なぜ、ビートルズはライブの収益より「レコードの売上」を重視したのか?

20世紀を代表するロックバンド、ザ・ビートルズが初めて作ったものは多々あることはご存じだと思いますが、その中でも特筆すべきものは「音楽ビジネス」の原型だということを知っていましたか? 元国税調査官の大村大次郎さんが、お金の流れからビートルズの成功を読み解いた一冊をメルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』の中で紹介しています。  

【一日一冊】お金の流れで読み解くビートルズの栄光と挫折

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お金の流れで読み解くビートルズの栄光と挫折

大村大次郎 著/秀和システム

ビートルズが現代の音楽ビジネスの常識である、ファンクラブやミュージック・ビデオなどをはじめたと聞いて手にした一冊です。

1960年代の音楽業界ではロックバンドの成功例はほとんどなく、ソロ歌手として売り出すのが常識でした。しかし、ビートルズは4人組のバンドとして売り出されたのです。

これはビートルズのマネジャーとなったブライアン・エプスタインに先見の明があったということなのでしょう。無名のバンドと契約し、レコード会社に売り込みをかけてくれたのです。

メジャーデビューにあたり、それまでリーゼントの不良ロックバンドだったビートルズを、マッシュルームカットの礼儀正しいアイドルバンドに生まれ変わらせたのもエプスタインと言われているのです。

ビートルズがはじめておこなったもの…ミュージック・ビデオ、ファンクラブ、世界ツアー(p61)

また、エプスタインがレコード店のオーナーであったことも影響したと思われますが、ビートルズはアルバムの売上を柱としたビジネスモデルを展開します。

このレコード中心戦略は、作詞・作曲も行っているビートルズの印税収入が、作詞作曲しないミュージシャンの3倍であったことも有利に働きます。

鎌倉殿 りく役の宮沢りえに異常事態? 夫・森田剛との“強欲な夫婦関係”に芸能記者が感じた一抹の不安

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、強欲な悪女、継母りく役を好演している女優の宮沢りえさん(49)。佳境に入ったドラマでは壮絶な権力争いに身を投じていますが、実はプライベートでも夫の森田剛さん(43)との猛烈な夫婦関係で知られています。そんな2人に異変の兆しが?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

鎌倉殿“りく”役で絶好調の宮沢りえが…?

『女性セブン』最新号が森田剛♡宮沢りえ夫妻の、何回目かの近況を伝えています。

宮沢といえば、現在オンエア中の『鎌倉殿の13人』で、北条時政をけしかける継室“りく”役を微妙な空気感で演じ上げ、視聴者の間で好評を博しています。

旦那を使って自分の思うがままの北条家を作ろうとする“りく”に、“全部大泉のせい”→“りくの思う壺”というハッシュタグのトレンドを塗り替えたりもしました…ご覧になってない方には何のことやらさっぱりですね、すみません。

幼少の頃から娘のプロモーション戦略家だった“りえママ”も、その名演に天国でさぞや大満足していることでしょうね。

さて、何度目かの森田♡宮沢の近況ですが、今回『女性セブン』は、森田は宮沢を“宮沢さん”、宮沢は森田を“剛ちゃん”と呼んでいるそれぞれの呼び方に焦点を当てています。

この呼び名から、ふたりの“現在地”が透けて見えるような気がします。

森田のジャニーズ事務所退所前後から、宮沢が自らの人脈を最大限使って猛烈な売り込みを掛けているという話は知り合いの芸能界関係者何人から多数耳にしていた話でした。

どうやらそれはやはり間違いなかったようですね。

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森田剛・宮沢りえの夫婦関係は“強欲な片想い”?

この記事を読みながら少しだけ気になったのは、呼び名以外に森田の感情らしきものが全く伝わってこなかったということでした。

宮沢の、自分が惚れ込んだ夫の才能をもっともっと世に知らしめたいという一生懸命ぶりは伝わってきましたが、それに対する森田のリアクションがどうにも見えてこないのです。

