なぜ、お店では気に入ったのに買って帰ると後悔してしまうのか?

お店で見たときには「これしかない!」とまで思って買ってきたものが、いざ持ち帰って使ってみると、「ちょっと違うかも知れない…」なんて思ってしまう…。そんな経験、ないでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、そんな「買わなければよかった」状態に陥らないショッピングのコツを紹介しています。

買い物する前に考えてみよう

さて、本日は買い物のコツのお話。

昨年、オットの湯飲みを金継ぎしてきました。知人からプレゼントなのにちょっとフチが欠けてきていて心配だったんです。それでももう7年くらい使っていますから、食器って長持ちしますよね。

そう、家具以外で、毎日使うのにとても長持ちするもの、それが

  • 食器

です。……うん、なので

  • 買う時にすごーくよく考えるべき

だと思うんですよね。そのあとずっと付き合うわけだし、だいたい数枚セットになっていたりして収納場所も取るし、処分するにも手間だし。

食器を買う時に大切なのは

  • 使う場面を具体的に思い浮かべる

ことでしょう。たとえば

  • なにを盛る?
  • たまに使うだけ?毎日?
  • 誰が使う?

などです。なにも考えずにお店に行って勢いで買ってしまうというのが一番

  • 失敗しやすい( ̄∇ ̄)

でしょう。経験者は語る。

加えて

  • 現在持っている食器の中に同じ役割のものはないのか

も検討してみてください。同じようなものを買ってしまうことはよくある買い物の失敗です。ダブってしまうのを避けるためにはこれは必須です。

ただ、いつも同じものばかり使いたくない!という場合にはもちろん話は別ですよ。その場合には

  • (同じような食器はあるけど)毎日の食卓に違う彩りを加えたい

ということなんですから。我が家にも、鍋用のトンスイは2種類ありますもん。

この場合には、収納スペースがあるのかも一緒にチェックした方がいいでしょう。収納スペースは間違いなく必要になるわけで逆に言えばこれから出逢うかもしれないステキな食器のスペースがなくなるんです。そのデメリットを犯しても、その食器が必要かはよーく考えましょう。

我が家では、秋冬に鍋物登場回数が多く、従ってトンスイ登場回数も多いんです。しかも食器棚にハンパなスペースが余っていた♪これは買ってもいいパターンだよね。

もうひとつ、チェックしてほしいのが

  • メンテがめんどくさくないか

も重要なポイントです。使う場面や人にも依りますが、丁寧に扱わないと壊れてしまうようなものは、どうしても面倒くさく感じて使用頻度自体が下がってしまうものです。

  • 食洗機対応か
  • 磁器か(陶器より壊れにくい)
  • シンプルなカタチか

など。漆器や金彩は、慣れれば面倒くさくないんでしょうが、ソコは文字通り慣れが必要であり、慣れるまでの時間や手間をどう考えるのかに依ることになります。我が家では、漆器はごく少数です。手洗いが必要なので、他の食器と分別する必要があり、たまに家族が間違えて大騒ぎ…になるからです。

でね(*^ー゚) ここまで書いてきて思うんですが、これって

  • 洋服を買う時の基準にソックリ

ですよね。

  • 誰が着るのか
  • どういうシーンで着るのか
  • どのくらいの頻度なのか
  • 同じような服を持っていないか
  • メンテが面倒くさくないか

……ソックリでしょ?きっとコレが

  • ショッピングのコツ

なんでしょう。

ちなみに我が家。やっぱりこのコツを検討せずに買った食器は、使用頻度が低く

  • 買い物に失敗した

状態です( ̄△ ̄) もっとも手ひどい失敗食器は

  • アミューズ用のごく小さいレンゲスプーン

です。あの、ちょっと説明しないと、想像してもらえないような食器ですよね。こう、レンゲスプーンのカタチをしているんですがレンゲの底が真っ平らで、かつ持ち手が大きく湾曲していてテーブルの上に置けるんです。で、レンゲの部分にちょこっとアミューズを…あ、すみません、ワカンナイですよね(T-T)

