誰にでも同じ接客をしている販売員がNGとされる当然の理由

接客業をするうえでマナーは重要。しかし、柔軟性を持たせないとお客様が引いてしまうことも多々あります。無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、接客をするうえでのマナーの根幹について語っています。

マナーは何のために

接客業についているとよく耳にする接客マナー。

これについては実にいろんな意見があります。

例えば言葉遣いについてです。

「正しい敬語を使いましょう」ということが接客業界ではよく言われますし、そのための指導もあります。

しかし実際の店頭ではどうかというと、お客様はそこまで折り目正しい敬語を望んでいないという場合も少なくはありませんよね。

年代の若い方がお客様だったりすると、あまりに正しい敬語は相手を引かせてしまうものです。

逆に僕が昔働いていた日本橋三越では、ここはすごく厳しく見られることも多く、僕自身「はいはい」と返事をしたらお客様にものすごく叱られた、という経験もあります。

正直、マナーに関してはあまりにもいろんな意見がありすぎるので専門外の僕が取り上げるのも結構難しい要素だなとは思っています。

ただ僕の考えとして皆さんに共有しておきたいのは、マナーの根幹は「相手を尊重する」という点にあるということです。

これを念頭においておくと、マナーへの見方がかなり変わります。

先述した言葉遣いに関して言えば、「折り目正しい敬語が使えること」が必ずしもマナー通りとは言えません。

「折り目正しい敬語が使えるかどうか」はあくまでも自分自身の問題であり、それによって相手であるお客様が尊重されるかどうかはまた別の話だと考えられるからです。

お客様があまりにシビアな敬語を望んでいないということであれば、そこで正しい敬語を使いすぎるのはマナー違反になるという考えですね。

だとするならば、カジュアルな言葉遣いをあえて選択することの方が、僕はよっぽどマナーに則ったやり方だと思っています。

一方でやはり折り目正しい言葉で接して欲しいお客様もいて、そういう方にはその通りの言葉で接する。

これもまた相手を尊重しているからこそ選択できることなわけです。

そうなると、本当にマナーを極めるならやはりどんな選択でもできる人こそがマナーのスペシャリストだと言えるのではないでしょうか。

そのためには、(言葉遣いで言うなら)それぞれの言葉遣いを理解しておき、選択できる素養が必要となります。

「これが正しい」という観点は、確かにどんなモノにも存在します。

しかし自分が正しいことをしているからそれが正解という考え方に、マナーの根幹である「相手への尊重」は存在していません。

常に相手がどう感じるかを考え続け、最良の選択ができてこそプロのマナーを扱える人だと言えるはず。

僕もそう考えるようになってから、普段自分が接しないような言葉や所作を学ぶことが増えました。

皆さん自身はどう考えるでしょうか?

今日の質問&トレーニングです。

1.自店に普段来店されるお客様と20歳以上年齢が離れているお客様を想像してみましょう(上でも下でも)
2.そのお客様が求める言葉遣いや所作はどんなものだと考えられますか?
3.自分自身はそのお客様が求める物を提供できるでしょうか?もしできないとしたら、どんな学びが必要ですか?

image by: Shutterstock.com

夫に愚痴を言う妻が同じように縛られている「素敵ママ」の呪縛

SNSなどでもよく目にする既婚女性がつぶやく夫の愚痴。女性がカチンとくる男性の言動は、「ある病気」にかかっているからだと、今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者である真井花さんは話します。そして実は、それは女性にもあてはまるようで…?

大黒柱シンドローム

さて、本日は男性が罹っているらしい病気のお話。

Twitterで最近見かけたのが、子育てがちょっと一段落した既婚女性が仕事に復帰しようとするとき、夫に言われてモヤる言葉、それが

・家のこともちゃんとできるならいいよ

だそうです( ̄∇ ̄) ああああ、なるほどなあ。

なんで仕事復帰に夫の許可が必要なんだ、一馬力より二馬力の方が圧倒的に有利なのに、なぜ応援してくれないどころか「家のこと」は女性だけがやる前提なんだよ

という怒りの声が聞こえてきそうですよね。

・これだから男は!

