【動画】防犯カメラが捉えた奇跡とも呼べる危機一髪の衝撃的瞬間

今回ご紹介するのは、3月10日にロンドンにある“ストーキー・ヴィンテージ・カフェ”で起こった、危機一髪の瞬間を防犯カメラが捉えた衝撃映像。

早速観てみよう!

 

 

男性が店の前を通り過ぎたそのすぐ後に大量のレンガが落下!

なんと強風により店のレンガ造りの屋根の一部が崩壊したのだという。

もし男性が一瞬でも足を止めていたら・・・まさに危機一髪の、奇跡とも呼べる出来事である。

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(TIME)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

なぜ5千円以下のセミナーにマトモなものがないのか。値段の意味

セミナーや勉強会など、皆さんは「自分への投資」をしてますか?こうした投資で「元を取る」のは、それほど簡単なことではありません。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、自分を追い込む投資のコツは「ドカンとお金をかけて元を取ると誓うこと」と説いています。

元を取りたくなるくらい

人間は損をしたくない生き物だよということを書きました。だからおカネをケチる人がいるわけです。コンテンツがよく分からないモノなら、1,000円のモノより3万円のモノ、それよりも30万円のモノには手を出したがらないわけですね。1,000円なら元を取れる気がしますが、30万円だとホントに元を取れるのか?と不安になりますからねこれがフツーの心理です

フツーというのは、つまり決して成功しない人という意味で、町で見掛けるごくフツーの一般大衆という意味ですよ。この思考をしていたら、年収が平均から飛び出すことはありませんし、他の人が注目するような、羨むような人生を送ることはありません。そういった意味でフツーなんです。

ところが抜きん出た成果を上げる人というのは、この法則を理解した上で、逆張りをするわけですよ。つまりここで30万円をドカンと支払うということです。その上で、

 ● 絶対にこの30万円の元を取ってやるぞ!

と決めるのです。これが成功者に共通する心理だったりします。

もちろんここでは、そのもの自身に30万円の価値があると読み切れる眼力は必要ですよ。というか、これまた法則があって、セミナーなどで30万という値札が付いているようなモノは提供する側も相当の自信を持っているものなんですよ。一番ヤバいのが1万円前後のセミナーで、これは玉石混交。5,000円以下でまともなモノを探すのは難しいです。これは毎年100万円以上を使っている私が身に付けた経験則なんですけどね。

ところがこれがいくらかどうかが問題なのではなく、いくらであっても、絶対に元を取ってやると考えられるかどうかそしてそれを実行出来るかどうかの問題の方が重要なんです。おカネって、覚悟の代償に過ぎないんですから。つまり自分を追い込むためにいくら支払う必要があるのかを考えるのです。

斯く言う私も十数年前にこれをやったんです。サラリーマン時代でして、部長として楽しく仕事をしていた時にたまたま受講したセミナーが、平日2日で30万円だったんです。まず思ったのが、

 ■ ウワ!土日じゃなくて平日なのか

でした。平日2日も休んで、おまけに費用が30万ですから、フツーの神経をしている人なら受講しませんよね。つまり受講しようと考えるだけで頭の中はちょっとフツーじゃ無いってことです。私はそのセミナーを5秒考えて申し込んだんです。ええ、ええ、払いましたとも、30万円を。

払ってしまったら考えることはひとつだけで、

 ● このセミナーから30万円の価値を見出してそれを現実にさせる

ということですよ。つまり絶対に元を取ってやるぞ!と考えたわけでして、受講前からこのプレッシャーを感じていました。

そのセミナーの内容については言いますまい。私のセミナーでも何度かこの話はしましたし、この時のセミナーで習ったことを100倍洗練させたセミナーを、半額どころか1/5、1/6の価格で、今では教えていますからね。

では私はそのセミナーで損をしたのか?はたまた元を取ったのか?

