ほぼ国民への宣戦布告。岸田自民が導入図る「インチキ連座制」のふざけた正体 日本を欺く集団に #政権交代 の裁き下るか

裏金・脱税三昧の自民国会議員らに国民は心底うんざりしている。28日の衆院補欠選挙は東京15区・酒井菜摘氏を始め3選挙区すべてで立民候補がゼロ打ち圧勝。「当然の結果だ」「政権交代しかない」の声が多く上がっているが、そんな中で自民党がゴリ押しする政治資金規正法改正に向けた独自案は、さらに有権者の怒りを加速させそうだ。今回の法改正の焦点は、会計責任者が処罰された際に国会議員本人もセットで処罰する「連座制」導入の是非。ところが自民党の「いわゆる連座制」案は、「これからも裏金を作り、税を逃れます」と宣言するに等しい、とんでもない骨抜き案になっているのだ。しかもこのことを正確に伝えない報道機関も。毎日新聞で政治部副部長などを務めたジャーナリストの尾中 香尚里氏が詳しく解説する。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:自民党の“および腰”を浮き彫りにした「いわゆる連座制」発言の無責任

プロフィール:尾中 香尚里(おなか・かおり)
ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。1988年毎日新聞に入社し、政治部で主に野党や国会を中心に取材。政治部副部長、川崎支局長、オピニオングループ編集委員などを経て、2019年9月に退社。新著「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」(集英社新書)、共著に「枝野幸男の真価」(毎日新聞出版)。

政治資金規正法改正 自民党案は「連座制」とは似て非なるもの

裏金事件に揺れる自民党が23日、政治資金規正法の改正に向けた独自案をまとめた。

野党各党や公明党までが早々に案を公表したにもかかわらず、事件の「震源地」でありながら独自案の策定をさぼり続けた自民党。

22日の衆院予算委員会で公明党の赤羽一嘉氏に厳しく責め立てられた岸田文雄首相(自民党総裁)が「今週中の取りまとめ」を約束させられたことを受け、翌日付け焼き刃的に渋々出してきた案は「実効性なし」「踏み込み不足」と、見事に酷評されている。

これだけ論調が批判一色でそろっていれば、あえて上書きして何か書く必要もないだろうと思っていたが、この言葉だけは耳に引っかかった。

いわゆる連座制」。

自民党案をまとめた党政治刷新本部作業チームの鈴木馨祐座長が、23日の記者会見で述べた言葉である。

「いわゆる」とは何か。なぜ他党のように「連座制を導入する」と断言しないのか。「いわゆる」というひと言は、自民党がいかに「本来の連座制」導入を嫌がっているのかを、むしろ浮き彫りにしたと言える。

怒れる国民にケンカを売る、自民党謹製「いわゆる連座制」案

「いわゆる連座制」とはこういうことだ。政治資金収支報告書を提出する時、議員は報告書が適正に作成されたことを示す「確認書」なる書類を添付する。虚偽記載などで会計責任者が処罰された場合、議員が十分な確認をせず確認書を出したことが認められれば、議員自身にも刑罰が科され、その身分を失うことになる。

裏金事件では多くの自民党議員が「(会計責任者に任せていたため)知らなかった」と言い逃れをしたが、それを封じることができる、と言いたいわけだ。

岸田首相は24日の参院予算委員会で「会計責任者が適切に収支報告書を出しているかどうか、議員本人がしっかり確認することを怠った場合には、本人の責任が問われる」と強調してみせた。

全く分からない。なぜ確認書が必要なのか。

政治資金収支報告書は、提出された段階で「議員も内容が正しいことを確認している」ことが大前提だ。

報告書の内容を議員が確認していなくても「だから議員に責任はない」ということは、現時点でもあり得ない

だからこそ今回の裏金事件で「知らなかった」を連発する自民党議員に対し、国民の怒りが沸騰したのである。

それなのにわざわざ屋上屋のような確認書を設けるのは、収支報告書の虚偽記載や不記載が明らかになった時、一足飛びに政治家の責任になるのを避けるためだろう。そして、このクッションが結構ぶ厚いのだ。

平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太…『Number_i』海外初ライブに記者が感じた“底上げされた空気感”と43年前の記憶

元『King & Prince』の平野紫耀(27)神宮寺勇太(26)岸優太(28)が、滝沢秀明(42)の新会社「TOBE(トゥービー)」に移籍して結成し、今年元旦にデビューしたばかりの新グループ『Number_i(ナンバーアイ)』が、コーチェラ2024で早くも初の海外ライブに出演。一部メディアでは「盛り上がっているのは日本人ファンだけ」など厳しい見方も紹介されていますが、キンプリ脱退組3人の今後やいかに?『Number_i』がまとう、この“底上げされた空気感”は、43年前(!)のあのグループに似ている――と指摘するのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんです。

