まだ紙で疲弊してるの?家族のミスコミュニケーションを減らすヒケツ

忙しい家族こそ、ペーパーレス化

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名刺や書類など、仕事面において顕著に進むペーパーレス化。エコ的な視点だけでなく確認依頼もスムーズになったりと紙からデータへと移行しただけでも恩恵を感じることが多々あります。しかし普段の生活では、いまだに紙ものの資料が多く行き交うのが現状ではないでしょうか。

仕事が終わって家に帰ると、子どもが学校から持って帰ってきたプリントがたくさん…。それらが新聞や雑誌と混ざってしまえば、大事な学校行事や予定を見落としてしまうかも。

さらに置いたまま、渡されたままの紙資料だと、家族の誰がいつ確認し、何をどうするのか確認不足になり、情報の共有が上手くいかないことも。

そんな家族のミスコミュニケーション改善に一役買うのが、簡単操作でペーパーレス化を助けるスキャナー、「ScanSnap」です。

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スワイプ操作とスキャンボタンのワンタッチだけで簡単に操作できるScanSnapなら、小さな子どもから祖父母まで気軽に使用可能。さらに「ScanSnap Cloud」という無償のサービスを使えば、スキャンしたデータをクラウド上に直接保存ができるのです。

たとえば、塾や学校から持ち帰ってきた重要行事のお知らせを、帰宅した子どもがScanSnapへ。クラウド上にそのままデータが上がるので、両親が仕事の休憩や通勤時などのスキマ時間に確認すれば、情報共有も効率的にサクッと完了。また取り込んだ紙資料は処分ができるので、お部屋の整理整頓も手助けしてくれますよ。

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付箋付きの書類や複写伝票、封筒なども取り込むことができ、さらに文字認識機能によりデータにテキスト情報を付与するができるので、キーワードで書類の検索もできます。

ScanSnapで効率的に情報を共有し、お互いを助け合う仕組みづくりをすることで、家事の時間を家族の時間へ。各家庭に1台ある家電のような感覚で、家庭内ペーパーレスを体験してみてはいかがでしょうか。

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中国大崩壊へ。安易な「仮想通貨支配」が失敗に終わる当然の理由

今年10月末、仮想通貨技術を中国がリードすると発言し、「仮想通貨の父」とまで呼ばれ始めた習近平国家主席でしたが、1ヶ月も経たないうちに取り締まりに転じ、中国国内で混乱が生じています。突然の方向転換の裏にはどんな事情があるのでしょうか。台湾出身の評論家・黄文雄さんがメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、その背景を探っています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2019年12月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】中国の仮想通貨支配は自己過信して自滅するパターン

中国の仮想通貨交換業者に早くも影響、最近の業界取り締まりで

中国政府は、仮想通貨の取締りを強化しており、最近、国内の仮想通貨交換業者の少なくとも5つが、営業を停止したか、国内利用者へのサービス提供をやめると発表したそうです。

中国の取締り強化によって、処分対象となる可能性が噂されていた仮想通貨取引所のIDAX Globalは、11月24日に中国国内でのサービス停止を発表しましたが、それ以来、同社のCEOが失踪して連絡がとれなくなっているという報道もあります。

中国撤退発表から5日、仮想通貨取引所CEOが失踪 顧客資産引き出せず

中国は2年前の2017年9月にも、国内での仮想通貨への投機熱が高まり、またマネーロンダリングや海外への資金移動の手段にもなりうることに危機感を抱いた中国当局は、仮想通貨の発行による資金調達を禁止し、取引所を次々と閉鎖に追い込みました。

中国「仮想通貨資金調達禁止」のインパクト

中国では、汚職役人が多額の資金を海外へ持ち出すとともに、習近平政権の独裁政治を嫌った富裕層が中国から海外へ逃げる動きや、転売目的の爆買いなどが横行し、中国の外貨準備高が急減したと言われ、ここ数年、中国政府は中国人1人あたりが海外に持ち出せる外貨を年間5万ドルに制限していました。

しかし、仮想通貨では簡単に国境を超えて海外での取引が可能になってしまうため、中国政府はこれを禁止したわけです。

しかし、今年10月末、習近平が仮想通貨の中心的な技術である「ブロックチェーンの開発を、中国がリードするといった発言を行ったことで、仮想通貨市場が急騰しました。

最近、フェイスブックの仮想通貨「リブラ」が話題になりましたが、習近平は、デジタル通貨をつくり、それを世界に広げようという魂胆があるのかもしれません。なにしろ、中国は2017年にIMFのSDR(特別引出権)構成通貨になったことで、国際通貨の仲間入りしましたが、現在でも世界での人民元の決済は2%にも満たない状況です。

デジタル通貨を発行し、仮想通貨での覇権を握ろうとしているとも噂されています。

「デジタル人民元」中国の野望 ブロックチェーンで監視

習近平の発言で、中国の投資家たちは仮想通貨が解禁されたと大喜びし、ビットコインが急騰、習近平は中国で「仮想通貨の父」とまで呼ばれ、検索サイトでは「ブロックチェーン」を意味する中国語区「区块鍵」が検索キーワード1位になるなど、にわかに仮想通貨市場が活気づきました。