子供を自律的に仕事を進めていける人間に育てる3つのポイント

社会に出てからいきなり経験すると大変な目標管理、できれば子供のうちから身に付けておきたいものです。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!  』では著者の石丸智信さんが、子供たちが上手に目標管理を回していく3つのポイントを記しています。

「目標による管理(マネジメント)」を子どもたちに当てはめると…

以前聴講した管理職を対象とした研修において、部下のモチベーションを高めつつ、自発的に行動してもらう一手法として「目標による管理マネジメント)」が取り上げられていました。本号では、研修で触れられていたその概要を踏まえて考察していきたいと思います。

「目標による管理(マネジメント)」と聴くと、相手を取り締まるとか、相手を縛るなどといった印象があるかもしれませんね。しかしここでは、「目標による管理によってその人の持っている能力を引き出し発揮することになります。

仕事における「目標による管理」とは、自分自身が追求すべき仕事の「成果」を明確に意識し、その成果を上げていくための「目標」と具体的な「実行計画」を自ら設定していくことを通して、自律的に仕事を進めていくマネジメントの方法です。

仕事での目標というと、上司(企業)から与えられたノルマ(目標)をイメージされる方も多いかもしれませんね。

「目標による管理」での、目標というのは、上司、リーダーから一方的に与えられるものではありません。まず、部下、メンバーなどが自らの目標を設定しその目標をもとにして上司と部下が話し合いながら双方納得の上で目標を設定していくことになります。

では、ここで、上記の「目標による管理」の概要を、子どもたちに当てはめて考えてみます。子どもたちにおける「目標による管理」としても、まず、子どもたち自身が目指す「こうなりたい」といったようなあるべき姿ありたい姿を明確にしていくことが大切だと思います。

そして、その姿に近づいていくための目標を設定するとともに、その目標に向けての具体的な行動計画を設定していくことになります。また、「あるべき姿」「目標」「行動計画」に基づいて、自発的に行動に移していくことになります。

仕事における「目標による管理(マネジメント)」を有効に活用していくための条件が3つあります。

まず、1つ目は、目標の意味や意義が明確になっていること。つまり、目的が部下本人と上司ともに共有化されていることです。

2つ目の条件は、部下本人がその目標を達成することについて心から納得してやる気になっていること。

最後の条件としては、部下本人と上司とがその目標達成に対して協働関係相互協力・支援の関係ができていることが必要となります。

怖いもの見たさ。ドン・キホーテの食品売り場を素通りできぬ理由

日本人だけでなく今や訪日外国人にも人気のドン・キホーテ。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では著者で人気コンサルタントの佐藤きよあきさんが、他のドラッグストアや大手スーパーチェーンでは絶対見かけない「珍品」が並ぶ、ドンキ食品売り場の魅力を紹介しています。

ドン・キホーテ「食品売り場」の楽しみ方を知ると…

「楽しく」「面白く」「変な」商品が、激安で販売されています。単に買い物をする場所ではなく、見るだけで遊んでいる感覚になる不思議な魅力を持ったお店です。最近は外国人客も増え、その楽しさはSNSで世界に拡散されています。日本のレジャー施設だと言っても良いでしょう。

そんなドン・キホーテの楽しみ方をひとつお教えします。私も家内とよく遊びに行くのですが、必ず最後に“お土産”を買って帰ることにしています。と言っても、自分たちへのお土産です。

最後に寄るのは、食品売り場。ここを見るのが、また楽しい時間なのです。見たことのないしかも珍しい食品がたくさん並んでいます。恐らく、メーカーや問屋の在庫品を安く買い取っているのでしょう。どこかの地方でしか売っていないような商品、つまり、マイナーな商品を“発見する”ことができるのです。知らない土地へ行って地元の商店にでも入ったような感覚を味わえます。

「なんじゃ、これ!」「こんなのアリ?」「誰が食べるの?」というような商品を見つけるのは、実に楽しいものです。興味が湧けば、即、カゴに入れます。次から次に発見するので、気持ちをセーブするのが大変です。

まったく知らない商品を買うのは、価格によってはリスクがあるので安いものだけを買うようにしています。安ければ、“失敗”だったとしても、“経験”として受け入れることができます。それもまた、楽しいものです。

