図々しい独裁者プーチン。ウクライナ戦争後に「ロシア中心の世界を構築」という皮算用

間もなく開戦から1年が経過するものの、依然として膠着状態が続くウクライナ戦争。ロシアの暴挙により分断されてしまった国際社会はこの先、どのような道を辿ることになるのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、現在起きているという「世界の3極化」について詳しく解説。さらに各国の思惑を分析しつつ、ウクライナ戦争の今後の予測を試みています。

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プーチン大統領が作り出した「歪み」。ウクライナ戦争が国際情勢に与える分断

Keeping at it.「諦めずにやり遂げる」というのが日本語訳だと思いますが、ロシアによるウクライナ侵攻を巡って、ロシア・ウクライナ双方がこのような心理に陥っていることがよくわかります。

ウクライナにとっては当然のことですが、自国および自国民の存亡をかけた最大の戦いであり、諦めることは即座に国家の消滅か、不可逆なロシア化が進むことを意味し、20年余りの“独立”に終わりが訪れることを意味します。

それを何としても食い止めるために、欧米社会を味方につけてロシアによる蛮行に対抗し、反攻しているのがウクライナの人たちであり、それを後方支援しているのがNATO諸国という構図です。

そしてロシアにとっては、プーチン大統領が抱くグランドデザインに沿って、自国に次いで地域第2位の軍事大国になり、欧米諸国の影響が強まってきたウクライナの力の伸長を食い止めるという“国家安全保障上”の懸念と、ウクライナを未だに独立国とは見なさないという基本姿勢も合わさって、今のうちにロシアに対抗する芽を摘もうという狙いがあっての軍事作戦(侵略)という性格が見られます。

プーチン大統領の行動に対しての価値判断はあえて避けますが、国内外に抑えるべき対象(190以上の少数民族、14の国境など)が満載のロシアの大統領で、ロシア国民の生命と安全を守るための行動としてのウクライナへの攻撃というのは、彼を支持する人たちにとっては筋の通った話なのでしょう。

どちらの国もリーダーもkeeping at itの姿勢に陥り、雌雄を決すまで止めることが出来ないのが現状と言えます。

ゆえにゼレンスキー大統領は、当たり前の主張なのですが、「ロシアに不当に侵略された領土全てが返されるまでは戦い続ける」と言わざるを得ませんし、プーチン大統領は、多くの誤算があったにせよ、一度始めてしまった戦争をやり抜く以外には選択肢がないと信じて、攻め続ける姿勢を崩していません。

ロシアが隣国に侵略をしたということに対して支持を表明する国はありませんが、ロシアが抱く懸念にシンパシーを感じたり、欧米諸国とその仲間たちによるロシアに対する制裁はやりすぎと考えたりする国々はそれなりの数に上っています。

そこで何が起きているかと言えば、世界の3極化です。

欧米諸国とその仲間たち、つまりロシアに対しての制裁措置を取っている国々のグループが一つ目。中国やイラン、北朝鮮、ミャンマー、シリアなど、ロシアに対してシンパシーを持ち、反欧米諸国の姿勢を崩さないのが2つ目。そして3つ目が、ロシアによるウクライナ侵攻は非難するものの、経済制裁には加わらず、逆に実利主義の立場からロシアとの貿易も積極的に続ける国々が第3極で、その筆頭例がインドとトルコと言えます。

Emerging economiesに分類される中南米諸国、中東諸国、そしてアフリカ諸国は、中ロから受けている経済的な支援の存在に加えて、国内にロシアや中国と類似した内政問題を抱えており、欧米諸国とその仲間たちからは人権問題を指摘されているという共通点から、明日は我が身との認識も働き、対ロシア制裁には加わりません。しかし、totalitarianな性格を持ち、中央集権的な統治を進める特徴がある第2グループには近いものの、その場の利益に沿った動きをする特徴もあることから、別のグループ(第3極)に属します。

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犯罪組織が鮮やかに盗みだした「ドレスデン城の財宝」を司法取引で取り戻す、先進国ドイツの物騒な一面