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平野紫耀らキンプリ脱退組3人の世界進出、メディアでは辛口採点も

『週刊女性PRIME』『FRIDAYデジタル』が、初の海外ライブに出演の『Number_i』を、観客の感想を交えて酷評するような記事を掲載していました。

日本時間4月15日、過去に宇多田ヒカルPerfumeも出演した世界最高峰の野外フェス『Coachella Valley Music and Arts Festival 2024』に、YOASOBI新しい学校のリーダーズAwichとともに出演したNumber_iを、ほぼほぼ日本のメディアでは好意的に報道していました。

しかしこれに対し『週刊女性~』は、配信YouTubeを見た人からでしょうか、「盛り上がっているのは日本人だけ」という感想を紹介し“飴と鞭”のような記事を掲載しています。

更に『FRIDAY』では“海外セレブライター”という方の「うちわやタオルを掲げた日本人ファンが散見されましたが、現地参加者のリアクションはほぼなし」というコメントを紹介し、サプライズで登場した韓国の『GOT7』ジャクソン・ワンに助けられたステージだったと報道していました。

海外進出を目標にしていた平野紫耀が『King & Prince』とジャニーズ事務所から飛び出したのは昨年の5月22日、Number_iのデビューは今年の1月1日…2誌は“グローバルなグループになるには多少時間がかかる”と記事を締めくくります。

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今回の『Number_i』は、『シャネルズ(ラッツ&スター)』に似ている!?

この記事を読みながら私の記憶に鮮やかに蘇ったのは、1981年5月、ウエストハリウッドにある老舗ライブハウス『ウイスキー・ア・ゴーゴー(WHISKY A GOGO)』で行われた『シャネルズ』…のちの『ラッツ&スター』の初ライブの舞台裏の様子でした。

サンセットst.とノース・クラークst.の交差したロケーションにある威風堂々とした赤と黒の建物は今でも変わっていないのでしょうか…私がロサンゼルスにいた頃に、マリブやサンタモニカに遊びに行く度に目にしていたものです。

ヴァン・ヘイレンブロンディエルヴィス・コステロ…何人もの人気アーティストが踏みしめた舞台、“ロックンロールの聖地”に“日本の新しいドゥーワップ(Doo-wop)グループ”シャネルズが出演したことは、現地の音楽ファンたちを大騒ぎさせたと報道されました。

43年前!のこの騒ぎと、今回のNumber_iの“底上げされた空気感”が私の中でシンクロしてしまうのです。

シャネルズはこのステージでDoo-wopの本家本元『コースターズ』や『ドリフターズ』のメンバーと『チャーリー ブラウン』という曲をコラボして歓声も上がったステージにはなったのですが、残念ながらオーディエンスにはシャネルズの追っかけと、レコード会社から招待されたと思われる日本人の音楽関係者が目立っていたのです。

“ロサンゼルスの名門老舗ライブハウスで初の海外ライブ!”は、レコード会社の計らいで開催された、壮大なプロモーションだったというわけなのです。

“新しいJapanese Doo-wop グループ誕生!”に興味と好奇心を持った律儀な現地の音楽ライターも少なからず来ていましたが、オープニングの『I CAN’T TURN YOU LOOSE』からの『LET’S TWIST AGAIN』が終わらないうちに、影も形も無くなっていました。

“黒塗りメイク”と派手なスーツ、何処かで見たステップを踏む日本人に称賛の声は集まったのですが…日本での人気アーティストの海外ライブは所詮この程度なんだと私も改めて思い知らされたことを憶えています。

初音ミクAdoONE OK ROCKBABYMETALには当てはまらないかもしれませんけれど、やはりどこか無理がある…何かの、誰かの真似では辛いものがあるのは否めません。

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『Number_i』がブルーノ・マーズやアッシャーのマネと捉えられなくなるように、BTSの後追いをしている日本人グループと思われないように…。

3人が描いた夢が叶えられる日がいつかは来ることを切望して止みません。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: Number_i – TOP – TOBE(Number_iオフィシャルサイト)

来たぞ1ドル160円…からの155円。円安&相場乱高下の「真犯人」は?「日本通貨危機っぽい雰囲気」はあくまでも雰囲気だけ(馬渕治好氏)

