「管理職だから残業代なしでOK」実は間違い?現役社労士に聞いてみた

「こんなに残業しても、俺って管理職だから残業代付かないんだよね…」時々耳にするこんな話。けど、ちょっと待ってください。管理職だから残業代を支払わないのは大間違いってご存知ですか?現役社労士が配信する無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』で、残業代を支払わなくて良いとされる法律上の条件を説明しています。あなたはもらえるはずの残業代を逃していませんか?

注意! 管理監督者とは?

残業した従業員には、割増賃金を支払わなければなりません。みなさん、ご存知のこと。当たり前のことです。

では、労働基準法41条で、残業代を支払わなくても良いとされている人がいるのは、ご存知ですか? それは、監督もしくは管理の地位にある者管理監督者)。

でも、ここで言う「管理監督者」とは、御社で言う「管理職とは違います。ですから、「管理職というだけで残業代を支払わないのであれば、御社は労基法違反を犯していることになります。当然、労基署の指導や是正勧告が入りますし、未払い残業代を支払う羽目になります。「管理監督者」と「管理職」とは違うものだということを、しっかり頭に入れておいてください。

では、「管理監督者」とは何者でしょうか?

管理監督者とは、「労働条件の決定その他労務管理について、経営者と一体的立場にある者」をいいます。

もう少し噛み砕いて言うと、次の3つの条件が揃っている者のことです。

なぜパナマ文書は、このタイミングで流出したのか?

前回、「世界が阿鼻叫喚。『パナマ文書の震源地』にいた日本人が語る現場の様子」で、文書流出直前にご自身がその目で見たパナマや英国領ヴァージン諸島での関係者たちの慌てふためく様を届けてくださった高城剛さん。メルマガ『高城未来研究所「Future Report」』最新号では、日本をはじめ各国がこの問題に大きく踏み込めない理由と、G20直前に文書が流出した背景を記しています。

なぜパナマ文書はこのタイミングで流出したのか

今週も先週に引き続き、「パナマ文書」につきまして、私見たっぷりにお話ししたいと思います。

先週、このメールマガジンで「パナマ文書」の漏洩元であるパナマや多くのペーパーカンパニーがあるBVIで見てきた様子をお話ししたところ、テレビや新聞をはじめ、多くから取材依頼がありました。どうやら皆さんチンプンカンプンなご様子で、この問題の震源地はパナマでも、取材に行く先はパナマではなくBVI(英国領ヴァージン諸島)であることも理解できないご様子でした。

残念ながら、取材依頼には一切お答えしていません。なぜなら、後述しますが本件で日本の芸能界の重鎮の名前が出てきた途端、なかったことにするのが日本のテレビ局だからです。ええ、モチロンただの妄想ですよ。

さて、まずパナマを理解する必要があります。米国の裏庭と呼ばれ、CIAによって何度も政変を「起こされた」パナマは、「第3の米国からの独立」とは表向きで、いまでも米国が強い支配力を持っている、事実上の属国です。そして、あらゆる中南米問題の「内緒話をする名所」として知られた国でもあります。

それゆえ、「人とカネのハブ」になっており、パナマ国内では、そのあたらしい利権にありつく金融関係および金融証券としての建築業の人々と、それ以外の人々の生活が大きく二極化しているのが現状です。この様相は、1年ほど前に訪れた際にブログにも掲載しました。

その「人とカネのハブ」を法律的に取りまとめるのが弁護士事務所で、そのひとつが、今回事件の発端となった「モサックフォンセカ」でして、そしてペーパーカンパニーを設立するのは、パナマではなくBVI(英国領バージン諸島)なのです。なぜなら、BVIなら無税だけでなく、決算の必要もないからです。

実は、このスキームを日本人も多く使っており、直接パナマの法律事務所とやりとりする人は滅多におりませんが、香港の金融関係や弁護士事務所を通じて、カリブ海のオフショアにペーパーカンパニーを設立する人は相当数いまして、僕の友人知人にも何人もいます。そこには日本の大企業だけではなく、日本の芸能事務所なども含まれます。

