スピード感が違う。イーロン・マスクを競合メーカーが恐れる理由

自動運転技術でトップを走るテスラですが、CEOのイーロン・マスクの「スマホでテスラ車を遠隔操作できるアップデートを6週間後に提供する」とのツイートが大きな話題となっています。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では著者で世界的エンジニアの中島聡さんが、競合他社にとってテスラが脅威である理由を明示。さらにアップデートのプロセスすらエンターテイメントにしてしまう同社のスピード感やカルチャーを高く評価しています。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2018年11月13日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール中島聡なかじまさとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

私の目に止まった記事

Elon Musk says Tesla owners will be able to drive their cars with their phones in about 6 weeks

つい先日、ようやく本当の意味での自動運転機能をアップデートで提供してくれたテスラですが、それに続いて、Summonの機能をさらに強化して、スマートフォンをリモコンのように使ってテスラを遠隔操縦したり、駐車場で「ここまで迎えに来いと命令できるなどを可能にするアップデートを6週間後に提供するとイーロン・マスクがツイートしたため、それが話題を呼んでいます。

テスラが他の自動車メーカーにとって脅威なのは、こんな機能を数週間ごとに提供してくるというスピード感は圧倒的だし、それをCEOがリリース前にツイートで予告してしまうカルチャーです。

普通の自動車メーカーは、基本的に機能アップは2年ごとのモデルチェンジでしか行わないし、どうしても必要なアップデートは、ディーラーにお金が落ちる形でしか出来ないというジレンマを抱えています。

私は2年ほど前に、「テスラは他の自動車メーカーの2~3年先を走っている」と指摘しましたが、その差が縮まったとは思えないし、これからも縮まるとは思えない理由は、こんなところにあります。

2016年末に購入した私のモデル Xは、いまだに進化を続けており、どのメーカーの2018年モデルよりも進んだ自動運転機能を持っています。

イーロン・マスクは、2016年末以降に発売されたHW2を搭載したモデルに関しては、レベル4の自動運転機能を提供すると宣言しており、万が一ハードウェア機能が不十分だった場合には、ハードウェアのアップデートも無償ですると約束しています。

本当の意味でのレベル4の実現までには、まだしばらくはかかると思いますが、このように少しづつアップデートを提供してもらうのも、そのプロセスそのものがエンターテイメントです。

韓国を徴用工問題だけで見るな。日本が見えない「大きな物語」

アメリカの中間選挙は予想されたほど「民主党圧勝」とはならず、トランプ大統領は「これまでどおり外交・通商問題を推し進めて行くことになる」とするのは、メルマガ『国際戦略コラム有料版』の著者・津田慶治さん。その先に見えてくるのは、「米中貿易戦争」後の中国時代の到来と、終戦宣言からの米韓同盟失効と南北統一、そして日本が中露2つの全体主義国への最前線になる未来……。津田さんは、そんな「大きな物語」を見据えた国内体制を議論すべきと警鐘を鳴らしています。

米中間選挙後でどうなるか?

11月第2週は、中間選挙の結果も予想通りで、FOMCの結果は12月利上げ確定となり、円安の割に株が高くない状態で引けた。それと「ねじれ」議会でどうなるか予想しよう。 中間選挙は、民主党が下院で多数、共和党は上院で多数になり、予想ほど民主党が強くなくブルーウエーブとはいかなかったが、予想通りの結果になり、それほどには株価の波乱はなかった

トランプ大統領の再選を考えると、40%程度の支持率でフロリダ、アイオワなど州知事が取れ良い結果だし、下院過半数を取られたことで、景気が悪化した場合でも下院のせいにできると考えたのか、トランプ大統領は「勝利宣言」をしている。

しかし、これで議会が「ねじれ」になり、不法移民への対策強化や中間層への減税は無くなるが、しかし、インフラ整備は民主党も推進であるし、対中強硬は民主党も賛成であり、トランプ大統領は進めることができる。また、外交・通商問題は大統領権限が大きく、議会の力は限定的であるので、トランプ大統領は大いに自分の考えを推し進めて、2020年の大統領選挙での実績としたいようである。

民主党も共和党も大きな政府の政策となり、少し昔の共和党茶会派などの赤字予算を止める勢力がいなくなり、大きな政府の方向に米国は行くことになる。中間層への減税がなくなるので、少し赤字幅は少なくなるが、国債の発行量が増えて、10年国債の金利は上昇することになる。金利が3.26%を越えると株価下落は10月に証明されている。