はははは、はあーぁあ。なんでこんなの買っちゃったんだろ。食器店で見かけて、盛り上がったのよね~。使用頻度も盛り付けも全く考えなかった例ですね。

長持ちする食器。買う前には必ず誰が・何を・どのくらい使うのかを考えてからにしたいですね。

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なぜ、この店は値引き販売をやめた途端に売上を伸ばし始めたのか

ネットショップの登場により、ことスポーツ用品業界においては「割引販売」が当たり前となっていますが、見事そこから脱却し順調に利益を上げている店舗が存在します。何がそれを可能にしたのでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんが、メーカーと小売が一体となった「ある試み」を紹介しています。

値引き販売をやめたお店の話

毎年、売上を伸ばし続けている、業績好調なスポーツ専門店があります。今年も売上が10%伸びました。しかも、何と粗利益が20%も伸びたとのことです。いまどき珍しい話ですね。

店主にその原因を尋ねました。すると、「特別に大したことはしていない」とのこと。取り扱い商品を増やしたわけでもなく、店頭イベントを行ったわけでもありません。ただし、一つだけ今までと違っていたことがあります。それは、販売価格です。

一般的に、スポーツショップは店頭の商品を1~2割ほど値引きをして売るのが当たり前になっています。このお店もそうでした。ところが、主力メーカーさんの一部の商品を定価で売り始めたところ、売上と利益が上がったと言うのです。なるほど。では、なぜ定価で売り始めたのでしょう。それは、メーカーさんの販売政策に賛同したからです。

実は、スポーツ用品のネットショップが登場して以来、スポーツ用品の販売価格が大きく乱れています。大手ブランドの新製品が発売と同時に4割引きで売られるということもあるくらいです。販売価格はお店の自由とはいえ、そうした売り方をされれば少なからず他のお店にも影響が出ます。メーカーさんにとっても、長い時間をかけて開発した商品を最初から4割引きで売られてはたまりません。ブランドイメージの低下にもつながります。

そこで、メーカーさんは考えました。ネットショップでの価格の乱れをなくすために、一部の商品に限って、定価販売してくれるお店だけに卸すことにしたのです。

価格の思い込み

この政策が功を奏しました。今回のお店も、それまで1~2割引きで販売していた商品を定価で販売することにしたのです。自分のお店だけということではありません。メーカーさんは、全国のお店に対しても同じ政策を打っていきます。それならば価格条件は他のお店も一緒なので、メーカーさんの政策に同意して定価販売を始めました。

するとどうでしょう。その結果、このお店の全体の売上や利益を押し上げることになりました。当たり前と言えば当たり前です。それまで1~2割引きで売っていた商品を定価で売れば、その分、単価や粗利益が上がります。自分のお店で仕掛けた販売戦略ではないけれど、メーカーさんの政策に応えた結果、成果につながったのです。

ここで、この店主ははたと気付きます。「スポーツ用品は定価でも売れるのだ」。つまり、1~2割引きしなければ売れないというのは、単なるお店の思い込みでしかなかったのです。ある意味、スポーツ用品業界の常識であった値引き販売がひるがえりました。

スポーツショップは、どのお店もお互いに同じような商品ばかりを揃えて売っています。ですから、同じ商品ならば安いところで買う、というのがお客様の心理です。本来ならば、お店としては価格以外のところで価値を提供したいところでしょう。

しかし、現実はそうはなっていません。結局、価格競争に明け暮れています。それが、スポーツ用品業界の発展を遅らせている要因の一つかもしれません。その状況を、今回のメーカーさんは何とかしたいと考えたのでしょう。実に立派だと思います。