特に自分の正体を隠したい買収や不動産取得などに関して、カリブ海のオフショアにペーパーカンパニーを「ビークル」にする日本人は、枚挙にいとまがありません。何も知らないふりして、内情をよく知る友人知人の会社を買収しようとするときにも使っています。

正直言えば、BVIを使ったスキームは10年前トレンドであり(それ以前は、ケイマン諸島)、同じように、表沙汰にこそなりませんが情報漏洩が何度も起きたシンガポール同様、ここ最近のBVIは、理解がある人たちに率先して使われるタックスヘイブンではありませんでした。それゆえ、事実上「弁護士に丸投げ」している人たちがよく利用することになりまして、結果、このスキームで安易に儲かる&危険を孕むのは、その間に立つ人々となります。

また、犯罪者は言うに及ばず、政治家および関係者が秘匿性の高い金融口座を持つことに関しては、公人としての情報公開性の問題だけでなく、金融業界に多大な影響力を持つ点から、利益相反する可能性があります。だから、政治家のオフショア利用は、モラルではなく実質的な実益のある問題になるのです。

日本の核武装、アメリカは本当に許すつもりなのか?

共和党の大統領候補トランプ氏は、「『在日米軍の撤退』は的外れ?米メディアが日本を擁護するワケ」の記事にもあるとおり、「日本の核保有を容認する」と明言しています。しかし無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さんは、「実際日本が核保有をしようとしたらアメリカは大反対する」と断言。その論拠はどこにあるのでしょうか。

アメリカは、日本の核武装を許すか?

アメリカ大統領選で、共和党トップを走るトランプさん。数々の爆弾発言で、日本と世界を怯えさせています。曰く、

  • 在日米軍を撤退させる
  • 日本の核保有を許す
  • 朝鮮戦争が起こっても、アメリカはかかわらない

この2番目、「日本の核保有を許す」について。

核兵器、軍事的には確かに優れています。北朝鮮のような最貧国でも作ることができ、抑止力は抜群。アメリカのような超大国でも、横暴の限りをつくす「核保有国」北朝鮮への攻撃を躊躇する。一方、核を持っていなかったアフガン、イラク、リビアなどは、アメリカにメチャクチャにされてしまいました

トランプ発言について、日本の一部の人は喜んでいるようです。「よっしゃ! これで核武装して、日本は自立できる!」と。

ところが、この問題はそう単純ではありません。まず、いわゆる戦勝国群イギリスフランス中国ロシアが反対する。そして、アメリカは本当に日本の核保有を支持するのかきわめて怪しい

日本が核武装するためには、「核拡散防止条約」(NPT)から脱退する必要がある。世界190か国が加盟しているNPTから脱退することで、日本は世界で孤立します。

戦前も同じようなことがありました。そう、世界が反対しても満州国を存続させたかった日本は、国際連盟を脱退したのです。その後どうなりましたか? 1937年時点で、アメリカ、イギリス、ソ連、中国を敵にまわし、必然的に敗北しました。

「全世界を敵にまわしても」と決意すれば、日本は核武装を達成できるでしょう。しかし、それで「世界の孤児」になってどうするのでしょうか? 軍事的安全は得ることができるかもしれません。

とはいえ、たとえばアメリカは、戦前・戦中のように、日本への原油の流れを止めることができる。「エネルギーがなくなった国民生活」、ちょっと想像してみましょう。

さらに、過酷な金融制裁経済制裁を課すこともできます。「日本が核兵器を手放すまで制裁をつづける」と国際社会が決意したら、国民生活はどうなるのでしょうか?

