【書評】元韓国人が解説。あの国が国家間の約束を簡単に破る理由

近代法治国家において裁判は、「情」が絡む判断は排除され、証拠に基づいた客観的判断が下されるものですが、隣国では少々事情が違うようです。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さんが紹介しているのは、韓国が自分たちの都合のいいように歴史を書き換えてきた、その根本部分となる彼の国の司法について綴られた書籍。「元」韓国人評論家がわかりやすく解説する一冊です。

偏屈BOOK案内:呉 善花『韓国を蝕む儒教の怨念 反日は永久に終わらない』

61Ufx6PS3dL韓国を蝕む儒教の怨念 反日は永久に終わらない
呉善花 著/小学館

いまの韓国は李朝の「法よりも情が優先する」状況下にある。通常は国法をもって判定していても、それでは情が入る余地がなく、本当の正邪の判定とはならないとみなされたときに、「情理からの判断が下される。酒に酔っての犯行となれば、「情理」の判断を以て必ず減刑されるし、単純暴力では前科の有無を問わず罰金・略式起訴で、裁判までいかせないのが司法界の慣例だという。

そのため、韓国には前科40犯、50犯がざらにいる(朝鮮日報2012/9/17)。韓国の「情理」とは「大多数の韓国人が今このときに常識として抱いている正しさの感覚」というよりほかにないものらしい。民族的な主観による、「この辺が正しい」という(暗黙の、いわずもがなの)国民的合意といいえばいい。この合意が、しばしば「法に優先する」のが韓国だという。不思議な国だなあ。

日本はもとより、近代法治国家の裁判では、審議を進める具体的なルールがあり、それに則っていくことで「情理」や「情実」が絡む判断は規制・排除され、事実(証拠)に基づいた峻厳かつ客観的な判断が下されていく構造になっている。ところが、韓国では必ずしもそうとはならず、司法判断はそのときどきの「このへんが正しい」という、国民の思いに強くひきずられるというのだ。

「そのときどき」というのは、「あのときには間違っていないとされていたが、今このときの常識からすれば間違っている」という国民の思いが正義である、ということだ。この正義に基づいて行われたのが「慰安婦合意の破棄強制徴用者への賠償判決」である。つまり「国民的合意」とみなされさえすれば、他国との間で決まった約束事を勝手に破ったり、あとでルールを自分たちに都合よく変更したりすることなど、まったく意に介さない。不思議な国だなあ。

文在寅政権は、軍事政権時代の韓国史を全否定し「あのときは間違っていないとされていたが、今の常識からすれば間違っている」と主張する。「あのときの事情」を正確に捉えることを放棄し、単純に現在の価値感で過去を断罪するのは近代的観点では戒められている。「それに対して韓国では、『現在の価値観に立って過去の歴史を全否定することが盛んに行われているのです」

「韓国ではこれを『歴史を真っすぐに立てる(韓国語で「ヨクサ・パロ・セウギ)』と表現しています。日本統治時代の歴史を全否定することも、韓国人が『歴史を真っすぐに立てる』ことの重要な要件なのです。中華帝国や朝鮮半島諸国では、王朝や政権が代わるたびに、自分たちの都合のいいように歴史を書き換えることをしてきた歴史があるわけです」。不思議な国だなあ。

過去のよくないことは全て「日本の植民地主義」のせいにすることで、韓国の責任が和らげられ、殆ど回避されていく。「ようするに、韓国の『米軍慰安婦』『韓国軍慰安婦」『ベトナムでの虐殺』と日本の『従軍慰安婦』問題は一つのものなのです。いずれも日帝の植民地主義がもたらした問題とされるのです」。世界に広がる韓国の反日プロパガンダ。恐ろしい国だなあ。

編集長 柴田忠男

image by: Shutterstock.com

なぜ、稲盛和夫はあえて人の弱みをマネジメントに組み込んだのか

 

