを締めてさわやかな顔をして過ごすのはもはや修験道の苦行である。この8年間、就職を目指すある40代の男性当事者は季節限らず自分が出来そうな仕事があれば、応募書類を出し続け、書類が通れば面接を受け続けた。真夏でもスーツを着込み、同行する私も同じく正装し、2人で滝のような汗を流しながら面接に臨み、そして落選を続けた。

複合的な障がいがあるこの当事者は、障がい者雇用の枠組みの中でも企業側にはある程度配慮を要する必要がある方ではあったが、本人の就職の熱意は強かった。その思いに応える企業と、二人三脚で対応していこうとの思いを持って私もその二人三脚の相手を探すつもりで挑み続けた。

時には実習にこぎつけ仕事の現場で「お見合い」をするケースもあったが、結局コミュニケーションの問題などで1日か2日で挫折し、実習も貫徹できない経験を繰り返した。そして、もう少しハードルを下げて、就労を考えてみようと方針を変更した数日後、彼は帰らぬ人となった。

父親から示された死亡確認書に記載された死因は「脳内出血」。自宅で倒れ、病院に運ばれた後も意識は戻らず翌日、死亡が確認された。倒れてからほんの数日で彼は遺骨となって小さな箱に収まった。

一般企業への就労をひたすらに目指してきた中で、掃除が苦手なため清掃作業を伴う仕事を避け続けてきたところから、最近は掃除の実習もしてみてもよい発言が出てきていた。私の頭の中では丁寧にケアをしてくれる掃除の仕事を、これまでのつながりから思いをめぐらし、具体的なプロセスを描いていた最中で、そのイメージは消えないまま、彼が亡くなってからも、シミュレーションは止まらない。

障がい者雇用でも、企業の対応が難しい人の場合には必ず存在する本人の希望と社会とのギャップ。それをどう埋めればよいかを考え続けてきた私として、常に頭の中にあった彼をすぐに消し去ることも難しいのかもしれない。

この記事の著者・引地達也さんのメルマガ

「ずっと赤字」のカフェが営業利益率40%に。お店が取り組んだことは?

コロナ禍の途中から始めたカフェ事業で、2年以上赤字が続いたお店が、単月ながら「営業利益率40%」を達成できた事例があるそうです。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、そもそもカフェという業態が大きく儲けにくい理由をわかりやすく解説。ノウハウがない中で売上と利益率を上げるために取り組んだことを細かく教えてくれます。

ずっと赤字だったカフェが営業利益率40%を達成できた理由

コロナ禍でオープンされたご支援先のカフェ店舗。これが辛い事にずっと赤字でした。自社でやろう!と動いた案件ではなく、依頼されて始めたのが経緯であり、かつカフェは初参入。

2年以上赤字となり今年の頭にも「もう流石に撤退だ!」となっていたのですが、それがまだ単月ではありますが営業利益率40%に到達。この辺りの流れを本日のメルマガにまとめてみましたので、意思決定や実行の参考になる事があれば幸いです。

お店の概要

  • 立地:駅徒歩3分
  • 客席:64席
  • 単価:1,200円~1,300円
  • 客層:30代女性

赤字だった時の取り組み

  • 足元商圏への毎月のポスティング
  • Googleの強化
  • 食べログの強化
  • SNSの強化

などなど、施策としてはやる事はやっていました。しかし、そもそも論な問題がありました。

ビジネスモデルが破綻していた理由

カフェは席回転率が悪いビジネスです。一見繁盛していて毎日満席でも、その滞在時間が2時間になると、売上はもちろんあまり行きません。64席が満席になったとしても、売上230万円=1,200円×64席×30日こんな感じになってしまいます。

そしてカフェの場合重要なのは、「人件費率」をどう組むか?です。こちらの場合は35%かかる状況でした。

  • 調理工数が多いので厨房スタッフが必要
  • フルサービスなので接客スタッフが必要

つまり、どこまで売上を上げても利益が出ない。ビジネスモデルが破綻していた理由です。

人件費率の圧縮も限界がある

  • 注文方法の変更
    スタバのような事前決済もしくはモバイルオーダー
  • 料理内容の変更
    仕込みレスにし、調理も工数が似たもののみ

これによって、変動費率で20~25%には抑えることができました。しかし、人件費率の圧縮は結局コストダウンの話。これで損益分岐点は確かに下がりましたが、利益がたくさん出るか?で見ると全く違う話。そこで決めた事があります。