と主語がいきなり人類半分に拡大したら、最終戦争が始まりそうw

…さて、思うに。これを言う既婚男性は何を考えているんでしょうか。

・女は家にいろ
・オレの言うことを聞け

とか思っている…わけないよね。こう思っているに違いない!と怒り狂うのがイっちゃってる●ェミさんたちなんですよ。男性は馬鹿じゃない。口には出さないあるいは出せないだけで、それはそれなりの合理性があるはずなんですよ。

このセリフをよく検討してみましょう。

「家のこともちゃんとできる」とは、すなわち

働くってことは家にいる時間がなくなる
    ↓
その分の家事や育児はどうする
    ↓
俺じゃなくお前がやれ

ですよね。ここまではフツーに分解できます。

問題は最後の「俺じゃなくお前がやれ」です。ここ、ここが

・このセリフの謎の核心

なんです。家にいないために手が回らなくなる家事や育児、これを解決するためには、当然ですが誰かがやらなくちゃいけない。フツーに考えて

・妻
・夫
・親族(親とか兄弟とか)
・外注

の四択ですよね。

まあ、親族は居住地と関係性に左右されてしまうだろうし、外注は高額な上に柔軟性に欠ける。今日!今すぐ!みたいな状況に対応できない。

結局、妻か夫の二択。で、「お前がやれ」になっているわけです。

つまり

・夫は家事育児をしないよ

ということです。だから女性が怒るのよね。

ゼレンスキーの絶望。世界中からウクライナに向けられる「停戦圧力」

開戦からまもなく1年半を迎えるウクライナ戦争。ロシアによる侵略は、このままさらに長期化・泥沼化してしまうのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、世界からゼレンスキー大統領に向けられている「停戦圧力」について解説するとともに、この戦争が停戦・休戦可能か否かを考察。さらに停戦を巡る水面下の折衝において、日本が意味のある働きをしている事実を紹介しています。

ゼレンスキーに向けられる停戦圧力。ウクライナ戦争の落としどころ

「今年末までには、何とか停戦、または休戦に持って行くというプレッシャーが至る所でかかってきている」

ウィーンでお目にかかることになったいろいろな専門家や、調停グループの仲間たちからこのような分析を示されました。

「いつまでもこの戦争を継続させることはできない。欧州では経済的なスランプと物価高が国民生活を脅かしているし、アフリカやアジア、そしてラテンアメリカの国々における食糧・エネルギー資源の危機が、もう持続不可能なレベルにまで迫っている。そして何よりも、欧州各国、特に中東欧諸国内で巻き起こっているウクライナからの避難民に対する反感の高まりは危険なレベルに達しており、国内での政情不安につながりかねない事態になってきている」

さまざまな利害を持つグループが入り混じった会合でシェアされた分析です。

ロシアの関係者に聞くと「そらみたことか。これは欧米諸国が自ら作り出した問題だ」という反応でした。

ウクライナの関係者については、「ウクライナからの避難民に対する反感については、実際に耳にしており、非常に懸念している。ただこればロシアの蛮行が作り出した事態であり、我々は被害者だ」という反応が返ってきました。

ここで言われる【ウクライナからの避難民に対する反感の増大】ですが、さらに分析を深めてみると、どうもこのようなことみたいです。

「ウクライナから国外に逃げることが出来た人たちは、逃げることが出来るだけの財産・余裕があるものたちだ。それなのに中東欧諸国の政府はイメージづくりなのかわからないが、彼ら・彼女たちに対して社会サービスを無償で、優先的に与えている。このことで各国の社会福祉システムがおかしくなり、教育現場もおかしなことになってきている。各国の財政はひっ迫し始め、その煽りが、本来国内で社会支援が必要な層に転嫁されている。このことに対する反感の増大は、もう抑えきれないレベルにまで達しており、中東欧諸国での政情不安につながる恐れがある」

とのこと。実際に、今、滞在しているオーストリア・ウィーンでも対ウクライナ避難民に対する特別措置が講じられており、昨夜、お話ししたオーストリア政府の関係者からも、その制度の危険性が言及される状況になっています。

オーストリア政府関係者も、中東欧諸国の政府関係者も国内でこの問題が大きくなり始めていることに気づきつつも、なかなか他に先駆けて“一抜けた”ができないと言っていましたが、「近く限界が来るだろう」とも言っていました。