2019年3月期の売上高が1兆6,237億円と2期連続で過去最高を記録するなど、絶好調の京セラ。2020年3月期にはさらに1兆7,000億円の売上高を目指すと言います。そんな京セラを支えているのは、創業者で日本を代表する実業家の一人、稲盛和夫氏が創り出した『京セラフィロソフィー』。経営哲学のみならず人生哲学でもあるこの考え方には、働く上で重要な様々なファクターが詰まっていると言います。今回ご紹介する無料メルマガ『戦略経営の「よもやま話」』では、著者の浅井良一さんがその『京セラフィロソフィー』を取り上げ、ドラッガーの言葉も引用しながら、経営におけるその本質に迫っていきます。

“物心両面”の幸福

京セラの稲盛和夫さんが創業した経緯は、上司である技術部長の無理解に腹を立てて碍子(陶磁器)の会社を退社したことが起こりでした。行末に迷っていたその時に、稲盛さんを高く評価していた元上司らの助言や資金支援もあって新会社を設立をすることになったのです。この時弱冠27歳で、経営についてはまったく未経験でのスタートでした。

そして経営について考えさせられるそのことが起こったのは創業3年目のことで、前年に入社した高卒社員11名が定期昇給やボーナスなどの待遇保証を求める団体交渉を申し入れてきたのでした。創業当初の目的は「自分たちの技術を世に問う」ことであり、創業メンバーはとにかく必死で働くことが当たり前の状態であったときのことです。

この受難とも思える一件が、稲盛さんをして“経営における指針”とは何かを考える貴重な切っ掛を与えることになりました。「会社とはどういうものでなければならないか」ということを真剣に考え続け「会社経営とは、将来にわたって社員やその家族の生活を守り、みんなの幸福を目指していくことでなければならない」と思い至ったのです。

そうでなければ、社員は「安心して働く気持ちになれない」としてです。

そして、そのための条件は「会社が長期的に発展して行くため社会の発展に貢献する。社会の一員としての責任も果たす必要がある」。ここに、社会貢献よりも従業員の幸福を先述する「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」という独創的な“京セラの経営理念”が定められることになりました。

はてさてなのですが、この経緯をここで披瀝しても、多くの経営者の方は「それが何なんだ」ということになりそうなのですが、これがけっこう企業経営において重要なポイントであって、ドラッカーが“人のマネジメント”として述べていることに符合させると、思わぬ「京セラの経営理念」の底力が見えて来そうです。

ドラッカーはこのように言っています。

“人のマネジメント”とは、人の“強み”を発揮させることである。人は弱い。悲しいほど弱い。問題を起こす。手続きや雑事を必要とする。人とは費用であり、脅威である。

しかし、人はこれゆえに雇われているのではない。人が雇われるのは“強み”ゆえであり“能力”ゆえである。

“組織の目的”は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。

「人こそ資産である」という「組織の違いは人の働きだけである」。事実人以外の資源は、同じように使われる。

ここで、よく考えていただきたいのですが「弱みも持つとする人」を“資産”として成長できなければ何の“強み”も生まれないということです。

人が“資産”に変身してもらうための、また経営者および経営陣が共通の認識を持ってもらうためのその第一歩が必要でそれがあるのとないのとでは、企業経営の“軸”の通り方が違ってきます。「全従業員の物心両面の幸福を追求する」と公に宣言されることによって、それも“心”と言われては「弱い人」でも無関心ではおられません。

京セラの「経営理念」には他の企業とは一味違う“思い”が流れており、多くの一般感覚の人をして“意欲”と“認識”を生む“しかけ”であって、経営者が“知恵”として持たなければならない“教養”なのです。

前回はトヨタの“強み”を“人のマネジメント”と絡めて、その源泉を土地柄と歴史から生まれた知恵のある「企業文化」だとしました。京セラの場合はどうなのか、京セラの場合のそれは先に述べました稲盛さんが創業間もなしの時の思わぬ出来事から、瀬戸際に追いつめられて悟るに至った「経営理念」が“強み”の基盤を生んで行きました。今回は「京セラの経営理念」が“人のマネジメント”に対してどのような“機能”を持つのかのロジックを知ろうと思います。いきなりその“ロジックの核心”を言ってしまうと、それは「私がもしくは私たちが“物心両面”で“幸福”になるために、組織(京セラ)こそがその“機会”を“弱さ”をも中和して与えてくれる」が真相です。

