友達の輪に入れない子のために。父親が取り除いてあげるべきモノ

先日掲載の「なぜ、友達作りが上手な子どもの親は子と一緒に公園へ行くのか」が好評だった無料メルマガ『子どもが育つ“父親術”』。今回は、興味はあるのにほかの子と一緒に遊ばない、他の子たちの輪に入っていけない、なかなか他の子に自分から声を掛けられない子供たちへの、父親の対応について解説しています。

社交性の育み方

大きなタイトルを掲げていますが、内容はシンプルです。子どもが、

  • なかなか他の子に自分から声を掛けられない
  • 興味はあるのにほかの子と一緒に遊ばない、他の子たちの輪に入っていけない

そんな時のサポートの仕方について、お伝えします。

まず最初に強調したいのは、そういった時の子どもは、ほとんどの場合心の準備期間」だということ(この「心の準備期間」については、また改めて詳しく書きますね)。この時は、親からの働きかけは必要ありません。穏やかな気持ちで、そばにいてあげるだけで充分です。

ただし、まれに「心の準備はできているのだけど、一歩目を踏み出すきっかけがつかめないどのように踏み出せば良いかわからない」という状態の時もあります。子どもの様子を観察している時に微妙なニュアンスや雰囲気を感じ取り、この状態に気づくことがあります。

そういう時であれば、親のサポートは子どもにとって渡りに船。良い手助けになります。ただし、子どもに“一歩目の踏み出し方”を教えるようなアプローチは、あまり効果的ではありません。

  • 「一緒に遊んでごらん」
  • 「『×××』って言ってみたら?」

「どうすれば良いか/何と声をかければ良いかわからない」という問題もありますが、最大のハードルは漠然とした根拠なき不安感。理屈では解消しにくいものです。

ここでは、あくまでもお手本を見せるのが最も効果的なサポート方法。

  • 「○○ちゃん、それなあに?」と声を掛けてみたり
  • 子どもの輪に入って一緒に遊んでしまったり

こうして実践してみせることで、「別に大したことじゃないな」「やっぱり、そう言えばいいんだと実感できる材料を提供し、不安感から開放してあげましょう。

くどいようですが、親は見せるだけ。それもできれば“見せる”というふうにやるより、“親個人の振る舞いを子どもが勝手に観察している”というふうにできるのが理想です。そしてその後、子どもが反応するか/しないか、いつ/どのように反応するかはすべて子ども次第ということもお忘れなく。

そもそも「心の準備はできているが、きっかけだけつかめないようだ」と読み取った親の解釈が間違っている可能性だって充分にありますし。決してプレッシャーを与えるようなことだけはないようにしましょうね。

わが家では、息子が小学校に入った時にこのサポートを提供しました。当時は引っ越してきてまだ2年、しかも小規模な保育所に通っていたこともあり、100名ほどの新入生の中に知り合いが1人もいない状況。何らかのサポートは必要だろうなと予想していました。

入学からしばらく経った頃、休み時間は友だちと一緒に遊んでいると話し始めていたものの、放課後は所在なさそうにしていたのを見て、手助けのタイミングと考えました。

具体的に取った行動は、

  • 息子と公園で遊ぶことにする「三角公園でも行くか。サッカーボール持って行こう」
  • 私がクラスメートを誘う「1年1組のくろさわです。今から息子と三角公園に行くのですが、よかったらケン君も来てもらえたらと思いまして」
  • 息子&クラスメートと一緒に楽しく遊ぶ

です。1週間もすると、息子は自分から友達を誘うようになりました。

「1年1組のくろさわです。ケンくん居ますか? …ケン、今日遊べる?」

最初の名乗り方は、私の話し方と全く一緒。ちゃんと聞いて習得していたんですね。息子は今では、旅先の公園で出会った子にまで声をかけて一緒に遊ぶようになりました。

「社交性」などと大層な表題を掲げてしまいましたが、今日お伝えするのはこれだけです。でも、こういった小さな経験の積み重ねが社交性」といった大きな性質を作る栄養になると、私は信じているのですけどね。

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でもやるんだよ。あえて「負け戦」を選んだ歴史上の人物から学べ