その上、当分、FRBが短期金利を上げるとそれにつれて長期金利も上がる可能性あるので、早期に金利が3.26%になる可能性もある。 FRBは12月の利上げは行うとしたが、中間層向け減税がなくなり、景気過熱感が少し薄れて、景気の腰折れが少し先に延びた可能性もある。景気過熱でのインフレがないなら利上げも急いでする必要がなくなり、来年の利上げ間隔が広がるか停止すると見る。これにより景気後退は、来年後半かもしれない。

有村架純とデート動画がヤバい!女子必見のモテ仕草満載

シチズン時計株式会社は13日、10代~20代の女の子に向けた最新かわいいウオッチ「wicca(ウィッカ)」より、女優の有村架純が出演する動画「#見つめてたい」を公開した。

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本動画は、有村とデートする一日を描いたもの。有村と手をつないだり、ハイタッチをしたり…男性目線で有村とのデートを疑似体験することができる内容となっている。ころころと表情を変える有村の可愛らしい姿が見どころとなっている。

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また、動画公開とともに、撮影の裏話や理想のデート、クリスマスの過ごし方などについて聞いたインタビューも公開!

――今回の撮影で、こだわった点や印象深かったエピソードを教えてください。

有村:感情や動きがくるくる変わる、「見ていて飽きない女の子」をめざしました。でも、自然でリアルなデート風景を表現したかったので、「気負わずに、とにかく楽しもう!」って。撮影はほんとうに楽しくて、とくに帽子とメガネの試着シーンは盛り上がりました。自由にコーディネートして、ポーズもアドリブ(笑)。いろいろ変身できて面白かったですね。

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――今回演じた中で、一番照れたシーンを教えてください。

有村:ほっぺをプニプ二されたときは、さすがに照れましたね。怒った顔を必死にキープしましたが、内心「ひゃー」って(笑)。「顔赤くなってないかな?」って心配になるくらい、ドキドキしましたね。

――デートではどのような場所に行きたいですか?

有村:今回は公園でサッカーをしましたが、一緒にスポーツを楽しむのっていいですよね。あ、でも泳げないので、水泳以外で(笑)。

――動画でははしゃぐ姿が印象的ですが、普段どのようなときにテンションが上がったり、はしゃいだりしますか?

有村:おいしいものを食べているときは、やっぱりテンションが上がりますね。料理をするのも好きなので、上手にできたり、「おいしい!」ってほめられた時も上がりますね!

――有村さんが考える、“理想の告白”を教えてください。

有村:晴れた日に、ふたりで歩いているときにさりげなく…とかいいですね。ドラマチックなのも素敵ですが、やっぱり自然な流れがいちばんかも。

――男性から「wicca(ウィッカ)」をプレゼントされるなら、どのようなシチュエーションが良いですか?

有村:デートのときに彼が新しい時計を着けてて、「あれ、買ったの?」って聞かれたら「うん、ふたつね」って言って照れくさそうに箱を渡される、みたいな(笑)。私が好きなデザインとか、似合いそうなものを一生懸命選んでくれたら、キュンとします。

――今年のクリスマスはどのように過ごす予定ですか?

有村:たぶん仕事をしていると思いますが、平成最後のクリスマスですし、おいしいケーキとシャンパンは味わいたいですね。あとは、家族にプレゼントを。何にしようか毎年悩むけど、それもまた楽しいんです。

女子なら思わず参考にしたくなる、有村の可愛らしい“モテ仕草”にもぜひ注目を。

<関連サイト>
「wicca(ウィッカ)」公式サイト
http://wicca-w.jp/

 

記事提供EntamePlex

【動画】不運すぎる…バイクのレース中に鳥が衝突して転倒!