花粉症にも効果。暖かい日の止まらない鼻水に「おへそ」のツボ

桜の便りが聞こえ始め、ホッとするような暖かい日が増えてきましたが、そんな暖かい日には、内臓が怠けてしまい、花粉症でなくても涙と鼻水に悩まされる人がいるようです。そこで、メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者・のぶ先生が、暖かいからこそ起こりやすい「冷え対策」を教えてくれます。花粉症の軽減にも繋がるようですよ。

暖かい日の止まらない鼻水の正体

気温が上がると、カラダは「寒気」を感じることがなくなります。「寒気」はカラダを温めようとする働きをうながす刺激でした。そんな代謝と抵抗力を高めようとする刺激が、暖かい日になるとなくなります。

「刺激=負担」がなくなるカラダは、とたんに怠けようとして内臓の働きを一気に下げてしまいます。カラダが怠けることで、だるさや眠気が気になり始め、内臓機能が下がることで、手足が冷たくなっていることに気がつきます。

もともと冷え症があったり、疲れるとむくみがたまりやすいひとは、体温が下がることで、こうしたむくんだお水がカラダの芯を冷やします。血流にのることのない、むくんでたまるお水は本来、運動や呼吸や消化のときにたかまる筋力で腎臓へ運ばれて、尿として体外に排泄されます。

冬の間からカラダが冷えていたり、疲れをためて代謝を高められない人は、体内の冷たいお水でカラダを冷やすことで、強い眠気や気だるさがでたり、涙や鼻水が垂れてきます。冷たいプールにカラダをつけているような状態ですから、対策としてはカラダの芯から温まるように保温することが必要です。

カラダの芯から温めるのに手っ取り早いのは「神闕(しんけつ)のツボ」を温めることです。「神闕のツボ」はおへそのことです。おへその上下左右にお灸を同時にすえたり、おへその周囲の固くこわばっているところや、圧痛を感じるところをさぐって、お灸をすえるとよいです。

お灸をするのが手間に感じる人は、ひと肌よりも温かい湯たんぽを、おへそに当てるようにして抱えておきましょう(真冬と違って、あまり熱いと汗をかいてしまうので注意。汗をかくと、かえってカラダを冷やしてしまいます)。

同時に太ももや腰回りを左右に振ったり、足首を回したりして、むくんだお水の循環をうながすようにします。だるさや涙や鼻水が楽になる前には、大量の尿が排泄されます。

カラダの芯が温まると、手足の冷たい感じも楽になります。三寒四温の暖かい日だけ、花粉症症状がつらくなるようなら、まずはカラダの芯を温めて、足腰にたまったむくみを解消するように心がけましょう。

早起きしてカラダを積極的に動かしてアイドリング、早めの就寝でカラダを温めながら回復をうながす時間をたくさん取ることも必要です。

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やはり笑顔はいい。「笑う門には福来たる」が真実な科学的証拠

笑顔には人を幸福感に導いたり、ストレスを軽減したりする効果があるそうです。しかも、感情を伴わない笑顔を浮べるだけで、同様の効果があるのだとか…。とすると、日本人にはお馴染みの「笑う門には福来る」という諺も、科学的に証明されるのでしょうか? 今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、医学的、科学的な数々の研究成果を提示しながら、笑顔が心身に与える効能について考察しています。

笑顔になるだけで、脳が活性化するって本当?

笑う門には福来る」という諺は実は核心を突いた言葉だった?それを裏づける研究成果が、次々と発表されているようです。

最近、いい笑顔をしていますか?