ゲーム課金で20万円。ほとんど問題ナシの場合と問題大アリの差

「ゲーム依存による高額課金」が問題となって久しいですが、ゲームと一口に言っても、生活が破綻するまでのめり込む人もいれば、普通の生活に戻れるという人もいるのが事実。その差は何に起因するのでしょうか。今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では、著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、ハマっている「ゲームの種類」に注目すべきとした上で、「課金依存に陥いりやすいゲームのタイプと対処法」を紹介しています。

危険なゲーム、危険ではないゲームの差

こんにちは。ゆうきゆうです。

最近、ゲーム依存で課金20万円した方がニュースになっています。しかし、自分に言わせていただくと、「そこまで問題なのか」と思います。

依存症かどうかの境目は生活において、困るかどうか」。正直、20万円課金しようが、その方が困っていなければまったく問題ありません。

たとえばその方がアラブの王様レベルの資産をお持ちなら、20万円なんて、はした金でしょう。1万円持ってたら、20円なんてどうでもいい、みたいなものです。

それこそ合コンをはじめとする飲み会に一回行けば3,000円~5,000円。高いお店なら1万円するかもしれません。「じゃあ男はいくら、女の子はいくらでいいよー」と男性幹事が己の好感度アップのために勝手に言いだした場合、それ以上の出費もありえます。

そして合コンで、イイ出会いがあるとも限りません。10回前後合コンにいって悲しく何もなく終わるのと、20万円をゲームにつぎこんで、それなりに充実した時間を過ごすのと、果たしてどっちが幸せでしょうか。おそらく後者のはずです。

………。

話が思い切りズレましたが、何にせよ、20万円ゲームに使ったからといってダメ、と言い切れるわけではないのです。

特にその方にとって「ゲームこそが唯一の趣味!自分にとって最高の希望!人生において追い求める究極の悦び!」とか思われてるなら、その道を突き進めばいいのではないでしょうか。ある人にとってはゲームであり、マンガであり、アニメであり、何かの作品であり…。それぞれにとって大切なものがあるはずです。

それはもう、外野が口を出すことではありません。

…ただ、まぁ。実際、ゲームに20万円使ってしまう人が、それで終わるとは到底思えません。

それ以降、また同じく使う可能性はあり、それが30万円、40万円…とどんどん増えていき、それこそ冗談抜きで、数百万円、数千万円になる可能性もあります。

そうなると、まぁたいていの人は、いつか必ず生活で困ったり、破産してしまう可能性もあります。実際にメンタルクリニックにいらっしゃる方の中に、ゲームに課金しすぎて金銭的に困っている方も多々います。

その一方、あまり長期的にそのゲームにハマらず、時間も課金額もどこかで止まり、普通の生活に戻る方もいます

この差は何なのでしょうか?

危険すぎるゲーム、危険が少ないゲーム。

ここで僕は、「ゲーム」には「2種類」あると思っています。

それこそが「エンドレスエンドあり」か。

たとえば「パズドラ」などを代表とするゲームは、まさしくエンドレス。新キャラや新ステージ、新ボスを無限に生み出せます。だって絵を変えて、数値をちょっと高くすればいいだけですし。

他にも誰かとの関係性ができるオンラインゲームは、抜けにくいものの代表です。どんな部活でも、友達ができるとやめにくいのに似ています。

しかし、それこそオンラインではない大半のゲームや、ストーリーがあるゲームは、どこかで必ず終わりが来ます。やりこみ要素があるにしても、結局は一つの世界なので、いつか飽きるポイントに到達するのではないでしょうか。