歴史上の人物を見ていくと、みんな成功者ばかりではありません。最高の社会的地位を捨て去って、敢えて負ける道を行く者に人の心は惹きつけられます。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では著者で現役教師の松尾英明さんが、歴史上の人物に関するエピソードを例に出しながら「逆風が吹くことがあっても、自分の信念をもって前向きにチャレンジしていこう」と熱く語りかけています。

負けるとわかっていても、やる

先日の鍵山教師塾での学び。この学習会は、「こうすればこうなる」系のノウハウは全く身につかない。徹底的に話し合い、考え方を身に付ける、ある意味哲学的な学習会である。

講師の執行草舟先生の話で、

負けるとわかって誰かに味方して負けた人に人は魅力を感じる

という話があり、これがすとんと腑に落ちた。

なるほど、歴史上の人物を見ていくと、成功者ばかりではない。最高の社会的地位を捨て去って、敢えて負ける道を行く者も多い。その中でも特に人気のあるのは、西郷隆盛だろう。土方歳三もそうである。若き日の高杉晋作も、その無茶に従った伊藤博文も、明治維新の志士はみんなそうである。

吉田松陰の有名な言葉、

かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂

の精神である。損するとか失敗するとかは、志の前には二の次なのである。講師の執行先生は、これらの精神に対し「不合理を愛する」と表現している。

やはり、人の心を惹きつけるのは、そういう人物である。後生の人々の心に残るのは、不合理を愛した人達である。逆に、うまく時流に乗ってとんとんといったと伝えられる人物は、意外と不人気である(しかしながら、そういった人達の作った制度に、救われている面も否めない)。

ともすれば「こうすればうまくいく」に飛びつきたくなる。私自身、そういう方法を使うことが実際に多いし、紹介もしている。

しかしである。「スマート」はほめ言葉だが、人間というのは心の底で、泥臭い方が好きという面がある。

負けるとわかっていてもやる」。その覚悟をもって事に当たれば、こわいことは何もない。新しい職場、新しい学級。逆風が吹くことがあっても、自分の信念をもって前向きにチャレンジしていきたい。

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管理職手当に「ラッキー」の勘違い。頭を下げるためのモノだった

自分の部署で不手際とかエラーが起こって炎上した時に、チームを代表して「申し訳ありませんでした!」と頭を下げるのが管理職の仕事。でも、そこで思考が止まってはいけません。学歴やコネが無くても年収1000万円になれるスキルをセミナー等で多くの人に伝えている佐藤しょ~おんさんは、自身の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』で、エラーの発生原因にまでメスを入れるべしと力説しています。

管理職手当ってどうしてもらえるの?

私がサラリーマンをしていた頃、初めて役職手当というのをもらったんです。これは基本給とは別に、毎月プラスして支給される給与で、所謂課長手当てのようなものです。

初めは、同じ仕事内容で、他の人とつまりこの手当てをもらっていない人と同じ業務をやっているのに、こんな手当てをもらえるのは(しかも結構大きな金額でした)ラッキーだな美味しいなって思ってたんですよ。それがガラッとひっくり返ったのは、その部署でちょっとしたクレーム事件が起こった時でした。クレームの原因は同僚のエラーにあったわけですが、なぜか私が代表としてお客さんに謝らなきゃならなくなったんです。え? なんでオレが? と言ったら、

  • だってこのチームのリーダーでしょ

と見事に切り替えされ、その時に役職手当の意味が理解出来ました。

要するにこの手当って、自分の部署で不手際とかエラーが起こって炎上した時に、チームを代表して、

  • 申し訳ありませんでした!

頭を下げるための手当なんだということに気付いたんですね。だから普段は、不手際やエラーが起こらない間は、何もせずにもらえるわけですよ。ところが何か事が起こったら、毎月手当てをもらっているんだから、ここから逃げることは出来ないわけです。

ちなみに、役職者なのにそういう場面から逃げ出す人って、ホントにあっという間にラインから外されますから。というか、お客さんの方も理解しますから、「あ、この課長(部長)部下に責任をなすりつけるダメな人なのね」って。