そのような中で一刻も早い停戦または休戦に向けた圧力がアメリカだけでなく、欧州でも強まっています。

それぞれの背景には国内政治事情が大きく絡んでいますが、少し事情の内容が異なり、またその“圧力”も一方向ではないようです。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

安倍晋三氏の遺志など引き継がず。昭恵夫人にすり寄る“人士たち”の思惑

7月17日から20日までの日程で台湾を訪れ、安倍晋三元首相の銅像への献花や蔡英文総統との面会を果たした安倍昭恵氏。安倍元首相と言えば事あるごとに「台湾有事は日本有事」と口にしていましたが、ではその「有事」をどう回避しようと考えていたのでしょうか。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では国際政治経済学者の浜田和幸さんが、安倍氏と親交のあったという米国人政治学者が語った、元首相の秘めたる思いを紹介。さらに昭恵夫人にすり寄ってくる人々の思惑を推測しています。

安倍元首相の昭恵夫人と台湾有事

ぶっちゃけ、安倍元首相はあの世でハラハラしながら、昭恵夫人の言動を眺めているに違いありません。

先月、彼女は台湾の高雄にできた故安倍晋三首相の記念碑を訪れました。

日華友好議連のメンバーらが同行し、李登輝元総統の墓前にお参りすると共に、台北では蔡英文総統と1時間余りにわたり、安倍元首相の思い出話に花が咲いたとのこと。

昭恵夫人は時折涙を流しながら、蔡英文総統と「夫の遺志を継ぎ、台湾と日本の信頼関係の強化に努めたい」と意見交換したそうです。

安倍元首相は「台湾有事は日本有事」と危機感を抱いていたことが知られています。

しかし、迫りくる危機をどう回避すべきと考えていたのかは、ほとんど知られていません。

近く発売される『安倍晋三 回顧録:安倍元首相が語らなかった本当のこと』でも、この点については明言されていないようです。

というのも、安倍元首相は安保関連3法案等を通じて日本の防衛力を強化しても、中国による台湾への武力侵攻を防ぐことは難しい、と考えていたからに他なりません。

生前、安倍元首相と親交のあったアメリカの政治学者は「いくら日米が軍事力で連携し、台湾有事を抑止しようとしても無理だ。本当に危機を回避するには台湾を国家承認する国の数を増やすことが最善の道。そうしなければ、中国は内政問題として台湾への圧力をかけ続けるはずだ。日本は国際機関に働きかけ、台湾の加盟する組織を増やすことに尽力すべきだろう。国際社会を味方につけることで、中国の動きをけん制できる。これが安倍元首相の秘めた思いだった」と語っています。

残念ながら、安倍元首相の思いは具体化されず、中国の方が先回りをするかのように、国際機関のトップの座を射止める動きを強める一方です。

現在、台湾と国交を結んでいる国はわずか13か国に減少。

しかも、いずれも国際的な影響力は微弱な小国ばかりです。

これでは中国の動きを食い止めることはできそうにありません。

中国が「台湾問題は内政問題であり、外国の干渉は認められない」と突っぱねることは火を見るよりも明らかなこと。

アメリカのブリンケン国務長官は言うに及ばず、バイデン大統領ですら、中国とは台湾問題で全面対決に臨む考えがないことを言葉の端々に匂わせています。

アメリカの有力なシンクタンク「ランド研究所」の最新のシミュレーションでも「台湾の現状の防衛装備品では中国の軍事侵攻にはお手上げ状態」と分析。

アメリカも日本も同様で、台湾有事を回避せねば、との思いはあっても、具体的な方策には着手できていません。

ぶっちゃけ、昭恵夫人の周りには日本でも台湾でも擦り寄る人士が多いようですが、「安倍元首相の威光」を借りて、自分の選挙を有利に進めたいとの思惑が見て取れます。

この記事の著者・浜田和幸さんのメルマガ

image by: 蔡英文 - Home | Facebook

ビッグモーターは会社のフリした反社勢力。Google日本元社長が一刀両断する史上最低のブラック企業

もはや報じられない日はないと言っても過言ではない、ビッグモーターを巡る数々の不祥事。国内最大手の中古車販売会社は、なぜかようなモンスター企業となってしまったのでしょうか。今回のメルマガ『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』~時代の本質を知る力を身につけよう~』では、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』等の著作でも知られる辻野晃一郎さんが、この問題を「日本社会の堕落を象徴する事件として捉える視点が必要」とした上で、全てにおいて不適切な同社の姿勢や対応を批判。さらにビッグモーターのような未上場企業に対して、法改正により導入を考えるべき制度を提言しています。