29日午前の外国為替市場では円安がさらに進み、円相場は一時1ドル160円台まで急落。ただ午後に入ると一転、155円台前半まで一気に戻す場面も。現時点でこれが為替介入かどうかは判明していないが、なぜ足元でこれほど急速な円安が進行したのか。金利差や国際収支だけが主要因とは考えにくい、とするのは米国CFA協会認定証券アナリストの馬渕治好氏だ。馬渕氏は、口先ばかりで為替介入に踏み切らない本邦金融当局の曖昧な態度が、投機的な円売りの呼び水になったと分析。その一方で「日本でアジア通貨危機と同様のことが起こるとは全く予想していない」とした上で、仮に今後さらに円安が進み、株安・債券安・通貨安のいわゆる「トリプル安」商状となった場合も、その「日本通貨危機っぽい」雰囲気は「あくまでも雰囲気」にすぎないだろうと見ている。(メルマガ『馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」』2024年4月28日号より)
※本記事のタイトル・図版等はMAG2NEWS編集部によるものです

足元の急速な円安は、今後何を引き起こしそうか

「盛りの花~世界経済・市場の注目点」より
まず、円安がなぜ進んでいるか、という点については、長い流れでは説明可能だと考えます。

たとえば、国際収支面では、このところ日本からの輸出が(特に数量ベースで)伸び悩んでいる、という点が挙げられます。あるいは経常収支は黒字だが、経常収支の受取分(黒字要因)となっている、日本の投資家などが海外への証券投資等で得られる配当、利子は、収支の計算上日本の企業や個人が受け取っている形だが、そうした外貨での受け取り分は円に換えられずに、海外で再投資している分が多い、などが指摘されています。

あるいは、今話題になっているように、日米の金利差が(米国の方が高い形で)依然として大きいので、それが円安を引き起こしている、という指摘も妥当でしょう。

しかし、そうした諸要因が、足元の極めて急速な円安を引き起こしている主要因だ、とは解釈しづらいです。というのは、別に先々週や先週などに、国際収支や金利差に顕著な変化が生じたわけではないからです。

現時点で急速に進行している円安は、投機的な円売りによるものだと判断できます。円が諸要因からじわじわと円安になるなか、これまで財務省(具体的な人物としては、財務相や財務官)が、円安をけん制する発言を多々繰り返してきました。投機筋としては、では、どの程度円安になったら介入が生じるのか(円の水準)、あるいはその程度の速度で円安となれば介入が出るのか、出るまで試してやろう(介入が出たらそこで円売りを手仕舞おう)、といった「介入試し」を進めてきました。

しかし財務省は、1ドル155円を超えても156円を超えても、先週末のような急激な円安になっても、日銀総裁が円安でも特に物価に大きな変化がないと突き放しても、まったく実弾介入に踏み切っていません。

以前に「口先介入」をしていなければ、どうということもなかったのかもしれませんが、あれほど「断固たる措置をとる」と繰り返し繰り返し言っておきながら何もしない、という体たらくでは、投機筋に「日本の財務省は口先だけだ、どこまでも円安に持って行ける」となめられてしまっているのでしょう。

さすがに今週は介入が行われるのかもしれませんが、既に大幅な円安になっていることから、力ずくで円高方向に戻しても、限界があるかもしれません。「介入しても、こんなもんか」と投機筋が見くびれば、介入後にまた大幅な円安になる恐れがあります。

この記事の著者・馬渕治好さんのメルマガ

日本国民に対する裏切り行為。アメリカの意向に沿い国の形を変えてきたポチぶりを米国議会でアピールした岸田演説の“狂気の沙汰”

4月11日、日本の首相としては9年前の安倍晋三氏以来2人目となる「米議会上下両院合同会議」での演説を行った岸田文雄氏。国内大手メディアでも大きく取り上げられましたが、その内容を改めて精査すると数々の問題点が浮かび上がってくるのが事実のようです。今回のメルマガ『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』~時代の本質を知る力を身につけよう~』では、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』等の著作で知られる辻野さんが、首相官邸のHP等に掲載されている岸田氏の演説の全文を引きつつ、何が問題であるかを詳細に解説。その上で、「非常に屈辱的で強烈な違和感が残る最低の演説」と結論付けています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:岸田首相の米議会での演説について

プロフィール辻野晃一郎つじの・こういちろう
福岡県生まれ新潟県育ち。84年に慶応義塾大学大学院工学研究科を修了しソニーに入社。88年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。VAIO、デジタルTV、ホームビデオ、パーソナルオーディオ等の事業責任者やカンパニープレジデントを歴任した後、2006年3月にソニーを退社。翌年、グーグルに入社し、グーグル日本法人代表取締役社長を務める。2010年4月にグーグルを退社しアレックス株式会社を創業。現在、同社代表取締役社長。また、2022年6月よりSMBC日興証券社外取締役。