人間同士が衝突事故を起こしてしまうように、自由に空を飛び回っている鳥たちとも衝突してしまうことがまれにある。

こちらの動画は、バイクレースの様子を映した車載カメラの映像なのだが・・・

 

 

撮影しているバイクが前方のバイクを追っている。

なんとか追い上げ、追いつきそうになったその時、なんと前方から2羽の鳥が飛んできたのだ。

こちらのバイクはなんとかかわしたものの、前方のバイクが鳥の衝突をモロに食らってしまう。

そしてよろけた前方のバイクがこちらにぶつかってしまい、こちらのバイクだけが転倒してしまう事態に。

前方のバイクは、ぶつかった鳥を抱えたまま走行を続けだ。

幸いにも転倒したライダーもなんとか無事だったが、なんという不運・・・。

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Dmytrii Nagirniak)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

【書評】なんでも首相のせいにする「アベノセイダーズ」の反日度

世の不満はなんでも安倍首相の責任とする人々が後を絶ちません。そんな面々を「アベノセイダーズ」と命名し、理路整然と「めった斬り」する書籍が話題となっています。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』では編集長の柴田忠男さんが、そんな1冊を紹介しています。

61sp1lXu1JL『反安倍』という病 拝啓、アベノセイダーズの皆様
八幡和郎・著 ワニブックス

八幡和郎『『反安倍』という病 拝啓、アベノセイダーズの皆様』を読んだ。「アベノセイダーズ」とは、世の中で不満なことは何でも安倍首相に責任ありと主張する人たちのことをいう。安倍首相の名前が出ただけで冷静さを失うような人たちが、マスメディアを支配して叫ぶから、いつも政権末期のようだ。

亜種として、「安倍だからダメだーす:天変地異でもスポーツの成績でも悪いことはすべて安倍首相に原因がある。同じことをするにしても、安倍首相だからダメだ」というムチャクチャな連中がいる。基本的に憲法改正に賛成だが、安倍内閣下では、内容にかかわらず反対、というのが元民主党の輩なのだ。

さらに「なんでも憲法のお陰だーず:平和が守れるのも経済が繁栄するのも政治の舵取りが良かったのではなく、憲法が良いからだ」という知的退廃した連中もいる。「憲法第九条があるから戦争に巻き込まれない」って……。日本には第九条があるから外国は攻めてこないかというと、そんなことあり得ない。

「貴族の生活を体験」がルーツ。フランス革命とホテルの深い関係

みなさんはホテルという形式の「宿」が誕生した理由をご存知ですか?ゴージャスなひと時を楽しめる現在のホテルの様式には、かの有名なフランス革命とリッツ・カールトンホテルの創始者が深く関わっているそうです。今回はそんなホテルにまつわる興味深い事実を、無料メルマガ『ホテルの遊び方』の著者である西田淑子さんが紹介してくれています。

リッツ・カールトンとフランス革命

こんにちは、ホテルの遊び方の西田淑子です。

歴史上の大きな出来事と関連して、ホテルや宿も一緒に発展する、ホテルや宿の歴史を調べていくと、面白いことを発見します。例えば、贅沢ができる場所としてのホテルを確立したのは、現在のリッツ・カールトン ホテルの創始者です。これが実現した背景には、フランス革命があります。

フランス革命は、1789年から1799年の10年間だとされています。ルイ14世とマリーアントワネットが処刑された事件、として有名です。この革命が起こった要因は、貴族階級と市民階級の生活レベルがあまりにも大きく、しかも、市民の生活レベルが、食べるにも困るような状態だったことですね。日本の一揆のようなものが国レベルで起こったのが、フランス革命だとも言えます。

これによって、貴族階級がなくなりました。貴族は大きなお屋敷を維持するほどの収入が無くなった、ということでもあります。同時に、市民は、貴族の生活を体験できるチャンスが出来た、ということでもあります。

セザール・リッツは、料理人のオーギュスト・エスコフィエと共に、貴族の生活を体験できる機会を作り出した。これが、フランス革命によって新たに登場したホテルの形、です。

八百屋も肉屋もくら寿司も。みんな「捨てない工夫」で儲けてる

食品の廃棄率が20%を超える、食べ物を粗末に扱う日本ですが、企業や商店で廃棄食物を出してしまうことはあまりにも損が大きすぎます。何かいい手はないのでしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では著者の佐藤きよあきさんが、捨てるはずのものを儲けに変える方法を紹介しています。

賢いお店はやっている!「捨てる」もので儲ける方法

日本の食料自給率は40%に満たないのに、食品の廃棄率は20%を超えています。これほど食べ物を粗末に扱う国は、他にありません。非常に情けないことです。世界の貧困に涙を浮かべるほど情に熱い人びとなのに、食品を捨てることにあまり躊躇しません。