どうやって売上自体を伸ばすのか

「カフェ営業で売上を伸ばしていきますか?」。そもそもゼロベースで考えるのはここでした。結論ここのご支援先では強化しない事に。

もちろん業態としてはあるのですが、

  • 貸切イベント
    法人系・ブライダル系
  • ケータリング
    法人特化
  • MICE
    提携の強化
  • 通常カフェ

通常カフェの優先順位は最も下げました。

  • カフェという業態力を活かす
  • 伸びている領域を伸ばす
  • 1日辺り売上最大化できるものを伸ばす

このように考えました。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

「いじめ」であっても例外なし。子どもを育てる“不親切教師”のススメ

教師の仕事とは何でしょう。生徒が困っているときに助けてあげるのはもちろん大切ですが、生徒たちが成長する機会を提供することも、先生の大事な仕事のひとつかもしれません。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者で現役小学校教諭の松尾英明さんは、一見「親切」な行為は長い目で見ると子どもを不幸にするとし、不親切教師のススメについて語っています。

「不親切教師のススメ」をどう実践するか

教員の夏といえば、研修である。自分もこの数カ月、全国の様々な研修の場に何度も立たせていただいた。「不親切教師のススメ」や、クラス会議を含めた「自治的学級づくり」あたりのテーマ依頼が多い。

どの場でも「質問コーナー」で確実に出る質問がある。それは「どうやって周りの理解を得るか」である。あるいは「どうやって周囲と揃えるか」である。

多くの人にとって、この壁が高い。たとえ校長の立場だとしても、周囲の理解を得るのには容易ではない。せめて学年主任ぐらいの立場であれば、自分からやろうと言うことは何とかできる。しかし、新卒数年目や異動したてなどの立場では、なかなか言えたものではない。

そしてどの立場であっても「揃える」は必ず無理が生じる。なぜならば、違う人間が教える違う相手だからである。「全員Mサイズで統一」は必ず無理が生じる。

だからこそ、多様な実践が保障される自由度の高い教育現場であることが大切である。懇切丁寧な方がいいこともあれば、不親切な方がいいことも多々ある。

例えば『不親切教師のススメ https://www.amazon.co.jp/dp/4908983615』では「けんかを解決してあげない」という基本方針がある。自治を考える時、けんかのような対立状況は、最も深い学習のできる機会であると捉える。これを安易に奪わない。本人と相談して可能な限り、見守る姿勢をとるのである。

これがなかなかできない。同僚だけでなく保護者も含めた周りからのプレッシャーに耐えかねる。ベースには「けんかを解決してあげるのが先生の仕事」という常識がある。

ここが子どもが育たないポイントなのである。そういう一見「親切」な行為は、長い目で見て子どもを不幸にする。敢えて解決してあげないことは、一見不親切なようで、子どもの問題解決力や折り合いをつける力を大幅に高める。

「いじめ」であっても即座に介入して解決が正しいとは限らない。把握は絶対にした方がよい。相談にも乗った方がよい。まずいじめられている子どもを守るのが第一優先事項であることに疑いはない。

ただし同時に、本人に「どうしたい?どうして欲しい?」と尋ねることが必須である。「自分でやってみるから、見守っていて欲しい」と言ったら、自立への第一歩を踏み出しているといえる。自分には「安全・安心」の基地があると思えばこそ、外へ出て挑戦できるのである。自らが勇気を出していじめをはねのけたという経験は、子どもにとって一生ものの自信になる。

確かに、いじめがあるという事実は学級の問題であり、学校側の課題である。しかし人間関係の課題は、あくまでも子ども自身の課題である。子ども自身が解決できる方向に導くことが、学校としてあるべき課題解決の姿である。なぜならば、学校の存在意義は、子どもがよりよく成長することだからである。

つまり「いじめを解決する」は間違いなく大切なことなのだが、そのやり方である。大人が全て介入して解決してしまったのか、子ども同士のぶつかり合いの中で解決されたのか。両者は一見同じ「いじめが解決された」という様相を呈しているが、その意味や内実において正反対の結果をもたらす。

 

甲子園なんていらない…プロ野球関係者の残酷な本音。出場経験ある球児「高校野球は先がない人のための大会だ」と主張も

6日に開幕した第105回全国高校野球選手権記念大会、通称「甲子園」。時代は変わり、昔のような“根性論”が見直されつつある現代、今夏は記録的な暑さが続いていることもあり、酷暑の中で全力プレーをする選手に対して「危険だ」との指摘も多い。現に、開幕戦の第1試合、土浦日大(茨城) vs 上田西(長野)では選手が足をつり、担架で運ばれるシーンも見られた。元メジャーリーガーの松井秀喜氏が「酷暑の中での過密日程は選手の大きな負担になっている。甲子園は2部制にしたらどうか」「高校生がふらふらになりながらやって、それが美談としてドラマチックに扱われることに違和感がある」などとスポーツ紙で語ったこともあり、本格的な高校野球変革時代に突入していくのかもしれない。実際に、数年前から「甲子園は不要」と考えるプロ野球関係者も少なくない。一方で、「甲子園は本当に特別な舞台」と語る元甲子園出場球児もいる。両者の声を紹介したい。