歴史に残る売国演説。Google日本元社長が岸田首相「米議会演説」に猛ツッコミ

先日、岸田首相が訪米して現地時間の4月11日に米連邦議会上下両院合同会議で「未来に向けて -我々のグローバル・パートナーシップ-」と題したスピーチを行いました。

今回の岸田首相の訪米について、日本の大手メディア各社は、「国賓待遇」ということを強調して、「両国の絆がかつてなく深まった」などと概ね好意的な報道に終始しました。上記の演説についても、「英語が流暢だった」とか「15回もスタンディングオベーションがあった」などと概ね高評価のようでした。

岸田首相自身も、バイデン大統領に大統領専用車「ビースト」に乗せてもらって、その時のツーショット写真を公開するなど、裕子夫人共々大はしゃぎで、終始ご満悦の様子でした。

もちろん、我が国にとって、日米同盟は外交や安全保障の基軸であり、経済面からも両国の関係を良好かつ緊密に保つことは極めて重要です。しかしながら、大きく変わりゆく世界情勢の中で、現在の米国には、覇権国家としてのかつての一極集中的な勢いはもはやありません。

中国が台頭し、ロシアが戦争を始め、中東情勢が再び不安定になり、グローバル・サウスと呼ばれる国々の米国離れも進む中、今の岸田政権の度を越したとも言える対米追従一辺倒のスタンスは、逆に我が国の国際的な立ち位置を危うくするものではないかと危惧しています。

今回は、岸田首相訪米のハイライトであった上記の米議会での演説について、私なりに突っ込んでみたいと思います。

なお、同演説は、首相官邸ホームページに日本語訳が掲載されていますので、その全文を以下に引用しました。なお、外務省ホームページにも同様の内容がPDFで掲載されており、こちらには英文の原稿も同じくPDFで掲載されています。

首相官邸ホームページ演説原稿(日本語訳)
外務省ホームページ演説原稿(英語)
同上(日本語訳)

誰が原稿を書いたのかはわかりませんが、外務省が書いて、それを岸田氏側近の木原誠二氏あたりが添削したか、または逆に木原氏が原文を書いてそれを外務省が添削したか、そんなところでしょう。

報道によると、1980年代にレーガン米大統領のスピーチ原稿を書いた経験があるベテランの米国人スピーチライターを起用し、岸田氏はそのライターが録音した発音を何度も聞き返しながら練習したともあります。万が一、その人物に原稿の内容にまで介入させていたとすれば、とんでもない話です。

(岸田首相演説始まり)

議長、副大統領、連邦議会議員の皆様、御来賓の方々、皆様、ありがとうございます。日本の国会では、これほど素敵な拍手を受けることはまずありません。そして、ギャラリーにいる妻の裕子を御紹介します。私が裕子と結婚したという一事をもって、私の決断全てが正しいものであると、皆様に信用いただけるのではないでしょうか。

辻野突っ込み:いきなりですが、失礼ながら、裕子夫人についても私はかなり疑問符を付けています。岸田家は翔太郎氏の問題や、首相公邸でのファミリー忘年会などのスキャンダルもありました。夫人が本当にしっかりした人なのであれば、旦那も息子ももう少しまともなのではないのかと思ってしまいます。

この記事の著者・辻野晃一郎さんのメルマガ

第3次世界大戦の勃発、異常気象と大規模な自然災害の発生、著名な指導者の相次ぐ死。ノストラダムスが予言した“2024年の大異変”

「1999年7月の人類の滅亡」を予言したとされるフランスの占星術師・ノストラダムス。彼の遺した「予言集」にはさまざまな解釈が存在しますが、そこでは2024年に起こる出来事にも触れられていることをご存知でしょうか。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では国際政治経済学者の浜田さんが、そんな中から「3つの極めて凄まじい出来事」を紹介。現代の国際情勢を見越していたとしか思えぬとある予言に関しては、「驚かざるを得ない」との率直な感情を記しています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:ノストラダムスの大予言:驚愕の2024年!異常気象と大規模な自然災害、著名な指導者が相次いで死亡…

ノストラダムスの大予言:驚愕の2024年!異常気象と大規模な自然災害、著名な指導者が相次いで死亡…

ぶっちゃけ、「ノストラダムスの大予言」と言えば、かつて日本でも大ベストセラーになりましたが、このところはあまり引用されることも少なくなっていました。

しかし、どっこい、このフランス生まれの占星術師の予言は今でも異彩を放っているのです。

1555年に出版された「大予言」は942の詩篇で構成されています。

その中にはナポレオンやヒトラーの台頭や第一次、第二次世界大戦の勃発、はたまた広島、長崎への原爆の投下など、後に実現する予言が数多く含まれていました。

とはいえ、彼の書き残した詩をどう読み解き、どのように解釈するかは、大いに議論の分かれるところです。

アメリカの宇宙飛行士が月面着陸に成功するとか、イギリスのダイアナ妃が事故死を遂げるとか、後付けでの解釈で、そうした予言が的中したと主張する伝記作家も数多くいました。

ところで、ノストラダムスは年代ごとに未来を紐解く詩編を残してくれています。

では彼の予言する2024年はどんな年になるというのでしょうか?