特にストーリーがあるゲームは大半がこのタイプになります。さらに一人でプレイするゲームなら、「あの人がいるからやめにくい」ということもないはずです。

実際に自分自身、やりこみ要素(アイテム集め)が1,000近くもある「ゼルダの伝説」の最新作をプレイしていますが、ボスを倒した時点でかなり気持ちが落ちついてます。

また「逆転裁判」や「ダンガンロンパ」などの推理系ゲームも大好きでしたが、クリア後はプレイすることはありません。もしこれがオンラインで他人とのやりとりが生まれるゲームや、それこそ次から次へと新たなボスが(数値をいじるだけで)生まれるゲームだったら、いまだにハマりつづけていたのではないかと考えます。

何にせよ個人的に、「もしゲームにハマるのなら、ストーリーがあるゲームや、一人でプレイするゲームにしておけ」と言いたいです。

無限に続くスマホゲーム、いつまでもやめづらいオンラインゲームなどではなく、一人で完結する、ストーリーのある世界のゲーム。それこそが、まだ時間に限りがあるため、一段安全です。

何かの際には覚えておいてください。

image by: Shutterstock.com

成果が出ない人が理解していない「学んだ」と「学んだ感」の違い

「学び」や「勉強」というワードはビジネスパーソンにとって欠かせないものとなっています。しかしながら多くの人が学びを続けてはいるものの、何故か成果を上げているのは一握りの少数派のみ。何がこのような差を生むのでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ』では著者の佐藤しょ~おんさんが、「学んだ感」をキーワードに、本当の学びについて論じています。

学んだ感で満足しない

ハッキリと統計を取ったわけでもないし、取れるような話でもないんですが、今の日本では3割くらいの人が、上を目指して努力しようとしていて、残りの7割は、その日が恙なく過ごせればそれで良いやと考えているように思えます。

そんな7割の人だって、「もっと」幸せに、豊かになりたいとは思っているんですが、ではそのために自分の中の何を犠牲にしますか?と問われたら、それはしたくない、何かを犠牲にするのは真っ平だと答えるわけです。そんな人と、私は真剣に交わる気持ちを持っていません。このメールマガジンは、そんな人間を選別するための機能を果たしているわけです。

では上を目指す3割の人は、みなさん全員が成果を出して目標を達成するかというと、もちろんこれは左に非ずなわけです。私にメールで質問したり、セミナーに来たりする人の多くは、ここのステージから抜け出たいと考えているんですね。

成果が出ないのは、自分自身のスペックが低いからではないのか?と悩むのもこういう人たちに良く見られる現象です。

そういう人にじっくりと自分を振り返ってもらいたいことがあります。それは、

 ● 「学んだ学んだ感の違いを理解しているか

です。

そもそも何かを学ぼうという意欲があって、それを実際に行動として実践しているわけですから、これだけで上位3割に入っていることは間違いないんですが、そのことと成果が出るかどうかは全く別のお話なんですよ。

成果を出すためには、結論として学んだという実績が必要でして、「学んだ気がする」(これを学んだ感と呼んでいます)で終わらせていたら、これはタダの自己満足に過ぎないわけです。

今年卒業した我が家の甥っ子は、まさにこの「学んだ感」で満足するタイプの人間だったんです。机の前に座って、1時間か2時間教科書をペラペラとめくったら、なんだか自分はスゴく勉強したような気分になるんですね。そういう気分を演出するために、勉強をする時には数学、国語、英語と何冊もの教科書を持ってきて、机に積むんですね。

これは勉強が出来ない人の典型的なパターンでして、時間を使って、何か自分にとって苦痛なことをやったということが、そのまま頑張ったことという感覚として残って、学んだことになってしまうんです。

反対に勉強が出来る人というのは、一日で出来ることを過大評価しませんから、1時間なら1時間、2時間なら2時間で消化出来る範囲の問題集なりテキストを持ってきて、その範囲のところを、

 ▼ 理解出来た
 ▼ 暗記出来た
 ▼ 問題を解けた
 ▼ 正解になった

というレベルになるまでやるんです。そしてそれは予め決めていた時間ではなく、「出来るようになるまで」続くんです。逆にいえば、2時間掛けようとしても1時間で出来るようになったら、今日の予定は終了になりますし、時間をオーバーしても出来るようにならなければ、止めないわけですね。