それが理解出来るとスッキリするというか、踏ん切りがつくというか、問題やクレームが起こっても潔く、

  • ここから先は私の出番だよね

って思えるようになりました。もらうものをもらってるんだし、逃げるわけには行かないよねと思えたら管理職最初のハードルクリアです。

でもね、ここで思考が終わっちゃうと並みの人なんですよ。

もうちょっと上の意識を持てると、

  • 自分が謝罪しなくても済むようにエラーの発生原因にメスを入れる

というのが管理職の大きな業務なのだということに気付くはずなんです。

これってエラーが起こった直後は、チームメンバーも従順ですから(だって自分たちの身代わりとして謝りに行ってくれたわけですから)大鉈を振るいたい放題になりますよ。

これを他の人に任せようとしちゃダメです。間違っても部下の人に、

 ■ 同じエラーが起こらないようにチャンとしてくれたまえ

なんて命令しても、ほとんどの場合は改善されませんから。

お客さんの前で謝って、冷や汗を掻いたあなただからこそ、この間違った何かを修正出来るんです。そしてこの機会こそがチームがひとつにまとまる絶好機で、これを人に分け与えてどうする、という話なんですよ。

こういう産みの苦しみを何度体験出来るかで、上司としての厚みが違ってくるんだと思いますよ。

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ネットで買い物ができちゃう昨今、リアル店舗は何したらいい?

スマホを操作すればすぐに買い物ができ、しかも実店舗よりも価格は安い、という昨今。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、どんどん不利な状況に陥っていくリアル店舗が「変えるべきこと」を紹介しています。

ネットで買えるのに

今日の話は、人によってはかなり厳しく受け取られる話かもしれません。

世はすでにネット社会です。ちょっと手元のスマホをいじれば、買い物なんていくらでもできます。自店で扱っている商品だって、よほどオリジナリティのある商品でなければ、ネット上でいくらでも買えるわけです。しかも、価格に関しては、店舗運営費や人件費が大幅に違うので、安く買えてしまうことがほとんどでしょう。「価格.com」のように、最安値をすぐに探してくれるようなサイトだって存在しています。

そんな中、ネットで安く買える商品を扱っているリアル店舗が、今まで通りの販売をしていても、絶対に売上は上がっていきません。絶対にです。

いくら人材教育をして販売テクニックを身につけようと、いくら新商品の案内をしようと、いくらネットに対抗して利益を下げて安くしようと、限界があります。その感覚で戦っていても、結局ネットで買えてしまうのですから、お客様からしたら、店舗へ足を運ぶ必要なんて無いに等しいのです。

でも、だからこそ、リアル店舗に求められることリアル店舗だからできることを考えていかなければいけません。その最たるものは、その店舗ならではの独自要素です。

「この店に行けば、こんな体験ができる」
「この店に行けば、こんな人がいる」
「この店に行けば、ネットでは聞けないことが聞ける」

何でも良いのですが、その店ならではの独自要素を生むことで、お客様は店へ行く必要性を感じるようになります。これが生み出せるかどうかの勝負なんですね。

なぜ、人間はペットを飼うのか? その理由が納得すぎて笑った!

なぜ、人はペットに癒され、そしてペットを飼うのでしょうか? 今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では、著者でマンション管理士の廣田信子さんが、NHKで放送された番組のペットに関する目からウロコの解説を紹介。確かに「納得!」と思わずうなずいてしまうその理由とは何でしょうか?

人はなぜペットを飼うのか?

こんにちは! 廣田信子です。

人はなぜペットを飼うのでしょうか。それを解明したNHKのバラエティ番組がおもしろかったです。

今、日本で飼われているペットの数は、犬が892万匹猫が953万匹といわれます。前年まで犬の方が多かったのに逆転していて、猫ブームを反映する数字です。

ペットを飼っている人に、「なぜペットを飼うのですか?」と質問すると、圧倒的に、「癒されるから」と答えた人が多かったです。ペットを飼うのは人間だけで、その歴史は古く、約1万2,000年前の遺跡から女性と子犬が一緒に埋葬されているミイラが見つかっています。そんな昔から…と思うと、「癒し」だけではない気がしますね。

答えは、「人は群れで生活する生き物だったから」でした。

人間は群れの中で協力し合うことができたために生き延びてきた…といわれます。群れを維持するためには、獲物を取ったら群れの仲間と分け合うことが必要で、人は、自分が持っている資源を、仲間に分け与えたいという本性を持っているというのです。その本能は現代人にも引き継がれています。だから、ペットがおいしそうに食べている姿を見て、人は満たされるのです。

