巨大地震の前兆? 全国各地「地震雲」「地鳴り」ツイートまとめ
4月9日から11日にかけて、日本全国で地震雲らしき細長い筋状の雲や、波状の雲を見たというTwitterの報告が相次いでいます。このような形状の雲と大きな地震との関係は、以前より一部の専門家によって指摘されていますが、果た…
Details4月9日から11日にかけて、日本全国で地震雲らしき細長い筋状の雲や、波状の雲を見たというTwitterの報告が相次いでいます。このような形状の雲と大きな地震との関係は、以前より一部の専門家によって指摘されていますが、果た…
Details新作のフラペチーノが発売されるたびに話題となるスターバックス コーヒー。「さくらフル フラペチーノ(R)」や「クラシック ティラミス フラペチーノ(R)」に続いて、次はどんなフラペチーノが登場するのか楽しみに待っていた方も多いのではないでしょうか? かくいうMAG2NEWS編集部シュウマイも毎回、スタバの新作を楽しみに心待ちしている一人でございます。
去年、スターバックスは期間限定で「#ストロベリーベリーマッチフラペチーノ(R)」を発売し、SNSで話題に。今年も登場するのかと待ちわびていたら、なんと本日、2019年4月11日(木)から、いちごのフラペチーノの販売がスタート!
現在「糖質制限中」のシュウマイですが、ダイエットのことなんてさておき、気がついたら店舗の目の前までやってきてしまいました。

なんと今年のフラペチーノは「#ストロベリーベリーマッチフラペチーノ(R)レッド」と「#ストロベリーベリーマッチフラペチーノ(R)ホワイト」のふたごのイチゴとして、全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)に登場!
まさかの2種類のいちごフラペチーノを楽しめるということで早速ゲットしてきました!!!

左が新メニューの「#ストロベリーベリーマッチフラペチーノ(R)ホワイト」で、右が「#ストロベリーベリーマッチフラペチーノ(R)レッド」です。まずは新作のホワイトから!

ホワイトには、ホワイトモカシロップとストロベリー果肉、そして食感が楽しめるサクサクのストロベリーマカロンが入っています。いままでとは違ったいちごのフラペチーノに感動…!このマカロンの食感がクセになりそうです。
続いてはレッド。

一口飲んだ瞬間から「これこれ〜! 待ってました!」と言わんばかりの安定の美味しさ。この、いちごの食感を楽しめる瞬間を1年間待っていたのです! たっぷり入ったいちごのベースにソース、パウダーなど、もうすべてがいちごづくし。
ジューシーさたっぷりで本物のいちごよりもいちご感が強いんじゃない? って思ってしまいました。これはマジでおすすめです! ちなみにサイズはトールサイズのみの販売なので「サイズが分からん…」というお父さんたちにもオススメですよ!
●商品名
「#STRAWBERRYVERYMUCHFRAPPUCCINO(R)__RED」
「#STRAWBERRYVERYMUCHFRAPPUCCINO(R)__WHITE」
●価格・サイズ:Tallのみ、640円(税抜)
●販売期間:2019年4月11日(木) ~ 2019年5月14日(火)
最後に、逆光で映える写真を撮れなかった図。

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
image by: MAG2 NEWSシュウマイ
11日午前6時41分頃、JR京浜東北線の神田駅で発生した人身事故の影響で、現在も列車に遅れが出ています。この影響で京浜東北線をはじめ、山手線の内回りと中央線快速電車が一時運転を見合わせたため、各線、各駅に影響が拡大。駅に…
Detailsこれまでにない北朝鮮寄りの政治姿勢と国内経済政策の不調で、韓国の文在寅大統領の支持率低下が止まりません。そんな文大統領が切り札として期待していた南北経済協力事業のひとつである開城工業団地の再開も、米朝首脳会談の決裂により暗礁に乗り上げているのが現状ですが、「大統領弾劾、逮捕」の可能性を示唆するのは、台湾出身の評論家・黄文雄さん。黄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』にその根拠を記すとともに、「米韓首脳会談が大きなターニングポイントになる」との見方を示しています。
※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2019年4月9日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。
プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。
● 韓国首相「経済環境が厳しい…民生・企業はさらに苦しくなるだろう」
韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相は、4月4日、「韓国経済の内外環境が厳しい。今年1-3月期の輸出が振るわず、2月の生産・消費・投資がいずれも減少した」とし「それによって民生も企業もさらに厳しくなるだろう」と話しました。