ビットコイン急騰の背景に中国あり 習近平主席、いまや「仮想通貨の父」と呼ばれる存在に(ひろぴー)

ところがその大騒ぎもつかの間、中国政府はわずか1カ月足らずで仮想通貨を取り締まる動きに転じたわけです。

もともと中国では、共産党がすべてを指導・支配し、絶対無謬であるため、なんでも自分たちの思い通りに操作できると過信しています。ところが、いざ蓋を開けてみると、思い通りにいかず、慌てて禁止したり隠蔽したりするといったことが多いのです。

最近も、中国IT企業のテンセントが開発中のAIサービスを公開したところ、学習したAIは「中国共産党は腐敗ばかりで無能」「中国の夢は米国への移住」と共産党批判を展開しはじめたため、IT企業が急遽サービスを停止するということがありました。

「共産党は無能」「中国の夢は米国への移住」正直なAIが反乱? 対話プログラムで批判展開、中国IT企業が急遽サービス停止

香港にしても、共産党の力で香港人を牛耳れると思ったのでしょうが、まったく思惑とは逆の結果になってしまいました。先に行われた香港の区議会選挙にしても、中国共産党は親中派が勝つと確信していたといいますが、結果は正反対のものとなりました。

香港区議選:中国共産党は親中派の勝利を確信していた(今はパニック)

失われた30年から脱却。日本が再び「国営化」に舵を切るべき理由

政府や日銀の施策も虚しく、「失われた30年」から抜け出せずにいる日本。技術分野においても中国に大きく水を開けられ、今後もその差は開く一方とも言われています。我が国がかつての輝きを取り戻すには、どの方向に舵を切るべきなのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では著者の津田慶治さんが、そのために必要なのは「国主導の研究開発機構を復活させること」とし、国家投資の具体的な方法を記しています。

追われる国の経済学

リチャード・クー氏の講演会「追われる国の経済学」を参考に、日本が置かれた状況で、どの様にしたら復活できるかを検討したい。

米中貿易交渉と米国株価

NYダウは、11月27日に史上最高値28,174ドルとなったが、12月5日27,677ドルとなったが、11月アメリカ雇用統計で非農業部門雇用者数が26.6万人増となり、12月6日28,015ドルと337ドル高と大幅な上昇になった、PERは19倍から20倍台になり、益々割高な水準でなっている。

米国の景気は強いし、12月15日の対中追加関税の発動が近く、米中通商交渉の合意の文案を練っているので、合意は近いとムニューシン財務長官は言う。

しかし、トランプ大統領は、「合意に期限はない。来年11月の大統領選後まで待ったほうが良いかもしれない」と述べ、2020年11月以降に合意すると中国をけん制している。

中国は500億ドルの農産物を買う代わりに、今までの関税UP分を無しにすることを条件と強気に出ている。トランプ大統領が再選するためには、中国の農産物の大量購入がないと無理と読んでいる。ディールとして、中国も相当強気でトランプ大統領に臨んでいる。このため、主導権を中国が取ったような雰囲気になってきている。

一方、米国議会と軍産複合体は、対中国への警戒感から香港人権法を全会一致で可決して、トランプ大統領も署名するしかなかった。トランプ大統領が対中国で譲歩すると、弾劾裁判で共和党議員も賛成に回られてしまうためで、共和党の議員を味方にする必要があるので、中国への譲歩もできない。このため、署名したのである。

そして、いくら農産物の輸入を増やすからと言って、中国からの輸入関税UPを無しにする条件も飲めない。これにも強硬な姿勢を取るしかないようである。中国に人権や民主化を要求する有効な交換条件を無くしてしまい、中国は益々独裁的な強国となるためである。米国の議会と軍産複合体は、今中国を叩かないと、米国は敗北すると真剣に心配しているからだ。

しかし、トランプ大統領の本音は、そろそろ、中国との妥協点を見つけて、農家の倒産を防ぐために、1次合意をする必要がある。農業州は、共和党の伝統的な支持州であるが、そこでの支持率が減少しているからだ。

中国も合意したいようである。トランプ大統領が署名した香港人権法への中国の報復は、米軍艦船の香港寄港を拒否するという軽いものなっている。中国としても、12月15日1,600億ドル分の電子製品・オモチャなどの関税UPやその他製品への25%から30%への関税引上げを阻止したいが、300億ドル農産物輸入でも、12月15日分の関税UPを止めるだけという米国の取引では、中国は不満であるようだ。

このため、300億ドルから購入金額を切り下げて、12月15日の関税引上げを回避する方向で交渉をしているとクドローNEC議長はいうし、中国は、すでに大豆や豚肉の輸入関税を無くしたという。