この問題は、食料自給の課題だけではなく、経済にとっても、大きなマイナスとなっています。アイデアと工夫次第では利益を生み出す素材を捨ててしまっているのです。しかも、処分するにも費用が掛かり二重の損をしているのです。

企業も商店もそのことは当然承知しており、“二次活用”を実践しているところもあります。昔の賢い商売人は、大切な商品を無駄にしたくない思いから、あれこれ工夫していました。身近なところでは、八百屋さん。売れ残った野菜を惣菜にしたり漬け物にしたりしてお客さまに買ってもらう工夫をしていました。それでも処理できないものは、動物園に安く提供しているお店もあります。

お肉屋さんも、残り物や成形した肉の切れ端などを惣菜にしています。骨は、ラーメン屋さんに販売しています。果物屋さんでは、残ったものはジュースにしたり、キズのあるものや少し傷んだものは、やはり動物園に販売しています。

「くら寿司」では、ネタとして捌いた魚のアラは細かく粉砕して養殖魚のエサにするというリサイクルシステムを作っています。また、「くら寿司」は漁船一艘をまるごと買うことで、コストダウンを図っているのですが、中には寿司ネタとして使えない魚もいます。これをすり身にして練り物にすることで自社経営の魚屋さんで販売しています。
よく考えられたシステムです。

お弁当や惣菜の廃棄が多いスーパーでは、養豚業や養鶏業にエサとして提供する取り組みも始まっています。お豆腐屋さんで大量に出るおからは、現在は産廃として処理することが多いのですが、昔は豚のエサにしていました。再度、利用を考える時が来ているのではないでしょうか。おからを乾燥させて成形すれば、燃料になるのではないかと、私は考えていますが。

このような取り組みは、まだまだほんの一部であり、いまだ多くの素材が廃棄処分となっています。廃棄するものの再活用を考えることは、エコでもあり、ビジネスの面から見ても、利益の上がる手立てとなるはずです。

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物事考えていない部下に読ませたい、未来デザインが重要という話

サラリーマン人生、40代ともなると同期でも昇進の差が開き悲哀を実感しますが、20代のうちはそんな未来を想像し難いものです。学歴やコネが無くても年収1,000万円になれるスキルをセミナー等で多くの人に伝えている佐藤しょ~おんさんは、自身の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』で、「明るい未来を望むなら若いうちからデザインしておくべし」と力説しています。

おバカは未来をデザインしない

人生、40歳を超えると急激に時間の流れが速くなることを実感します。ところがこれは、若い頃には全く実感出来なかったんですね。私だって若い頃は永遠にこの20代が続くと考えていましたから。

永遠に続くと考えるから、未来の事を切迫感を持って考えないんですよね。いつでもやり直せるしいつでも今と同じ知力と体力を発揮できると考えるわけですから。

それが間違いだと気付いたのが、私の場合には、20代のお終いくらいでした。それまではいくら飲んでも、徹夜で遊んでも、ちょっと居眠りをしたら回復した体力が、全く元に戻らないことを実感して、歳を取るってこういう事なんだなと気付いたモノです。

この頃に、ボンヤリと、これからの未来をイメージして準備出来ることはやっておかないとマズいんじゃないのかと気付いたんです。

二日酔いとか、体力とかなら、無視しても人生に大きな影響はそんなに無いんですよ。でも私という人間のありとあらゆる局面で、このような能力の逓減が起こるとしたら、遠い未来に一念発起して、ヤル気になったとしても、

 ■ 残念でしたそれは10年前に締め切ってしまったのよ♪

って言われる可能性があるということですよ。一番分かりやすいのは、身体を使うスポーツ関係ですよね。30歳になってからプロスポーツを目指すとか、それからオリンピックに行きたいとか思っても、どうやってもムリですよね。

これと同じ理屈で、他のジャンルでシャットアウトされちゃうモノって、ホントに無いの?あるとしたらそれは何?いつまでなら間に合うわけ?ということを考え始めたんです。そうしたら、自分の人生が徐々に詰みに向かって進んでいることを自覚したわけですよ。当時28歳くらいで、アメリカにはいましたけど、帰国後の進路も方針も、寄って立つところも、やりたい事も何もありませんでしたから。