そしてこれは、結構重要なことだと私は思うのです。

“森田はいつまで(宮沢の)飼い犬でいられるのだろうか…”と、森田の過去を知る私はずっと気になっています。

この記事に少しだけ引っかかった事は、夫婦の近況を伝えながら、使われているのは昔の写真ばかりということでした。

ツーショット、スリーショットを撮るのが難しくないと言われているタレントだけに、不思議な気がします。

芸能マスコミではこれといったネタが無いときや話題が尽きた時、確実に写真を撮れるタレントに頼る時があります。

その何人かのタレントの中に森田♡宮沢夫妻がいるのです。

ふたりの記事が定期的にリークされるのは、この夫婦に頻繁に何か話題があるからなのではなく、ふたりの家で張っていれば2、3日で必ず近影が撮れるからなのです。

近影が撮れれば、あとは森田でも宮沢でも最近の仕事の話題や出先での行動、ファッションなどを文章にしてくっつければ記事が完成するというわけです。

ところが今回は…これは明らかに異常事態といえるでしょう。

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貼り込み取材中に福山雅治が突然現れて…

森田♡宮沢夫妻と聞いて私の頭の中で必ず一緒に浮かぶのは、福山雅治の事です。

『沈黙のパレード』…『ガリレオ』の面白さに久々に好調な福山ですが、数年前、私は森田♡宮沢夫妻の決定的瞬間を撮ろうとふたりの自宅付近で張り込み取材を続けていました。

するとその目の前にいきなり湯川先生…いえ、福山が現れたのです。

正確に言えば、福山がいつも使っている移動用の車輛が現れたのです。

現場はパニックです、鉢合わせた福山の車輛ドライバーの驚いた顔…今でも忘れません。

瞬間、ドライバーの口元が“マスコミがいる!”と動いたようにも見えました。

後部座席にいた福山が“実におもしろい…”と言ったかは定かではありませんけれど。

福山の車はその後急発進、代官山方面に消えていきましたが、私は車の最後尾を目で追いながら“ごめん! 今日は貴方じゃない!”と心の中で手を合わせていました。

同時に“うわっ、もう1台追跡取材の車がいれば…”とも。

もしかしたら仕事が終わって、愛妻・吹石一恵が作った手の込んだ愛情料理を食べる予定だったかもしれないのにと、この日は大変申し訳ないことをしたとずっと思い続けています。

森田♡宮沢夫妻の記事を読みながら、福山の移動車輛のテールランプを、また思い出してしまいました。

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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

 

image by: NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」公式HP

涙の弔辞で国葬「政治利用」に成功。再登板を狙う菅義偉元首相“次の一手”

2020年の総裁選を制し総理の椅子を手に入れるも、わずか1年ほどでその座から降りることを余儀なくされた菅義偉元首相ですが、ここに来てにわかに「菅政権の復活」がささやかれ始めているようです。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、菅元首相再登板の可能性をさまざまな面から検証。さらに菅氏が返り咲きを狙えるという、自民党の人材不足の深刻さを指摘しています。

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国葬終わり、権力闘争の季節へ。菅前首相はどう動く?

反対の声が吹き荒れるなか、安倍晋三元首相の国葬が終わった。10月3日から始まる臨時国会は波乱含みだ。

国葬の強行はもちろんだが、統一教会との関係、円安、物価高と、野党が岸田政権を追及する材料には事欠かない。とりわけ統一教会との癒着は、自民党の生い立ちにもかかわる根深い問題だけに、対応を誤ると、岸田政権の命取りになりかねない。すでに内閣支持率は発足以来最低の水準に落ち込んでいる。

国葬まではと自重していた権力亡者たちの動きも、これから本格化するだろう。安倍氏の死で、党内最大派閥「清和会」(安倍派)から芯が抜け落ち、党内のパワーバランスに変化が兆しつつある。

もともと安倍派には、会長の後継をうかがう人間がウヨウヨしていたが、安倍氏が人材育成を怠ったせいか、傑出した存在がない。そのうえ下村博文・元文科相、萩生田光一・政調会長ら有力幹部に次々と統一教会との密接な関係をうかがわせる報道が相次ぎ、森喜朗氏がまとめ役にしゃしゃり出なければならない異常事態である。最大派閥の力の空白地帯こそが、これからの権力闘争の主戦場といえる。

そんななかで開かれる臨時国会に向け、野党に意外な動きがあった。なんと、立憲民主党と日本維新の会が“共闘”するというのだ。あれだけいがみ合ってきた両党が、この臨時国会で、しかも6項目についてという限定つきながらも、統一教会問題などで手を組み、力を合わせて岸田政権を追い込もうという姿勢だ。安倍・菅政権に対しては「ゆ党」とか「補完勢力」といわれた維新が、岸田政権には対決姿勢を鮮明にしたということになる。