しかし、アップル製品への課税が行われると米中経済への影響は大きい。このため、今後の交渉が決裂でもアップルは将来的に米国で生産することを条件にアップル製品への関税UPを回避する方向であるようだ。アップル株価は現在265ドルであるが、目標株価を300ドルとしたことでわかる。

というように、トランプ大統領と議会や軍産複合体との意見が大きく違うことに寄り、米中貿易交渉は行き詰まっている。これに輪を掛けて、米議会下院は、中国が嫌がるウイグル人権法案も全会一致で可決して、上院に送っている。上院も圧倒的多数で賛成して、可決するはずである。

というように、トランプ大統領が対中で譲歩しないように、次から次へと交渉決裂に向かわせる方向で、議会や軍産複合体は行動している。中国の人権や国家体制など根幹を米議会・軍産複合体は問題視しているのである。このため、トランプ大統領の考えるディールがやりにくくなっている。

このため、目先を変えるために、トランプ大統領は、中国に大豆を輸出するアルゼンチンとブラジルの鉄鋼輸入に追加関税掛け、フランスのデジタル課税に対応してフランス産ワインなどの関税UPを行うとしたり、NATO加盟国の軍事費がGDPの2%以下である国への関税UP、トルコへの制裁、北朝鮮への軍事介入を仄めかしたり、中東へ米軍1,400人増派を述べたりしている。

フランスへの関税UPに対しては、EU全体で対抗関税UPを行うとしたことにトランプ大統領は反発して、エアバスへの補助金に対する対抗関税として、EUからの輸入には100%の関税を掛けると宣言しているので、米中貿易摩擦は、米欧貿易摩擦に拡大することにもなる。NATO会議で孤立して、それでも頭に来たようである。

この結果は、世界貿易の縮小になり、欧州、中国経済を直撃して、その結果は日本企業の売り上げも落とすことになる。しかし、12月7日時点では、米中交渉がどうなるのか見通せない。

屁理屈の中国。米にウイグル人弾圧を非難する資格なしとする根拠

12月3日、中国当局のウイグル人弾圧を「人権侵害」として制裁できる法案を可決したトランプ政権。この事態に真っ向から反論できない中国は、19世紀の米国の植民地政策を槍玉に挙げ反撃を開始しました。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、中国の反撃内容を「民族弾圧正当化の理由にはならない」と切り捨て、人権批判高まる中国トップの国賓訪日の見直しを強く求めています。

中国、アメリカは最悪の大量虐殺国家と主張、その根拠は?

アメリカは、中国に対する情報戦を強化しています。その一つは、中国政府がウイグル人100万人を強制収容している問題。

追いつめられた中国は、反撃したい。しかし、アメリカは民主国家で、言論の自由がある。テレビをつければ、トランプの悪口を聞かない日はない。一方、中国では、公式の場で習近平を批判すれば捕まってしまう。要するに、中国には、アメリカを批判できるネタがない。そこで中国は、ユニークな反撃方法を考えました。

中国は、アメリカの「先住民大量虐殺」を非難

ニューズウィーク12月5日から。

米下院が12月3日、少数民族ウイグル族の人々を不当に拘束するなどしている中国を批判し、人権侵害に関わった当局者に対し制裁の発動を求める法案を可決した。中国政府はこれに反発し、アメリカが先住民を組織的に迫害した過去を槍玉に挙げ始めた。

なんと、「ウイグル人100万人強制収容」を批判された中国は、アメリカの先住民迫害で対抗しはじめた。中国外務省の華報道官は

法案を通した米議会を「無知」で「恥知らず」と非難し、アメリカにも先住民迫害の歴史があることを持ち出して、「偽善的」と決めつけた。「2世紀にわたるアメリカの歴史は、先住のインディアンの血と涙で汚されている。彼らのほうが先にこの大陸に住んでいたのに、19世紀以降アメリカは西漸運動を通じて、武力に物を言わせて先住のインディアンを排除し、虐殺して、広大な土地を占領し、膨大な自然資源を収奪してきた」「そればかりか、アメリカは先住民に同化政策を押し付け、彼らを殺し、排除し、追放して、市民権を認めなかった」と、華報道官は述べた。
(同上)

正直いうと、そのとおりだなと思います。私も、たとえばイギリスが、日本の植民地支配を批判するとき、「世界一広大な植民地をつくった国にいわれたくない」と思います。アメリカが戦中の日本を批判する時、「原爆を落として、史上最悪の民間人大量虐殺をしたあんたたちにいわれたく
ない」と思います。

とはいえ、「あんたたちは悪いことをしていただから、私がいま悪事をしていることについて批判するな!とはならないですね。たとえば、アメリカでは1860年代まで合法的奴隷が存在しました。だからといって、それを根拠に、ある国が現在奴隷を合法化したらダメでしょう。イギリスは広大な植民地を所有していた。それを根拠に、ある国が今、他国を植民地にしたらダメでしょう。