中国に屈せず。安倍首相が見習うべきプーチンの新型肺炎への対応

感染症内科教授の告発動画により一部明らかになった、新型肺炎への正しい対処がなされず混乱するクルーズ船の内部の様子は、世界に衝撃を与え、さらに安倍政権に対する批判をも高めているようです。国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、新型ウイルスの水際対策に成功しているとされるロシアの事例を紹介し、日本政府が国民の命を守るため今すぐすべきことを記しています。

安倍総理は、プーチンの“ここ”を見習うべき

神戸大学病院感染症内科教授、岩田健太郎さんの動画。昨日夜時点で110万回ぐらい再生されていたので、ごらんになった方もいるでしょう。今日見てみると、すでに削除されていました。しかし、毎日新聞で一部見ることができるので、まだの方は、こちらをごらんください。

「船内はものすごく悲惨な状態」クルーズ船立ち入りの医師、ネット動画が波紋

詳細は、ご自分でごらんになってほしいですが、要は、

  • 岩田先生は、ダイヤモンドプリンセスに入ってみた
  • 専門家から見ると、中はアフリカや中国よりもひどい悲惨な状態だった
  • 中は、(危険な)レッドゾーンと(安全な)グリーンゾーンがわけられていない。ぐちゃぐちゃになっている
  • 感染対策のプロは一人もいない!
  • 感染対策のプロが進言しても聞いてもらえない

なんというか、ダイヤモンド・プリンセスにいる方はお気の毒です。適切な言葉が見つかりません。しかし、メルマガで前々から書いているように、私たちも「他人事」ではなくなってきました。日本国内の感染者数は、毎日増加しています。皆さん、ニュースを見て、「嗚呼、今日も増えたな」と思っていることでしょう。テレビのトップニュースは、たいてい新型コロナウィールスのこと。ところが、次に映し出されるのは、野党が「桜を見る会」の件で、安倍総理を追及している映像。平時であれば、そういうのもありでしょう。しかし、緊急事態の今、やることでしょうか?

今日本で起こっていることは、明らかな人災です。国民もようやくそのことに気つき、安倍内閣の支持率が下がってきた。それで、少しは焦りがでてきたみたいです。

政府、広がる批判に焦り 「水際で失敗」、支持率に影新型肺炎

時事 2/19(水)7:11配信

 

新型コロナウイルスによる肺炎への政府対応に批判が広がっている。安倍晋三首相が先頭に立って取り組んだ水際対策は奏功せず、国内で感染が拡大。横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に対する措置でも、乗客乗員を船内にとどめ置いた判断が「かえって集団感染を悪化させた」と指摘された。「未知の感染症」への国民の不安は内閣支持率にも影を落とし、政府・与党は危機感を強めている。

「批判が広がっている」のは、当然でしょう。

政府は当初、発熱症状や中国・武漢市への渡航歴、武漢滞在者との接触がある人らをウイルス検査の対象にしていた。ところが2月に入り、感染経路の分からない感染例が続出。首相側近は「1月時点で中国人全ての入国を止めるしかなかったが、もう遅い」と頭を抱えた。
(同上)

「1月時点で中国人全ての入国を止めるしかなかったが、もう遅い」。この言葉、とても大切です。覚えておいてください。ところで、日本政府は、なぜ中国人全ての入国を止めることができなかったのでしょうか?

政府関係者によると、習近平国家主席の国賓来日を控えて中国側から「大ごとにしないでほしい」と要請があったといい、これも後手に回った要因だとみられる。
(同上)

前々から書いていましたが、結局日本政府は、「中国のために」入国禁止措置をしなかった。つまり、

  • 「中国政府のご機嫌」>>>>>>「日本国民の命」

である。安倍内閣の優先順位が「中国のご機嫌」>「日本国民の命」というのは、とても深刻な事態です(もちろん、「こんな大ごとになるとは思わなかった」のでしょうが)。

新型肺炎「検疫官は検査対象外」の闇。命軽視の政府に怒りの声

厚生労働省は24日、「専門知識があり予防対策ができている」といった理由から、検疫官や医師、看護師を新型コロナウイルスの検査の対象から外す方針を変えないと発表した。新型肺炎の集団感染が確認されているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」では、これまでに乗員乗客のほか検疫官2人と厚生労働省職員3人、内閣官房職員1人の感染が確認されており、この方針を疑問視する声もあがっている。