文在寅政権の経済政策が荒唐無稽であることは、はじめから分かっていました。文在寅政権は、朴槿恵政権批判で民衆を煽って誕生した左翼政権ですが、人気取りのために急激な最低賃金引き上げを行ったのが、致命的でした。
なにしろ、2018年には前年の16.4%、2019年はさらに10.9%に最低賃金引き上げたのですから、企業の業績が急速に悪化するのは当然でしょう。文在寅大統領は最低賃金の引き上げで景気が良化すると主張していましたが、実体経済が上向いていないのに、賃金だけ、しかもこれほど大幅に上げれば、経済がおかしくなるのは当然です。
無理な目標を押し付けて、経済をガタガタにしてしまうというのは、まるで毛沢東の大躍進政策を見ているようです。大躍進政策は、毛沢東が「3年以内にイギリスを追い越す」と宣言し、不可能な農工業生産ノルマを生産者に課したことで、水増し報告が横行し、その結果、経済がボロボロとなったとされています。
先日、国内の18歳~39歳までの男女の25%が性交渉の経験がないという研究結果を各メディアが大々的に報じ、「草食化」や「コミュニケーション能力不足」などをその原因とする声が多数上がりました。しかし、「着目すべきはそこではない」というのは、健康社会学者の河合薫さん。河合さんはメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、マスコミが正しく伝えていないこの研究が行われた本来の目的を明らかにするとともに、そこからあぶり出された深刻な「日本社会の問題」を記しています。
※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2019年4月10日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。
プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。
「性交渉 経験なしが25%」――――。4月8日月曜日、メディア各社は一斉にこんな見出しを掲げ、「18歳~39歳の日本人の25%に異性間の性交渉経験がないとする研究結果」を取り上げました。
“予想どおり”SNSは即座に反応し、
「30代でこれって、やばくね?」
「やっぱ草食化してるんだな」
「うそ。早まってると思ってた」
「セックスレス社会だな」
「異性に限ってるからでしょ?」
「コミュ力が低いからだろ」
「つーか、こんなこと調査してんだ」
などなどコメントが溢れ、テレビなどのコメンテーターも、「草食化」「セックス離れ」「コミュ力」という言葉を多用し、「未経験」という部分に注目しました。
…ふむ。えっと“ソコ”じゃないんですよね。研究が行われた背景とちょっとだけズレてる、といいますか、なんといいますか。
メディアは常にセンセーショナルな話題に着目するため、研究者が研究に取り組んだ「本来の目的」との齟齬が生じがちです。
つまり、研究のリサーチクエッションは、「世界最低レベルの出生率の原因は、雇用形態にも関係があるのではないか?」という点にあり、出生率の低さの原因を社会的要因から検証することで「人口の先細りに歯止めをかける政策への示唆を得たい」というのが研究のねらいなのです。
分析を行ったのは、渋谷健司・東京大客員教授らとスウェーデン・カロリンス
研究所のチームです。
データは、国立社会保障・人口問題研究所が成人の結婚、出産への意識や性交渉経験などについて調べている出生動向基本調査の1987~2015年のデータなどを使用し、日本全体の未経験率を算出しました。
東京都心部の地価の高騰が、地方や郊外のマンション価格にも影響し始めており、浦和や高崎の物件価格も相当につりあがっているようです。そんな現状を「バブル崩壊前夜と驚くほど同じ」とするのは、無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』の著者・廣田信子さん。廣田さんは「この状況がいつまでも続くとは思えない」と悲観的な見方を示しています。
こんにちは!廣田信子です。
新築マンションの売れ行きに陰りが出始めていいます。地価の高騰と資材価格の高騰で、新築マンションの価格は、2月に前年同月比2.5%上昇の6,284万円(不動産経済研究所発表による)。すごい価格ですね。ふつうの給与所得者にはもう手が届きません。
節税対策の富裕層や高収入の共働き世帯が引っぱってきた不動産市場ももう限界と言われます。都心物件が採算がとれなくなると、開発は、地価が安い地方や郊外に向かいます。日本経済新聞(3/26)によると、東京駅からJRで25分の浦和駅(さいたま市)から徒歩7分の137戸の分譲マンションの最高価格は9,000万円。マンションの好調な売れ行きを反映し、付近の住宅地の地価は前年比6.2%上昇しているといいます。
さらに、最高価格が1億円超のタワーマンションが群馬県高崎市駅前に建設中で、近くの住宅地の地価は県内最高の伸びを見せている…と。「浦和」「高崎」の駅前の地価上昇と聞いて、バブル崩壊前夜と驚くほど同じだと、ドキッとしました。
東京都心の土地は、訪日観光客を当て込むホテルなどとの競争で、分譲マンションでは採算が合わない水準まで価格がつり上がっています。ディベロッパーは、相対的に割安な郊外や地方の駅前再開発に走り局地的な開発競争が周辺の地価を押し上げているのです。