これが「学んだ」というステータスで、前者の「学んだ感を手にする」のとは、質的に全く別であることが分かりますよね。

人生に於ける成果もこれとほとんど同じでして、

 ▼ 学んだ感じがする
 ▼ やった気がする
 ▼ 頑張ったと思う

という感覚はアテになりませんし、ましてや

 ■ ○○時間も使った

だから私は頑張ったと言えるのだ、と考えるのなら、これは勘違いも甚だしいわけです。

いくら時間を使ったのかではなく、当初狙っていた成果に届いたのかどうかをハッキリさせて、届いていないのであれば、たとえ10時間やっていたとしても、「成果は出ていない」と分類しなきゃならないんです。これが趣味のギターならどうでも良いんですよ。リアルにこれで人生を変えたいというのなら、ここは避けて通れないんです。

image by: Shutterstock.com

カーネギーも気づいていた、人を動かす「作用・反作用の法則」

部下や子供を指導しようにも、なかなか相手が素直になってくれない…。そんな経験がある方、多いのではないでしょうか。実はこれ、「ある法則」のせいかもしれません。今回の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では現役弁護士の谷原誠さんが、誰にでもできる「簡単に人を動かす方法」について、物理学の「作用・反作用の法則」を例に取り分かりやすく解説しています。

ヘラクレスとカーネギー

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

「イソップ寓話集」にヘラクレスとアテナという物語があります。次のような物語です。

ヘラクレスが旅をしている時、狭い道にリンゴのようなものを見つけたので、踏みつぶそうと踏みつけました。すると、それは2倍の大きさになったので、もっと力を入れて踏みつけ、棒で殴りました。すると、それはもっと大きくなって道をふさいでしまいました。ヘラクレスが驚いていると、アテナが現れ、次のように言いました。

「よしなさい。それは喧嘩のようなものです。人が相手にしないで放っておくと、最初のままで止まっていますが、相手にして争うとこのように膨れあがるのです」

私たち人間世界にも、物理学の世界と同じように作用・反作用の法則があるように思います。

例えば、子供の頃、自分で考えて「勉強しよう」とするときは、積極的に勉強に取りかかれますが、親から「勉強しなさい」と言われると、反対に勉強したくなくなります。強く言われれば言われるほど、反対の方向の意志が働いてしまいます。

相手を説得しようとするときも、説得しようという態度があればあるほど、相手は自分がコントロールされているような気持ちになり、自尊心が反発します。しかし、自分で思いついたことについては、喜んで従います。

昔、デール・カーネギーも、人間のそのような性質に気づき、説得の極意を語っています。

人間は自尊心のかたまりです。人間は、他人から言われたことには従いたくないが、自分で思いついたことには喜んで従います。だから、人を動かすには命令してはいけません。自分で思いつかせればよいのです。

(デール・カーネギー『人を動かす』山口博訳、創元社)

では、自分で思いつかせるには、どうしたらいいでしょうか?

もちろん、「質問」ですね。質問されると、人は、質問された内容について考え出しますそして、思いついてもらえばいいわけです。

具体的な質問の仕方については、次の本を参考にしてください。

人生を変える「質問力」の教え』(WAVE出版)

今日は、ここまで。

image by: Shutterstock.com

考えて考えて、考え抜く。人生を好転させた人が全員してきたこと

「こんなはずじゃなかったのに」…。過去を振り返り、そんな風に考えたことはありませんか?しかし後悔ばかりでは先は開けません。そのような状況から抜け出すために私たちは何をすべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ』では著者の佐藤しょ~おんさんが、「人生を好転させるための思考方法」について、自らの経験を交えながらわかりやすく解説しています。

このレベルで考えると答えが出て来る

人生に於ける変化って、自分以外の世界がなんだか知らない間に動いていて、その世界に乗っかっている自分も知らぬ間に動いていて別な場所に辿り着くことだ、と考える人がいます。

つまり私は自ら動こうとしたわけじゃないんだけど、世界が動いた結果自分も動いていたよということで、天動説に近い考え方です。

もうひとつは、自らが能動的に目的地を決めて、そこに向かって動いていくぞと決意して動いた、という地動説に近い考え方をする人もいます。

そして現代という時代に於いては前者のような動き方をした人は、なかなか幸せになれません。というか、動いて辿り着いたところは地獄の三丁目だったということになりかねないんです。現に、

 ▼ 働き方改革で残業が減らされて手取りが減ってしまった
 ▼ 年功序列がなくなって成果主義になった結果、給料が上がらなくなった
 ▼ 大きな会社だから大丈夫だと思っていたら、事業部でリストラが始まった
 ▼ というか、誰でも課長くらいには、なれるはずじゃなかったの?