ドイツでここ数年、全国民を騒然とさせた大きな「盗難事件」があったことをご存知でしょうか。それは時価147億円にものぼる18世紀初頭の「ドレスデン城の財宝」が、犯罪組織のメンバーによっていとも簡単に盗まれてしまった大事件でした。そんなドイツ最大のミステリアスな事件は昨年12月、意外な「結末」を迎えたのです。その経緯を伝えるのは、作家で現地在住の川口マーン惠美さん。川口さんは今回、先進国ドイツの根幹を揺るがしかねない検察の動きなど、知られざる「物騒な一面」を紹介しています。

プロフィール:川口 マーン 惠美
作家。日本大学芸術学部音楽学科卒業。ドイツのシュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。ドイツ在住。1990年、『フセイン独裁下のイラクで暮らして』(草思社)を上梓、その鋭い批判精神が高く評価される。ベストセラーになった『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』、『住んでみたヨーロッパ9勝1敗で日本の勝ち』(ともに講談社+α新書)をはじめ主な著書に『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)、『復興の日本人論』(グッドブックス)、『そして、ドイツは理想を見失った』(角川新書)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP新書)など著書多数。新著に『無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ』 (ワック)がある。

盗まれた147億円の芸術品「ドレスデンの財宝」

旧東独のドレスデンはザクセン州の州都で、エルベ川のフィレンツェと言われるほど美しい町だ。壮麗な宮殿や教会、財宝の詰まった美術館の数々。18世紀初頭がドレスデンの隆盛の頂点で、その基礎を作ったのが1670年生まれのアウグスト強王。権力を求め、美と芸術を愛し、贅の限りを尽くした破格の王だ。彼が数限りない愛人との間に残した庶子の数は、優に350人を超えたと言われる。

そのドレスデンが、第二次世界大戦末期の空襲で灰燼に帰したのが1945年2月。その後、分断されたドイツの中で忘れ去られたこの町が、再び華麗さを取り戻したのは、統一後10年以上も経ってからのことだ。当時、ドレスデンにすっかり魅せられた私は、2007年、『ドレスデン逍遥』を上梓した。

アウグスト強王の居城であったドレスデン城は、現在、博物館となっている。中でも「緑の丸天井」と呼ばれる一角には、王のコレクションであった目も眩むような宝物が並んでいる。コンピュータも工作機器もない時代に、なぜこのような精巧なものが作れたのかがわからず、科学の進歩とともに人間の能力は劣化してしまったに違いないと、一人で妙に納得したのを覚えている。

2019年11月25日の早朝、この「緑の丸天井」に二人の男が押し入って、精巧な芸術品、21点を盗んだ。事件前、近所の配電機器に放火し、警報装置が作動しないようにした上で窓から侵入。斧で特製のショーケースの強化ガラスを破壊している様子が、綺麗に監視ビデオに写っていた。

このショーケースには、特に貴重な装飾品が収めてあった。リボン形、あるいはバラを模した丸い形のブローチ、剣の持ち手の部分、首飾り、バックル、肩章など、盗まれた21点の装飾品に散りばめてあった宝石は、ダイヤモンドだけでも4316個というから、その価値は計り知れない。被害総額は1億1340万ユーロ(1ユーロ135円で約147億円)と換算された。

しかし、本当の損失は金額よりも、これらの芸術品が永遠に失われてしまうかもしれないという冷徹な事実だった。それは美術史上、取り返しのつかない損失であり、考えただけで誰もが絶望するに足るものだった。

「いじめの現場に警察を」文科省が教委に出した通知の画期的な項目

2月7日に全国の教育委員会に対して、犯罪と判断されるいじめについて「警察との連携」の徹底を求める通知を発出した文科省。現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんによると、この通知の中に「画期的な項目」があったといいます。今回阿部さんは自身のメルマガ『伝説の探偵』で、その内容を紹介。さらに「教育業界にとって大きな一歩となる」と高く評価しています。

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文科省からの通知(いじめと警察連携)に新たな明記事項を発見

文科省から各教育委員会へ「警察との連携」を求める通知は、平成24年から少なくとも3回は出ている。

令和5年2月、文科省は新たに警察との連携について各教育委員会に通知をしたことが、初めての事のように報じられたが、こうした問題に携っているものからすれば、また通知をしたのか…、連携が上手くいっていないのか?と思えてしまうことなのだ。