日本経済凋落を物語る事件。ビッグモーターという呆れた会社

先月から、メインコラムで『日本経済凋落の真因を探る』と題したシリーズを続けていますが、一連のビッグモーターの事件に関しては、誰しもが驚きや怒りを禁じ得なかったニュースとしてだけでなく、まさに日本経済凋落を物語る事件としても、やはりここで取り上げないわけにはいかないでしょう。

ひと頃から、「ブラック企業」という言葉がさかんに使われるようになり、コンプライアンス意識の欠片(かけら)もないような会社の話題には事欠かない状況ではありますが、それにしてもここまでの酷い会社は珍しいと思います。会社のフリをした反社会的勢力と言っても過言ではないでしょう。そしてこの事件は、単なる一企業の不祥事として片付けるだけでは不十分です。

まさに、日本経済の凋落どころか、日本社会の堕落を象徴する事件として捉える視点が必要なのではないでしょうか。また、それだけでなく、今人類は行き過ぎた資本主義を反省する局面に入っていると思いますが、行き過ぎた利益至上主義のなれの果てを浮き彫りにした事件とも言えるのではないでしょうか。

本来、車両の損傷状態に応じて行われる修理に対し、同社は事故車両1台あたりの修理から得られる粗利に厳しいノルマを設定していたそうです。また、自動車保険契約の本数についても、一人当たりのノルマが課せられていたとされます。これらの非現実的ともいえるノルマを社員に課して、達成できないと直属の上司や仲間内だけでなく、経営層からも「殺すぞ」「死刑」などとありとあらゆる罵詈雑言を浴びせかけ、罰金、降格、解雇などの処罰を下していたということです。この、社員の人権を無視した苛烈なパワハラによって精神を病み、そのために亡くなる社員も出ていたそうです。

そして何より、ノルマ達成のために、顧客から預かった大切な車を故意に傷つけて保険金を水増し請求したり、保険の架空契約をしたりすることが常態化していたなど、手口はもはや犯罪行為そのものであり、開いた口が塞がりません。修理や車検での不正は、過去にも繰り返し指摘されていたようですが、今回の特別調査委員会の報告が出るまで、メディアが大きく取り上げることはありませんでした。

また、「環境整備点検」なる社内制度のもと、街路樹や植え込みに除草剤を撒いて樹木を枯らしていたということも多くの店舗で発覚しています。これは、店頭の看板や並べている中古車が道路からよく見えるようにするのが目的だったと言われていますが、実際は、上記の点検で経営幹部が店舗訪問した際に、枯れ葉が1枚落ちていたり雑草が1センチ以上伸びていたりするだけで、店長が降格になるなどの罰則が科されたため、その対策でやっていた、という話もあるようです。

この記事の著者・辻野晃一郎さんのメルマガ

「負ける悔しさを味わう」王貞治氏に学ぶ、失敗を“成長の糧”にする術

どれだけ準備を重ねても、避けることは不可能な失敗やミス。「なかったことにしてしまいたい」と思ってしまいがちですが、それらとは極力真正面から向き合うのが「正答」のようです。今回のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』では経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭を執る菊原さんが、王貞治氏の含蓄ある言葉を紹介。その上で、失敗やミスを自身の成長につなげる受け止め方をレクチャーしています。

失敗やミスの悔しさをごまかさず味わう人だけ成長できる

何かをしていて「これは悔しい…」という思いをしたことがないだろうか?