この報を聞いて、なぜか筆者の頭に最初に浮かんだのが、菅義偉前首相の顔だ。周知の通り、維新は、松井一郎大阪市長をはじめとして、菅氏と格別に仲がいい。自民党との対決姿勢の裏に、菅氏がらみの政略が隠されているのではないのだろうか。

維新の創設者である松井氏と橋下徹氏は菅氏や安倍元首相と年末に会食するのが恒例になっていたが、今年は、安倍氏が亡くなった後の8月6日に東京都内の飲食店で3人、顔をそろえた。安倍氏を偲ぶとともに、今後について話し合ったとみられる。松井氏は政界引退を表明しているが、維新との関係を完全に断つとは思えない。橋下氏も、維新と縁が切れているわけではあるまい。

その一方で、維新は、リベラルのイメージがある岸田首相とは疎遠である。麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長ともソリが合わない。国民民主党の接近を与党が受け入れ、いわば「自公国」路線になっている現状にも不満がある。

立憲との連携には、そうした局面を打開し、当面の国会運営を有利に運びたいという思惑もあるだろう。

しかし、本音として維新が望んでいるのは、菅政権の復活ではないだろうか。

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岸田首相の大矛盾。民主主義に欠けた安倍元首相国葬決定のプロセス

各種世論調査では少なくとも半数以上の有権者が異を唱えていたのにもかかわらず、9月27日に強行された安倍元首相の国葬。国民を分断することになってしまった岸田首相の決断は、どう評価されるべきなのでしょうか。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では健康社会学者の河合薫さんが、国会での議論も議決もなく国葬の挙行を決定した岸田首相を厳しく批判。さらに佐藤栄作氏の葬儀を「国民葬」とした日本人の知恵をもっとも簡単な方法で飛び越えた首相に対して、「リーダー失格」の烙印押しています。

プロフィール河合薫かわい・かおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

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公明正大であるべきリーダーの決断がなかった安倍氏「国葬」

安倍元首相の「国葬儀」が終わりました。

日経ビジネスのコラムにも書きましたが、もし、岸田首相が「国葬」と早々に決めるのではなく、合同葬や国民葬も含めて、透明性のある検討をしていたら?もし、岸田首相が閣議決定ではなく、国会での議論と議決を経ていたら?こんなにも違和感を抱えることはなかった。

リーダーの決断は、公明正大であるべきなのに、今回の国葬にはそれがありませんでした。

「国葬じゃなく、国葬儀」と、内閣設置法を盾に“国葬”を正当化したり、結論ありきで辻つま合わせをしたりする手法を、この国のリーダーが続けるていることへの憤りが拭えないまま、“国葬”が行われてしまったのは、残念というか絶望といいますか。

「誠実にまされる知恵なし」とは、英国の保守系政治家ベンジャミン・ディズレーリ(1804~81年)の名言ですが、国葬決定は誠実とはかけ離れた決定でした。

佐藤栄作氏が亡くなった時に、内閣・自民党と国民有志の共催で行われた「国民葬」は、「どうやって弔うべきか?」を誠実に考えぬいた日本人の知恵。その知恵の壁を、最も簡単に飛び越えた岸田首相は、リーダー失格だと私は思います。

それは非業の死をとげた安倍氏をしのぶこととは、全く別次元の話です。安倍氏の功績を讃えることとも別。

岸田首相がもっと「国のリーダー」という立場に誠実だったら、筋の通った、道理に合うプロセスをきちんと踏んでいたなら、もっともっと多くの人たちが、非業の死を遂げた安倍さんの死を心から悼むことができたはずです。

たとえ、それが国葬だろうと、合同葬だろうと、国民葬だろうとも、もっと優しい気持ちになれたことでしょう。

岸田首相は、安倍元首相の「国葬儀」の意義として「民主主義」を強調しました。「国として葬儀を執り行うことで、我が国は民主主義を断固として守り抜くことを示していく」と。

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統一教会擁護、爆笑問題・太田光のカルト性と幼児性とは?談志論争で完敗、イキリ芸の裏で“訴訟匂わせ”妻光代に依存べったり

TBS系「サンデー・ジャポン」の番組内で、旧統一教会を擁護して炎上を繰り返している爆笑問題の太田光と、統一教会問題を追求し続けてきたジャーナリストの有田芳生氏とのバトルが加熱している。有田氏が「談志が見たら悲しむ」とツイートすると、猛反発した太田は自身のラジオ番組で「故人を利用して自分の言い分を信じ込ませるのは統一教会のやり方だ」と猛反発。太田の「統一擁護」発言は当面変わりそうにない。

【関連】爆笑問題・太田が統一教会の御用芸人になった理由が判明。有田芳生氏も困惑、サンジャポで自白した「ウソと屁理屈の発信源」とは?