実は、極めて凄まじい出来事が連続して起きるというのです。

第一の予言は「第三次世界大戦の勃発」でしょう。

第二次世界大戦が終わって79年が経つわけですが、ノストラダムスによれば、「2024年が第三次世界大戦の始まりの年になる」と言うのです。

しかも、その主役は中国との見立てを書き残しているわけで、驚かざるを得ません。

ウクライナ戦争やパレスチナでの対立に加えて、台湾有事がまことしやかに話題となっていますが、きな臭い限りの予言です。

第二の予言は「異常気象と大規模な自然災害」に他なりません。

元旦に能登半島を襲った大地震ですが、その後も日本各地から台湾、中国、インドネシアなど、世界各地で火山噴火や大洪水が発生しています。

ノストラダムスによれば、「2024年を皮切りに極端な気象変動や気温の上昇が地球を覆う」とのこと。

単に地球が生きていることの証なのか、人類による資源開発という名の自然破壊の影響なのか、異常な事態が巻き起こっていることは否定の仕様がありません。

ノストラダムスの予知能力には頭が下がります。

そして三つ目の大予言は「イギリスのチャールズ国王をはじめとする世界の著名な指導者が相次いで死亡する」というのです。

確かにチャールズ国王の健康不安説や高齢化が懸念されるローマ法王のフランシスコ教皇など、世界のリーダーがいつあの世に旅立っても不思議ではないでしょう。

バイデン大統領やプーチン大統領、習近平国家主席、モディ首相など、70代から80代の国家指導者の行方も気になるところです。

ぶっちゃけ、改めて大予言を読み返してみると、人知を超えた何かを感じさせられます。

この記事の著者・浜田和幸さんのメルマガ

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中国、ロシア、北、イラン。戦時協力を高める“戦争の枢軸”が狙う「国際秩序の破壊」と新しい統治の形成

ウクライナ戦争や中東地域の混乱など、緊張と混迷が深まる国際社会。そんな中にあって、欧米主導の世界秩序を破壊し新たな統治の形を生み出そうとする「試み」が確実に存在するようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、ロシア・中国・イラン・北朝鮮をメインとする「戦争の枢軸」の動きを詳細に解説。我が国を含む自由主義陣営に、果たして打つ手はあるのでしょうか。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:戦争の枢軸は世界を恐怖に陥れることになるのか?‐中東、ユーラシア、アジア情勢の混迷

「戦争の枢軸」が敢えて作り出す混乱と恐怖。中ロが世界にもたらす負の連鎖

皆さん【XXの枢軸(Axis of XX)】と聞かれて何を想像されるでしょうか?

1930年後半に構築された日独伊の枢軸同盟でしょうか?

それとも9-11の同時多発テロ事件を受けて、当時のアメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュ氏が用いたAxis of Evil(イラン、北朝鮮、イラク)でしょうか?

または、イスラエルとハマスの戦いを機に、再度、注目されたイラン主導の抵抗の枢軸(Axis of Resistance)でしょうか?

そのどれであったとしても共通するのは、【非民主主義体制であり、米英と対抗する国々・組織】を枢軸と欧米諸国とその仲間たちが呼んでいることです。

ここで気をつけないといけないのは、【誰の目から見て邪悪で抵抗する存在なのか】という見解・アングルの見極めです。

欧米諸国とその仲間たちから枢軸と呼ばれている国々や組織の側から見ると、枢軸という名称を使うかどうかは別として、欧米諸国とその仲間たちこそが邪悪であるという見方をします。

今回、このコーナーでお話ししたいのは“どちらが正しいか・悪いか”ではなく、現在、いくつもの大きな戦争が世界で起きている最中、欧米主導の国際秩序に対して楔を打ち込もうとしている新しい枢軸と言われている【戦争の枢軸(Axis of Wars)】が引き起こしかねない混乱についてです。

この戦争の枢軸の構成国は、【ロシア、中国、イラン、北朝鮮の4か国】がメインと言われていますが、現在、中東危機に世界の目が向けられている事態に乗じて、ロシアと中国が核となり、他地域でも強気な行動に走り、それが欧米主導のこれまでの国際秩序の在り方を激しく揺さぶり、混乱と恐怖を通じて、新しい統治の形を作ろうとしているのではないかという懸念が生まれています。

これは私もご招待いただいたイスラエルのシグナル・グループが先週に開催したオンライン会議で多くの参加者から寄せられた懸念を整理したものですが、実際の状況を分析してみると、確かにこれら戦争の枢軸の国々の間での戦時協力が高まっている姿が浮かび上がってきます。