下船後も検査せず出社

今回、クルーズ船で業務を行なっていた厚生労働省の職員のほとんどが、ウイルス検査を受けずに職場復帰していたことが分かっている。クルーズ船は、ゾーニングの不十分さや防護服を安全とされている場所で脱ぐなどの専門知識の欠如などが指摘されており、下船後に発症する乗客も少なくない。これらのことから、厚生労働省の職員から不安の声が多くあがっており、船内で事務業務を行った41人や今後業務を行う事務職員については症状の有無にかかわらずウイルス検査を実施すると発表した。

感染者が出たにも関わらず「検査しない」

「専門知識があり、予防対策ができている」といった理由から、検疫官や医師や看護師の資格を持つ職員は、原則検査を行わない。今後も対応を見直す予定はなく、感染防止の対策が不十分だったと本人などから申し出があった場合にウイルス検査を検討するとのこと。すでに「ダイヤモンド・プリンセス」で業務を行なっていた検疫官2人の感染が確認されているが、検疫官は本当に専門知識があり、予防対策はできているのか疑問が残る。

英語では、変態?「近畿でなく関西と呼ぼう」という動きがある訳

「文化の歴史を学ぶ」と聞くと身構えてしまいますが、その対象が近所にある少し変わった地名や施設の名前に隠された由来といったものならば、それほど敷居は高く感じられないかも知れません。今回の無料メルマガ『おやじのための自炊講座』では、著者のジミヘンさんが公民館講座で学んだ、スーパー銭湯の地名検証から古代ギリシャと国連の関係などをわかりやすく紹介しています。

「文化の歴史」

皆さん、お元気ですか。ジミヘンです。

6ヶ月連続の公民館講座に出席している。講座名は「文化の歴史」。ちょっと漠然としているが、講師を務める田辺眞人先生の話が聴きたくて参加した。昨年10月開催の第1回目のテーマは「地名と生活史 ~阪神間の地名など」、翌月の第2回目は「都への四つの関門 ~関西と近畿」、第3回目になると先生が学校で長く教えていた世界史から「西洋古典文明と現代 ~オリンピックと国際連合」と変わる。

一昨年、神戸・住吉にスーパー銭湯「うはらの湯」がオープンした。はて、「うはら」とは何か。ネットで調べてみると、どうやら現在の芦屋市~神戸市灘区辺りを古い時代には「菟原(うはら)」と呼んでいたようだ。田辺先生は、阪神間の地名を解説する中で、西暦930年代に記された「和名抄」の一部を見せてくれた。摂津国の各郡の記載があり、武庫(むこ)・八部(やべ)の間に「兎原(うはら)」があった。万葉かなで「宇波良」と添え書きされていた。明治時代まで、今わたしが住んでいるこの地は、「菟原郡」と呼ばれ、やがて武庫郡と合併して、その名が消えた。このような地名の歴史を知らなくても暮らしてはいけるが、知っていると何と素敵なことだろう。1,000年前、この地の野原にはたくさんのウサギが駆け廻っていたのだ。

「関西と近畿」は、ほぼ同じエリアを指すが、最近になって「呼称を“関西”に統一しよう」という動きがある。その最大の理由は、「“近畿”がKINKY(風変わり、変態)の語感に似ているから」ということらしい。近畿大学の英語表記は、ここに来て「KINKI UNIVERSITY」から「KINDAI UNIVERSITY」に変わった。先生は以前から「“関西”を使うべき」と主張してきた。世界の中の日本を見据えていたのだろう。