みたいな時代の大きな変化が、予期せぬ形で起こっているのですよ。そんな変化に翻弄されて、アワアワ言わされると、これは非常に苦しい人生になっていきます。

変化とは受動的に起こったことを享受、甘受するものではなく、能動的に自らの意志で方向とゴールを決めて巻き起こすものなのです。そういう変化の先には、豊かで楽しい人生が待っています(逆にいえば、受動的変化の結末は苦しいものであることが多いんですよね)。

ここまでは、このメールマガジンを何年も読んでいる人は理解しているはずなんですよ。問題は、どうやったらそんな変化への道筋を立てられるのか?なんですよ。変化したい、ああなりたい、こうなりたいと思っているのに、実際には何をどうしたら良いのか分からなくて、足が止まってしまうという人は多いんでしょう。特に、状況が厳しくて、辛いものである場合には、一日をやり過ごすことが精一杯で、それ以上のことを考える余裕が無いという人もいるんですね。

そんな状況をあっという間に好転させる魔法なんて、この世には無いんですよ。だから多くの人は痺れを切らしてしまうんですね。ここについては次回解説します。

すかさず、あっという間に、今すぐ、呆気なく現実を変えられないからといって、そこで歩みを止めてしまったら、この勝負は悪魔の勝ちで、あなたの悲惨な未来はここで確定してしまいます。それがイヤなら何かをしなきゃならないんです。そんな何かとは、

 ● 正しい問いを立てて、その答えを探し続けること

以外にないんです。これが考えるということです。変化のための行動が出来ない人は、この考えるということに対する時間の使い方が甘いというか、絶対量が少ないんですよ。私がビンボーな非正規フリーターだった頃は、その状況から抜け出したくて、何をどうしたら良いのかを、電車やバスに乗っている時や、クルマを運転している時、お風呂に入っている時や、犬の散歩に行っている時にまで、たぶん起きている時で、アタマを使う必要がない時にはずっと考えていましたから。

私が自己啓発的な本やセミナーにハマったのも、答えを模索するためのヒントが欲しかったからです。自分独りでいくら考えても、隘路は抜けられなかったわけです。でも世間には私よりも悲惨な状況から、立身出世した人がたくさんいるわけで、そんな人が何をどうやって人生を激変させたのかを知りたくなって、こういうコンテンツに行きついたんですね。

AKBに学べ。個人が1000人集客するためのコミュニティ戦略

「これからは個の時代だ」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。終身雇用が崩れ、大手企業に入社しても、定年退職まで勤め上げ、退職金をもらって悠々自適な余生を送る…なんてライフプランを描くことが難しい世の中になっています。組織に頼らず、自分の力で、自分の人生を切り拓いていく時代において注目されているのが、自分で情報発信を行い、コミュニティを作り、自分をブランド化していくような新しいビジネスモデルです。今回は、毎月1000人が集まる講演会を成功させるベストセラー作家であり起業家の岡崎かつひろさんのメルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』から、AKBに学ぶコミュニティビジネスのポイントをお届けします。

まずは10人、自分のファンを作ろう

「岡崎さんは毎月1000人も人を集めていてすごいですね。どうやったらそんなに人をあつめられるんですか?」という質問をたくさん受けます。1000人とまではいなかなくても、自分のまわりで10人でも20人でもいいので、自分自身のファンを作ってみる。まずは100人くらいを目標にできるといいですね。