球団関係者が明かす「甲子園の弊害」

在京球団の関係者はこう話す。

「当然、スカウトは甲子園だけで判断はしません。スカウト会議で自分が“推す”選手を、練習から練習試合、地方大会、そして監督から聞く日頃の生活態度といったほぼすべてを見ている。選手が3年になり夏の地方予選が始まる頃には、評価はほぼ決まっていると言っていい。後は他球団との情報合戦で、例えば〈この選手は3位でとれそうか?〉〈2位じゃないときついか?それだと、フロントはどう判断するか?担当選手の魅力をそう説得するか?〉と考えていく。だから、甲子園は正直、評価の場としてはあまり意味がないんです」

別の球団関係者も同様の意見だ。

「ほとんどの関係者が思っていることでしょうね。〈頼むから、あの選手を酷使しないでくれ……〉と。ただ、高校生にとっては憧れの舞台。こちらも〈出ないでくれ〉なんて言えない。ただ、監督に対して“さらっ”と圧をかけているスカウトは何人かいますが(笑)」

さらに、別の球団関係者は具体的な「甲子園の弊害」を口にする。

「今も現役プロだが、甲子園の舞台で消耗し過ぎた結果、プロで思うような成績を残せていない…と考えられる選手もいる。投げすぎて、高校時代より明らかに球速が落ちたり、変化球の精度に成長を感じなかったり。すべてが甲子園のせいというわけじゃないが、炎天下でプレーをするということはそれだけダメージが残る危険があるのは事実。私は甲子園完全否定派と言っても良い」

しかし、これはあくまでプロ目線の意見だ。

数年前、実際に甲子園に出場したという男性(20代)は話す。

「3年生の時にレギュラーになって出場しました。すぐに負けましたけど、やっぱり地方大会の球場とは全く違う迫力があって、僕は〈仲間と“ここ”を目指してきて本当に良かった〉と素直に思いました」

結婚を前提に交際していた彼が既婚者だった。それでも「離れられない」女性の告白

芸能人の「不倫」は世を賑わせるものです。しかし、世間は騒がないものの、我々の住む一般社会にも「不倫」はあります。今回、メルマガ『探偵の視点』の著者で現役探偵の後藤啓佑さんが、配偶者のいる男性と恋愛関係になってしまった女性にインタビューをしています。一度は別れを決意したものの、どうしても離れられないワケとは?

業界の暗黙知 浮気相手になってしまった方

今回の第10回目は、「浮気相手になってしまった」方にお話をお伺いしました。

下田さん(仮名)は、結婚を前提に付き合っていた彼氏が既婚者であることが発覚し、別れを決意しましたが、どうしても離れられず、現在もお付き合いを継続しています。

彼女の苦悩と、発覚当時の心境を取材しました。

浮気相手になった女性 下田さん(仮名)

下田氏の状況

未婚で、彼氏だと思い付き合っていた彼が、まさかの既婚者。

当初は既婚者とはわからず付き合っていたが、その後は奥さんから攻撃を受けながらも、付き合いを継続。

どうしたらいいのかわからず、なにかアドバイスを、ということで僕のところに相談となった。

■取材にあたり

探偵の仕事をしていると、当然のことながら「浮気をされた人」と話す機会が多くなります。

しかし、極稀に「浮気をした側」の方からの相談もくることがあり、そのときは調査をすることは無いのですが、ある種のカウンセリングのようなことを行います。

その人にとっての最善とは?今回は、「苦悩」にフォーカスして取材しました。

乗り越える部分

後藤 「発覚からは1年以上経つわけですけど、下田さんは『彼氏が既婚者だった』という部分は乗り越えているのでしょうか?

下田さん 「まだ乗り越えるという感じではないですね。とにかく、早く離婚だけ終わってほしいなっていうのはありますけど…」

後藤 「下田さんとしても、まだ自分がどうすればいいのかはわからないという感じですよね。彼のことは好きでもあるけど、自分の立場がいけないことというのもわかりつつ、離れにくい状況というのにも甘んじてしまっている」

下田さん 「そうですね…。もっと色々と決断できたらいいんですけど…」

後藤 「彼の話も聞いてみたいですよね。なんか彼の行動を聞いていると、乗り越えてるのは彼ですよね。乗り越えてるというよりも多分振り切っちゃってる。ものすごく下田さんのことが好きなんでしょうね」

彼の気持ち

下田さん 「好きというと、私はなんとなく違和感があって。言葉的には執着だと思います。執着されてしまっているというか」

後藤 「執着ですか。たしかにそういうのもあるかもしれませんね。お子さんがいて、マイホームのローンも支払い続けて…。あとは、婚姻費用ですか?となると、好きというのは超えてしまっているのかも」