例えば、ウクライナに侵攻し、その後もウクライナの東南部を一方的に編入し、クリミアを死守しつつ、ウクライナ全土への影響力拡大を狙うロシアに対して、イランは大量のドローン兵器を提供していることが分かっていますし、北朝鮮も、金正恩氏のロシア訪問後、100万発を超える砲弾と“弾道ミサイル”をロシアに提供して、ロシアによるウクライナ侵攻に加担しています。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

あの中森明菜の「全財産」と「銀行通帳」暴露本仕掛け人が回想する「なぜ明菜は全財産を常に持ち歩いていたか」…消えた歌姫 昭和秘話

『週刊文春』5/2・9号に踊った「中森明菜(58)『歌いたい。でも、もう声が出ないの』《金屏風会見から34年、歌姫の現在地》」の見出し。昭和の歌姫の近況を伝えるこの記事に、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんの胸がざわつきました。実は芋澤さんは、1994年に発刊された暴露本『中森明菜 哀しい性』の仕掛け人だったのです。「文春が言うところの“得体の知れない人間”のひとり…明菜を人間不信に陥れたのが私」という芋澤さんが、当時の知られざる裏事情を回想します。

実は私、“暴露本”の仕掛け人でした

『週刊文春』が“昭和の歌姫”“消えた歌姫”中森明菜の現在地を報じていました。

アーティスト生活42年目を迎える明菜…彼女の1曲1曲に、その当時の自分を思い出します。

私の芸能記者としてのキャリアは、まさに明菜の衝撃的な半生とリンクしているのです。

私が記事中で目を止めたのは、彼女がお母さんと慕った人物が暴露本を出版…の件でした。

明菜が大手芸能事務所を、決して円満ではない状態で退所したばかりの、“得体の知れない人間しか近寄らなく”なった頃の話です。

実は私、この“暴露本”の仕掛け人でした。

『週刊文春』が言うところの、“得体の知れない人間”のひとり…近藤真彦や故・メリー喜多川代表取締役会長と同列に、明菜を人間不信に陥れたのが私というわけです。

「明菜の私生活を本にしたい」その時、何が起きていたのか

この“暴露本”で私の頭にすぐ思い浮かんでくる景色は、台東区千駄木の坂下にある古ぼけたコーヒーショップです。

私はこのコーヒーショップで、明菜が“お母さん”と慕っていた実業家と、私が可愛がっていた後輩記者の2人から、「中森明菜の私生活を本にしたい…」と相談を受けたのです。

詳しくは述べませんけれど、この実業家も、当時傍にいたスタッフ同様、仕事や私生活で明菜に散々振り回されていたひとりで、度重なる仕事のドタキャンで訴訟の準備もしていたぐらいです。

裏切られた…」「失望した…」そんな言葉が度々聞かれる話をよくしていたのを憶えています。

絡んだ糸のなれの果てが暴露本出版となってしまったわけです。

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中森明菜は「全財産」を常に必ず持ち歩いていた

この実業家との話の中で、私が今でも印象に強く残っているのが、明菜はいつも複数の通帳と印鑑を肌身離さず持ち歩いている…というものでした。

例えば、普通にただ食事に行こうという時でも、明菜は全財産を常に必ず持ち歩いている…というのです。

私が「自宅に置いておいたらマッチ(近藤真彦)に使われてしまうから…とか?」と、冗談半分で言うと「たぶん…ね」と大笑いしていました。

近藤との交際のトラウマが、こんなところにも顔を覗かせていたというわけです。

続けて「何冊くらいの通帳を持っていたのですか?」と聞くと、しばらく考えてから「7~8冊はあったかな…」と答え「1冊の残高は数千万円単位だったと思う」と、聞いてもいないことまで教えてくれたのです。

明菜が少しでも動く度に億単位のお金が動いていた当時、細かい契約内容までは知り得ませんが、数々のヒット曲の歌唱印税が積もり積もっていたというわけです。

時代もちょうど“バブル”が儚く泡と消える前の頃ですから、明菜の芸能活動を振り返ってみれば当然と言えば当然の報酬でしょうけれど…凄いですよね。

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歌姫の、これからの人生に祝福を

私は結局、この記事からは“現在地”はよくわからないままという感想を持ちましたが、このところYouTubeで続けて配信された明菜のレコーディングスタジオ風景には“危なっかしいけど元気は元気そうだな…”という印象を持ちました。

囁くように歌う歌声にはかつての“歌姫”が蘇りましたが、声を張るメロディラインの歌唱には“かすれ”も聞き取れ“やっぱり寄る年波には勝てないか…”と現実を感じました。