「運と徳」 斎藤 一郎(鶴見大学教授)

笑顔になれば心身ともに健康になり、充実した幸せな人生を送ることができる──。そう言うと、「笑顔なんて簡単なことで幸せになれるはずがない」と思う方もいるかもしれません。しかし近年、笑顔が人間の心身に与える効能が、医学的・科学的にも世界レベルで次々と実証されているのです。

例えば、fMRI(磁気共鳴機能画像法)という検査機器で、嬉しい、楽しい気持ちを感じて笑っている人の脳を調べたところ、記憶や感情をコントロールする「前頭前野の血流が増し活性化していることが分かりました。しかも、嬉しい、楽しい気持ちを感じていない人に「笑顔の表情をしてもらうだけでも前頭前野に同じ反応が見られたのです。

この結果は、たとえ感情が伴わなくとも、表情を笑顔にするだけで幸せを感じたのと同じ反応が脳に起こる、つまり、表情筋と幸福感には密接な関係があることを示しています。

アメリカのカンザス大学が実施したストレスと笑顔に関する実験でも、笑顔がストレスの軽減に繋がることが立証されています。この実験では、被験者を

  • 笑っていないグループ
  • つくり笑いのグループ
  • 本当に笑っているグループ

の3つに分類し、ストレスを感じる作業をした後の心拍数を計測しました。すると、つくり笑いと本当に笑っている笑顔グループでは作業中の心拍数が低くストレスが少ないことが明らかになったのです。

「あいつ使えない」という時代は終了。使える新人を育てる法則

バブル期よりも深刻な状況に陥っている職種もあるというほど厳しい人材不足に悩まされている今、「今いる人材がいかに辞めないようにするかが重要」という方向に企業の意識が変化してきています。今回の無料メルマガ『新米社労士ドタバタ日記 奮闘編』では、早期離職を防ぐプログラムの導入の重要性を記すとともに、新人と円滑なコミュニケーションをはかる「TEAR」と呼ばれる法則を紹介しています。

TEAR

人材不足、人財不足…。道路貨物運送業、老人福祉業、建設業、介護事業業界などは、本当に深刻な人手不足だ。うちの事務所でも求人をかけているが…。


T社社長 「求人かけても、誰も来ないんですよ~」

新米 「皆さん、もうかなり前からそうおっしゃっていますねー。最近は、ますますひどくなっていますよ」

T社社長 「困ったもんだねー」

深田GL 「有効求人倍率は、2018年度で1.61倍、直近の統計、12月は1.63倍になっています。バブル期の人手不足時よりひどくなっている職種も多いんです」

T社社長 「そこまでひどいのかい?」

新米 「民間会社による、2019年2月の転職求人倍率は、2.13倍。求人数は調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新したそうです」

T社社長「はー、ため息が出るねー」

深田GL 「実は、うちも退職予定者があって求人をかけましたが、今回は来ませんねー。今までは、社労士事務所での求人が少なかったこともあって、求人をかけてなくても電話やメールが来たりすることもありましたし、事務方ということもあって、ハローワークに求人を出すと、複数の応募があったのですが、今回はどうしたものか…と思っています」

T社社長 「そうなんや。どこも一緒やねー」

深田GL 「そういったことから、最近は『辞めたくなくなる会社づくり』をすることが大事であり、中小企業にとっては『働きがいのある会社づくり』をすることが最重要経営戦略そのものだとまでいわれるようになってきています」

T社社長 「『働きがいのある会社づくり』をすることが最重要経営戦略そのもの?うーん、確かにそうなのかもしれないねー」

新米 「中途入社の4人に1人、つまり25%は1年以内に退職すると言われているんですよ」

T社社長 「4人に1人?七五三なんてのは聞いたことあるけど…」

新米 「七五三現象のことですね。自分なりに頑張ったが、力が発揮できなかったとか、思っていたより当たり前が何も整ってなかった、周囲との関係性が悪くなり、居づらくなった、この職場にいても先が見えない、という理由も聴こえてきます」

深田GL 「大手企業のように至れり尽くせりはできないにせよ、小規模会社でも入社直後のオリエンテーションや研修が重要視されています」

T社社長 「うちは、新人さんの研修ってとくにやってないなぁ。仕事は、現場で教えていくだけだよ」

深田GL 「早期の離職を防ぐ初期プログラムのひとつとして『入社直後研修』は有効だと思います。お伝えする内容の例は、成果を出すために大切なこととして、

  • 土台づくり(新しい会社の常識、環境の違い)
  • プロ意識とは(仕事に向かう誠実さ)
  • 置換力(関係ないことを自分に活かしてしまう力)
  • 会社の歴史
  • 目標設定…」