下田さん 「奥さんには、婚姻費用は月に20万円払っているそうです」

後藤 「おお、まぁまぁな額ですね!」

下田さん 「そうなんです!そういうのもあるのに清算せずに私にくるのって、もうなんか好きっていう感情じゃなくて執着かなって思ってます。彼には、私のことが好きなんじゃなくて、執着心で一緒にいるの?ってたまに聞くんですけど、向こうは違うって否定しますね」

後藤 「男性は結構、好きな人の幻を勝手につくっちゃって、本人を見るんじゃなくて幻のほうを見てる感じの人が多いですよねその幻に自分の都合の良い部分をちょっと付け足しちゃうみたいな

下田さん 「本当、まさにそんな感じがします」

この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ

ビッグモーターの経営陣は熟読せよ。経営改革で躓くポイントを解説

常に動いていく時代。変化に合わせ、会社経営の戦略も考えていかなければなりません。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では、著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんが、経営改革について話をしています。今話題のビッグモーターの経営陣は必読かも?

経営改革は難しい

世の中の流れが変わっていけば、経営戦略も変わっていきます。経営改善や経営改革が必要にもなってくるでしょう。

しかし、経営改革に踏み込んだとしても、業績が良くなるとは限りません。

今回は、経営改革の話です。

1.経営計画書を作る

あなたのお店も、「経営改善」や「経営改革」に力を入れていることでしょう。その改善や改革は、うまく進んでいますか。うまく行っているとしたら、大したものです。

多くの会社は、経営改善や経営改革をかかげて、経営計画書を作ったり、アクションプランを作ったりしています。ところが、なかなか計画通りに行きません。なぜでしょう。

私の知っている会社も、経営改革を進めました。しかし、結論から言うと、その改革は失敗に終わってしまったのです。今回は、そのてん末を披露します。失敗の原因が分かることでしょう。

創業以来40年を経過したその会社は、社内がガタガタし始めました。二代目の社長になってから、売上が下がっていきます。社員同士もギスギスした雰囲気です。銀行からの借入も増えて、財務状況が良くありません。どうも、先行きの暗い状態になってしまいました。

そこで会社は、経営コンサルタントB氏と契約することになります。Bコンサルタントは、この会社の業績が下がっている原因をすぐに突き止めました。さすがですね。主な原因は3つです。

・売上ばかりを重視して、利益に対する意識がない
・年間の数値計画は立てられているが、計画達成のための実行プランがない
・営業マンは優秀だが、それぞれが個人商店のようで、統一された動きがとれていない

そこで、Bコンサルタントは、各部門の幹部を巻き込んで、5か年経営計画を作ることにしました。その計画書作りの作業は、深夜に及ぶことも多く、合宿をして討議を重ねます。

1年後、苦労が実って、計画書が完成しました。その内容は、この会社にとっては、大改革です。組織も大幅に変更となり、情報システムは刷新され、営業や物流の進め方も大きく変わりました。計画策定にあたったメンバーは、大きな期待をしたことでしょう。

2.経営計画が始まる

この5か年経営計画書がまとまったところで、全社員を集めて発表会を開きます。

最初に社長からの発表です。ところが、ここでちょっとした事件が起こりました。社長の話は、経営計画書の中身ではありません。経営者としての思いや進めたいことを、とうとうと話し始めます。その内容は、計画書のどこにも書いてありません。結局、計画の説明は、管理本部が行うことに。

大問題です。社長の思いは、経営計画とは違っていました。そして、今回の経営計画に乗り気ではありませんでした。それはそうです。5か年計画は、これまでの社長の経営方針を変更することにつながりますから。

計画書を作る過程で、社長は何度も説明を受けていました。しかし、聞くふりをしていただけなのかもしれません。どうせ計画はうまく行かないと、高みの見物をしていたようでもあります。

それでも、現場を巻き込んで作った経営計画です。社長の意向とは別に、計画は進められていきます。毎月の幹部会議には、Bコンサルタントも参加して、その都度アドバイスをもらうことにしました。

彼がリードをして作った計画書ですので、実行すべきポイントはよく分かっています。ところが、会議の雰囲気が良くありません。何人かの幹部が、経営計画に抵抗を示します。あれほど話し合って決めた計画なのに、いざ実行の段階になると、非協力的な態度です。

それもそのはず。非協力的な幹部は、計画の組織変更によって、不本意な部署に配置転換されてしまった幹部です。しかも、会社の主力となる部署ではありません。

それでも、新しく主力部署の幹部となったメンバーたちが中心となって、計画が進められていきます。この先、経営計画はどうなっていくのでしょう。何とも危うい気がしますね。