「核武装派」の人たちは、国連安保理常任理事国を全部敵にまわし、

  • 原油、ガス、ウランが輸入できなくなる
  • 過酷な金融制裁、経済制裁を課される

この2つからどうやって日本国を守るのか、説明する義務があると思います。

「…っていうか、トランプさんは、『日本の核保有を許す!』と言ってますよね? だったら、アメリカは許すのではないですか?」

これは、そうかもしれないし、そうではないかもしれません。いずれにしても、過去と現在の状況を見ると、「アメリカは日本の核武装を断固として許さない可能性が高いのです。

【熊本地震】台湾から届く励ましの声。変わらぬ日台「友好の絆」

熊本地方を震源とし大きな被害をもたらした「平成28年熊本地震」。この地震の情報は台湾にもすぐに伝わり、蔡英文次期総統からも「地震の被害が最小限に抑えられ、日本の友人たちが安全でありますように」とのメッセージが届けられました。東日本大震災の際にもどの国よりも早く駆けつけてくれた台湾。無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』では、互いに感謝の気持ちを忘れない「日台の絆」が描かれています。

大震災で深まった日台の絆

2011年4月11日、東日本大震災から1ヶ月経ったこの日、日本政府は国際英字紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンと米英仏中韓露の1紙ずつの計7紙に支援感謝の広告を掲載した。

この中には、ダントツの義援金を寄せてくれた台湾が入っていなかった。4月11日までに台湾から寄せられた義援金は137億5,000万円に達している。ちなみに感謝広告を出した中国からの義捐金は3月末時点で3億4,000万円と、台湾の2.5パーセントでしかなかった。

金額の多さだけではない。台湾からは震災後直ちに2つの救援隊が来てくれた。1つは李登輝元総統が派遣したNGOのレスキュー隊「捜救隊」で、震災2日後の13日、医師2人を含む35人が日本に到着し、岩手県大船渡市で捜索活動を開始している。

翌14日には台湾政府の派遣した28人からなる救援隊が到着し、宮城県名取市や岩沼市で救援活動を行った。支援物資も560トンもの膨大な量に上った。

日本李登輝友の会が、台湾にも感謝広告を出すべきだとの菅首相あての要望書を出したところ、政府は「近隣諸国への影響を考慮して決定した」と釈明した。人道支援のお礼をするのにも、中国の目を気にしなければならないのか。

しかし国民の方はもっと良識があった。「台湾にもお礼がしたい」とあるフリーデザイナーがツイッターでつぶやいたところ、感謝広告を出すための募金が約1,930万円も集まった

そのお金で台湾2紙への広告が出されたが、その費用はわずか240万円。残りは日本赤十字社に寄付された。この広告を見た台湾行政院(内閣)の楊永明・新聞局長は「お礼を期待していたわけではないがみんな感激している」とコメントした。

日本政府が税金を使ってお役所仕事で出した広告よりも、民間有志の募金による心の籠もった感謝広告の方が、はるかに深く日本国民の気持ちを台湾国民に伝えただろう。

「この捜救隊は日本に何かあった時、一番に駆けつけますから」

「捜救隊」の創設と日本派遣の経緯を、李登輝元総統はこう語っている。

1999年、私が総統時代に台湾大地震が起きました。日本はその日のうちに世界に先駆けて救援隊を差し向けてくれましたし、義援金も世界の中でトップでした。

 

台湾には「風雨故人来、艱難見真情(困難な時にこそ人の情けを知る)」という言葉がある。私たちはあの時の日本の恩義を忘れません。

 

台湾大地震の時、曽野綾子さんが会長を務めていた日本財団から3億円の義捐金をいただき、そのうちの1億円近くを使ってNGOの捜救総隊をつくりました。創設のお披露目に来ていただいた曽野さんに、私は約束しました。

「この捜救隊は日本に何かあった時、一番に駆けつけますから」と。

芸能人に向いてるか、うつ病になりやすいか。2本の指の長さで判定

男性ホルモンが女性にとってもとても大切なものだってご存知でしたか? 『Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報』では、人間の「意欲」や「気力」を大きく左右し、「うつ病」の診断のヒントにもなるという男性ホルモンの一種「テストステロン」の量を、指の長さで簡単に判断する方法が紹介されています。