「ヨーロッパとは何か?」を語る中で、ローマ文化は実用(万民法、土木)、ギリシャ文化は観念(哲学)だと言う。古代ギリシャでは、小さなポリス間の争いが絶えなかったが、戦争中であっても「聖なる休戦」としてオリンピア競技祭が実施された。19世紀末、フランスのクーベルタン男爵がそれに倣って始めた近代オリンピックの精神は単なる「スポーツの祭典」ではなく、精神の発達を願う文化プログラムであった。しかし今や「商業主義」に堕していると先生は嘆いた。

さて、4回目の講義の中で、古代ギリシャと「国際連合」について言及した。古代ギリシャは都市国家の集合体であり、それを束ねる者はいなかった。そんな中、紀元前6世紀、強力な軍隊を持つペルシャ帝国が侵攻してくる。3度に亘る戦争(マラトンの戦いなど)、そして再度ポリス間の内戦を経た紀元前4世紀、ギリシャの北部マケドニアにアレキサンドロスが登場する。この若き王は逆に古代オリエント世界へ攻め込み大勢力を築くが、32才で病死し、一代で帝国は消滅する。

「ギリシャという文明世界全体の戦乱・衰亡を救ったのは、文明世界の諸国連盟」であった。つまり、都市国家(ポリス)が連盟leagueを結んで国家(コスモポリス?)の運営に当たる。その基盤になったのが、多数決を基本にするデモクラシー。但し、その効果が期待できるのは民衆が「公衆」であるという条件下である。「民衆 people」には2つある。しっかりとした意識を持つ「公衆 public」と、烏合の衆とも言える「大衆 mass」。フェイク情報(=デマ)を流し、大衆を扇動する政治を「衆愚政治」という(現在、世界に蔓延しているように見える)。

1920年、第一次世界大戦後の秩序を構築するために誕生したのが「国際連盟」であり、1946年第二次世界大戦後に生まれたのが「国際連合」である。これらは、古代ギリシャの歴史から学んだ成果であった。

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どんなときも、上司や教師が「笑顔」でいなければいけない理由

上司や教師が不機嫌な表情を浮かべているよりはにこやかでいてくれた方が、部下や子供たちは余計な緊張を強いられることもなく存分にパフォーマンスを発揮することができるものです。では「笑顔でいられるコツ」のようなものはあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では著者で現役教師の松尾英明さんが、自ら実践しているという「笑顔の練習法」を紹介しています。

「何で先生はいつもニコニコしてるの?」

先日の朝、隣のクラスの子どもに「何で先生はいつもニコニコしてるの?」と尋ねられた。「みんなを見ていると、嬉しくなるからだよ」と答えた。

ちなみに、私は元来それほど愛想のいい方ではない。しかし、これは仕事をする上で、必要に迫られて努力して、意識的に身に付けてきたものでもある。そこで、今回は「教室での表情」について考える。

一般的に「ニヤニヤしている」というと、良くない印象である。一方で「ニコニコしている」というと、良い印象である。

似ているようで違うこの二つの表情は、どう違うのか。

緊張緩和のための笑いというのがある。あるいは、相手を見下すような時にもこれは出る。つまりは、自分本位の下心のある笑いである。これが意味のないニヤニヤ顔になる。自分本位から発するその表情は、相手に不快な印象を与える。

相手を安心させるための笑顔がある。例えば笑顔のプロでもある客室乗務員は、別にいつも自分自身が上機嫌で楽しい訳ではない。笑顔の方が、お客様が安心するし、声をかけやすいから、相手のためにそうしているのである。それが結果的に、自分の仕事のやりやすさにつながっている。

つまりは、自分本位のエゴか、他者視点の貢献のためかという違いである。それが、表情に出る。同じようで全く別種の表情になる。

笑顔でいるコツがある。相手を好きになることである。相手の良いところを見ようとすることである。

笑顔の練習には、赤ん坊、あるいはペットがいい。つまり「無条件に可愛がってもらえる存在」である。勝手にこっちの表情が和らいでしまうような相手である(可愛がりすぎて「デレデレ」レベルになるとやりすぎなので注意である)。