スポーツで負ける。人と勝負して僅差で負ける。こういった時は悔しい思いをするものだ。

自分でやらないとしても「応援しているチームが負けて悔しい」と思うこともある。

私はソフトバンクホークスファン。これはダイエーホークス時代から。今でも真剣に応援している。

少し前までは試合前になると「今日は誰がスタメンかな」と出場選手をチェックする。

そして、3回、6回、9回と“試合経過”がスマホ届くように設定している。

それを見るたびに「おっ、逆転したぞ」だとか「全然、点が入らないじゃないか」とイライラしたりする。

勝てば気分がいい。その日はもちろんのこと、翌日も嬉しい。何度もダイジェストを見たり。野球ファンの方であれば理解して頂けると思う。

もちろん勝つに越したことはない。最近は負け試合に対しても「この悔しさがたまらいな」と思うように。

かなりマニアックになっている。さすがに12連敗した時はきつかったが。

とにかく歳をとると「苦いものがおいしい」と思うようになる。

  • ミョウガ
  • 春菊
  • タラの芽
  • ゴーヤ

などなど。昔は絶対に口にしなかった。しかし、いつの間にか食べるように。今では好んで食べている。

最近では“負け試合を味わう”ということの意味が分かってきた。これは2つのきっかけがある。

ひとつはホークスの前監督で今は会長の王氏の発言。王会長の行動、言葉すべてから「本当に野球が好きなんだな」ということが伝わってくる。

それを象徴するのが「負ける悔しさを味わう」という言葉。

もちろん勝つことも喜び。野球は勝負の世界。勝つことを目的としている。

負ければ解雇されチームに関わることすらできなくなる。非常にシビアだ。負けを味わう、だなんてのんきなことは言っていられない。

しかし、王会長そのことを分かった上で「負けて悔しい思いをするのもまた味わい深い」と思える。この考えに共感した。

もうひとつは知人の父親のこと。知人の父親は大のロッテファン。“落合、牛島、西村…”などなど。昔の話を今でもしているという。

そんな父親が倒れて入院した。65歳で定年して1年。さあ、これからという時に病気になってしまった。

知人が入院した父親に「退院したら何がしたい?」と聞くと、すぐに「ロッテが負ける試合を見て悔しがりたい」といったという。

勝って喜ぶのではなく、負けて悔しがりたい。これは深い。

その後、知人の父親は退院。去年zozoマリンスタジアムで野球を観戦。試合はオリックスに負けた。みごと、夢を果たしたのだ。

王会長と知人のお父さんから“負けを味わう”という奥深さを学んだ。

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

要潤「女性専用マッサージ店」経営計画の下品すぎる裏の顔。福山雅治の“お手本のような副業”とは大違い

俳優・要潤が、違法な女性風俗店の営業計画を立てていたことを『週刊文春』が報じました。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、先輩記者から教わったこととして「有名人の副業から素顔がわかる」と話します。要の下品すぎる裏の顔とは正反対の、福山雅治と織田裕二のクリーンな“副業”とは?

要潤の“女性専用マッサージ店”という下品すぎる副業

ちょっと話題になったり、頭角を現し始めたりすると、芸能マスコミというのはそのタレントをターゲットに根掘り葉掘り…過去も含めて取材攻勢をかけるのは今も昔も変わらないようです。

『ラストマンー全盲の捜査官ー』では“極悪人”を、『らんまん』では“悪徳教授”を演じ、“本当に憎く見えてきた”とか“嫌な奴”といった感想も好評な!?要潤の“違法風俗店営業未遂事件”を『週刊文春』が報道しています。

大昔、私が先輩によく教えられた芸能記者たる生業の基本のひとつに、「有名芸能人の副業にはその人物の本性が見えてくるもんだ」というアドバイスがあります。

『週刊文春』の記事はこの言葉を思い出させてくれました。

要が出店準備をしていたというマッサージ店には、性的なサービスを提供すると思わせるような記述があったものの、店のサイトには“風営法に基づく許可証の記載”が無かった…と同誌は伝えています。

4月1日に“海外へ活動の場を広げたい”という本人の気持ちを尊重して22年間在籍していた事務所から退所となった要はタガが外れてしまったのでしょうか、そして誰も彼を止められる存在がいなくなったのでしょうか、いきなり“女性専用マッサージ店”とは…ちょっと考えられないような副業だと思いませんか。

下品というか無知というか…軽薄なイメージが鼻に付いて、あの“クズ”役の役作りは彼にとってそんなに苦労しなかったんだろうな…なんて想像してしまう程です。

要とは正反対。福山雅治のお手本のような“副業”