知り合いの人がこんな話をしていました。マスメディアを相手としたアイドルが普通に生活できるほどの収入を稼ぐのは大変だけど、50人100人規模の人たちを相手にしている地下アイドルは比較的簡単だ、と。

宣伝費にもお金をかけていなし、50人100人のファンの人たちが月5000円とか1万円とかを使ってくれたら、しっかりとしたビジネスに育っていきます。今日はこのアイドル、なかでも大きく成功したAKBのメディア戦略から「コミュニティづくり」について考えてみたいと思います。

三層のメディアでブランディングする

僕は、情報発信には三層あると考えています。1つは「マスメディア」。これはテレビ、新聞、ラジオ、Webメディアなど、より多くの人たちに届けることを目的にしたものです。

2つ目は「SNS(ソーシャルメディア)」。これはなんらかのつながりがあって、はじめてつながるものです。SNSに関しては、フォロワーの人数によって影響の範囲(広さ)が異なります。

たとえば通販番組を100人みたら1人買うかどうかでしょう。しかし、100万人が見ていたら1万人が買うわけなので、それが大きな訴求力になってきます。それと同じで、SNSも1万人登録があったら100人買ってくれたらいいなという世界だと思います。そこには母数が必要です。とにかく母数を大きくするためにも広げていくことが大事です。

そして3つ目がリアルなコミュニティ。この3つのかけ算をしている人たちが、今世の中で結果を出している人たちです。堀江貴文さん、キングコング西野さん、はあちゅうさんなど、みんなこの3つのコミュニティのかけ算をやっています。

マスメディアでは言えないことをソーシャルメディアで言って、ソーシャルメディアではできないことをリアルなコミュニティでやる。僕も、これと同じようにやっていきたいと考えています。

イッキ飲み8割がドン引き。人ごとではない忘年会の酒席トラブル

12月に入り、忘年会や新年会などでお酒を飲む機会が増えてくる時期になりました。みなさんは「お酒の場」が好きですか?苦手だと思っている人の中には、場の空気を読んで飲みすぎた結果、後悔したことがあるという方もいるかもしれませんね。

キリンホールディングス株式会社が実施した「イッキ飲みに関する実態調査」の、「飲みすぎ、イッキ飲みが原因で後悔した飲み会は?」という質問にも、「忘年会」と回答した方が34.6%となり、2位の「歓迎会」、3位の「懇親会」と回答した方よりも約2倍以上差がつく結果が報告されています。

d45047-4-295711-10

また、「忘年会で後悔した経験がある」と回答した方に具体的なエピソードを聞いてみたところ、電車で寝過ごしてしまったり、物を無くしてしまうなどお酒で失敗しがちなものから、救急車で搬送させてしまったという危険なものまでさまざまなエピソードが集まりました。

忘年会失敗エピソード

  • 「飲みすぎて、電車を乗り過ごしタクシーで2万円かけて帰ったこと。」(東京都・31歳女性)
  • 「救急車で搬送させてしまった方を出してしまったので、場がしらけても止めるべきだったと後悔した」(福島県・53歳男性)
  • 「イッキ飲みしすぎて忘年会の記憶がなくて感想を聞かれても答えられなかった。」(栃木県・49歳男性)
  • 「飲みすぎた後、始発に乗ったにも関わらず、眠り込んでしまい、何度か電車往復したらしく、地元の駅についたのが8時だった。そして携帯電話を紛失した。」(東京都・28歳女性)
  • 「大皿で飲んでいたら、酔って顔面から全身に酒を浴びてびしょ濡れになった。しかもその状態で電車で帰宅したので家では白い目で見られた。次の日は案の定、酒臭くて会社で怒られた」(福岡県・51歳男性)
  • 「お会計がすごいことになった。」(埼玉県・41歳女性)
  • 「トイレに行って立てなくなり便器にしがみついていた」(愛知県・58歳男性)

しかしお酒の失敗は、笑い話ではすまされないこともあります。飲み過ぎやイッキ飲みは命に関わる危険な飲酒行為です。場合によっては死を招くこともあり、いわばイッキ飲みをすることは自殺行為に等しい程の危険行為であるとも言えます。