薬指を見れば男性ホルモンの量がわかる

アンチエイジングと聞けば、直ぐに男性ホルモンのテストステロンを思い出される方も多いと思います。

しかし、このテストホルモンは男性だけのものではありません。女性にとっても重要なホルモンで、気力や性格、社会性に影響を与えることが分かってきています。男性の場合、約95%は精巣(睾丸)で作られるのですが、女性では主に副腎で作られます。

このテストステロンは自分をアピールすることにも関係しており、芸能人や政治家にはテストステロン値が高い人が多いそうです。また意欲や気力とも密接な関係があり、テストステロン値が下がるとうつ病になりやすいことが医学専門誌Endocr Jに報告されています。

ところで面白いことに、テストステロンの大まかな分泌量は手の指を見れば分かるそうです。2012年に報告された研究によると、男女ともに人差し指と薬指を比べた場合、人差し指が長い人はテストステロン値が低く、逆に薬指が長いほど高いとされています(BJU Int.2012 Jan;109(2):266‐71)。

胎児の時期に大量のテストステロンが分泌されると薬指が長くなるのだそうで、この分泌量は大人になってからも変わらず、実際に薬指が長い人はテストステロン値が高いことが確認されているとの事です。

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サラダ油「危険説」に追い打ち。バターよりも心臓に負担 ー米研究

これまで米国では、“バターよりサラダ油のほうが健康的”というイメージが根付いていましたが、先日British Medical Journalに発表された研究結果によると、リノール酸を含むサラダ油のほうがバターよりも心臓疾患を悪化させるとのことで、これが物議をかもしています。

サラダ油は心臓疾患のリスクが高い

バターなどの飽和脂肪の代わりに、リノール酸含有量の高いコーン油などのサラダ油を日常的に摂取することが、これまでは心臓に健康的な習慣であるとされてきました。

しかし先日、アメリカ国立研究衛生所(NIH)とUNC School of Medicineの科学者が発表した研究では、その定説に疑問を呈する結果がでました。

ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に掲載された研究によると、心臓病の予防に限っては、リノール酸含有量の高いサラダ油の使用は、バターを使用するよりも悪いということがわかったのです。

これを裏付ける証拠は、50年近く前に米ミネソタ州でおこなわれた、大規模な臨床研究の未公開データの分析と、食事介入のすべての類似する臨床研究から得た出版済みのデータの分析から得たものとのこと。

分析では、リノール酸を含む油は、コレステロールのレベルは下げた一方心臓病のリスクと全死亡率を低くすることはできませんでした

共同第一著者のDaisy Zamora氏(UNC School of Medicine)は、「この研究は、重要なデータが含まれた未完成の論文が、飽和脂肪のかわりにサラダ油を使用するという過大評価された利益と、過小評価された潜在的なリスクに対して大きな貢献を果たした、という結論へと私たちを導きました」と話しています。

リノール酸の含有量が高いのはコーン油の他に、紅花油大豆油綿実油など。

1960年代当時、「サラダ油を使った食事が血中コレステロール値を下げた」という研究結果が発表されたときに、“サラダ油は健康的な心臓を維持できる”と信じられていました。

それ以降も、この研究結果を保証するような証拠がたくさんあったようです。

この研究のもととなるミネソタ州大学の研究は、1968年~1973年にわたって6つの州の病院の患者9,423人を対象としたもの。

はっきりした理由はわかりませんが、この研究結果は1989年まで、医療ジャーナルに発表されませんでした。

その後、長い年月を経て専門家がこの研究論文を発見し、何十年も磁気テープに保存されていた研究の生データを復活させました。

このデータと、新しい臨床研究データを合わせて導き出したのが、今回の研究結果につながったということです。

ワシントンポストは、「この研究が40年以上前にアメリカの食生活を変えることができたかもしれない。しかし、これまで研究の全貌が出版されてはこなかった」という見出しで報じています。