『週刊文春』の記事には“ジャズは声を張り上げなくてもよい”というレコード会社関係者のコメントも載っていましたが、私はこれは違うような気がします。

まるで“声が出なくなったからジャズ風アレンジに逃げた”ようで…これには『SEIKO JAZZ』なる3作のアルバムを出している松田聖子も同意見ではないでしょうか…。

中森明菜も松田聖子も、デビューしたての頃から、昨今のアーティストとは絶対に比べものにならないほど歌が上手いのは誰もが認めるところでしょう。

時代がそうさせていたのかもしれませんが、楽曲にしても、名曲ばかりだと私は思います。

そんなお金とは違った財産を持ち得たのは、やはり中森明菜というアーティストが存在しているからで、誰も真似のできない“性”…運命です。

代償は十分に払ったはず…もう後は、自分の思うままに生きていっても誰も非難しないし、誰も非難できない…個人的にはそんな気がしています。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: Tsuyoshi Inagaki, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

なぜ大谷翔平は水原一平容疑者に全幅の信頼を置いたのか?組織の一員として海外赴任を経験したから分かること

発覚以来日米両国のメディア報道を独占した、元通訳・水原一平氏による1,600万ドル(約24億5,000万円)にも上る巨額窃盗事件。一部では大谷選手が水原容疑者を信頼しきっていた姿勢を疑問視する声も上がりましたが、果たしてそのような「批判」は正鵠を射ていると言えるのでしょうか。今回のメルマガ『相場はあなたの夢をかなえる ―有料版―』では、『生き残りのディーリング』等の著作で知られる矢口新さんが自身の海外赴任経験を交えつつ、大谷選手が水原容疑者に全幅の信頼を置いたことに何ら不思議はない理由を解説。さらにこの事件が「期せずして証明した事実」を記しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:信頼した方、裏切った方、どちらが悪い?

信頼した方、裏切った方、どちらが悪い?

昭和の流行歌では、泣かされた女がお人好し過ぎたのか、騙した男が悪いのか、というような歌詞が定番の1つだった。それは捨てられた女の、せつない恨みの歌でもあった。もっともそれは、自分の方から別れを切り出したのに、いつまでも自分に未練を抱いていて貰いたいという男の側の身勝手な願望をも反映していたように思う。想像だけに過ぎないが、自分と別れた後の女が、すぐに元気に次の男と恋に落ちることは、複雑なものだろうからだ。

そのような愛憎劇とは違うが、大谷翔平選手は、信頼していた水原一平氏に裏切られていたことが明らかになった。水原氏は追い詰められた挙げ句に魔が差したのではなく、数年にわたって継続的に大谷選手の資金を流用していた。あるいは、最初の1回は魔が差したのかも知れないが、見つからないことをいいことに流用を繰り返していたのだ。

大谷選手はお人好し過ぎた、あまりにも無防備に通訳に頼り過ぎていたという見方もあるが、そうだろうか?なぜなら、水原氏を雇ったのは大谷選手個人ではなく、日本ハムやエンジェルス、ドジャースといった会社だったからだ。私などもいくつかの会社に勤めたが、どの会社でも、会社が雇っていた人々を疑ったことは一度もない。特に海外にいた時には、多くのことを会社や会社が雇った秘書の方々に頼っていた。

組織というのは不思議な機能を持っている。もとは赤の他人の集まりに過ぎないのに、仲間となったら、時には血縁以上に信頼関係で結ばれるからだ。遠くの親戚より近くの他人とはよく言い得た言葉だが、同じ会社、同じチームの仲間は、時には近くの親戚以上に親しくなる。ましてや、海外にいてはそうだ。

海外に赴任すると、年金を含む社会保険への登録や銀行口座の開設、自動車免許の取得などが必要となる。交通違反などをしてしまうと、警察や裁判所への対応を現地の言葉で行うことになる。私などは英語圏の大学卒なのだが、それでも法律関係の文書は会社の秘書の方に確認して貰っていた。その時、自分の解釈とその人の解釈が違ったとしたら、その人の解釈に従っていた。仮に疑問に思ったとしても、他の人に確認するようなことはない。つまり、無防備に頼っていた。それが普通だ。

私などは長く生きてきたので、「騙された」というような目にもあった。とはいえ、それで人を疑うようになったようなことはない。なぜなら、圧倒的多数の人々にはよくして貰ってきたからだ。世の中には恨みより感謝の方が圧倒的に大きい。

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上司が怖く月曜日は体調悪化。転職すべきか悩む部下が「まずすべき」こと

上司からのプレッシャーがきつく、月曜日になると体調がひどく悪化する。「うつ」になったことがあり再発を防ぐには転職すべきか悩んでいる。ITコンサル大手に転職して1年の会社員からの相談に、メルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』著者で、世界的なコンサルティング会社マッキンゼーで14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんがアドバイス。まずは同僚に上司との関係を聞き、自分が過敏になっていないか判断することから始め、結果次第でどう動くべきかを細かくレクチャーしてくれます。

上司の指摘がこわくて体調がひどく悪化。転職すべきでしょうか?