これじゃ帰国してもなんにもならないんじゃないの?と不安になったんですが、案の定帰国後にその予感は的中します。結局、渡米前にやっていた携帯電話の仕事を、会社は替わっても続けることになりましたから。これじゃなんのために、英語を勉強したのか意味分かりません。

といっても今考えたら当たり前なんですよ。だって当時の私は英語が少しだけ話せる、でも他になんのスキルも経験もないタダのデクノボーだったんですから。

ハロウィン軽トラ横転事故の撮影者が語る一部始終と心理学的分析

年を追うごとにハロウィンの時期に渋谷を訪れる人々の数が増え、さまざまな問題が露呈しています。そんな中、今年起きた「軽トラック横転事件」。メディアもこぞって取り上げていましたが、実は無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が現場に居合わせていました。今回の記事ではその一部始終を詳しく記すとともに、なぜこの事件が起こってしまったのかを心理学的に分析しています。

「渋谷ハロウィンの軽トラック横転はなぜ起こったか?」目撃者による心理分析

こんにちは!ゆうきゆうです!

さて最近、渋谷でのハロウィンを見に行ったのですが、その際に軽トラック横転の事件を見ましたので、その報告です。

※映像は当時のTwitter動画からご覧ください。

その後、Twitter・サイトなどから10社以上の報道機関の方から「映像を使わせてほしい」「どんな状況だったのか」とご連絡をいただきました。今まで、たった1日でここまで多くの方に取材を受けたことなかったので驚きでした。しかも「心理学的にどうなのか」とよくいただく形の取材ではないというこの奇跡。

テレビなどで「提供 ゆうきゆう」みたいに記載いただいているのを見て「何であの精神科医がここにいるのか」「ゆうきゆうは人として横転しているのではないか」「横転というより汚点ではないか」というツッコミが重々上がるだろうことを想定しております。

いずれにせよ「どんな状況だったのか」というご取材がすごく多かったため、この場に記載しておこうと思いました。

伝説のプログラマー直伝。仕事が奪われるAI時代を生き抜く方法

「このままじゃAIに仕事を奪われる、大変だ!」こんな煽り文句すら使い古された感のある昨今ですが、「じゃあ、何をすればAIに対抗できるの?」という質問の答えは見つかっていないのが現状です。そんなAI時代を生き抜くためのヒントになるのが、メルマガ『週刊 Life is Beautiful』の著者で、伝説のプログラマー・中島聡さんの書いた『結局、人生はアウトプットで決まる』という一冊。中島さんが語る、AIに対抗するための具体的なアイデアと実践法は「目からウロコ」です。

伝説のプログラマー・中島聡が説く、自分の価値を最大化しAIが職を奪う「大失業時代」を生き抜く方法

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結局、人生はアウトプットで決まる』(中島聡・著/実務教育出版・刊)

ある報道によると15年後には、今ある仕事のうち約5割が消滅するという。AI(人工知能)が私たちの仕事を次々と奪ってしまうのだ。各報道や研究所ごとにその数字がバラつくものの、確実に言えることがある。

将来、かなり高い確率で世界中の人々が職を失う「大失業時代」がくる。それも「失われた10年」とは比べものにならない規模で。

もはや働くことを許された「猶予期間」と表現しても過言ではない、残り少ない時間の中で私たちは何をすべきだろう。どうすれば今後も働き続けられるのか

結局、人生はアウトプットで決まる』(中島聡/実務教育出版)は、「読む」「聞く」「体験する」ことによるインプットと、「書く」「話す」「行動する」ことによるアウトプットを繰り返すことで、AIに負けない自分の価値を作り出す本だ。著者は、「Windows95」の開発に関わった「伝説のプログラマー」であり、弊誌で人気有料メルマガ『週刊 Life is Beautiful』を発行する中島聡さん。

中島さんは本書で「自分の価値を最大化AIが職を奪う時代を生き抜く方法」を説いている。その一部をほんの少しだけご紹介したい。

アウトプットこそが大失業時代を生き抜く手段になる

「伝説のプログラマー」として業界に知らぬ者はいない中島さんだが、この知名度を得るきっかけは「ブログ」だったそうだ。はじめは家族に向けた他愛のない内容を書き連ねていたのだが、ある日プログラミングのことが書きたくなり、「日本語とオブジェクト指向」というタイトルの記事をアップした。