「今日、政府公式食事アドバイス本『アメリカ人のための食生活指針』の中では、主要な特別食では飽和脂肪よりもサラダ油が推奨されている」とし、「コレステロールが下がった患者は、おそらく原因は特別食が理由だが、実際に心臓に関連した死を経験している」と分析。

【動画】かつて米国政府は日常的にバターを食べることを推奨していたが、そのときの当時の動画がコレ 

下記の表は、特別食を摂取してきた64歳以上の患者の死亡率の高さを表しています。

image by: ワシントンポスト

【青の線】コレステロール値を下げるための特別食を摂取した患者の死亡率

赤の線普通の食事を摂取した患者の死亡率

リノール酸を含有する油はコレステロール値を低くし、心臓発作のリスクを悪化させる理由については、現在さらなる調査と議論が行われています。

いくつかの研究では、「ある特定の環境下で、それらの油は心臓病のリスク要因として知られる炎症をおこす」という主張がなされています。

これまでの概念が覆されたこの研究結果は、ネットユーザーからの注目度も高く、様々な反応がみられます。

「そんなに驚かないよ。私はずっとバターを取り入れてきたし。トランス脂肪酸のマーガリンは絶対取らないようにしてきた。オリーブオイルは調理油としてとてもいいよね」

「なぜ医者は薬でコレステロールを下げることを勧めるのかしら? この研究や他の研究では低コレステロールは心臓疾患を予防しないっていう結果がでているのに」

「すべては適度が大事。食べたいものを適度な量だけ食べればいい。そうすれば大丈夫」

「シンプルにいこうよ。食べる量を減らして、もっと歩こう!」

「この問題は食事脂肪ではないよ。私たちは食事脂肪を必要としているのさ。重要な栄養素の吸収を支え、私たちを満足させているんだから。アメリカ人の食生活は高炭水化物食が多いってことが問題。元凶は糖質だよ」

まだはっきりとわかっていないところもあり、今回の結果に反対している研究者もいるようで、さらなるリサーチが必要とされています。

今後の研究に期待したいですね。

Image by: shutterstock

Source by: メディカル・エクスプレス, BMJ , ワシントン・ポスト,

文/MAG2 NEWS編集部

お父さんも一緒に。「とんちクイズ」が逆境に強い子どもの心を育てる

どんなに勉強が出来て良い会社に入れたとしても、メンタル面が弱くては培ってきた実力を100%発揮することはできませんよね。「我が子にはにそんな悲しい思いをさせたくない」という方、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で、ちょっぴり意外、けれどもすぐに取り組める「心の筋トレ法」が紹介されていますよ。

心の筋トレ

さて、本日は筋トレのお話。

新しいこと満載の4月。新しいことに出会うことは楽しい反面、ストレスでもありますね。そんな中で最近注目されているのが「心のレジリエンス」です。要は、逆境に陥っても折れないめげない心の強さのことです。

心の強さは生まれつきのものではありません。どちらかというと後天的な、環境的要因によって培われるものです。そりゃそーだよね。生まれつきめげない子なんていないモンね。

まあ、この場合「レジリエンス」はとても多義的に、しかも良い意味ばかりを付与されて使われていて、一朝一夕には身につかないようなシロモノになってしまっています。だから、この言葉だけに振り回されるのは止めておきましょう。

閑話休題。困難や障害にぶつかることは人生ではよくあることで、いちいちメゲてちゃ人生やっていけません。なので、何かあったときに乗り越えられる強さは是非身につけたいところです。これ、すごく難しそうで実はカンタンらしいんです。
心の筋肉が後天的に育つものであるとすれば、それは環境的なもの、あるいは親の働きかけによって高まるはずですよね。それが特別なことではなく、むしろ基本的と思えるようなことばかりなんです。

その環境的な要因で代表的もののひとつが「規則正しい生活を送らせる」ことです。なんか意外な気がしませんか。朝同じ時間に起きること、起きたら着替えて顔を洗うこと、決まった時間にご飯を食べること、こうした心と関係なさそうなことが心の筋肉を育てるんです。

それは規則正しいリズムがあることで、ヒトの心が安定するからです。規則正しいリズムを刻むもの、たとえば時計のチクタクなどを聞いているだけでストレスが解消するという報告もあるそうですよ。

外国人客は指紋認証で簡単お買い物…日本の計画は“最悪”か?