マンション建築は、首都圏から、大阪、名古屋、福岡等の都市に移行し、タワーマンションラッシュで、当然、地価も上がっています。バブル崩壊に向かう最後の時期にほんとうに似ています。
ディベロッパーはマンション用地を求めて、東京から地方へ、都心から郊外へと開発が移っていく。でも、もともと需要が多くないところに、乱立したマンションは、いずれ売れなくなります。ディベロッパーは持ちこたえられずに値下げ販売。価格の崩壊が始まる…。ストーリーが見えてしまいます。
世界で初めてブラックホールの撮影に成功したと、日米欧などの国際研究チームが10日、発表した。ブラックホールの存在は、約100年ほど前にアインシュタインの相対性理論によって予測されていたが、観測が難しく撮影された事例はなかった。
研究チームは、高解像度の電波望遠鏡を利用してブラックホールの近傍のガスが発する電波を精密に観察して、影絵のようにブラックホールを浮かび上がらせることに成功したという。
この成果は、アメリカの天文学専門誌『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ』特集号に6本の論文として掲載された。今回撮影されたのは、おとめ座銀河団の楕円銀河M87の中心に位置する巨大ブラックホール。このブラックホールは、地球から5500万光年の距離にあり、その質量は太陽の65億倍にも及ぶという。(随時更新)
今回の #EHT による #ブラックホール の撮影成功について、簡潔に一枚にまとめた画像。詳細は #国立天文台 ウェブにて→ https://t.co/kKsdtf5MTg pic.twitter.com/Sba270xInY
— 国立天文台 (@prcnaoj) 2019年4月10日
地球からM87中心 #ブラックホールへ のズームイン映像。#国立天文台 のプレスキットページでは、本研究に関するさまざまな画像や動画をご覧いただけます。→ https://t.co/W6iA678mpk #RealBlackHolehttps://t.co/DIN9tHvWdb
— 国立天文台 (@prcnaoj) 2019年4月10日
イベント・ホライズン・テレスコープによる #ブラックホール の撮影に至る道のりを、マンガにしました。全8ページです。(1/2) #EHTBlackHole #RealBlackHole pic.twitter.com/FnOuKYaREA
— 国立天文台 アルマ望遠鏡 (@ALMA_Japan) 2019年4月10日
撮影されたブラックホールシャドウと,スパコンを使ったシミュレーションと比較することで,ブラックホールの質量や自転にせまりました.その結果,質量は太陽の約65億倍と確かめられ,画像の下側が我々に向かってくるような自転をしている可能性が示唆されました. https://t.co/MH6lNAmKDF pic.twitter.com/2nxWdBpByE
— 天文シミュレーションプロジェクト (@CfCA_NAOJ) 2019年4月10日
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
image by: EHT Collaboration
NHKや時事通信などによると、桜田義孝五輪担当相は10日、東京都内で開かれた自民党の高橋比奈子衆院議員(比例代表東北ブロック)のパーティーであいさつし、岩手県出身の高橋氏への支援を呼び掛ける中で、「(東日本大震災からの)復興以上に大事なのは高橋さんなので、よろしくどうぞお願いします」と述べたという。
震災復興を軽視する発言で、安倍晋三首相は桜田氏を更迭する方針を固めたとしている。その後、桜田大臣は自ら辞任の意向を固めたと報道された。(随時更新)
【桜田五輪相 辞任の意向固める】
桜田オリンピック・パラリンピック担当大臣は、自民党の高橋比奈子議員のパーティーで「復興以上に大事なのが高橋議員だ」と述べたことなどの責任を取りたいとして、辞任する意向を固めましたhttps://t.co/77f4Kplnzi#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/H34HcyF6FM— NHKニュース (@nhk_news) April 10, 2019
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
image by: 桜田よしたかHP
日々の業務の報告を日報や月報で管理する会社も多くあることと思われます。しかし、「単なる義務として日報を書くだけならばやらないほうがまし」とするのは、無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者で人気コンサルタントの中久保浩平さん。中久保さんは今回、自身も実践した社内活性に繋がる日報の作成方法を紹介しています。
毎日、就業時間の終わりに、その日の業務内容を日報に記入、提出、管理したり、あるいは毎月、月報を提出、管理しているという企業も多いことでしょう。ですが、それが単なる義務化であったり、規則や評価対象的なことだけで執り行っているとすれば、あまり意味がありません。