確かにアメリカは、先住民を大虐殺してできた国です。しかし、そのことは、中国が今現在、ウイグル人100万人を強制収容している事実を正当化する根拠にはなりえません

米中覇権戦争がはじまったので、中国のウイグル人弾圧は広く知られるようになってきました。

安倍総理は、国際世論の動きをよく見て、超人権侵害国家の長の国賓訪日を是非やめていただきたいと思います。天皇陛下と習近平が談笑する姿が世界に流されることで、「日本の天皇は、中国の人権侵害を容認しているのだな」と誤解されかねません。

安倍総理が習近平に会うのは構いませんが、失策によって天皇陛下と日本国の評判を下げることは、是非やめていただきたいと思います。

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現役アナが伝授。聞き手の数と距離を意識した体の動きと言葉選び

人前で話すあらゆるシーンに役立つプロの技を伝えてくれるメルマガ『話し方を磨く刺激的なひと言』の著者で、アナウンサー歴30年の熊谷章洋さんによる「話し方の表現力を上げる5つのアプローチ」シリーズ。今回からは、最後となる5番目のアプローチ「話す時の見た目の印象を演出する」です。まずは、聞き手の人数と距離を意識した体の動きや言葉の選び方について伝えます。

外見から、話す時の表現力をアップさせる方法

語彙を豊かにする方法の話は、前回の記事でひとまず終了しましたが、最後にお伝えした、和語と漢語の使い分けについて、ちょっと補足をしておきますね。

それは、和語と漢語を使い分けるとして、具体的に、どういう言い方が効果的なのか、というポイントです。和語の特徴は、柔らかい音の響きにありますが、意味を伝えるという点では、少しおおまかで曖昧になります。

その点、漢語の熟語は、漢字の組み合わせによって、ものごとのニュアンスを言い分けられるようにできていて、バリエーションも多彩です。

ですから、和語を多用しつつ、微妙な意味の違いもしっかり伝えたいときには、和語での表現を先に、そして後から漢語の熟語による説明を追加するような形にすると、いかにも語彙が豊富な言い回しにすることができます。

例えば、何かの感想を言うときに、「軽やかで心地よいですね。まさに、軽妙、という感じ…」のように、和語のほうを先に言って、和語の柔らかい印象を残したうえで、漢語の精密な表現を追加したり。

これが逆に、緻密な表現があった後に、和語の柔らかい響きを聞くと、ちょっと間抜けな印象を与えかねません。もちろん、場合にもよりますし、言い方次第で変わってきますが、和語と漢語の特性を生かすことを考えると、基本は、漢語の説明は後からのほうが、カッコいいと思います。

もっと和語を使うのが自分らしいという人は、漢語の説明に、もう一度、和語を付けるという手もあります。
「軽やかで心地よいですね。まさに、軽妙な、軽やかさ…」

文字で表すと、「軽」の文字が重なりますので、NGっぽいのですが、話し言葉の世界では、音が違えば、それほど違和感はありませんし、なにより、強調するためにあえてそれを追加しているわけですから、それはあえて文法を破ってみた、ということでもあります。

話し言葉は、音が流れ去ってしまったら、それっきりの世界です。音で聞かせて、相手にどう効果的に伝わるかが、ほぼ絶対的な命題ですから、意味の重複などには寛容であるべきだと思います。

思い込みやルールに縛られ過ぎず、表現の可能性を、各々のやり方で、追求していってください。では、今回からの本題に移りますね。

プロトレーナーに聞く、筋トレとロングライドでの疲労回復のコツ

日々トレーニングに励む人たちの疑問や悩みに答えてくれるメルマガ『届け!ボディメイクのプロ「桑原塾」からの熱きメッセージ』に今回届いたのは、50歳男性からの疲労回復に関する質問です。年齢のせいか、筋トレと自転車ロングライドによる疲労が抜けにくくなってきているという相談に、桑原弘樹塾長は、考えられる3つの原因それぞれの対策を伝授。さらに、万能の疲労回復手段である「睡眠」の質を向上させるコツも伝えます。

疲労回復のためのコツ

Question

shitumon

週に3~4回ジムで筋トレをしています。土日は趣味程度ですがロングライドの自転車をやっています。ただ、目指すべき一番の目的はバルクアップです。

年齢のせいもあるかと思いますが、疲れが取れなくて困っています。どちらかを控えがいいのか悩んでいますが、疲労回復のためのコツは何かありますでしょうか。(50歳、男性)

桑原塾長からの回答

疲労回復は現代人すべての人のテーマかもしれませんね。店頭やネットでも疲労回復を謳ったサプリメントや健康食品はごまんとありますよね。逆にありすぎて、疲労回復という言葉が当たり前になってしまって響かないくらいです。

疲労にも種類といいますかその原因が色々あるので、その原因をひとつひとつ解消していく必要があります。ただ、ほぼすべてに共通して効果があるのが睡眠なので、睡眠の質をあげるなどここにメスを入れることは効果的です。

まず1つ目ですが、ウエイトと自転車を掛け持ちということで、グリコーゲンが足りない状態が出来ている可能性があります。これは特に自転車による疲労なのですが、平日もウエイトトレを行うことで、もしかすると消費と供給のバランスが崩れているかもしれません。