現代の先進国では、群れで生活して群れの中で分け与える必要がありません。だから、ペットを飼うことで、その分け与えたい、何かの世話をしたいという本能を満足させているのだと…。人間には、「分け与える」ことで心が喜んで「幸せ」になる…ということが脳にプログラミングされているというのです。

ある映像がそれを証明していました。生後数か月の赤ちゃんが、おもちゃを持っています。お母さんが「ちょうだい」というと、赤ちゃんはお母さんにおもちゃを渡します。お母さんが「ありがとう」と受け取ると、赤ちゃんは、嬉しそうにはしゃぎます。赤ちゃんは本能から喜んでいるのです。こういう場面って、確かにあったな…思い出します。

現代は、群れで暮らさなくても生活できますし、物が溢れています。だから、ペットに食べさせ、世話をし、相手に必要とされることで、「分け与える」=「幸福感」を得ているのです。「なぜペットを飼うのか」には諸説あって理由もひとつではないでしょうが、確かにそれはあるだろうと感じました。

県民を置いて逃げる訳にいかぬ。沖縄戦で自決した知事の感動秘話

「李下に冠を正さず」の逆を行く為政者や彼らの顔色ばかりをうかがう役人…。もはや落ちるところまで落ちた観のある我が国ですが、かつては自らの命を懸けて「役人・指導者のあるべき姿の手本」を示した先人がいたことをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、1945年、死を覚悟して沖縄県知事の職を引き受け、米軍上陸後も島に残り、現在でも県民から敬慕され続けている島田叡(あきら)氏の知られざる功績を紹介しています。

戦前最後の沖縄県知事、島田叡

本日は知られざる感動の物語の一つとして、戦前最後の沖縄県知事をご紹介します。対談されたお二人の先生方が、もっと多くの日本人に知ってもらいたいと語る人物とは──。

本気・本腰・本物 岡田幹彦(日本政策研究センター主任研究員)×服部剛(横浜市立公立中学校教諭)

岡田 「まず私がもっと多くの日本人に知ってもらいたいと思っている一人が、『島守の神』として沖縄の人々から敬慕される戦前最後の沖縄県知事、島田叡(あきら)ですね」

服部 「島田叡は立派な方ですね」

岡田 「島田は沖縄戦直前の昭和20年1月に43歳で沖縄に赴任し、文官にもかかわらず、県民と運命を共にして自決した立派な人です。ただ沖縄では有名でも、本土ではあまり知られていません。その島田が沖縄県知事になったきっかけが本当に立派なんです。これから沖縄は戦場になるということで、現職の知事が職務を放棄したため、急遽後任を決めることになりました。ところが「死にたくない」と皆断るんです。それで最後に、当時大阪府の内政部長をしていた島田にお鉢が回ってくるわけですが、彼は『私が行かないなら、誰かが行かなければならない。自分は死にたくないから他の誰かが行って死ねとは言えない』と、即座に知事を引き受ける決断をするんですね」

ゆるキャラ観光大使のボウリング投球動画にコーヒー吹いた!

全国にあらゆる「ゆるキャラ」いれど、ここまで笑えるキャラは他にいない!と話題の、高知県須崎市で観光大使をつとめているコツメカワウソのちぃたん(@love2chiitan)のボウリング動画が笑いをこらえきれない!と、ツイッターで話題中です☆

一体、どんなプレイだったのか、まずは当該ツイートをさっそくご覧ください。

ブホッ、きゃー! ちょっとちょっと笑わせないでよ、ちぃたん! しっかし中の人、よく笑わないでいられますねぇ(だから、中に人などいなーい!!)。

いつも暴走気味のちぃたんですが、はたして高知県須崎市のPRになっているんだろうか? ちぃたんのツイッター&動画チャンネルは今後も要注目ですよ!

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

北朝鮮「核放棄」の見返りに、日本はいくらカネを搾り取られるか?

一時は「軍事衝突寸前か」とまで言われた朝鮮半島情勢ですが、4月20日には金正恩委員長が核実験とICBM発射の中止、そして核実験場の廃棄を表明、27日には南北会談が行われるなど、信じられない速度で改善に向かいつつあります。日本国内にも「楽観論」が広がりつつあるようですが、そんな流れに警鐘を鳴らすのは、アメリカ在住の作家で世界情勢に詳しい冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、これまでの北朝鮮の「やり口」を鑑みれば今回も「カネ」の問題を避けて通ることはできず、しかも北は日本に対して「取れるだけ取れ」という思いを抱いていると持論を展開しています。

北朝鮮危機の出口、カネの問題をどうする?