T社社長 「ふん、ふん。そんな大層に話をしたことはないなー」

「教育しなくちゃ」の意識がNG。社員が勝手に育つ環境の作り方

人材育成は企業にとって大変重要であり、そのために多くの会社が研修やセミナーに力をいれています。しかし、「真の人材教育とは、知らぬ間に人が育っているというような状況や環境を作りだすこと」とするのは、無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者で人気コンサルタントの中久保浩平さん。今回中久保さんは、その具体的な方法を紹介しています。

勝手に育つ環境作りとその工夫

人材教育を名目に外部から講師を呼んで研修やセミナーを開催したり、あるいは、参加してみたり、社員を参加させてみたり…といった会社も多いのではないでしょうか。

私の持論ですが、専門的なスキル向上のための教育は別として「人を育てるための教育」を行う場合、研修を行うよりは「知らぬ間に人が育っている」というような状況や環境を作りだすことが真の人材教育であると考えています。そして、それは経営者にとって「最も重要な仕事である」そう考えています。いうなれば我が子に対して「お前も知らぬ間に随分と大人になったな」といっているようなイメージです。

以前、とある店舗の経営をされているオーナーの話を伺ったときのこと。「数ある業務のなかで人を育てることが一番難しいんですよ」と仰っていました。もちろん技術的なことやお店の規律やルールなどを教えることは大切ですが、それは教育というよりは、指導になります。

人材教育の目的は、

  • 自ら考え動き結果を出す

この3拍子が揃う人財にすることです。と、こういうことをいうと…その為には、

  • どんな研修をすればいいか?
  • どんな教育プランを立てればいいか?

など考えがちになってしまう。で、益々難しくなっていくのです。いわば「教育しなくちゃという意識が先行し教育する側が柔軟になれないのです。それでは前に進むことは出来ません。

ラグビー日本代表メンタルコーチに学ぶ社員のやる気の引き上げ方

4年前、ラグビー日本代表が強豪南アフリカ相手に勝ち星を上げた背景に、優れた「メンタルコーチング」があったとされていることはご存じでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者の梅本泰則さんが、当時チームのメンタルコーチを務めていた園田学園女子大学の荒木香織教授によるセミナーの一部を抜粋し、メンタルトレーニングがビジネスの世界でも応用できる優れた指導法であることを解説しています。

スポーツ指導者に求められること

「前ラグビー日本代表メンタルコーチが明かす世界で勝負できる心の鍛え方」と題するセミナーを聞きました。講師は、「スポーツ心理学」を専門とする園田学園女子大学荒木香織教授です。4年前のラグビーワールドカップで強豪の南アフリカを破ったあの日本代表のメンタルコーチをされていました。TVでも取り上げられましたので、覚えている方もいるでしょう。日本代表は、このメンタルコーチがいたことも強くなった要因だと言われています。いったい荒木コーチは、どんなメンタルトレーニングをしたのでしょうか。興味がありますよね。

お話を聞くと、スポーツの指導者は、メンタルトレーニングについてしっかりと学ぶ必要があることが分かります。ここのところ、東京五輪を前にして、指導者のパワハラが問題になっていますがこれは、日本のスポーツ界が長年抱えてきた体質です。

スポーツは、「体育」として学校の授業に取り入れられてきました。教育の一環して精神力を鍛える面もあるようです。しかし、その日本的な指導法が、必ずしも正しくはないととらえられるようになって来ました。

そして、この体質を変えるチャンスが来ています。そのために必要なのが、メンタルトレーニングを始めとする科学的な指導法です。荒木コーチは、その著書『ラグビー日本代表を変えた心の鍛え方』(講談社+α新書)の中で、こう言っています。