解決策としては、ひたすらグリコーゲンリカバリーです。特に、自転車の後には糖質の補充を最優先してみてください。出来ればジムでの筋トレ後にもプロテイン+αでMDなどの糖質です。自転車の最中や筋トレ中にCCDを使うと、より効果的です。これは一番の目的でもあるバルクアップにも直結しますので、ぜひお勧めです。

2つ目は抗酸化です。筋トレでは減量中などを除けば、それほどの活性酸素は生まれてこないと思いますが、やはり、自転車では抗酸化をしていかないと疲労が蓄積します。活性酸素が少し厄介なのは、すぐに分からないという点です。

しかし、逆に一旦疲れのような症状が出てしまうと、今度はなかなか減っていってくれません。ランや自転車、あるいは水泳などの競技の人の疲労は活性酸素によるものである可能性が高いと思います。

まず、ベースはビタミンACE(βカロテン)となりますが、αリポ酸、アスタキサンチン、還元型COQ10といった素材を日常生活に取り入れることが抗酸化対策です。食事的には色の濃い緑黄色野菜を日常的に食べる癖をつけていくといいでしょう。

3つ目はクエン酸の利用です。これは主として乳酸対策ともいえます。乳酸は必ずしも疲労物質などではありませんので、根本的な疲労にはならないはずですが、それでも乳酸が溜まった状態は酸性に傾くことから疲労感を感じてしまいます。

トレーニングや練習後には、ゆったりと湯船に浸かるなどをして乳酸を取り除いてやるといいのですが、クエン酸を水分補給の際に摂取することでも除去効率はあがっていきます。筋トレの内容にもよりますが、自転車でも筋トレでも溜まる要素ですので、乳酸対策も効果的かもしれません。

失笑の極み。政府公表の関税撤廃率が朝日試算より約30%も低い訳

欧米を中心に肉を食べないベジタリアンや、卵も牛乳も避けるビーガンが増加傾向にあります。食に対する考え方や食べ方の多様性が広がる中、農業や畜産の在り方もまた、転換期を迎えているかもしれません。そんな中、朝日新聞が興味深い記事を11月29日の紙面で紹介しました。政府が公表した関税撤廃率に不審な点を見つけ、朝日新聞が独自に試算をしたというのです。果たしてどのような相違点を見つけたのでしょうか?ジャーナリストの内田誠さんが自身のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチDELUXE』で、新聞各紙の報道内容とともにその詳細を分析・検証しています。

農業の将来、農業の未来について、様々な素材から考える(2019年11月29日の朝刊ウォッチ)

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「米の香港人権法成立」
《読売》…「NHKネット事業費縮小」
《毎日》…「米、香港人権法が成立」
《東京》…「気候サミット演説 首相断られる」

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「香港 米中の対立新局面」
《読売》…「2割負担 時期攻防」
《毎日》…「香港人権法 新たな火種」
《東京》…「議会の対中強硬に抗えず」

プロフィール

「はじめに」のところで「食肉」の話をしましたら、《読売》と《毎日》が「代替肉」「培養肉」についての大きな特集を載せていて吃驚。《朝日》は牛肉を含む米国との貿易協定に関わるスクープを展開、《東京》は国際面で、ヨーロッパで吹き荒れる農家による抗議(トラクターデモ)の記事を掲載していました。

きょうは、農業の将来、農業の未来について、様々な素材から考えます。

■政府の代わりに計算してみた■《朝日》
■肉食と地球環境問題■《読売》
■もはやジョークではない「培養肉」■《毎日》
■農家の言い分■《東京》

政府の代わりに計算してみた

【朝日】は1面左肩と7面経済面に、日米貿易協定に関する独自記事を掲載。見出しを以下に。

(1面)
農産品の関税撤廃率
政府公表「37%」
本紙試算「61%」
日米貿易協定

(7面)
揺らぐ 日米ウィンウィン
関税撤廃率「公表は恣意的」指摘

uttiiの眼

政府は「農林水産品の関税撤廃率TPPでは82%だったが、今回はそれより大幅に低い37%」と言っていて、45ポイントも抑制することで米国に対する譲歩は限定的だったと農家にアピールしていた。ところがこれは「品目ベース」の話。「金額ベース」は「作業が複雑なため出していない」としているので、「ならば」と《朝日》が試算の役目を買って出たということになる。調べてみたら、とんでもない数字が出てきた。政府は61%も関税を撤廃してしまっていた。日米協定で新たに無関税になるのは4,500億円分。今でも無関税の1兆700億円を合わせて、金額ベースの関税撤廃率は61%となった。では、《朝日》は何を使い、どのような計算をしたのか。これについては7面に詳細な説明がある。