北朝鮮危機に関しては、現在のところ大きな2つのストーリーで進んでいるように見えます。1つは、「核放棄長距離ミサイルも放棄」という話で、これは恐らく中朝会談で決まっていたものを、今回、南北首脳会談に先駆けて発表したものと思います。

もう1つは、とりあえず軍事オプションは回避北の政権交代はなしという雰囲気が濃厚ということです。「ある種の」現状維持が図られるということであり、当面は南北が平和的に共存していくという理解です。

少なくとも、この2つがハッキリしているからこそ、トランプ、安倍の両首脳はフロリダでゴルフを楽しむことができたわけです。また、ポンペオCIA長官が極秘訪朝していたというのは、彼自身が「北の政権をすげ替えるなどという過激発言の張本人だったわけで、その本人が行って違いますと否定するのがお互いの信頼関係に取って最善ということだったのでしょう。

日本の一部では、拉致被害者の帰国問題、そして短距離ミサイルの問題に話題が移りつつあるようですが、そうした具体論へ進めるのも、このような「ある種の現状維持」が図られつつ「核危機」が出口へと向かうという「楽観論の結果であるように思われます。

そうなのですが、この問題の全体を「カネという切り口で見たときには、どうもしっくりこないと言いますか、どうしても懸念が残るのです。

そもそも北朝鮮が、一種の鎖国状態になり、時には南との対決をしたり(2010年の延坪島砲撃事件など)、あるいは世界のアングラ経済に関与している(麻薬、偽札、闇の兵器流通など)と噂されたり、更には国連などの人道物資が「横流しされている」懸念など、世界的に孤立しているのはどうしてかというとそこにはカネの問題があるわけです。

1990年ごろまでの北朝鮮は、冷戦構造の中に完全に組み込まれていました。ですから、ソ連と中国という2国は、この38度線における力の均衡を国是としており、そこから米国のパワーが北進しないためには、北朝鮮に軍事力だけでなく、経済的な援助も行なっていたのです。

中学校側が「いじめではない」とシラを切り続けたLINE画像の衝撃

以前掲載の記事「いじめの『学校調査』に闇。被害者の依頼で探偵が突き止めた真犯人」が大反響を呼んだ、数々の「いじめ」問題を解決に導いている現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さん。自身のメルマガ『伝説の探偵』の最新号では、問題を解決する気がまったく感じられない教師や学校が関わっていたある「いじめ問題」について、生々しいLINE画像も公開しつつ、その解決までの道のりを紹介しています。

いじめ謝罪の会、反省文はいじめ解消の印ではない

いじめには解消の定義がある

(いじめ解消の定義)
いじめが止まっている状態が3ヶ月間(目安)継続しており、被害者が心身の苦痛を感じていないこと。

この定義は、2016年に青森県の中学2年生の女子生徒がいじめを苦にして自殺をした事件がきっかけになり見直されたものだ。この女子生徒は、いじめの相談を受けて加害生徒らを注意した教員が、その注意した時点で「解消」したと判断したが、いじめはその後も継続しており、安易にいじめが解消したと判断しないようにという教訓から見直しとなった。

つまり、それまでは、「謝罪の会」など何らかの形を設け、「はい、終わり!いじめは解消したと判断していたのだ。実際、2017年10月、文部科学省発表によれば、いじめの解消率はおよそ9割とされている(2016年度)。

前述のいじめ解消の定義の見直しは2017年1月のことだから、今後の解消率がどうなるのか、期待したいと言いたいところだが、全く期待できないというのが現場にいての感想だ。

ある中学生からの相談

東海中部地方の中学校に通う中学2年生の男子生徒から、直接、電話相談を受けた。

相談の内容は、

中1の入学当初から特定の男子生徒から暴力・暴言を吐かれるようになり、夏休み前に我慢ができなくなって、不登校になった。夏休み明けからしばらく、当時の担任教員から、加害者の反省文を渡され、学校に行くようになったが、その後もいじめは続いており、今度は目立たぬように、足を踏んだり、階段で押す、露骨な仲間はずれが行われた。その都度、担任には相談したが、「奴らは反省しているから、お前も受け入れて強くなれ」と言われ続けた。中2になってクラス替えがあり、違うクラスになると思っていたが、加害者らグループと同じクラスになっていた。もう我慢できないので、学校に行きたくない。