日本のスポーツ指導者

日本のほとんどすべての競技のチームにはメンタルに関する専門家がいなかったのではないか。その最大の理由は、指導者がメンタルトレーニングを軽視していることだ。選手のメンタルのことは自分がいちばん知っていると思い込んでいる。だから、その必要性を認めない。元選手で現場を見ている自分の方が分かっている、と考えている。

そして、

日本では、選手が引退した翌日から監督やコーチになるケースが少なくない。しかし、選手としてパフォーマンスするのと、選手をコーチすることは本来、まったく別のことだ。

体罰が起きるのも、監督がどうしたら選手のモチベーションを上げられるのか知らないことに原因がある。

鋭いところをついていますね。つまり、指導法を学んでいない元選手がコーチをするのは間違っているということです。まさにこれが日本のスポーツ界の現状ではないでしょうか。

確かに元選手は技術的なことは詳しいです。だからといって、選手のメンタルを強くしたり、モチベーションを上げたりすることについて学んでいるわけではありません所詮我流です。ですから、いま日本のスポーツ界にはメンタルトレーニングを学んだ指導者が求められています。あの大坂なおみ選手が強くなったのも、メンタルコーチの存在があったからです。

そして、スポーツ指導者は、必ずしも一流選手である必要はありません。しっかりと理論を学んだ人が指導者になるべきです。

中国の最大かつ真の弱み「他力本願」を狙い撃つ、米国の兵糧攻め

未だ収束する様子のない「米中貿易戦争」は、今や経済の枠組みを超えて、「次世代の覇権争い」の様相を呈してきています。一部では「経済破たんも時間の問題」と言われている中国ですが、日本は今後何を注視していけば良いのでしょうか。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の著者で台湾出身の評論家・黄文雄さんは、米中貿易戦争の「裏側」を読み解き、さらに対中国の戦略として、米国にならって日本も「台湾を重視すべきだ」と力説しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2019年3月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

米中貿易戦争以後の日本・中国・台湾の未来

目下進行中の米中貿易戦争については、さまざまな説や予測があります。たとえばこれは百年戦争という長期戦だとする見方もあれば、短期決戦だという予測もあります。未完だった東西冷戦の延長・再来だとしてイデオロギーを主題とする見方もあれば、文明の衝突だという分析もあります。

トランプ大統領のような非典型的な奇人変人による恣意的で突発的な、一過性の対立だという見方もあれば、ペンス副大統領が述べたように、アメリカ国民の我慢の限界であり、超党派で中国に対峙しているために一過性ではないという分析もあります。

私の考えでは、米中貿易戦争は単なる貿易や経済の問題やグローバリズムの衰退、アメリカの保護主義や独善への回帰ではありません。もちろん「中国こそ自由貿易の守り神だ」とする習近平体制下の中国の挙動など、信用できるはずもありません

19世紀中葉の「アヘン戦争」という名称はコミンテルン史観からくるもので、清の開港をめぐるイギリスと清との戦争についてイギリスではTrade War」と教えています。一般的にアヘン戦争は、清がイギリス商人のアヘンを没収・焼却したことがきっかけとされていますが、戦争前にそのごたごたは一件落着していたのです。

むしろ、その後に起こったのは「貿易戦争」であり、当時、中国側の公行が貿易を独占していたため、イギリスはこれを打破して中国市場を開放させようとしたのです。いわば、自由貿易と保護貿易をめぐる戦争だったのです。

現在のトランプ大統領は「保護主義」だといわれますが、しかし、中国は国営企業に多額の補助金を出し、安く製品を作らせ、それを海外で売りさばくことで外国の市場を荒らしてきました。また、外国企業を買収し、その技術を強制的に自国に移転してきました。

巨大な国の金と力を背景とした国営企業に、自由主義経済の企業がかなうはずがありません。中国でもかつては国営企業は「ゾンビ企業」と呼ばれ、改革の必要性が叫ばれていましたが、習近平政権では国営企業同士を合体させてさらに巨大化させ、世界市場を操ろうとしてきたわけです。