有名芸能人の副業で私が真っ先に思い浮かべるのは“全盲の捜査官”、福山雅治です。

ましゃの副業はある別の取材の延長線上で偶然知ることになったものでした。

このブログにも何度か書いていますが、私は数年前、星野源を徹底的にマークしていた時期がありました。

そのライブ終わりの打ち上げで度々使用されていたのが福山の居酒屋Barだったのです。

店のメニューには出身地である長崎の食材や料理、地酒がたくさん載っていて、ましゃの地元愛・長崎愛が強く感じられたことを覚えています。

残念ながらこの店はすでに閉店してしまいましたが、この福山の副業に関しては“有名芸能人の副業”という括りで言えばまさにお手本だと言い換えることができたでしょう。

「日本…ヤバいよ」インドの天才予言者が警告する大地震のXデー

パンデミック、気候変動、戦争と、予測できない事態が次々と起こり不安になると、宗教や占星術などにすがりたくなる人が一定数いるもの。インドには新型コロナの発生からその後の混乱までを言い当て注目を集める「予言者」が出現したようです。今回のメルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』では、著者の吉田さんが、若きインド占星術の天才アビギャ・アナンドさんを紹介。2024年4月までを予言した最新動画で語られた「3つの災厄」の中でも、日本での大地震については、月日を限定して警告されているとして、注目しています。

占星術は都市伝説か?

インドの天才予言者をご存じでしょうか?いま都市伝説界一番アツイ!!と言われている人物、それがアビギャ・アナンドくんです。

2019年の新型コロナウイルスの出現、その後の経済状況の悪化、新種のウィルスの出現、第三波のピークの発生などズバリこのご時世の流れを予言し的中させたといいます。

う……ん。まだまだあなたは眉唾ですか?そうですよね。よくわかります。都市伝説を取り上げているメルマガではありませんが、世の中にはいろんな予言をする若い人たちが増えてきているな、というのが正直な感想でしてスルーするのは簡単ですが、一応知っておいて損はないと思います。

では、この少年は特殊能力者なのでしょうか?そのあたりはよくわかりませんが、インド占星術の天才で、古代インドの思想体系「ヴァーストゥ・シャーストラ」をマスターし、アーユルヴェーダ微生物学を大学院レベルで学んでいるといいます。ようは、占星術師です。2000年前のイエスキリストの出現も確か占星術師でしたよね。

パンデミックを的中させて話題となり、その後も続々とビデオを発表し、加速度的に知名度が上がっています。はたして、彼の語る予言はどういう背景、文脈にあるのでしようか?

2023年に入って『What may happen after 17th January』というYouTubeがアップされた時点で、インド占星術を通して“予言”が可能なのか確かめてみることにした人がいうには…

「インド占星術はヴェーダがベースになっています。カルマとか輪廻転生の概念が記された“ヴェーダ”という古代インドの聖典がヒンドゥー教の基礎になっていて、それがそのままインド占星術の思想のベースになったと考えていいでしょう」

とのこと。ようは、インド占星術は多くの哲学的要素を含みながら星の動きを見るといいます。そして、「凶兆の拡大」=「パンデミック」と解釈をして発信したそうなのです。まぁ、解釈次第でしょうけれども。

この記事の著者・吉田正幸さんのメルマガ

「食事回数を増やさないと必要量のたんぱく質を吸収できない」は本当か?

糖質制限食で摂取量を増やすことになるたんぱく質について、「一度に多く摂取しても、たんぱく質を吸収できる量には限りがある」との言説があるようです。真偽を知りたくなった読者の質問に答えるのは、メルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』著者で、糖質制限食の提唱者として知られる江部康二医師です。江部先生は、その言説が「筋肉に取り込まれる量には限界がある」ということあって、エネルギー源としての話ではないと誤解を解き、食事の回数も1日2食で問題ない理由を、石器時代の日本人の食生活に遡って説明しています。

たんぱく質摂取量と食事回数

Question

shitumon

43歳女性、境界型糖尿病の疑いがあり、糖質制限を行っています。たんぱく質の摂取について質問があります。

「1度に吸収できるたんぱく質の量は20g~30gなので、あまりに多くのたんぱく質を摂取しても吸収できない」という情報をよく見聞きします。であれば、例えば筋トレを行う人に推奨されている、「体重×2g」のたんぱく質を摂ろうとすれば、1日に何度も食事をすることになります。

面倒なので1日1~2回の食事で必要量をまかないたいのですが、問題ないでしょうか?