この感覚でもって相手に接する。教室に入った瞬間に出会った子どもと「おはようございます」と言い合えることに、喜びと感謝を感じられるか。目の前の子どもたちといられることを、心から嬉しいと思えるかどうか。ここに「ニコニコ」になれるかどうかの全てがかかっている。

いつもいると、この感謝の心がなくなってくる。「有難う」の反対は「当たり前」である。自分なぞの話を、毎日教室に来てまで、子どもが聞いてくれる。一体いつからそんなに立派な人間になったのか。畏れるべきことである。

そう考えると、感謝の気持ちも湧いてくる。毎朝出会えることを心から嬉しく思える。だから「ニコニコ」してしまうのである。

なお、一番良くないのがむすっとした「仏頂面」である。あるいは、眉間に皺が寄って、苦虫を?み潰したような表情。これが基本だと、怖い。かのゲーテも「人間の最大の罪は不機嫌」と喝破したぐらいだから、これは不変の真理である。

「元々こういう顔なんです」は、通用しない。相手がどう受け取るかが全てだからである。教室に教える人として入るなら、そこは客室乗務員なみの努力が必要である。

これが基本にあるからこそ、時に出す「真剣な表情」が効いてくる。「あ。これは本気だな。」と表情で伝わる。子どもにとって、わかりやすいのである。つまり、それこそが安心である。恐怖は、よくわからないという不安から生じるものだからである。

子どもにとって「わかりやすい先生」になる。そのためには、やはり笑顔が基本と考える次第である。

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相手が勝手に話しだす。心理のプロが伝授、会話を広げる裏ワザ

目の前の相手との会話を拡げたいのだけれど、何を話題にしていいかわからず焦るばかり…。こんな経験、お持ちの方も少なくないでしょう。そんな状況を打破するテクニックはないものでしょうか。今回の無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では心理カウンセラーの吉田こうじさんが、相手との会話を拡げるだけでなく、真意をも引き出すことができる簡単な技術を、事例を交えつつ解説しています。

雑談で「次に何を話そう?」とテンパらない技術

せっかく会話がちょっと広がりそうになってきたのに、「ヤバい!次の話題はどうしよう?」って思考が先走りすぎてテンパっちゃう…、そんな経験ってありませんか?どんどん新しいネタを繰り出すのもいいですが、そうしようとするから余計に頭が混乱したり、ネタを事前に準備しようとするだけでゲンナリしたり…。そこで今回は、新しいネタに頼ることなく、会話を広げるために役立つ、ちょっとした技術をお話しします。これは超簡単なので、すぐに誰かで実験してみるといいでしょう。それは、どんな技術でしょうか?

それは「オウム返し質問」です。「はい」「へー」「なるほど」などではなく、相手が発した最後の一言、二言あたりの言葉を、親身に問いかけるように繰り返すだけです。

先日、とあるクライアント企業の研修担当者の方と打ち合わせしていた時のことです。先方の担当の人が、「管理職の方の頭が硬すぎて困っているんです」と言ってきたとき、すかさず「管理職の方の頭が硬すぎて困っている?」と繰り返しました。すると、「そうなんです。自分が現場の第一線で働いていた時には、アレヤコレヤと活発に提案とかしていたのに、いざ自分が管理職になると、せっかくの部下からの提案を握りつぶしちゃうんです」とおっしゃるので、それに対してすかさず、「部下の提案を握りつぶすって?」と繰り返します。すると、「そうなんです。そうやって管理職が提案を握りつぶしたり、否定したりするから、部下がどんどんやる気を失うというか、無力感が蔓延するというか…」。すかさず「部下がやる気を失ったり、無力感が蔓延する…?」と繰り返します。「そうなんです。なので、研修をやってもどうせ何も変わらないと愚痴ばっかりで研修が盛り上がらないんです」。すかさず「研修しても愚痴ばっかりで盛り上がらない?」というと、「そうなんです。なので、管理職を愚痴ってもしょうがない。自分たちでなんとかするしかないみたいなモチベーション系の研修を考えているんです」と担当の方。