そもそも法には連携の条文がある

いじめ防止対策推進法23条の6

 

学校は、いじめが犯罪行為として取り扱われるべきものであると認めるときは所轄警察署と連携してこれに対処するものとし、当該学校に在籍する児童等の生命、身体又は財産に重大な被害が生じるおそれがあるときは直ちに所轄警察署に通報し、適切に、援助を求めなければならない。

上のように「いじめ防止対策推進法」には、犯罪行為があったときは警察と連携しなければならないということだ。

つまり、法施行からこれまで、わざわざ何度も通知を出さなければならないほどに、連携が出来ていないという問題が生じているということなのだ。

令和5年2月の通知の軸は「緊密な連携」を「徹底」しなさいということだ。これは過去の通知でも「連絡員」を設けて日常の情報共有や緊急時の連携対応ができるように予めしっかりと関係を持つようにしてくださいという内容がある。

そもそも学校は少年事件などで警察との連絡や懇談会などがあるものだ。それをより強化して、徹底しようという通知は再三行われてきた。

いじめの現場に警察

過去、『伝説の探偵』でも取り上げた大阪八尾市でおきたいじめ暴行事件では、長時間、男子児童が女子児童の手を執拗に踏みつけ骨折させるという事件があった。

【関連】探偵が見た八尾市小6女子いじめ暴行事件の大人達によるクズ対応

この事件では警察の記録が開示されたが、私は被害女児が担当の警察官から、罵詈雑言を浴びせられ、恐怖で家から出ることができなくなってしまったと聞いている。また、川口市のいじめ訴訟では、警察の文書偽造が問題になった。

高知県小学生水難事故での警察対応は、司法解剖がされていなかったり、無い傷があったことになるなど、杜撰な対応が指摘されている。

【関連】あまりに多い嘘。探偵が調査で見抜いた高知小2水難事故の深い闇

一方で、私の記録に新しいいじめ事件では、いわゆるリベンジポルノ的にアイコラ写真(被害生徒と裸の女性の写真を合成したもの)を使って脅しと強要未遂があったが、警察の素早い対応で、加害生徒は家庭裁判所に送られ、その写真などは全て回収されていた。

暴力と恐喝によって金品を取られていた被害者のいじめ事件でも、警察の対応が早く、学校と教育委員会が話し合っている間に、各加害者の処分が決まっていたという事例もある。

この件で驚いたのは、防犯カメラの映像を追って、被害者本人が混乱して報告していなかった件が、警察の捜査によってわかったということだ。

つまり、適切かつ的確に動く警察があれば、被害救済や加害指導といった面を含め、学校では対応しきれない問題も、極めて速く、さらに効果的な対応が可能というわけだ。

ところが、何度も通知を出しているということは、現場レベルでの差が大きく、中には逆作用するケースもあるから、より具体的に、また頻繁に通知を出す必要が生じたということなのだろう。

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「ワクチン接種で致死率上昇」衝撃データを厚労省が隠蔽。京大名誉教授が開示を求める不都合な事実と悪魔の契約書とは?

大手マスコミで報じられないものの、週刊誌等では公然と語られ始めた、接種後の死亡を含む新型コロナワクチンによる被害。このような状況下において、ワクチン接種に関する重要なデータを隠すかのような姿勢を取る厚労省を、京大名誉教授が提訴したという大きな動きをご存知でしょうか。そんな大ニュースを取り上げているのは、漫画家・小林よしのりさん主宰の「ゴー宣道場」参加者としても知られる作家の泉美木蘭さん。泉美さんはメルマガ『小林よしのりライジング』で今回、厚労省が非公開を貫くコロナ患者の致死率や、ワクチン契約書に記されていると見られる文言、そして福島雅典京都大学名誉教授が提訴後の会見で記者たちに語りかけた衝撃の発言内容を紹介しています。