これがエンジニアの間で大評判になり、中島さんの記事が人気を集め始める。その結果、Windows95のアーキテクトをはじめとする様々な経歴が巷で話題になり、やがてビジネスやメディアで引っ張りだこになった。

何を述べたいかというと、裏を返せば、ブログを始めていなければ現在の中島さんはなかったかもしれない。世の中には素晴らしい技術や経歴を持つ人がたくさんいるが、その多くは世間に知られていない。世界中で評価されるトヨタの高級車「レクサス」を知っていても、その生みの親の名前は知らないように、「地上の星」にあたる人は数多く存在する。

中島さんが行ったように、私たちも自分の存在を世に発信しなければならない。有象無象に埋もれてしまっては、いずれAIに取って代わられる

つまり自分自身の価値を発信するアウトプットこそが、大失業時代に生き抜く手段の1つなのだ。そして現代において効果的かつ効率よくアウトプットできる方法こそ、「書くことだ。

今やTwitterやFacebookなどのSNS、「アメブロ」などのブログ発信サイトというように、自身を世界中に発信するツールが山のようにある。そこでアウトプットを続けると、その人の名前や経歴を知ってもらう「パーソナルブランディング」につながり、個人の信用が高まる。この個人の信用こそが、転職したりや企業資金を集めたりする際に大きな武器になる、なによりもかえがたい価値になるのだ。

「でも、何を書けばいいの?」「発信するだけの価値なんて自分にはない…」。そう悩む人もいるだろう。

中島さんは本書の半分以上のページを割いて、「書くことの極意を伝えている。最も基本的な「文章を書くコツ」「書き続ける方法」「テーマ決め」に始まり、アウトプットこそ最強のインプットであること、深い情報性を込めたAIに負けない文章を書く秘訣など、本書の裏テーマに「文章術の向上」があるのではないかと感じてしまう。

アウトプットに自信がない人も、盲目的に本書を手に取ればなんとかなるはずだ。その極意をいくつかご紹介するべきだろうが、本稿ではこのことにも触れる必要がある。世界的大企業の超一流CEOが実践するアウトプット、「話す」ことだ。

世界的大企業の超一流CEOが実践するアウトプット「話す」こと

企業が傾いてしまう理由の1つに、コミュニケーション不足がある。本来企業は、経営者のビジョンに共感するスタッフが集まり、創意工夫してビジネスを作り上げる。しかしそれが共有されないと信念なき製品やサービスが生まれる。昨今の日本企業に当てはまるのではないか。その点、超一流CEOたちは話すことが非常に長けているという。

スターバックスを世界的なコーヒーショップに育て上げた元会長ハワード・シュルツと面会したとき、中島さんは「人を納得させるのが上手い」と感じたそうだ。

飲食をはじめとするサービス業において、「店舗運営をどうするか」や「新メニュー開発」が気になりがちだ。しかしシュルツがこだわっていたのは「なぜスターバックスが存在しているか」という存在意義の部分。スターバックスのコンセプトは、自宅や会社に次ぐ第三の居場所「サード・プレイス」であり、それを従業員に分かりやすく熱意を持って説明した。これがブレない企業経営につながる。

コストコのCEOであるクレイグ・ジェリネックや、AmazonのCEOであるジェフ・ベゾフも一緒だ。誰かの疑問に対して、真摯に分かりやすく丁寧に伝える。AIの時代に生き残るチームリーダーになるには、話すアウトプットが絶対に欠かせない。

では、何をすればコミュニケーション能力を高められるだろう。それは「話す」アウトプットの真骨頂、「プレゼン力を高める」のだ。こちらも「書く」ことと同様、本書でその極意が詳細に解説されている。

本書は、ベストセラー『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』に次ぐ、中島聡さんの2年ぶりの新刊だ。自分の価値を最大化しAIが職を奪う時代を生き抜くアウトプット戦略を明快に解説しているので、いずれ訪れる大失業時代に備えられるはずだ。

結局のところ、いずれくる未来に対し、私たちは行動するしかない。本書を読んでも行動しなければ、いつかAIに飲み込まれてしまう。まさしく書籍タイトルの通りだ。『結局、人生はアウトプットで決まる』。私たちの未来は「やるか」「やらないか」の2択にかかっている。(文/いのうえゆきひろ)

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