そこで、これまでの話を要約しながら、「現場で考えたことを提案しても握りつぶされてしまう現状を嘆いているばかりじゃなくて、これならあの頭の固い管理職でも動きたくなるんじゃないかと思えるような提案のスキルとかも含めたモチベーション系の研修を考えているってことでしょうか?」と僕。すると、先方の担当者は満面の笑顔で「そうです。そういうのを考えてます!」とのこと。ってな感じですが、伝わりますか?

まずは、相手の言葉を使って「疑問形」に変換した言葉を相手に投げてみる。たったこれだけでも、どんどん会話を広げられるんです。そして会話を広げるだけじゃなくて、相手が本当に言いたいことを代わりに整理してあげることもできるし、なんというか「いいことづくし」なのに超簡単なテクニックなんです。このテクニックは、クレーム対応とかセールスとか、色々な場面でかなり効果があります。

アレヤコレヤと「何を言えばいいんだろう?」とか、「この場面での正解ってなんだろう?」とかを考えるんじゃなくて、まずは、相手の発した言葉をそのまま疑問形にして投げ返してみる…。ぜひ、色々な場面で活用してみてください。

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響く「法治国家」崩壊の音。検事長の定年延長「口頭決裁」の衝撃

政府は、東京高検の黒川弘務検事長の定年延長を決めた。検察庁法22条には「検事総長は、年齢が65年に達した時に、その他の検察官は年齢が63年に達した時に退官する」と明記されているが、昭和56年に改正された国家公務員法には一定の条件の下で定年の延長を認めている。この矛盾については「検察官と大学教員には国公法の定年制は適用されない」と当時の人事院任用局長が話していたが、安倍首相は黒川氏の定年延長について「国公法の規定が(検察官にも)適用されると解釈することにした」と述べた。

検察官は起訴権をほとんど独占しており、政権の不正を裁くこともある。万が一、政府と検察官に癒着があるとしたら恐ろしいことになる。25日、森法務大臣は、「口頭の決裁を経ている」として、正式な決裁の手続きが取られたという認識を示した上で、今回は文書による決済にあたらないとの旨を説明した。 


「解釈することにした」では許されない大問題

クイズ番組で「最終問題は正解したら100点!」とアナウンスされるように、突然発表された今回の「解釈変更」。このようなことが、本当に許されていいのだろうか。検察庁法で定められている定年制度は、政府の介入を阻み、検事の独立性を尊重するという重大な目的がある。今回のようなことが今後認められるようになったらどうなるだろうか。法律も政府の思い通りになってしまっては、政府を公平に裁く者がいなくならないだろうか。

厚生年金「加入逃れ」対象は約34万件。検査強化で強制加入へ

厚生労働省と日本年金機構が、厚生年金の保険料支払いを逃れる企業への取り締まりを強化すると日本経済新聞が伝えている。雇用保険の加入者情報を使い、対象の可能性がある約34万件の事業所に適用するよう指導。2020年度から4年間を集中対策期間として設定するという。現在の検査は加入手続きをした事業所が対象だが、加入逃れが疑われる事業所に対して強化していくことになる。

厚生年金加入逃れ

東京新聞によると、厚生年金への加入は全ての法人事業所と従業員5人以上の個人の事業所(一部業種を除く)に義務付けられており、適用対象となる事業所は日本年金機構に届け出る。民間で加入しているのは約236万事業所、約4000万人。

保険料は事業所側と従業員が折半するが、負担を嫌がり、意図的に加入手続きをしない事業所も多く存在。その場合は働く人が老後に厚生年金を受け取れず、国民年金(基礎年金)だけになる。厚労省はこうした人は2017年で約156万人いると推計しているという。