《朝日》の計算方法は、農水省が作成したTPPと日米貿易協定それぞれについての農林水産物の「関税引き下げリスト」と、財務省の「貿易統計」、都合3種のデータを使っている。各協定のリストからは、元々無関税だった品目と新たに無関税になるものを抽出。各品目がどれだけ輸入実績があるかを「貿易統計」から抽出して足し、合計額を輸入額全体で割ったという。一定の数量のみ関税を撤廃する無関税輸入枠や無関税で輸入して国が一定額を上乗せするものを除き、牛・豚肉のように関税が引き下げられても撤廃されないものも除外。このルールは国が使っているものを踏襲した。

《朝日》実に見事という他はない。

統計は様々な場面で悪用されている。代表的なものは「食料自給率」だが、国の統計に対する疑念は、そもそもデータがウソというものを含め、実に多岐にわたっている。

今回、自動車関連の関税撤廃が実現しなかった場合、日本からの輸出品の関税撤廃は政府試算の1割強にしかならないことに加え、農林水産品の関税撤廃率が61%では具合が悪いと考えたのだろうか。統計の計算などはお手の物のはずの内閣府の官僚が、「複雑で計算していない」とはちゃんちゃらおかしい。金額ベースでも品目ベースでも計算して、その結果、品目ベースを選んだのではないのか。強い疑念が残る。

肉食と地球環境問題

【読売】は8面の国際経済面で、「代替肉」について紙面を大きく割いている。見出しは…。

(8面)
「代替肉」拡大 畜産業は防戦
食肉需要増を解決するか

uttiiの眼

《読売》が記事にしているのは「代替肉」。基本的には動物以外の原料を使って作られるものだが、そのなかに、動物から採取した細胞を培養して作る「培養肉」もカウントしていて、10年以内に市場に登場すると「予測」する向きもあるらしいことを伝えている。

どちらにせよ、肉の代用物が必要になってきている背景には、世界の人口増加がある。国連によれば、2019年に77億人の世界人口は、2050年には97億人となり、コンサルタント会社によれば、世界の食肉市場に占める動物由来の割合は2040年に40%まで下がり、代替肉が主流になると予測されているという。

代替肉は既に企業化されていて、米国のその名もビヨンド・ミート社の製品は、マクドナルドやケンタッキーチキンも期間限定で売り出したり、試験販売を行ったりしたという。そして、代替肉の最先端、「培養肉」のベンチャーには巨大穀物商社、米カーギルが投資している。

代替肉の割合が高くなるには理由があり、その1つは地球温暖化問題だという。家畜のフンやゲップから出るメタンガスは温暖化ガスの1つとされる。肉だけでなく、牛乳も忌避されていて、大豆やアーモンド、ココナツなどが原料のミルクが売れ、やがて食肉についても代替肉が好まれるようになるかもしれないという。メーカーは、ベジタリアンだけでなく、たまに肉食もする「フレキシタリアン」もターゲットに、売り込みを図っている。

当然だが、畜産業界とは戦争のようになっている。「フェイクミートが増え、消費者の誤解は拡がる一方だ」との批判から、動物由来でない製品を「肉」と名付けることを禁止する州法ができるなど、食肉売場から代替肉を排除しようという動きが盛んなようだ。

後ろ姿で示す。大人が子供たちに希望を灯す「貴人」になるべき訳

子どもが成長する過程で、大人社会への幻滅を感じることはよくあることです。しかし当然のことながら、社会には尊敬できる人物も存在します。今回の無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では同ネットで活動中の飯田剛さんが、「貴人」とも呼ぶべき大人との出会いによって目を開かれた自身の経験を綴るとともに、現代の大人にも、「尊敬される存在になるべし」と檄を飛ばしています。

貴人との出会い

時折、子供時代を振り返ることがあります。自分では至って普通の子供のつもりでしたが、実は大人から見れば、あまり可愛げのない存在だったようです。まあ三つ子の魂百までといいますから、昔も今も、ほとんど同じということでしょうか。小学校6年の時には、担任の先生から、こう言われました。「お前には、子供らしさがない」。

そんなこと言われたって困ります。心の中で「子供なんだから仕方ないだろう」なんて思いながら、上の空で小言をやり過ごしてました。自分では分かりませんが、目障りだったんでしょうね。先生の言動を鼻で笑っていたり、ひねこびた発言を連発していたのだと思います。

兄が障がいを持っていましたので、普通の子供よりも余分に世の中が観察できたのかもしれません。もっとも、嫌な面ばかりを見ていたと言えますが、いろいろな経験をさせてもらえたのは事実です。

そりゃあ、見ただけで兄は普通じゃありませんから、気になって見ちゃうのは仕方ありません。でも見世物じゃああるまいし、興味本位でジロジロ眺める人がいて、これには腹が立ちましたね。逆に、気づかないフリをして、兄の存在を無視してくれる人。これは感謝でした。そのころは一応「子供」でしたから、「見世物の視線はつらかったです。

哀れみの視線に、バカにする視線。そっと手を差し伸べてくれる人あり、また、迷惑がって邪険にする人あり。本当に人それぞれです。「子供ならまだ仕方ないけど、大人になっても、こんなバカなままなの?」なんて思うわけです。まあ少し「ひねこび」ますわ。今考えてみると、その頃、大人社会に幻滅していたかもしれません。