来たる2020年の東京五輪に向けて、外国人旅行客による消費や本人確認をスムーズにするため、日本政府が指紋認証による決済システムの導入を計画していることを複数の海外メディアが報じている。

計画では、来日した外国人旅行客は、まず空港などでクレジットカードと指紋を一緒に登録することになる。指紋や目の網膜・虹彩などにより本人確認を行い、支払いサービスなどに活用する生体認証(バイオメトリクス)は、今急激に発展しているフィンテック(FinTech)産業のひとつとして位置づけられている。フィンテックとは、金融(Finance)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語であり、最先端技術を応用してこれまでにない金融サービスを創出している分野だ。

フィンテックを活用すれば、従来の金融サービスと比較して、安全性と利便性の高いサービスが低コストで実現すると言われている。スピーディーかつ安全なフィンテック・サービスは、世界中から沢山の人がやってくるオリンピックのような大イベントにおいて、交通機関の混雑対策やスムーズな買い物を促す手段として期待されているようだ。

昨年秋に金融先進国イギリスから来日したロンドン市長ボリス・ジョンソン氏も、東京五輪に向けて日本は積極的にフィンテックを導入すべきだと呼びかけていた。一見、とても便利で魅力的に見えるこのサービスだが、海外の反応はイマイチだ。

「最悪なアイデア」プライバシーが侵害されるのでは

ニュースサイト『IBTimes』は指紋認証の便利さについては認めながらも、プライバシー面で不安が残ると指摘する。「指紋認証システムは非常に便利に思えるが、個人的なデータが日本政府により収集・保管されることへの懸念が浮上している」と伝えた。

一方、米Fast Company社が運営するニュースサイト『Co. Exist』はさらに辛辣。「指紋を通貨の代わりに 日本政府による最悪のアイデア」というタイトルの記事で厳しく批判した。そして、「便利さには代償が伴う」と、日本を訪れた外国人旅行客のプライバシーが侵害される危険性を示唆した。

一見安全性の高そうな指紋認証だが、同メディアは「far from secure(とても安全とは言えない)」とし、それを裏付ける理由として、セキュリティ専門のライターであるBruce Schneier氏のコメントを掲載した。

同氏は、「バイオメトリクスは簡単に盗める」「手で触ったところにはどこでも指紋が残るし、目の虹彩だって同じだ。政府高官の触った物から指紋をコピーして、それをインターネットに公開するというのが、ハッカーの常套手段だ」と警告した。

パスワードよりはマシかもしれない

英テレグラフ紙も、『Co. Exist』ほど批判的ではないが、セキュリティ面で不安が残ると指摘している。「実際、サムスンのGalaxy S6やファーウェイのHonor 7は、ユーザーの指の写真を撮り特殊インクで指紋をプリントアウトするという手段によってハッキングできたと研究者らが明らかにしている」と具体的な調査結果を挙げて説明した。

それでも従来型のセキュリティ対策よりははるかにマシだというのがテレグラフ紙の結論だ。「しかしながら、それでもなお、ブルートフォース攻撃によりパスワードやPINコードを入手するよりも指紋を盗んで複製する方がはるかに難しい。おそらく、もっともセキュアなアプローチは、パスワードと指紋認証の両方を含む2ステップの認証システムを採用することだろう」しかし、そうなると今度は手続きがより煩雑になり時間がかかってしまうため、東京五輪対策としては本末転倒だ。
 
現時点における技術では、安全性と利便性はどうしても大なり小なり反比例してしまうようだ。ある程度時間にゆとりがある日常生活であれば安全性を最大限に重視したいが、世界中から人々が押し寄せる五輪となると……便利さの誘惑に負けてしまいそうだ。

(北川恭子)

 

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