相次ぐ心の殺人。NHKあさイチ「大人のいじめ」特集にネット反響

9日、NHKの番組「あさイチ」で、大人のいじめについて取り上げられ、日本のネット上で多くの声が寄せられている。最近では、兵庫県神戸市の小学校で、20代の男性教師が同僚から悪質ないじめを受け、体調不良による休職を余儀なくされていたことが発覚するなど、大人のいじめについて注目が集まっていた。

厚生労働省が行なった調査によると、労働局などに設けられた「総合労働相談コーナー」に持ち込まれた「いじめ・嫌がらせ」の件数は年々増加。平成30年度は82,797件にも及び、その数は10年前の2倍以上だという。

これについて日本のネット上では「社会人としても人としても失格」「幸せな人はいじめをしない、その通りだと思う」「子供や大人は関係無い」「いじめじゃなくて、犯罪」「いじめは心の殺人」とさまざまな意見が飛び交っている。

「あさイチ」がアンケートをとったところ、大人のいじめは、パート先やママ友、スポーツジムなどで起きているとのこと。具体的には、「無視をされる」「必要な連絡がもらえない」「家のドアを汚された」など。ネット上でも、大人のいじめの被害報告も相次いでおり、身近なところにも嫌な思いをしている人がいることがわかる。



番組内では、「人間関係が固定している」などのいじめが起きやすい職場の特徴や、「記録を残す」などいじめに遭った際の対応法を紹介。また、身近な人がいじめられていたときの対処法として「信頼できる周囲の人に相談」「相談にのり、孤立させない」「いじめている人の興味をそらす」「目撃したいじめの内容や、相談された事実を記録する」と挙げていた。

Twitterの反応









※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by:Shutterstock

クリぼっちにもオススメ。ローソン「カプケ」新作はチョコづくし

令和初のクリスマスもあと3週間もすれば訪れますね。今年のプランはお決まりですか?恋人と過ごすという方や家族で過ごす方、友達と“クリパ”などそれぞれの楽しみ方があると思いますが、今年のクリスマスはなんと平日…。ということもあり、今年はひとりで過ごすクリスマスという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回、そんな“クリぼっち”な方のためにおすすめしたいのが、3大コンビニエンスストアのひとつ「ローソン」の人気シリーズ「カプケ(CUPKE)」より発売された新フレーバー「ダブルチョコレート(ダーク&ミルク)」です。気軽に食べられるカップタイプのケーキなのでお一人様にもピッタリ。それではご紹介します!

ローソンの人気シリーズ「カプケ」より「ダブルチョコレート」が新登場!

ローソンより10月にスタートした新シリーズ「カプケ(CUPKE)」。ケーキをカップで食べる新感覚スイーツです。そして、手軽さが人気の同シリーズより12月3日(火)に発売になったのが、「ダブルチョコレート(ダーク&ミルク)/税込 295円」

ダークチョコレートとミルクチョコレートのダブル使いによって、チョコレートの甘い香りが広がります。ダークチョコはふわふわムース、ミルクチョコはなめらかなホイップクリームと楽しみ方がいろいろあるのもいいですよね。また、トッピングのナッツが食感のいいアクセントに。

かわいいカップに隠れた中身は、チョコレートがしみ込むふんわりスポンジケーキ。パサつきもなくしっとりしていて、ほろ苦なチョコムースと甘いチョコホイップとも相性抜群です。

「ちょっと小腹が空いたな~」というときに、コーヒーや紅茶と一緒に気軽に食べられる、そんな本格ケーキです。ほかにも「とろけるクリームの苺ショート」や「くちどけティラミス」、そして今回一緒に発売された「ダブルモンブラン(和栗&洋栗)」など、種類もさまざまあるので、ぜひ好みの味を探してみてください。

【商品情報】

カプケ(CUPKE)「ダブルチョコレート(ダーク&ミルク)」

  • 発売日:2019年12月3日(火)
  • 価格:295円(税込)
  • 販売地域:全国(沖縄除く)
  • 公式サイト

image by:編集部

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。