昔の芸風はどこへ?尊敬するレジェンドの思いを踏みにじる太田

2011年に亡くなった故・七代目立川談志(享年75歳)は、師匠のいない爆笑問題にとって「師匠的存在」の落語家で、太田らが不遇時代も応援し続けていた心の支えだった。太田と同じくブラックジョーク好きの談志は、気に入らなければ権力にも観客にも真正面から異議を唱えた。

太田は、その尊敬する師匠の反骨精神を忘れてしまったのだろうか?「桜を見る会」以来、すっかり安倍元首相に取り込まれて、これだけ統一教会による信者の搾取と自民党議員との関与、さらに自民と教会とを結びつけた張本人こそ安倍氏であったことが確かなものになっている現在も、統一教会を「国が認めた宗教団体」としてサンジャポ内で擁護し続けている。

9月25日放送分で太田は、信者の家族が教会から脱会させるために信者本人を「拉致・監禁」したと非難。しかし、それは教会側が一方的に信者の家族を「犯罪者」呼ばわりする際の常套句であり、長年統一教会問題に取り組んで来たジャーナリストの鈴木エイト氏に「保護、説得には合理性があります」と訂正されていた。

笑えないレベルになってきた太田発言

そんな番組の様子を見た、同じく統一教会問題を長年調査し続けているジャーナリストの有田芳生氏がTwitterで、

「太田さん、この発言すっかり統一教会の主張です」

と投稿。

これに対して元統一教会の信者で、教会の実態を内部から知っているジャーナリストの多田文明氏も有田氏に同調して、

「おっしゃる通りです。太田さんとは番組をご一緒したこともあり、発言に対して黙してきましたが、その実情も知らず、安易に教団の言葉に添って発言する決して許されない言葉です。恐らくその場に私がいれば激怒していると思います。それほど元信者や信者を持つ苦しむ家族らの心を追いやる言葉です」

と怒りのツイートを投稿した。

さらに有田氏は保守系雑誌『月刊Hanada』11月号で同誌の編集長である花田紀凱氏が、

「太田君、我々はサタンに負けないから」

と掲載したというギャグについても、

「統一教会が追い込まれたときの発言そのものです。もはや芸能レベルではありません」

と指摘。太田の数々の発言は芸人の度を越しており、もはや笑いようもないレベルで統一教会に擦り寄っていることを強く非難した。

「談志さんなら風刺します」指摘に逆ギレする太田

また、有田氏と同じく統一教会やオウム真理教などのカルト教団を追ってきたジャーナリストの江川紹子氏はTwitterで、太田が統一教会の擁護発言を繰り返すなら、これ以上「サンジャポ」で統一教会を取り上げるべきではないという意見を投稿すると、有田氏がこれを引用リツイートする形で、

「立川談志さんなら、巧みな表現で統一教会を風刺、批判します」

とバッサリ斬ったのである。

【関連】「安倍」応援は晋太郎時代にも。統一教会と清和会の長く深い関係

この投稿に太田の怒りが爆発したのか、自身の出演するTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」では、ネット上などの批判はアドバイスとして全部聞いているとしながら、「談志ならこう言っていたはずと言われても亡くなった人がどう思うかは分からない」などと反論を展開。

「尊敬している人が悲しんでいるよという文脈は、あなたの先祖が苦しんでるよというやり方で誘導する統一教会と同じで、そんな団体を否定している人が口が裂けても言っちゃいけない言葉だ」と、意味不明のロジックで暗に有田氏の発言を批判した。

有田氏が太田の「芸人としての反骨精神のなさ」を皮肉っているのは自明だが、太田は詭弁を弄しているのか、あるいは本当に「統一教会と同じ」と思っているのか。いずれにせよ芸人として“末期症状”にあるのは間違いない。