年金機構はこれまで国税庁から源泉徴収に関する情報提供を受け、厚生年金の適用を増やしてきた。15年3月末に適用の可能性がある事業所は97万あったが、いまだ約34万件ほど残っている。新たに雇用保険の加入者情報を使うことで就業状況を把握し、指導や立ち入り検査に従わない事業所には告発も視野に対応するなど、加入逃れを許さない方針だ。

現在は厚生年金の適用を届け出ている事業所に対し、日本年金機構の職員が立ち入り検査し、賃金台帳や出勤記録といった関係書類を提出させることができる。だが届け出をせず、加入逃れが疑われる事業所に対しては書類を要求しても強制力はなく、拒否されると手詰まりになっているのが実情となっていた。

「隣は新型コロナ感染者か」恐れながら満員電車で出勤する日本人

菅官房長官は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する措置として「テレワーク」や「時差出勤」の積極的な導入を呼びかけると明らかにした。赤羽国土交通大臣は、「鉄道の駅構内や列車内で利用者に(テレワークや時差出勤などの)協力を呼びかけるアナウンスを開始した」と述べた。果たして、政府としての対応は単に「呼びかける」だけで十分なのだろうか。日本国民の多くは、政府・与党に対して「不信感」を募らせている。

情報通信業で4割が導入

政府が呼びかける「テレワーク」。ネットなどを利用して、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことを指す。会社外から、感染を予防しつつ通常の業務が継続できるという大きなメリットがある。ほかにも、営業効率の向上や通勤定期代などのコスト削減、災害などの非常時にも事業を継続できる環境の確保、ワークライフバランスの向上などが挙げられる。新型コロナウイルスの対策として注目を集め始めた最近では、テレワークを実施しているか否かで企業イメージも大きく異なることから、企業の今後を左右するといっても過言ではないだろう。

総務省によると、導入企業は情報通信業でおよそ4割もの企業が、卸売・小売業ではおよそ2割が実施しているという。では、なぜ残りの企業は実施できないのだろうか?

なぜテレワークを実施できないか

テレワークを実施できない理由として、社員の勤怠管理やタスクなどの管理が難しい点が挙げられる。とくに時間の管理は、企業と社員の信頼の上で成り立つため、なかなか実施に踏み込めないという企業も多い。事実、面接や会議、商談を電話で行なう会社は増えているが、テレワークを実施できていない企業は多い。しかし、「出勤」してしまっている以上、これでは新型コロナウイルスの対策として「意味がない」と思ってしまうのは私だけであろうか。政府が強く規制、強制しない限り、「テレワークを実施した企業」の増加は見られないだろう。

「口だけの心配」で危険に晒される社員

大した対策も取ろうとせず、検査を求めている「感染の疑いがある患者」の検査もおこなわない。こうした動きからは、「なるべく、おおごとにしたくない」という政府の姿勢が透けて見えるようだ。しかし、この事態に陥ってしまっている現状では、我々一人ひとりが自衛するほかないのだ。とはいえ、私たちは毎朝「満員電車」に乗って出勤しなければならないのが現実。Twitter上でも「不要不急の外出は避けたいが、会社に出勤しなければならないのが納得いかない」という声が多く挙がっている。

だからこそ、今、企業の勇気ある決断が必要ではないだろうか。「不要不急の外出は控えよ」との指示は、責任を個人に委ねるだけ。「口だけの心配」では、社員を危険から守ることはできない。

公共交通機関の利用で感染する可能性

22日に感染が確認された神奈川県の男性はJR横浜線に勤務していた。さらに24日に新たに感染が確認された別の神奈川県在住の男性は、感染者との接触や渡航歴はなく、都内へ電車で通勤していたという。14日に感染が確認された千葉県在住の男性も、自宅から勤務先まで電車で移動していたとしている。日本の公共交通機関が新型コロナウイルスの感染を拡大する可能性は否定できない。