たとえば、ある日の部下の日報を見て、「Aくんは、今日はこんな動きをしていたのか。もうちょっと効率よく動いてもらわないとな~」なんて風にAくんの書いた日報を眺めてケツを叩くのがマネジメントではありませんし、日報を提出する側も、お決まりの言葉や文章を適当に記入してみたり、評価の為に、ほんとはスムーズに進んでいない商談をさもスムーズに進んでいるかのような記入をし報告するだけでは成長にもなんにもなりません。
もし、日々の日報がこうした取り扱い程度ならばお互いにその時間も作業も無駄であり、社内の報連相も上手くいっていないでしょう。
とはいっても、確かに日報は、日々の活動内容を申告するというものなので会社への義務的な意味もありますが、先ほどの例のように、あまりにも義務化し過ぎていたり、社内の規則として…というだけでは創造性も成長性も見込めません。やらない方がマシ。
なんて、偉そうなことを言ってますが、私もかつて勤めていた会社では日報を毎日提出しなければならなかったのですが、日々の雑務に追われ、日報を提出するのが煩わしくて1週間分溜め込んで、先輩から怒られるなんてこともしばしばありました(今となっては恥ずかしい限りですが…)。
また部下が3人出来た時にもやはり私と同じように溜め込んで提出する人もいました(私のせいです)。そして、毎日、同じような言葉や云い回しで記入されている部下の日報を見て、違和感を感じ、突っ込みを入れると、「次週からはちゃんと頑張って書きます」みたいな返事が返ってきていました。「頑張って、書きます」って小学生レベルの交換日記じゃあるまいし。遅すぎますが、このとき、初めて日報というものにはどういう意義があるのか?を考えるようになりました。
ユダヤ人の民族大虐殺を主導するなど、20世紀の世界に混乱をもたらした史上最悪の独裁者、アドルフ・ヒトラー。今回、国際ジャーナリストの北野幸伯さんは、自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、敢えてこの悪名高き独裁者ヒトラーが率いたドイツの戦闘経過を記しながら、そこから学ぶべき「負の教訓」を挙げるとともに、日本の現在の外交戦略に対して疑問を投げかけています。
日本は、概して「善悪論」ですね。今までは、ずっと「日本だけが悪い」ことになっていた。これを「自虐史観」といいます。ところが最近は、「実をいうと、アメリカの方が悪かった」ということになりつつある。フーバー大統領やマッカーサーの証言が知られてきた。それで、ルーズベルトは「真珠湾攻撃を事前に知っていた」ことが認知されつつある。そうはいっても「世界的に認知されつつある」とは、ほど遠い状態ですが…。フーバー元大統領が、「ルーズベルトは狂人だ!」といっている。マッカーサーも、「日本は自衛戦争だ」といっている。それで、私たちは「自虐史観」から抜けることができます。
しかし、私たちは「次のステップ」に進まなければなりません。それは、「じゃあ、どうすれば勝てたの???」という質問に答えることです。これちゃんとやっておかないと、「また敗戦」ということになる。相手がズルしたとか関係なく、「じゃあ、どうすれば勝てたの?」と考える。これ、絶対必要ですが、日本ではほとんどされていません。
それで私は、『中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う』を書きました。ここに、「どうして負けたのか?」「どうすれば勝てたのか?」「次はどうすれば勝てるのか?」の答えを書いています。まだの方は、是非ご一読ください。
私は、歴史の勉強をしていて、はっきりと「勝ち負けの法則」があることに気がつきました。今回は、「ヒトラー」の例をあげます。
「アーリア人種は世界一優秀」「ユダヤ人を絶滅せよ」など、過激思想で知られるヒトラー。彼は、なぜ政権につくことができたのでしょうか?
一つは、第1次大戦の講和条約である「ヴェルサイユ条約」が、ドイツに過酷だった。ドイツは、欧州のかなりの領土と、海外の植民地を失いました。そして、賠償金は、国民総所得の2.5倍という膨大な額。今の日本でいえば、「1,250兆円の賠償金」という感じ。それで、ドイツ人は【怒っていた】のです。この【怒っていた】という状態、重要です。
そして1929年に「世界恐慌」が起こった。ドイツでも、失業率が40%まで跳ね上がりました。この怒りと絶望に乗じて、ヒトラーは政権をとった。
1932年の議会選挙でナチスは、第1党に。1933年、ヒトラーは首相に。1934年、ヒンデンブルグ大統領が死んだ。ヒトラーは、「首相と大統領」を兼任する「総統」になりました。この措置、国民投票で約9割の支持を得た。そう、日本人に匹敵するほど勤勉で真面目なドイツ人たちは、明らかにヒトラーを支持していた。それも、圧倒的に。
政権につくとヒトラーは、なんと「ケインズ的政策」を徹底的にしました。高速道路をジャンジャンつくり、住宅補修、改修に補助金を出し。「自動車を一家に1台」をスローガンに掲げ、自動車購入は免税とした。さらに、結婚奨学金を出し、家事手伝いを奨励。労働市場から女性を、退場させた。徴兵を復活させ、86万人の失業者を吸収させました。
1935年、首相就任からわずか2年。ドイツの失業率は、40%から激減し、完全雇用が達成された。1936年のGDPは1932年比で、なんと50%も増加した。ドイツ国民は、ヒトラーを「神」と仰ぐようになりました。