【関連】統一教会元信者のジャーナリストが辿る、教団内「ダブルしんたろう」の記憶

ジャーナリストの有田芳生氏が2日のサンジャポに出演(追記)

有田芳生氏が、10月2日(日)9:54~放送予定の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演することがわかった。「太田光の発言に異を唱える…有田芳生氏が生出演!ひろゆきも参戦」という内容。有田氏は自身の事務所の公式ツイッターで「視聴される方、出演者のみなさん、よろしくお願いします」としている。番組MCを務める爆笑問題・太田の言動がさらに注目を集めそうだ。(10/2 9:30 更新)

有田氏と太田が直接対決した2日放送のサンジャポで、太田の屁理屈の「元ネタ」が明らかになった。詳しくは『爆笑問題・太田が統一教会の御用芸人になった理由が判明』で読める。(10/3 23:00 更新)

逆境で急成長。「焼肉ライク」が“ひとり焼肉”でコロナ禍に起こした革命

続々と繰り出されるユニークなキャンペーンがメディアでもたびたび取り上げられ、焼肉業界の中でも抜群の知名度と人気を誇る「焼肉ライク」。他者の追随を許さないアイディアは一体どこから湧いてくるのでしょうか。その秘訣を探るのは、フードサービスジャーナリストの千葉哲幸さん。千葉さんは今回、同社の魅力的な企画の数々と、顧客の心を掴み続けるため彼らが続けている取り組みを紹介しています。

プロフィール千葉哲幸ちばてつゆき
フードサービスジャーナリスト。『月刊食堂』(柴田書店)、『飲食店経営』(商業界、当時)両方の編集長を務めた後、2014年7月に独立。フードサービス業界記者歴三十数年。フードサービス業界の歴史に詳しい。「フードフォーラム」の屋号を掲げて、取材・執筆・書籍プロデュース、セミナー活動を行う。著書に『外食入門』(日本食糧新聞社発行、2017年)。

創業まもなくでコロナ禍に見舞われた「焼肉ライク」が、“ひとり焼肉”で革命を起こすまで

コロナ禍で会社の体質を鍛えたという飲食業の話を紹介しよう。それは、元祖ひとり焼肉の「焼肉ライク」である。

このチェーンは「牛角」チェーンを2000年初頭の短期間で800店舗に育てた西山知義氏が率いるダイニングイノベーションによって、いまから丸4年前の2018年8月29日に1号店がオープン。その後分社して焼肉ライク(本社/東京都渋谷区、代表/有村壮央)となり、この8月末現在で全国に85店舗(うちFC79店舗)を展開している。

“売上の最大化”を常に追求する

「焼肉ライク」の特徴は「1人につき1台の無煙ロースター」「注文から提供まで3分間、平均滞在時間25分間」「一番安いセットメニューが580円(税込)」といったこと。焼肉を食べたいときに1人でサクッと食べられる、ということだ。これが女性の潜在需要を引き出して女性客が3~5割となっている。

同チェーンは話題に事欠かない。小刻みに耳目を集めるキャンペーンを展開している。直近で大ヒットしたメニューは「平日11時~18時、時間内無制限食べ放題」2,170円(税込、以下同)と「焼肉フィットネス」サブスク月額1万780円である。

前者は、元々同チェーンの「メガ盛りセット」300g1,290円、400g1,790円が人気上位3位にあり、食べ放題ファンのお客から「一般の焼肉食べ放題は90分限定で落ち着かない」という声があったことから、新たに2,170円のメニューを設定して「7時間食べ放題」にしたという。当初6月27日から7月31日の期間限定で難波なんさん通り店(大阪)と国立店(東京)の2店で提供していたが、好評を博したことから8月16日に提供店舗は20店舗に拡大した。

そして、9月27日より「シン・メガホ」と名称を新たにして、新メニューとして「ネギ塩」と「ニンニクマシマシスタミナカルビ」を加え、提供店舗を26店舗に増やした。このメニューが好評であることがうかがわれる。

「7時間食べ放題」であっても実際の利用客は1時間ないし1時間30分で食べ放題を終えるという。とは言え店側が「1時間」「1時間30分」と小刻みに区切って食べ放題をアピールするのではなく「平日11時~18時時間内無制限!!」と表示していることに“遊び心”や“懐の深さ”を感じさせる。そして、ピークタイムである18時以降は食べ放題の時間に充てていない。常に“売上の最大化”が図られている。