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ワクチン情報開示求め、福島雅典氏が厚労省を提訴

週刊誌は軒並み、ワクチン被害の実態報道へと踏み切り、新聞の広告欄には「ワクチン死の実態」「ワクチンで免疫低下」などの言葉が躍っている。YouTube上の週刊誌の公式チャンネルでは、堂々とワクチンの効果を疑問視する内容が配信されており、削除される様子はない。

疑われ始めたワクチンの効果 追加接種に積極的な国ほど感染増 NEWSポストセブン

しかし、テレビ・新聞では、絶望的に報道されないままの状態がつづく。

昨年11月25日、衆議院議員会館で行われた「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会」で、厚労省の役人たちに向かって「即刻評価委員会解散して、全例調査しなさい!」「無能な学者を揃えて、御用学者とも言えない。曲学阿世の徒!」と喝破した京都大学名誉教授の福島雅典氏が2月2日、ワクチンの有効性を問い直すために必要なデータについての情報開示を求めて厚労省を提訴した。

同日、司法記者クラブで会見が行われ、井上正康氏、長尾和宏氏も出席。記者席には、記者クラブ所属の大手マスコミが軒並み参加していたが、報じられることはないため、ここで発言内容を紹介しておきたい。

福島雅典氏は、日本ではじめての薬害防止の講座を立ち上げるために、京都大学に招かれ薬剤疫学の教授として着任し、薬害防止の科学と研究、教育実践に尽力してきた人物だ。

昨年7月、福島氏は、厚労省のアドバイザリーボードが公表してきた資料のなかで、ワクチン接種者と未接種者における、コロナ感染による致死率を比較したデータが記載されなくなっていることに気がつき、厚労省に対して、情報開示請求を行った。

2021年9月に公表されていた資料では、たしかに、年齢別、接種回数別の陽性患者の致死率が詳細に記載されている。

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年齢区分別の新型コロナウイルス感染陽性者数と死亡者数-年齢区分別のワクチン接種についても検証-(2021年7月)

これを見ると、「65歳以上」については、赤字で数字が記載されており、致死率は、未接種で2.83%、1回接種で2.35%、2回接種で1.22%。接種しているほうが死亡しづらいかのように見える。

ただ、高齢になればなるほど、「そもそもワクチンを打てる状態ではない、終末期を迎えて衰弱している未接種老人」の人口が増えることになるのだから、未接種者の致死率が高くなるのは自然なことだと私は考えているが、指摘すべきは、それ以外の年齢の致死率だ。

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障がい者の法定雇用率アップに企業は不安?定着させるために必要なこと

現状の2.3%から、3年後には2.7%に引き上げられることが決まった障がい者の法定雇用率。「共生社会の実現」という側面から見ても極めて重要な取り組みですが、企業サイドから不安の声が上がっているのも事実のようです。そんな状況を鑑みつつ、障がい者雇用を社会に定着させるためには企業側の「苦労」を取り除くことも必要とするのは、要支援者への学びの場を提供する「みんなの大学校」学長の引地達也さん。引地さんは今回、自身のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』でその理由を解説するとともに、法定雇用率アップをきっかけにした新しい障がい者雇用支援への期待感を記しています。

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政府、障がい者「法定雇用率」を二段階に分け上げることを決定。関係者周辺がザワザワしている理由

政府が障がい者の法定雇用率を二段階に分けて上げることを決めたことで、関係する企業や支援機関等、障がい者雇用の周辺では何かザワザワした雰囲気になっている印象がある。

法定雇用率が2.7%になるということは38人以上を雇用している企業にその雇用義務が発生することになるから、「そろそろ対応しなくてはいけない」との思いと不安の声を該当する企業の幾人から聞いた。

障がい者が企業で働くことで産業面での共生社会を目指す取組はマクロでみれば誰もがハッピーなキーワードだが、企業の担当者がいざ障がい者雇用に直面すると、未知への対応に気苦労は多いようだ。

その企業側の「苦労」を取り除けば、障がい者雇用は社会に広がり、定着させることになるのだろうから、企業に焦点を当てた支援活動は必須。

この「企業への支援」も念頭に先日、専門家や研究者が集まってこれからの就労支援について話し合う機会を設け、次の支援の形に向けて少しずつ言葉を探し、つなげ始めている作業を開始した。