高学年になってくると、大人社会の影やら闇やらが見えてきます。欲望渦巻き、弱肉強食の現実。そしてその中で、偽善者のどれだけ多いことか。そんな汚辱に染まるくらいなら、人間やめたほうがまだマシだというのが、その当時の本音です。学校の先生すら、心から信用できませんでした。だってハンパに見えますもの。いやホント、やなガキですね。

その「大人社会の幻滅」は、たった一人の人間との出会いで、雲散霧消しちゃいました。尊敬できる大人と、生まれて初めて出会ったのです。それはボーイスカウトの隊長です。

誰の人生にも、運命をコロッと変える貴人との出会いがあると聞きます。私にとっての「貴人」が、この隊長だったわけです。ボーイスカウトのちかいおきてを純粋に信じて実行し、裏表などまったくありません。知行合一を地で行った隊長には偽善の余地などありません。スカウト技能や野外活動のスキル、経験、体力、気力と全てに超人的でした。尊敬というよりは「賛仰(さんぎょう)」する対象だったかもしれません。

こんな人がいたのですから、大人社会への幻滅など消し飛びました。子供の認識では、この世の中の素晴らしい面が理解できなかっただけで、世の大人たちを裁くなど、百年早いと思い知らされたわけです。

ホントは、尊敬できる「貴人」など、どちらかというと絶滅危惧種でして、幻滅する大人ばかりだというのが事実に近いとは思います。しかし、一人だけでも「貴人」と遭遇すれば「世界はまだ捨てたモンじゃない」と希望がわいて、生きていけるようになるもんです。いじめられたり、不登校だったりと、大変な環境で大人社会に幻滅している子供たちも、本当にたくさんいるでしょう。「ボーイスカウトやってたらなあ」「尊敬できる大人が、周囲に一人でもいたらなあ」などと、自分の経験と重ねて痛感したりしてます

でも、自分で探さないと貴人はいないんですよね。学校教育に期待できなければ、社会教育の方ではいかがでしょう。技術やスキルだけ教えるところではなくて、ボーイスカウトや武道のように、精神性を根底に持つところなんか、求道者や修行者のような「貴人」がゴロゴロしているかもしれません。もちろん、学校の先生にだって「貴人」はいますし、素敵な経営者やら芸術家にもいるでしょうし、農家にも達人はいらっしゃいます。

目先の問題こそ解決せよ。当たり前だけど効果抜群、4つの方法

消費不況といわれる昨今、売上減少に頭を抱えているショップオーナーも多いことでしょう。まずは「目の前の問題」を解決したいところですが、そのための具体的な方法となると、なかなか思い浮かばないものです。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では経営コンサルタントの梅本泰則さんが、「売上減・客数減」などの問題解決について、自力でできる簡単な方法を紹介しています。

目先の問題の解決法

ある時、私のセミナーを聞いた方がこう言われました。

5年後、10年後の話より、目の前の問題を解決する方法を教えて欲しい

目の前の問題も解決できていないのに先のことなど考えられない、ということでしょう。そのお気持ちはよく分かります。そこで、そんな経営者の方のために、目の前の問題を解決する方法をお伝えします。

では、目の前の問題とは何でしょう。後継者の問題、競合店の問題、従業員の問題、いろいろと考えられます。しかし、何といっても一番大きな問題はこれです。

  • 売上が減ってきている
  • お客の数が減ってきている

この問題の原因もいろいろとあります。例えば、

  • メーカー、問屋さんから良い商品が仕入れられない
  • ネット販売が盛んになってきてお客が流れている
  • 若い人のようにSNSがうまく使えない

といったことです。挙げれば、まだまだ原因はあります。しかし、原因を考えられたからといって、すべて解決できるというものではありません。上の3つの原因についてもそうです。どうしたら、売れる商品が手に入るでしょうか。どうしたら、ネットショップにお客が流れないようにできるでしょうか。どうしたら、SNSがうまく使えるようになるでしょうか。きっと、それが分からないからこそ、悩んでおられるのでしょう。

これらは、時代の流れや、メーカー・問屋さんの政策と同じように自分ではなかなか手に負えないことです。いくら悩んでも、そう簡単には解決しません。それならば、自分で解決できる方法を行うことです。そんなうまい方法があるでしょうか。

自分で解決する方法

実はその方法はたくさんあるのですが、今回はその中から、簡単に売上を上げる方法を2つ、簡単にお客様を増やす方法を2つ紹介します。

まず、簡単に売り上げるには

  • お店の商品を高く売る
  • お店でよく売れている商品を売る

といった方法があります。これは、自分のお店でできることですよね。もう少し説明しましょう。

「商品を高く売る」というのは、仮にお店で1割とか2割とか割引をして販売していたら、その値引きをやめることです。もしくは、値引き率を少なくすることです。たったそれだけのことで、売上は上がっていきます。