後者は、LINEサブスクシステムの「サブスクライン」によって「フィットネス」に根差したメニューを恵比寿本店、赤坂見附店(以上、東京)限定で毎日食べられるという内容。100名様限定で7月25日朝7時より販売を開始したところ開始5分で完売した。そして8月1日より上記2店限定で3種類のセットを各1,490円で提供している。

それは「筋力アップセット200g」「低脂肪セット200g」「ロカボセット200g」。メニューは、赤身肉、鶏肉と脂肪分の低いもので組み立てて、ロカボセットにはごはんはつかない。これらには順に、780kcal、701kcal(ともにごはん普通盛りの場合)、554kcalとカロリー表示がなされ、脂質、炭水化物、糖質の量も表示されている。

このメニューも10月1日から実施店舗を10店舗に拡大。月額10,780円と14,080円のサブスクプランで対応する。

嫌な予感が的中。菅前首相の国葬「弔辞」で飛び出した衝撃の言葉

9月27日に営まれた安倍元首相の国葬で、友人代表として弔辞を読み上げた菅義偉前首相。ネット上では称賛の声が多数上がっていましたが、果たしてそれは政治家を送る「国葬」の場で語られるべきものとして適切だったのでしょうか。元毎日新聞で政治部副部長などを務めたジャーナリストの尾中 香尚里さんは今回、菅前首相の弔辞の中で違和感を抱かざるを得なかった箇所を指摘するとともにその理由を解説。さらに弔辞の後に起きた拍手について「悪ノリが過ぎる」との苦言を呈しています。(この記事は音声でもお聞きいただけます。

プロフィール:尾中 香尚里(おなか・かおり)
ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。1988年毎日新聞に入社し、政治部で主に野党や国会を中心に取材。政治部副部長、川崎支局長、オピニオングループ編集委員などを経て、2019年9月に退社。新著「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」(集英社新書)、共著に「枝野幸男の真価」(毎日新聞出版)。

ツッコミどころだらけの菅前首相「弔辞」

安倍晋三元首相の国葬(9月27日)での菅義偉前首相の弔辞が話題を呼んでいる。第2次安倍政権の発足(2012年)以降、官房長官として長く安倍氏を支え続けた菅氏。「友人代表」として行った弔辞は、菅氏自身の首相時代の演説からは考えられないほどエモーショナルな言葉にあふれ、ネット上などでは「感動的」「染みた」の声があふれている。

申し訳ないが、筆者はそういう気分には乗れない。長く支えた「盟友」を突然失った菅氏の個人的な思いは理解するが、情緒的な言葉の中に紛れ込んだ言葉にいちいち引っかかり、時にそら恐ろしいものさえ感じたからだ。

世論の感情の高ぶりも落ち着いたところで、改めて菅氏の弔辞を振り返ってみたい。

「7月の8日でした。信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。あなたにお目にかかりたい。同じ空間で同じ空気をともにしたい」

冒頭からいやな予感がした。

安倍氏が選挙演説のさなか、聴衆の前で凶弾に倒れたあの衝撃は忘れられない。「一命をとりとめてほしい」というのは、筆者も含め、あの日誰もが感じたことだろう。だがその後の「あなたにお目にかかりたい。同じ空間で同じ空気をともにしたい」、これはどうだろう。

正直、背筋がむずがゆくなるのを覚えた。ラブレターではないのだ。友人代表とはいえ、政治家が政治家(それも首相と官房長官の間柄)に対して、こういう場で口にするのがふさわしい言葉なのか。

そしてその直後、この「いやな予感」はまさに的中した。衝撃の言葉がこれである。

「天はなぜ、よりにもよって、このような悲劇を現実にし、いのちを失ってはならない人から、生命を、召し上げてしまったのか」

「いのちを失ってはならない人」。この言葉は裏を返せば「いのちを失っても惜しくない人」がこの世に存在することを意味してしまう。筆者はしばらく、この言葉が脳内にこびりついて離れなかった。

そんな細かいことにいちいち目くじら立てて、という向きもあるかもしれない。しかし、これは弔辞であり、事前にきちんと原稿が用意されている。「ついうっかり」の失言とは違うのだ。