ドクター江部からの回答

  1. たんぱく質の摂取量と筋肉への取り込みの上限
  2. たんぱく質の人体への吸収
  3. 食事回数とたんぱく質摂取

これらについて、筋肉博士・石井直方東大教授の「タンパク質の摂取を増やせば増やすほど、筋肉が増えるわけではない!」第63回 解明されつつある最新知識:“筋肉博士”石井直方のやさしい筋肉学:日経Gooday(グッデイ)などを参考に考察してみました。

  1. 1回のたんぱく質の摂取量20gくらいが筋肉合成に役立つ量である。
  2. それ以上のたんぱく質(30~40g)を摂取しても、体内に吸収されるけれど、筋肉合成には利用されずにエネルギーとして使用される。

これらは石井直方教授のご見解です。日本人の普通の食事で、3食とも、たんぱく質20gくらいは摂取できそうです。ごはん・納豆・生卵を食べるだけでも15gほどのタンパク質を摂取することができますし、それにシャケの切り身を一切れも加えれば20gに達するので、普段の食事で十分ということになります。

そうなるとプロテインも不要ということになってしまいますが、たんぱく質は筋肉合成を増加させるスイッチでもあるので、20~30gを1日に複数回摂ると、効果的で便利です。

1800kcalの高雄病院スーパー糖質制限給食の平均が、脂質:56% たんぱく質:32% 糖質:12%で、たんぱく質が144g/日となります。従って筋肉量維持には充分過ぎるたんぱく質摂取量なので、余った分はエネルギーに使われている分も多いと思います。

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

林真理子“大先生”への「忖度報道」はあるのか?薬物問題の日大アメフト部「調子こいていた」、学内の評判とOBの嘆き

日本大学アメフト部の寮から覚せい剤と大麻が押収された事件。事の発端は保護者からの“告発”によるもので、7月上旬、大学側が寮の自主点検を行ったといい、その寮から植物片などが発見された。しかし、発見後、大学側が警察に報告するまで約2週間も経っていたことが新たに発覚した。

報道によれば、薬物を所持していたとみられる部員は1人とのことだが、5年前の悪質タックル問題から“生まれ変わった”はずの部で一体何が起きていたのか? 世間の関心は高い。そして、昨年7月に同大学の新理事長に就任した作家・林真理子氏(69)にも批判が相次いでいる。

「またアメフト部か…後輩がかわいそう」

日本大学のOBは話す。

「正直、また日大かよ…そしてまたアメフト部かよ…という感じ。林真理子さんが理事長になって良い方向になり、日大が変わってくれればいいなと思っていた矢先に〈これかよ〉と嘆きたいすね。これから就活が始まる現役学生はかわいそう。だって、いくらその学生が関係ないとはいえ〈ああ、日大か〉ってなりますよね。ちなみに私は20代後半ですけど、上司から〈相変わらず“犯罪の総合大学”だねぇ〉と昨日言われました」

「調子こいていた」現役学生の証言

現在、同大学の4年生(男性)は、アメフト部の印象についてこう話す。

「僕の意見では、一部の部員は調子こいていましたよ。けど、彼らを悪く言うつもりはなくて…。これはどこの大学もそうだと思うんですが、スポーツで大学に入った奴っていわゆる“オラオラ系”みたいな人種が多いはずなんですよ。〈俺らは一般の奴らとは違うから〉的なイメージです。だから、アメフト部が学内で風を切って歩く姿を見ても〈まあ、仕方ないな〉って感じでした。体がデカいから、向こうと目が合ったら逸らすし、道も空けてました(笑)」

また反対に、別の学生は「悪いイメージはなかった」とも語っている。

「少しヤンチャっぽいイメージの人たちもいたけど、悪い噂とか私は聞いたことがないです。犯罪のことですか? いや、本当に全然全然、なんにも聞いていなかったです」(3年・女性)