Question

shitumon

ITコンサルティング大手に転職して1年、上司の指摘がこわくてかなり体調が悪くなりました。具体的には、月曜朝にひどく体調が悪く、時間通りに起きれないし、起きても腹痛、頭痛などで会社に行くのが一苦労です。以前うつ病の経験もあるので、それから言うとまだその少し手前だとは思います。ただ、二度と再発させたくないので、早々に転職すべきでしょうか。

赤羽さんからの回答

ご相談どうもありがとうございます。お気持ち大変によくわかります。ご自身の過去の経験から、悪い道をたどっていると思われるならぜひ早めに逃げ出してください。ITコンサルティング大手であれば、かなりブラックのことが多いと思います。

うつ病の経験がおありなら、だいたい予想がつきますよね。悪循環が始まる前に逃げ出さないと、止めようがなくなります。ただ、コンサルティングの場合、プロジェクトごとに上司が変わっていきますよね。あと2~3ヶ月でいったん終了する予定なら、何とかだましだまし続けてみてください。その方法は…。

  1. 同僚に上司の接し方についての意見を聞く:これは結構大事で、過去のトラウマなどがあると過敏になってしまい、適切な判断ができなくなります。同僚2人以上に聞いて、2人ともあまり問題視していないようならご自身の過敏さを疑ったほうがよさそうです。
  2. その場合は、上司の立場での多面的A4メモ書きなどをして、上司が何を考えて、何を伝えたいのかへの理解を深めます。上司、ご自身、オブザーバーの3役でのロールプレイングをすることで、上司の気持ちがかなりわかるようになるので、萎縮せずにすむようになります。
  3. そうしているうちに2~3ヶ月たち、いつの間にか上司の言動も気にならなくなると思います。仕事もそれなりに成果を出せて、大きな成功体験になることでしょう。
  4. 同僚の一人も同じ気持ちならば、上司の問題です。改善することはまずないので、うつ病が再発しないよう、万全を尽くす必要があります。この場合も、上司の立場でのA4メモ書き、ロールプレイングなどによって、上司の気持ち、立場への理解を深めると少し楽になります。
  5. ただ、少し楽になったくらいでは足りないと思います。即断即決、即実行、即答と報連相を心がけて少しでも非難や文句をかわしつつ、睡眠時間の確保と散歩・スポーツなどの気晴らしを徹底的にやって、何とかあと2~3ヶ月もたせていってください。
  6. プロジェクトが終わる前に次のアサインメントが決まるはずなので、先輩などにも相談しつつ、このまま続けても大丈夫そうか、転職したほうがよいか、決めてください。我慢することはありません。ただ、萎縮しさえしなければ、そこまで悪くないと思いますので、もう少し頑張ってみてくださいね。

「こんなお客様も買っています」は効く!普段の接客で事例を増やすコツ

販売に繋がる重要な事例を接客で得ている販売員、せっかくの収穫を有効活用していますか? 無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが今回語るのは、事例を集めるための接客方法です。

接客するお客様が事例になるとしたら

あなたが欲しいものをネットで検索する時、「こういう人も使っているのか」と感じた経験はないでしょうか。

例えば、自分に似たような人だったり、想定とはまったく違う人だったり。

そういう人の声なんかが掲載されていることも多いですが、その声を見てみると「自分が使っても良いな」と安心して購入してしまうなんてことありませんか?

自社商品を購入してくれるお客様は、見方を変えるなら”事例”です。

(あくまでも仕事のポイントとしての話で、決してお客様を単なる事例として見るということではありませんよ)

冒頭に書いたように、自分にとってどうかを考える時には人は事例を求めることが多くあります。

意識的に求めることもありますが、無意識的に欲している場合もあり、たまたま自分に近い事例や、「こういう使い方もできるのか」と目から鱗な事例を見つけると欲求が高まることもあるわけです。

つまり販売につながるそんなに重要な事例を毎回の接客で手に入れているのが販売員だということです。

実際接客の中でもこんな話をしたことがあるという人は多いはずです。

「こういうお客様がいて購入されましたよ」

「同じようなお悩みのこんなお客様にとても好評なんですよ」

こうした接客をしたことがある人、きっといますよね。

これもまさにお客様という事例を活用した接客トークだと言えます。

ということは、普段の接客でどんどん事例を集めていくことができるということです。

何も考えずに接客をしていると、事例は集まっていきません。

事例としてお客様を見る時には、いろんなことと照らし合わせながら考える必要があります。