政治家であればこそ、こういう言葉遣いには慎重に慎重を期し、推敲に推敲を重ねるべきだと思う。その上でこういう言葉遣いが容認された、というのなら、それは菅氏自身が、本音では「この世にはいのちを失っても惜しくない人がいる」と考えているのだろう、と断じざるを得ない。

【関連】かつては統一教会叩きを煽動していた『月刊Hanada』花田紀凱編集長の見事な“改宗”ぶり

統一教会元信者のジャーナリストが辿る、教団内「ダブルしんたろう」の記憶

週刊誌記者やフリージャーナリストなどにより次々と暴かれる自民党議員と旧統一教会の深い仲。一つ新たな事実が掘り起こされると、眠っていた記憶が呼び戻されて、また新たな事実が浮かび上がることもあるようです。統一教会の信者だった過去を告白した詐欺・悪質商法ジャーナリストの多田文明さんも、徐々に記憶を取り戻している一人。創刊したばかりのメルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』で今回伝えるのは、教団内の2人の“しんたろう”の扱いに関する記憶です。中でも石原慎太郎氏については、自ら関係を断ち切った形跡があり、関係清算を迫られている議員の参考になるその手法や理由を聞きたかったと綴っています。

この記事の著者・多田文明さんのメルマガ

教団内における、ダブルしんたろうの記憶

記憶とは徐々に思いだすものです。私が旧統一教会に入信したのは、1987年ですから40年以上も前のことです。「当時のことを教えてください」とマスコミ関係者から言われますが、なかなかすぐに言葉が出てこないこともあり、お時間を頂戴することもありました。

石原慎太郎氏と新井将敬氏の教団内でのお話

最初に詐欺や悪質商法のジャーナリストとして活動する起点が、教団への入信にあったことを告白したのが、「モーニングショー」(テレビ朝日)で7月中旬のことです。その後も同番組に何度も出演させて頂き、一つ一つ過去の記憶を喚起しながら話をする機会が得られて、とても感謝しております。

さて今回、ARC TIMES 安倍氏の国葬は、なぜ統一教会を利するのか【多田文明・望月衣塑子・尾形聡彦】(2022/09/13)に参加させてもらいました。
ARC TIMES ○The News ●安倍氏の国葬は、なぜ統一教会を利するのか【多田文明・望月衣塑子・尾形聡彦】 – YouTube

教団関連の話をするユーチューブへの参加は初めてでしたが、そのなかで「統一教会としては、やりやすい政策を語ってくれる議員がいいが、石原慎太郎さんは言うことを聞かなかった」「統一教会で評判が良かったのは、新井将敬さん」という話をさせて頂きました。

その後、ツイッターの書き込みから、慎太郎氏が勝共連合から過去に支援を受けていて『鳥よ翼をかして』(1985年)の映画のエンドロールにも、岸信介、石原慎太郎、伊藤正義など、勝共連合のそうそうたる議員メンバーらが名を連ねていることをお伝えしてもらい、「ああ、そうだった」「“ダブルしんたろう”だった」と入信当時に言われていたことが、さらに鮮明に思い出されました。

記憶が紡ぎ出た、ダブル「しんたろう」

『鳥よ翼をかして』は、北朝鮮に渡った日本人妻の悲哀をテーマに、今も帰国できずにいる日本人が多くいることを訴えかける映画で、1985年に公開されました。この映画は、教団内で何度も見せられています。

当時、有名若手俳優であった沖田浩之が主演したことに加えて、原作は旧統一教会員「池田文子」によるもので、内部では教団関連の映画とされていたからです。

「池田文子」の本名は、江利川安栄氏で、過去に一度、話をしたことがありますが、教団のためなら何でも行うような、元気の良いおばちゃんの印象です。その後、日本統一教会の第7代会長となり、ずいぶん出世したものだと思っていましたが、後に教団の分派の方に流れて、現在はサンクチュアリ教会の会長をしているとのことです。

この記事の著者・多田文明さんのメルマガ

なぜ、韓国コンテンツには「人種差別表現」があまりにも多いのか?