というものだった。

私の回答は、「学校に行く必要はない。これは身の安全を図るための回避だから」である。だが、いじめをするようなくだらない奴等や生徒を守ろうとしない教師によって、不利益を生じてはならないから、すぐに復帰できるように勉強だけは続けようとアドバイスした。

翌日、親からクレームが…

ところが翌日、今度は保護者から連絡が入った。

「あなたが余計なことを言うから、子供が学校に行かなくなってしまった。どう責任を取るんだ!?」

いじめの事実を告げると、保護者は「知っていますよ」と続けて、「学校ではもう解消したことになっている」と言ってきた。保護者は、いじめが解消していない事実を薄っすらと勘付いていたようだが、私に話していないと思って、クレームをしてきたそうだ。

加害者からの要求

本人に電話を代わってもらい、状況を聞くと、今度はLINEで加害者から連絡が入っているということだった。

すぐにブロックしたとのことだが、被害者本人は、突然家に来るのではないかと恐怖感を持っている状態であった。保護者も、仕事があり、家に常にいるわけではない。そこで、学校側に相手保護者にも状況を伝えるように依頼し、今後このようなことが起こらないように指導をしてもらうことになった。

しかし、学校の回答は、「すでにいじめは解消しており、生徒が学校にくるように促したのは、言葉が乱暴であっても、社会通念上よくあるやりとりであり、問題ではない。むしろ、健康であるのに学校に来ないのは、家庭教育上の問題だと捉えられるから、ご家庭で、登校を促すように努力してほしい」というものであった。

ネットの「パスワード問題」にさよなら。中島聡が期待する画期的な認証方法

MicrosoftでWindows95の設計に携わり、現在は米シアトル等世界中で活躍する世界的エンジニアの中島聡さん。中島さんは自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』で、インターネットが普及して20年以上経つ現在も扱いに苦労する人が絶えない「ユーザーID」と「パスワード」の問題について取り上げています。パスワードは長く複雑なものが求められる傾向にありますが、この長年の問題に終止符を打つかもしれない画期的な認証方法を紹介しています。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2018年4月24日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール中島聡なかじまさとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

20年経っても変わらない、ネットの「パスワード」問題

インターネットのサービスを使う誰にとっても重要な話なので、簡単に解説します。

インターネットが一般に普及し始めてから20年以上経ちますが、各種のウェブサービスを使う際に、ユーザーIDとパスワードが必要という部分に関しては、ほとんど進化していません。

特にパスワードに関わるユーザー体験は、本当にひどいものです。全てのサービスで同じパスワードを使うのは危険なことは分かっているのですが、サービスごとに別のパスワードを使うと覚えるのが大変です。さらに、パスワードに使うべき文字の扱いがサービスごとに微妙に違っていたり、パスワードの定期的な更新を迫るサービスまであり、問題をさらに複雑にしています。

また、一つのパソコンを複数のユーザーで共有する場合にも様々な問題が生じます。ブラウザーがユーザーIDとパスワードを覚えていた場合、本来ならば本人しかアクセス出来ないはずの情報に他のユーザーがアクセスできてしまうのです。

このように、インターネットに何らかの形でアクセスする人で、パスワードやユーザー認証の扱いに苦労していない人はいないと言っても過言ではありません。

さらに問題なのは、このパスワードによる認証が必ずしも安全ではない点です。ユーザーのパスワードの管理は、サービス側に任されているため、パスワードをそのまま暗号化せずにデータベースにしまっている会社が、未だに多数あります。

ウェブサイトのなりすまし(フィッシング)をすれば、ユーザーからパスワードを盗むことも簡単に出来てしまいます。

つまり、パスワードを使ったユーザー認証は、使い勝手が悪い上に、十分な安全性を担保できない、とても未成熟な技術なのです。

オンラインバンキング(ネット銀行)などは、安全性を確保するために、二段階認証などを使い始めていますが、ログインに手間がかかる上に、「パスワードを覚えておかなければならない」という根本的な欠点の解決にはなっていません。