今考えれば、私が福祉サービスでの支援の世界に入ったのは就労移行支援事業からで、障がい者が企業に就労することで社会参加を活発にしようという機運の中で、「福祉観」が作られたような気がする。

障害者総合支援法が施行され、障害者権利条約を批准するなどで、障がい者の権利が注目されはじめ、障がい者自らの決定を尊重し始めた時期で、就労も自己実現のひとつの形として捉えられていたが、周囲の就労支援の「支援策」は、簡単に言えば「就職試験に受かること」に焦点を当てているように感じ、少々拙速のような印象もあった。

就職しても安定した気持ちで仕事が続けられるように考える支援をするには、自分の見つめ直しや人生についての考え方などにも焦点を当て、長いレンジ・広い視野での就労支援が必要だから、それをひとくくりのキーワードで表したのが「コミュニケーションの改善」であった。

良好なコミュニケーションは生活へのストレスもなくなるし、就労もスムーズであることを何人かの「コミュニケーション改善の支援」事例を積み重ねた。

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猫が抗がん剤治療を始めたら、飼っている他の猫とは隔離すべき?

ペットも長生きになってきて、犬や猫もがんを患う子が増えています。複数の飼い猫を飼っていて、抗がん剤治療を始めた子がいる場合、他の猫への影響についての考え方は獣医師によって違うようです。今回のメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』では、ボストン在住医学博士のしんコロさんが、読者からの質問を受けて「しおちゃん」のケースについて回答。抗がん剤の種類によって対応が変わってくる理由を説明してくれます。

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猫の多頭飼いと抗がん剤治療について、しんコロさんのお考えを訊かせてください

Question

shitumon

猫の多頭飼いと抗がん剤治療について、しんコロさんのお考えを訊かせて下さい。抗がん剤治療を開始すると、多頭飼いの場合は隔離が必要と考える獣医師から、いつもより少しマメにトイレ掃除をすればOKという獣医師まで、色んな考え方がありますが、しんコロさんはどのようにお考えですか?

しんコロさんからの回答

ご質問ありがとうございます!ご質問の内容は、つまり抗がん剤を与えた子の糞尿を通して、別の子が抗がん剤に暴露されてしまうということですね。

質問者さんのおっしゃるとおり、獣医によってこの質問の回答はかなり変わってくる傾向があります。僕もこの質問は抗がん剤を処方した獣医に投げかけたのですが、彼は「少しマメにトイレ掃除をすれば大丈夫」という考え方でした。

また、これは抗がん剤がどれだけ代謝されるか、どれくらいのスピードで代謝されるか(Pharmaco Kinetics=薬物動態)でも変わってきます。しおちゃんに与えるクロラムブシルはほとんどが肝臓で代謝されるということが知られているので、糞尿を介して他の猫に影響を与える可能性は低いという意見もあります。

抗がん剤を多頭飼いの環境で使う場合は、それぞれ抗がん剤の代謝の特性や糞尿への混入がどれくらいあるかを獣医に訊いてみるのが良いと思います。

ということで、一概には答えはありませんが、個々の抗がん剤によって対応を変えるのが良いと思います。我が家の場合はクロラムブシルなので、飲ませてから24時間以内は特にこまめに掃除をすることを意識して気をつけようと思っていますが、隔離は今のところ考えていません。

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時間に限りがあることを無視。巷の「成功術」が放つ“うさん臭さ”の正体

「このノウハウを用いれば仕事がさくさく進む」や「○○さえ徹底すれば悩みは解消」など、世の中に溢れる「成功術」に触れて、煙に巻かれたような気持ちになったことはないでしょうか。なぜちょっと「胡散臭い」と感じるのか、ある一冊の本ですっきりと理解できたと語るのは、メルマガ『Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~』著者で文筆家の倉下忠憲さんです。今回倉下さんは、人間にとって最も根本的な問題への対応を避け、取捨選択の問題を棚上げにした「成功術」が多いことを指摘しています。