とはいえ、今売っている商品の値引きをやめるのは抵抗があるかもしれません。その場合は、次のシーズンに入ってくる新商品や新しいブランドから始めてみましょう。そのことで、お客様が離れることはありません。だまされたと思ってやってみてください。

また、これには「高い商品を買っていただく」という意味も含まれます。お店の中にある商品で、互いに同じような商品があれば高い方の商品を勧めるということです。販売スタッフは、往々にして「こちらの方が安いですよ」とか「安い商品もありますよ」と言ってお客様を誘導します。その方が売りやすいからです。その習慣をやめてみてはいかがでしょう。それだけで、売上が増えます。

次に「売れている商品を売る」ことです。今お店では、商品の販売管理をしっかりと行っているでしょうか。例えば、今月はどの商品がどれだけ売れたか、データにしているかということです。お店の方が「○○の商品がよく売れている」と言っても単なる感覚だけのことが多いように思います。データにしてみると、違っていることがあるのです。ですから、商品の販売状況をデータにしてみます

すると、そのデータから、例えば最近の3か月間に売上が30%も伸びた商品が見つかったとしましょう。それが「売れている商品」です。その商品もしくは、それに近い商品に力を入れて売っていきます。今後も売上が伸びる可能性のある商品だからです。

いかがですか。むつかしいことではありませんよね。これが簡単に売上を上げる方法2つになります。

【書評】元韓国人が解説。あの国が国家間の約束を簡単に破る理由

近代法治国家において裁判は、「情」が絡む判断は排除され、証拠に基づいた客観的判断が下されるものですが、隣国では少々事情が違うようです。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さんが紹介しているのは、韓国が自分たちの都合のいいように歴史を書き換えてきた、その根本部分となる彼の国の司法について綴られた書籍。「元」韓国人評論家がわかりやすく解説する一冊です。

偏屈BOOK案内:呉 善花『韓国を蝕む儒教の怨念 反日は永久に終わらない』

61Ufx6PS3dL韓国を蝕む儒教の怨念 反日は永久に終わらない
呉善花 著/小学館

いまの韓国は李朝の「法よりも情が優先する」状況下にある。通常は国法をもって判定していても、それでは情が入る余地がなく、本当の正邪の判定とはならないとみなされたときに、「情理からの判断が下される。酒に酔っての犯行となれば、「情理」の判断を以て必ず減刑されるし、単純暴力では前科の有無を問わず罰金・略式起訴で、裁判までいかせないのが司法界の慣例だという。

そのため、韓国には前科40犯、50犯がざらにいる(朝鮮日報2012/9/17)。韓国の「情理」とは「大多数の韓国人が今このときに常識として抱いている正しさの感覚」というよりほかにないものらしい。民族的な主観による、「この辺が正しい」という(暗黙の、いわずもがなの)国民的合意といいえばいい。この合意が、しばしば「法に優先する」のが韓国だという。不思議な国だなあ。

日本はもとより、近代法治国家の裁判では、審議を進める具体的なルールがあり、それに則っていくことで「情理」や「情実」が絡む判断は規制・排除され、事実(証拠)に基づいた峻厳かつ客観的な判断が下されていく構造になっている。ところが、韓国では必ずしもそうとはならず、司法判断はそのときどきの「このへんが正しい」という、国民の思いに強くひきずられるというのだ。

「そのときどき」というのは、「あのときには間違っていないとされていたが、今このときの常識からすれば間違っている」という国民の思いが正義である、ということだ。この正義に基づいて行われたのが「慰安婦合意の破棄強制徴用者への賠償判決」である。つまり「国民的合意」とみなされさえすれば、他国との間で決まった約束事を勝手に破ったり、あとでルールを自分たちに都合よく変更したりすることなど、まったく意に介さない。不思議な国だなあ。

文在寅政権は、軍事政権時代の韓国史を全否定し「あのときは間違っていないとされていたが、今の常識からすれば間違っている」と主張する。「あのときの事情」を正確に捉えることを放棄し、単純に現在の価値感で過去を断罪するのは近代的観点では戒められている。「それに対して韓国では、『現在の価値観に立って過去の歴史を全否定することが盛んに行われているのです」

「韓国ではこれを『歴史を真っすぐに立てる(韓国語で「ヨクサ・パロ・セウギ)』と表現しています。日本統治時代の歴史を全否定することも、韓国人が『歴史を真っすぐに立てる』ことの重要な要件なのです。中華帝国や朝鮮半島諸国では、王朝や政権が代わるたびに、自分たちの都合のいいように歴史を書き換えることをしてきた歴史があるわけです」。不思議な国だなあ。

過去のよくないことは全て「日本の植民地主義」のせいにすることで、韓国の責任が和らげられ、殆ど回避されていく。「ようするに、韓国の『米軍慰安婦』『韓国軍慰安婦」『ベトナムでの虐殺』と日本の『従軍慰安婦』問題は一つのものなのです。いずれも日帝の植民地主義がもたらした問題とされるのです」。世界に広がる韓国の反日プロパガンダ。恐ろしい国だなあ。

編集長 柴田忠男

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