エミー賞6冠を獲得し、大人気となった韓国ドラマ『イカゲーム』、その栄冠の影に隠された大きな批判をご存知でしょうか。その理由と、韓国が持つ特有の差別的問題について、韓国在住歴30年を超える日本人著者が発行するメルマガ『 キムチパワー 』の中で紹介しています。 

韓半島純血主義

米国放送界で最高権威を誇るエミー賞6冠王となった韓国ドラマ『イカゲーム』(ネットフリックス)に対して人々がよく知らない事実が一つある。このドラマがパキスタンでは大きな批判を受けたという点だ。

キャラクターの中にパキスタン出身ムスリム移住労働者アリがいるが、役割を引き受けた俳優アヌファム・トリパーティーがインド人出身ヒンドゥー教徒というのが論難の理由だった。もちろんパキスタン人だけがその配役ができるわけではないが、問題は両国の関係だ。長い間カシミール地域をめぐる領土紛争と宗教葛藤を経験しているだけに、キャスティングにもっと慎重でなければならなかったということだ。他国の歴史と文化を細心に考慮しなかったためのことだった。

米国アカデミー授賞式の『パラサイト半地下の家族』、カンヌ映画祭の『別れる決心』、そして『イカゲーム』までKコンテンツがまさに世界舞台を揺るがしている。

過去、国内と海外マニアの一部に止まっていた韓流ファン層は、オンライン動画プラットフォーム(OTT)の成長、COVID-19パンデミックとあいまって、ここ数年間で急速に厚くなった。さらに、国際授賞式でも認められ、韓国作品への関心はますます高まっている。

だが『イカゲーム』のアリのように韓国ドラマ、映画の中で他国に対する理解が足りない配役や場面は絶えず問題として指摘される。文化的多様性を考慮せずに特定国家や人種に対する偏見を再生産する不慣れな作品もある。韓国コンテンツが全世界で脚光を浴びている中、いざ国内では人種差別的、後進的認識から抜け出せない状況だ。

9月9日ネットフリックスを通じて公開された『スリナム』は外交危機まで呼び起こすところだった。南米国家スリナムで実際にあった韓国人麻薬商の話を扱ったフィクションだが、国名をシリーズタイトルとして使ったことで、「スリナムは麻薬国家」という認識を強化・定着させるということだ。アルベルト・ラムディン=スリナム外交部長官が「長い間国家イメージ向上のために努力してきたけれど、ドラマが再び悪くしている」と強く抗議し、韓国外交部は現地の韓国人らに対し安全告知(身の安全を第一にせよ)を発令した。

 

大人さえも知らなかった「世界の仕組み」を子供でも理解できる一冊

世界の仕組みを学ぶために知っておかなければならない「地政学」。そんな大人でも理解している人が少ない世界の仕組みを、子供向けにわかりやすく、物語形式で紹介する一冊が話題となっています。今回は、メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の中で、 その中身についてチェックしています。

世界の仕組みを物語で学ぶ⇒『13歳からの地政学』

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13歳からの地政学

田中孝幸・著 東洋経済新報社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、物語形式で地政学が学べる、話題の書籍。

著者は、大学時代にボスニア内戦を現地で研究し、その後新聞記者として政治部、経済部、国際部、モスクワ特派員など20年以上のキャリアを持つ、国際政治記者の田中孝幸氏です。

県内の進学校に通う高校1年生の大樹(だいき)と、地方の公立中学に通う中学1年生の大樹の妹、杏(あん)が、怪しい店主「カイゾク」のいるアンティークショップに入り、そこに置かれていた古い地球儀「ディプロマット」に関心を持ったことから、物語が始まります。

その怪しい風貌から、近所の子どもたちに「カイゾク」と呼ばれていた店主は、大樹が地球儀に興味を持ったのを見て、こう話を持ちかけます。

「ああ、値段か。そこに時価と書いてあっただろう。100万円にすることもあれば、タダにすることもある」(中略)「ならば、こうしようか。10日、いや7日間でいい。夏休みの間、7回ここにきて、わしの話を聞く。最終日にわしの出す問題に答えられたら、この地球儀をさしあげよう」

店主「カイゾク」による地政学のレッスンは、子どもたちに世界を理解する、強力な手掛かりを与えるもので、話は歴史、地理の基礎知識はもちろん、人間理解、国際理解にまで発展していきます。

なぜ世界貿易にとって海が大事なのか、なぜ国際法は破られるのか、国の豊かさや運命はどうやって決まるのか…。

大人もわかっていない地政学の世界にグイグイ引き込まれ、あっという間に読了してしまう、知的好奇心を刺激する一冊です。

最終日、テストに出された問題の難解さと、それに対する2人の解答が素晴らしくて、本当に感動しました。

これは「買い」の一冊ですね。