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成功術のうさん臭さ

オリバー・バークマンの『限りある時間の使い方』を読んでいて腑に落ちたことがありました。それは「成功術」に感じるうさん臭さの正体です。

『限りある時間の使い方』は、人間の有限性に目を向け、その中で何を為すのかを考えていこうと提言している本で、私の中では「よい自己啓発書」に分類されています。

で、その際のポイントは「大切なものを優先しようとしても、そのすべてを手にすることはできない」となります。たとえば、「タスクに優先順位をつけましょう」とアドバイスは有効なものの、すべての作業が「最優先」となってしまったら状況は何も変わっていません。結局、それらの中からどれかを選ぶ必要が出てきますし、つまりそれは何かを捨てる選択をする、ということです。

時間管理がうまくなれば、そうした「捨てる選択」をしなくても済むかのように謳うタイムマネジメントはぜんぜんダメなのだと本書はばっさり切り捨てているのですが、まさにその通りでしょう。

たとえば、Tak.さんは一日のタスクリストには6つしか「やること」を載せないという運用をされています。当然何か新しい「やること」が増えたら別の何かが「今日やること」からは落ちていきます。そこにはどうしようもないトレードオフがあるわけです。残念きわまりない。

「何もかもが思い通りに達成できる」という幻想は万能感で自分を満たしてくれるわけですが、結局それは「自分にとって何が大切なのか」という問いとの直面を避けているにすぎません。

限られた存在である人間は、限られたものしか手に取ることができず、そこではいやおうなしに価値観(=自分にとって何が大切なのか」が試されるのですが、それを回避しているのです。そのことを理解すると、ちまたの「成功術」に感じるうさん臭さの正体がはっきりします。

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ユダヤ人に学べ。混乱の中でも長く続けられるビジネスの秘訣とは

突然やってくる疫病などは世界中を混乱に陥れます。その混乱の中でも強くありつづけるビジネスとはどのようなものでしょうか。Google、マッキンゼー、リクルート、楽天の執行役員などを経て、現在はIT批評家として活躍されている尾原和啓さんが自身のメルマガ『尾原のアフターデジタル時代の成長論』のなかで、それが得意なユダヤ人から得たヒントを紹介しています。 

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【混乱に強く混乱で儲けるコミュニティ】ユダヤ人の秘密と感謝される焼け太り

今日は、「オンラインコミュニティの力」の副次編を解説していきたいと思います。

僕はこういったコロナなどの混乱の時代に、一番混乱しても大丈夫で、かつ混乱の時にむしろ長期的に続くビジネスに変えていく存在っていうのが、ユダヤの方だと思っていて。

今回こういうコロナの状況があって、少人数のレストランでユダヤの方とご飯を食べた時に一つ質問をしたんですが、その話を共有させてください。

混乱の中でも商売がうまくいくシンプルな秘訣

それは何かというと、「混乱の中でも商売がうまくいく秘訣は何か?」っていう話なんですね。これを聞いたときに、彼はすごくシンプルに答えたんです。「尾原、たった一つだ。」と。

混乱している時でもどんな時でも商売をする本質は何かというと、「困らないこと」だって言ったんですね。

つまり、商売っていうのは、困っている人はすぐに現金が欲しいので、安く売ってくれるわけですよ。しかも本当に困っている人っていうのは、安くても買ってくれたら感謝してもらえるんですね。

全く同じで、今度は困っている人に高く売る、そうするとこの人は両方で差額がもらえて両方から感謝されるわけですね。

例えば、マスクが本当にありません。みたいな話になったときに、マスクを1万円で売ると、「何だこいつ!?」みたいになるわけですけど、普段100円のマスクを、「いや~、手に入りにくかったんで。」って言って200円で売ったら感謝されるわけですね。

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このままじゃ長所はなくなる。「日本の良さ」が失われ続けている大問題

多くの社会問題を抱える我が国、日本。その日本で今考えられる「長所」とはなんでしょうか。今回のメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』では人気コンサルの永江さんが、読者さんからのそんな疑問に率直に答えています。

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今考えられる日本の長所とは

Question

 

shitumon

 

永江さんのTwitterやメルマガ、Voicyを拝見すると、日本の少子高齢化をはじめ、多くの社会問題を指摘されていますが、日本の良いところや強みはどんなところだと思いますか?

 

 

 

 

永江さんからの回答

期待される答えではないかもしれませんが、日本の良さといったら「1.治安の良さ、2.魚食の文化、3.雪」かなと思います。

最初に暗い話で申し訳ありませんが、コロナ騒動で分かった日本人の非科学性や学歴コンプレックス(権威がありそうな人を妄信する愚かさ)、自民党右派が象徴する男尊女卑の価値観と政治に影響与える程はびこっている新興宗教、高齢化と共に衰退する製造業の技術力と開発力、スシローのバカッター事件が見せた社会の底辺…全てを消し去る圧倒的な少子高齢化の中で日本の良さはどんどんと失われています。

そんな背景から良いと言えることは少ないですが、先日ニセコに行ったときに旅行に来ていた外国人と話して得た視点から思う日本の良さは3つです。

1つ目はやはり治安の良さ。日本はアメリカで日常的に生じる銃乱射もないし、フィリピンや中南米のような法の及ばない麻薬カルテルなどの犯罪組織もありません。治安の悪い国の犯罪組織のトップは刑務所に入っても刑務所内に特別個室が女性も呼べて監獄の中から犯罪を指示するそうですが、日本にいるとそんな世界とは無縁です。

あと30年もしたら若い警官が足りず治安も悪くなるかもしれませんが、治安の良さは生活の大前提の基盤で、それが世界一なのは間違いありません。

2つ目は魚食の文化です。島国として昔から根付いている漁業に支えられ、多くの種類の魚を生・煮・焼・揚など色んな形でたくさん食べるのは日本独自の豊かな食文化です。これも漁師の高齢化で衰退するかもしれませんが、世界の中でも貴重な価値があると思います。

3つ目は、雪です。日本の雪、長野や群馬の雪もいいのですが、北海道のニセコの雪は軽くて世界一だと言われています。スウェーデン人もスウェーデンの雪よりずっと軽いといっていました。

それしかないかと思うかもしれませんが、少子化は日本の全てを消し去っていきます。これまでも散々言ってきたように、(もう手遅れ感もありますが)国の総力を上げて少子化対策をしなければ日本は消滅していくだけです。

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クリエイティブな思考を身につけている人は「仕事」だけをしていない

企画書がすらすらと書ける人、新しいことを生み出せる人とそうでない人の違いはどこにあるのでしょうか? 今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の著者、石川和男さんは、クリエイティブな思考を身につける方法について紹介しています。

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クリエイティブ思考を身につけるには?

まわりが「うんうん」と唸り悩んでいるのに、ひとりだけ企画書がどんどん書ける人。新たなことを生み出せる人。その人は、まわりの人たちと、一体何が違うのでしょう。

毎日決まりきったルーティン業務に対して、頭を使って考えてやる仕事のことを「クリエイティブな仕事」と言ったりします。思いつくままに例をあげれば、

・得意先への企画書
・上司へのレポート
・会議のプレゼン資料
・議事録広報から依頼された商品PRの記事
・社内報の原稿

会社の業務外でいえば、ブログやメルマガ、SNSなどの発信も、クリエイティブな仕事と思っています。

こうして眺めてみると、クリエイティブな仕事と呼ばれることのほとんどが、「書く」ことだとわかります。頭のなかで考えたことや、他人に伝えたいことなど、それらを自分以外の人に伝えるために書く。このスピードが速い人を「クリエイティブな仕事が速い人」 として認識しているのです。

当然、書くという行為が速いか遅いかで仕事の速さは変わってきます。この「書く」というクリエイティブな仕事をいかに効率的に行うか。

大原則としては、インプットなくしてアウトプットはできません。良質なアウトプットができる人は、必ず良質なインプットをし続けている人です。良いアイディアが浮かばないと嘆く人は、インプットが足りていないのです。もとになるものが何もなかったら、「1」から作り出さなくてはなりません。それこそ天才でもない限り、難しい話です。

クリエイティブな仕事が速い人は、常にインプットをしているから速いのです。

では、このような人たちは一体どこでアイディアの元を仕入れているのでしょう。答えは、「社外で仕入れている」です。社内にいて上司や後輩とだけ交流しているのでは、いいアイディアは浮かびません。

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